JPH05122222A - 監視制御網における通信制御方式 - Google Patents
監視制御網における通信制御方式Info
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- JPH05122222A JPH05122222A JP30417091A JP30417091A JPH05122222A JP H05122222 A JPH05122222 A JP H05122222A JP 30417091 A JP30417091 A JP 30417091A JP 30417091 A JP30417091 A JP 30417091A JP H05122222 A JPH05122222 A JP H05122222A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、複数の局がタンデムに接続されて
ポーリング方式によって各局の状態を監視していく監視
制御網における通信制御方式に関し、データ中継遅延を
なくすことによって、ポーリング時間を短縮し多局構成
を可能とするとともに、ある局が故障した場合でも、他
の局は影響を受けないで監視を続けることができるよう
にすることを目的とする。 【構成】 各局10に、一対の送受信端部1−1,1−
2と多重/分離部2−1,2−2と監視制御部4と分岐
部3とが設けられるとともに、セレクタ5−1,5−2
が設けられて、セレクタ5−1,5−2が、通常は送受
信端部1−1,1−2間をデータスルーさせているが、
自局への要求時は該多重/分離部2−1,2−2からの
自局データを送受信端部1−1,1−2へ送り出すべく
切り替わるように構成する。
ポーリング方式によって各局の状態を監視していく監視
制御網における通信制御方式に関し、データ中継遅延を
なくすことによって、ポーリング時間を短縮し多局構成
を可能とするとともに、ある局が故障した場合でも、他
の局は影響を受けないで監視を続けることができるよう
にすることを目的とする。 【構成】 各局10に、一対の送受信端部1−1,1−
2と多重/分離部2−1,2−2と監視制御部4と分岐
部3とが設けられるとともに、セレクタ5−1,5−2
が設けられて、セレクタ5−1,5−2が、通常は送受
信端部1−1,1−2間をデータスルーさせているが、
自局への要求時は該多重/分離部2−1,2−2からの
自局データを送受信端部1−1,1−2へ送り出すべく
切り替わるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の局がタンデムに
接続されてポーリング方式によって各局の状態を監視し
ていく監視制御網における通信制御方式に関する。
接続されてポーリング方式によって各局の状態を監視し
ていく監視制御網における通信制御方式に関する。
【0002】ポーリング方式を用いた監視制御網では、
ポーリング要求を自局に取り込むとともに、次の局にも
中継する必要がある。近年、監視制御局数の増大ととも
にデータ収集時間の短縮等の要求が強くなり、これを解
決する方式が必要となっている。
ポーリング要求を自局に取り込むとともに、次の局にも
中継する必要がある。近年、監視制御局数の増大ととも
にデータ収集時間の短縮等の要求が強くなり、これを解
決する方式が必要となっている。
【0003】
【従来の技術】図3は従来の監視制御網における局構成
を示すブロック図であり、この図3において、31−
1,31−2は無線機であり、この無線機31−1,3
1−2は、隣接する他局と無線でデータを送受信するも
のである。32−1,32−2は送受信部としての多重
/分離部であり、この多重/分離部32−1,32−2
は、無線機31−1,31−2で受信したデータを分離
するとともに、分岐部33から送られてきたデータを他
のデータと多重するものである。
を示すブロック図であり、この図3において、31−
1,31−2は無線機であり、この無線機31−1,3
1−2は、隣接する他局と無線でデータを送受信するも
のである。32−1,32−2は送受信部としての多重
/分離部であり、この多重/分離部32−1,32−2
は、無線機31−1,31−2で受信したデータを分離
するとともに、分岐部33から送られてきたデータを他
のデータと多重するものである。
【0004】33は分岐部であり、この分岐部33は、
データを監視制御部34と多重/分離部32−1,32
−2とに分岐させる分岐処理を行なうものである。34
は監視制御部であり、この監視制御部34は、転送され
たデータの解析を行ない、自局へのポーリング要求、制
御命令の場合は、監視データを分岐部33および多重/
