JP2939431B2 - 除塵用積層粘着マット - Google Patents

除塵用積層粘着マット

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JP2939431B2
JP2939431B2 JP7319092A JP31909295A JP2939431B2 JP 2939431 B2 JP2939431 B2 JP 2939431B2 JP 7319092 A JP7319092 A JP 7319092A JP 31909295 A JP31909295 A JP 31909295A JP 2939431 B2 JP2939431 B2 JP 2939431B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯電防止性能に優れた
除塵用積層粘着マットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、床等に載置して通行時の人や物等
のごみやほこりを除去する積層マットには、粘着性のポ
リオレフィンフィルムが用いられている。
【0003】これらは、使用にあって、粘着フィルムの
引き剥し時に、該フィルムに剥離帯電を起こして、この
静電気により周囲の異物がこのフィルムに付着したり、
使用済のフィルムが手に巻き付いたり、更には、静電気
のスパークによる衝撃により作業者に多大な不快感を与
える。
【0004】また、除塵用の汚染フィルムを取り除いた
新しい積層マットに帯電して静電気が残留し、この表面
を通過する人や物に該静電気が移って、これら人や物が
精密電子機器に接触したとき生ずる静電気障害により、
該精密電子機器に対して大きなトラブルを発生させるこ
とがあった。
【0005】そのため、これらのトラブルを防止する対
策として、界面活性剤系の帯電防止剤を添加したポリオ
レフィンフィルムに接着剤を塗工したり、ポリオレフィ
ンフィルムに塗工する接着剤に帯電防止剤を添加するこ
とで対応していた。
【0006】しかしながら、帯電防止剤を添加したフィ
ルム(比較例3)を用いると、粘着剤にこれが転移して
粘着剤のタックが低下し、比較例の物性を表わした表2
に示すように、帯電防止に対して十分に性能発揮がなさ
れない。
【0007】また、粘着剤に帯電防止剤を添加したフィ
ルム(比較例2)を用いる場合も、前記した比較例3と
同様に、十分な帯電防止性能を発揮できないのみなら
ず、一般にこの用途に用いられているイソシアナート硬
化タイプのアクリル系粘着剤では、帯電防止剤により粘
着性能を低下させるだけではなく、粘着剤の基材への密
着性不足および凝集力不足となってしまう。 等の様々
な問題点を有するものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した問題
点を解決するためになされたもので、カリウムを含むア
ルカリ金属で中和されているアイオノマーの少なくとも
2種以上混合してなる組成物を10%以上含むポリオレ
フィン単層若しくは無添加ポリオレフィンとの共押出多
層フィルムを基材として、この基材に硬化反応型アクリ
ル粘着剤を塗工することにより、十分な粘着物性と帯電
防止機能および塵埃除去機能の両方を改善させることが
できる除塵用積層粘着マットを提供する目的にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、一部または全部がカリウムを含
むアルカリ金属で中和されているアイオノマーを、2種
以上混合してなる組成物を10%以上含むポリオレフィ
ン単層の基材フィルムと、または、このポリオレフィン
単層と前記アイオノマーを含まないポリオレフィンとの
共押出で2〜3層よりなる多層からなる基材フィルム
と、この基材フィルムの一側面に塗工させた硬化反応型
アクリル系粘着剤と、を備えさせた表面保護用粘着フィ
ルムを多数枚積層させる除塵用積層粘着マットの構成に
ある。
【0010】
【作用】前記のように構成される本発明は以下に述べる
作用を奏する。一部または全部がカリウムを含むアルカ
リ金属で中和されているアイオノマーを、2種以上混合
してなる組成物を10%以上含むポリオレフィン単層の
基材フィルムの一側面に、硬化反応型アクリル系粘着剤
を塗工し、この粘着フィルムを積層することで除塵用積
層粘着マットが成形される。
【0011】この積層粘着マットにおいて、粘着剤塗工
層の直下がアルカリ金属で中和したアイオノマーを混合
したポリエチレン層からなることで、フィルムへの帯電
が防止されると共に、この粘着層に対してその粘着性の
低下を来さない。
【0012】
【実施例】次に、この発明に関する除塵用積層粘着マッ
