JPH0725775Y2 - 光偏向器 - Google Patents

光偏向器

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Publication number
JPH0725775Y2
JPH0725775Y2 JP5064589U JP5064589U JPH0725775Y2 JP H0725775 Y2 JPH0725775 Y2 JP H0725775Y2 JP 5064589 U JP5064589 U JP 5064589U JP 5064589 U JP5064589 U JP 5064589U JP H0725775 Y2 JPH0725775 Y2 JP H0725775Y2
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JP
Japan
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hub
polygon mirror
optical deflector
rotary polygon
pressing cap
Prior art date
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Application number
JP5064589U
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English (en)
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JPH02140520U (ja
Inventor
豊 石▲塚▼
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コパル電子株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はレーザービームプリンタの光走査等に使用され
る回転多面鏡型光偏向器に関するものである。
(従来の技術) 従来例の回転多面鏡型光偏向器は、第3図或は第4図に
示す如く構成されていた。
以下その従来例を詳説する。
上面に電機子コイル群10を配設したプリント基板11は固
定軸ブッシュ13に支持固定される。固定軸ブッシュ13の
中心部には固定軸6が固着されている。一方固定軸6の
外周に設けた軸受手段12により回転自在に支承されたハ
ブ2にはローターケース8が取りつけられ、更にこのロ
ーターケース8には電動機駆動用磁石9が固着されてい
る。ハブ2の段部上面には回転多面鏡1を搭載し、前記
回転多面鏡1の上面に配設した弾性体Oリング3を押え
板4と止め輪5とで押圧し、前記回転多面鏡1をハブ2
へ押圧固定する。また前記ハブ2の上端開口部にはシー
ル部材7等を貼着し、電機子コイル群10の通電、励磁に
よりローターケース8、ハブ2と共に回転する回転多面
鏡1に軸受手段12により発生するオイルミストが飛散し
ないように工夫されている。
また第4図に図示の別の従来例では、上面に電機子コイ
ル群10を配設したプリント基板11をハウジング14で固
定、支持し、ハウジング14の内側に設けた一対の軸受手
段12,12により回転自在に支承された回転軸15にハブ2
を固着する。ハブ2の下面にローターケース8を固着
し、このローターケース8内側面に前記コイル群10に対
面するように駆動用磁石9を設ける。又ハブ2の段部上
面に回転多面鏡1を搭載し、この回転多面鏡1の上面に
配設したOリング3を回転多面鏡押え板4と止め輪5と
により押圧することにより、回転多面鏡1をハブ2へ押
圧固定する。
前記の構成においては、一対の軸受手段12,12は前記ハ
ブ2、ロータケース8等の介在により、回転多面鏡1に
対し直接露出しないようになし、軸受手段12,12から発
生するオイルミストを回転多面鏡1に直接飛散させない
ように工夫されている。
(考案が解決しようとする課題) しかし前記従来の構造には以下の様な問題点があった。
先ず、第3図に図示の従来例では、ハブの上端開口部に
は、オイルミスト封止用としてシールが貼着してある。
然し乍ら、前記構成においては軸受から発生するオイル
ミストを完全に封止することは不可能であり、更にロー
タ回動中にシールの貼着が外れたりしてオイルミストが
外部へ漏洩流出して、回転多面鏡等を汚染するから光偏
向器の性能に悪影響を与えたりしていた。
また第4図に図示の従来例では、構成上一対の軸受手段
相互の軸方向の長さを十分長く取ることが不可能である
から作動中、回転軸にズレが生じ易く従って、回転軸と
共に回転多面鏡が回動する際の面倒れが発生し、面倒れ
精度を高く維持するのが困難であった。又一対の軸受手
段相互の軸方向の距離を長くとろうとすると、光偏向器
全体の薄型化が実現できない等の問題点もあった。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決することを目的とするもので
ある。
本考案は前記の目的を達成するために以下説明する手段
を提供するものである。
電動機のロータ駆動により、固定軸の外周を回転自在に
設けたハブと、前記ハブに搭載した回転多面鏡と、ハブ
上方開口部外周に穿設した環状溝と、前記固定軸とハブ
の上方開口部をおおうように形成した断面型押圧キャ
ップとを具え、前記押圧キャップを降下せしめて、ハブ
開口部上端面に配設した環状弾性体を介して、押圧キャ
ップの内側面に突設した突き出し部を前記ハブ上方開口
部外周環状溝へ係着せしめ、押圧キャップの脚部で回転
多面鏡上面を押圧してなる光偏向器を提供する。
(作用) 本考案においては、回転多面鏡と共に電動機ロータが回
動して、遠心力等により軸受内にオイルミスト等が発生
しても、ハブと押圧キャップと環状弾性体とで構成され
た閉じられた空間内にオイルミストを封止することが可
