JPH079050Y2 - 指針メータ - Google Patents

指針メータ

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JPH079050Y2
JPH079050Y2 JP2956190U JP2956190U JPH079050Y2 JP H079050 Y2 JPH079050 Y2 JP H079050Y2 JP 2956190 U JP2956190 U JP 2956190U JP 2956190 U JP2956190 U JP 2956190U JP H079050 Y2 JPH079050 Y2 JP H079050Y2
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Japan
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case
light
laser
laser light
pointer
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JP2956190U
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JPH03122324U (ja
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康浩 宮沢
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、例えば自動車の速度計などの計器の目盛を
指示する指針メータに関する。
(従来の技術) 自動車の速度計などの計器は、従来は内機によって回転
される指針で目盛を指示するようになっていた。
このような計器の指針としてレーザ光を利用したものが
実開昭63−17494号によって開示されている。この指針
メータは第4図及び第5図に示すように構成されてい
た。
これらの図において、透明部材で中空円板状に形成され
たケース1内には粒状のポリスチレン樹脂などからなる
光散乱体2が封入されている。ケース1の表面には外周
縁にそって螢光体からなる多数の目盛3が等間隔で設け
られており、ケース1の外周の外側には所定の数字など
が刻設されたリング状の文字板4が取り付けられてい
る。ケース1の裏面の中心部には円筒状の凹部5が形成
されており、凹部5にはケース1に対して直角方向に配
設された回転軸6の一端が回転自在に支持されている。
回転軸6の他端は計器の内機7の駆動軸8に連結されて
おり、内機7の回転とともに回転するようになってい
る。
また、回転軸6の内機7側の端部はコ字状に折曲げられ
ており、この折曲部9の先端内面にはレーザ発振器であ
る半導体レーザ10が取付け固定されている。さらに回転
軸6の両端近傍にはそれぞれ反射板11,12が取付けられ
ており、半導体レーザ10から投射されたレーザ光13がケ
ース1内の目盛3に入射するようになっている。
上記の構成によると、半導体レーザ10から投射されたレ
ーザ光10がケース1内を通るとき、光散乱体2に当って
乱反射し、線状の指針14として視認することができる。
また内器7の駆動軸8が回転すると回転軸6も一体とな
って回転するので、指針14は移動して所定の目盛3を指
し示す。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記のように構成された従来の指針メータ
によると、レーザ光10によって形成される指針14は線状
となり、この線の太さはレーザ発振器の径によって決め
られ太くすることが困難であった。またレーザ光10がケ
ース1の外周部から外部に放射されるため、レーザ光10
による危険が発生するおそれもあった。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、レーザ光
によって形成される指針を太くして視認性を向上させる
ことができ、レーザ光による危険の発生を防止すること
のできる指針メータを提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この考案は、内部に光散乱
体が封入されたほぼ中空円板状のケースと、前記ケース
の外周に設けられ内周に反射面を有する円弧状の反射鏡
と、前記ケースの中心に設けられた内機の駆動軸の先端
に固定された受発光部と、前記受発光部内に前記ケース
の半径に対して対稱の位置に設けられ、この半径と前記
反射面との交点を通る光軸を有するレーザ発振器及びレ
ーザ受光器とにより、指針メータを構成したことを特徴
としている。
(作用) 上記の構成によると、レーザ発振器から放射されたレー
ザ光はケース内を通り、反射鏡に当って反射されて再び
ケース内を通ってレーザ受光器に受光される。従ってケ
ース内の光散乱体によって乱反射されるレーザ光の範囲
が広くなり、リーザ光によって形成される指針の太さを
太くすることができる。またレーザ光のケースの外部に
放射されないため、レーザ光による危険の発生をなくす
ことができる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図にこの考案の一実施例を示す。これら
の図において、第4図及び第5図に示す従来例の部分と
同一または同等部分には同一符号を付して示し、説明を
省略する。
この実施例の特徴はケース1の外周に同心上に円弧状の
反射鏡21を設け、内機7の駆動軸8の先端に円筒状の受
発光部22を取り付けた点にあり、ケース1の構造は従来
例とほぼ同様である。反射鏡21は中空円板状のケース1
内の外周近傍に同心上に内蔵されており、内側の表面に
はアルミ蒸着などにより円弧状の反射面が形成されてい
る。またケース1の中心には透明部材で円筒状に形成さ
れた受発光部22が回転自在に装着されており、受発光部
22は内機7の駆動軸8の先端に固定されている。受発光
部22内にはレーザ発振器23とレーザ受光器24とがケース
1の半径25に対して対稱の位置に設けられており、レー
ザ発振器23の光軸23aとレーザ受光器24の光軸24aとは半
径25と反射鏡21の内周の反射面との交点Aを通ってい
る。すなわち光軸23a,24aがそれぞれ半径25となす角度
は等しくなっている。
上記の構成によれば、レーザ発振器23から発するレーザ
光は反射鏡21によって反射され、レーザ受光器24によっ
て受光される。従ってレーザ光は往復の光路において光
散乱体2によって乱反射され、レーザ光によって形成さ
れる指針26は三角形状となり、視認性が向上する。ま
た、レーザ光は指向性があるためレーザ受光器24に向っ
て直進し、外部に放射されないので、レーザ光による危
険の発生はなくなる。
なお、レーザ発振器23及びレーザ受光器24をそれぞれ外
部に設け、第3図に示すように受発光部22とそれぞれ光
ファイバ27,28で接続してもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、ケース内を通
るレーザ光を反射鏡で反射させ、再びケース内を通すよ
うにしたので、レーザ光で形成される指針を太くするこ
とができ、視認性を向上させることができる。しかもレ
ーザ光の外部への放射による危険をなくすことかでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す正面図、第2図は同
じく分解斜視図、第3図はこの考案の他の実施例の要部
を示す斜視図、第4図及び第5図はそれぞれ従来の指針
メータを示す縦断面図及び正面図である。 1……ケース 2……光散乱体 7……内機 8……駆動軸 21……反射鏡 22……受発光部 23……レーザ発振器 23a……光軸 24……レーザ受光器 24a……光軸 25……半径 A……交点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に光散乱体が封入されたほぼ中空円板
    状のケースと、前記ケースの外周に設けられた内周に反
    射面を有する円弧状の反射鏡と、前記ケースの中心に設
    けられ内機の駆動軸の先端に固定された受発光部と、前
    記受発光部内に前記ケースの半径に対して対稱の位置に
    設けられ、この半径と前記反射面との交点を通る光軸を
    有するレーザ発振器及びレーザ受光器とからなることを
    特徴とする指針メータ。
JP2956190U 1990-03-26 1990-03-26 指針メータ Expired - Lifetime JPH079050Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2956190U JPH079050Y2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 指針メータ

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JP2956190U JPH079050Y2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 指針メータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03122324U JPH03122324U (ja) 1991-12-13
JPH079050Y2 true JPH079050Y2 (ja) 1995-03-06

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ID=31532316

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JP2956190U Expired - Lifetime JPH079050Y2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 指針メータ

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JPH03122324U (ja) 1991-12-13

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