JPH08242207A - 多段光分岐ポイント−マルチポイント光伝送システム - Google Patents

多段光分岐ポイント−マルチポイント光伝送システム

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JPH08242207A
JPH08242207A JP7045834A JP4583495A JPH08242207A JP H08242207 A JPH08242207 A JP H08242207A JP 7045834 A JP7045834 A JP 7045834A JP 4583495 A JP4583495 A JP 4583495A JP H08242207 A JPH08242207 A JP H08242207A
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JP
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optical
stage
center
fiber transmission
optical branching
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JP7045834A
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Hitoshi Hashimoto
仁 橋本
Kiyomi Kumosaki
清美 雲崎
Takaichi Watanabe
隆市 渡辺
Norio Tamaki
規夫 玉木
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 システム各部の二重化あるいはそれ以上の冗
長構成により、各種の障害による通信への影響を緩和す
ることができる多段光分岐ポイント−マルチポイント光
伝送システムを実現する。 【構成】 センタ装置とユーザ装置とを多段(M段、M
は2以上の整数)に配置した光分岐素子および光ファイ
バ伝送路を介して接続し、センタ装置とユーザ装置との
間で信号伝送を行う多段光分岐ポイント−マルチポイン
ト光伝送システムにおいて、センタ装置からみて1段目
の光分岐素子(11)のセンタ装置側に複数のポートを
設け、センタ装置と1段目の光分岐素子との間に複数の
光ファイバ伝送路(13a,13b)を設け、センタ装
置に複数の光ファイバ伝送路のうち使用する光ファイバ
伝送路を選択する経路選択手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センタ装置とユーザ装
置とを多段に配置した光分岐素子および光ファイバ伝送
路を介して接続し、その間で双方向あるいは一方向の通
信を行う多段光分岐ポイント−マルチポイント光伝送シ
ステムに関する。特に、信頼性を高めるために冗長構成
をとった多段光分岐ポイント−マルチポイント光伝送シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】センタ装置とユーザ装置との間を1段の
光分岐素子を介して接続したポイント−マルチポイント
光伝送システムでは、すでに信頼性向上のための冗長構
成法が存在する。しかし、図16に示す多段光分岐ポイ
ント−マルチポイント光伝送システムの冗長構成法は未
だ提案されていない。
【0003】多段光分岐ポイント−マルチポイント光伝
送システムは、センタ装置20と複数のユーザ装置30
が、多段配置(ここでは2段)される光分岐素子11,
12−1〜12−nと、その間を接続する光ファイバ伝
送路13を介して接続された構成である。ここで、セン
タ装置20からみて光分岐素子11は1段目であり、光
分岐素子12−1〜12−nは2段目である。
【0004】本システムでは、センタ装置20から各ユ
ーザ装置30に伝送される下り信号光は時分割多重さ
れ、光分岐素子11,12−1〜12−nで順次分岐さ
れて各ユーザ装置30に送られる。各ユーザ装置30
は、時分割多重された下り信号光から自装置宛の信号光
を時間軸上から切り出して受信する。一方、各ユーザ装
置30は、時分割多重アクセス(TDMA)による所定
の送信タイミングで信号光を送出する。各ユーザ装置か
らの上り信号光は、光分岐素子12−1〜12−n,1
1でパッシブ多重されて時間軸上に並んでセンタ装置2
0に受信される。このような構成では、センタ装置の1
組の光送受信器で複数のユーザ装置との通信が可能であ
るので、回線あたりのセンタ装置コストを低く抑えるこ
とができる。
【0005】なお、多段光分岐ポイント−マルチポイン
ト光伝送システムは、双方向通信ばかりでなく、例えば
CATVのような放送分配型のサービスを提供するシス
テムにも適用することができる。また、多段光分岐ポイ
ント−マルチポイント光伝送システムは、例えば2段目
の各光分岐素子の分岐数は必ずしも同一である必要はな
いので、送受間レベル差が多様な場合に柔軟かつ効率的
にユーザ装置を収容することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多段光分岐
