JPS62106120A - リンケ−ジの調節可能な締結装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は２個の機素を締結する装置に関するものてあり
、とりわけロッドの一端を部品に連結する形式の締結装
置に関する。

この種の締結装置は例えば、自動車のドアのロックを、
１〜アを作動するリンケージに連結するのに利用される
。

ワークあるいはロッドとの組立ては必要に応し剛連結あ
るいは不完全連結であってさしつかえない。こうして、
連結ロッドは締結装置と互いに固く連結されることかて
き、そして連結ロッドと締結袋ｊごとの組立体は、点あ
るいは軸のまわりに回転し得るようにワークに取付ける
ことかできる。

この種の組立てにおいては、すきまを調整するために、
或いは連結ロフトの長さ、もしくはワークの位置に関す
る変動か生じた場合にこれを調整するために、例えば連
結ロッドの長さに沿って連結ロッｌ−とワークの相対位
置を調整できるならば、これは極めて注目に値する。

この調節を可能にするねじ式締結装置か知られている。

この種の締結装置は、これにあけた孔の中に連結ロッド
を差１．込み、連結ロッドは調節位置まで滑動てき、そ
れからこれに対しねじを締付けて閉塞できる。

その装置ξは、締付は工具を必要とし、また組立て、調
整に時間と手数を要する。その上、振動を受けて緩むの
を防止するために、緩みを防１１：するための装置を備
えなければならず、その場合にはこの種組立体の経費か
さらに高くなる。

ワークへのこのような締結装置の固定は、一般にリベッ
ト締めによっても行われるが、それには工具か必要であ
り、手数と時間かか＼る。

その他、この種締結装置ては、ワークに対する連結ロフ
トの相対位置の調節は不可能であり１組立てに先立って
ワークと連結ロフトの位置決定に精度を必要とする。

本発明の締結装置は、上述の諸装置の利点をそのま＼残
しながらその欠点を緩和しようとするものある。

本発明の主な特徴によれば、締結装置は、ワークに固定
し得る本体と、連結ロッドの端部を受取るように作られ
、しかも本体内を滑動するよう取付けられるスライドの
両要素を含み、ワークに対する連結ロッ１〜の位置を調
節するために連結部をこれら両要素に備えさせる。

前述のねし式装置とは異なり、本発明は、連結ロッｌ〜
に直接連結部を設けるのではなく、締結装置それ自体の
要素に連結部を含むという利点を持つ。こうして、有利
な構造のこの種連結部を利用できるが、しかし１本発明
の別の一特徴に従って連結部を構成し得るりｉ性アーム
あるいはラックのように、連結ロフトによってささえさ
せるのは困難であろう。

もっとくわしく言えば、要素の一つは、例えばほぼ三角
形の断面の閉塞カムを終端に有する弾性アームを有し、
他方の要素は、両要素は相対位置で閉塞するように閉塞
カムに協力する補足的断面の一連のカムを含むラックを
有する。

こうしてスライドを本体内で滑動させようとする力か作
用する時１弾性アームはアームの及ぼずりｐ性的な保持
偶力に打ち勝とうとする応力をこうむり、このためその
もたれる閉塞カムの勾配に沿って滑動し、次に隣接する
カムと協同動作することが、カムにとり可能になる。

この調節を実行するために及ぼす必要のある力は、言う
までもないことであるが、ここで「保持力」と呼ぶこと
にする。締結装置か連結ロッドとワークの間て伝達てき
なければならない最大応力を上まわらなければならない
。

この力は、カム角とアームの及ぼすりｉ性偶力との関数
であり、今述べた弾性偶力は、専門家により容易に決定
される材料の弾性とアームの断面積との関数である。

このような特徴を有する閉塞部は、ワークに関する連結
ロッドの位置の迅速な調節を可能にするから、殊のほか
に右利である。すなわち、本体とスライドとは、ワーク
と連結ロッドの間の公称位置に対応する閉塞位置であら
かしめ組ケてられるのてあり、公称位置は例えば組立て
詩におけるその平均的相対位置てあり得る。

