JPH0142229Y2 - - Google Patents

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JPH0142229Y2
JPH0142229Y2 JP1988028901U JP2890188U JPH0142229Y2 JP H0142229 Y2 JPH0142229 Y2 JP H0142229Y2 JP 1988028901 U JP1988028901 U JP 1988028901U JP 2890188 U JP2890188 U JP 2890188U JP H0142229 Y2 JPH0142229 Y2 JP H0142229Y2
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JP
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light
shielding case
small
receiver
bifocal lens
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JP1988028901U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、投光・受光一体型の折返しビーム
方式の減光式煙感知器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の投光・受光一体型の折返しビーム方式の
減光式煙感知器は、第2図に示すように、煙感知
用の投光器1および受光器2を並設し、この投光
器1および受光器2の前方にレンズ3,4をそれ
ぞれ配置し、レンズ3,4の前方に再帰性反射板
5を配置したもので、投光器1から出た光がレン
ズ3を通して再帰性反射板5に当たり、この再帰
性反射板5で反射された光がレンズ4を通して受
光器2に達するようにしてあり、レンズ3,4と
再帰性反射板5との間に煙が侵入して光を散乱、
吸収することにより受光器2に達する光量が所定
値より減少したときに煙を感知することになる。
この場合、再帰性反射板5は、入射光の大部分を
この入射光が入射した方向へ反射し、第3図に示
すように矢印Aの方向より入射する入射光に対し
て曲線Bのような反射指向特性をもち、投光器1
および受光器2の光軸と必ずしも直交していなく
ても投光器1より出た光を受光器2へ到達させる
ことができ、施工上取付けが容易で施工後に何ら
かの衝撃が加えられて多少角度が変化してもほと
んど影響がないという利点がある。また、再帰性
反射板5の反射光の大部分が投光部6Aにもどる
ため、受光部6Bを投光部6Aにできるだけ近づ
けることにより、すなわち受光器2を投光器1に
できるだけ近接させることにより、受光器2がよ
り強い反射光を受けることができる。なお、7は
投光器1、受光器2およびレンズ3,4を収容す
るケースで、投光器1の直接光が受光器2に達し
ないようにする。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような従来の減光式煙感知器は、第4図に
示すように、破線で囲んだ部分を煙感知器本体
1,2,3,4,7としたときに、投光器1から
出た光Cは再帰性反射板5により反射され、その
反射光Dが煙感知器本体にもどる。ところが、受
光器2は、反射光Dの外周の一部分Eしかレンズ
4で集めることができず、反射光Dの大部分をむ
だにしていた。また、投光器1と受光器2とを並
設しているため、大型化するという欠点もあつ
た。
この考案の目的は、投光器から出た光を受光器
で効率よく受光することができるとともに小型化
することができる減光式煙感知器を提供すること
である。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の減光式煙感知器は、底部に受光素子
を固定した有底筒形の大遮光ケースと、この大遮
光ケース内に開口を前記大遮光ケースと同じ方向
に向けて収容され底部に発光素子を固定した有底
筒形の小遮光ケースと、一端が前記大遮光ケース
の内面に接合され他端が前記小遮光ケースの外面
に接合された小遮光ケース支持部材と、前記小遮
光ケースの底部に設けられ、前記小遮光ケースの
開口へ向けて光を照射する煙感知用の投光器と、
前記大遮光ケースの底部に前記投光器と同軸に設
けられ、前記大遮光ケースの開口より入射する光
を受光する煙感知用の受光器と、中央部と周縁部
とで異なる曲率を有し、前記大遮光ケースの開口
に嵌め込まれるとともに前記中央部と周縁部との
接合部が前記小遮光ケースの開口縁に当接されて
前記投光器および受光器の同軸上の前方に位置
