JP2938559B2 - 光プリンタ - Google Patents

光プリンタ

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JP2938559B2 JP31700990A JP31700990A JP2938559B2 JP 2938559 B2 JP2938559 B2 JP 2938559B2 JP 31700990 A JP31700990 A JP 31700990A JP 31700990 A JP31700990 A JP 31700990A JP 2938559 B2 JP2938559 B2 JP 2938559B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、パーソナルコンピユータ等の外部入力装
置に接続して使用されるレーザプリンタ,液晶プリンタ
等の光プリンタに関する。
〔従来の技術〕
従来、レーザプリンタ,液晶プリンタ等の光プリンタ
の制御基板は、そこから放射される電磁波によるノイズ
対策をするため、それを金属性の電磁波シールドボツク
ス内に収納するなどの必要があつた。
すなわち、例えば特開昭63−43164号公報に記載され
ているように、外周部分の4辺を屈曲させて形成した金
属板からなるシヤーシと、その下部に一体化される底カ
バーとにより電磁波シールド性を有する箱型構造体を構
成し、その中に制御基板を収納したりしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、このようなシールド板としてのシヤー
シや底カバーによつて箱型構造体を構成した場合には、
それだけ部品点数が多くなるためコスト高になると共に
装置全体も大型化して重量も重くなつてしまうという問
題点があつた。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであ
り、装置全体を大型化させたり重量を大幅に増加させた
りせずに、制御基板から放射される電磁波をコストアツ
プさせずに遮蔽することができるようにすることを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成するため、光プリンタの
印字動作を制御する制御回路を形成した第1の制御基板
と、パーソナルコンピユータ等の外部入力装置から入力
された印字データを加工して上記第1の制御基板に印字
データを送る第2の制御基板とを備えた光プリンタにお
いて、 上記第2の制御基板を、上記第1の制御基板よりも大
きな面積を有し、それぞれ絶縁板を介して4層以上のパ
ターンを形成したものとし、第1の制御基板よりプリン
タ筐体の外側にその第1の制御基板に対して小間隔を置
いて対向させ、上記4層以上のパターンの少くとも1層
をアースパターンとし、第1の制御基板と第2の制御基
板との間の信号線の接続にハーネスを使用せずにコネク
タを使用したものである。
〔作 用〕
このように構成した光プリンタによれば、第2の制御
基板が、第1の制御基板の外側にそれよりも大きな面積
で小間隔を置いて対向させて取付けられているので、第
2の制御基板に形成した4層のうち何れか1層のアース
パターンにより第1の制御基板から放射される電磁波を
そのアースパターンによつて遮蔽することができるた
め、別にシールド板を設ける必要がなくなる。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説
明する。
第1図はこの発明による光プリンタをコントローラボ
ード側から見た斜視図、第2図は同じくその光プリンタ
をホストコンピユータに接続した状態を示す概略図であ
る。
この光プリンタ2は、第2図に示すようにホストコン
ピユータ1にコネクタ3a付きのインタフエースケーブル
3によつて接続され、そのインタフエースケーブル3は
光プリンタ2内において第2の制御基板としてのコント
ローラボード4へ接続される。
その光プリンタ2は、印字動作を制御する制御回路を
形成した第1の制御基板としてのエンジンボード5と、
外部入力装置であるホストコンピユータ1から入力され
た印字データを加工してエンジンボード5に印字データ
を送る上述したコントローラボード4とを備えている。
そのコントローラボード4は、ホストコンピユータ1
から印字データを8ビットのデータとして受け取つてそ
れを加工してシリアルデータとしてエンジンボート5へ
送信する。
そして、この光プリンタ2は、第1図に示すようにコ
ントローラボード4をエンジンボード5よりも大きな面
積にしてそれを覆うようにし、そこにそれぞれ絶縁板を
介して後述する4層以上のパターン(第1図では図示を
略している)を形成して、エンジンボード5よりプリン
タ筐体2a(第4図)の外側に配置している。
そして、そのエンジンボード5の基板面5aに対してコ
ントローラボード4の基板面4aを、第2図に示すように
略平行させて小間隔を置いて対向させて取付け、その基
板面間の間隔L(第1図)を20mm以下(例えば17mm)に
している。
なお、エンジンボード5は、コントローラボード4に
対して一般的に部品点数が少ないため、それをコントロ
ーラボード4よりも小さな面積にすることができる。
コントローラボード4の両面には、第3図に示すよう
に回路パターン44,45がそれぞれ形成されており、その
各回路パターンは通常の両面プリント基板と同様に回路
を構成する複雑な導電パターンを絶縁板41,43の表面に
それぞれ形成したものであり、そこに図示しない各種の
部品が実装されている。
その絶縁板41と43の間には絶縁板42が設けられてお
