JP2937254B2 - 強誘電体メモリの修復方法 - Google Patents

強誘電体メモリの修復方法

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    • G11C29/50Marginal testing, e.g. race, voltage or current testing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電体容量素子
の短絡の修復方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、この種強誘電体メモリを構成す
る単位メモリセルの断面図である。同図に示されるよう
に、シリコン基板59の表面領域内にソース・ドレイン
拡散層51が形成され、シリコン基板上にゲート絶縁膜
を介してゲート電極52が形成され、これによりセルト
ランジスタである電界効果トランジスタが構成されてい
る。ビット線53は電界効果トランジスタの一方のソー
ス・ドレイン拡散層51に接続されている。電界効果ト
ランジスタ上には層間絶縁膜58を挟んで、下部電極5
4、強誘電体膜55、上部電極56によって構成される
強誘電体容量素子が形成され、上部電極56は配線層5
7によって、電界効果トランジスタの他方のソース・ド
レイン拡散層51に接続されている。
【0003】この従来例では、1つの電界効果トランジ
スタと1つの強誘電体容量素子を図5のように組み合わ
せて1つのメモリセルとしている(メモリセル1個で1
bitの記憶素子となる)。このメモリセルの等価回路
を図6に示す。電界効果トランジスタTrと強誘電体容
量素子Cfとの直列接続体によってメモリセルMCが構
成されている。電界効果トランジスタTrのゲート電極
はワード線WLに、ソース・ドレインの一方はビット線
BLに、ソース・ドレインの他方は強誘電体容量素子C
fの一方の電極に接続されている。強誘電体容量素子C
fの他方の電極はプレート線PLに接続されている。な
お、通常、ワード線WLは図5に示す電界効果トランジ
スタのゲート電極52を兼ねており、プレート線PL
は、強誘電体容量素子の下部電極54を兼ねている。図
6に示すメモリセルMCは図7に示すようにマトリック
ス状に配列され、大規模不揮発性メモリを構成する。
【0004】強誘電体膜はPZT(PbZrX Ti
(1-X)3 )、SBT(SrBi2 Ta 29 )等を用
いて形成されており、これらの材料は図8に示すような
印加電界の履歴に依存した分極値を示す。いま、図6に
示すメモリセルにおいて、ワード線WLとビット線BL
とに5Vを印加し、プレート線PLに0Vを印加する
と、強誘電体容量素子Cfの分極状態はAとなる。この
状態で、ビット線BLの電圧のみを0Vに落とすと強誘
電体容量素子Cfの分極状態はBとなる。この状態を例
えば“0”に対応させるとメモリセルMCには“0”が
書き込まれたことになる。また、ワード線WLとプレー
ト線PLとに5Vを印加し、ビット線WLに0Vを印加
すると、強誘電体容量素子Cfの分極状態はCとなり、
この状態からプレート線PLの電圧を0Vに落とすと強
誘電体容量素子Cfの分極状態はDとなる。これにより
メモリセルMCには例えば“1”が書き込まれたことに
なる。
【0005】ビット線BLをある電位に充電した後、ワ
ード線WLを高電位にして、メモリセルMCの電界効果
トランジスタTrを導通状態にすると、メモリセルMC
の強誘電体容量素子Cfの分極状態によって、ビット線
の電位が変動する。この変動の方向は、メモリセルの強
誘電体容量素子Cfの分極状態が図8のBあるいはDの
いずれにあるかによって決定されるため、ビット線の電
位変化を検出することにより、記録データの読み出しが
可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】半導体基板上に形成さ
れた強誘電体メモリの容量絶縁膜として用いられる強誘
電体薄膜は通常多結晶であるため、強誘電体薄膜成膜中
に、多結晶粒界などに意図せずに析出した導電性物質等
によって、容量素子が短絡状態となることがしばしば見
られる。この短絡状態が出現すると、強誘電体容量素子
にはもはや所定の電圧を加えることができず、強誘電体
メモリとしての動作が不可能となる。強誘電体メモリの
製造工程において、短絡状態の容量素子が生じること
は、製造歩留まりを悪化させることにつながる。
【0007】したがって、本発明の解決すべき課題は、
強誘電体メモリの製造過程または製造後に、強誘電体容
量素子の短絡状態を解消し、製造歩留まりを向上させる
ことができるようにすることである。また、この短絡状
態を解消する手段が、半導体チップ上で多くの面積を消
費するすることのないようにして、強誘電体メモリの大
容量化を阻害することのないようにすることである。さ
らに、短絡状態解消のための操作が、チップ内の電気回