能であるから、回転多面鏡の反射鏡面にはオイルミスト
が到達して回転多面鏡を汚染する恐れはない。
(実施例) 本考案の実施例を以下第1図及び第2図を参照して詳説
する。
鉄ベースのプリント基板11の上面には電機子コイル群10
を配設する。このプリント基板11の中央部には固定軸ブ
ッシュ13が固着される。軸ブッシュ13には固定軸6が固
着されている。固定軸6の外周にハブ2と共に回転自在
の、軸受手段である一対のボールベアリング12,12を設
け、ハブ2の下面にはローターケース8が固着され、こ
のローターケース8内側には電動機駆動用磁石9が接着
固定されている。また前記ハブ2の上方外側面には、コ
の字形の環状溝16が切削等により配設され、一方断面凸
状で頭部p、胴部b、脚部fよりなる押圧キャップ4に
は、前記ハブ2の上方外側面に設けたコの字形環状溝16
に係合可能にして抜け止めの役割を果すための複数の係
合部材例えば突き出し部又は切り曲げ突き出し部17を設
ける。ハブ2の段部に回転多面鏡1を搭載した後、ハブ
2の開口部上面に載置した環状弾性体であるOリング3
に頭部pをかぶせてこれを押圧しながら押圧キャップ4
を押し下げ、前記押圧キャップ4の切り曲げ突き出し部
17をハブ2の上方外側面に設けたコの字形環状溝16に係
着すると同時に押圧キャップ4の脚部fで回転多面鏡1
をハブ2の段部方向へ押圧し、脚部fと前記段部の間で
回転多面鏡1を挾持固定する構成である。
この場合押圧キャップ4に設けた係合部材である切り曲
げ突き出し部17は3〜4箇所設けるのがよい。その軸方
向の位置は、脚部fよりの高さが同一である胴部bの個
所に設けるのを最適とする。
(考案の効果) 以上詳細に説明した様に、本考案によれば以下の様な効
果が期待できる。
(1)光偏向器の作動中、軸受から発生するオイルミス
トを完全に封止できることにより極めて信頼性の高い光
偏向器を得ることができる。
(2)軸受相互の距離を所望の長さとする構成が可能と
なり、光偏向器の薄型化及び高精度化を両立することが
できる。
(3)環状弾性体であるOリングと押圧キャップを採用
することにより回転多面鏡を固定する機能とオイルミス
トをシールする機能の両方を達成させたので、極めて安
価にして信頼性の高い光偏向器が実現できる。
(4)突き出し部又は切り曲げ突き出し部を押圧キャッ
プ水平脚部より等距離にある胴部の所定位置に設け、こ
れをハブ外周に設けた環状溝に係着した構成であるか
ら、押圧キャップは抜け落ちないようにハブに装着され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す光偏向器の断面図であ
り、第2図は第1図の一部拡大断面図である。 第3図と第4図はそれぞれ従来例の光偏向器の断面図で
ある。 b…押圧キャップ胴部、f…押圧キャップ脚部、1…回
転多面鏡、2…ハブ、3…環状弾性体、4…押圧キャッ
プ、5…止め輪、6…固定軸、8…ローターケース、9
…電動機駆動用磁石、10…電機子コイル群、11…プリン
ト基板、13…軸ブッシュ、16…環状溝、17…突き出し部
又は切り曲げ突き出し部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機のロータ駆動により、固定軸の外周
    を回転自在に設けたハブと、前記ハブに搭載した回転多
    面鏡と、ハブ上方開口部外周に穿設した環状溝と、前記
    固定軸とハブの上方開口部をおおうように形成した断面
    型押圧キャップとを具え、前記押圧キャップを降下せ
    しめて、ハブ開口部上端面に配設した環状弾性体を介し
    て、押圧キャップの内側面に突設した突き出し部を前記
    ハブ上方開口部外周環状溝へ係着せしめ、押圧キャップ
    の脚部で回転多面鏡上面を押圧してなる光偏向器。
  2. 【請求項2】押圧キャップの内側面に突設した突き出し
    部は、切り曲げ突き出し部である請求項1記載の光偏向
    器。
JP5064589U 1989-04-28 1989-04-28 光偏向器 Expired - Lifetime JPH0725775Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5064589U JPH0725775Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 光偏向器

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JP5064589U JPH0725775Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 光偏向器

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Publication Number Publication Date
JPH02140520U JPH02140520U (ja) 1990-11-26
JPH0725775Y2 true JPH0725775Y2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=31569372

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5064589U Expired - Lifetime JPH0725775Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 光偏向器

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JPH02140520U (ja) 1990-11-26

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