JP2938765B2 - 板金製苗植え付け爪 - Google Patents

板金製苗植え付け爪

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JP2938765B2
JP2938765B2 JP23460294A JP23460294A JP2938765B2 JP 2938765 B2 JP2938765 B2 JP 2938765B2 JP 23460294 A JP23460294 A JP 23460294A JP 23460294 A JP23460294 A JP 23460294A JP 2938765 B2 JP2938765 B2 JP 2938765B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、苗植え付けアームの爪
取り付け部に一対の取り付け溝を形成し、棒材製の苗植
え付け爪を前記取り付け溝に入り込ませて固定用ボルト
で前記爪取り付け部に締め付け固定するように構成され
た田植え機用苗植え付けアームに使用する板金製苗植え
付け爪に関する。
【0002】
【従来の技術】上記田植え機用苗植え付けアームにおい
て、従来、丸棒を両端が爪先になるようにU字型に折り
曲げたものなど、棒材で作製された苗植え付け爪いわゆ
るハシ爪のみが使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、数多くの圃場を
廻って田植えするなど、植え付け作業が極めて長時間に
わたって行われる場合、植え付け爪に磨耗が発生し交換
が必要になることがあった。本発明の目的は、ハシ爪用
の苗植え付けアームを本来のハシ爪式と板爪式とに操作
簡単に切り換えられるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、目的達成のた
めに、苗植え付けアームの爪取り付け部に一対の取り付
け溝を形成し、棒材製の苗植え付け爪を前記取り付け溝
に入り込ませて固定用ボルトで前記爪取り付け部に締め
付け固定するように構成された田植え機用苗植え付けア
ームに使用する板金製苗植え付け爪であって、取り付け
板部と植え付け爪部とが一枚の板金で成り、前記固定用
ボルトのためのボルト孔、前記固定用ボルトの締め付け
力によって前記爪取り付け部の取り付け座面に当接する
取り付け面、一対の位置決め突起を前記取り付け板部に
備えてあるとともに、前記取り付け面が前記取り付け座
面に当接すると、前記一対の位置決め突起が前記一対の
取り付け溝に各別に入り込んで前記爪取り付け部に係止
し、前記植え付け爪部を前記苗植え付けアームに対する
前記固定用ボルトのまわりでの設定取り付け姿勢に位置
決めするとともに前記植え付け爪部が前記設定取り付け
姿勢から動くことを規制する板金製苗植え付け爪である
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】固定用ボルトの締め付け操作を行って取り付け
板部の取り付け面が取り付け座面に当接すると、一対の
位置決め突起が取り付け溝に入り込んで爪取り付け部に
係止し、この係止が植え付け爪部を前記設定取り付け姿
勢に位置決めするとともに維持する。したがって、この
板金製苗植え付け爪を取り付けた苗植え付けアームを駆
動した際に、この板爪がハシ爪と同様に苗のせ台などと
干渉しないで苗植え運動して苗取り出しや苗植え付けを
支障なく行うこととなる取り付け姿勢に前記設定取り付
け姿勢を設定しておく。すると、この種苗植え付けアー
ムにあっては一般に、取り付け溝によってハシ爪の位置
決めを行うために爪取り付け部の側面は鋳肌のままにな
っており、この側面を板爪取り付け時の位置決め基準に
しても精度よい位置決めができないのであるが、固定用
ボルトの締め付け操作を行うだけで、この板爪が苗植え
付けアームにハシ爪に替わって精度よい位置決め状態で
取り付いて苗植え運動を支障なく行うようになる。そし
て、固定用ボルトによる締め付けを解除すると、位置決
め突起の取り付け溝への入り込みを解除して板爪を爪取
り付け部から取り外し、本来のハシ爪を取り付けること
が可能になる。
【0006】
【発明の効果】固定用ボルトを締め付ることによってハ
シ爪用の苗植え付けアームに前記設定取り付け姿勢で取
り付けられ、固定用ボルトの締め付けを解除することに
よって取り外せることにより、長時間にわたる植え付け
作業を行う場合には、固定用ボルトの締め付けを行うだ
けで操作簡単にハシ爪用の苗植え付けアームを板爪式に
切り替えて、爪交換を伴わないで作業できるとか、通常
の作業時には、固定ボルトの締め付けを解除するだけで
操作簡単に本来のハシ爪式に戻して、植え付けアームを
軽量にして作業できるなど有利なものになった。
【0007】
【実施例】図1に示すように、苗植え付け爪1、苗押出
しロッド2および苗保持棒3を備えた苗植え付けアーム
