JP2940345B2 - 車両接近感知警報装置 - Google Patents

車両接近感知警報装置

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JP2940345B2 JP5083359A JP8335993A JP2940345B2 JP 2940345 B2 JP2940345 B2 JP 2940345B2 JP 5083359 A JP5083359 A JP 5083359A JP 8335993 A JP8335993 A JP 8335993A JP 2940345 B2 JP2940345 B2 JP 2940345B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両事故防止装置に係わ
り、例えば、後方より接近する車両と前方を右折で横切
ろうとする対向車両との出会い頭の衝突事故等を防止す
るための車両接近感知警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】二輪車等の小型車両による交通事故が増
加しているが、その多くは二輪車が他の車両からその存
在を視認しにくいことに起因している。以下、二輪車の
代表的な事故パターンをいくつか説明する。
【0003】まず、第1のパターンとして、車両左折時
の巻込事故がある。これは、交差点等で左折をしようと
する車両が左斜め後方から接近してくる二輪車を巻き込
んでしまうという事故である。
【0004】次に第2のパターンとして、車両の左側を
後方より接近する二輪車と対向車両との出会い頭衝突事
故がある。例えば図5に示すように、交差点において車
両A及び対向車両Bがそれぞれ右折するために一旦停止
または最徐行をしている場合において、車両Aの左斜め
後方より二輪車Cが接近してきた場合を考えると、車両
Bからは2輪車が車両Aの陰になって見えず、一方、二
輪車Cからも車両Bが車両Aの陰になって見えない。そ
して、車両Bが右折を開始したところで車両B及び二輪
車Cはそれぞれの存在に気づき、あわてて衝突回避のた
めの運転操作を行うことになる。
【0005】また、このような二輪車と対向車両との出
会い頭事故は、先行車両が対向右折車に先を譲ることに
よって起こるいわゆるサンキュー事故であることも多
い。これは、例えば図6に示すように、車両Aの直進方
向に渋滞している交差点等において、停止または最徐行
している車両Aが、右折しようとしている対向車両Bに
道を譲った場合に起こる事故である。この場合、上記と
同様、車両Bからは二輪車Cが車両Aの陰になって見え
ず、一方、二輪車Cからも車両Bが車両Aの陰になって
見えない。そして、車両Bが右折を開始したところで車
両B及び二輪車Cはそれぞれの存在に気づくが、間に合
わずに衝突してしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した二輪車事故の
うち、第1のパターンについては、左折車両の運転者が
フェンダーミラー等により左斜め後方を十分注意してい
れば、ある程度は防止することができるが、上記したよ
うに二輪車は速度が速い上に視認しにくいため、巻込み
事故を効果的に減らすことができない。この問題に対し
ては、例えば実開昭63−5600号公報にあるよう
に、車両後部に取り付けた光受信器により後方から接近
する二輪車からの特定周波数の変調光を受信し、この二
輪車の接近を運転者に知らせる装置や、あるいは特開昭
60−63480号公報にあるように、自車両の後方を
監視して接近車両を検出すると運転者に警報を発すると
ともにドアをロックする装置が提案されている。
【0007】しかしながら、これらの技術では上記した
左折時の巻込み事故という第1の事故パターンには対処
できるものの、接近車両が自車の側方を通過したのちに
発生すると予想される第2のおよび第3の事故パターン
には全く対処することができない。
【0008】この発明は、係る課題を解決するためにな
されたもので、対向車両と後方接近車両との出会い頭の
衝突事故を効果的に防止することができる車両接近感知
警報装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る車両接近感知警報装置は、(i) 後方から接近する後方
接近車両を検出する後方車両検出手段と、(ii)自車の車
速を検出する車速検出手段と、(iii) 車速検出手段が検
出した車速が所定速度以下の場合において、後方車両検
出手段が後方接近車両を検出したとき、前方への警告を