路に悪影響を及ぼすことのないようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、プローブ
により強誘電体容量素子の両電極間に電圧を印加しうる
ようにすることにより、解決することができる。また、
ダイオードを介するなどして複数のワード線、複数のビ
ット線、複数のプレート線にそれぞれ同時に一つのパッ
ド(端子)から電圧を印加できるようにすることによ
り、少ない消費面積で修復用電圧印加手段を設置するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の強誘電体メモリは、半導
体基板上に、複数のワード線、複数のビット線および複
数のプレート線が形成され、セルトランジスタと強誘電
体容量素子とからなる複数のメモリセルが、何れかのワ
ード線、ビット線、プレート線に接続されて形成されて
いるものであって、ワード線に電圧を印加することので
きる第1の端子と、ビット線に電圧を印加することので
きる第2の端子と、プレート線に電圧を印加することの
できる第3の端子と、が通常のメモリ動作に必要な端子
とは別に半導体基板上に設けられていることを特徴とし
ている。そして、好ましくは、前記第1、第2および第
3の端子を介して、複数のワード線、複数のビット線お
よび複数のプレート線に同時に電圧を印加することがで
きるように構成される。
【0010】より具体的には、前記第1の端子が接続さ
れた第1のp型半導体領域の表面領域内に複数のワード
線がそれぞれ接続された複数の第1のn型拡散層が形成
され、前記第2または第3の端子が接続された第2のp
型半導体領域の表面領域内に複数のビット線またはプレ
ート線がそれぞれ接続された複数の第2のn型拡散層が
形成され、前記第3または第2の端子が接続されたn型
半導体領域の表面領域内に複数のプレート線またはビッ
ト線がそれぞれ接続された複数のp型拡散層が形成され
ている。
【0011】また、本発明による強誘電体メモリの修復
方法は、半導体基板上に、複数のワード線、複数のビッ
ト線および複数のプレート線が形成され、セルトランジ
スタと強誘電体容量素子とからなる複数のメモリセル
が、何れかのワード線、ビット線、プレート線に接続さ
れて形成されている強誘電体メモリの修復方法であっ
て、強誘電体容量素子の両端に、メモリ動作を規制する
クロックのパルス幅より十分に長い時間電圧を印加して
容量素子の短絡を解消することを特徴とする。
【0012】[作用]短絡状態の強誘電体容量素子にあ
る電圧を印加すると、容量絶縁膜に意図せずに存在して
短絡状態を生じさせていた導電性物質に集中的に大電流
が流れ込む。これにより、通常、導電性物質は溶融し除
去され、強誘電体容量素子は本来の絶縁性を回復し、強
誘電体メモリの記憶素子として正常に動作するようにな
る。
【0013】そこで強誘電体メモリの製造過程または製
造後において、別途設けた電圧印加用の端子(パッド)
からすべての強誘電体容量素子に所定の電圧を一定時間
加えると、短絡状態の容量素子の修復が行われ、強誘電
体メモリの製造歩留まりを向上させることができる。こ
の強誘電体メモリを収容するパッケージの外部リードに
上記電圧印加用のパッドを接続しておけば、パッケージ
ング後にもこの外部リードを利用して同様の修復操作を
行うことが可能になる。
【0014】図1は、短絡状態にあった強誘電体SBT
(膜厚200nm、300μm角;面積9×10-4cm
2 )容量素子に0Vから2Vまで約5秒間で電圧を掃引
した場合に流れる電流値をグラフにしたもので、発明者
らによる実測データである。図には同一の容量素子に2
度電圧を掃引した場合の1回目の電流値と2回目の電流
値が示されている。図1に示されるように、1回目の掃
引では、0V付近の掃引開始直後では、素子に大電流が
流れ込んでおり、容量素子が短絡状態にあることが示さ
れている。その電流値は0.9V付近で100mA程度
に達している。実際の強誘電体メモリでは1Mb級のメ
モリで1bitあたり3μm角(面積9×10-8cm
2 )程度の小容量の素子が用いられるので、1bitの
短絡状態にある容量に流れる電流はこれより小さい。容
量に加える電圧を上げていくと、1V付近で急激に電流
値が減少している。そして2回目以降、容量素子に電圧
を加えても大電流が流れることはなく、容量素子の短絡
状態が解消され、修復されていることが示されている。
修復された容量素子に電圧を加えることにより、図8に
示したような、強誘電体特性が回復していることを確認
することができた。
【0015】容量素子の短絡状態解消に必要な電圧は、
強誘電体メモリの駆動電圧である5V以下で十分であ
り、何ら特別の電源を用意する必要はない。また、ワー
ド線以外の信号線に印加する電圧を通常の駆動電圧以下
に抑えることにより、修復操作により回路に悪影響を及
ぼすことを回避することができる。また、上記パッドと
強誘電体メモリの各信号配線との接続の途中にダイオー
ドまたはスイッチング素子を設けることで、相互の干渉
を排除しつつ1つのパッドから複数の強誘電体容量素子