こうしてあらかしめ調節された。締結装置は、ワークに
固定され、そして連結ロッドとこの順序て、或いは逆の
順序て組立てられる。７！）られた連結ロッド−ワーク
位１δかが満足なものである場合には、組立て操作は完
了し、これに反して補足的調整か必要である場合には、
調節カムか適当な閉塞カム中に収容されるように、所要
の向きにそして保持力を凌ぐ強さをもって、滑動方向に
沿って力を及ぼす。

特に、保持力の値か適当である場合には、調節は、わけ
ても前述のねじを含む調節可能な締結装置に関して、手
動て実施すれば、これに伴って様々な利点か得られる。

本発明の、締結装置の、別の一特徴によれば、スライド
かその構造の内部に含む弾性要素は、ラチェットａ構に
よる連結ロッドの固定を可能にし、そして分解不能てあ
り得る組立体を作り出す。

ラチェット機構（つめ型装置）は、さらにくわしく説明
すると、その前面と、首によって限られた顎部との間に
ヘッドを備えたロッドを伴って作ることかてき、スライ
１へは、ロッドの前面がもたれる底を有する空間てロッ
ドを通過させる孔と、孔の出口に配置され、そしてヘッ
ドの顎部と協同動作してこのヘッドな正めを形成するそ
の末端と空間の底との間に閉じ込めるりｉ外片とを含む
。

同様に、本発明の一特徴によれば、締結装置の本体は、
ワークにあけた孔の中にラチェット機構により締結装置
を取り付けることを可能にする弾性の固定脚を含む。

例えば、締結装置を取付けるワークの厚さが僅かである
時、保持装置は弾性変形により孔の内部に移った後、ス
ライドの本体か支承される面に向き合ったその面にもた
れ得る。

ラチェット機構によるこれら固定装置は、工具なして取
付は得るという、場合によっては手作業でさえ取付は得
るという利点、を有する。

これらの特徴−切か組合わせられる時、本発明は連結ロ
ッドかワークにすみやかに取付けられることをｎｒ濠に
し、得られた組立体は、連結ロッドをワークに対して正
しく位置決めするという要領て全く迅速に調整できる。

その上、組立てや調等を実現するのに特殊な工具は不必
要てあり、したかってこの種締結装置はその利用者に対
して、調節可能な公知の締結装置に比べて、工具の必要
性に関しても、また組立て時間の点ても、とりわけ興味
深い経済性を提供する。

下枝を使用しないという！１￥実から結果する組立て費
の経済性のほかに、この特殊性は、締結装置を、かさ張
った工具を使用できない場所て取付けなければならない
時に、極めて有利である。これは例えば、トライバ（ね
じ回し）のような工具を利用てきない自動車のドアの内
部の場合である。

１引立て時及び調節時のりｉ性応力を手作業て対処でき
る場合には、１．記利点はさらに−・層興味深いものに
なる。

特に、本締結装置の別の一特徴によれば、殊のほか有利
なりｉ性を有するのに加えて、造型による施工のしやす
さならびにその優れた機械的特性をも兼ね備えた熱可塑
性樹脂プラスチックで締結装置を作ることかできる。

本発明のそれ以外の特殊性及び利点は、添付図面に示し
た飽くまで例示的てあって決して限定的ではない、以下
の締結装置の一実施例の説明から明らかになろう。

本発明の締結装置ｌは、第１図に示す通りで、連結ロッ
ド１７の端部をワーク１１に連結するためのものて、ワ
ークばこの実施例では、自動車のドアロック機構のレバ
ーである。

１締結装首ｌ、本体２とスライド１１の２要素を含む。

本体２はベース８を有し、このベースに設けられた脚９
はワーク１１の孔１０に固定される。本体２には倒丁字
形の切込み部５か両側面６及び案内みぞ７によって形成
される。本体は上方に骨性アーム３を有し、このアーム
は自由端に三角形の閉塞カム４を備える。