行う前方警告手段と、を具備することを特徴とするもの
である。
【0010】請求項2記載の発明に係る車両接近感知警
報装置は、(i) 後方から接近する後方接近車両を検出す
る後方車両検出手段と、(ii)自車の車速を検出する車速
検出手段と、(iii) 自車の前方を横切る対向車両の存在
を検出する対向車両検出手段と、(iv)車速検出手段が検
出した車速が所定速度以下の場合において、後方車両検
出手段が後方接近車両を検出し、かつ、対向車両検出手
段が対向車両の存在を検出したとき、該対向車両への警
告を行う前方警告手段と、を具備することを特徴とする
ものである。
【0011】請求項3記載の発明に係る車両接近感知警
報装置は、(i) 後方から接近する後方接近車両を検出す
る後方車両検出手段と、(ii)自車の車速を検出する車速
検出手段と、(iii) 自車の前方を横切る対向車両の存在
を検出する対向車両検出手段と、(iv)車速検出手段が検
出した車速が所定速度以下の場合において、後方車両検
出手段が後方接近車両を検出し、かつ、対向車両検出手
段が対向車両の存在を検出したとき、該対向車両への警
告を行う前方警告手段と、(v) 車速検出手段が検出した
車速が所定速度以下の場合において、後方車両検出手段
が後方接近車両を検出し、かつ、対向車両検出手段が対
向車両の存在を検出したとき、後方接近車両への警告を
行う後方警告手段と、を具備することを特徴とするもの
である。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明に係る車両接近感知警報装
置では、自車の車速を検出するとともに後方接近車両を
検出し、自車の車速が所定速度以下であって後方接近車
両が検出された場合に前方への警告が行われる。
【0013】請求項2記載の発明に係る車両接近感知警
報装置では、請求項1記載の構成に加えて、さらに自車
の前方を横切る対向車両の存在を検出する手段が設けら
れ、自車の車速が所定速度以下であって後方接近車両が
検出され、しかも対向車両の存在の検出された場合に限
って、対向車両への警告が行われる。
【0014】請求項3記載の発明に係る車両接近感知警
報装置では、請求項2記載の構成に加えて、さらに後方
警告手段が設けられ、自車の車速が所定速度以下であっ
て後方接近車両が検出され、かつ対向車両の存在の検出
された場合に、対向車両及び後方接近車両の双方に警告
が行われる。
【0015】
【実施例】以下図面に基づき本発明を詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施例における車両
接近感知警報装置を表わしたものである。この装置には
警報制御装置11が設けられ、自車速及び後側方車両の
有無に応じた第1の判定信号27を出力する第1の判定
装置12、前方右折車両の有無に応じた第2の判定信号
28を出力する第2の判定装置17、前方への警報を行
う前方警報器21、後側方への警報を行う後側方警報器
22、自車の運転者への警報を行う自車警報器23、及
びターンシグナルスイッチ25が接続されている。
【0017】第1の判定装置12には、所定範囲内の物
体の検出が可能な検出デバイス15を備えた後側方検出
処理装置14と車速センサ13とが接続され、第2の判
定装置17には、一定範囲内の物体の検出が可能な検出
デバイス19を備えた前方検出処理装置18が接続され
ている。検出デバイス15としては、例えばレーダアン
テナまたはテレビカメラが用いられ、図2に示すよう
に、車両のリアピラー付近の後側面に設けられる。後側
方検出処理装置14としては、上記検出デバイスにそれ
ぞれ対応してレーダ装置または画像処理装置が用いられ
る。
【0018】同様に、検出デバイス19としても、レー
ダアンテナまたはテレビカメラが用いられ、図2に示す
ように、車両の前面部に設けられる。前方検出処理装置
18としては、上記の後側方検出処理装置14と同様、
レーダ装置または画像処理装置が用いられる。
【0019】図2に示すように、後側方警報器22は、
例えば車両の後側面のやや上よりの位置に設けられた表
示灯であり、前方警報器21は、例えばフロントガラス
内側の上部中央位置に設けられた表示灯である。但し、
これらの配置位置は、後側方または前方に対してそれぞ
れ明瞭な警告を与えることができる位置であれば、その
他の位置であってもよい。また、これらの表示灯は、停
止灯や車幅灯等の他の表示灯と混同を生じない範囲で出
来るだけ目立つ色であることが望ましい。
【0020】以上のような構成の車両接近感知警報装置
の動作を説明する。
【0021】いま、図5に示した状況を想定し、車両A
