JPH05122222A - 監視制御網における通信制御方式 - Google Patents

監視制御網における通信制御方式

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JPH05122222A
JPH05122222A JP30417091A JP30417091A JPH05122222A JP H05122222 A JPH05122222 A JP H05122222A JP 30417091 A JP30417091 A JP 30417091A JP 30417091 A JP30417091 A JP 30417091A JP H05122222 A JPH05122222 A JP H05122222A
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JP
Japan
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station
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transmitting
demultiplexing
receiving end
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JP30417091A
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English (en)
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Kenichi Senba
健一 仙波
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、複数の局がタンデムに接続されて
ポーリング方式によって各局の状態を監視していく監視
制御網における通信制御方式に関し、データ中継遅延を
なくすことによって、ポーリング時間を短縮し多局構成
を可能とするとともに、ある局が故障した場合でも、他
の局は影響を受けないで監視を続けることができるよう
にすることを目的とする。 【構成】 各局10に、一対の送受信端部1−1,1−
2と多重/分離部2−1,2−2と監視制御部4と分岐
部3とが設けられるとともに、セレクタ5−1,5−2
が設けられて、セレクタ5−1,5−2が、通常は送受
信端部1−1,1−2間をデータスルーさせているが、
自局への要求時は該多重/分離部2−1,2−2からの
自局データを送受信端部1−1,1−2へ送り出すべく
切り替わるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の局がタンデムに
接続されてポーリング方式によって各局の状態を監視し
ていく監視制御網における通信制御方式に関する。
【0002】ポーリング方式を用いた監視制御網では、
ポーリング要求を自局に取り込むとともに、次の局にも
中継する必要がある。近年、監視制御局数の増大ととも
にデータ収集時間の短縮等の要求が強くなり、これを解
決する方式が必要となっている。
【0003】
【従来の技術】図3は従来の監視制御網における局構成
を示すブロック図であり、この図3において、31−
1,31−2は無線機であり、この無線機31−1,3
1−2は、隣接する他局と無線でデータを送受信するも
のである。32−1,32−2は送受信部としての多重
/分離部であり、この多重/分離部32−1,32−2
は、無線機31−1,31−2で受信したデータを分離
するとともに、分岐部33から送られてきたデータを他
のデータと多重するものである。
【0004】33は分岐部であり、この分岐部33は、
データを監視制御部34と多重/分離部32−1,32
−2とに分岐させる分岐処理を行なうものである。34
は監視制御部であり、この監視制御部34は、転送され
たデータの解析を行ない、自局へのポーリング要求、制
御命令の場合は、監視データを分岐部33および多重/
分離部32−1,32−2を通じて送信するとともに、
制御命令の実行を行なうものである。
【0005】35はマイコンのバス、36はデータ入出
力インターフェースであり、更に37はセンサである。
このセンサ37は、データ入出力インターフェース36
とマイコンのバス35を介して監視制御部34に接続さ
れており、センサ37のデータを監視制御部34が受け
取るようになっている。
【0006】また、図4は監視制御網の構成を示すブロ
ック図で、41は親局、42−i(i=2,3,・・)
は子局である。各局はタンデムに接続されている。ここ
で、親局41はポーリング要求、制御命令の送出を行な
うとともに、監視制御網を管理するものである。
【0007】このような構成により、局30において
は、次のように動作を行なう。まず、無線機31−1で
受信したデータを多重/分離部32−1で分離し、分岐
部33によって監視制御部34と多重/分離部32−2
の多重側に転送される。
【0008】多重/分離部32−2では、これを他のデ
ータと多重し、無線機31−2を介して次の局へ送信す
る。監視制御部34では、転送されたデータの解析を行
ない、自局へのポーリング要求、制御命令の場合は、セ
ンサ37から送信された監視データを分岐部33および
多重/分離部32−1(32−2)を介して親局41へ
送り返すとともに、制御命令の実行を行なう。
【0009】また、監視制御網40においては、親局4
1から送出されたポーリング要求は、タンデムに接続さ
れている各子局42−iの間を次々に転送され、自局へ
のポーリング要求を認識した子局42−iはポーリング
応答を送り返し、ポーリング応答は逆方向の同じ経路を