分離部32−1,32−2を通じて送信するとともに、
制御命令の実行を行なうものである。
データを監視制御部34と多重/分離部32−1,32
−2とに分岐させる分岐処理を行なうものである。34
は監視制御部であり、この監視制御部34は、転送され
たデータの解析を行ない、自局へのポーリング要求、制
御命令の場合は、監視データを分岐部33および多重/
分離部32−1,32−2を通じて送信するとともに、
制御命令の実行を行なうものである。
【0005】35はマイコンのバス、36はデータ入出
力インターフェースであり、更に37はセンサである。
このセンサ37は、データ入出力インターフェース36
とマイコンのバス35を介して監視制御部34に接続さ
れており、センサ37のデータを監視制御部34が受け
取るようになっている。
力インターフェースであり、更に37はセンサである。
このセンサ37は、データ入出力インターフェース36
とマイコンのバス35を介して監視制御部34に接続さ
れており、センサ37のデータを監視制御部34が受け
取るようになっている。
【0006】また、図4は監視制御網の構成を示すブロ
ック図で、41は親局、42−i(i=2,3,・・)
は子局である。各局はタンデムに接続されている。ここ
で、親局41はポーリング要求、制御命令の送出を行な
うとともに、監視制御網を管理するものである。
ック図で、41は親局、42−i(i=2,3,・・)
は子局である。各局はタンデムに接続されている。ここ
で、親局41はポーリング要求、制御命令の送出を行な
うとともに、監視制御網を管理するものである。
【0007】このような構成により、局30において
は、次のように動作を行なう。まず、無線機31−1で
受信したデータを多重/分離部32−1で分離し、分岐
部33によって監視制御部34と多重/分離部32−2
の多重側に転送される。
は、次のように動作を行なう。まず、無線機31−1で
受信したデータを多重/分離部32−1で分離し、分岐
部33によって監視制御部34と多重/分離部32−2
の多重側に転送される。
【0008】多重/分離部32−2では、これを他のデ
ータと多重し、無線機31−2を介して次の局へ送信す
る。監視制御部34では、転送されたデータの解析を行
ない、自局へのポーリング要求、制御命令の場合は、セ
ンサ37から送信された監視データを分岐部33および
多重/分離部32−1(32−2)を介して親局41へ
送り返すとともに、制御命令の実行を行なう。
ータと多重し、無線機31−2を介して次の局へ送信す
る。監視制御部34では、転送されたデータの解析を行
ない、自局へのポーリング要求、制御命令の場合は、セ
ンサ37から送信された監視データを分岐部33および
多重/分離部32−1(32−2)を介して親局41へ
送り返すとともに、制御命令の実行を行なう。
【0009】また、監視制御網40においては、親局4
1から送出されたポーリング要求は、タンデムに接続さ
れている各子局42−iの間を次々に転送され、自局へ
のポーリング要求を認識した子局42−iはポーリング
応答を送り返し、ポーリング応答は逆方向の同じ経路を
通って親局41に送信される。
1から送出されたポーリング要求は、タンデムに接続さ
れている各子局42−iの間を次々に転送され、自局へ
のポーリング要求を認識した子局42−iはポーリング
応答を送り返し、ポーリング応答は逆方向の同じ経路を
通って親局41に送信される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のポーリング方式を用いた監視制御網における
通信制御方式では、多重データを局内で一度分離してか
ら分岐部によって、自局へ取り込むデータと、多重/分
離部へ送るデータとに分岐し、再び多重/分離部によっ
てデータを多重化し、次の局へ中継しているので、中継
を行なうためには各局ごとに分離/多重処理を行なわな
ければならず、中継の遅延が大きいという課題がある。
従って、中継局数が多い構成やデータ収集時間の短い仕
様などの要求には対応することができない。
うな従来のポーリング方式を用いた監視制御網における
通信制御方式では、多重データを局内で一度分離してか
ら分岐部によって、自局へ取り込むデータと、多重/分
離部へ送るデータとに分岐し、再び多重/分離部によっ
てデータを多重化し、次の局へ中継しているので、中継
を行なうためには各局ごとに分離/多重処理を行なわな
ければならず、中継の遅延が大きいという課題がある。
従って、中継局数が多い構成やデータ収集時間の短い仕
様などの要求には対応することができない。
【0011】また、この方式では、多重/分離部(送受
信部)に障害が起こった場合に、ポーリングデータが中
