JP2937792B2 - 無線回線監視方式 - Google Patents
無線回線監視方式Info
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線回線監視方式に係
り、特に無線通信システムにおける無線回線の監視や複
数の中間中継部及び対向する端局の機器を監視する無線
回線監視方式に関する。
り、特に無線通信システムにおける無線回線の監視や複
数の中間中継部及び対向する端局の機器を監視する無線
回線監視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より図2のシステム構成図に示す如
き無線通信システムが知られている。この無線通信シス
テムは、無線回線全体の監視及び制御を行う主局である
端局1と、端局1から送出された主信号を無線で中継す
るn台(nは自然数)の縦続接続された中間中継部31
〜3nと、中間中継部31〜3nで中間中継された端局
1からの主信号を無線受信し、かつ、端局1方向へ主信
号を無線送信する従局である端局2と、端局2から送信
された主信号を無線で中継して端局1に無線受信させる
n台の縦続接続された中間中継部41〜4nとからな
る。なお、中間中継部3i(i=1,2,...,n)
と4i(i=1,2,...,n)とは同じ局内にあ
る。
き無線通信システムが知られている。この無線通信シス
テムは、無線回線全体の監視及び制御を行う主局である
端局1と、端局1から送出された主信号を無線で中継す
るn台(nは自然数)の縦続接続された中間中継部31
〜3nと、中間中継部31〜3nで中間中継された端局
1からの主信号を無線受信し、かつ、端局1方向へ主信
号を無線送信する従局である端局2と、端局2から送信
された主信号を無線で中継して端局1に無線受信させる
n台の縦続接続された中間中継部41〜4nとからな
る。なお、中間中継部3i(i=1,2,...,n)
と4i(i=1,2,...,n)とは同じ局内にあ
る。
【0003】かかる無線通信システムにおいて、無線回
線の監視や複数の中間中継部及び対向する端局の機器の
監視のために、従来は図3に示す如くに監視用信号を転
送している。同図中、図2と同一構成部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。図3において、無線回線
の監視を行う際には、端局1と端局2が各々中間中継部
31〜3n、41〜4nを区切って分担して各々一局以
上の中間中継部の情報を収集している。
線の監視や複数の中間中継部及び対向する端局の機器の
監視のために、従来は図3に示す如くに監視用信号を転
送している。同図中、図2と同一構成部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。図3において、無線回線
の監視を行う際には、端局1と端局2が各々中間中継部
31〜3n、41〜4nを区切って分担して各々一局以
上の中間中継部の情報を収集している。
【0004】例えば、端局1は中間中継部31〜3n、
41〜4nのうち端局1に近い方の中間中継部31、3
2、41及び42に状態情報送出要求信号を61、6
2、71及び72で示すように順次発信し、これにより
要求を受けた中間中継部31、32、41及び42は端
局1に対して状態情報を送出する。また、端局2は端局
1が監視している中間中継部以外の中間中継部33〜3
n、43〜4nに対して状態情報送出要求信号を63〜
6n、73〜7nで示すように順次発信し、これに応答
して中間中継部33〜3n、43〜4nは端局2に対し
て状態情報を送出する。
41〜4nのうち端局1に近い方の中間中継部31、3
2、41及び42に状態情報送出要求信号を61、6
2、71及び72で示すように順次発信し、これにより
要求を受けた中間中継部31、32、41及び42は端
局1に対して状態情報を送出する。また、端局2は端局
1が監視している中間中継部以外の中間中継部33〜3
n、43〜4nに対して状態情報送出要求信号を63〜
6n、73〜7nで示すように順次発信し、これに応答
して中間中継部33〜3n、43〜4nは端局2に対し
て状態情報を送出する。
【0005】端局2は一定時間後又は端局1より要求が
あった時に、保持している中間中継部33〜3n、43
〜4nの状態情報を8で示す如く端局1に転送を行う。
これにより、端局1は自局が収集した中間中継部31、
32、41及び42の状態情報と共に、端局2より転送
されてくる状態情報を含め無線回線全体の監視を行って
いる。
あった時に、保持している中間中継部33〜3n、43
〜4nの状態情報を8で示す如く端局1に転送を行う。
