JPH05181082A - 回転多面鏡型光偏向器 - Google Patents

回転多面鏡型光偏向器

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Publication number
JPH05181082A
JPH05181082A JP36010691A JP36010691A JPH05181082A JP H05181082 A JPH05181082 A JP H05181082A JP 36010691 A JP36010691 A JP 36010691A JP 36010691 A JP36010691 A JP 36010691A JP H05181082 A JPH05181082 A JP H05181082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polygon mirror
rotary polygon
hole
optical deflector
mirror
Prior art date
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Pending
Application number
JP36010691A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Watanabe
直記 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Avionics Co Ltd
Nidec Copal Electronics Corp
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
Copal Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Avionics Co Ltd, Copal Electronics Co Ltd filed Critical Nippon Avionics Co Ltd
Priority to JP36010691A priority Critical patent/JPH05181082A/ja
Publication of JPH05181082A publication Critical patent/JPH05181082A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転多面鏡型光偏向器の同期信号用孔の設定
位置、形状を改良して光偏向器の組立構成と性能の向上
を計る。 【構成】 ロータヨーク6とロータシャフト8外周に嵌
挿固着したハブ22の段部24に、回転多面鏡40を搭
載し、前記回転多面鏡40上面に、回転多面鏡の中央孔
42aより、放射状に且つ同一距離に回転同期信号用孔
46を穿設して、これらの回転同期信号用孔46を回転
多面鏡40の鏡面42の中心と鏡面エッジ44と同一放
射線上に同一距離に設け、これらの回転同期信号用孔4
6は、所定の深さを有する円弧状長孔又は円形孔で