ポイント−マルチポイント光伝送システムでは、障害部
位がセンタ装置側になるほど多くのユーザ装置との通信
に影響がでる。たとえば、センタ装置の光送受信器から
1段目の光分岐素子までの間に障害が発生すると、その
影響はシステムに収容されている全ユーザ装置に及ぶ。
一方、ユーザ装置側においても、装置の屋外設置やカプ
ラの架空設置の悪条件があり、さらに保守の困難さを考
慮すると、障害発生の可能性を考慮する必要がある。こ
のような状況により、光分岐素子、光ファイバ伝送路、
さらにセンタ装置およびユーザ装置内の光送受信器を含
めて、二重化あるいはそれ以上の冗長構成が必要とな
る。
【0007】本発明は、システム各部の二重化あるいは
それ以上の冗長構成により、各種の障害による通信への
影響を緩和することができる多段光分岐ポイント−マル
チポイント光伝送システムを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、センタ装置と
ユーザ装置とを多段(M段、Mは2以上の整数)に配置
した光分岐素子および光ファイバ伝送路を介して接続
し、センタ装置とユーザ装置との間で信号伝送を行う多
段光分岐ポイント−マルチポイント光伝送システムにお
いて、センタ装置からみて1段目の光分岐素子のセンタ
装置側に複数のポートを設け、センタ装置と1段目の光
分岐素子との間に複数の光ファイバ伝送路を設け、セン
タ装置に複数の光ファイバ伝送路のうち使用する光ファ
イバ伝送路を選択する経路選択手段を備える(請求項
1)。
【0009】また、センタ装置からみてN段目(Nは2
以上M以下の整数)の光分岐素子のセンタ装置側に複数
のポートを設け、センタ装置とN段目の光分岐素子との
間に複数の経路を形成する光分岐素子および光ファイバ
伝送路を設け、センタ装置に複数の経路のうち使用する
経路を選択する経路選択手段を備える(請求項2)。ま
た、センタ装置からみてM段目の光分岐素子のユーザ装
置側に、1つのユーザ装置に対して複数のポートを設
け、ユーザ装置とM段目の光分岐素子との間に、ユーザ
装置ごとに複数の光ファイバ伝送路を設け、ユーザ装置
に複数の光ファイバ伝送路のうち使用する光ファイバ伝
送路を選択する経路選択手段を備える(請求項3)。
【0010】また、センタ装置からみてN段目(Nは1
以上M−1以下の整数)の光分岐素子のユーザ装置側
に、1つの経路に対して複数のポートを設け、ユーザ装
置とN段目の光分岐素子との間に、複数の経路を形成す
る光分岐素子および光ファイバ伝送路を設け、ユーザ装
置に複数の経路のうち使用する経路を選択する経路選択
手段を備える(請求項4)。
【0011】また、センタ装置とユーザ装置との間に、
複数の経路を形成する光分岐素子および光ファイバ伝送
路を設け、センタ装置またはユーザ装置の少なくとも一
方に、複数の経路のうち使用する経路を選択する経路選
択手段を備える(請求項5)。経路選択手段は、複数の
経路を形成する複数の光ファイバ伝送路の1つと光送信
器および光受信器との接続を切り替える光スイッチを備
えた構成である(請求項6)。
【0012】センタ装置またはユーザ装置に、複数の経
路を形成する複数の光ファイバ伝送路にそれぞれ固定的
に接続される複数組の光送信器および光受信器を備え、
経路選択手段は、複数組の光送信器および光受信器のう
ち、1組の光送信器および光受信器、または1つの光送
信器、または1つの光受信器を電気的に選択するスイッ
チを備えた構成である(請求項7)。
【0013】冗長構成をとる多段光分岐ポイント−マル
チポイント光伝送システムを複数備え、各システムにそ
れぞれ異なる波長を割り当て、所定の位置に配置される
光合分波素子または光分岐素子を介して所定の区間の光
伝送路を共有して波長多重伝送する構成である(請求項
8)。
【0014】
【作用】請求項1に記載の構成は、センタ装置と、セン
タ装置からみて1段目の光分岐素子との間に複数の光フ
ァイバ伝送路を形成し、センタ装置でその1つを選択す
ることにより、システムを冗長構成する。請求項2に記
載の構成は、センタ装置と、センタ装置からみて2段目
以降の光分岐素子との間に複数の光伝送路(光分岐素子
および光ファイバ伝送路)を形成し、センタ装置でその
1つを選択することにより、システムを冗長構成する。
【0015】請求項3に記載の構成は、ユーザ装置と、
ユーザ装置からみて1段目の光分岐素子との間に複数の
光ファイバ伝送路を形成し、ユーザ装置でその1つを選
択することにより、システムを冗長構成する。請求項4
に記載の構成は、ユーザ装置と、センタ装置からみて1
段目以降の光分岐素子との間に複数の光伝送路(光分岐
素子および光ファイバ伝送路)を形成し、ユーザ装置で
その1つを選択することにより、システムを冗長構成す
る。
【0016】請求項5に記載の構成は、センタ装置と、
ユーザ装置との間に複数の光伝送路(光分岐素子および
光ファイバ伝送路)を形成し、センタ装置またはユーザ
装置のいずれか一方または両方で複数の光伝送路の1つ
を選択することにより、システムを冗長構成する。請求
項6に記載の構成は、センタ装置およびユーザ装置にお
いて、光スイッチを用いて複数の光ファイバ伝送路の1