これにより、端局1は自局が収集した中間中継部31、
32、41及び42の状態情報と共に、端局2より転送
されてくる状態情報を含め無線回線全体の監視を行って
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、この従来の
無線回線監視方式では、端局1と端局2が各々の分担し
ている中間中継部の監視用状態情報を別々に収集し、端
局2が自局が収集した自局担当の中間中継部の監視用状
態情報を端局1に再度転送するため、監視用状態情報の
やり取りが複雑になり、効率が悪く、かつ、端局2から
端局1への方向の無線回線が障害となったときに端局2
で収集した監視用状態情報すべてが端局1で監視できな
いという問題がある。
無線回線監視方式では、端局1と端局2が各々の分担し
ている中間中継部の監視用状態情報を別々に収集し、端
局2が自局が収集した自局担当の中間中継部の監視用状
態情報を端局1に再度転送するため、監視用状態情報の
やり取りが複雑になり、効率が悪く、かつ、端局2から
端局1への方向の無線回線が障害となったときに端局2
で収集した監視用状態情報すべてが端局1で監視できな
いという問題がある。
【0007】 本発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、監視区間の無線回線が回線障害となり、端局間の主
信号が正常でないときにも回線障害となっていない中間
中継部までの無線回線を監視し得ると同時に、回線障害
の箇所を容易に特定できる無線回線監視方式を提供する
ことを目的とする。
で、監視区間の無線回線が回線障害となり、端局間の主
信号が正常でないときにも回線障害となっていない中間
中継部までの無線回線を監視し得ると同時に、回線障害
の箇所を容易に特定できる無線回線監視方式を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、主局である第1の端局から従局である第2
の端局への主信号を複数の第1の中間中継部を中継させ
て送信して第2の端局に受信させ、第2の端局から送信
された主信号は複数の第2の中間中継部を中継させて第
1の端局に受信させることで無線通信を行う無線通信シ
ステムの無線回線監視方式において、第1の端局は第1
及び第2の中間中継部と第2の端局のそれぞれに予め定
められている局識別コードを含めて状態情報送出要求信
号を主信号に多重して順次送出し、該当する局から正常
な状態情報を受信した後局識別コードを次の局のものに
変えて再び状態情報送出要求信号を多重信号に送出する
ことを繰り返し、第1の中間中継部は、受信した主信号
から状態情報送出要求信号を分岐すると共に分岐した状
態情報送出要求信号を複数の第2の中間中継部のうち同
じ局内の第2の中間中継部へ送出し、第1及び第2の中
間中継部と第2の端局は、第1の端局からの主信号を受
信して主信号に含まれる状態情報要求信号中の局識別コ
ードと自局の局識別コードとが一致しているときに自局
の状態情報を第1の端局へ送出し、第2の中間中継部は
同じ局内の第1の中間中継部より入力された状態情報要
求信号中の局識別コードと自局の局識別コードとが一致
しているときに自局の状態情報を第1の端局へ送出する
ように構成したものである。
成するため、主局である第1の端局から従局である第2
の端局への主信号を複数の第1の中間中継部を中継させ
て送信して第2の端局に受信させ、第2の端局から送信
された主信号は複数の第2の中間中継部を中継させて第
1の端局に受信させることで無線通信を行う無線通信シ
ステムの無線回線監視方式において、第1の端局は第1
及び第2の中間中継部と第2の端局のそれぞれに予め定
められている局識別コードを含めて状態情報送出要求信
号を主信号に多重して順次送出し、該当する局から正常
な状態情報を受信した後局識別コードを次の局のものに
変えて再び状態情報送出要求信号を多重信号に送出する
ことを繰り返し、第1の中間中継部は、受信した主信号
から状態情報送出要求信号を分岐すると共に分岐した状
態情報送出要求信号を複数の第2の中間中継部のうち同
じ局内の第2の中間中継部へ送出し、第1及び第2の中
間中継部と第2の端局は、第1の端局からの主信号を受
信して主信号に含まれる状態情報要求信号中の局識別コ
ードと自局の局識別コードとが一致しているときに自局
の状態情報を第1の端局へ送出し、第2の中間中継部は
同じ局内の第1の中間中継部より入力された状態情報要
求信号中の局識別コードと自局の局識別コードとが一致
しているときに自局の状態情報を第1の端局へ送出する
ように構成したものである。
【0009】また、本発明は第1の中間中継部は、第1