は交差点で右折のため交差点の中央部の手前で一旦停止
あるいは最徐行をしており、これに対向する車両Bも交
差点で右折のため一旦停止あるいは最徐行をしているも
のとする。車両Aは、図1及び図2に示した車両接近感
知警報装置を搭載している。
【0022】この状態において車両Aでは、検出デバイ
ス19が対向する右折車両Bを捉えて検出信号を出力す
る。前方検出処理装置18は、この検出信号を処理する
ことにより、車両Bとの相対距離や相対速度等を求め、
第2の判定装置17に送出する。第2の判定装置17
は、前方検出処理装置18からの情報に基づき、車両B
が前方に存在し、かつ右折しようとしているか否かを判
定し、その判定結果を示す第2の判定信号28を出力す
る。なお、車両Bが右折しようとしているか否かの判断
は、例えばテレビカメラで得られた車両Bの画像を処理
するか、あるいは光センサ等を別途設けて右折灯の点滅
を抽出することにより可能となるが、その他の方法でも
よい。
【0023】ここで、車両Aの左後側方から2輪車Cが
接近してきたとすると、車両Aでは、検出デバイス15
が2輪車Cを捉え、検出信号を出力する。後側方検出処
理装置14は、この検出信号を処理することにより、2
輪車Cとの相対距離や相対速度等を求め、その結果を第
1の判定装置12に送出する。
【0024】第1の判定装置12は、車速センサ13に
より自車速度を監視するとともに、後側方検出処理装置
14からの情報を基に2輪車Cが接近中か否かを判定す
る。そして、自車速度が所定の速度以下(すなわち、停
止または最徐行)であってかつ2輪車Cが接近中である
か否かを示す第1の判定信号27を出力する。
【0025】この第1の判定信号27及び上記第2の判
定信号28を受けた警報制御装置11は、これらの判定
信号の内容に応じ、前方警報器21、後側方警報器2
2、及び自車警報器23への警報出力を制御する。
【0026】すなわち、第1の判定信号27が自車の停
止または最徐行状態と後側方からの2輪車Cの接近を示
しており、かつ第2の判定信号28が前方を右折しよう
とする対向車両Bの存在を示しているとき、上記3つの
警報器のすべてに警報を出力する。これにより、車両B
の運転者は、車両Aの前方警報器21(図2)表示点灯
を視認することにより、車両Aの後側方からの2輪車等
の接近を知ることができるとともに、2輪車Cの運転者
は、後側方警報器22(図2)を視認することにより、
車両Aの前方を右折しようとする対向車両の存在を知る
ことができ、さらに車両Aの運転者も自車警報器23の
作動を確認することにより、車両Aの後側方からの2輪
車等の接近を知ることができる。従って、車両B及び2
輪車Cの運転者は、共に、いち早く自らを停止させるた
めの制動操作を開始して、衝突を回避することができ
る。
【0027】一方、第1の判定信号27が自車の停止状
態(または最徐行状態)及び後側方からの2輪車Cの接
近を示しているが、第2の判定信号28が対向車両Bの
存在を示していないときは、前方警報器21及び後側方
警報器22への警報出力は行わず、自車警報器23にの
み警報を出力する。この場合には、後側方警報器22は
点灯せず、2輪車Cはそのままの速度で直進しても問題
はない。このとき、車両Aの運転者は、自車警報器23
により車両Aの後側方からの2輪車等の接近を知ること
ができるため、車両Aが交差点で左折したり、駐車場へ
の車庫入れのために左折する場合に後方を注意すること
ができ、2輪車C巻込事故の防止に寄与することとな
る。なお、このような左折時の巻き込み事故防止のため
の自車警報器23の作動条件として、ターンシグナルス
イッチ25の作動をアンド条件として加えるようにして
もよい。
【0028】また、第2の判定信号28が対向車両Bの
存在を示していても、第1の判定信号27が自車の停止
または最徐行状態と後側方からの2輪車Cの接近を示し
ていないときは、いずれの警報器にも警報出力が行われ
ることはない。
【0029】また、上記実施例では、前方を右折する車
両Bの存在を前方警報器21への警報出力の条件とした
が、これに限るものではなく、自車が停止または最徐行
状態であって後側方より2輪車Cが接近する場合には常
に前方警報器21に警報を出力するようにしてもよい。
また、自車が停止または最徐行状態であって後側方より
2輪車Cが接近しかつ前方を右折する車両Bがある場合
に、前方警報器21に対してのみ警報出力を行うように
してもよい。
【0030】なお、上記第1の実施例では、図5に示し
た交差点での状況を前提に説明したが、その他、例えば