つと光送信器および光受信器との接続を切り替えること
により、光伝送路の選択を行うことができる。
【0017】請求項7に記載の構成は、センタ装置およ
びユーザ装置において、複数組の光送信器および光受信
器を複数の光ファイバ伝送路にそれぞれ固定的に接続
し、1組の光送信器および光受信器、または1つの光送
信器、または1つの光受信器を電気的に選択することに
より、光伝送路の選択を行うことができる。請求項8に
記載の構成は、波長多重システムについても、センタ装
置とユーザ装置との間の所定の区間で冗長構成をとるこ
とができる。
【0018】
【実施例】
(第1実施例−請求項1に対応)図1は、本発明の第1
実施例の構成を示す。図において、センタ装置20と複
数のユーザ装置30が、2段の光分岐素子11,12お
よび光ファイバ伝送路13を介して接続される。なお、
2段目の光分岐素子12は1つのみを示す。本実施例で
は、センタ装置20からみて1段目の光分岐素子11の
センタ装置側に2つのポートを備え、センタ装置20と
光分岐素子11との間を2本の光ファイバ伝送路13
a,13bを介して接続する。
【0019】光分岐素子11は、2×n構成(nは光分
岐素子11に接続される光分岐素子12の数)の光スタ
ーカプラが用いられる。図1(2) にはn=8の場合の光
分岐素子11として、2×2光カプラを3段ツリー状に
接続した構成を示す。センタ装置20は、図1(3) に示
すように1×2光スイッチ22により、光送受信器21
の接続先を2本の光ファイバ伝送路13a,13bのい
ずれかに切り替える構成となる。
【0020】このような構成により、センタ装置20と
1段目の光分岐素子11との間が2本の光ファイバ伝送
路13a,13bにより二重化される。すなわち、セン
タ装置20の光送受信器21から光スイッチ22を介し
て2本の光ファイバ伝送路13a,13bのいずれかに
送信された光信号は、1段目の光分岐素子11でn分岐
され、さらに2段目の光分岐素子12でm分岐されて各
ユーザ装置30に受信される。また、各ユーザ装置30
から送信された光信号は、それぞれ対応する2段目の光
分岐素子12で合流し、さらに1段目の光分岐素子11
で他のユーザ装置からの光信号と合流し、2本の光ファ
イバ伝送路13a,13bを介してセンタ装置20に入
力され、光スイッチ22を介して光送受信器21に受信
される。
【0021】(第2実施例−請求項2に対応)図2は、
本発明の第2実施例の構成を示す。図において、多段光
分岐ポイント−マルチポイント光伝送システムは、第1
実施例と同様に2段構成とする。本実施例では、センタ
装置20からみて2段目の光分岐素子12のセンタ装置
側に2つのポートを備え、センタ装置20と光分岐素子
12との間に2経路を設ける。すなわち、センタ装置2
0と光分岐素子12との間の各経路に光分岐素子11
a,11bを備え、各光分岐素子を介する2経路を光フ
ァイバ伝送路13a,13bを介して接続する。
【0022】光分岐素子12は、第1実施例の光分岐素
子11と同様に2×m構成(mは光分岐素子12に収容
されるユーザ装置数)の光スターカプラが用いられる。
また、センタ装置20は、第1実施例と同様である。こ
のような構成により、センタ装置20と2段目の光分岐
素子12との間が2系統の光伝送路(光分岐素子11
a,11bおよび光ファイバ伝送路13a,13b)に
より二重化される。すなわち、センタ装置20の光送受
信器21から光スイッチ22を介して光ファイバ伝送路
13a,13bのいずれかに送信された光信号は、1段
目の光分岐素子11a,11bのいずれかでn分岐され
て2段目の光分岐素子12に到達し、そこでm分岐され
て各ユーザ装置30に受信される。また、各ユーザ装置
30から送信された光信号は、それぞれ対応する2段目
の光分岐素子12で合流し、さらに1段目の光分岐素子
11a,11bでそれぞれ他のユーザ装置からの光信号
と合流し、光ファイバ伝送路13a,13bを介してセ
ンタ装置20に入力され、光スイッチ22を介して光送
受信器21に受信される。
【0023】(第3実施例−請求項3に対応)図3は、
本発明の第3実施例の構成を示す。図において、多段光
分岐ポイント−マルチポイント光伝送システムは、第1
実施例と同様に2段構成とする。本実施例では、センタ
装置20からみて2段目の光分岐素子12のユーザ装置
側に、1ユーザ装置に対して2ポートを備え、光分岐素
子12と各ユーザ装置30との間をそれぞれ2本の光フ
ァイバ伝送路13a,13bを介して接続する。なお、
二重化しないユーザ装置があってもよい。
【0024】光分岐素子12は、1×2m構成(mは光
分岐素子12に収容されるユーザ装置30の数)の光ス
ターカプラが用いられる。図3(3) にはm=4の場合の
光分岐素子12として、2×2光カプラを3段ツリー状
に接続した構成を示す。ユーザ装置30は、第1実施例
におけるセンタ装置20と同様であり、図3(2) に示す
ように光スイッチ32により光送受信部31の接続先を
2本の光ファイバ伝送路13a,13bのいずれかに切
り替える構成となる。
【0025】このような構成により、各ユーザ装置30
と2段目の光分岐素子12との間がそれぞれ2本の光フ