トの実施の一例を図面に基づいて説明する。図4におい
てBは除塵用積層粘着マットで、図1〜図3および図4
において示される基材フィルム1と粘着剤2とからなる
表面保護用粘着フィルムAを用いて後記する幾つかの例
に示されるように多数積層させた構成となる。
【0013】まず、この表面保護用粘着フィルムAの一
つの例は、図1に示すように、一部または全部がカリウ
ムを含むアルカリ金属で中和されているアイオノマー
を、2種以上混合してなる組成物を10%以上を含むポ
リオレフィン単層の基材フィルム1の一側面に、硬化反
応型アクリル系の粘着剤2を塗工させてある。
【0014】なお、中和アイオノマー混合量が10%以
下では、表面固有抵抗値がアップして、基材として一般
ポリオレフィンに帯電防止剤を混入した場合とほとんど
変わらない表面固有抵抗となるため、この含有率は、1
0%以上、好ましくは20%以上である。
【0015】また、前記した表面保護用粘着フィルムA
の他の例は、図2および図3に示すように、一部または
全部がカリウムを含むアルカリ金属で中和されているア
イオノマーを、2種以上混合してなる組成物を10%以
上含むポリオレフィン単層1aと、前記アイオノマーを
含まないポリオレフィン層1bまたは1cとの2種から
なる2〜3層の共押出による多層の基材フィルム1の一
側面に、硬化反応型アクリル系の粘着剤2を塗工させて
ある。
【0016】このうち、基材フィルム1が2層に構成さ
れる場合は、図2に示すように、カリウム中和アイオノ
マーを混合したポリオレフィン単層1aと、アイオノマ
ーが混合されていない一般ポリオレフィン層1bとによ
る共押出の複層となって、アイオノマーが混合されてい
ない一般ポリオレフィン層1b側に粘着剤2が塗工され
ている。
【0017】また、基材フィルム1が3層に構成される
場合は、図3に示すように、カリウム中和アイオノマー
を混合したポリオレフィン単層1aおよび1cとの中間
に、アイオノマーが混合されていない一般ポリオレフィ
ン層1bとによる共押出の3層となって、アイオノマー
が混合されているポリオレフィン層1c側に粘着剤2が
塗工されている。
【0018】そして、これら多層基材フィルム1は、厚
み比率が1:4〜1:1の範囲に、また、総厚が35〜
120μの範囲内にある。
【0019】この基材フィルム1の厚みは、本発明実施
例である除塵用積層粘着マットBにおいて、そのフィル
ム強度から、取り扱い時において35μ以下では破れる
ことが多く使用に耐えられない。
【0020】また、この厚みが120μ以上ではフィル
ムの腰(ヤング率)が高すぎて、対象となる表面保護用
被着体への馴染みが不良となる上、積層された粘着マッ
トも厚くなって、多層積層された粘着マットを床に設置
したときに、その通行時に足に引っ掛かる等の問題点が
ある。
【0021】したがって、この基材フィルム1の総厚
は、例えば、 35μ…1:4のとき 7μ:28μ, 1:1のとき 17μ:17μ 120μ…1:4のとき 24μ:96μ, 1:1のとき 60μ:60μ とのように各層の厚みが設定される。
【0022】そして、このうち、最も好ましい基材フィ
ルム1の厚みは、50〜60μである。この厚さにおい
て、3層構成とした場合、5μ/40μ/5μ、また
は、6μ/48μ/6μ等の比率が採用される。
【0023】こうして得られた表面保護用粘着フィルム
Aを多数枚に積層させることで、図4に示すように、本
発明実施例である除塵用積層粘着マットBが構成される
もので、例えば、10〜100枚程度を積層させてあ
る。
【0024】この積層枚数は、適宜であるが、汚れた表
面の枚葉をその都度除去すると、短期間によりマットB
が消費されてしまうことと、余り多い枚数を積層する
と、マットBの総厚が厚くなり過ぎるため、好ましく
は、20〜60層程度である。
【0025】次に本発明による各実施例と各比較例と
を、別表の表1,表2を参照して具体的に説明する。
【0026】(実施例1) 基材フィルムの作成: ・20wt%メタクリル酸含有エチレン−メタクリル酸
共重合体と、 ・4wt%メタクリル酸含有エチレン−メタクリル酸共
重合体の等量混合物を、 ・炭酸カリウムで中和したアイオノマー組成物(カリウ
ムイオン含有1.21mmol/g樹脂,イオン化度8
3%)を20%溶融混合した中密度ポリエチレン(密度
0.935,MFR:1.6,三井デュポンポリケミカ
ル(株)製 商品名TR5075−4)を単層押出し
し、 ・インフレーション成膜法により50μのフィルムを作
成して、 ・この単層フィルムの一側面にコロナ放電処理を施し
た。