し、前記中央部で前記投光器の光を集めて前方に
照射させ、前方からの光を前記周縁部で集め前記
大遮光ケースと前記小遮光ケースの隙間を通して
前記受光器に照射させる2焦点レンズと、この2
焦点レンズの前方に煙感知用空間を挟んで配置し
た再帰性反射板とを備えている。
〔作用〕
この考案の構成によれば、投光器から出た光が
2焦点レンズの中央部で集められて前方に照射さ
れる。そして、この光が前方の再帰性反射板で反
射されて略逆方向に戻る。さらに、この戻る光が
2焦点レンズの同縁部で集められて受光器に照射
される。
この場合に、2焦点レンズと再帰性反射板との
間に存在する煙感知用空間に煙が侵入すると、受
光器に達する光量が減少して煙が感知されること
になる。
また、2焦点レンズを用いたことにより、投光
器と受光器とを同軸に配置することができ、全体
を小型化することができる。
また、投光器の光を2焦点レンズの中央部を通
して再帰性反射板に照射し、この再帰性反射板に
よる反射光を2焦点レンズの周縁部で集めて受光
器に照射するため、再帰性反射板からの反射光を
効率よく集めることができ、煙感知感度を高くす
ることができる。
また、有底筒形の大遮光ケースに対して有底筒
形の小遮光ケースを同方向に開口を向けた状態で
収容するとともに、小遮光ケース支持部材で小遮
光ケースを大遮光ケース内に支持し、中央部と周
縁部とで異なる曲率を有する2焦点レンズを大遮
光ケースの開口に嵌め込むとともに、2焦点レン
ズの中央部と周縁部との接合部に小遮光ケースの
開口縁を当接させて小遮光ケース内の投光器を大
遮光ケース内の受光器の同軸上の前方に位置さ
せ、中央部で投光器の光を集めて前方に照射さ
せ、前方からの光を周縁部で集め大遮光ケースと
小遮光ケースの隙間を通して受光器に照射させる
ようにしたので、投光器、受光器、2焦点レンズ
が大遮光ケース、小遮光ケースおよび小遮光ケー
ス支持部材を介して相互に固定されることにな
り、投光器、受光器および2焦点レンズの相互の
位置関係を高精度に決めることができ、組立時の
位置調整操作で不要で、製造が容易である。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図に基づいて説明す
る。すなわち、この減光式煙感知器は、第1図に
示すように、有底筒形の大遮光ケース11と、こ
の大遮光ケース11内に開口を大遮光ケース11
と同じ方向に向けて収容された有底筒形の小遮光
ケース12と、一端が大遮光ケース11の内面に
接合され他端が小遮光ケース12の外面に接合さ
れた小遮光ケース支持部材13と、小遮光ケース
12の底部に設けられ、小遮光ケース12の開口
へ向けて光を照射する煙感知用の投光器8と、大
遮光ケース11の底部に投光器8と同軸に設けら
れ、大遮光ケース11の開口より入射する光を受
光する煙感知用の受光器9と、中央部と周縁部と
で異なる曲率を有し、大遮光ケース11の開口に
嵌め込まれるとともに中央部と周縁部との接合部
が小遮光ケース12の開口縁に当接されて投光器
8および受光器9の同軸上の前方に位置し、中央
部で投光器8の光を集めて前方に照射させ、前方
からの光を周縁部で集め大遮光ケース11と小遮
光ケース12の隙間を通して受光器9に照射させ
る2焦点レンズ10と、この2焦点レンズ10の
前方に煙感知用空間(図示せず)を挟んで配置し
た再帰性反射板(図示せず)とを備えている。
以下、この減光式煙感知器を詳細に説明する。
この減光式煙感知器は、投光器8とその後方の受
光器9とを同軸上に配置し、この投光器8および
受光器9の前方の同軸上に中央部10aが大曲率
で周縁部10bが小曲率の2焦点レンズ10を配
置し、この2焦点レンズ10の前方に再帰性反射
板を配置し、投光器8から出た光を2焦点レンズ
10の中央部10aを通して再帰性反射板に当
て、この再帰性反射板の反射光を2焦点レンズ1
0の周縁部10bを通して受光器9に到達させる
ように構成してあり、煙が2焦点レンズ10と再
帰性反射板との間の煙感知空間に侵入したときに
従来例と同様に煙を感知することになる。なお、
小遮光ケース12は、投光器8の光が直接受光器
9に到達させないようにするため、ならびに投光
器8を2焦点レンズ10に対して位置決めするた
めに設けられている。
また、受光器9と2焦点レンズ10の位置関係
は、大遮光ケース11によつて決められる。
このように、この実施例の減光式煙感知器は、
中央部10aと周縁部10bとで曲率の異なる2
焦点レンズ10の一側の同一光軸上に投光器8お
よび受光器9を配置したため、2焦点レンズ10
において、投光面Fに最も近接したG面全面で再
帰性反射板の反射光を受けて効率よく受光器9に
集めることができる。また、投光器8および受光
