JP2939707B2 - 通信制御システムの同期制御方法 - Google Patents

通信制御システムの同期制御方法

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JP2939707B2
JP2939707B2 JP6315118A JP31511894A JP2939707B2 JP 2939707 B2 JP2939707 B2 JP 2939707B2 JP 6315118 A JP6315118 A JP 6315118A JP 31511894 A JP31511894 A JP 31511894A JP 2939707 B2 JP2939707 B2 JP 2939707B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置(以下、
CPU)と通信制御装置(以下、CCU)との間で行わ
れる処理指示や処理結果報告を主メモリに設定したディ
スクリプタを用いて行う通信制御システムに関し、特
に、CPUとCCUとの間のシステム同期制御方法に関
する。なお、CCUという場合、内部にプロセッサを有
する通信制御処理装置を含むものとする。
【0002】
【従来の技術】共通のバスに多数のCCUが接続された
り、高速度通信に対応するCCUを含む通信制御システ
ムでは、ディスクリプタの付け替えのような処理を極力
低減させて個々のCCUの処理速度の低下を防止するこ
とが重要となる。そこで、特願平02−190062号
公報に開示された「ディスクリプタチェーニング方式」
では、ディスクリプタをリング状に接続して論理的に連
続させることにより、上述のディスクリプタの付け替え
処理に要する時間を無くし、CCUの処理速度の低下を
防いでいる。
【0003】ところがこの「ディスクリプタチェーニン
グ方式」では、ディスクリプタをリング状に接続して設
定しているので、ディスクリプタの設定エリアに設定さ
れる通信処理指示や処理結果報告の内容が時間の経過と
共に変化する。そのため、CPUとCCUとが非同期に
動作する場合に、本来の通信処理には不要なディスクリ
プタの授受に関する同期制御が不可避となる。
【0004】以下、図6〜図8を参照して従来のこの種
の同期制御方法を説明する。図6は通信制御システムの
構成図であり、CPU4とCCU5と主メモリ6とをバ
スで双方向通信可能に接続して成る。CPU4は主制御
部41とインタフェース制御部42とを含み、CCU5
に対して入出力命令を起動し、その際にデータを付帯す
ることが出来るものである。CCU5は主制御部51と
インタフェース制御部52と通信処理部53とを含み、
CPU4に対して、割込起動し、その際にデータを付帯
することが出来るものである。また、主メモリ6には、
コマンドテーブル61とステータステーブル62とが、
それぞれCPU4及びCCU5からアクセス可能に設定
されている。CCU4は、初期設定手段をも有してい
る。この初期設定手段によりコマンドテーブル61のア
ドレスとサイズ、ステータステーブル62のアドレスと
サイズがそれぞれ設定される。
【0005】図7(a)はコマンドテーブル61の説明
図、(b)はステータステーブル62の説明図である。
CPU4からCCU5に対する通信処理指示は、個々の
コマンドディスクリプタ611に格納される。コマンド
テーブル61は、主メモリ6に連続して確保される上記
コマンドディスクリプタ611の格納エリアで、ここで
は、回線接続から開始データ送信、主データ送信、終了
データ送信、回線断までの指示(動作コード)612、
必要に応じて確保されるデータバッファ63のアドレス
613、バッファサイズ614、及び有効フラグ615
を含むコマンドディスクリプタ611が8個分確保され
た例を示している。ここで、有効フラグ615は、コマ
ンドディスクリプタ611に設定された動作コード61
2を含む情報が有効であることを示すフラグであり、C
PU4によりセットされ、CCU5によりリセットされ
るものである。このコマンドテーブル61においては、
個々のコマンドディスクリプタ611が循環(ラウンド
ロビン)形式でリング上にチェーニングされ、8番目の
コマンドディスクリプタと先頭のコマンドディスクリプ
タとは連鎖している。
【0006】また、CCU5がCPU4の通信処理指示
で処理を行った結果は、ステータスディスクリプタ62
1に格納される。ステータステーブル62は、主メモリ
6上に連続して確保されるステータスディスクリプタ6
21の格納エリアで、ここでは、上記コマンドディスク
リプタ611に対応する処理結果報告(結果コード)6
22、必要に応じて確保されるバッファ63のアドレス
623、サイズ624、及び有効フラグ625を含むス
テータスディスクリプタ621が8個分確保された例を
示している。ここで、有効フラグ625は、ステータス
ディスクリプタ621に設定された結果コード622を