ァイバ伝送路13a,13bにより二重化される。すな
わち、センタ装置20から送信された光信号は1段目の
光分岐素子11でn分岐され、さらに2段目の光分岐素
子12で2m分岐され、それぞれ2本の光ファイバ伝送
路13a,13bを介して各ユーザ装置30に入力さ
れ、光スイッチ32を介して光送受信器31に受信され
る。また、各ユーザ装置30の光送受信器31から光ス
イッチ32を介して2本の光ファイバ伝送路13a,1
3bのいずれかに送信された光信号は、それぞれ対応す
る2段目の光分岐素子12で合流し、さらに1段目の光
分岐素子11でそれぞれ他のユーザ装置からの光信号と
合流し、光ファイバ伝送路13を介してセンタ装置20
に受信される。
【0026】(第4実施例−請求項4に対応)図4は、
本発明の第4実施例の構成を示す。図において、多段光
分岐ポイント−マルチポイント光伝送システムは、第3
実施例と同様に2段構成とする。本実施例では、センタ
装置20からみて1段目の光分岐素子11のユーザ装置
側に、2段目の光分岐素子12の1つに対して2ポート
(全体で2n、nは光分岐素子11に接続される光分岐
素子12の数)を備え、光分岐素子11と複数のユーザ
装置30との間に2経路を設ける。すなわち、各ユーザ
装置30と光分岐素子11との間の各経路に光分岐素子
12a,12bを備え、各光分岐素子を介する2経路を
それぞれ光ファイバ伝送路13a,13bを介して接続
する。なお、二重化しないユーザ装置があってもよい。
【0027】光分岐素子11は、第3実施例の光分岐素
子12と同様に1×2n構成の光スターカプラが用いら
れる。また、ユーザ装置30は第3実施例と同様であ
る。このような構成により、ユーザ装置30と1段目の
光分岐素子11との間が2系統の光伝送路(光分岐素子
12a,12bおよび光ファイバ伝送路13a,13
b)により二重化される。すなわち、センタ装置20か
ら送信された光信号は1段目の光分岐素子11で分岐さ
れ、さらに2段目の光分岐素子12a,12bに送出さ
れてそれぞれ分岐され、光ファイバ伝送路13a,13
bを介して各ユーザ装置30に入力され、光スイッチ3
2を介して光送受信器31に受信される。また、各ユー
ザ装置30の光送受信器31から光スイッチ32を介し
て光ファイバ伝送路13a,13bのいずれかに送信さ
れた光信号は、それぞれ対応する2段目の光分岐素子1
2a,12bで合流し、さらに1段目の光分岐素子11
でそれぞれ他のユーザ装置からの光信号と合流し、光フ
ァイバ伝送路13を介してセンタ装置20に受信され
る。
【0028】(第5実施例−請求項1〜4に対応)図5
は、本発明の第5実施例の構成を示す。(1) は、第1実
施例と第3実施例を組み合わせた構成である。すなわ
ち、センタ装置20と1段目の光分岐素子11との間が
2本の光ファイバ伝送路13により二重化され、ユーザ
装置30と2段目の光分岐素子12との間が2本の光フ
ァイバ伝送路13により二重化される。本構成では、セ
ンタ装置20とユーザ装置30の双方に光スイッチ2
2,32を備え、接続する光ファイバ伝送路の一方をそ
れぞれ独立に選択する。その他の動作は、第1実施例お
よび第3実施例と同様である。
【0029】(2) は、第2実施例と第3実施例を組み合
わせた構成である。すなわち、センタ装置20と2段目
の光分岐素子12との間が2経路の光分岐素子11a,
11bおよび光ファイバ伝送路13により二重化され、
ユーザ装置30と2段目の光分岐素子12との間が2本
の光ファイバ伝送路13により二重化される。なお、光
分岐素子12は2×2m構成の光スターカプラが用いら
れる。本構成では、センタ装置20とユーザ装置30の
双方に光スイッチ22,32を備え、接続する光ファイ
バ伝送路の一方をそれぞれ独立に選択する。その他の動
作は、第2実施例および第3実施例と同様である。
【0030】(3) は、第1実施例と第4実施例を組み合
わせた構成である。すなわち、センタ装置20と1段目
の光分岐素子11との間が2本の光ファイバ伝送路13
により二重化され、ユーザ装置30と1段目の光分岐素
子11との間が2経路の光分岐素子12a,12bおよ
び光ファイバ伝送路13により二重化される。なお、光
分岐素子11は2×2n構成の光スターカプラが用いら
れる。本構成では、センタ装置20とユーザ装置30の
双方に光スイッチ22,32を備え、接続する光ファイ
バ伝送路の一方をそれぞれ独立に選択する。その他の動
作は、第1実施例および第4実施例と同様である。
【0031】(第6実施例−請求項5に対応)図6は、
本発明の第6実施例の構成を示す。図において、多段光
分岐ポイント−マルチポイント光伝送システムは、上記
の実施例と同様に2段構成とする。本実施例では、セン
タ装置20と各ユーザ装置30との間を二重化した構成
であり、第2実施例と第4実施例を組み合わせた構成と
も言える。すなわち、1段目に2つの光分岐素子11
a,11bを配置し、2段目に2つの光分岐素子12
a,12bを配置し、各光分岐素子を介する経路を光フ
ァイバ伝送路13を介して接続する。
【0032】(1) の構成では、センタ装置20から2本
の光ファイバ伝送路13のいずれかに送信された光信号
