JPH1126894A - フレキシブルプリント配線及び接地用接続装置 - Google Patents
フレキシブルプリント配線及び接地用接続装置Info
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- JPH1126894A JPH1126894A JP17941097A JP17941097A JPH1126894A JP H1126894 A JPH1126894 A JP H1126894A JP 17941097 A JP17941097 A JP 17941097A JP 17941097 A JP17941097 A JP 17941097A JP H1126894 A JPH1126894 A JP H1126894A
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- H05K1/118—Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits specially for flexible printed circuits, e.g. using folded portions
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- H—ELECTRICITY
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- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/325—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by abutting or pinching, i.e. without alloying process; mechanical auxiliary parts therefor
- H05K3/326—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by abutting or pinching, i.e. without alloying process; mechanical auxiliary parts therefor the printed circuit having integral resilient or deformable parts, e.g. tabs or parts of flexible circuits
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- Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】より低コストでより高密度な実装を行い、且つ
ノイズの悪影響や基準電位の揺れを抑止できるフレキシ
ブルプリント配線板を提供する。 【解決手段】 絶縁性の支持層２４内に配線群２２と導
体層２３とを離隔して積層配置し、前記導体層の両端部
を除く位置に、前記導体層２３を露出した露出部２５を
設けた。
ノイズの悪影響や基準電位の揺れを抑止できるフレキシ
ブルプリント配線板を提供する。 【解決手段】 絶縁性の支持層２４内に配線群２２と導
体層２３とを離隔して積層配置し、前記導体層の両端部
を除く位置に、前記導体層２３を露出した露出部２５を
設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラットパネルデ
ィスプレイや、インクジェット記録ヘッドやサーマルヘ
ッド等の電気回路装置に用いられるフレキシブルプリン
ト配線、及びフレキシブルプリント配線板を接地のため
に接続する接地用接続装置に関するものである。
ィスプレイや、インクジェット記録ヘッドやサーマルヘ
ッド等の電気回路装置に用いられるフレキシブルプリン
ト配線、及びフレキシブルプリント配線板を接地のため
に接続する接地用接続装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、基板間の接続や液晶表示装置のド
ライバーボードに信号及び電源を供給する方法として、
フレキシブルプリント配線板或いはフレキシブルフラッ
トケーブル（ＦＰＣ或いはＦＦＣ）と称されるものが使
用されている。
ライバーボードに信号及び電源を供給する方法として、
フレキシブルプリント配線板或いはフレキシブルフラッ
トケーブル（ＦＰＣ或いはＦＦＣ）と称されるものが使
用されている。