の端局からの主信号を受信して主信号に含まれる局識別
コードと自局の局識別コードとが一致しているときに自
局の状態情報を、複数の第2の中間中継部のうち自局と
同じ局内の第2の中間中継部へ送出し、第2の中間中継
部から第1の端局へ送出される主信号に多重させる構成
としたものである。
の端局からの主信号を受信して主信号に含まれる局識別
コードと自局の局識別コードとが一致しているときに自
局の状態情報を、複数の第2の中間中継部のうち自局と
同じ局内の第2の中間中継部へ送出し、第2の中間中継
部から第1の端局へ送出される主信号に多重させる構成
としたものである。
【0010】
【作用】本発明では、第1の中間中継部と第2の端局
は、第1の端局からの主信号を受信して主信号に含まれ
る状態情報要求信号中の局識別コードと自局の局識別コ
ードとが一致しているときに、また第2の中間中継部は
同じ局内の第1の中間中継部より分岐されて入力された
状態情報要求信号中の局識別コードと自局の局識別コー
ドとが一致しているときに、それぞれ自局の状態情報を
第1の端局へ送出するようにしたため、第2の端局は第
1及び第2の中間中継部のうち分担した中間中継部の状
態情報を収集し、更に収集した状態情報を第1の端局へ
送信する従来の複雑な処理を不要にできると共に、状態
情報要求信号を第1の中間中継部と第2の端局に入力
し、かつ、第2の端局を介すことなく第2の中間中継部
にも入力することができる。
は、第1の端局からの主信号を受信して主信号に含まれ
る状態情報要求信号中の局識別コードと自局の局識別コ
ードとが一致しているときに、また第2の中間中継部は
同じ局内の第1の中間中継部より分岐されて入力された
状態情報要求信号中の局識別コードと自局の局識別コー
ドとが一致しているときに、それぞれ自局の状態情報を
第1の端局へ送出するようにしたため、第2の端局は第
1及び第2の中間中継部のうち分担した中間中継部の状
態情報を収集し、更に収集した状態情報を第1の端局へ
送信する従来の複雑な処理を不要にできると共に、状態
情報要求信号を第1の中間中継部と第2の端局に入力
し、かつ、第2の端局を介すことなく第2の中間中継部
にも入力することができる。
【0011】また、本発明では、第1の中間中継部は、
自局の状態情報を、複数の第2の中間中継部のうち自局
と同じ局内の第2の中間中継部へ送出し、第2の中間中
継部から第1の端局へ送出される主信号に多重させるよ
うにしたため、第1の中間中継部からの状態情報は第2
の端局を介すことなく最短で状態情報を第1の端局へ送
出することができる。
自局の状態情報を、複数の第2の中間中継部のうち自局
と同じ局内の第2の中間中継部へ送出し、第2の中間中
継部から第1の端局へ送出される主信号に多重させるよ
うにしたため、第1の中間中継部からの状態情報は第2
の端局を介すことなく最短で状態情報を第1の端局へ送
出することができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図1と共に説
明する。図1は本発明になる無線回線監視方式の一実施
例の監視用信号転送図を示す。本実施例は図2に示した
無線通信方式に適用される無線回線監視方式であって、
図2の端局1及び2として図1に示すように端局11及
び21とを設けたものである。すなわち、主信号につい
ては図2と同様にして伝送される無線通信システムにお
いて、本実施例は監視用信号である状態情報送出要求信
号及び状態情報を図1に示すように転送するものであ
る。
明する。図1は本発明になる無線回線監視方式の一実施
例の監視用信号転送図を示す。本実施例は図2に示した
無線通信方式に適用される無線回線監視方式であって、
図2の端局1及び2として図1に示すように端局11及
び21とを設けたものである。すなわち、主信号につい
ては図2と同様にして伝送される無線通信システムにお
いて、本実施例は監視用信号である状態情報送出要求信
号及び状態情報を図1に示すように転送するものであ
る。
【0013】図1において、端局11は無線回線全体の
監視及び制御を一括で行う無線局で、無線回線としての
主信号を中間中継部31に対して送出する一方、中間中
継部41からの主信号の受信を行う機能の他に、更にす
べての中間中継部31〜3n及び41〜4nと対向する
端局21についての警報状態を収集するための状態情報
送出要求信号を中間中継部31に対して送出する主信号
の中に多重し、中間中継部41からの主信号の中に多重
されている各中間中継部31〜3n及び41〜4n又は
端局21からの状態情報を分離し、状態情報送出要求し
た該当局の警報状態を端局11で保持する機能を有す
る。