4を揺動リンク5と駆動回動自在なクランクアーム6と
によって植え付け伝動ケース7に取り付けて、田植え機
用の苗植え付け装置を構成してある。すなわち、クラン
クアーム6を回動駆動すると、クランクアーム6の回動
と揺動リンク5の揺動とのために苗植え付けアーム4が
上下に往復作動し、苗植え付け爪1はこれの先端側が苗
載せ台摺動ガイドレール8の苗取り出し口8aを通過し
て上下に回動作動するように苗植え運動する。これによ
り、苗植え付け爪1が苗載せ台摺動ガイドレール8に沿
って苗載せ台9によって横送りされるマット状苗から一
株分のブロック苗を切断し、このブロック状苗を苗保持
棒3との共働で保持して圃場の泥土部に持ち込んで植え
付ける。この時、苗押出しロッド2が押し出し作動し、
苗植え付け爪1に保持されているブロック状苗を苗押出
しロッド2の先端作用部2aによって泥中に強制的に押
し出して苗植え付け爪1および苗保持棒3から分離さ
せ、植え付け苗が上昇作動する苗植え付け爪1に付いて
動くことなどを防止して、植え付け姿勢の一定化を図っ
ている。
【0008】前記苗植え付け爪1は、図3に示す如く一
本の丸棒材を両端が爪先になるようにU字型に折り曲げ
成形することによって作製したハシ爪であり、図2およ
び図3に示す取り付け構造によって苗植え付けアーム1
に取り付けてある。すなわち、植え付けアーム4の苗押
出しロッド2が貫設している部分の外周側に位置する取
り付け座面11、この取り付け座面11に形成した一対
の取り付け溝12a,12b、この取り付け溝12aと
12bとの間に位置する1本の固定用ボルト13を備え
た爪取り付け部10を植え付けアーム4に備えてある。
前記一対の取り付け溝12a,12bに入り込ませた苗
植え付け爪1の基端側のうちの取り付け溝12a,12
bから露出する部分が入り込むように形成した一対の取
り付け溝15a,15a、および、前記固定用ボルト1
3のためのボルト孔15bを備えた爪固定板15を前記
固定用ボルト13と、これに取り付けたワッシャ付きナ
ット14とによって爪取り付け部10に締め付けること
により、植え付け爪1の前記取り付け溝12a,12b
および15aに入り込んでいる基端側部分を固定用ボル
ト13によって爪取り付け部10に締め付け固定してあ
る。
【0009】図5〜図8に示すように、一端側に2本の
爪体20a,20aと1個の取り付け孔21を備えたフ
ォーク型の植え付け爪部20が形成され、他端側に取り
付け面22と、2個のボルト孔23a,23b、およ
び、爪全体のプレス成型時に同時にプレス成型した4個
の位置決め突起24,25を備えた取り付け板部26が
形成され、植え付け爪部20と取り付け板部26とにわ
たって連続するとともに前記取り付け面22の側に突出
する強度用リブ27が両横側に形成されるようにプレス
成型した一枚のステンレス板金により、板金製苗植え付
け爪を形成してある。この板爪式の苗植え付け爪は、前
記苗植え付けアーム4を前記苗植え付け爪1が付いたハ
シ爪式から板爪式に切り替えるためのものであり、苗植
え付けアーム4に図4、図5および図8に示す如く取り
付けるように構成してある。
【0010】すなわち、取り付け板部26をこれの取り
付け面22が前記取り付け座面11に対接する取り付け
向きにして固定用ボルト13とナット14とによって爪
取り付け部10に締め付ける。すると、取り付け面22
が取り付け座面11に当接するに伴い、4個の位置決め
突起24,25のうち、取り付け板部26の横一端側で
爪長手方向に並んでいる2個の突起24,24が一方の
取り付け溝12aに入り込み、他端側で爪長手方向に並
んでいる2個の位置決め突起25,25が他方の取り付
け溝12bに入り込む。図8に明示するように取り付け
溝12aに入り込んだ位置決め突起24は取り付け溝1
2aの取り付け溝12bとは反対側の横端に位置して爪
取り付け部10に係止し、取り付け溝12bに入り込ん
だ位置決め突起25は取り付け溝12bの取り付け溝1
2aとは反対側の横端に位置して爪取り付け部10に係
止する。この係止により、位置決め突起24と25は植
え付け爪部20の苗植え付けアーム4に対する固定用ボ
ルト13のまわりでの取り付け姿勢を、爪体20aが苗
のせ台9や苗載せ台摺動ガイドレール8と干渉しないで
苗取り出し口8aを通過して行く作業用取り付け姿勢と
して設定した設定取り付け姿勢に位置決めするのであ
り、さらには、苗取り出しや苗植え付けの反力が作用し
ても植え付け爪部20が前記設定取り付け姿勢から動か
ないとか、動いても爪体20aが苗載せ台9や苗載せ台
摺動ガイドレール8に干渉するまでは動かないように植
え付け爪部20の動きを規制する。つまり、固定用ボル
ト13とナット14とによって取り付け板部26を取り
付け座面11に締め付けるだけで、位置決め突起24と
25による位置決めと動き規制とのために苗植え付けア
ーム4に前記設定取り付け姿勢で取り付いて、爪体20