【０００３】しかしながら、これらの信号供給も、最近
の情報量の増大で使用周波数が益々高速化し、基板間の
接続部分のインピーダンスによって基準電位としてのＧ
ＮＤの揺れや、それに伴って信号系にノイズが乗って集
積回路の誤動作或は放射ノイズを発生し易いという問題
を抱えていた。
の情報量の増大で使用周波数が益々高速化し、基板間の
接続部分のインピーダンスによって基準電位としてのＧ
ＮＤの揺れや、それに伴って信号系にノイズが乗って集
積回路の誤動作或は放射ノイズを発生し易いという問題
を抱えていた。
【０００４】このため、特開平５−３４２９１８号公報
や、特開平６−１８７８２７号公報では、放射ノイズ対
策としてフラットケーブルの回りに銅箔やアルミ箔等を
巻き付けてシールド層とし、このシールド層をＧＮＤ電
位に落とすためにフラットケーブル上のＧＮＤに用いら
れるようにスルホール、溶接、カシメ等によって電気的
に接続する方法が知られていた。
や、特開平６−１８７８２７号公報では、放射ノイズ対
策としてフラットケーブルの回りに銅箔やアルミ箔等を
巻き付けてシールド層とし、このシールド層をＧＮＤ電
位に落とすためにフラットケーブル上のＧＮＤに用いら
れるようにスルホール、溶接、カシメ等によって電気的
に接続する方法が知られていた。
【０００５】しかしながら、これらの方法はコネクタ部
のＧＮＤには信号線一本に相当する線で接続されている
ため、十分な効果が得られていなかった。
のＧＮＤには信号線一本に相当する線で接続されている
ため、十分な効果が得られていなかった。
【０００６】図６は特開平７−５２６０７号公報に開示
されたＧＮＤ強化の為に複数芯をＧＮＤに用いる接続装
置を示し、図６の（ａ）はプリント配線の平面と断面図
を、図６の（ｂ）は接続装置の平面図と断面図を夫々示
している。
されたＧＮＤ強化の為に複数芯をＧＮＤに用いる接続装
置を示し、図６の（ａ）はプリント配線の平面と断面図
を、図６の（ｂ）は接続装置の平面図と断面図を夫々示
している。
【０００７】図６において、６１は信号用接触部、６２
は補強材、６３は絶縁材、６４はシールド面、６５はシ
ールド用接触部、６６は溝、６７は信号用接触部、６８
は信号用ハンダ付部、６９はシールド用接触部、７０は
シールド用ハンダ付部である。
は補強材、６３は絶縁材、６４はシールド面、６５はシ
ールド用接触部、６６は溝、６７は信号用接触部、６８
は信号用ハンダ付部、６９はシールド用接触部、７０は
シールド用ハンダ付部である。
【０００８】ケーブルがコネクタの溝６６に挿入され、
プリント基板と接続されると、信号用接続部６１，６７
を通してケーブルの導体に信号が流れる。同時にシール
ド面６４はシールド用接触部６５，６９によりグランド
接続され、ケーブルを通る信号はこのシールド面６４に
よりシールドされ、シールド面６４は面接触により最短
距離でグランドと接続される。よって、ケーブルを通る
導体により発生する無線周波数妨害波は大きく減少する
ことになる。
プリント基板と接続されると、信号用接続部６１，６７
を通してケーブルの導体に信号が流れる。同時にシール
ド面６４はシールド用接触部６５，６９によりグランド
接続され、ケーブルを通る信号はこのシールド面６４に
よりシールドされ、シールド面６４は面接触により最短
距離でグランドと接続される。よって、ケーブルを通る
導体により発生する無線周波数妨害波は大きく減少する
ことになる。
【０００９】また、図７は特開平５−２４２７３９号公
報に開示の接続装置を示し、シールド層を新たなコネク
タで接続したものである。図７において、７１は電磁は
シールド信号線、７５は回路基板、７６は可撓ケーブ
ル、７７ａ，７７ｂは金属薄板、７８は導通用テープ、
７９は信号授受用コネクタ、８０は接地用コネクタであ
る。
報に開示の接続装置を示し、シールド層を新たなコネク
タで接続したものである。図７において、７１は電磁は
シールド信号線、７５は回路基板、７６は可撓ケーブ
ル、７７ａ，７７ｂは金属薄板、７８は導通用テープ、
７９は信号授受用コネクタ、８０は接地用コネクタであ
る。
【００１０】図７の（ａ）に示すように、可撓ケーブル
７６の両面に金属薄板７７ａ，７７ｂが貼り付けられ、
これらの金属薄板７７ａ，７７ｂは回路基板回路基板７
５の近傍で導体からなる導通用テープ７８によって互い
に電気的に導通している。可撓ケーブル７６の端部は信
号授受用端子に形成され、信号授受用コネクタ７９に挿
入されている。可撓ケーブル７６の片面の金属薄板７７
ａは、導通用テープ７８の下方で可撓ケーブル７６から