監視及び制御を一括で行う無線局で、無線回線としての
主信号を中間中継部31に対して送出する一方、中間中
継部41からの主信号の受信を行う機能の他に、更にす
べての中間中継部31〜3n及び41〜4nと対向する
端局21についての警報状態を収集するための状態情報
送出要求信号を中間中継部31に対して送出する主信号
の中に多重し、中間中継部41からの主信号の中に多重
されている各中間中継部31〜3n及び41〜4n又は
端局21からの状態情報を分離し、状態情報送出要求し
た該当局の警報状態を端局11で保持する機能を有す
る。
【0014】中間中継部31〜3nのうち端局11から
i番目(i=1,2,...,n)の中間中継部3i
は、端局11より送出された主信号又は信号上り方向に
隣接する(i−1)番目(ただし、iは2以上でn以下
の自然数)の中間中継部3(i−1)で中間中継された
端局11よりの主信号を中間中継し、端局21に対して
主信号を送出するか、若しくは信号下り方向に隣接する
(i+1)番目の中間中継部3(i+1)に対して主信
号を送出し、また、端局11より多重化された状態情報
送出要求を分岐し、自局とそして同じ局内にある中間中
継部4iに送出し、端局11からの状態情報送出要求に
対して自局が該当したときは、中間中継部4iを経由し
て端局11に対して状態情報を送出するため中間中継部
4iに状態情報を送出する機能を有する。
i番目(i=1,2,...,n)の中間中継部3i
は、端局11より送出された主信号又は信号上り方向に
隣接する(i−1)番目(ただし、iは2以上でn以下
の自然数)の中間中継部3(i−1)で中間中継された
端局11よりの主信号を中間中継し、端局21に対して
主信号を送出するか、若しくは信号下り方向に隣接する
(i+1)番目の中間中継部3(i+1)に対して主信
号を送出し、また、端局11より多重化された状態情報
送出要求を分岐し、自局とそして同じ局内にある中間中
継部4iに送出し、端局11からの状態情報送出要求に
対して自局が該当したときは、中間中継部4iを経由し
て端局11に対して状態情報を送出するため中間中継部
4iに状態情報を送出する機能を有する。
【0015】端局21は、中間中継部3nで中間中継さ
れた端局11からの主信号を受信し、かつ、端局11方
向へ中間中継部4nを経て主信号を送出する通常の機能
の他に、端局11より多重化された状態情報送出要求を
受信した主信号から分離し、この分離した状態情報送出
要求が自局宛のものであるときは、端局21自身が端局
11方向へ送出する主信号に自局の状態情報を多重して
中間中継部4nに送出する機能を有する。
れた端局11からの主信号を受信し、かつ、端局11方
向へ中間中継部4nを経て主信号を送出する通常の機能
の他に、端局11より多重化された状態情報送出要求を
受信した主信号から分離し、この分離した状態情報送出
要求が自局宛のものであるときは、端局21自身が端局
11方向へ送出する主信号に自局の状態情報を多重して
中間中継部4nに送出する機能を有する。
【0016】中間中継部41〜4nのうち、端局11か
らi番目(i=1,2,...,n)の中間中継部4i
は、端局21より送出された主信号又は信号下り方向に
隣接する(i+1)番目の中間中継部4(i+1)で中
間中継された端局21よりの主信号を中間中継し、信号
上り方向に隣接する(i−1)番目(ただし、iは2以
上でn以下の自然数)の中間中継部4(i−1)若しく
は端局11に対して主信号を送出し、また、自局と同じ
局内にある中間中継部3iからの状態情報を受信したと
きは、中間中継する端局21より送出された主信号に、
該当する局の状態情報を選択して多重して中間中継部4
(i−1)若しくは端局11に対して主信号を送出する
機能を有する。
らi番目(i=1,2,...,n)の中間中継部4i
は、端局21より送出された主信号又は信号下り方向に
隣接する(i+1)番目の中間中継部4(i+1)で中
間中継された端局21よりの主信号を中間中継し、信号
上り方向に隣接する(i−1)番目(ただし、iは2以
上でn以下の自然数)の中間中継部4(i−1)若しく
は端局11に対して主信号を送出し、また、自局と同じ
局内にある中間中継部3iからの状態情報を受信したと
きは、中間中継する端局21より送出された主信号に、
該当する局の状態情報を選択して多重して中間中継部4
(i−1)若しくは端局11に対して主信号を送出する
機能を有する。
【0017】次に、本実施例の動作について説明する。
端局11は端局21と各中間中継部31〜3n,41〜
4nに対してそれら各局の状態情報を収集するために、
順次相手局を指定して状態情報送出要求信号を送るが、