を接続することが可能となり、半導体基板上で別途設け
る電圧印加用の素子の占める面積を小さく抑えることが
でき、メモリの大容量化を阻害することのないようにす
ることができる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図2は、本発明の第1の実施例の等価回路
図である。同図において、図7の従来例の部分と同等の
部分には同一の参照符号が付せられているので重複する
説明は省略する。また、本発明において用いられるメモ
リセルは、図5に示された従来例のものと同等のもので
ある。本実施例においては、図2に示すように、プロー
ブアクセスが可能な電圧印加用のパッド1、2および3
が設けられている。そして、パッド1と各ワード線WL
との間、パッド2とビット線BLとの間、および、パッ
ド3とプレート線PLとの間をそれぞれダイオードDi
を介して接続している。
【0017】すべてのビット線、ワード線、プレート線
のそれぞれに引き出し用配線およびプロービング用のパ
ッドを設けても、本発明の効果は期待できるが、このよ
うにすると引き出し配線およびパッドの数が多くなり、
これらが半導体基板上で占める面積が大きくなり、大規
模メモリの製造を困難とする。したがって引き出し配線
およびパッドの数は、可能な限り少なくしてそれらが半
導体基板上で占める面積を小さくする必要がある。
【0018】而して、本実施例の強誘電体メモリでは、
1つのメモリセルが1bitの情報を記憶するので、1
つ1つのメモリセルを独立して動作させる必要がある。
このためには、各ビット線、ワード線、プレート線に独
立に電圧を加えることが可能にしておかなければならな
い。従って、ビット線、ワード線、プレート線をそれぞ
れ束ねて(短絡させて)、それぞれに1つの引き出し配
線および導電性パッドを接続することは不可能である。
【0019】そこで、本実施例においては、ダイオード
を介してビット線、ワード線、プレート線をそれぞれ1
つに束ねて、パッドに接続している。このように構成し
た場合には、パッドの数を小さくすることが可能になる
と同時に、1本1本のビット線、ワード線、プレート線
を独立に動作させることが可能となる。本実施例のよう
に、ダイオードを介してビット線、ワード線、プレート
線をそれぞれ束ねても、ビット線同士、ワード線同士、
プレート線同士の間にはそれぞれ必ず正逆両方向のダイ
オードが直列に存在するので、各々のビット線同士、ワ
ード線同士、プレート線同士は互いに干渉することな
く、独立に動作させることが可能である。また本実施例
のように、ビット線とプレート線の間に存在するダイオ
ードの向きが同−であるようにすると、1つに束ねたビ
ット線、プレート線間に電圧を印加することが可能とな
り、従ってすべての強誘電体容量素子に引き出し配線を
通じて電圧を加えることが可能である。このために必要
なパッドの数は3つだけであり、容量素子修復手段を設
けたことによるチップ面積の増大を最小限に抑えること
ができる。但し、チップ上に3つのパッドを追加するの
みで済ますこともできるが、ブロック毎にプロービング
用のパッドを3つずつ設け、ブロック毎に修復操作を行
いうるようにしてもよい。
【0020】容量素子への電圧印加は以下のように行
う。まずワード線に接続されたパッド1に5Vの電圧を
加え、メモリセルの電界効果トランジスタを導通状態と
する。そしてビット線をパッド2を介して接地し、プレ
ート線にパッド3により5V以下のある電圧(例えば2
V)を所定時間(例えば3秒)供給する。プレート線か
らビット線に向かう方向は、本実施例で接続したダイオ
ードの順方向にあたるので、プレート線からビット線に
向かって電流を流すことができ、短絡状態の容量素子の
修復を行うことができる。このときワード線、プレート
線に加える電圧は5V以下であり、何ら特別の電源を必
要とせず、また強誘電体メモリの回路に悪影響を及ぼす
こともない。上記の例ではビット線側を接地していた
が、逆にプレート線を接地し、ビット線側から電流を流
すようにしてもよい(この場合、パッド2、3に接続さ
れるダイオードの向きは逆になる)。また、容量素子の
両端に図1に示したような例えば0V〜2Vの掃引電圧
を印加するようにしてもよい。また、プロービング用の
パッド1〜3をパッケージの外部リードに引き出し、こ
れからアクセスできるようにしておけば、外部リードか
ら電圧を供給することにより、パッケージング後でも短
絡容量素子の修復が可能になる。
【0021】図2の回路を半導体基板上で実現するレイ
アウト例を図3に示す。ただし、図3では、プレート線
PLをダイオードを介して束ね、パッド3に接続した部
分のみを示す。パッド1、2とワード線WL、ビット線
BLについてもほぼ同様に構成されるが、図示は省略さ
れている。図3に示すように、半導体基板の表面領域内
にp型拡散層4を設け、その中にプレート線の本数分の
+ 型拡散層5を設ける。そして、コンタクトホール6
を介してp型拡散層4をパッド3に接続し、コンタクト