分岐し、回路基板７５に設けられた接地用コネクタ８０
に挿入されている。
７６の両面に金属薄板７７ａ，７７ｂが貼り付けられ、
これらの金属薄板７７ａ，７７ｂは回路基板回路基板７
５の近傍で導体からなる導通用テープ７８によって互い
に電気的に導通している。可撓ケーブル７６の端部は信
号授受用端子に形成され、信号授受用コネクタ７９に挿
入されている。可撓ケーブル７６の片面の金属薄板７７
ａは、導通用テープ７８の下方で可撓ケーブル７６から
分岐し、回路基板７５に設けられた接地用コネクタ８０
に挿入されている。
【００１１】図７の（ｂ）は、図７の（ａ）の矢印Ａ−
Ａ方向に見た電磁波シールド信号線７１の断面を示して
いる。導通用テープ７８により、金属薄板７７ａ，７７
ｂは互いに電気的に導通し、金属薄板７７ａが接地用コ
ネクタ８０に接続されていることにより等しくゼロ電位
に維持されている。
Ａ方向に見た電磁波シールド信号線７１の断面を示して
いる。導通用テープ７８により、金属薄板７７ａ，７７
ｂは互いに電気的に導通し、金属薄板７７ａが接地用コ
ネクタ８０に接続されていることにより等しくゼロ電位
に維持されている。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図６に
示す従来の構成では、シールド配線用の一本の配線が他
の信号配線と並んで配列されたり、信号線の間にガード
と呼ばれるグランドを配置されていたりするため、プリ
ント配線の幅が広くなってしまっていた。また、シール
ド配線とアース電位との電気的接続が小さなスルホール
を介してなされているために、電位の揺れやノイズ発生
の恐れがあった。
示す従来の構成では、シールド配線用の一本の配線が他
の信号配線と並んで配列されたり、信号線の間にガード
と呼ばれるグランドを配置されていたりするため、プリ
ント配線の幅が広くなってしまっていた。また、シール
ド配線とアース電位との電気的接続が小さなスルホール
を介してなされているために、電位の揺れやノイズ発生
の恐れがあった。
【００１３】更に、スルホール形成の工程が必要なた
め、プリント配線板の製造コストが高くなっていた。
め、プリント配線板の製造コストが高くなっていた。
【００１４】加えて、図７の構成では、基板上にコネク
ターが複数個必要で、配線群の配列ピッチが高密度化す
るにつれて、上述した課題はより一層深刻なものとなっ
てきた。
ターが複数個必要で、配線群の配列ピッチが高密度化す
るにつれて、上述した課題はより一層深刻なものとなっ
てきた。
【００１５】本出願に係る第１の発明の目的は、上述し
た課題を解決し、より低コストでより高密度な実装を行
い、且つノイズの悪影響や基準電位の揺れを抑止できる
フレキシブルプリント配線を提供しようとするものであ
る。
た課題を解決し、より低コストでより高密度な実装を行
い、且つノイズの悪影響や基準電位の揺れを抑止できる
フレキシブルプリント配線を提供しようとするものであ
る。
【００１６】本出願に係る第２の発明の目的は、上述し
た課題を解決し、より低コストでより高密度な実装を行
い、且つノイズの悪影響や基準電位の揺れを抑止できる
フレキシブルプリント配線板の接地用接続装置を提供し
ようとするものである。
た課題を解決し、より低コストでより高密度な実装を行
い、且つノイズの悪影響や基準電位の揺れを抑止できる
フレキシブルプリント配線板の接地用接続装置を提供し
ようとするものである。
【００１７】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第１の発明
の目的を実現する第１の構成は、絶縁性の支持層内に配
線群と導体層とを離隔して積層配置し、前記導体層の両
端部を除く位置に、前記導体層を露出した露出部を設け
たものである。
の目的を実現する第１の構成は、絶縁性の支持層内に配
線群と導体層とを離隔して積層配置し、前記導体層の両
端部を除く位置に、前記導体層を露出した露出部を設け
たものである。
【００１８】本出願に係る第１の発明の目的を実現する
第２の構成は、上記した第１の構成において、前記導体
層は、前記配線群の全巾に相当する巾を有するものであ
る。本出願に係る第１の発明の目的を実現する第３の構
成は、上記した第１または第２の構成において、前記導
体層は前記配線群を囲むように配置されているものであ
る。
第２の構成は、上記した第１の構成において、前記導体
層は、前記配線群の全巾に相当する巾を有するものであ
る。本出願に係る第１の発明の目的を実現する第３の構
成は、上記した第１または第２の構成において、前記導