り、その絶縁板42の両面には略全面に亘つて銅箔等によ
つて形成される導電パターンであるアースパターン46と
電源パターン47がそれぞれ設けてあり、各絶縁板41〜43
に部品のリード線を挿通したり各パターン間を接続する
ために形成されているスルーホール(貫通孔)の部分で
は、そのアースパターン46及び電源パターン47にスルー
ホールより大径の逃げ孔をそれぞれ形成して、それらが
不必要な部分で接触しないようにしている。
このアースパターン46は、アースに接続される部分の
みのパターンであり、電源パターン47は直流電源の非ア
ース側に接続される部分のみのパターンである。
そして、各回路パターン44,45及びアースパターン46,
電源パターン47間は、必要に応じて各絶縁板41〜43にそ
れぞれ形成されているスルーホールを通して半田等の導
電部材によつて接続される。
絶縁板41の表面端部には、アース端子部44aが設けら
れており、そのアース端子部44aは第4図に示す板金部
材(取付部材)7に接触されるアース部分であつて第3
図の回路パターン44の一部をなし、絶縁板41のスルーホ
ール42aを通してアースパターン46に接続されて、第4
図に示す取付状態で板金部材7を介してプリンタ筐体2a
のアースとなる金属部に導通される。
電源パターン47も、スルーホールを通して回路パター
ン44の電源端子に接続され、第2図に示すコネクタ10を
介して直流電源の非アース側(Vcc)に接続される。
このように、この実施例では、コントローラボード4
に形成される4層(それ以上であつてもよい)のパター
ンの1層をアースパターン46とし、他の1層を電源パタ
ーン47(+5V)としている。
そして、コントローラボード4は、アースパターン46
と導通するアース端子部44aを第4図に示すように金属
性の板金部材7に接触させてネジ止め固定し、その板金
部材7をさらに光プリンタ2の金属製のプリンタ筐体2a
へネジ止めによつて固定して、遮蔽効果を高めている。
このように、この実施例によれば、コントローラボー
ド4をエンジンボード5の外側にそれよりも大きな面積
に形成して、それらを互いに小間隔を置いて平行させて
配置するようにしたので、コントローラボード4に形成
したアースパターン46によつてエンジンボード5からの
電磁波を、シールド板を設けるようなことをせずに遮蔽
することができる。
そして、実験結果によれば、その放射電磁波の遮蔽効
果は、165MHZ付近において実測値で5dB以上の減衰効果
が得られている。
また、光プリンタ2は、上述したようにエンジンボー
ド5とコントローラボード4間を小間隔にして、コント
ローラボード4とエンジンボード5間の信号線の接続
し、第2図に示すようにハーネスを使用せずにコネクタ
10を使用するようにしたので、ハーネスを使用した場合
にはその部分から制御基板間のクロツク信号からのノイ
ズが放射され易いが、この実施例によればそれが放射さ
れにくくなるので、その分だけノイズ対策が楽になるた
め設計期間の短縮が可能になる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、4層以上の
パターンの少くとも1層をアースパターンとした第2の
制御基板が第1の制御基板の放射電磁波を遮蔽するの
で、シールド板が不要になる分だけコストダウンできる
と共に、その分形状も小さくなつて重量も軽くなる。
また、第1の制御基板と第2の制御基板との間の信号
線をコネクタで接続して、その接続にハーネスを使用し
ていないので、それら制御基板間のクロツク信号からの
ノイズが放射されにくくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による光プリンタをコントローラボー
ド側から見た斜視図、 第2図は同じくその光プリンタをホストコンピユータに
接続した状態を示す概略図、 第3図はパターンが4層に積層されたコントローラボー
ドを一部を断面にして示す側面図、 第4図はコントローラボード4のプリンタ筐体2aへの取
付部を示す斜視図である。 1……ホストコンピユータ(外部入力装置) 2……光プリンタ 3……インタフエースケーブル 4……コントローラボード(第2の制御基板) 4a,5a……基板面 5……エンジンボード(第1の制御基板) 7……板金部材(取付部分)、10……コネクタ 41〜43……絶縁板、44,45……回路パターン 46……アースパターン、47……電源パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 9/00 B41J 3/00 B41J 29/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光プリンタの印字動作を制御する制御回路
    を形成した第1の制御基板と、パーソナルコンピユータ
    等の外部入力装置から入力された印字データを加工して
    前記第1の制御基板に印字データを送る第2の制御基板
    とを備えた光プリンタにおいて、 前記第2の制御基板を、前記第1の制御基板よりも大き
    な面積を有し、それぞれ絶縁板を介して4層以上のパタ
    ーンを形成したものとし、前記第1の制御基板よりプリ
    ンタ筐体の外側に該第1の制御基板に対して小間隔を置
    いて対向させ、前記4層以上のパターンの少くとも1層
    をアースパターンとし、前記第1の制御基板と前記第2
    の制御基板との間の信号線の接続にハーネスを使用せず
    にコネクタを使用したことを特徴とする光プリンタ。
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