図6に示したように、車両Aの進行方向が渋滞している
場合に右折しようとする対向車両Bに進路を譲る場合に
も本装置は上記と同様に機能し、いわゆるサンキュー事
故の未然防止に寄与するものである。
【0031】図3は、本発明の第2の実施例における車
両接近感知警報装置を表したものである。この図で、図
1と同一部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略す
る。この装置では、第2の判定装置17、前方検出処理
装置18、及び検出デバイス19に代えて、手動スイッ
チ31を設け、その他の部分は図1と同一構成とする。
この装置は、例えば図6に示したように、渋滞中の道路
で停止または最徐行をしている車両Aの運転者が、対向
車線から車両Aの前方を右折しようとする車両Bに進路
を譲るときに有効である。この場合、車両Aの運転者
が、手動スイッチ31をオン操作すると、自車が停止ま
たは最徐行状態であって後側方より2輪車Cが接近して
いる場合には、前方警報器21、後側方警報器22、及
び自車警報器23への警報出力が行われる。
【0032】一方、車両Bに進路を譲らず、手動スイッ
チ31をオン操作しない場合には、自車が停止または最
徐行状態であって後側方より2輪車Cが接近していて
も、警報を出力しない。これにより、車両Bと2輪車C
との出会い頭事故が生じるおそれのない場合には、上記
実施例(図1)の場合と異なり、警報が徒に出力される
ことを回避できる。すなわち、上記第1の実施例では、
車両Bの運転者は、進路を譲ってもらったにもかかわら
ず、車両Aから警報を与えられることとなり、違和感が
あるが、本実施例ではそのようなことがない。
【0033】なお、本実施例においても、自車警報器2
3にだけは警報を出力するようにしてもよい。車両Aが
急に進路を変更して左折しようとする場合も考えられ、
係る場合の2輪車Cの巻き込み事故を防止するためであ
る。
【0034】図4は、本発明の第3の実施例における車
両接近感知警報装置を表したものである。この装置で
は、上記第2の実施例の構成をさらに簡略して、手動ス
イッチ31と後側方警報器22のみを設ける。そして、
例えば図6において車両Aが車両Bに進路を譲る場合
に、手動スイッチ31をオン操作することにより、後側
方警報器22への警報出力を行う。この場合には、2輪
車Cの有無にかかわらず、後側方への警報が行われる。
従って、極めて簡単な構成で、前方右折車両Bの存在を
2輪車Cに知らせることができ、装置コストが安価とな
る。この装置は、特に、狭い道路で対向右折車に進路を
譲る場合に有効である。
【0035】なお、例えば図7に示すように、車両A及
び車両Bそれぞれの進行車線に右折車線が用意されてい
る交差点の場合、車両Aと車両Bとは完全にすれ違った
状態で一旦停止あるいは最徐行をして右折することとな
る。このため、上記第1の実施例では、車両Aの検出デ
バイス19が車両Bの存在を確実に検出することは困難
となり、車両B及び2輪車Cへの警報は行われない。し
かしながら、この場合には、車両Bと2輪車Cはお互い
の存在を直接知ることができるため問題ない。また、図
7の状況で第2、第3の実施例を適用する場合には、車
両Aの運転者は自己の右折動作に集中し、車両Bの存在
を殆ど認識しないため、進路を譲るための手動スイッチ
31のオン操作を行うことは少なく、警報は発せられな
い。しかしながら、この場合も、車両Bと2輪車Cはお
互いの存在を直接知ることができるため問題ない。
【0036】なお、上記各実施例では、警報装置として
いずれも表示灯を用いることとしたが、これに限るもの
ではなく、例えばヘッドランプの点滅、ホーン、音声等
を用いるようにすることも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、自車の車速を検出するとともに後方接近車
両を検出し、自車の車速が所定速度以下であって後方接
近車両が検出された場合に前方への警告を行うこととし
たので、前方を右折しようとする対向車があればその運
転者に対して後方接近車両の存在を知らせ、注意を促す
ことができる。従って、前方を右折しようとする対向車
両と後方接近車両との出会い頭の衝突事故を効果的に防
止することができる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の構成に加えて、さらに自車の前方を横切る対向車両
の存在を検出する手段を設け、自車の車速が所定速度以
下であって後方接近車両が検出され、しかも対向車両の
存在の検出された場合に限って、対向車両への警告を行