体層は前記配線群を囲むように配置されているものであ
る。
【００１９】本出願に係る第２の発明の目的を実現する
第１の構成は、上記した構成のフレキシブルプリント配
線板における前記導体層の露出部にその長さ方向に沿っ
て接触する接触板を介して接地側に接続されるものであ
る。
第１の構成は、上記した構成のフレキシブルプリント配
線板における前記導体層の露出部にその長さ方向に沿っ
て接触する接触板を介して接地側に接続されるものであ
る。
【００２０】本出願に係る第２の発明の目的を実現する
第２の構成は、前記接触板とハウジング部材により前記
フレキシブルプリント配線板を囲み、前記ハウジング部
材と前記フレキシブルプリント配線板との間に配置した
弾性部材により単独または複数層の前記フレキシブルプ
リント配線板を前記導電層の露出部で加圧固定するもの
である。
第２の構成は、前記接触板とハウジング部材により前記
フレキシブルプリント配線板を囲み、前記ハウジング部
材と前記フレキシブルプリント配線板との間に配置した
弾性部材により単独または複数層の前記フレキシブルプ
リント配線板を前記導電層の露出部で加圧固定するもの
である。
【００２１】本発明によれば、配線層と導電層の積層構
造とすることで、巾の増大を抑え、高密度を増すことが
できる。
造とすることで、巾の増大を抑え、高密度を増すことが
できる。
【００２２】また、シールド配線層を小さなスルホール
を通じて基準電位に接続する必要がなくなり、電位の揺
れやノイズの影響を防止できる。
を通じて基準電位に接続する必要がなくなり、電位の揺
れやノイズの影響を防止できる。
【００２３】そして、シールド配線を巾広にすれば基準
電位の揺れを最小にできる。
電位の揺れを最小にできる。
【００２４】また、配線群を導体で囲む構造とすれば、
上述したシールド効果を更に向上させられる。
上述したシールド効果を更に向上させられる。
【００２５】更に、フレキシブルプリント配線板が長尺
化したときは、揺れ防止用の兼用固定が可能である。
化したときは、揺れ防止用の兼用固定が可能である。
【００２６】そして、このような作用は電気回路装置の
信頼性を、コストの大巾な上昇を招くことなく、向上で
きる。
信頼性を、コストの大巾な上昇を招くことなく、向上で
きる。
【００２７】
【発明の実施の形態】図１は本発明の第１の実施の形態
を示す。
を示す。
【００２８】図１の（ａ）は本実施の形態のフレキシブ
ルプリント配線板の断面図、（ｂ）は同図（ａ）の長手
方向の断面図を示し、フレキシブルプリント配線板２１
は、絶縁性支持層としてのフィルム２４内に幅広の導体
層２３と、複数の配線パターンを並列に配置した配線層
２２とを上下に離隔した積層構造として配置しており、
下面側のフィルム２４には幅方向に沿った切欠き部２４
ａが形成され、そこに導体層２３の露出部２５が露出す
る。
ルプリント配線板の断面図、（ｂ）は同図（ａ）の長手
方向の断面図を示し、フレキシブルプリント配線板２１
は、絶縁性支持層としてのフィルム２４内に幅広の導体
層２３と、複数の配線パターンを並列に配置した配線層
２２とを上下に離隔した積層構造として配置しており、
下面側のフィルム２４には幅方向に沿った切欠き部２４
ａが形成され、そこに導体層２３の露出部２５が露出す
る。
【００２９】図１の（ｃ）に示すように、フィルム２４
の切欠き部２４ａには、導電性を有する金属製の接触板
２６の凸部２６ａが嵌り込み、導電体層２３の露出部２
５が接触するようになっており、フレキシブルプリント
配線板２１の上面に配した絶縁性を有するゴム等の弾性
体２７を介して金属製ハウジング２８がかぶせられ、こ
のハウジング２８と接触板２６とにより接地用接続装置
を構成している。また、ハウジング２８の上面には保護
層２９が設けられている。そして、ハウジング２８のフ
ランジ部に形成された穴部２８ａと接触板２６のフラン
ジ部に形成された穴部２６ａとにそれぞれ取り付けネジ
（不図示）通して、図１の（ｄ）に示すシャッシ３３上
に接地用接続装置が固定される。
の切欠き部２４ａには、導電性を有する金属製の接触板
２６の凸部２６ａが嵌り込み、導電体層２３の露出部２
５が接触するようになっており、フレキシブルプリント
配線板２１の上面に配した絶縁性を有するゴム等の弾性
体２７を介して金属製ハウジング２８がかぶせられ、こ
のハウジング２８と接触板２６とにより接地用接続装置
を構成している。また、ハウジング２８の上面には保護
層２９が設けられている。そして、ハウジング２８のフ
ランジ部に形成された穴部２８ａと接触板２６のフラン
ジ部に形成された穴部２６ａとにそれぞれ取り付けネジ