その際予め各中間中継部31〜3n,41〜4n及び端
局21に局識別コードを与えておき、状態情報送出要求
信号にまず最初に状態情報を要求する局の局識別コード
を含めて、主信号に多重して図1に51で示すように送
信する。
端局11は端局21と各中間中継部31〜3n,41〜
4nに対してそれら各局の状態情報を収集するために、
順次相手局を指定して状態情報送出要求信号を送るが、
その際予め各中間中継部31〜3n,41〜4n及び端
局21に局識別コードを与えておき、状態情報送出要求
信号にまず最初に状態情報を要求する局の局識別コード
を含めて、主信号に多重して図1に51で示すように送
信する。
【0018】端局11は中間中継部31〜3n,41〜
4n及び端局21のうち該当する局から送信された状態
情報を正常に受信すると、続いて局識別コードを次の局
のものに変えて再び状態情報送出要求信号に含め、主信
号に多重して送信する。以下、同様にして端局11はす
べての局の状態情報を受信した後は、再び最初から状態
情報要求を繰り返す。
4n及び端局21のうち該当する局から送信された状態
情報を正常に受信すると、続いて局識別コードを次の局
のものに変えて再び状態情報送出要求信号に含め、主信
号に多重して送信する。以下、同様にして端局11はす
べての局の状態情報を受信した後は、再び最初から状態
情報要求を繰り返す。
【0019】一方、中間中継部3iは受信した主信号よ
り状態情報送出要求を分岐し、自局で処理するものは自
局で処理し、同じ局内の中間中継部4iに送出するもの
は中間中継部4iに送出する。従って、端局11から送
出された主信号中に多重されている状態情報送出要求信
号は、51で示すように中間中継部31〜3nの各々で
分岐されて中間中継部41〜4nに送出されながら、中
間中継されていき最終的には端局21に達する。
り状態情報送出要求を分岐し、自局で処理するものは自
局で処理し、同じ局内の中間中継部4iに送出するもの
は中間中継部4iに送出する。従って、端局11から送
出された主信号中に多重されている状態情報送出要求信
号は、51で示すように中間中継部31〜3nの各々で
分岐されて中間中継部41〜4nに送出されながら、中
間中継されていき最終的には端局21に達する。
【0020】状態情報送出要求信号を受信した各中間中
継部41〜4n及び端局21は、状態情報送出要求信号
に含まれている局識別コードと自局の局識別コードが一
致しているときに自局の状態情報を端局11の方向に送
出される主信号に多重して、図1に52で示すように送
出する。一方、中間中継部31〜3nのそれぞれでは、
例えば中間中継部3iは、状態情報送出要求に含まれて
いる局識別コードと自局の局識別コードが一致している
ときには、図1に53で示すように中間中継部4iに対
して状態情報を送出する。
継部41〜4n及び端局21は、状態情報送出要求信号
に含まれている局識別コードと自局の局識別コードが一
致しているときに自局の状態情報を端局11の方向に送
出される主信号に多重して、図1に52で示すように送
出する。一方、中間中継部31〜3nのそれぞれでは、
例えば中間中継部3iは、状態情報送出要求に含まれて
いる局識別コードと自局の局識別コードが一致している
ときには、図1に53で示すように中間中継部4iに対
して状態情報を送出する。
【0021】中間中継部41〜4nのうち中間中継部4
iでは、中間中継部3iより送られてくる状態情報を、
自局が中間中継する端局11の方向に送出される主信号
に多重して、図1に52で示すように送出する。
iでは、中間中継部3iより送られてくる状態情報を、
自局が中間中継する端局11の方向に送出される主信号
に多重して、図1に52で示すように送出する。
【0022】これにより、本実施例によれば、端局11
が各局の状態情報を収集する際に、例えば端局11が中
間中継部3nと中間中継部4nの状態情報送出要求を行
ったが、どちらからも状態情報の収集ができないが、前
の局の中間中継部3(n−1)と中間中継部4(n−
1)の状態情報を収集できたときには、状態情報送出要
求信号が中間中継部3(n−1)と中間中継部3nの間
の無線回線に障害が起きて伝達されていないか、若しく
は中間中継部4nと中間中継部4(n−1)の間の無線
回線に障害が起きて状態情報が伝達されていないことに
なるため、故障箇所の特定が容易にでき、また、回線障
害が起きても回線障害が起こっている箇所から端局11
に近い方の局は無線回線が正常な区間だけは監視可能で
ある。
が各局の状態情報を収集する際に、例えば端局11が中
間中継部3nと中間中継部4nの状態情報送出要求を行
ったが、どちらからも状態情報の収集ができないが、前