スライ１−１２は上面にラック１３を有し、このラック
は一連の調節カム（山形カム）２２と、両側面１４と、
ベースに付属する案内突条１５、及び連結ロッド１７の
通過孔１６を含み、連結ロッド１７のヘッド２３の受取
り空間１８は底２７と２枚のロック用りｉ外片１つを含
む。連結ロッド１７は、端部に前面２４と首部２６によ
って限られる顎部２５との間にヘッド２３を備える。

こうして本締結装置はワーク１１に固定できる本体２と
、連結ロッド１７の端部を受け取るように作られ、本体
２内で滑動するように取付けられるスライド１２との２
要素を含み、ワークに関して連結ロッドの位置を調節す
るために連結部３゜４．１３かこれら両要素に設けられ
る。

スライド式組立てを実現する便利な一形式は、その配置
にＴ形断面を与えることである。スライド１２は、その
両側面１４と対向する両側面６に沿って本体ｌの切込み
部５内を滑動し、こうしてスライド１２は本体１内に保
持される。案内みぞ７は、案内突条１５に対応し、そし
て一方か他方に関し傾転するのか回避される。

勿論、スライド式の配置は本体ｌとスライド１２の間の
正しい滑動及び保持か本発明に合致するようにする他の
一切の形式を採ってもよい。

本発明の別の一特徴によれば　要素の一方は、例えばほ
ぼ三角形の断面の閉塞カム４を自由端部に有するりｉ性
アーム３を有し、他方の要素は、両安素を相対位置に閉
塞するようにして閉塞カムか協同動作する補足的断面の
一連のカム２２を含むラック１３を有する。

図示の実施例ては、弾性アームは本体２に、ラック１３
はスライド１２に設けたが、その逆にしても本発明に合
致する。

スライド１２を、第２図に示したｐの向きに本体１内に
押し込むと、ラック１３の最初の面２８は夕１性アーム
３のカム４に向き合う。本体１の内部へのスライド１２
の押し込みを続けると、りｉ性アーム３はカム４を介し
て面２８に強制的に押し付けられ、そこでカム４は最初
の歯の上を昇り、そして最初のカム２２にかみ合うから
、この時閉塞位置になる。別の閉塞位置を取るにはこの
操作を反復すればよく、締結装置は閉塞カムがあるたけ
、例えば第３図に掲げる通り５個のカムたけ異なる閉塞
位置にあり得る。

カムの断面は、第３図にｐて示す向きとは逆向きに、あ
る閉塞カムから隣接カムに移ることか可能であるように
も作られている。

前述の通り、カムの角度及び弾性アーム３の断面は、材
料の弾性及び支持すべき保持力に応じて容易に決定でき
る。

この締結装置１の、殊のほか有利な一実施様式は、組立
て時に見出す機会か最も多く、しかも締結装置で中心閉
塞位置に対応する相対する相対位置を１例とするような
、ワーク１１と連結ロッド１７との間の公称位置に対応
する閉塞位置に、本体２とスライド１２とを予備組立て
することである。こうして予かしめ用意された締結装置
１をワーク１１に固定し、それから連結ロッド１７を取
付け、あるいはその逆順を行う。組合わせ操作はこの時
、ワークと連結ロッドとの相対位置か正しければ完了し
、さもなければ正しい閉塞位置までＡ！！ｉを行う。

迅速なｉＡ節を可能にするこの閉塞部の実施様式に、本
発明の他の特性に基づいて、ワーク及び連結ロッドへの
締結装置の迅速固定部を組合わせるのは、殊のほか有利
である。

こうして、スライド１２は、ラチェット機構により連結
ロッド１７をこれに取付けるのをｉｒ）能にするりｉ性
要素１９を含み得るのであり、また本体２は、ワーク１
１に設けた孔ｌＯにラチェット機構により取付けられる
りｉ性保持要素の脚９を含み得る。