（不図示）通して、図１の（ｄ）に示すシャッシ３３上
に接地用接続装置が固定される。
【００３０】図１の（ｄ）は、上記したフレキシブルプ
リント配線板２１を用いて、１５インチ液晶ディスプレ
イの背面側に設けたコントロール基板３１と４側辺に配
置されたドライバーボード３２とをそれぞれ接続するよ
うにした状態を示し、上記した接地用接続装置３０によ
り、各フレキシブルプリント配線板２１とコントロール
基板のシャーシ３３とを接地のために接続するようにし
ている。
リント配線板２１を用いて、１５インチ液晶ディスプレ
イの背面側に設けたコントロール基板３１と４側辺に配
置されたドライバーボード３２とをそれぞれ接続するよ
うにした状態を示し、上記した接地用接続装置３０によ
り、各フレキシブルプリント配線板２１とコントロール
基板のシャーシ３３とを接地のために接続するようにし
ている。
【００３１】このように、本実施の形態のフレキシブル
プリント配線板２１は導電層２３と配線層２２とを上下
に隔設した積層構造を採用しているので、フレキシブル
プリント配線板の最大幅を配線層２２のために使用する
ことができ、また配線層と同幅に導電層２３を形成する
ことができるので、高密度の実装が実現でき、電位の変
動やノイズの影響のない信頼性の高い接続が行える。
プリント配線板２１は導電層２３と配線層２２とを上下
に隔設した積層構造を採用しているので、フレキシブル
プリント配線板の最大幅を配線層２２のために使用する
ことができ、また配線層と同幅に導電層２３を形成する
ことができるので、高密度の実装が実現でき、電位の変
動やノイズの影響のない信頼性の高い接続が行える。
【００３２】なお、配線層２２と導電層２３とは、図２
の（ａ）、（ｂ）に示すように、２本の配線パターンと
同幅の導電パターン、多数本の配線パターンと同幅の導
電パターンとしても良い。
の（ａ）、（ｂ）に示すように、２本の配線パターンと
同幅の導電パターン、多数本の配線パターンと同幅の導
電パターンとしても良い。
【００３３】（第２の実施の形態）図３は本発明の第２
の実施の形態を示す。
の実施の形態を示す。
【００３４】本実施の形態のフレキシブルプリント配線
板４１は、絶縁性支持層としてのフィルム２４内に複数
の配線パターンを並列に配した配線層２２を設け、フィ
ルム２４の外周を取り囲むように導体層としてのシール
ド層４２を設けたもので、シールド層４２の外周を覆う
絶縁層４３の一部を幅方向に切欠いて、シールド層４２
の一部を露出させることで、第１の実施の形態と同様
に、接地用接続装置３０と接続することができる。
板４１は、絶縁性支持層としてのフィルム２４内に複数
の配線パターンを並列に配した配線層２２を設け、フィ
ルム２４の外周を取り囲むように導体層としてのシール
ド層４２を設けたもので、シールド層４２の外周を覆う
絶縁層４３の一部を幅方向に切欠いて、シールド層４２
の一部を露出させることで、第１の実施の形態と同様
に、接地用接続装置３０と接続することができる。
【００３５】（第３の実施の形態）図４は本発明の第３
の実施の形態を示す。
の実施の形態を示す。
【００３６】図４は本実施の形態のプリント配線板及び
接地用接続装置を示し、使用するフレキシブルプリント
配線板は第１の実施の形態のフレキシブルプリント配線
板２１を使用し、接続装置が第１の実施の形態とぞれぞ
れ異なる。図４の（ａ）に示す実施の形態は、１本のフ
レキシブルプリント配線板を対象として接続装置により
接地するものであり、図４の（ｂ）は２本のフレキシブ
ルプリント配線板を並列に保持して接地するようにした
ものである。
接地用接続装置を示し、使用するフレキシブルプリント
配線板は第１の実施の形態のフレキシブルプリント配線
板２１を使用し、接続装置が第１の実施の形態とぞれぞ
れ異なる。図４の（ａ）に示す実施の形態は、１本のフ
レキシブルプリント配線板を対象として接続装置により
接地するものであり、図４の（ｂ）は２本のフレキシブ
ルプリント配線板を並列に保持して接地するようにした
ものである。
【００３７】図４の（ａ）の接続装置は、接触板２６と
同じものを使用してフレキシブルプリント配線板２１の
導電層２４の露出部２５と接触させ、金属製ハウジング
５０を弾性樹脂製のシート５１を介して導電性筐体３４
の上面に配置し、接触板２６の穴部２６ａとハウジング
５０の穴部５０ａにネジを通して第１の実施の形態と同
様に加圧状態でネジ固定する。
同じものを使用してフレキシブルプリント配線板２１の
導電層２４の露出部２５と接触させ、金属製ハウジング