器9を同軸上に配置したため、1個の2焦点レン
ズ10で煙感知器本体を構成でき、したがつて、
小型化することができる。
また、投光器8、受光器9、2焦点レンズ10
が大遮光ケース11、小遮光ケース12および小
遮光ケース支持部材13を介して相互に固定され
るので、投光器8、受光器9および2焦点レンズ
10の相互の位置関係を高精度に決めることがで
き、組立時の位置調整操作が不要で、製造が容易
である。
〔考案の効果〕
この考案の減光式煙感知器によれば、2焦点レ
ンズを用いたことにより、投光器と受光器とを同
軸に配置することができ、全体を小型化すること
ができる。
また、投光器の光を2焦点レンズの中央部を通
して再帰性反射板に照射し、この再帰性反射板に
よる反射光を2焦点レンズの周縁部で集めて受光
器に照射するため、再帰性反射板からの反射光を
効率よく集めることができ、煙感知感度を高くす
ることができる。
また、有底筒形の大遮光ケースに対して有底筒
形の小遮光ケースを同方向に開口を向けた状態で
収容するとともに、小遮光ケース支持部材で小遮
光ケースを大遮光ケース内に支持し、2焦点レン
ズの中央部と周縁部とで異なる曲率を有する2焦
点レンズを大遮光ケースの開口に嵌め込むととも
に、中央部と周縁部との接合部に小遮光ケースの
開口縁を当接させて小遮光ケース内の投光器を大
遮光ケース内の受光器の同軸上の前方に位置さ、
中央部で投光器の光を集めて前方に照射させ、前
方からの光を周縁部で集め大遮光ケースと小遮光
ケースの隙間を通して受光器に照射させるように
したので、投光器、受光器、2焦点レンズが大遮
光ケース、小遮光ケースおよび小遮光ケース支持
部材を介して相互に固定されることになり、投光
器、受光器および2焦点レンズの相互の位置関係
を高精度に決めることができ、組立時の位置調整
操作が不要で、製造が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の減光式煙感知器
の要部の構成を示す断面図、第2図は従来の減光
式煙感知器の構成を示す断面図、第3図は再帰性
反射板の反射指向特性図、第4図は従来例の欠点
を説明するための説明図である。 8……投光器、9……受光器、10………2焦
点レンズ、10a……中央部、10b……周縁
部、11……大遮光ケース、12……小遮光ケー
ス、13……小遮光ケース支持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有底筒形の大遮光ケースと、この大遮光ケース
    内に開口を前記大遮光ケースと同じ方向に向けて
    収容された有底筒形の小遮光ケースと、一端が前
    記大遮光ケースの内面に接合され他端が前記小遮
    光ケースの外面に接合された小遮光ケース支持部
    材と、前記小遮光ケースの底部に設けられ、前記
    小遮光ケースの開口へ向けて光を照射する煙感知
    用の投光器と、前記大遮光ケースの底部に前記投
    光器と同軸に設けられ、前記大遮光ケースの開口
    より入射する光を受光する煙感知用の受光器と、
    中央部と周縁部とで異なる曲率を有し、前記大遮
    光ケースの開口に嵌め込まれるとともに前記中央
    部と周縁部との接合部が前記小遮光ケースの開口
    縁に当接されて前記投光器および受光器の同軸上
    の前方に位置し、前記中央部で前記投光器の光を
    集めて前方に照射させ、前方からの光を前記周縁
    部で集め前記大遮光ケースと前記小遮光ケースの
    隙間を通して前記受光器に照射させる2焦点レン
    ズと、この2焦点レズの前方に煙感知用空間を挟
    んで配置した再帰性反射板とを備えた減光式煙感
    知器。
JP1988028901U 1988-03-03 1988-03-03 Expired JPH0142229Y2 (ja)

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JPS63143996U JPS63143996U (ja) 1988-09-21
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5318179B2 (ja) * 1973-11-17 1978-06-13

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4858080U (ja) * 1971-11-08 1973-07-24
JPS567882Y2 (ja) * 1976-07-27 1981-02-20

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