【0027】アクリル粘着剤の重合: ・2エチルヘキシルアクリレート …40wt% ・ブチルアクリレト …40wt% ・酢酸ビニル …16wt% ・アクリル酸 … 3wt% ・ヒドロキシエチルメタクリート … 1wt% 上記配合のモノマーを、2,2'-azobisisobutyronitrile
を触媒とし、窒素気流下、酢酸エチル中で重合して、重
合度Mw=70〜80万、固形分30%のアクリル系粘
着剤を得た。
【0028】粘着剤の重合・塗工・乾燥・積層: で得た粘着剤を後記処方で配合し、の方法で作成し
た単層フィルムのコロナ放電処理面側に固形分で5g/
塗工して、80℃で5分間乾燥し、この粘着剤付
きフィルムを50枚積層して除塵用積層粘着マットを得
た。 アクリル系粘着剤() 100wtPHRコロネートL 3 合計(固形分比) 103 の配合により処方した。
【0029】(実施例2) ・使用原反として、(実施例1)で使用したカリウム中
和アイオノマーを20%ブレンドした中密度ポリエチレ
ンと、 ・低密度ポリエチレン(密度:0.921,MFR:
3.5 三井石油化学(株)社製 商品名ミラソンM−
12)を共押出して、 ・インフレーション法で成膜し、 ・低密度ポリエチレン側にコロナ放電処理を施して、 ・中密度ポリエチレン20μ/低密度ポリエチレン30
μによる2層フィルムを得た。 ・この2層共押出フィルムのコロナ放電処理付き低密度
ポリエチレン側に、(実施例1)のと同様の粘着剤
を、(実施例1)のと同様に塗工・乾燥を施し、50
枚を積層して除塵用積層粘着マットを作成した。
【0030】(実施例3) ・使用原反として、(実施例1)で使用したカリウム中
和アイオノマーを20%ブレンドした中密度ポリエチレ
ン層を両側に、 ・中間層として(実施例1)で使用した低密度ポリエチ
レンを用いて、 ・中密度ポリエチレン5μ/低密度ポリエチレン40μ
/中密度ポリエチレン5μの構成によるインフレーショ
ン成膜法により3層共押出フィルムを得た。 ・このフィルムの一側面にコロナ放電処理を施して、こ
れに(実施例1)と同様の粘着剤を塗工し、かつ、乾燥
を行ない、 ・この粘着剤付きフィルムを50枚積層して除塵用積層
粘着マットを作成した。
【0031】前記した(実施例1〜3)における除塵用
積層粘着マットの使用にあって、除塵マットとして、粘
着面上を歩行して塵埃付着後に、使用済の汚染された表
面第一層を引き剥す際の、静電気発生スパーク衝撃や静
電気による手への巻き付きは、帯電防止機能を有するフ
ィルム層が粘着剤に接する(実施例2)の構成で防止で
きた。
【0032】更に、使用済の第一層を剥離して、新に未
使用の粘着面が表れた粘着マット上での静電気を、この
上を通過する人体・ストレッチャー等に転移させないた
めには、(実施例1)および(実施例3)に示すよう
に、粘着剤塗工層の直下が、帯電防止効果があるアルカ
リ金属で中和したアイオノマーを混合したポリエチレン
層としなければならず、また、この帯電防止オレフィン
層の上にアクリル粘着剤を塗工しても、粘着剤量が10
g/m 以下ならば、その帯電防止機能を低下させる
ことがなかった。
【0033】そして、(実施例1),(実施例3)とも
に粘着剤の直下に帯電防止機能のあるポリオレフィン層
を有しているが、樹脂単価の高価なアルカリ金属中和ア
イオノマーを大量に使用する(実施例1)と、中間層に
安価な一般低密度ポリエチレンを用いた(実施例3)
は、その表面の電気特性はほとんど変わらず、(実施例
3)の構成で十分な性能を有しており、低価格で同等の
品質を提供できた。
【0034】(比較例1) 使用原反として、低密度ポリエチレン(密度:0.92
1,MFR:3.5)のインフレーション法成膜による
単層フィルム(コロナ放電処理付き,50μ厚)を使用
する以外は、(実施例1)と同様にして50枚積層の除
塵用積層粘着マットを作成した。
【0035】(比較例2) (比較例1)で使用した原反に、(実施例1)で使用し
た重合アクリル系ポリマーを用いて後記処方のように、
帯電防止剤を配合した粘着剤を5g/m を塗工し
て、80℃で5分間乾燥して得た粘着剤付きフィルムを
50枚積層して除塵用積層粘着マットを作成した。 (実施例1)の重合粘着剤 100wtPHR コロネートL 3帯電防止剤 2 合計(固形分比) 105 帯電防止剤:カチオン系第4級アンモニウム型海面活性
剤(Am.Cyanamid :社製Cyastat LS Antistatic Agent
)の配合により処方した。
【0036】(比較例3) 使用原反として、帯電防止剤(ホリオキシエチレン・ア
ルキルアミン,例:東邦化学工業(株)社製 商品名ア
ンステックスSA−35)を2500ppm添加した低
密度ポリエチレン(密度:0.921,MFR:3.
