JP2939812B2 - 焼却プラントのスラグ除去装置 - Google Patents
焼却プラントのスラグ除去装置Info
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- JP2939812B2 JP2939812B2 JP1266063A JP26606389A JP2939812B2 JP 2939812 B2 JP2939812 B2 JP 2939812B2 JP 1266063 A JP1266063 A JP 1266063A JP 26606389 A JP26606389 A JP 26606389A JP 2939812 B2 JP2939812 B2 JP 2939812B2
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- slag
- shaft
- tank
- thrust
- water
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23J—REMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES
- F23J1/00—Removing ash, clinker, or slag from combustion chambers
- F23J1/02—Apparatus for removing ash, clinker, or slag from ash-pits, e.g. by employing trucks or conveyors, by employing suction devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23J—REMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES
- F23J2900/00—Special arrangements for conducting or purifying combustion fumes; Treatment of fumes or ashes
- F23J2900/01021—Removing ashes from the ash pit using reciprocating means, e.g. pushers
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- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
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- Gas Separation By Absorption (AREA)
- Chimneys And Flues (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、焼却プラント、特に、ごみ焼却のためのス
ラグ除去装置であり、該装置においては、焼却炉の火床
の一端に発せられたスラグを、実質的に垂直配置された
スラグシャフト、水が満たされた部分を有するスラグタ
ンク及び上方向への傾斜をなす排出通路を通して排出す
るようにされ、スラストピストン駆動装置により往復動
作させられる押しプレートを備え、該スラグタンクに装
着されたラムが、前記排出通路を経て炉の不燃性残渣を
排出する焼却スラグ除去装置に関する。
ラグ除去装置であり、該装置においては、焼却炉の火床
の一端に発せられたスラグを、実質的に垂直配置された
スラグシャフト、水が満たされた部分を有するスラグタ
ンク及び上方向への傾斜をなす排出通路を通して排出す
るようにされ、スラストピストン駆動装置により往復動
作させられる押しプレートを備え、該スラグタンクに装
着されたラムが、前記排出通路を経て炉の不燃性残渣を
排出する焼却スラグ除去装置に関する。
従来技術及びその問題点 全ての炉及び焼却プラントにおいては、燃焼物の特性
機能に従った様々に異なる量の不燃性残渣が発生する。
特に、ごみ焼却プラントの場合、この不燃性残渣が、焼
却残渣の比較的大きな部分を占め得る。特に、ごみの仕
分けが出来ないために嵩張ったごみの場合、不燃物が得
られ、この不燃物は該焼却炉から他の全ての残渣と教に
除去されなければならない。
機能に従った様々に異なる量の不燃性残渣が発生する。
特に、ごみ焼却プラントの場合、この不燃性残渣が、焼
却残渣の比較的大きな部分を占め得る。特に、ごみの仕
分けが出来ないために嵩張ったごみの場合、不燃物が得
られ、この不燃物は該焼却炉から他の全ての残渣と教に
除去されなければならない。
この不燃性の残渣を除去するためには、該残渣を連続