は、1段目の光分岐素子11a,11bのいずれかでn
分岐される。いま、光分岐素子11aでn分岐されたと
すると、光信号は対応する2段目の光分岐素子12aに
到達し、そこでm分岐されて各ユーザ装置30に受信さ
れる。光分岐素子11bでn分岐されたとすると、光信
号は光分岐素子12bを介して各ユーザ装置30に受信
される。また、各ユーザ装置30から2本の光ファイバ
伝送路13のいずれかに送信された光信号は、それぞれ
対応する2段目の光分岐素子12a,12bで合流す
る。いま、光分岐素子12aで合流したとすると、光信
号は対応する1段目の光分岐素子11aで他のユーザ装
置からの光信号と合流し、センタ装置20に受信され
る。光分岐素子12bで合流したとすると、光信号は光
分岐素子11bを介してセンタ装置20に受信される。
【0033】(2) の構成は、(1) の二重化構成に加え
て、1段目の光分岐素子11aと2段目の光分岐素子1
2bを光ファイバ伝送路で結線したものである。本構成
では、1段目の光分岐素子11aで分岐された光信号
が、2段目の光分岐素子12a,12bの双方に到達す
ることになるので、第4実施例の場合と同様にユーザ装
置側でも2経路の光信号のいずれか一方を選択する構成
が必要になる。ただし、光分岐素子11bと光分岐素子
12aが同時に故障した場合にも伝送路を確保すること
ができる特徴がある。
【0034】(3) の構成は、(1) の二重化構成に加え
て、1段目の光分岐素子11bと2段目の光分岐素子1
2aを光ファイバ伝送路で結線したものである。本構成
では、1段目の光分岐素子11bで分岐された光信号
が、2段目の光分岐素子12a,12bの双方に到達す
ることになるので、第4実施例の場合と同様にユーザ装
置側でも2経路の光信号のいずれか一方を選択する構成
が必要になる。ただし、光分岐素子11aと光分岐素子
12bが同時に故障した場合にも伝送路を確保すること
ができる特徴がある。
【0035】(4) の構成は、(1) の二重化構成に加え
て、1段目の光分岐素子11a,11bと2段目の光分
岐素子12a,12bを光ファイバ伝送路でクロス結線
したものである。本構成では、1段目の光分岐素子11
a,11bで分岐された光信号が、それぞれ2段目の光
分岐素子12a,12bの双方に到達することになるの
で、第4実施例の場合と同様にユーザ装置側でも2経路
の光信号のいずれか一方を選択する構成が必要になる。
ただし、光分岐素子11bと光分岐素子12a、光分岐
素子11aと光分岐素子12bがそれぞれ同時に故障し
た場合にも伝送路を確保することができる特徴がある。
【0036】(第7実施例−請求項5に対応)図7は、
本発明の第7実施例の構成を示す。図において、多段光
分岐ポイント−マルチポイント光伝送システムは、セン
タ装置20と複数のユーザ装置30との間に、2段の光
分岐素子11a、12−1,12−2および光ファイバ
伝送路13と、1段の光分岐素子11bおよび光ファイ
バ伝送路13を並列に配置した構成である。本構成のよ
うに2段の分岐による伝送路形態と、1段の分岐による
伝送路形態とを並列に配置しても二重化構成が可能とな
る。センタ装置20およびユーザ装置30における動作
は上述した実施例と同様である。
【0037】以上説明した実施例は、2段の分岐を基本
としたものであるが、3段以上の分岐構成にも同様に二
重化以上の冗長構成が可能である。また、第6実施例
(1) および第7実施例の構成では、送信側で二重化され
た一方の経路を選択する方式の他に、受信側で二重化さ
れた一方の経路を選択する方式をとることができる。す
なわち、送信側は2経路に同時に光信号を送信し、それ
ぞれの経路を介して受信される光信号の一方を選択する
構成である。
【0038】また、以上説明した実施例では、センタ装
置20とユーザ装置30との間の光伝送路(光分岐素
子,光ファイバ伝送路)を二重化する構成を示したが、
センタ装置20およびユーザ装置30を含めて二重化あ
るいはそれ以上の冗長構成をとることができる。この場
合には、センタ装置20およびユーザ装置30をそれぞ
れ装置単位で複数備えて切り替える構成と、装置内の光
送受信器を複数備えて切り替える構成が可能である。以
下、後者の場合について説明するが、前者の場合でも同
様に構成することができる。
【0039】(センタ装置20,ユーザ装置30におけ
る二重化構成例)図8は、センタ装置20(ユーザ装置
30)の第1の二重化構成例を示す。本構成例は、光送
受信器21a,21bと光ファイバ伝送路13a,13
bとの間に2×2構成の光スイッチ22を配置し、電気
信号処理回路(図示せず)側に1×2構成の電気スイッ
チ23を配置する。光スイッチ22は、(1),(2) に示す
バー状態とクロス状態の2形態をとる。光スイッチ22
と電気スイッチ23をそれぞれ独立に切り替えることに
より、光送受信器21a,21bと光ファイバ伝送路1
3a,13bの接続を4通りに切り替えることができ
る。これにより、センタ装置20(ユーザ装置30)に
おける光送受信器の二重化が実現し、また二重化された
光ファイバ伝送路13a,13bの選択を行うことがで
きる。
【0040】図9は、センタ装置20(ユーザ装置3