5)のインフレーション法成膜による50μ厚の単層フ
ィルム(コロナ放電処理付き)を使用する以外は、前記
(実施例1)と同様にして50枚積層して除塵用積層粘
着マットを作成した。
【0037】これら比較例における除塵マットの使用に
あって、(比較例1)は、その構成原反,粘着剤ともに
静電気防止に関してなんらの対策がなされておらず、静
電気発生量は極めて大であり、この目的には供し得なか
った。
【0038】(比較例2)は、粘着剤に帯電防止剤を添
加して、本発明の課題を解決しようとするものである
が、粘着剤表面の電気特性は若干向上するものの、2部
以上帯電防止剤を添加すると、粘着剤表面への浸出しに
より、粘着物性を低下させることのほか、イソシアナー
ト系硬化剤との反応により粘着剤の効果阻害を惹起させ
た。
【0039】また、当然のことながら、基材となるポリ
エチレンフィルムには、帯電防止機能を付与していない
ため、粘着剤塗工の背面には静電気防止機能を有してい
ないものである。
【0040】(比較例3)は、従来ポリオレフィン樹脂
に一般的に使用されている帯電防止剤入りのポリエチレ
ンを基材フィルムに用いたもので、除塵シートの背面に
若干の静電気防止の効果が認められるものの、本用途に
求められている電気特性を満足するものではないもので
あり、また、粘着剤塗工面には全く帯電防止機能は有し
ていない。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】なお、前記した表における物性の測定方法
は、慣用法による。
【0044】
【発明の効果】前述のように構成される本発明は、人や
物に対して除塵を行なう除塵用積層粘着マットの使用に
あって、その引き剥し時等において、剥離帯電を生じて
スパーク衝撃による不快感を与えることがないと共に、
フィルムへの帯電が防止されるので、帯電に起因する他
物への静電気の転移が起こらず、精密電子機器等への該
静電気の悪影響を与えない。
【0045】また、粘着剤への粘着性能を低下させるこ
となく、粘着剤の基材への密着性不足および凝集力不足
を起こすことがない。等の特有な効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の除塵用積層粘着マットに使用す
る表面保護用粘着フィルムの一実施例を示す要部の断面
図である。
【図2】図1における表面保護用粘着フィルムの他の例
を示す要部の断面図である。
【図3】図1における表面保護用粘着フィルムの更にま
た他の例を示す要部の断面図である。
【図4】表面保護用粘着フィルムを多数積層して形成さ
せた除塵用積層粘着マットの一部を示す一部拡大断面し
た正面図である。
【符号の説明】
A 表面保護用粘着フィルム B 除塵用積層粘着マット 1 基材フィルム 1a アルカリ金属中和アイオノマー樹脂を含むポ
レオレフィン層 1b,1c ポリオレフィン層 2 粘着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 23/26 C08L 23/26 // D06M 17/00 D06M 17/00 C (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09J 7/00 - 7/04 WPI/L(QUESTEL)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部または全部がカリウムを含むアルカ
    リ金属で中和されているアイオノマーを、2種以上混合
    してなる組成物を10%以上含むポリオレフィン単層の
    基材フィルムと、または、このポリオレフィン単層と前
    記アイオノマーを含まないポリオレフィンとの共押出に
    より2〜3層よりなる多層からなる基材フィルムと、こ
    の基材フィルムの一側面に塗工させた硬化反応型アクリ
    ル系粘着剤とを備えさせた表面保護用粘着フィルムを多
    数枚積層させたことを特徴とする除塵用積層粘着マッ
    ト。
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