的に除去することができる特別のスラグ残渣除去装置が
備えられねばならない。
的に除去することができる特別のスラグ残渣除去装置が
備えられねばならない。
種々の炉及び焼却プラントには、スラグ除去装置が取
り付けられている。炉の火床の端部に実質的に垂直なス
ラグシャフトが配置され、炉の不燃性残渣が、該スラグ
シャフトを通過して該スラグシャフトの下に配置された
スラグタンクに落下される。スラグシャフトは、該スラ
グシャフトの開口部が該スラグタンク内で水が満たされ
た部分へ導入されるように、該スラグタンクへ突出して
いる。この水によるシーリングは、炉の燃焼室への不要
な空気の貫通を防止している（西ドイツ国特許公告第25
39615号）。
り付けられている。炉の火床の端部に実質的に垂直なス
ラグシャフトが配置され、炉の不燃性残渣が、該スラグ
シャフトを通過して該スラグシャフトの下に配置された
スラグタンクに落下される。スラグシャフトは、該スラ
グシャフトの開口部が該スラグタンク内で水が満たされ
た部分へ導入されるように、該スラグタンクへ突出して
いる。この水によるシーリングは、炉の燃焼室への不要
な空気の貫通を防止している（西ドイツ国特許公告第25
39615号）。
一方の側でのスラグタンクは排出通路に通じており、
炉の不燃性残渣は、該排出通路を通過して該スラグタン
クから排出されることができる。該残渣は、スラグタン
ク内で往復移動させられる押しプレートを実質的に備え
たスラグ除去装置と呼ばれる排出装置により排出され
る。一般的に、この押しプレートは、対応して構成され
たリンク結合装置により該押しプレートに駆動接続され
ているスラストピストン駆動装置により往復動作が行な
われる。排出通路の方向へのストローク毎に押しプレー
トが往復動作を行なうことにより、スラグ及び他の不燃
物は、排出通路の開口の方へ押出される。排出通路から
離れる向きへのストロークの間に、垂直方向のスラグシ
ャフト内の物質が、スラグタンク内に流れて戻ることが
できる。
炉の不燃性残渣は、該排出通路を通過して該スラグタン
クから排出されることができる。該残渣は、スラグタン
ク内で往復移動させられる押しプレートを実質的に備え
たスラグ除去装置と呼ばれる排出装置により排出され
る。一般的に、この押しプレートは、対応して構成され
たリンク結合装置により該押しプレートに駆動接続され
ているスラストピストン駆動装置により往復動作が行な
われる。排出通路の方向へのストローク毎に押しプレー
トが往復動作を行なうことにより、スラグ及び他の不燃
物は、排出通路の開口の方へ押出される。排出通路から
離れる向きへのストロークの間に、垂直方向のスラグシ
ャフト内の物質が、スラグタンク内に流れて戻ることが
できる。
水によりスラグシャフトの信頼性の高いシーリングが
得られ、満たされた水が常に同じ高さであるように、水
面の調整装置が備えられているので、水面は一定高さに
維持されている。炉の不燃性残渣、特に微細粒子状の灰
により、この満たされた水は、研磨作用を有するスラッ
ジを形成し、堅固に固められ、腐蝕を増加させる。その
結果、ラム式スラグ除去装置の損傷を受け易い箇所、特
に、前記スラッジに進入されたレバー装置のベアリング
が、該ベアリングの動作特性における劣化を被る。スラ
ッジにより浸漬されるベアリングをシーリングすること
ができるのは理論上明らかであるが、実際には、ベアリ
ング動作の際に移動されるのに必要な大きな力及びこれ
に伴って発生する変形のために、シーリングを完全に施
すことは不可能である。一旦、ベアリングがリークすれ
ば、摩耗性が増大し、これに対応してラム式スラグ除去
装置の動作の信頼性が減少することは明らかである。
得られ、満たされた水が常に同じ高さであるように、水
面の調整装置が備えられているので、水面は一定高さに
維持されている。炉の不燃性残渣、特に微細粒子状の灰
により、この満たされた水は、研磨作用を有するスラッ
ジを形成し、堅固に固められ、腐蝕を増加させる。その
結果、ラム式スラグ除去装置の損傷を受け易い箇所、特
に、前記スラッジに進入されたレバー装置のベアリング
が、該ベアリングの動作特性における劣化を被る。スラ
ッジにより浸漬されるベアリングをシーリングすること
ができるのは理論上明らかであるが、実際には、ベアリ
ング動作の際に移動されるのに必要な大きな力及びこれ
に伴って発生する変形のために、シーリングを完全に施
すことは不可能である。一旦、ベアリングがリークすれ
ば、摩耗性が増大し、これに対応してラム式スラグ除去
装置の動作の信頼性が減少することは明らかである。
多数のスラグ除去装置に使用されている公知の流体圧
駆動式スラストピストン駆動装置は、ラム式スラグ除去
装置の駆動装置として最適なものであることは明らかで
ある。公知のスラグ除去装置（西ドイツ国特許公告第25
39615号）において、ラム式スラグ除去装置の押しプレ