継できないので、障害が起こった局以降の局はデータ収
集ができなくなるという課題もある。本発明は、このよ
うな課題に鑑み創案されたもので、データ中継遅延をな
くすことによって、ポーリング時間を短縮し多局構成を
可能とするとともに、ある局が故障した場合でも、他の
局は影響を受けないで監視を続けることが可能となる信
頼性の高い監視制御網における通信制御方式を提供する
ことを目的とする。
信部)に障害が起こった場合に、ポーリングデータが中
継できないので、障害が起こった局以降の局はデータ収
集ができなくなるという課題もある。本発明は、このよ
うな課題に鑑み創案されたもので、データ中継遅延をな
くすことによって、ポーリング時間を短縮し多局構成を
可能とするとともに、ある局が故障した場合でも、他の
局は影響を受けないで監視を続けることが可能となる信
頼性の高い監視制御網における通信制御方式を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1において、1−1,1−2は送受信
端部であり、この送受信端部1−1,1−2は隣接する
局へデータを送受信するものである。2−1,2−2は
多重/分離部であり、この多重分離部2−1,2−2
は、各送受信端部1−1,1−2へのデータを多重する
とともに、各送受信端部1−1,1−2からのデータを
分離するものである。
ック図で、この図1において、1−1,1−2は送受信
端部であり、この送受信端部1−1,1−2は隣接する
局へデータを送受信するものである。2−1,2−2は
多重/分離部であり、この多重分離部2−1,2−2
は、各送受信端部1−1,1−2へのデータを多重する
とともに、各送受信端部1−1,1−2からのデータを
分離するものである。
【0013】3は分岐部であり、この分岐部3は、監視
制御部4と多重/分離部2−1,2−2とへデータを分
岐するものである。4は監視制御部であり、この監視制
御部4は局10の状態を監視制御するものである。5−
1,5−2はセレクタであり、このセレクタ5−1,5
−2は、上記の送受信端部1−1,1−2間をデータス
ルーさせるか、多重/分離部2−1,2−2からの自局
データを送受信端部1−1,1−2へ送り出すかを選択
するものである。
制御部4と多重/分離部2−1,2−2とへデータを分
岐するものである。4は監視制御部であり、この監視制
御部4は局10の状態を監視制御するものである。5−
1,5−2はセレクタであり、このセレクタ5−1,5
−2は、上記の送受信端部1−1,1−2間をデータス
ルーさせるか、多重/分離部2−1,2−2からの自局
データを送受信端部1−1,1−2へ送り出すかを選択
するものである。
【0014】6はマイコンのバス、7はデータ入出力イ
ンターフェース、8はセンサであり、センサ8はデータ
入出力インターフェースとマイコンのバス6とを介して
監視制御部4に接続されており、センサ8のデータを監
視制御部4が受け取るようになっている。
ンターフェース、8はセンサであり、センサ8はデータ
入出力インターフェースとマイコンのバス6とを介して
監視制御部4に接続されており、センサ8のデータを監
視制御部4が受け取るようになっている。
【0015】
【作用】上述の本発明の監視制御網における通信制御方
式では、データ中継を行なう際に、通常はデータを次の
局へスルーさせておき、自局への要求時のみ回線上に自
局のデータを送出する。また、各局においては、送受信
端部1−1,1−2で受信された隣接する他局からのデ
ータを、通常は、セレクタ5−1,5−2をスルー状態
に選択して他方の送受信端部1−2,1−1を介して次
の局へスルーさせている。
式では、データ中継を行なう際に、通常はデータを次の
局へスルーさせておき、自局への要求時のみ回線上に自
局のデータを送出する。また、各局においては、送受信
端部1−1,1−2で受信された隣接する他局からのデ
ータを、通常は、セレクタ5−1,5−2をスルー状態
に選択して他方の送受信端部1−2,1−1を介して次
の局へスルーさせている。
【0016】同時に送受信端部1−1,1−2からのデ
ータは、多重/分離部2−1,2−2で分離されて、分
岐部3を介して監視制御部4に送られる。監視制御部4
は、データを解析して、もしポーリングデータが自局へ
のポーリング要求と判断した場合は、セレクタ5−1,
5−2を切り替える。
ータは、多重/分離部2−1,2−2で分離されて、分
岐部3を介して監視制御部4に送られる。監視制御部4
は、データを解析して、もしポーリングデータが自局へ
のポーリング要求と判断した場合は、セレクタ5−1,
5−2を切り替える。
【0017】そして、センサ8からのデータをデータ入