0)の第2の二重化構成例を示す。本構成例は、光送信
器24aおよび光受信器25aを光ファイバ伝送路13
aに固定的に接続し、光送信器24bおよび光受信器2
5bを光ファイバ伝送路13bに固定的に接続する。な
お、光送信器および光受信器に対して送受信光信号を合
流分岐する光カプラは省略している(以下同様)。一
方、電気信号処理回路(図示せず)側に電気スイッチ2
3−1,23−2を配置する。電気スイッチ23−1は
光送信器24a,24bに入力する送信信号を切り替え
る。電気スイッチ23−2は光受信器25a,25bか
ら出力される受信信号を切り替える。これにより、セン
タ装置20(ユーザ装置30)における光送受信器の二
重化が実現し、また光送受信器の選択により二重化され
た光ファイバ伝送路13a,13bの選択を行うことが
できる。
【0041】図10は、センタ装置20(ユーザ装置3
0)の第3の二重化構成例を示す。本構成例は、図9の
構成における電気スイッチ23−1を取り去り、光送信
器24a,24bの双方に送信信号が入力されるように
している。したがって、光ファイバ伝送路13a,13
bに同時に光信号が送信される。これにより、センタ装
置20(ユーザ装置30)における光送受信器の二重化
が実現し、また光受信器25a,25bの選択により受
信経路の選択を行うことができる。
【0042】図11は、センタ装置20(ユーザ装置3
0)の第4の二重化構成例を示す。本構成例は、図9の
構成における電気スイッチ23−2を取り去り、光受信
器25a,25bの双方から受信信号が出力されるよう
にしている。したがって、光ファイバ伝送路13a,1
3bの双方から到着した光信号が受信できる。これによ
り、センタ装置20(ユーザ装置30)における光送受
信器の二重化が実現し、また光送信器24a,24bの
選択により送信経路の選択を行うことができる。
【0043】図12は、センタ装置20(ユーザ装置3
0)の第5の二重化構成例を示す。本構成例は、図9の
構成における電気スイッチ23−1,23−2を取り去
り、光送信器24a,24bの双方に送信信号が入力さ
れ、光受信器25a,25bの双方から受信信号が出力
されるようにしている。したがって、光ファイバ伝送路
13a,13bに同時に光信号が送信され、光ファイバ
伝送路13a,13bの双方から到着した光信号が受信
できる。これにより、センタ装置20(ユーザ装置3
0)における光送受信器の二重化が実現するが、送受信
経路の選択を行うことはできない。
【0044】ここで、図1〜図7に示す各形態におい
て、二重化された光伝送路に接続されるセンタ装置20
またはユーザ装置30の取りうる二重化構成を示す。以
下、図8に示す第1の二重化構成例〜図12に示す第5
の二重化構成例を〜と表記する。なお、図8に示す
第1の二重化構成例と図9に示す第2の二重化構成例
は、送受信経路の選択という点では等価である。
【0045】図1,2に示すセンタ装置20、図3,4
に示すユーザ装置30は、送受信において経路を選択す
る必要があるので、またはを用いる。図5に示すセ
ンタ装置20とユーザ装置30は、送受信において経路
を選択する必要があるので、−,−,−の
組み合わせで二重化構成をとる。図6(1) ,図7に示す
センタ装置20とユーザ装置30は、光伝送路が完全に
二重化されているので送受信いずれか一方で経路を選択
すればよく、からの組み合わせのうち、−,
−,−,−の組み合わせを除いて可能であ
る。
【0046】図6(2) 〜(4) に示すセンタ装置20とユ
ーザ装置30は、送受信において経路を選択する必要が
あるので、−,−,−の組み合わせで二重
化構成をとる。なお、センタ装置20およびユーザ装置
30において、光送信器または光受信器のいずれか一方
しかなく、送信専用または受信専用とする場合にも同様
の二重化構成をとることができる。
【0047】(波長多重システムの二重化構成例)図1
3は、波長多重システムの第1の二重化構成例を示す。
(1) に示す波長多重システムは、センタ装置20−1と
ユーザ装置30−1が波長λ1 を用いて通信する多段光
分岐ポイント−マルチポイント光伝送システムと、セン
タ装置20−2とユーザ装置30−2が波長λ2 を用い
て通信する多段光分岐ポイント−マルチポイント光伝送
システムを光合分波素子(WDM)41を用いて一体化
したものである。ここでは、センタ装置20−1,20
−2と光分岐素子11との間、ユーザ装置30−1,3
0−2と光分岐素子12との間に光合分波素子41を配
置することにより、光分岐素子11,12を含む光伝送
路を共有した系が構成される。
【0048】このような波長多重システムに、図1の第
1実施例に示した二重化方式を適用すると (2)に示す構
成となる。すなわち、センタ装置20−1,20−2と
光分岐素子11との間に光合分波素子41a,41bを
配置し、センタ装置20−1,20−2と光合分波素子
41a,41bを相互に接続することにより、センタ装
置20−1,20−2と光分岐素子11との間が二重化
される。
【0049】図14は、波長多重システムの第2の二重
化構成例を示す。(1) に示す波長多重システムは、図1