ートは、スラグタンクを横切る方向に延びるロッキング
シャフト（揺動軸）に固定されている二つのロッキング
レバー（揺動てこ）により往復動作させられる。一つ又
は二つのスラストピストン駆動装置が、該ロッキングシ
ャフトに装着され、該スラグタンクの外側に配置されて
いる。
駆動式スラストピストン駆動装置は、ラム式スラグ除去
装置の駆動装置として最適なものであることは明らかで
ある。公知のスラグ除去装置（西ドイツ国特許公告第25
39615号）において、ラム式スラグ除去装置の押しプレ
ートは、スラグタンクを横切る方向に延びるロッキング
シャフト（揺動軸）に固定されている二つのロッキング
レバー（揺動てこ）により往復動作させられる。一つ又
は二つのスラストピストン駆動装置が、該ロッキングシ
ャフトに装着され、該スラグタンクの外側に配置されて
いる。
前記公知の及び他公知のスラグ除去装置（スイス国特
許公報第536982号）においては、重負荷の加えられる旋
回接続を有するラム式スラグ除去装置のための少なくと
も一つのレバー装置が、スラグタンクにおける水が満た
された部分に一時的に浸漬される。この水への一時的な
浸漬は、前記ジョイントでの腐蝕のかなりの誘因とな
る。加えて、該ロッキングレバーに対して側面に配置さ
れているスラグタンク外側のスラストピストン駆動装置
により、スラストピストン駆動装置及びロッキングレバ
ーの動作が、異なる平面に発生し、その結果、付加的な
モーメントがロッキングシャフトに加えられ、該シャフ
トが駆動装置の対応する部分へ負荷を与える。
許公報第536982号）においては、重負荷の加えられる旋
回接続を有するラム式スラグ除去装置のための少なくと
も一つのレバー装置が、スラグタンクにおける水が満た
された部分に一時的に浸漬される。この水への一時的な
浸漬は、前記ジョイントでの腐蝕のかなりの誘因とな
る。加えて、該ロッキングレバーに対して側面に配置さ
れているスラグタンク外側のスラストピストン駆動装置
により、スラストピストン駆動装置及びロッキングレバ
ーの動作が、異なる平面に発生し、その結果、付加的な
モーメントがロッキングシャフトに加えられ、該シャフ
トが駆動装置の対応する部分へ負荷を与える。
本発明の課題は、前記タイプのスラグ除去装置を更に
発展させ、前述の不利な点、すなわち水が満たされたス
ラグタンクにジョイントが浸漬されること及びロッキン
グシャフトへ付加的なモーメントが作用されることを解
消することである。
発展させ、前述の不利な点、すなわち水が満たされたス
ラグタンクにジョイントが浸漬されること及びロッキン
グシャフトへ付加的なモーメントが作用されることを解
消することである。
即ち、本発明は、焼却炉の火床上のスラグを該火床の
一端側からスラグシャフトを経てスラグタンク内の水中
に落下させ、この水中落下のスラグを、スラグタンク水
中における押しプレートの往復移動運動により上記タン
クの一端側に開口の排出通路を通じタンク外に押し出し
排出する構成を有していて、上記押しプレートは少なく
とも１つのスラストロッドを介し少なくとも１つのスラ
ストピストン駆動装置に接続され、該ピストン駆動装置
の作動をしてスラグタンク水中での往復移動が可能であ
り、スラストロッドの押しプレートと反対側の端部は、
その往復移動の全ストロークの間、スラグタンクの水面
上方に配置される構成になっているスラグ除去装置にお
いて、上記スラストピストン駆動装置は上記排出通路の
反対側に於いてスラグタンクの底壁の外側に配置され且
つレバーを介し上記ラストロッドに接続され、該レバー
はスラグタンクの側壁の外側に設置されたシャフト上に
該シャフトを回転中心として回転出来るように設置され
ていることを特徴とする焼却プラントのスラグ除去装置
に係る。
一端側からスラグシャフトを経てスラグタンク内の水中
に落下させ、この水中落下のスラグを、スラグタンク水
中における押しプレートの往復移動運動により上記タン
クの一端側に開口の排出通路を通じタンク外に押し出し
排出する構成を有していて、上記押しプレートは少なく
とも１つのスラストロッドを介し少なくとも１つのスラ
ストピストン駆動装置に接続され、該ピストン駆動装置
の作動をしてスラグタンク水中での往復移動が可能であ
り、スラストロッドの押しプレートと反対側の端部は、
その往復移動の全ストロークの間、スラグタンクの水面
上方に配置される構成になっているスラグ除去装置にお
いて、上記スラストピストン駆動装置は上記排出通路の
反対側に於いてスラグタンクの底壁の外側に配置され且
つレバーを介し上記ラストロッドに接続され、該レバー
はスラグタンクの側壁の外側に設置されたシャフト上に
該シャフトを回転中心として回転出来るように設置され
ていることを特徴とする焼却プラントのスラグ除去装置
に係る。
本発明によれば、上記構成により押しプレートの往復