５０を弾性樹脂製のシート５１を介して導電性筐体３４
の上面に配置し、接触板２６の穴部２６ａとハウジング
５０の穴部５０ａにネジを通して第１の実施の形態と同
様に加圧状態でネジ固定する。
【００３８】なお、本実施の形態の接触板２６は、５×
１０で高さ３ｍｍの凸部を形成し、該凸部にニッケルめ
っきを施し、またフレキシブルプリント配線板の露出部
２５にも同様なめっき処理を行い、これらメッキ処理を
施した部分同士を接触させている。
１０で高さ３ｍｍの凸部を形成し、該凸部にニッケルめ
っきを施し、またフレキシブルプリント配線板の露出部
２５にも同様なめっき処理を行い、これらメッキ処理を
施した部分同士を接触させている。
【００３９】図４の（ｂ）に示す実施の形態は、２本の
フレキシブルプリント配線２１を並列に配置し、２本分
の幅を有する接触板２６にフレキシブルプリント配線板
２１の接触部２５を接触させ、２本のフレキシブルプリ
ント配線板の幅分の凹部を有するハウジング５０を弾性
体５１を介してかぶせ、接触板２６の穴部２６ａとハウ
ジング５０の穴部５０ａにネジを通して第１の実施の形
態と同様に加圧状態でネジ固定する。。
フレキシブルプリント配線２１を並列に配置し、２本分
の幅を有する接触板２６にフレキシブルプリント配線板
２１の接触部２５を接触させ、２本のフレキシブルプリ
ント配線板の幅分の凹部を有するハウジング５０を弾性
体５１を介してかぶせ、接触板２６の穴部２６ａとハウ
ジング５０の穴部５０ａにネジを通して第１の実施の形
態と同様に加圧状態でネジ固定する。。
【００４０】（第４の実施の形態）図５は本発明の第４
の実施の形態を示す。
の実施の形態を示す。
【００４１】図５は本実施の形態の複数構成でのプリン
ト配線板及び接地用接続装置を示し、一般的にノート型
パソコンと呼ばれ、コントロール基板３１とドライバー
ボード３２が夫々別々の筐体Ａ，Ｂに収納されているも
ので、筐体の外に露出する複数のフレキシブルプリント
配線板４１を束ねて接地固定するものである。
ト配線板及び接地用接続装置を示し、一般的にノート型
パソコンと呼ばれ、コントロール基板３１とドライバー
ボード３２が夫々別々の筐体Ａ，Ｂに収納されているも
ので、筐体の外に露出する複数のフレキシブルプリント
配線板４１を束ねて接地固定するものである。
【００４２】使用するフレキシブルプリント配線板４１
は、導体露出部を両面に設けたもので、位置は夫々のフ
レキシブルプリント配線板４１が、ハウジング５０で固
定されたときに同一場所となるように製作した。また、
これらのフレキシブルプリント配線板４１は、液晶表示
装置の入った筐体Ｂのドライバーボード３２に接続され
ている。さらに筐体Ａ，Ｂの内面には、いわゆるシール
ドメッキを施し、導電化したものを使用した。さらに、
筐体間は導電性の蝶番をつけ、開閉時にも導通が得られ
る構造としたものである。
は、導体露出部を両面に設けたもので、位置は夫々のフ
レキシブルプリント配線板４１が、ハウジング５０で固
定されたときに同一場所となるように製作した。また、
これらのフレキシブルプリント配線板４１は、液晶表示
装置の入った筐体Ｂのドライバーボード３２に接続され
ている。さらに筐体Ａ，Ｂの内面には、いわゆるシール
ドメッキを施し、導電化したものを使用した。さらに、
筐体間は導電性の蝶番をつけ、開閉時にも導通が得られ
る構造としたものである。
【００４３】グランドラインの電流の流れは、コントロ
ール基板３１が筐体Ａと接続され、本発明の特徴部分で
ある接続板２６を通して、フレキシブルプリント配線板
４１と加圧接続されることにより、フレキシブルプリン
ト配線板４１の信号線より発生した放射ノイズや、電位
の揺れが抑えられる。
ール基板３１が筐体Ａと接続され、本発明の特徴部分で
ある接続板２６を通して、フレキシブルプリント配線板
４１と加圧接続されることにより、フレキシブルプリン
ト配線板４１の信号線より発生した放射ノイズや、電位
の揺れが抑えられる。
【００４４】以上のように、ＦＬＣのパネルにおいて
は、本発明のプリント配線板と接地治具を駆動制御系の
ラインに採用することで表示画像品位が大巾に向上す
る。
は、本発明のプリント配線板と接地治具を駆動制御系の
ラインに採用することで表示画像品位が大巾に向上す
る。
【００４５】
【発明の効果】本発明によれば、配線層と導電層の積層
構造とすることで、巾の増大を抑え、高密度を増すこと
ができる。
構造とすることで、巾の増大を抑え、高密度を増すこと
ができる。
【００４６】また、シールド配線層を小さなスルホール
を通じて基準電位に接続する必要がなくなり、電位の揺