出力インターフェース7およびマイコンのバス6を介し
て受け取った監視制御部4は、自局のデータを多重/分
離部2−1,2−2へ送出する。自局のデータは多重分
離部2−1,2−2で多重され、送受信端部1−1,1
−2を介して、隣接する次の局へ送出される。
出力インターフェース7およびマイコンのバス6を介し
て受け取った監視制御部4は、自局のデータを多重/分
離部2−1,2−2へ送出する。自局のデータは多重分
離部2−1,2−2で多重され、送受信端部1−1,1
−2を介して、隣接する次の局へ送出される。
【0018】なお、送受信部の受信側と送信側は同期し
ているので、次の局の受信側でも、同期している。ま
た、ポーリング方式では、ポーリング要求に対して応答
を返すプロトコルになっているので、スルーする信号に
対して自局から送信するデータが重なることはない。
ているので、次の局の受信側でも、同期している。ま
た、ポーリング方式では、ポーリング要求に対して応答
を返すプロトコルになっているので、スルーする信号に
対して自局から送信するデータが重なることはない。
【0019】さらに、本発明は、タンデム構成部分に対
応するので、ポーリング要求は、自局へのものか他局へ
のものかを意識することなくスルーしてから自局への要
求であればデータルートを切り替えて応答を返せばよ
い。
応するので、ポーリング要求は、自局へのものか他局へ
のものかを意識することなくスルーしてから自局への要
求であればデータルートを切り替えて応答を返せばよ
い。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明の一実施例における局構成を示すブ
ロック図で、この図2に示す局20は、送受信端部とし
ての無線機11−1,11−2,送受信盤21,分岐盤
22,監視制御論理盤23等をそなえて構成されてい
る。
する。図2は本発明の一実施例における局構成を示すブ
ロック図で、この図2に示す局20は、送受信端部とし
ての無線機11−1,11−2,送受信盤21,分岐盤
22,監視制御論理盤23等をそなえて構成されてい
る。
【0021】ここで、無線機11−1,11−2はアン
テナ24−1,24−2を通じて隣接する他の局と無線
でデータを送受信するものである。しかし、無線機11
−1,11−2の代わりに、有線などの他の手段を送受
信端部として使用することもできる。
テナ24−1,24−2を通じて隣接する他の局と無線
でデータを送受信するものである。しかし、無線機11
−1,11−2の代わりに、有線などの他の手段を送受
信端部として使用することもできる。
【0022】送受信盤21は、送受信インターフェース
12−1,12−2,セレクタ13−1,13−2,多
重/分離処理用LSI14−1,14−2をそなえて構
成されている。送受信インターフェース12−1,12
−2は、送受信盤21と無線機11−1,11−2との
間のインターフェース回路である。
12−1,12−2,セレクタ13−1,13−2,多
重/分離処理用LSI14−1,14−2をそなえて構
成されている。送受信インターフェース12−1,12
−2は、送受信盤21と無線機11−1,11−2との
間のインターフェース回路である。
【0023】セレクタ13−1,13−2は、無線機1
1−1,11−2間を送受信インターフェース12−
1,12−2を介してデータスルーさせるか、多重/分
離処理LSI14−1,14−2からの自局データを送
受信インターフェース12−1,12−2を介して無線
機11−1,11−2へ送り出すかを選択するものであ
る。
1−1,11−2間を送受信インターフェース12−
1,12−2を介してデータスルーさせるか、多重/分
離処理LSI14−1,14−2からの自局データを送
受信インターフェース12−1,12−2を介して無線
機11−1,11−2へ送り出すかを選択するものであ
る。
【0024】多重/分離処理LSI14−1,14−2
は、無線機11−1,11−2へのデータを多重すると
ともに、無線機11−1,11−2からのデータを分離
する多重/分離部として機能するものである。分岐盤2
2は分岐判断処理部15をそなえているが、この分岐判
断処理部15は監視制御論理盤23の監視制御部16と
多重/分離処理LSI14−1,14−2とへデータを
分岐するものである。
は、無線機11−1,11−2へのデータを多重すると
ともに、無線機11−1,11−2からのデータを分離
する多重/分離部として機能するものである。分岐盤2
2は分岐判断処理部15をそなえているが、この分岐判
断処理部15は監視制御論理盤23の監視制御部16と
多重/分離処理LSI14−1,14−2とへデータを