移動の間、スラストロッドとレバー間のジョイント部を
スラグタンクの水面上方に位置させることができ、また
構造的にも比較的構成が簡素であり、しかも好ましい実
施態様によれば押しプレートを往復移動させるための機
構の各構成要素は同一垂直面内で作動可能であるので、
付加的なモーメントを回避することが出来る。
移動の間、スラストロッドとレバー間のジョイント部を
スラグタンクの水面上方に位置させることができ、また
構造的にも比較的構成が簡素であり、しかも好ましい実
施態様によれば押しプレートを往復移動させるための機
構の各構成要素は同一垂直面内で作動可能であるので、
付加的なモーメントを回避することが出来る。
実 施 例 以下、本発明実施例につき添付図面を参照しつつ説明
する。
する。
第１図及び第２図に示されるスラグ除去装置は、図外
の焼却プラントにおける炉の火床の端部に配置されてい
る。該装置においては、スラグ及びその他金属部材等の
ような炉の不燃性残渣が該火床から落下され、垂直方向
に配置されたスラグシャフト（１）を通過する。該スラ
グシャフト（１）の開口（２）は、空気が通り抜けない
ようにシャフト（１）の開口（２）をシーリングする高
さまで水が満たされているスラグタンク又はスラグ浴
（３）へ突出している。上方への傾斜をなす底部（７）
を有する排出通路（６）が、スラグタンク（３）と接続
されている。炉の不燃性残渣は、排出通路（６）の開口
（８）を経て装置外へ排出される。
の焼却プラントにおける炉の火床の端部に配置されてい
る。該装置においては、スラグ及びその他金属部材等の
ような炉の不燃性残渣が該火床から落下され、垂直方向
に配置されたスラグシャフト（１）を通過する。該スラ
グシャフト（１）の開口（２）は、空気が通り抜けない
ようにシャフト（１）の開口（２）をシーリングする高
さまで水が満たされているスラグタンク又はスラグ浴
（３）へ突出している。上方への傾斜をなす底部（７）
を有する排出通路（６）が、スラグタンク（３）と接続
されている。炉の不燃性残渣は、排出通路（６）の開口
（８）を経て装置外へ排出される。
スラグタンク（３）における排出通路（６）と反対側
に、ラム式スラグ除去装置の駆動部が備えられている。
該駆動部の機能は、スラグタンク（３）内に配置された
押しプレート（10）をスラグシャフト（１）の開放され
る後退位置から排出通路（６）の始まる前進位置へ移動
させることである。押しプレート（10）のこれら二つの
位置は各々、後退位置を（Ｒ）及び前進位置を（Ａ）で
図示されている。
に、ラム式スラグ除去装置の駆動部が備えられている。
該駆動部の機能は、スラグタンク（３）内に配置された
押しプレート（10）をスラグシャフト（１）の開放され
る後退位置から排出通路（６）の始まる前進位置へ移動
させることである。押しプレート（10）のこれら二つの
位置は各々、後退位置を（Ｒ）及び前進位置を（Ａ）で
図示されている。
押しプレート（10）の背後には、四角形断面の中空パ
イプのような、中空パイプにより実質的に構成し得るス
ラストロッド（12）が支持されている。第１図及び第２
図の実施例においては、２本のスラストロッド（12）が
先端側に於いて押しプレート（10）の背面に結合され、
該ロッド（12）の基端側は水の満たされた部分（４）の
高さ（５）より上方に突出した状態でレバー（14）の一
端側にジョイント（15）を介し回転可能に連結されてい
る。
イプのような、中空パイプにより実質的に構成し得るス
ラストロッド（12）が支持されている。第１図及び第２
図の実施例においては、２本のスラストロッド（12）が
先端側に於いて押しプレート（10）の背面に結合され、
該ロッド（12）の基端側は水の満たされた部分（４）の
高さ（５）より上方に突出した状態でレバー（14）の一
端側にジョイント（15）を介し回転可能に連結されてい
る。
レバー（14）は、２個のアームを有するレバーとして
構成され、各アーム（16）、（17）の間にロッキングシ
ャフト（18）が内配置されている。該ロッキングシャフ
ト（18）は、スラグタンク（３）の幅以上に延ばされ、
二つの軸受箱（19）内のローラベアリング等のベアリン
グによりスラグタンク（３）正面の外側に装着されてい
る。該軸受箱（19）は、例えばスラグタンク（３）側壁
の延長部を実質的に形成することができる。
構成され、各アーム（16）、（17）の間にロッキングシ
ャフト（18）が内配置されている。該ロッキングシャフ
ト（18）は、スラグタンク（３）の幅以上に延ばされ、
二つの軸受箱（19）内のローラベアリング等のベアリン
グによりスラグタンク（３）正面の外側に装着されてい
る。該軸受箱（19）は、例えばスラグタンク（３）側壁
の延長部を実質的に形成することができる。
二つのアームを有するロッキングレバー（14）は、二
つの軸受け箱（19）間のロッキングシャフト（18）に固