ホール7を介してn+ 型拡散層5をプレート線PLに接
続する。
【0022】このpn接合ダイオードを形成するための
+ 型拡散層5は、電圧印加用のブローブを立てられる
程度の広い領域を必要とするパッド3に比較して、著し
く小さい面積に抑えることが可能である。したがってプ
レート線の1本1本に引き出し配線を接続しその終端に
プロービング用パッドを設けるよりも、この例のよう
に、pn接合ダイオードを介してプレート線を束ね、1
つのパッドに接続した方が、半導体基板上での引き出し
配線およびパッドの占有面積を小さく抑えることがで
き、大規模メモリの製造に有利となる。
【0023】図4は、本発明の第2の実施例を示す概略
の平面図である。本実施例では、プロービング用のパッ
ド(1〜3)とワード線WL、ビット線BL、プレート
線PLとの間にスイッチング素子として電界効果トラン
ジスタが接続されている。但し、図面上ではパッド3と
プレート線PLとの接続関係のみが示され他のパッドに
ついての図示は省略されている。半導体基板の表面領域
内には、パッド3にコンタクトホール6を介して接続さ
れたn+ 型拡散層5aが設けられている。半導体基板の
表面領域内にはさらにゲート電極9を挟んで複数のn+
型拡散層5が形成されている。各n+ 型拡散層5はコン
タクトホール7を介してプレート線PLに接続されてい
る。また、ゲート電極9はゲート用パッド8に接続され
ている。
【0024】修復操作を行う場合には、ゲート用パッド
8に5Vを、パッド3に例えば2Vを印加する(この場
合には、ビット線用のパッド2は接地される)。本実施
例では、プレート線側から電流を流すこともビット線側
から電流を流すこともでき、両方から電流を供給して修
復をより完全に行うことも可能になる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、意図せずに短絡状態に
ある強誘電体容量素子の短絡状態を解消することが可能
となり、強誘電体メモリの製造歩留まりを改善すること
ができる。また、ダイオードを介するなどして一つのパ
ッドに複数の信号線を接続するようにしたので、容量素
子修復用手段をごく少ない消費面積により実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作用を説明するための、短絡した強誘
電体容量素子の電圧−電流特性図。
【図2】本発明の第1の実施例を説明するための等価回
路図。
【図3】本発明の第1の実施例を説明するためのレイア
ウト図。
【図4】本発明の第2の実施例を説明するためのレイア
ウト図。
【図5】強誘電体メモリの単位メモリセルの断面図。
【図6】図5に示した単位メモリセルの等価回路図。
【図7】強誘電体メモリの等価回路図。
【図8】強誘電体の分極状態の説明図。
【符号の説明】
1〜3 パッド 4 p型拡散層 5、5a n+ 型拡散層 6、7 コンタクトホール 8 ゲート用パッド 9 ゲート電極 51 ソース・ドレイン拡散層 52 ゲート電極 53 ビット線 54 下部電極 55 強誘電体膜 56 上部電極 57 配線層 58 層間絶縁膜 59 シリコン基板 BL ビット線 Cf 強誘電体容量素子 Di ダイオード MC メモリセル PL プレート線 Tr 電界効果トランジスタ WL ワード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 27/10 451 H01L 29/78 371 27/108 29/788 29/792

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に、複数のワード線、複数
    のビット線および複数のプレート線が形成され、セルト
    ランジスタと強誘電体容量素子とからなる複数のメモリ
    セルが、何れかのワード線、ビット線、プレート線に接
    続されて形成されている強誘電体メモリの修復方法であ
    って、強誘電体容量素子の両端に、メモリ動作を規制す
    るクロックのパルス幅より十分に長い時間電圧を印加し
    て容量素子の短絡を解消することを特徴とする強誘電体
    メモリの修復方法。
  2. 【請求項2】 前記電圧は、通常のメモリ動作時に強誘
    電体容量素子の両端に印加される電圧より低いことを特
    徴とする請求項1記載の強誘電体メモリの修復方法。
  3. 【請求項3】 前記電圧が、チップ上に全ての強誘電体
    容量素子に対してまたは特定のブロック内の全ての強誘
    電体容量素子に対して同時に印加されることを特徴とす
    る請求項1記載の強誘電体メモリの修復方法。
JP8104880A 1996-04-25 1996-04-25 強誘電体メモリの修復方法 Expired - Lifetime JP2937254B2 (ja)

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