の局の中間中継部3(n−1)と中間中継部4(n−
1)の状態情報を収集できたときには、状態情報送出要
求信号が中間中継部3(n−1)と中間中継部3nの間
の無線回線に障害が起きて伝達されていないか、若しく
は中間中継部4nと中間中継部4(n−1)の間の無線
回線に障害が起きて状態情報が伝達されていないことに
なるため、故障箇所の特定が容易にでき、また、回線障
害が起きても回線障害が起こっている箇所から端局11
に近い方の局は無線回線が正常な区間だけは監視可能で
ある。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1及び第2の中間中継部と第2の端局は、第1の端局
からの主信号を受信して主信号に含まれる局識別コード
と自局の局識別コードとが一致しているときに自局の状
態情報を第1の端局へ送出することにより、第2の端局
は第1及び第2の中間中継部のうち分担した中間中継部
の状態情報を収集し、更に収集した状態情報を第1の端
局へ送信する従来の複雑な処理を不要にしたため、第1
の端局は効率良く各中間中継部や第2の端局の状態を監
視することができ、また、第2の端局を介さないで第2
の中間中継部へ状態情報送出要求信号を入力しているた
め、第2の端局から第1の端局方向への回線障害が発生
したとしても回線障害が発生した場所よりも第1の端局
に近い方の第2の中間中継部の監視ができる。
第1及び第2の中間中継部と第2の端局は、第1の端局
からの主信号を受信して主信号に含まれる局識別コード
と自局の局識別コードとが一致しているときに自局の状
態情報を第1の端局へ送出することにより、第2の端局
は第1及び第2の中間中継部のうち分担した中間中継部
の状態情報を収集し、更に収集した状態情報を第1の端
局へ送信する従来の複雑な処理を不要にしたため、第1
の端局は効率良く各中間中継部や第2の端局の状態を監
視することができ、また、第2の端局を介さないで第2
の中間中継部へ状態情報送出要求信号を入力しているた
め、第2の端局から第1の端局方向への回線障害が発生
したとしても回線障害が発生した場所よりも第1の端局
に近い方の第2の中間中継部の監視ができる。
【0024】また、本発明によれば、第1の中間中継部
は、自局の状態情報を、複数の第2の中間中継部のうち
自局と同じ局内の第2の中間中継部へ送出し、第2の中
間中継部から第1の端局へ送出される主信号に多重させ
ることにより、第1の中間中継部からの状態情報は第2
の端局を介すことなく最短で状態情報を第1の端局へ送
出するようにしたため、無線回線の主信号が切れた場合
にも切れた箇所よりも第1の端局に近い第1及び第2の
中間中継部のそれぞれの監視は可能であり、よって第1
の端局は状態情報送出要求を順次に各局に対して送出し
ていることから応答が無い局があることに基づき、回線
が切れた箇所の判定が容易にでき、また第1の端局1局
で監視を行っていることから、保持している第1及び第
2の中間中継部や第2の端局の状態情報より回線障害の
箇所を特定できる。
は、自局の状態情報を、複数の第2の中間中継部のうち
自局と同じ局内の第2の中間中継部へ送出し、第2の中
間中継部から第1の端局へ送出される主信号に多重させ
ることにより、第1の中間中継部からの状態情報は第2
の端局を介すことなく最短で状態情報を第1の端局へ送
出するようにしたため、無線回線の主信号が切れた場合
にも切れた箇所よりも第1の端局に近い第1及び第2の
中間中継部のそれぞれの監視は可能であり、よって第1
の端局は状態情報送出要求を順次に各局に対して送出し
ていることから応答が無い局があることに基づき、回線
が切れた箇所の判定が容易にでき、また第1の端局1局
で監視を行っていることから、保持している第1及び第
2の中間中継部や第2の端局の状態情報より回線障害の
箇所を特定できる。
【図1】本発明の一実施例の監視用信号転送図である。
【図2】本発明を適用し得る無線通信システムのシステ
ム構成図である。
ム構成図である。
【図3】従来の一例の監視用信号転送図である。
11 第1の端局 21 第2の端局 31〜3n 第1の中間中継部 41〜4n 第2の中間中継部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−291836(JP,A) 特開 平3−265231(JP,A) 特開 平5−122222(JP,A) 特開 平2−206239(JP,A) 特開 平6−69936(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 11/00,11/08 H04J 3/08,3/14
Claims (1)