aが苗のせ台9や苗載せ台摺動ガイドレール8と干渉し
ないで苗植え運動してスムーズに苗植え付けを行うよう
になる。尚、苗保持棒3は、これと前記取り付け孔21
を挿通させるように構成した取り付けボルト28によっ
て植え付け爪部20に締め付け固定するのである。
【0011】〔別実施例〕図9〜図11は、別実施構造
を備える板金製苗植え付け爪を示す。すなわち、取り付
け板部26の爪長手方向での長さが図5〜図8の板金製
植え付け爪の長さよりも短いように形成してある。この
ため、取り付け板部26の一方のボルト孔23bを切欠
き孔に形成してある。さらに、両横側の強度用リブ27
の突出高さが図5〜図8の板金製植え付け爪の長さより
も低いように形成してある。つまり、図5〜図8の板金
製植え付け爪と同様にステンレス板金によって作製して
あるが、全体として図5〜図8の板金製植え付け爪に比
して軽量にしてある。
【0012】上記各実施例の板金製植え付け爪にあって
は、取り付け溝12aと12bのそれぞれに入り込む位
置決め突起24または25として、2個の突起を採用し
ているが、上記実施例の突起に比して長い1個のみの突
起を採用して実施したり、3個以上の突起を採用して実
施してもよい。
【0013】ステンレス板に限らず、鉄板など各種素材
の板体で作製する苗植え付け爪にも本発明は適用でき
る。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植え機用苗植え付け装置の側面図
【図2】苗植え付けアームのハシ爪取り付け状態での平
面図
【図3】苗植え付けアームの爪取り付け部の斜視図
【図4】苗植え付けアームの板爪取り付け状態での断面
【図5】苗植え付けアームの板爪取り付け状態での平面
【図6】板金製苗植え付け爪全体の側面図
【図7】板金製苗植え付け爪を取り付け面側から見た全
体図
【図8】板金製苗植え付け爪の断面図
【図9】別実施例の板金製苗植え付け爪全体の側面図
【図10】別実施例の板金製苗植え付け爪を取り付け面
側から見た全体図
【図11】別実施例の板金製苗植え付け爪の断面図
【符号の説明】 1 苗植え付け爪 4 苗植え付けアーム 10 爪取り付け部 11 取り付け座面 12a,12b 取り付け溝 13 固定用ボルト 20 植え付け爪部 22 取り付け面 24,25 位置決め突起 26 取り付け板部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗植え付けアーム(4)の爪取り付け部
    (10)に一対の取り付け溝(12a),(12b)を
    形成し、棒材製の苗植え付け爪(1)を前記取り付け溝
    (12a),(12b)に入り込ませて固定用ボルト
    (13)で前記爪取り付け部(10)に締め付け固定す
    るように構成された田植え機用苗植え付けアーム(4)
    に使用する板金製苗植え付け爪であって、 植え付け爪部(20)と取り付け板部(26)とが一枚
    の板金でなり、 前記固定用ボルト(13)のためのボルト孔(23
    a)、前記固定用ボルト(13)の締め付け力によって
    前記爪取り付け部(10)の取り付け座面(11)に当
    接する取り付け面(22)、一対の位置決め突起(2
    4),(25)を前記取り付け板部(26)に備えてあ
    るとともに、前記取り付け面(22)が前記取り付け座
    面(11)に当接すると、前記一対の位置決め突起(2
    4),(25)が前記一対の取り付け溝(12a),
    (12b)に各別に入り込んで前記爪取り付け部(1
    0)に係止し、前記植え付け爪部(20)を前記苗植え
    付けアーム(4)に対する前記固定用ボルト(13)の
    まわりでの設定取り付け姿勢に位置決めするとともに前
    記植え付け爪部(20)が前記設定取り付け姿勢から動
    くことを規制する板金製苗植え付け爪。
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JP2006180847A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Yanmar Co Ltd 田植機の植付装置
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JP2017006150A (ja) * 2016-10-18 2017-01-12 ヤンマー株式会社 田植機
CN107873194A (zh) * 2017-09-29 2018-04-06 黑龙江北大荒众荣农机有限公司 一种用于栽植的二爪式植苗器
CN108174664B (zh) * 2018-02-05 2023-12-05 农业部南京农业机械化研究所 适用于油菜毯状苗的高速切块取苗栽植装置

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