分岐するものである。
【0025】監視制御論理盤23は監視制御部16をそ
なえているが、この監視制御部16は局の状態を監視制
御するものである。また、17はマイコンのバス、18
はデータ入出力インターフェース、19はセンサであ
り、センサ19はデータ入出力インターフェース18と
マイコンのバス17とを介して監視制御部16に接続さ
れており、監視制御部16はセンサ19のデータを受け
取るようになっている。なお、監視制御網の構成は図4
に示した監視制御網の構成と同じ構成となっている。
なえているが、この監視制御部16は局の状態を監視制
御するものである。また、17はマイコンのバス、18
はデータ入出力インターフェース、19はセンサであ
り、センサ19はデータ入出力インターフェース18と
マイコンのバス17とを介して監視制御部16に接続さ
れており、監視制御部16はセンサ19のデータを受け
取るようになっている。なお、監視制御網の構成は図4
に示した監視制御網の構成と同じ構成となっている。
【0026】上述の構成により、局20においては、ア
ンテナ24−1(24−2)を介し無線機11−1(1
1−2)で受信されたデータは、通常は送受信盤21の
セレクタ13−1(13−2)をスルー状態に設定し
て、他方の無線機11−2(11−1)を介して次の局
へスルーされている。
ンテナ24−1(24−2)を介し無線機11−1(1
1−2)で受信されたデータは、通常は送受信盤21の
セレクタ13−1(13−2)をスルー状態に設定し
て、他方の無線機11−2(11−1)を介して次の局
へスルーされている。
【0027】また、受信されたデータは多重/分離処理
LSI14−1(14−2)によって分離され、更に分
岐盤22の分岐判断処理部15によって監視制御論理盤
23の監視制御部16へ分岐される。
LSI14−1(14−2)によって分離され、更に分
岐盤22の分岐判断処理部15によって監視制御論理盤
23の監視制御部16へ分岐される。
【0028】ポーリングデータが自局へのポーリング要
求であると監視制御部16が判断した場合は、セレクタ
13−1,13−2のデータ経路を切り替えて、センサ
19からの自局の監視情報、又は制御応答を分岐盤22
の分岐判断処理部15へ送信する。応答データは、更に
送受信盤21の2つの多重/分離処理LSI14−1,
14−2に送られ、多重された後、送受信インターフェ
ース12を介して無線機11−1,11−2に送信され
る。
求であると監視制御部16が判断した場合は、セレクタ
13−1,13−2のデータ経路を切り替えて、センサ
19からの自局の監視情報、又は制御応答を分岐盤22
の分岐判断処理部15へ送信する。応答データは、更に
送受信盤21の2つの多重/分離処理LSI14−1,
14−2に送られ、多重された後、送受信インターフェ
ース12を介して無線機11−1,11−2に送信され
る。
【0029】以上のように、この実施例では、通常時に
おいてデータ中継の遅延がなくなるために監視制御局数
を増やすことができるとともに、装置内に障害が起きて
も、障害局のみが監視不能となり、他の局は影響を受け
ずに監視制御を続けることが可能となる。
おいてデータ中継の遅延がなくなるために監視制御局数
を増やすことができるとともに、装置内に障害が起きて
も、障害局のみが監視不能となり、他の局は影響を受け
ずに監視制御を続けることが可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の監視制御
網における通信制御方式によれば、複数の局がタンデム
に接続されてポーリング方式によって各局の状態を監視
していく監視制御網において、データ中継を行なう際
に、通常はデータを次の局へスルーさせておき、自局へ
の要求時のみ回線上に自局のデータを送出するので、デ
ータ中継遅延がなくなり、これによりポーリング時間が
短縮され、多局構成が可能となるとともに、ある局が故
障した場合でも他の局は影響を受けないで監視を続ける
ことが可能となるなどの利点がある。
網における通信制御方式によれば、複数の局がタンデム
に接続されてポーリング方式によって各局の状態を監視
していく監視制御網において、データ中継を行なう際
に、通常はデータを次の局へスルーさせておき、自局へ
の要求時のみ回線上に自局のデータを送出するので、デ
ータ中継遅延がなくなり、これによりポーリング時間が
短縮され、多局構成が可能となるとともに、ある局が故
障した場合でも他の局は影響を受けないで監視を続ける
ことが可能となるなどの利点がある。