含む情報が有効であることを示すフラグであり、CCU
5がセットし、CPU4がリセットするものである。こ
のステータステーブル62も個々のステータスディスク
リプタ621が循環形式でリング上にチェーニングさ
れ、8番目のステータスディスクリプタと先頭のステー
タスディスクリプタとは連鎖している。
【0007】図8は、CPU4とCCU5が、主メモリ
6を介してコマンドディスクリプタ611とステータス
ディスクリプタ621を授受する場合の同期制御手順を
示すフローチャートである。以下、図8を参照してこの
シーケンスを説明する。
【0008】まず、CPU4が、コマンドディスクリプ
タ611の形式にしたがって、主メモリ6に、動作コー
ド612、バッファアドレス613、バッファサイズ6
14、及び有効フラグ615を設定し(S201)、そ
の設定内容を入出力命令でCCU5に通知する(S20
2)。
【0009】CCU5は、設定通知を受信したときは
(S203)、主メモリ6からコマンドディスクリプタ
611を読み出し(S204)、それに基づく所定の通
信処理を行う(S205)。処理が終了したときは(S
206)、コマンドディスクリプタ611の有効フラグ
615をリセットする(S207)。CCU5は、ま
た、ステータスディスクリプタ621の上書きが可能で
あることを確認するため、その有効フラグ625読み出
し、リセットされていることを確認する(S208)。
そして処理結果報告をステータスディスクリプタ621
の形式に従って、有効フラグ625、結果コード62
2、バッファアドレス623、及びバッファサイズ62
4を設定する(S209)。更に、コマンドテーブル6
1を読み出し、有効フラグ615により、継続するコマ
ンドディスクリプタ611の有無を確認する(S21
0)。その後、CPU4にステータスディスクリプタ6
21の設定内容を割込で通知する(S211)。
【0010】CPU4は、CCU5からの設定通知を受
信したときは(S212)ステータスディスクリプタ6
21を読み出し(S213)、ステータスディスクリプ
タ621に基づく処理が完了した時点で(S214,S
215)、その有効フラグ625をリセットする(S2
16)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のシーケンスで
は、CCU5が、読み出したコマンドディスクリプタ6
11の有効フラグ615のリセット(S207)や、先
行するステータスディスクリプタ621の読み出し及び
有効フラグ625の確認(S208)、継続するコマン
ドディスクリプタ611の読み出し及び有効フラグの確
認(S210)をその都度行わなければならないので、
本来の通信制御処理に不必要な上記処理のために多大な
時間を費やし、通信制御速度が低下するという問題があ
った。
【0012】本発明の課題は、上記問題点を解消し、本
来の通信制御処理に不要な同期制御時間を短縮してCC
Uの処理速度を向上させる通信制御システムの同期制御
方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明が提供す
る第1の方法は、CPUからCCUへの通信処理指示を
コマンドディスクリプタを介して行い、該コマンドディ
スクリプタを読み出したCCUが個々の通信処理指示に
基づく処理結果報告をステータスディスクリプタを介し
て行う通信制御システムの同期制御方法であって、前記
CPUがコマンドディスクリプタを設定する際に、前記
CPUがコマンドディスクリプタを設定する際に、個々
のコマンドディスクリプタに当該通信処理指示の識別情
報を付加すると共に、設定したコマンドディスクリプタ
数を予めCCUに通知し、前記CCUがステータスディ
スクリプタを設定する際に、個々のステータスディスク
リプタに当該処理結果報告の識別情報を付加すると共
に、設定したステータスディスクリプタ数を予め情報処
理装置に通知することを特徴とする。なお、前記CPU
が前記処理結果報告に基づく処理が完了したステータス
ディスクリプタ数を前記コマンドディスクリプタ数と共
に前記CCUに通知するようにしても良い。
【0014】また、本発明が提供する第2の方法は、C
PUがコマンドディスクリプタを設定する際に、設定し
たコマンドディスクリプタの有無を予めCCUに通知す
ると共に、個々のコマンドディスクリプタに当該通信処
理指示の識別情報と継続する通信処理指示の表示とを付
加し、前記CCUがステータスディスクリプタを設定す
る際に個々のステータスディスクリプタに当該処理結果
報告の識別情報と継続する処理結果報告の表示とを付加
することを特徴とする。なお、前記CPUが前記処理結
果報告に基づく処理が完了したステータスディスクリプ
タ数を前記コマンドディスクリプタの有無と共に前記C
CUに通知するようにしても良い。
【0015】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。 (第1実施例)図1は、第1実施例に係る通信制御シス