通って親局41に送信される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のポーリング方式を用いた監視制御網における
通信制御方式では、多重データを局内で一度分離してか
ら分岐部によって、自局へ取り込むデータと、多重/分
離部へ送るデータとに分岐し、再び多重/分離部によっ
てデータを多重化し、次の局へ中継しているので、中継
を行なうためには各局ごとに分離/多重処理を行なわな
ければならず、中継の遅延が大きいという課題がある。
従って、中継局数が多い構成やデータ収集時間の短い仕
様などの要求には対応することができない。
【0011】また、この方式では、多重/分離部(送受
信部)に障害が起こった場合に、ポーリングデータが中
継できないので、障害が起こった局以降の局はデータ収
集ができなくなるという課題もある。本発明は、このよ
うな課題に鑑み創案されたもので、データ中継遅延をな
くすことによって、ポーリング時間を短縮し多局構成を
可能とするとともに、ある局が故障した場合でも、他の
局は影響を受けないで監視を続けることが可能となる信
頼性の高い監視制御網における通信制御方式を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1において、1−1,1−2は送受信
端部であり、この送受信端部1−1,1−2は隣接する
局へデータを送受信するものである。2−1,2−2は
多重/分離部であり、この多重分離部2−1,2−2
は、各送受信端部1−1,1−2へのデータを多重する
とともに、各送受信端部1−1,1−2からのデータを
分離するものである。
【0013】3は分岐部であり、この分岐部3は、監視
制御部4と多重/分離部2−1,2−2とへデータを分
岐するものである。4は監視制御部であり、この監視制
御部4は局10の状態を監視制御するものである。5−
1,5−2はセレクタであり、このセレクタ5−1,5
−2は、上記の送受信端部1−1,1−2間をデータス
ルーさせるか、多重/分離部2−1,2−2からの自局
データを送受信端部1−1,1−2へ送り出すかを選択
するものである。
【0014】6はマイコンのバス、7はデータ入出力イ
ンターフェース、8はセンサであり、センサ8はデータ
入出力インターフェースとマイコンのバス6とを介して
監視制御部4に接続されており、センサ8のデータを監
視制御部4が受け取るようになっている。
【0015】
【作用】上述の本発明の監視制御網における通信制御方
式では、データ中継を行なう際に、通常はデータを次の
局へスルーさせておき、自局への要求時のみ回線上に自
局のデータを送出する。また、各局においては、送受信
端部1−1,1−2で受信された隣接する他局からのデ
ータを、通常は、セレクタ5−1,5−2をスルー状態
に選択して他方の送受信端部1−2,1−1を介して次
の局へスルーさせている。
【0016】同時に送受信端部1−1,1−2からのデ
ータは、多重/分離部2−1,2−2で分離されて、分
岐部3を介して監視制御部4に送られる。監視制御部4
は、データを解析して、もしポーリングデータが自局へ
のポーリング要求と判断した場合は、セレクタ5−1,
5−2を切り替える。
【0017】そして、センサ8からのデータをデータ入
出力インターフェース7およびマイコンのバス6を介し
て受け取った監視制御部4は、自局のデータを多重/分
離部2−1,2−2へ送出する。自局のデータは多重分
離部2−1,2−2で多重され、送受信端部1−1,1
−2を介して、隣接する次の局へ送出される。
【0018】なお、送受信部の受信側と送信側は同期し
ているので、次の局の受信側でも、同期している。ま
た、ポーリング方式では、ポーリング要求に対して応答
を返すプロトコルになっているので、スルーする信号に
対して自局から送信するデータが重なることはない。
【0019】さらに、本発明は、タンデム構成部分に対
応するので、ポーリング要求は、自局へのものか他局へ
のものかを意識することなくスルーしてから自局への要
求であればデータルートを切り替えて応答を返せばよ
い。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明の一実施例における局構成を示すブ
ロック図で、この図2に示す局20は、送受信端部とし
ての無線機11−1,11−2,送受信盤21,分岐盤
22,監視制御論理盤23等をそなえて構成されてい
る。
【0021】ここで、無線機11−1,11−2はアン
テナ24−1,24−2を通じて隣接する他の局と無線
でデータを送受信するものである。しかし、無線機11
−1,11−2の代わりに、有線などの他の手段を送受
信端部として使用することもできる。
【0022】送受信盤21は、送受信インターフェース
12−1,12−2,セレクタ13−1,13−2,多
重/分離処理用LSI14−1,14−2をそなえて構
成されている。送受信インターフェース12−1,12
−2は、送受信盤21と無線機11−1,11−2との
間のインターフェース回路である。
【0023】セレクタ13−1,13−2は、無線機1
1−1,11−2間を送受信インターフェース12−
1,12−2を介してデータスルーさせるか、多重/分
離処理LSI14−1,14−2からの自局データを送
受信インターフェース12−1,12−2を介して無線
機11−1,11−2へ送り出すかを選択するものであ
る。
【0024】多重/分離処理LSI14−1,14−2
は、無線機11−1,11−2へのデータを多重すると
ともに、無線機11−1,11−2からのデータを分離
する多重/分離部として機能するものである。分岐盤2
2は分岐判断処理部15をそなえているが、この分岐判
断処理部15は監視制御論理盤23の監視制御部16と