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本出願の発明は、回転多面鏡型光
偏向器に関する。詳説すれば、回転同期信号用孔を具え
た回転多面鏡型光偏向器の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】回転同期信号用孔を備えた回転多面鏡型
光偏向器の従来例の一つについて添付図3、4を参照し
て説明する。概説すれば、従来例の回転多面鏡型光偏向
器は、回転多面鏡と回転同期信号を検出するための孔を
設けたプレートとをそれぞれ別部材として形成し、これ
らを組み合わせた構成を有するのが通常である。図3に
おいて、ケース2内にロータ4を収納する。ロータ4の
シャフト8はケース2内側に設けた筒状カラー10内に
一対の軸受12を介して回転自在に収容される。軸受1
2の下に予圧スペーサ、Oリング、予圧ねじを具えた軸
受支持部14を設ける。又ケース2の内側にコイルを巻
回したSコア16と基板18を水平方向に互いに平行に
突設する。又コイルSコア16に対面するようにロータ
ヨーク6の内側にマグネット20を設ける。ロータヨー
ク6上面にはハブ22を搭載し、ロータシャフト8の外
周にハブ22を固着し、このハブ22に形成した段部2
4には回転多面鏡26を搭載固定する。回転多面鏡26
には鏡面27と鏡面間に形成したエッジ30を具えてい
る。更に回転多面鏡26の上にこのプレート28を貫通
し又は単に溝孔を形成する複数の回転同期信号用孔31
を具えた押えプレート28を配設し、前記押えプレート
28上には、波座金32を介してミラ押え部材34を載
置してあり、このミラ押え部材34を、ロータシャフト
8の頭部外周に形成した溝36へ止め輪38を嵌着する
ことにより、押えプレート28へ固定する。前記回転同
期信号用孔31の位置関係について説明すれば、これら
の孔31は回転多面鏡26の鏡面27又はそのエッジ3
0と同一放射線上にあるように押えプレート28を回転
多面鏡26上に配置するものである。次に回転多面鏡型
光偏向器の作動について説明する。まずSコア16を励
磁するとロータシャフト8の外側に設けたマグネット2
0との共働作用によりロータ4は所定方向へ回転する。
この回転に伴い、ハブ22、回転多面鏡26、押えプレ
ート28はミラ押え部材34と共にロータシャフト8を
芯としてロータシャフト8は軸受12に支承されつつ、
所定方向へ回転自在となる。その際に、回転多面鏡26
の鏡面27へ入、反射したビームは偏向されてfθレン
ズ等を介して別に設けた回転ドラム等に走査される。前
記光偏向器の回転操作中において、回転多面鏡26、押
えプレート28の上方に設けたセンサ(図示せず)等に
より、回転多面鏡26と共に回転する押えプレート28
の回転同期信号用孔31を感知するようにセットすれ
ば、回転多面鏡26の鏡面27に入射、反射する赤外線
又はレーザ光と同期した信号が得られる。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】前述の従来例において
は種々の問題点があった。すなわち、各鏡面と押えプレ
ートに穿設した同期信号用孔との角度位置関係が、使用
中にずれてしまう等の問題点があった。これは回転多面
鏡と押えプレートとはそれぞれ別部材であって、これら
をミラ押え部材と止め輪等により回転多面鏡へ押圧固定
しているから、回転多面鏡の回転時に発生する振動、遠
心力等に起因するものである。又回転多面鏡と回転同期
信号用孔を穿設した押えプレートとを別部材で形成して
これらを組み立てるために、押えプレートに穿設した回
転同期信号用孔を鏡面やエッジと同一放射線上に設ける
等困難な作業を必要とするので、それだけ工作上、手数
とコスト高となる等の問題点もあり、更に押えプレート
と回転多面鏡への反射率保護膜等のコーテングも別々の
工程で実施せねばならない等の問題点も存在した。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明において
は、前述の問題点を解決することを目的とするもので、
この目的を達成するための手段を実施例を示す図1の符
号を用いて以下説明する。 ロータシャフト8の外周に
設けたロータ4の駆動により、ハブ22と共に回転多面
鏡40を回転自在となした回転多面鏡型光偏向器におい
て、ロータヨーク6とロータシャフト8外周に固着した
ハブ22の段部24に、回転多面鏡40を搭載し、前記
回転多面鏡40上面に、その中央孔42aを芯として、
回転多面鏡面42の中心とそのエッジ44と放射状に回
転同期信号用孔46を穿設してなり回転同期信号用孔4
6は中央孔42aより同一距離にある回転多面鏡型光偏
向器であり、前記回転多面鏡40は、その貫通ねじ孔4
8とハブのねじ孔52とに螺合するねじ50により、ハ
ブ22へ固定され、又回転多面鏡40に形成した回転同
期信号用孔46は、円弧状又は円形状のめくら孔又は貫
通孔である。
【0005】
【作用】回転多面鏡が回転する際に、別に上方に設けた
センサ等により、回転多面鏡に設けた回転同期信号用孔
を感知するようにセットすれば、回転多面鏡の鏡面に入
射、反射する赤外線又はレーザ光と同期した信号が得ら
れる。
【0006】
【実施例】以下添付図面を参照して、本発明に係る回転
多面鏡型光偏向器について説明する。図1、図2におい
て、従来例を図示する図3、図4において採用したもの
と同一の符号は同一の部材を示すものであるから、その
詳細な説明を省略する。本発明に係る回転多面鏡型光偏
向器においては、従来例において採用した押えプレー
ト、ミラ押え部材及び係着用の止め輪等をなくしたもの
である。すなわちハブ22の段部24に搭載した回転多
面鏡40を、直接ハブ22に、ねじ50を用いて螺着す
るもので、ねじ50は回転多面鏡40に設けた貫通ねじ
孔48とハブ22に形成したねじ孔52へ螺着されるこ
とにより回転多面鏡40をハブ22へ固定する。ハブ2
2の中央孔22aにはロータシャフト8が嵌挿固着され
ている。回転多面鏡40の中心孔46aの外周に穿設し
たねじ貫通孔48で描く円の外方の円周上に複数の回転
同期用孔46を穿設する。これらの孔46は回転多面鏡
40を貫通した貫通孔でも又貫通孔でない溝でもよい。
又その形状は丸形、長方形でもよいことは勿論である。