テムの構成図であり、CPU1とCCU2と主メモリ3
とをバスで接続して成る。
【0016】CPU1は、従来のCPU4の機能のほ
か、コマンドディスクリプタを主メモリ3に設定する際
に個々のコマンドディスクリプタに当該通信処理指示の
識別情報、例えばコマンド番号を付加すると共に、設定
したコマンドディスクリプタ数を管理するディスクリプ
タ管理部12を有し、更に、主制御部11が、この設定
したディスクリプタ数を予めCCU2に入出力命令で通
知する機能、及びCCU2からの処理結果報告に基づく
処理が完了したステータスディスクリプタ数をコマンド
ディスクリプタ数と共にCCU2に通知する機能を持つ
ものである。
【0017】また、CCU2は、従来のCCU5の機能
のほか、ステータスディスクリプタを主メモリ3に設定
する際に、個々のステータスディスクリプタに当該処理
結果報告の識別情報、例えばコマンドディスクリプタに
付加されたコマンド番号を設定するディスクリプタ管理
部22を有し、更に、主制御部21が、この設定したス
テータスディスクリプタ数を予めCPUに割込で通知す
る機能を持つものである。主メモリ3には従来装置と同
様、コマンドテーブル31とステータステーブル32が
格納されている。
【0018】図2(a)はこのコマンドテーブル31の
説明図、(b)はステータステーブル32の説明図であ
る。図示の例では、コマンドテーブル31に、上記コマ
ンド番号312、回線接続から開始データ送信、主デー
タ送信、終了データ送信、回線断までの指示(動作コー
ド)313、必要に応じて確保されるデータバッファ3
3のアドレス314、バッファサイズ315を含むコマ
ンドディスクリプタ311が8個分確保された例を示し
ている。
【0019】個々のコマンドディスクリプタ311は循
環形式でリング上にチェーニングされ、8番目のコマン
ドディスクリプタと先頭のコマンドディスクリプタとは
連鎖している。また、ステータステーブル32には、上
記コマンド番号312に対応するコマンド番号322、
処理結果報告(結果コード)323、必要に応じて確保
されるバッファ33のアドレス324、及びバッファサ
イズ325を含むステータスディスクリプタ321が8
個分確保された例を示している。このステータステーブ
ル32も個々のステータスディスクリプタ321が循環
形式でリング上にチェーニングされ、8番目のステータ
スディスクリプタと先頭のステータスディスクリプタと
は連鎖している。なお、コマンドディスクリプタ及びス
テータスディスクリプタを識別するためのコマンド番号
312,322は、各ディスクリプタ間で排他的であれ
ば、任意の値が設定可能である。例えば、ディスクリプ
タの通し番号や、ディスクリプタのテーブル内格納アド
レスなどが設定可能である。
【0020】図3は、CPU1とCCU2が主メモリ3
を介して、コマンドディスクリプタ311及びステータ
スディスクリプタ321を授受する場合の同期制御手順
を示すフローチャートである。以下、図3を参照してこ
のシーケンスを説明する。
【0021】まず、CPU1が、コマンドディスクリプ
タ311の形式にしたがって、主メモリ3に、コマンド
番号312、動作コード313、及び必要なバッファア
ドレス314、バッファサイズ315を設定すると共に
(S101)、新たに設定したコマンドディスクリプタ
数(以下、LCWC)を入出力命令でCCU2に通知す
る(S102)。
【0022】CCU2は、LCWCを受信したときは
(S103)、ディスクリプタ管理部22で管理するL
CWCを更新し(S104)、更に主メモリ3からコマ
ンドディスクリプタ311を読み出して(S105)、
それに基づく所定の通信処理を行う(S106)。処理
が終了したときは、ステータスディスクリプタ321の
形式に従って、コマンド番号322、結果コード32
3、及び必要なバッファアドレス623、バッファサイ
ズ624を設定する(S107)。このときステータス
テーブル32に空エリアが有るか否かを調べ(S10
8)、空エリアがあるときはディスクリプタ管理部22
内のLCWCが”1”以上か否かを判定し(S10
9)、”1”以上であれば”1”を減算して(S11
0)、S105以降の処理を繰り返すとともに、ステー
タステーブル32に設定したステータスディスクリプタ
321の数を、新しく設定したステータスディスクリプ
タ数(以下、INTC)としてCPU1に割込で通知す
る(S111)。なお、ステータステーブル32に空き
がない場合及びLCWCが”1”未満のときはCPU1
から入出力命令でLCWCが通知されるのを待ち合わせ
る。
【0023】CPU1は、INTCを受信したときは
(S112)、ステータステーブル32から新しく設定
されたステータスディスクリプタ321を読み出し(S
113)、該ステータスディスクリプタ321に基づく