れやノイズの影響を防止できる。
を通じて基準電位に接続する必要がなくなり、電位の揺
れやノイズの影響を防止できる。
【００４７】そして、シールド配線を巾広にすれば基準
電位の揺れを最小にできる。
電位の揺れを最小にできる。
【００４８】また、配線群を導体で囲む構造とすれば、
上述したシールド効果を更に向上させられる。
上述したシールド効果を更に向上させられる。
【００４９】更に、フレキシブルプリント配線板が長尺
化したときは、揺れ防止用の兼用固定が可能である。
化したときは、揺れ防止用の兼用固定が可能である。
【００５０】そして、このような作用は電気回路装置の
信頼性を、コストの大巾な上昇を招くことなく、向上で
きる。
信頼性を、コストの大巾な上昇を招くことなく、向上で
きる。
【００５１】したがって、本発明によれば、高密度実装
が実現でき、電位の変動やノイズの悪影響のない信頼性
の高いフレキシブルプリント配線板及び接地用接続装置
が得られる。
が実現でき、電位の変動やノイズの悪影響のない信頼性
の高いフレキシブルプリント配線板及び接地用接続装置
が得られる。
【図１】本発明の第１の実施の形態を示し、（ａ）はす
フレキシブルプリント配線の断面図、（ｂ）は（ａ）の
側面図、（ｃ）は（ａ）のフレキシブルプリント配線板
に接地用接続装置を接続した状態を示す断面図、（ｄ）
は（ｃ）の平面図、（ｅ）は実装状態の平面図。
フレキシブルプリント配線の断面図、（ｂ）は（ａ）の
側面図、（ｃ）は（ａ）のフレキシブルプリント配線板
に接地用接続装置を接続した状態を示す断面図、（ｄ）
は（ｃ）の平面図、（ｅ）は実装状態の平面図。
【図２】（ａ）は第１の実施の形態のフレキシブルプリ
ント配線板および接続装置を使用した場合の信号伝送特
性の測定結果を示す波形図、（ｂ）は実験装置の平面
図。
ント配線板および接続装置を使用した場合の信号伝送特
性の測定結果を示す波形図、（ｂ）は実験装置の平面
図。
【図３】第２の実施の形態のフレキシブルプリント配線
板の断面図。
板の断面図。
【図４】（ａ）、（ｂ）はそれぞれ第３の実施の形態を
示す接地用接続装置の断面図。
示す接地用接続装置の断面図。
【図５】第４の実施の形態のフレキシブルプリント配線
板と接地用接続装置の実装状態を示す図。
板と接地用接続装置の実装状態を示す図。
【図６】（ａ）は従来のプリント肺千番の平面図及び断
面図、（ｂ）は従来の接地用接続装置の平面図および断
面図。
面図、（ｂ）は従来の接地用接続装置の平面図および断
面図。
【図７】（ａ）は従来のフレキシブルプリント配線板お
よび接続装置の斜視図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ線に沿
った断面図。
よび接続装置の斜視図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ線に沿
った断面図。
２１，４１ フレキシブルプリント配線板 ２２ 配線群 ２３ 導電層 ２４ フィルム ２５ 露出部 ２６ 接触板 ２７ 弾性体 ２８，５０ ハウジング ２９ 保護層 ３０ 接続装置 ３１ コントロール基板 ３２ ドライバーボード ３３ シャーシ ４３ シールド層 Ａ、Ｂ 筐体
Claims (5)
- 【請求項１】 絶縁性の支持層内に配線群と導体層とを
離隔して積層配置し、前記導体層の両端部を除く位置
に、前記導体層を露出した露出部を設けたことを特徴と
するフレキシブルプリント配線板。 - 【請求項２】 請求項１において、前記導体層は、前記
配線群の全巾に相当する巾を有することを特徴とするフ
レキシブルプリント配線板。 - 【請求項３】 請求項１または２において、前記導体層
は前記配線群を囲むように配置されていることを特徴と
するフレキシブルプリント配線板。 - 【請求項４】 請求項１、２または３に記載のフレキシ
ブルプリント配線板における前記導体層の露出部にその
長さ方向に沿って接触する接触板を介して接地側に接続
されることを特徴とする接地用接続装置。 - 【請求項５】 請求項４において、前記接触板とハウジ
ング部材により前記フレキシブルプリント配線板を囲
み、前記ハウジング部材と前記フレキシブルプリント配
線板との間に配置した弾性部材により単独または複数層
の前記フレキシブルプリント配線板を前記導電層の露出
