JP2937263B2 - 光ディスク記録方法及び記録装置 - Google Patents

光ディスク記録方法及び記録装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光を用いて一定角速度で回転するディスク状
記録媒体に信号を書き込む光ディスク記録装置に関す
る。
上述のディスク状記録媒体には例えば凹凸ピットによ
って信号を書き込む光ディスクや、垂直磁化膜に磁化方
向によって信号を書き込む光磁気ディスク等各種の光デ
ィスクが含まれる。
〔従来の技術〕
回転するディスク状媒体にレーザビームを照射し、媒
体とレーザビーム照射スポットとを相対的に移動する事
によって信号を記録する光ディスク装置には種々の方式
があり、種々のディスク媒体がある。そしてそれらは方
式及び媒体の種類によってそれぞれに記録時の最適レー
ザパワーが設定される。
又角速度一定で光ディスクを回転させた時にはディス
クの最外周トラックと最内周トラックとでは線速度が異
なる。
一般的に、記録時に光ディスクに照射する時の最適レ
ーザパワーは媒体と光ビームとの相対的移動速度即ち光
ビームスポットがトラックをトレースする際の線速度に
依存する。
例えば一定角速度で回転駆動される光ディスク上の単
位トラック長当たり、単位面積当たり常に一定のレーザ
エネルギーを照射する為には、外周に行くほどレーザ出
力を上げて行く必要がある。
そこでISO規格ではある一定角速度(定格回転数)で
回転駆動される光ディスクの最外周及び最内周トラック
に於ける最適記録レーザパワーをデータとして光ディス
クに記録しておく事が定められている。(この光ディス
クを以下ISO規格光ディスクと称す)従ってISO規格光デ
ィスクに初めて記録する場合は、記録に先立って光ディ
スクのデータを再生して記録レーザパワーの最適値をし
る事が出来るので、最適記録レーザパワーを試行錯誤に
よって決定する必要が無く便利である。(この光ディス
クを以下ISO規格光ディスクと称す) 従来の光ディスク記録装置は、最内周及び最外周トラ
ックに於ける最適記録レーザパワーデータを読み取っ
て、直線補間する事によってディスクの任意の半径位置
における最適記録レーザパワーを算出し、それによって
記録レーザパワーを制御していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし上記の如き従来技術ではISO規格光ディスクの
最適記録レーザパワーデータは定格回転の下で決定され
たもののみが記録されているから当然他の回転数での最
適記録レーザパワーは分からない。
ここで光ディスクは必ずしも定格回転数で使用しなけ
ればならないものでは無く、例えば光ディスク製造メー
カーが1800rpmを想定して製造された光ディスクをユー
ザーが3600rpmで使用しても一向に差し支えない。即ち
回転数は本質的には全く関係が無い。
しかし上述の通りISO規格光ディスクの最適記録レー
ザパワーデータは定格回転に於けるものであるから、そ
れ以外の回転数で使用する場合は該最適記録レーザパワ
ーの値はそのまま使えない。そして3600rpmでの最適記
録レーザパワーは記録されているデータからは分からな
いので、従来はユーザーが、試行錯誤で新たに求めなけ
ればならず極めて煩わしいという問題点があった。
本発明はこの様な従来の問題点に鑑みなされたもの
で、ISO規格光ディスクの最適記録レーザパワーを定格
回転数以外で光ディスクに記録する場合、即座に最適記
録レーザパワーを求める事の出来る光ディスク記録装置
を得る事を目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕 前記課題を解決するために本発明では、定格回転n1
求められた最適記録レーザパワーを他の回転n2での最適
記録レーザパワーに換算する演算手段を備えた。
即ち、本発明は、一定回転数で回転する光ディスクへ
の記録レーザパワーを制御する光ディスク記録方法にお
いて、所定の一定回転数で回転する光ディスクに関す
る、少なくとも2点の異なる半径位置における最適記録
レーザパワーを基に演算することで、前記所定の一定回
転数以外の一定回転数で回転させる場合の最適記録レー
ザパワーを求め、記録レーザパワーがその前記最適記録
レーザパワーになるように制御するものである。
また、本発明は、一定回転数で回転駆動される光ディ
スクを用いる光ディスク記録装置において、少なくとも
2点の異なる半径位置における最適記録レーザパワーを
基に、前記所定の一定回転数以外の一定回転数で回転さ
せる場合の最適記録レーザパワーを算出する演算手段を
備え、該演算手段の出力によって記録レーザパワーの出
力を制御するレーザパワー制御手段を備えたものであ
る。
〔作用〕
発明者は研究の結果、媒体線速度vと最適記録レーザ
パワーPvとの関係は Pv=cva ……(1) で与えられる事を確かめた。
ISO規格光ディスクに於いて、定格回転数での最内周
トラック及び最外周トラックの最適記録レーザパワーPv
i,Pvoはデータを再生することにより求められる。
又、定格回転に於ける最内周トラック及び最外周トラ
ックの線速度Vi及びV0は演算により求められる。
v=2πrR r=半径位置 R=毎秒の回転数 従って(1)式よりaとcは以下により求められる。
aとcはディスクの構造や材料によって決まる値であ
る。
この(2)式と(3)式のaとcを(1)式に代入し
て下式の様にPvを求める事が出来る。
よって定格回転における最適レーザパワーのデータを
基に、任意の線速度v(即ち任意の一定角速度で回転す
るディスクの任意の半径位置)に於ける最適レーザパワ
ーPvが演算によって求められる。
従ってISO規格光ディスクであれば、任意の回転数で
且つ任意の半径位置での最適レーザパワーを求める事が
出来る。
〔実施例〕
図は本発明の実施例の構成を示すブロック図である。
1はISO規格の書換え型130mm光磁気ディスク、2は記
録ヘッド、3は再生ヘッド、はディスクを回転駆動する
スピンドルモータ、5は前記光ヘッド2、3の位置を制
御するスライダ、6は再生ヘッド3からの信号を解読す
るデコーダ、7は演算回路、8は記録ヘッド2のレーザ
を変調駆動する駆動回路、9は変調パターンを作り出す
信号発生器である。
図に於いて、ディスク1をスピンドルモータ4によ
り、3600rpmで一定角速度回転させる。そして再生ヘッ
ド3をスライダ5によってディスク1のSFPゾーン(最
適記録パワーデータが記録された領域)にアクセスさ
せ、半径30mm及び60mm位置での最適記録パワーの情報を
再生し、デコーダ6によって解読し、ISO規格である180
0rpmのレーザ駆動パルスのパルス幅Tの最適記録パワー
が半径30mmでは5.0mWであり、半径60mmでは7.8mWである
事を読出して、演算手段7に入力する。ディスク1をス
ピンドルモータ4によって3600rpmで回転させた場合の
任意位置での記録パワーを求める為に演算手段7によっ
てaとcを以下の如く求める。
よってPv=1.64×V0.642である。
これを3600rpmでの任意半径位置r(mm)で表すとP
=0.877×r0.642[mW]となる。
次に記録ヘッド2をスライダ5によって半径50mm位置
に移動し、その位置の情報が演算手段7に入力された。
演算手段7はrに50を代入し、P=0.877×500.642=1
0.8[mW]となる。
このPの値がレーザ駆動回路8に伝達され、信号発生
器9から入力された情報に従ってレーザ駆動回路8が記
録ヘッド2のレーザを駆動させ、ディスク1の半径50mm
位置に記録を行う。
〔発明の効果〕
本発明によれば、光ディスク記録装置に於いてISO規
格光ディスクを定格回転数以外で記録しようとする場
合、即座に所望の回転数による任意の半径位置に於ける
最適記録レーザパワーを求める事が出来るので、それに
よってレーザパワーを制御して最適記録レーザパワーに
よって光ディスクに記録をする事が出来る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すブロック図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1……光磁気ディスク 2……記録ヘッド 3……再生ヘッド 4……スピンドルモータ 5……ヘッド位置制御用スライダ 6……デコーダ 7……演算回路 8……レーザ駆動回路 9……信号発生器

