JP2504510Y2 - 光走査装置 - Google Patents
光走査装置Info
- Publication number
- JP2504510Y2 JP2504510Y2 JP1564291U JP1564291U JP2504510Y2 JP 2504510 Y2 JP2504510 Y2 JP 2504510Y2 JP 1564291 U JP1564291 U JP 1564291U JP 1564291 U JP1564291 U JP 1564291U JP 2504510 Y2 JP2504510 Y2 JP 2504510Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- radius
- light beam
- scanning device
- optical scanning
- polygon mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はレーザープリンタや複
写機などにおける光走査装置、特にレーザー光を偏向さ
せるポリゴンミラーのハウジングに関する。
写機などにおける光走査装置、特にレーザー光を偏向さ
せるポリゴンミラーのハウジングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光走査装置におけるレーザービー
ム偏向用のポリゴンミラーは、概ね偏平な円筒状のケー
シングに納められており、ケーシングの周壁の一部にビ
ームの入出射窓が形成されている(たとえば、特開昭5
9−197010号公報または同63−257715号
公報)。上記ビーム入出射窓には、ケーシングを密封す
べく、ケーシングの円筒周面に副う弯曲した透明板が設
けられている。
ム偏向用のポリゴンミラーは、概ね偏平な円筒状のケー
シングに納められており、ケーシングの周壁の一部にビ
ームの入出射窓が形成されている(たとえば、特開昭5
9−197010号公報または同63−257715号
公報)。上記ビーム入出射窓には、ケーシングを密封す
べく、ケーシングの円筒周面に副う弯曲した透明板が設
けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ポリゴンミラーが内封
されるミラーケースがダイキャストで作られるときは量
産性には好都合であるが多種少量の生産には不向きであ
る。また、円筒を輪切りにした比較的単純な形のミラー
ケースでは光ビームの入出射口を覆うカバー透明板とし
て円筒の周面と同じ曲率を有する曲面透明板を用いなけ
ればならず、平板を用いるものより形状が複雑になると
いう問題点がある。
されるミラーケースがダイキャストで作られるときは量
産性には好都合であるが多種少量の生産には不向きであ
る。また、円筒を輪切りにした比較的単純な形のミラー
ケースでは光ビームの入出射口を覆うカバー透明板とし
て円筒の周面と同じ曲率を有する曲面透明板を用いなけ
ればならず、平板を用いるものより形状が複雑になると
いう問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は光ビームを偏向
するための回転多面鏡と、この回転多面鏡を覆い、光ビ
ームを上記回転多面鏡に入出射させるための開口部を有
するケース部材と、を有する光走査装置において、上記
ケース部材が、円筒をその中心軸線に対して直角をなす
互に平行した平面で切断した形状の輪体の内周面に、半
径方向に深さを有する環状溝を形成し、上記輪体の内周
円の半径をr1,上記環状溝の半径をr2としたとき、上
記輪体の半径r2上におけるr1よりも大きく、r2より
も小さい距離にある点を含み、上記中心軸線に平行かつ
上記点を含む半径に対し直角をなす平面で上記輪体の一
部を切断することにより、その切断面に形成された開口
を光ビームの入出射口とした構成を有することを特徴と
したものである。
するための回転多面鏡と、この回転多面鏡を覆い、光ビ
ームを上記回転多面鏡に入出射させるための開口部を有
するケース部材と、を有する光走査装置において、上記
ケース部材が、円筒をその中心軸線に対して直角をなす
互に平行した平面で切断した形状の輪体の内周面に、半
径方向に深さを有する環状溝を形成し、上記輪体の内周
円の半径をr1,上記環状溝の半径をr2としたとき、上
記輪体の半径r2上におけるr1よりも大きく、r2より
も小さい距離にある点を含み、上記中心軸線に平行かつ
上記点を含む半径に対し直角をなす平面で上記輪体の一
部を切断することにより、その切断面に形成された開口
を光ビームの入出射口とした構成を有することを特徴と
したものである。
【0005】
【作用】内周面に環状溝を形成した輪体の一部を上記環
状溝に達する平面で切りそぐことによって上記輪体に細
長い光ビーム入出射口が形成される。
状溝に達する平面で切りそぐことによって上記輪体に細
長い光ビーム入出射口が形成される。
【0006】
【実施例】図1、図2において、8つの反射面からなる
ポリゴンミラー1は、モータ取付板2に固定されたモー
タ3によって駆動される。符号4はミラー抑え板を示
す。モータ取付板2には、ポリゴンミラーを囲む一部を
切りそがれた輪体5と、この輪体5の上面を塞ぐカバー
6が固定されている。図1はカバー6を輪体5から取り
除いた状態の平面図である。輪体5の内周面には、半径
方向に深さを有する断面形状が台形をなす環状溝7が形
成されている。
ポリゴンミラー1は、モータ取付板2に固定されたモー
タ3によって駆動される。符号4はミラー抑え板を示
す。モータ取付板2には、ポリゴンミラーを囲む一部を
切りそがれた輪体5と、この輪体5の上面を塞ぐカバー
6が固定されている。図1はカバー6を輪体5から取り
除いた状態の平面図である。輪体5の内周面には、半径
方向に深さを有する断面形状が台形をなす環状溝7が形