多重/分離処理LSI14−1,14−2とへデータを
分岐するものである。
【0025】監視制御論理盤23は監視制御部16をそ
なえているが、この監視制御部16は局の状態を監視制
御するものである。また、17はマイコンのバス、18
はデータ入出力インターフェース、19はセンサであ
り、センサ19はデータ入出力インターフェース18と
マイコンのバス17とを介して監視制御部16に接続さ
れており、監視制御部16はセンサ19のデータを受け
取るようになっている。なお、監視制御網の構成は図4
に示した監視制御網の構成と同じ構成となっている。
【0026】上述の構成により、局20においては、ア
ンテナ24−1(24−2)を介し無線機11−1(1
1−2)で受信されたデータは、通常は送受信盤21の
セレクタ13−1(13−2)をスルー状態に設定し
て、他方の無線機11−2(11−1)を介して次の局
へスルーされている。
【0027】また、受信されたデータは多重/分離処理
LSI14−1(14−2)によって分離され、更に分
岐盤22の分岐判断処理部15によって監視制御論理盤
23の監視制御部16へ分岐される。
【0028】ポーリングデータが自局へのポーリング要
求であると監視制御部16が判断した場合は、セレクタ
13−1,13−2のデータ経路を切り替えて、センサ
19からの自局の監視情報、又は制御応答を分岐盤22
の分岐判断処理部15へ送信する。応答データは、更に
送受信盤21の2つの多重/分離処理LSI14−1,
14−2に送られ、多重された後、送受信インターフェ
ース12を介して無線機11−1,11−2に送信され
る。
【0029】以上のように、この実施例では、通常時に
おいてデータ中継の遅延がなくなるために監視制御局数
を増やすことができるとともに、装置内に障害が起きて
も、障害局のみが監視不能となり、他の局は影響を受け
ずに監視制御を続けることが可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の監視制御
網における通信制御方式によれば、複数の局がタンデム
に接続されてポーリング方式によって各局の状態を監視
していく監視制御網において、データ中継を行なう際
に、通常はデータを次の局へスルーさせておき、自局へ
の要求時のみ回線上に自局のデータを送出するので、デ
ータ中継遅延がなくなり、これによりポーリング時間が
短縮され、多局構成が可能となるとともに、ある局が故
障した場合でも他の局は影響を受けないで監視を続ける
ことが可能となるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における局構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】従来の監視制御網における局構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】監視制御網の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1−1,1−2 送受信端部 2−1,2−2 多重/分離部 3,33 分岐部 4,16,34 監視制御部 5−1,5−2,13−1,13−2 セレクタ 6,17,35 マイコンのバス 7,18,32 データ入出力インターフェース 8,19,37 センサ 10,20,30 局 11−1,11−2 無線機 12−1,12−2 送受信インターフェース 14−1,14−2 多重/分散処理LSI 15 分岐判断処理部 21 送受信盤 22 分岐盤 23 監視制御論理盤 24−1,24−2 アンテナ 31−1,31−2 無線機等 32−1,32−2 送受信部 40 監視制御網 41 親局 42−2〜42−8 子局

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の局がタンデムに接続されてポーリ
    ング方式によって各局の状態を監視していく監視制御網
    において、 データ中継を行なう際に、通常はデータを次の局へスル
    ーさせておき、 自局への要求時のみ回線上に自局のデータを送出するこ
    とを特徴とする、監視制御網における通信制御方式。
  2. 【請求項2】 各局(10)に、 隣接する局へのデータ送受信用としての一対の送受信端
    部(1−1,1−2)と、各送受信端部(1−1,1−
    2)へのデータを多重するとともに各送受信端部(1−
    1,1−2)からのデータを分離する多重/分離部(2
    −1,2−2)と、該局(10)の状態を監視制御する
    監視制御部(4)と、該監視制御部(4)と該多重/分
    離部(2−1,2−2)とへデータを分岐する分岐部
    (3)とが設けられるとともに、 上記の送受信端部(1−1,1−2)間をデータスルー
    させるか該多重/分離部(2−1,2−2)からの自局
    データを該送受信端部(1−1,1−2)へ送り出すか
    を選択するセレクタ(5−1,5−2)が設けられて、 該セレクタ(5−1,5−2)が、通常は上記の送受信
    端部(1−1,1−2)間をデータスルーさせている
    が、自局への要求時は該多重/分離部(2−1,2−
    2)からの自局データを該送受信端部(1−1,1−
    2)へ送り出すように切り替わることを特徴とする、請
    求項1記載の監視制御網における通信制御方式。
JP30417091A 1991-10-23 1991-10-23 監視制御網における通信制御方式 Pending JPH05122222A (ja)

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Effective date: 19970826