又これらの孔46の位置は回転多面鏡40の鏡面42の
中心位置又は鏡面42のエッジすなわち角陵部44の付
近へ、回転多面鏡40の中心孔40aより、放射状且つ
同一距離に設けるものである。更に前記放射状に形成し
た回転同期信号用孔46で形成する円周の外側又は内側
位置で回転多面鏡40に1個の回転同期信号用孔47を
設けることもできる。この様な複数の回転同期信号用孔
46又は1個の回転同期信号用孔47を採用して、回転
多面鏡40の回転中、外部上面より回転同期信号用孔4
6,47の位置を感知可能にセンサ等を配設すれば、回
転多面鏡40が操作する赤外線又はレーザ光と同期した
信号を得ることができる。
【0007】
【効果】本発明においては、ハブ上面に一体的に直接回
転多面鏡をねじ等により固定して、回転多面鏡自体に回
転同期信号用孔を設けてあり、従来例のような押え板及
び係止部材の使用を省いたので、構成が簡単であると共
に、ハブと回転多面鏡との固定不具合に起因する回転同
期信号用孔の位置が狂うことはない。又使用する部品点
数を減少せしめ、ハブや回転多面鏡の同時コーテングも
可能となり、製造作業、製造コストに好結果をもたらす
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転多面鏡型光偏向器の断面図。
【図2】図1の回転多面鏡の斜視図。
【図3】従来例の回転多面鏡型光偏向器の断面図。
【図4】(A)は図3の押えプレートの斜視図。(B)
は図3の回転多面鏡の斜視図。(C)は図3の係止部材
の斜視図。
【符号の説明】
4 ロータ 6 ロータヨーク 8 ロータシャフト 22 ハブ 22a ハブ中央孔 24 段部 40 回転多面鏡 42 鏡面 42a 中心孔 44 角陵部 46 回転同期信号用孔(環状に形成した) 47 回転同期信号用孔 48 ねじ孔(回転多面鏡貫通孔) 50 ねじ 52 ねじ孔(ハブ)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータシャフトの外周に設けたロータの
    駆動により、ハブと共に回転多面鏡を回転自在となした
    回転多面鏡型光偏向器において、ロータヨークとロータ
    シャフト外周に嵌挿固着したハブの段部に、回転多面鏡
    を搭載し、前記回転多面鏡上面に、回転多面鏡の中央孔
    より、放射状に且つ同一距離に回転同期信号用孔を穿設
    してなる回転多面鏡型光偏向器。
  2. 【請求項2】 前記回転同期信号用孔を回転多面鏡の鏡
    面の中心と鏡面エッジと同一放射線に設けた請求項1記
    載の回転多面鏡型光偏向器。
  3. 【請求項3】 回転多面鏡は、回転多面鏡の貫通ねじ孔
    とハブのねじ孔とに螺合するねじにより、ハブへ固定し
    てなる請求項1記載の回転多面鏡型光偏向器。
  4. 【請求項4】 回転多面鏡に形成した回転同期信号用孔
    は、所定の深さを有する円弧状長孔又は円形孔である請
    求項1記載の回転多面鏡型光偏向器。
  5. 【請求項5】 前記回転同期信号用孔は貫通孔である請
    求項3記載の回転多面鏡型光偏向器。
  6. 【請求項6】 鏡面と鏡面エッジと同一放射線に設けた
    環状の回転同期信号用孔群の外側又は内側の回転多面鏡
    上面に、1個の回転同期信号用孔を設けた請求項2記載
    の回転多面鏡型光偏向器。
JP36010691A 1991-12-27 1991-12-27 回転多面鏡型光偏向器 Pending JPH05181082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36010691A JPH05181082A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 回転多面鏡型光偏向器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36010691A JPH05181082A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 回転多面鏡型光偏向器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05181082A true JPH05181082A (ja) 1993-07-23

Family

ID=18467930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36010691A Pending JPH05181082A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 回転多面鏡型光偏向器

Country Status (1)

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JP (1) JPH05181082A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5661588A (en) * 1994-09-02 1997-08-26 Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho Rotary polygon mirror type light deflecting system
US6693733B2 (en) * 2000-11-16 2004-02-17 Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. Polygonal mirror fixing device

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US5661588A (en) * 1994-09-02 1997-08-26 Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho Rotary polygon mirror type light deflecting system
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000516