ラチェット機構の後で１ｖ６結装置１は、その脚９のま
わりに自由に回転できるように、あるいは他の一切の連
動か可能になるように、固定することかできる。

スライド内への連結ロッドの取付けは、特に第５図に示
した通って１本発明の一特徴に従って、ヘッド２３をそ
の前面２４と首２６によって限られた顎部２５との間に
備える連結ロッド１７を用いて実施できるが、このため
には例えば、連結ロッド１７の前面２４がもたれる底２
７と、孔１６の出口に配置されてヘッドの顎部２５と協
同動作し、このへ・ントを留める端部及び空間１８の底
２７の間に閉じ込める弾性片１９とを含む該空間まで連
結ロッド１７を通過させる孔１６をスライドに設ける必
要かある。

連結ロッド１７をスライド１２の孔１６内に押込んて行
くと、連結ロッド１７の端部は２個の弾性片１９に摺接
してこれを押退け、次いで弾性片１９．１９は連結ロッ
ド１７の首部２０内に引っか＼る。

締結装置は１本発明の一特徴によればその加工品質の点
で、例えば造型による施工の質の点て、そしてこの種応
用において興味か持たれるその弾性の点て、それぞれ優
れていて有利である熱可塑性樹脂系プラスチックで作る
ことができる。

特にこの種材料の利用により、その弾性を考慮に入れる
と、本発明に基づく締結装置の手動組立て及び調整か可
能になるであろう。

図示した実施例において、連結ロッド１７は断面か円形
てあり、この連結ロッド通過孔１６は断面か正方形であ
り、弾性片１９は平面状てしかも首２６の平底２０と協
同動作するが、しかしこれらの形は　本発明に合致する
他のどの様な形てあってさしつかえない。

これらの形状は特許請求の範囲に記載の技術思想の枠内
で種々に設計を変えて実施することかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の締結装置によりワークを連
結ロッドに結合した機構の透視図、第２図は第１図の本
体とスライドの分解状態の透視図、第３図は本体とスラ
イドの組立て状態の側面図、第４図は第３図の本体をワ
ークに取付け、且つワークの一部を省略した側面図、第
５図は第４図のＡ−Ａ線ての連結ロッドとスライドの連
結状態を示す断面図で、図中、１は締結装置、２は本体
、３，４．１３は連結部、１１はワーク、１２はスライ
ド、１７は連結ロッドを示す。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）連結ロッド１７の端部をワーク１１に組立てるた
   めの締結装置１において、ワーク１１に固定できる本体
   ２と、連結ロッド１７の端部を取付けるよう作られ、し
   かも滑動可能に本体２に取付けられるスライド１２との
   ２つの要素を含み、ワークに対して連結ロッドの位置を
   調節するために上記両要素に連結部３、４、１３を備え
   させたことを特徴とする締結装置。
2. （２）両要素の一方が自由端部に閉塞カム４を有する弾
   性アーム３を有し、他方の要素は上記閉塞カム４と協同
   動作する一連の調節カム２２を含むラック１３を有する
   特許請求の範囲第１項記載の締結装置。
3. （３）スライド１２が、ラチェット機構により連結ロッ
   ド１７を取付ける弾性要素１９を含む特許請求の範囲第
   １項又は第２項記載の締結装置。
4. （４）スライド１２が、前面２４と首部２６によって限
   られた顎部２５との間にヘッド２３を備えた連結ロッド
   １７を受け取るように作られること、及びこのスライド
   が、連結ロッド１７の前面２４がもたれる底２７と孔１
   ６の出口に配置されてヘッドの顎部２５と協同動作しこ
   のヘッドを止めてなるその末端及び空間１８の底 ２７の間に閉じ込める弾性片１９とを含むこの空間まで
   連結ロッド１７を通過させる孔１６を含む特許請求の範
   囲第３項記載の締結装置。
5. （５）本体２が、ワーク１１内にあけられた孔１０にラ
   チェット機構により取付けられる弾性の脚９を含む特許
   請求の範囲第１項から第４項までのどれか１項記載の締
   結装置。
6. （６）熱可塑性樹脂プラスチックで作られた特許請求の
   範囲第１項から第５項までのどれか１項に記載の締結装
   置。