定され、スラストロッド（12）と並行に配置されてい
る。このように、ロッキングレバー（14）及びスラスト
ロッド（12）は、動作に関して同一垂直面に配置されて
いる。
つの軸受け箱（19）間のロッキングシャフト（18）に固
定され、スラストロッド（12）と並行に配置されてい
る。このように、ロッキングレバー（14）及びスラスト
ロッド（12）は、動作に関して同一垂直面に配置されて
いる。
支持用クロスバー（20）がロッキングレバー（14）及
びスラストロッド（12）の下側に固定され、これらの各
１組に対して１個の二重リンクプレート（21）が該クロ
スバー（20）上に支持されている。該二重リンクプレー
ト（21）は、スラストピストン駆動装置（24）一端のロ
ッカーベヤリング（22）のためのものである。例えば流
体により作動するリフトシリンダのような駆動装置（2
4）は、該駆動装置の他端部によりロッキングレバー（1
4）のアーム（17）と回動自在に接合され、押しプレー
ト（10）の変位のための駆動力を供与する。
びスラストロッド（12）の下側に固定され、これらの各
１組に対して１個の二重リンクプレート（21）が該クロ
スバー（20）上に支持されている。該二重リンクプレー
ト（21）は、スラストピストン駆動装置（24）一端のロ
ッカーベヤリング（22）のためのものである。例えば流
体により作動するリフトシリンダのような駆動装置（2
4）は、該駆動装置の他端部によりロッキングレバー（1
4）のアーム（17）と回動自在に接合され、押しプレー
ト（10）の変位のための駆動力を供与する。
第１図は、スラストロッド（12）及びロッキングレバ
ー（14）により形成されたリンク機構が押しプレート
（10）を後退位置（Ｒ）に至らせている状態を示す。ま
た、スラストロッド（12）をロッキングレバー（14）に
接続しているジョイント（15）は、スラグタンク（３）
内で水の満たされた部分（４）の水面（15）は、摺動す
る押しプレート（10）の前進位置（Ａ）においても、満
たされた水（４）の水面（５）より上に保持されている
（第２図参照）。このように、スラストピストン駆動装
置（24）の作動をして駆動されるリンク結合部分、とり
わけスラストロッド（12）とレバー（14）間のジョイン
ト（15）の部分やロッキングシャフト（18）の軸受け部
分のように損傷を受けやすい部分はいずれも水が満たさ
れた部分（４）には浸漬されない。加えて、リンク結合
部を構成しているスラストロッド（12）及びレバー（1
4）は同一垂直面内に配置されているため、付加的なモ
ーメントが発生することはない。
ー（14）により形成されたリンク機構が押しプレート
（10）を後退位置（Ｒ）に至らせている状態を示す。ま
た、スラストロッド（12）をロッキングレバー（14）に
接続しているジョイント（15）は、スラグタンク（３）
内で水の満たされた部分（４）の水面（15）は、摺動す
る押しプレート（10）の前進位置（Ａ）においても、満
たされた水（４）の水面（５）より上に保持されている
（第２図参照）。このように、スラストピストン駆動装
置（24）の作動をして駆動されるリンク結合部分、とり
わけスラストロッド（12）とレバー（14）間のジョイン
ト（15）の部分やロッキングシャフト（18）の軸受け部
分のように損傷を受けやすい部分はいずれも水が満たさ
れた部分（４）には浸漬されない。加えて、リンク結合
部を構成しているスラストロッド（12）及びレバー（1
4）は同一垂直面内に配置されているため、付加的なモ
ーメントが発生することはない。
スラグシャフト（１）及びスラグタンク（３）は、鋼
板で互いに溶接されている。押しプレート（10）は、ス
ラグタンク（３）の底部内面上を摺動する。スラグタン
ク（３）は、基礎（28）、（29）に載置さている二つの
ベース（26）、（27）上に通常支持されている。このよ
うに、スラグタンク（３）は、図外の基礎下部構造の上
に少し離れて配置されているので、スラグタンク（３）
の下側にスラストピストン駆動装置（24）を配置するの
に十分なスペースが存する。スラグ除去装置全体をスラ
グシャフト（１）に直接に固定又は吊り下げて設置する
こともでき、この場合は、基礎及びベースの必要は除去
され得る。スラグタンク（３）は、両側の壁にアクセス
ドア（30）を備え、該アクセスドア（30）はタンク
（３）内へ作動員が入るのに十分な大きさである。スラ
グシャフト（１）の開口（２）のみが、スラグタンク
（３）に接続され、該スラグシャフト（１）上部は開口
（２）の上に配置されている。スラグシャフト（１）
は、スラグタンク（３）に固定され又はアクセス開口
（31）を備えている鋼板で互いに溶接されている。
板で互いに溶接されている。押しプレート（10）は、ス
ラグタンク（３）の底部内面上を摺動する。スラグタン