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定回転数で回転する光ディスクへの記録
    レーザパワーを制御する光ディスク記録方法において、 下記の式に基いて、所定の一定回転数で回転する光ディ
    スクに関する、少なくとも2点の異なる半径位置におけ
    る最適記録レーザパワーを基に演算することで、前記所
    定の一定回転数以外の一定回転数で回転させる場合の最
    適記録レーザパワーを求め、記録レーザパワーがその前
    記最適記録レーザパワーになるように制御することを特
    徴とする光ディスク記録方法。 PV=CVa ここで、 c=PVo/Vo a a=log[PVi/PVo]/log[Vi/Vo] 但し PV :線速度Vにおける最適記録レーザパワー PVo:所定の一定回転数で回転する光ディスクの半径r0
    おける最適記録レーザパワー PVi:所定の一定回転数で回転する光ディスクの半径r1
    おける最適記録レーザパワー Vo :所定の一定回転数で回転する光ディスクの半径r0
    おける線速度(=2πr0n1) Vi :所定の一定回転数で回転する光ディスクの半径r1
    おける線速度(=2πr1n1) n1 :所定の一定回転数
  2. 【請求項2】請求項1に記載の光ディスク記録方法であ
    って、 前記所定の一定回転数以外の一定回転数は、前記所定の
    一定回転数よりも高いことを特徴とする光ディスク記録
    方法。
  3. 【請求項3】一定回転数で回転駆動される光ディスクを
    用いる光ディスク記録装置において、 下記の式に基いて、少なくとも2点の異なる半径位置に
    おける最適記録レーザパワーを基に、前記所定の一定回
    転数以外の一定回転数で回転させる場合の最適記録レー
    ザパワーを算出する演算手段を備え、該演算手段の出力
    によって記録レーザパワーの出力を制御するレーザパワ
    ー制御手段を備えたことを特徴とする光ディスク記録装
    置。 PV=CVa ここで、 c=PVo/Vo a a=log[PVi/PVo]/log[Vi/Vo] 但し PV :線速度Vにおける最適記録レーザパワー PVo:所定の一定回転数で回転する光ディスクの半径r0
    おける最適記録レーザパワー PVi:所定の一定回転数で回転する光ディスクの半径r1
    おける最適記録レーザパワー Vo :所定の一定回転数で回転する光ディスクの半径r0
    おける線速度(=2πr0n1) Vi :所定の一定回転数で回転する光ディスクの半径r1
    おける線速度(=2πr1n1) n1 :所定の一定回転数
  4. 【請求項4】請求項3に記載の光ディスク記録装置であ
    って、 前記光ディスクは、少なくとも2点の異なる半径位置に
    おける最適記録レーザパワーがデータとして書き込まれ
    た光ディスクであることを特徴とするディスク記録装
    置。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の光ディスク記録装置であ
    って、 前記所定の一定回転数以外の一定回転数は、前記所定の
    一定回転数よりも高いことを特徴とする光ディスク記録
    装置。
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JP2013118022A (ja) * 2011-12-01 2013-06-13 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd パワー調整方法及び情報記録再生装置

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