3に示した光合分波素子41の合波機能を光分岐素子1
1で代用し、分波機能を波長フィルタ42−1,42−
2で実現したものである。波長フィルタ42−1は、セ
ンタ装置20−1で使用する波長λ1 を透過し、波長λ
2 を遮断する特性を有する。波長フィルタ42−2は、
センタ装置20−2で使用する波長λ2 を透過し、波長
λ1 を遮断する特性を有する。なお、波長フィルタをセ
ンタ装置内に設置してもよい。
【0050】このような波長多重システムに、図1の第
1実施例に示した二重化方式を適用すると (2)に示す構
成となる。すなわち、センタ装置20−1に対応する波
長フィルタ42−1a,42−1bと、センタ装置20
−2に対応する波長フィルタ42−2a,42−2bを
備え、各波長フィルタを介してセンタ装置20−1,2
0−2と光分岐素子11を接続することにより、センタ
装置20−1,20−2と光分岐素子11との間が二重
化される。なお、図13に示す光合分波素子(WDM)
41と、図14に示す波長フィルタ42が混在する構成
でも、同様に冗長構成化が可能である。
【0051】図15は、波長多重システムの第3の二重
化構成例を示す。(1) に示す波長多重システムは図14
(1) に示すものと同じである。このような波長多重シス
テムに、図4の第4実施例に示した二重化方式を適用す
ると (2)に示す構成となる。すなわち、ユーザ装置30
−1,30−2と光分岐素子11との間に2経路が形成
される。各経路には、光分岐素子12aと光合分波素子
41a、光分岐素子12bと光合分波素子41bが配置
され、ユーザ装置30−1,30−2と光合分波素子4
1a,41bを相互に接続することにより、ユーザ装置
30−1,30−2と光分岐素子11との間が二重化さ
れる。
【0052】なお、波長多重システムにはいろいろな形
態があり、第1実施例(図1)〜第7実施例(図7)に
示した二重化方式のいずれかを適用することにより、波
長多重システムの二重化あるいはそれ以上の冗長システ
ムを構成することができる。また、図8〜図12に示す
センタ装置およびユーザ装置の冗長構成は、波長多重シ
ステムにおけるセンタ装置およびユーザ装置にも適用す
ることができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多段光分
岐ポイント−マルチポイント光伝送システムは、センタ
装置とユーザ装置との間の所定の区間で光分岐素子を含
む光伝送路を冗長構成することができる。また、センタ
装置およびユーザ装置において光送受信器を複数備え、
その1つを光伝送路とともに選択することにより、シス
テム全体を冗長構成することができる。これにより、多
段光分岐ポイント−マルチポイント光伝送システムの信
頼性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成(請求項1)を示す
ブロック図。
【図2】本発明の第2実施例の構成(請求項2)を示す
ブロック図。
【図3】本発明の第3実施例の構成(請求項3)を示す
ブロック図。
【図4】本発明の第4実施例の構成(請求項4)を示す
ブロック図。
【図5】本発明の第5実施例の構成(請求項1〜4)を
示すブロック図。
【図6】本発明の第6実施例の構成(請求項5)を示す
ブロック図。
【図7】本発明の第7実施例の構成(請求項5)を示す
ブロック図。
【図8】センタ装置20(ユーザ装置30)の第1の二
重化構成例を示すブロック図。
【図9】センタ装置20(ユーザ装置30)の第2の二
重化構成例を示すブロック図。
【図10】センタ装置20(ユーザ装置30)の第3の
二重化構成例を示すブロック図。
【図11】センタ装置20(ユーザ装置30)の第4の
二重化構成例を示すブロック図。
【図12】センタ装置20(ユーザ装置30)の第5の
二重化構成例を示すブロック図。
【図13】波長多重システムの第1の二重化構成例を示
すブロック図。
【図14】波長多重システムの第2の二重化構成例を示
すブロック図。
【図15】波長多重システムの第3の二重化構成例を示
すブロック図。
【図16】多段光分岐ポイント−マルチポイント光伝送
システムの構成例を示すブロック図。
【符号の説明】
11,12 光分岐素子 13 光ファイバ伝送路 20 センタ装置 21 光送受信器 22 光スイッチ 23 電気スイッチ 24 光送信器 25 光受信器 30 ユーザ装置 31 光送受信器 32 光スイッチ 41 光合分波素子(WDM) 42 波長フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉木 規夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ装置とユーザ装置とを多段(M
    段、Mは2以上の整数)に配置した光分岐素子および光
    ファイバ伝送路を介して接続し、センタ装置とユーザ装
    置との間で信号伝送を行う多段光分岐ポイント−マルチ
    ポイント光伝送システムにおいて、 前記センタ装置からみて1段目の光分岐素子のセンタ装
    置側に複数のポートを設け、 前記センタ装置と前記1段目の光分岐素子との間に複数