処理が完了した時点で(S114,S115)、入出力
命令により、処理が完了したステータスディスクリプタ
数(以下、LSWC)をCCU2に通知する(S11
6)。CCU2は、ディスクリプタ管理部22内のLS
WCを更新する(S117)。
【0024】なお、CPU1は、ステータスディスクリ
プタ321に基づく処理(S114)により、新たなコ
マンドディスクリプタ311の設定が必要となった場合
には、コマンドディスクリプタ311を設定した後(S
101)、LCWCとLSWCを一括してCCU2に通
知することが出来る。この場合、CCU2は、ディスク
リプタ管理部22で管理するLCWCとLSWCとを同
時に更新する。LCWCとLSWCとは互いに独立した
値であり、LCWCがゼロ・非ゼロ、LSWCがゼロ・
非ゼロの全ての組み合わせが可能である。LCWCとL
SWCが共にゼロの場合の入出力命令は、意味を持たな
い。
【0025】(第2実施例)次に図4及び図5を参照し
て本発明の第2実施例を説明する。図4(a)は第2実
施例によるコマンドディスクリプタの説明図、(b)は
ステータスディスクリプタの説明図である。
【0026】この実施例では、第1実施例において授受
されるコマンドディスクリプタ311及びステータスデ
ィスクリプタ321に、各々継続フラグ316,326
を追加設定する。コマンドディスクリプタ311に設定
される継続フラグ316は、継続する次のコマンドディ
スクリプタの有無を示すものであり、ステータスディス
クリプタ321に設定される継続フラグ326は、継続
する次のステータスディスクリプタの有無を示すもので
ある。これに伴い、第1実施例においてCPU1からC
CU2に入出力命令で通知したLCWC及びLSWCに
代えて、コマンドディスクリプタ設定の有無(以下:L
CWE)及びLSWCを用いる。LCWEとLSWCと
は互いに独立した値であり、LCWEがゼロ・非ゼロ、
LSWCがゼロ・非ゼロ全ての組み合わせが可能であ
る。LCWEとLSWCが共にゼロの場合の入出力命令
は、意味を持たない。
【0027】また、第1実施例においては、CCU2
は、割込でステータステーブル32に設定したステータ
スディスクリプタの数をCPU1に通知したが、この実
施例では、ステータスディスクリプタ321に継続する
次のステータスディスクリプタの有無を示す継続フラグ
326で通知している。このため第1実施例のようにI
NTCを割込で通知する必要がなくなる。
【0028】図5は、この第2実施例に係る通信制御シ
ステムの構成図であり、主メモリ3には、図4(a)の
内容のコマンドディスクリプタを確保したコマンドテー
ブル34と、図4(b)の内容のステータスディスクリ
プタを確保したステータステーブル35とが設定されて
いる。このような構成の通信制御システムにおける同期
制御手順は、図3の処理手順におけるLCWCやINT
Cに関する処理を省略することができ、ディスクリプタ
の授受のための時間がより短縮化される。
【0029】このように、図8の従来の同期制御手順と
比較すると、第1実施例及び第2実施例によれば、CP
U1及びCCU2における下記の処理が不要になる。 (1)コマンドディスクリプタの有効フラグのリセット
処理(S207)。上記各実施例によれば、ディスクリ
プタを識別するためのコマンド番号312/322によ
ってコマンドディスクリプタ311の実行管理が可能と
なるので、従来のように個々のコマンドディスクリプタ
に基づく通信処理実行毎に有効フラグをリセットする必
要がなくなる。これはディスクリプタ数が多い場合はか
なりの時間短縮が図れ、より効果的な手法となり得る。 (2)先行するステータスディスクリプタの有効フラグ
の読出・確認処理(S208)、及び継続するコマンド
ディスクリプタの設定エリアの読出・確認処理(S21
0)。CCU2は、CPU1から入出力命令によって通
知されるLCWC又はLSWCによってステータステー
ブル32の空きエリアの有無を直ちに把握することがで
き、継続フラグ316によって次のコマンドディスクリ
プタの存在も把握できるので、次の処理に移行すること
ができる。 (3)ステータスディスクリプタの有効フラグのリセッ
ト処理(S216)。CPU1は、CCUから割込で通
知されるINTC又はステータスディスクリプタ321
に設定される継続フラグ326によって所定の通信処理
の結果を把握することができるので、次の処理に移行す
ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の通信制御システムの同期制御方法は、CPUがコマン
ドディスクリプタを設定する際に、個々のコマンドディ
スクリプタに当該通信処理指示の識別情報を付加すると
共に、設定したコマンドディスクリプタ数又はコマンド
ディスクリプタの有無を予めCCUに通知し、CCUが
ステータスディスクリプタを設定する際に、個々のステ
ータスディスクリプタに当該処理結果報告の識別情報を