- 【請求項1】 主局である第1の端局から従局である第
2の端局への主信号を複数の第1の中間中継部を中継さ
せて送信して該第2の端局に受信させ、該第2の端局か
ら送信された主信号は複数の第2の中間中継部を中継さ
せて前記第1の端局に受信させることで無線通信を行う
無線通信システムの無線回線監視方式において、 前記第1の端局は前記第1及び第2の中間中継部と前記
第2の端局のそれぞれに予め定められている局識別コー
ドを含めて状態情報送出要求信号を前記主信号に多重し
て順次送出し、該当する局から正常な状態情報を受信し
た後前記局識別コードを次の局のものに変えて再び前記
状態情報送出要求信号を前記多重信号に送出することを
繰り返し、 前記第1の中間中継部は、受信した前記主信号から前記
状態情報送出要求信号を分岐すると共に分岐した該状態
情報送出要求信号を複数の前記第2の中間中継部のうち
同じ局内の第2の中間中継部へ送出し、 前記第1の中間中継部と前記第2の端局は、前記第1の
端局からの主信号を受信し、前記第1の中間中継部は、
受信した該主信号に含まれる前記局識別コードと自局の
局識別コードとが一致しているときに自局の状態情報
を、複数の前記第2の中間中継部のうち自局と同じ局内
の該第2の中間中継部へ送出し、該第2の中間中継部か
ら前記第1の端局へ送出される主信号に多重させ、前記
第2の端局は、受信した該主信号に含まれる前記局識別
コードと自局の局識別コードとが一致しているときに自
局の状態情報を、複数の前記第2の中間中継部を中継さ
せて前記第1の端局へ送信する主信号に多重させ、前記
第2の中間中継部は前記同じ局内の第1の中間中継部よ
り入力された前記状態情報要求信号中の前記局識別コー
ドと自局の局識別コードとが一致しているときに自局の
状態情報を前記第1の端局へ送出される主信号に多重さ
せて前記第1の端局へ送出することにより、 折り返し制
御をすることなく回線監視することを特徴とする無線回
線監視方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5572895A JP2937792B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 無線回線監視方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5572895A JP2937792B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 無線回線監視方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08251166A JPH08251166A (ja) | 1996-09-27 |
JP2937792B2 true JP2937792B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=13006924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5572895A Expired - Fee Related JP2937792B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 無線回線監視方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2937792B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03265231A (ja) * | 1990-03-14 | 1991-11-26 | Nec Corp | 中継装置 |
JPH04291836A (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-15 | Fujitsu Ltd | If中継ディジタル無線装置および無線回線監視方法 |
JPH05122222A (ja) * | 1991-10-23 | 1993-05-18 | Fujitsu Ltd | 監視制御網における通信制御方式 |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP5572895A patent/JP2937792B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08251166A (ja) | 1996-09-27 |
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