うこととしたので、対向車両が存在しない場合にまで前
方への警告がなされてしまうという不都合を回避できる
という効果がある。
【0039】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の構成に加えて、さらに後方警告手段を設け、自車の
車速が所定速度以下であって後方接近車両が検出され、
かつ対向車両の存在の検出された場合に、対向車両及び
後方接近車両の双方に警告を行うこととしたので、後方
接近車両の運転者に対しても対向車両の存在を知らせる
ことができる。従って、対向車両と後方接近車両との出
会い頭の衝突事故をより確実に防止できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における車両接近感知警
報装置を示すブロック図である。
【図2】この車両接近感知警報装置を搭載した車両を示
す外観斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施例における車両接近感知警
報装置を示すブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施例における車両接近感知警
報装置を示すブロック図である。
【図5】二輪車と対向右折車との出会い頭衝突事故の発
生する状況を説明するための説明図である。
【図6】二輪車と対向右折車との出会い頭衝突事故の発
生する他の状況を説明するための説明図である。
【図7】右折斜線がある場合の交差点の状況を示す説明
図である。
【符号の説明】
11 警報制御装置 12,17 判定装置 13 車速センサ 14 後側方検出処理装置 15,19 検出デバイス 18 前方検出処理装置 21 前方警報器 22 後側方警報器 23 自車警報器
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B60R 21/00 621C (56)参考文献 特開 昭60−63480(JP,A) 特開 平4−232139(JP,A) 特開 平5−2700(JP,A) 特開 平3−197252(JP,A) 特開 平6−44498(JP,A) 実開 昭63−5600(JP,U) 実開 平4−60751(JP,U) 実開 平4−66698(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/00 621 B60R 21/00 626 B60R 21/00 630 G08G 1/00 - 9/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後方から接近する後方接近車両を検出す
    る後方車両検出手段と、 自車の車速を検出する車速検出手段と、 前記車速検出手段が検出した自車速が所定速度以下の場
    合において、前記後方車両検出手段が後方接近車両を検
    出したとき、前方への警告を行う前方警告手段と、 を具備することを特徴とする車両接近感知警報装置。
  2. 【請求項2】 後方から接近する後方接近車両を検出す
    る後方車両検出手段と、 自車の車速を検出する車速検出手段と、 自車の前方を横切る対向車両の存在を検出する対向車両
    検出手段と、 前記車速検出手段が検出した車速が所定速度以下の場合
    において、前記後方車両検出手段が後方接近車両を検出
    し、かつ、前記対向車両検出手段が対向車両の存在を検
    出したとき、該対向車両への警告を行う前方警告手段
    と、 を具備することを特徴とする車両接近感知警報装置。
  3. 【請求項3】 後方から接近する後方接近車両を検出す
    る後方車両検出手段と、 自車の車速を検出する車速検出手段と、 自車の前方を横切る対向車両の存在を検出する対向車両
    検出手段と、 前記車速検出手段が検出した車速が所定速度以下の場合
    において、前記後方車両検出手段が後方接近車両を検出
    し、かつ、前記対向車両検出手段が対向車両の存在を検
    出したとき、該対向車両への警告を行う前方警告手段
    と、 前記車速検出手段が検出した車速が所定速度以下の場合
    において、前記後方車両検出手段が後方接近車両を検出
    し、かつ、前記対向車両検出手段が対向車両の存在を検
    出したとき、前記後方接近車両への警告を行う後方警告
    手段と、 を具備することを特徴とする車両接近感知警報装置。
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