付加すると共に、設定したステータスディスクリプタ数
又はステータスディスクリプタの有無を予めCPUに通
知するようにしたので、CCU及びCPUが主メモリに
アクセスして個々のディスクリプタの有無ないしその有
効性を確認しなくとも直ちに本来の通信制御のための処
理が実行可能になる効果があり、従来の問題点が解消さ
れる。
【0031】特に、CPUが前記処理結果報告に基づく
処理が完了したステータスディスクリプタ数をコマンド
ディスクリプタ数と共にCCUに通知する構成では、同
期制御に要する時間がより短縮される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る通信制御システムの
要部構成図。
【図2】(a)は第1実施例で用いるコマンドテーブル
の説明図、(b)はステータステーブルの説明図。
【図3】第1実施例によりCPUとCCUが主メモリを
介して、コマンドディスクリプタ及びステータスディス
クリプタを授受する場合の同期制御手順図。
【図4】(a)は本発明の第2実施例によるコマンドデ
ィスクリプタの説明図、(b)はステータスディスクリ
プタの説明図。
【図5】第2実施例に係る通信制御システムの要部構成
図であり、主メモリに、図4(a)の内容のコマンドデ
ィスクリプタを確保したコマンドテーブルと、図4
(b)の内容のステータスディスクリプタを確保したス
テータステーブルとが設定された例を示す。
【図6】従来の通信制御システムの要部構成図。
【図7】(a)は従来のコマンドテーブルの説明図、
(b)はステータステーブルの説明図。
【図8】従来のCPUとCCUが主メモリを介して、コ
マンドディスクリプタ及びステータスディスクリプタを
授受する場合の同期制御手順図。
【符号の説明】
1,4 CPU 2,5 CCU 3,6 主メモリ 11,41 CPUの主制御部 21,51 CCUの主制御部 12 CPUのディスクリプタ管理部 22 CCUのディスクリプタ管理部 31,61 コマンドテーブル 311,611 コマンドディスクリプタ 32,62 ステータステーブル 321,621 ステータスディスクリプタ 312,322 コマンド番号 316,326 継続フラグ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置から通信制御装置への通信
    処理指示をコマンドディスクリプタを介して行い、該コ
    マンドディスクリプタを読み出した通信制御装置が個々
    の通信処理指示に基づく処理結果報告をステータスディ
    スクリプタを介して行う通信制御システムの同期制御方
    法であって、 前記情報処理装置がコマンドディスクリプタを設定する
    際に、個々のコマンドディスクリプタに当該通信処理指
    示の識別情報を付加すると共に、設定したコマンドディ
    スクリプタ数を予め通信制御装置に通知し、前記通信制
    御装置がステータスディスクリプタを設定する際に、個
    々のステータスディスクリプタに当該処理結果報告の識
    別情報を付加すると共に、設定したステータスディスク
    リプタ数を予め情報処理装置に通知することを特徴とす
    る通信制御システムの同期制御方法。
  2. 【請求項2】 前記情報処理装置が前記処理結果報告に
    基づく処理が完了したステータスディスクリプタ数を前
    記コマンドディスクリプタ数と共に前記通信制御装置に
    通知することを特徴とする請求項1記載の通信制御シス
    テムの同期制御方法。
  3. 【請求項3】 情報処理装置から通信制御装置への通信
    処理指示をコマンドディスクリプタを介して行い、該コ
    マンドディスクリプタを読み出した通信制御装置が個々
    の通信処理指示に基づく処理結果報告をステータスディ
    スクリプタを介して行う通信制御システムの同期制御方
    法であって、 前記情報処理装置がコマンドディスクリプタを設定する
    際に、設定したコマンドディスクリプタの有無を予め通
    信制御装置に通知すると共に、個々のコマンドディスク
    リプタに当該通信処理指示の識別情報と継続する通信処
    理指示の表示とを付加し、前記通信制御装置がステータ
    スディスクリプタを設定する際に個々のステータスディ
    スクリプタに当該処理結果報告の識別情報と継続する処
    理結果報告の表示とを付加することを特徴とする通信制
    御システムの同期制御方法。
  4. 【請求項4】 前記情報処理装置が前記処理結果報告に
    基づく処理が完了したステータスディスクリプタ数を前
    記コマンドディスクリプタの有無と共に前記通信制御装
    置に通知することを特徴とする請求項3記載の通信制御
    システムの同期制御方法。
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