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における局構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】従来の監視制御網における局構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】監視制御網の構成を示すブロック図である。
1−1,1−2 送受信端部 2−1,2−2 多重/分離部 3,33 分岐部 4,16,34 監視制御部 5−1,5−2,13−1,13−2 セレクタ 6,17,35 マイコンのバス 7,18,32 データ入出力インターフェース 8,19,37 センサ 10,20,30 局 11−1,11−2 無線機 12−1,12−2 送受信インターフェース 14−1,14−2 多重/分散処理LSI 15 分岐判断処理部 21 送受信盤 22 分岐盤 23 監視制御論理盤 24−1,24−2 アンテナ 31−1,31−2 無線機等 32−1,32−2 送受信部 40 監視制御網 41 親局 42−2〜42−8 子局
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の局がタンデムに接続されてポーリ
ング方式によって各局の状態を監視していく監視制御網
において、 データ中継を行なう際に、通常はデータを次の局へスル
ーさせておき、 自局への要求時のみ回線上に自局のデータを送出するこ
とを特徴とする、監視制御網における通信制御方式。 - 【請求項2】 各局(10)に、 隣接する局へのデータ送受信用としての一対の送受信端
部(1−1,1−2)と、各送受信端部(1−1,1−
2)へのデータを多重するとともに各送受信端部(1−
1,1−2)からのデータを分離する多重/分離部(2
−1,2−2)と、該局(10)の状態を監視制御する
監視制御部(4)と、該監視制御部(4)と該多重/分
離部(2−1,2−2)とへデータを分岐する分岐部
(3)とが設けられるとともに、 上記の送受信端部(1−1,1−2)間をデータスルー
させるか該多重/分離部(2−1,2−2)からの自局
データを該送受信端部(1−1,1−2)へ送り出すか
を選択するセレクタ(5−1,5−2)が設けられて、 該セレクタ(5−1,5−2)が、通常は上記の送受信
端部(1−1,1−2)間をデータスルーさせている
が、自局への要求時は該多重/分離部(2−1,2−
2)からの自局データを該送受信端部(1−1,1−
2)へ送り出すように切り替わることを特徴とする、請
求項1記載の監視制御網における通信制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30417091A JPH05122222A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 監視制御網における通信制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30417091A JPH05122222A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 監視制御網における通信制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05122222A true JPH05122222A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17929888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30417091A Pending JPH05122222A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 監視制御網における通信制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05122222A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN113032128A (zh) * | 2021-04-20 | 2021-06-25 | 北京微纳星空科技有限公司 | 一种多任务的控制方法、装置、电子设备及存储介质 |
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-
1991
- 1991-10-23 JP JP30417091A patent/JPH05122222A/ja active Pending
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