ク（３）は、基礎（28）、（29）に載置さている二つの
ベース（26）、（27）上に通常支持されている。このよ
うに、スラグタンク（３）は、図外の基礎下部構造の上
に少し離れて配置されているので、スラグタンク（３）
の下側にスラストピストン駆動装置（24）を配置するの
に十分なスペースが存する。スラグ除去装置全体をスラ
グシャフト（１）に直接に固定又は吊り下げて設置する
こともでき、この場合は、基礎及びベースの必要は除去
され得る。スラグタンク（３）は、両側の壁にアクセス
ドア（30）を備え、該アクセスドア（30）はタンク
（３）内へ作動員が入るのに十分な大きさである。スラ
グシャフト（１）の開口（２）のみが、スラグタンク
（３）に接続され、該スラグシャフト（１）上部は開口
（２）の上に配置されている。スラグシャフト（１）
は、スラグタンク（３）に固定され又はアクセス開口
（31）を備えている鋼板で互いに溶接されている。
図は、いずれも本発明実施例に係るスラグ除去装置を図
式的に示したものであり、第１図は押しプレートが後退
位置にある際の該装置の縦断面図、第２図は押しプレー
トが前進位置にある際の同縦断面図である。 （１）……スラグシャフト （２）……開口 （３）……スラグタンク （４）……水が満たされた部分 （６）……排出通路 （８）……開口 （10）……押しプレート （12）……スラストロッド （14）……ロッキングレバー （15）……ジョイント （16）、（17）……アーム （18）……ロッキングシャフト （19）……軸受箱 （20）……支持用クロスバー （21）……二重リンクプレート （24）……スラストピストン駆動部
式的に示したものであり、第１図は押しプレートが後退
位置にある際の該装置の縦断面図、第２図は押しプレー
トが前進位置にある際の同縦断面図である。 （１）……スラグシャフト （２）……開口 （３）……スラグタンク （４）……水が満たされた部分 （６）……排出通路 （８）……開口 （10）……押しプレート （12）……スラストロッド （14）……ロッキングレバー （15）……ジョイント （16）、（17）……アーム （18）……ロッキングシャフト （19）……軸受箱 （20）……支持用クロスバー （21）……二重リンクプレート （24）……スラストピストン駆動部
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−142778（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−69639（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−55232（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F23J 1/02
Claims (4)
- 【請求項１】焼却炉の火床上のスラグを該火床の一端側
からスラグシャフトを経てスラグタンク内の水中に落下
させ、この水中落下のスラグを、スラグタンク水中にお
ける押しプレートの往復移動運動により上記タンクの一
端側に開口の排出通路を通じタンク外に押し出し排出す
る構成を有していて、上記押しプレートは少なくとも１
つのスラストロッドを介し少なくとも１つのスラストピ
ストン駆動装置に接続され、該ピストン駆動装置の作動
をしてスラグタンク水中での往復移動が可能であり、ス
ラストロッドの押しプレートと反対側の端部は、その往
復移動の全ストロークの間、スラグタンクの水面上方に
配置される構成になっているスラグ除去装置において、
上記スラストピストン駆動装置は上記排出通路の反対側
に於いてスラグタンクの底壁の外側に配置され且つレバ
ーを介し上記スラストロッドに接続され、該レバーはス
ラグタンクの側壁の外側に設置されたシャフト上に該シ
ャフトを回転中心として回転出来るように設置されてい
ることを特徴とする焼却プラントのスラグ除去装置。 - 【請求項２】スラストピストン駆動装置及びスラストロ
ッドが同一垂直面内に設置されていることを特徴とする
請求項１記載のスラグ除去装置。 - 【請求項３】レバーが二つのアームを備え、一方のアー
ムがスラストロッドに、他方のアームがスラストピスト
ン駆動装置にそれぞれ結合されていることを特徴とする
請求項１又は２記載のスラグ除去装置。 - 【請求項４】レバーがトグルレバーとして構成されてい
ることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載のス
ラグ除去装置。
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Family
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