成されている。
【0007】今、輪体5の内周円の半径をr1,環状溝
7の半径をr2とすると、輪体5は半径r2 上における
r1 よりも大きくr2 よりも小さい距離にある点を含
み、輪体5の中心軸線に平行な平面Pで切りそがれてい
る。従って、輪体5には、図3によく表わされているよ
うに、細長い開口8が形成され、この開口がポリゴンミ
ラー1で偏向される光ビームの入出射口として使われ
る。
7の半径をr2とすると、輪体5は半径r2 上における
r1 よりも大きくr2 よりも小さい距離にある点を含
み、輪体5の中心軸線に平行な平面Pで切りそがれてい
る。従って、輪体5には、図3によく表わされているよ
うに、細長い開口8が形成され、この開口がポリゴンミ
ラー1で偏向される光ビームの入出射口として使われ
る。
【0008】光ビーム入出射口としての開口8はガラス
やプラスチックなどの平板からなる透明板9を、輪体5
の切断面に接着剤で固定することにより密封される。
やプラスチックなどの平板からなる透明板9を、輪体5
の切断面に接着剤で固定することにより密封される。
【0009】輪体5は適当な肉厚を有するパイプなどの
円筒を、その中心軸線に対して直角をなす面に平行した
平面で切断することによって得られ、その内周面に形成
すべき環状溝は中ぐり盤によって切削加工される。環状
溝の形状は台形に限らず、図4(a),(b),(c)に示す
ように、半円形,三角形,四角形の何れであってもよ
い。図1及び図3に示された輪体5の周辺の丸穴は、カ
バー6及び輪体5をモータ取付板2に固定するためのね
じの通し穴である。
円筒を、その中心軸線に対して直角をなす面に平行した
平面で切断することによって得られ、その内周面に形成
すべき環状溝は中ぐり盤によって切削加工される。環状
溝の形状は台形に限らず、図4(a),(b),(c)に示す
ように、半円形,三角形,四角形の何れであってもよ
い。図1及び図3に示された輪体5の周辺の丸穴は、カ
バー6及び輪体5をモータ取付板2に固定するためのね
じの通し穴である。
【0010】
【考案の効果】本考案によれば、内周面に環状溝を有す
る輪体の一部を平面で切りそぐことによって、その切断
面に光ビーム入出射口を形成することができ、その光ビ
ーム入出射口は透明平板で密封可能であるから、構造の
簡単な組立容易な光ビーム偏向器を有する光走査装置が
得られる。
る輪体の一部を平面で切りそぐことによって、その切断
面に光ビーム入出射口を形成することができ、その光ビ
ーム入出射口は透明平板で密封可能であるから、構造の
簡単な組立容易な光ビーム偏向器を有する光走査装置が
得られる。
【図1】本考案の一実施例を示す光走査装置における光
ビーム偏向器の平面図である。
ビーム偏向器の平面図である。
【図2】図1の光ビーム偏向器の断面図である。
【図3】光ビーム偏向器を構成する輪体のみを示す斜視
図である。
図である。
【図4】輪体の内周面に形成されるべき環状溝の変形例
を示す図である。
を示す図である。
1 ポリゴンミラー 5 輪体 7 環状溝
Claims (1)
- 【請求項1】光ビームを偏向するための回転多面鏡と、
この回転多面鏡を覆い、光ビームを上記回転多面鏡に入
出射させるための開口部を有するケース部材と、を有す
る光走査装置において、上記ケース部材が、円筒をその
中心軸線に対して直角をなす互に平行した平面で切断し
た形状の輪体の内周面に、半径方向に深さを有する環状
溝を形成し、上記輪体の内周円の半径をr1,上記環状
溝の半径をr2としたとき、上記輪体の半径r2上におけ
るr1よりも大きく、r2よりも小さい距離にある点を含
み、上記中心軸線に平行かつ上記点を含む半径に対し直
角をなす平面で上記輪体の一部を切断することにより、
その切断面に形成された開口を光ビームの入出射口とし
た構成を有することを特徴とする光走査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1564291U JP2504510Y2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 光走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1564291U JP2504510Y2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 光走査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04112217U JPH04112217U (ja) | 1992-09-30 |
JP2504510Y2 true JP2504510Y2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=31902795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1564291U Expired - Lifetime JP2504510Y2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 光走査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504510Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-18 JP JP1564291U patent/JP2504510Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04112217U (ja) | 1992-09-30 |
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