    の光ファイバ伝送路を設け、 前記センタ装置に、前記複数の光ファイバ伝送路のうち
    使用する光ファイバ伝送路を選択する経路選択手段を備
    えたことを特徴とする多段光分岐ポイント−マルチポイ
    ント光伝送システム。
  2. 【請求項2】 センタ装置とユーザ装置とを多段(M
    段、Mは2以上の整数)に配置した光分岐素子および光
    ファイバ伝送路を介して接続し、センタ装置とユーザ装
    置との間で信号伝送を行う多段光分岐ポイント−マルチ
    ポイント光伝送システムにおいて、 前記センタ装置からみてN段目(Nは2以上M以下の整
    数)の光分岐素子のセンタ装置側に複数のポートを設
    け、 前記センタ装置と前記N段目の光分岐素子との間に、複
    数の経路を形成する光分岐素子および光ファイバ伝送路
    を設け、 前記センタ装置に、前記複数の経路のうち使用する経路
    を選択する経路選択手段を備えたことを特徴とする多段
    光分岐ポイント−マルチポイント光伝送システム。
  3. 【請求項3】 センタ装置とユーザ装置とを多段(M
    段、Mは2以上の整数)に配置した光分岐素子および光
    ファイバ伝送路を介して接続し、センタ装置とユーザ装
    置との間で信号伝送を行う多段光分岐ポイント−マルチ
    ポイント光伝送システムにおいて、 前記センタ装置からみてM段目の光分岐素子のユーザ装
    置側に、1つのユーザ装置に対して複数のポートを設
    け、 前記ユーザ装置と前記M段目の光分岐素子との間に、ユ
    ーザ装置ごとに複数の光ファイバ伝送路を設け、 前記ユーザ装置に、前記複数の光ファイバ伝送路のうち
    使用する光ファイバ伝送路を選択する経路選択手段を備
    えたことを特徴とする多段光分岐ポイント−マルチポイ
    ント光伝送システム。
  4. 【請求項4】 センタ装置とユーザ装置とを多段(M
    段、Mは2以上の整数)に配置した光分岐素子および光
    ファイバ伝送路を介して接続し、センタ装置とユーザ装
    置との間で信号伝送を行う多段光分岐ポイント−マルチ
    ポイント光伝送システムにおいて、 前記センタ装置からみてN段目(Nは1以上M−1以下
    の整数)の光分岐素子のユーザ装置側に、1つの経路に
    対して複数のポートを設け、 前記ユーザ装置と前記N段目の光分岐素子との間に、複
    数の経路を形成する光分岐素子および光ファイバ伝送路
    を設け、 前記ユーザ装置に、前記複数の経路のうち使用する経路
    を選択する経路選択手段を備えたことを特徴とする多段
    光分岐ポイント−マルチポイント光伝送システム。
  5. 【請求項5】 センタ装置とユーザ装置とを多段(M
    段、Mは2以上の整数)に配置した光分岐素子および光
    ファイバ伝送路を介して接続し、センタ装置とユーザ装
    置との間で信号伝送を行う多段光分岐ポイント−マルチ
    ポイント光伝送システムにおいて、 前記センタ装置と前記ユーザ装置との間に、複数の経路
    を形成する光分岐素子および光ファイバ伝送路を設け、 前記センタ装置または前記ユーザ装置の少なくとも一方
    に、前記複数の経路のうち使用する経路を選択する経路
    選択手段を備えたことを特徴とする多段光分岐ポイント
    −マルチポイント光伝送システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の多段光分岐ポイント−マルチポイント光伝送システ
    ムにおいて、 経路選択手段は、複数の経路を形成する複数の光ファイ
    バ伝送路の1つと光送信器および光受信器との接続を切
    り替える光スイッチを備えた構成であることを特徴とす
    る多段光分岐ポイント−マルチポイント光伝送システ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の多段光分岐ポイント−マルチポイント光伝送システ
    ムにおいて、 センタ装置またはユーザ装置に、複数の経路を形成する
    複数の光ファイバ伝送路にそれぞれ固定的に接続される
    複数組の光送信器および光受信器を備え、 経路選択手段は、前記複数組の光送信器および光受信器
    のうち、1組の光送信器および光受信器、または1つの
    光送信器、または1つの光受信器を電気的に選択するス
    イッチを備えた構成であることを特徴とする多段光分岐
    ポイント−マルチポイント光伝送システム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の多段光分岐ポイント−マルチポイント光伝送システ
    ムを複数備え、各システムにそれぞれ異なる波長を割り
    当て、所定の位置に配置される光合分波素子または光分
    岐素子を介して所定の区間の光伝送路を共有して波長多
    重伝送する構成であることを特徴とする多段光分岐ポイ
    ント−マルチポイント光伝送システム。
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