部で加圧固定することを特徴とする接地用接続装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17941097A JPH1126894A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | フレキシブルプリント配線及び接地用接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17941097A JPH1126894A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | フレキシブルプリント配線及び接地用接続装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1126894A true JPH1126894A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16065385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17941097A Pending JPH1126894A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | フレキシブルプリント配線及び接地用接続装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1126894A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100592768B1 (ko) * | 1999-03-12 | 2006-06-26 | 삼성전자주식회사 | 전자파 차폐장치 |
| JP2006269977A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Sumitomo Electric Printed Circuit Inc | シールドフレキシブル配線板 |
| US20150295518A1 (en) * | 2014-04-11 | 2015-10-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration actuator and image forming apparatus mounting the vibration actuator thereon |
| JP2018037661A (ja) * | 2017-09-08 | 2018-03-08 | 三菱電機株式会社 | 電子機器 |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP17941097A patent/JPH1126894A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100592768B1 (ko) * | 1999-03-12 | 2006-06-26 | 삼성전자주식회사 | 전자파 차폐장치 |
| JP2006269977A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Sumitomo Electric Printed Circuit Inc | シールドフレキシブル配線板 |
| JP4646663B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2011-03-09 | 住友電工プリントサーキット株式会社 | シールドフレキシブル配線板の製造方法 |
| US20150295518A1 (en) * | 2014-04-11 | 2015-10-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration actuator and image forming apparatus mounting the vibration actuator thereon |
| US10050564B2 (en) * | 2014-04-11 | 2018-08-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration actuator and image forming apparatus mounting the vibration actuator thereon |
| JP2018037661A (ja) * | 2017-09-08 | 2018-03-08 | 三菱電機株式会社 | 電子機器 |
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