JP2937120B2 - 単結晶引き上げ用種結晶保持具 - Google Patents

単結晶引き上げ用種結晶保持具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は単結晶引き上げ用種
結晶保持具に関し、より詳細にはチョクラルスキー法
(以下、CZ法と記す)等により、シリコン等の単結晶
を引き上げる際に用いられる単結晶引き上げ用種結晶保
持具に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、LSI(大規模集積回路)等の回
路素子形成用基板の製造に使用されているシリコン単結
晶の大部分は、CZ法により引き上げられている。図3
は、このCZ法に用いられる単結晶引き上げ装置を模式
的に示した断面図であり、図中11は坩堝を示してい
る。
【0003】この坩堝11は、有底円筒形状の石英製坩
堝11aと、この石英製坩堝11aの外側に嵌合され
た、同じく有底円筒形状の黒鉛製坩堝11bとから構成
されており、坩堝11は、図中の矢印方向に所定の速度
で回転する支持軸19に支持されている。この坩堝11
の外側には、抵抗加熱式のヒータ12、ヒータ12の外
側には保温筒18が同心円状に配置されており、坩堝1
1内には、このヒータ12により溶融させた結晶用原料
の溶融液13が充填されるようになっている。また、坩
堝11の中心軸上には引き上げ棒あるいはワイヤー等か
らなる引き上げ軸14が吊設されており、この引き上げ
軸14の先に単結晶引き上げ用種結晶保持具35(以
下、単に種結晶保持具とも記す)を介して単結晶引き上
げ用種結晶36(以下、単に種結晶とも記す)が取り付
けられるようになっている。また、これら部材は、圧力
の制御が可能な水冷式のチャンバ20内に納められてい
る。
【0004】上記した単結晶引き上げ装置により単結晶
17を引き上げる方法を、図3及び図4に基づいて説明
する。図4(a)〜(d)は、単結晶を引き上げる各工
程のうちの、一部の工程における種結晶36の近傍を模
式的に示した部分拡大正面図である。
【0005】図4には示していないが、まずヒータ12
により結晶用原料を溶融させ、チャンバ20内を減圧し
た後、しばらく放置して溶融液13中のガスを十分に放
出させ、その後、不活性ガスを導入してチャンバ20内
を減圧の不活性ガス雰囲気とする。
【0006】次に、支持軸19と同一軸心で逆方向に所
定の速度で引き上げ軸14を回転させながら、引き上げ
軸14の先に取り付けられた種結晶36を降下させ、種
結晶36の下端部36aを溶融液13に着液させる。
(図4(a))。
【0007】この際、種結晶36の下端部36aは、急
激に温度が上昇するため熱応力による転位が導入され
る。そこで、種結晶36の先端に結晶を成長させる際、
結晶の成長界面の形状を下に凸にし、かつ所定径になる
まで結晶を細く絞ってネック17aを形成し、該転位を
排除する(図4(b))。
【0008】次に、単結晶17の引き上げ速度(以下、
単に引き上げ速度とも記す)を落して単結晶17を所定
の径まで成長させ、ショルダー17bを形成する(図4
(c))。
【0009】次に、一定の速度で単結晶17を引き上げ
ることにより、一定の径、所定長さのメインボディ17
cを形成する(図4(d))。
【0010】さらに、図4には示していないが、最後に
その直径を徐々に絞って単結晶17全体の温度を徐々に
降下させ、終端コーン形成後に単結晶17を溶融液13
から切り離す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記した引き上げ方法
においては、直径が約6インチ、重量が80kg程度の
単結晶17を引き上げるため、直径が約12mmの種結
晶36を用いるのが一般的であった。その際、単結晶1
7を安全に支持するためには、ネック17aの径が大き
い方がよく、他方転位を効率的に排除するためにはネッ
ク17aの径はできるだけ小さい方がよい。これら両者
の要求を満たすネック17aの直径として、3mm程度
が選択されていた。しかしながら、近年の半導体デバイ
スの高集積化、低コスト化及び生産性の効率化に対応し
て、ウエハも大口径化が要求されてきており、最近で
は、例えば直径約12インチ(300mm)、重量が3
00kg程度の単結晶の製造が望まれている。この場
合、従来のネックの直径(通常3mm程度)では、ネッ
クが引き上げられる大重量の単結晶の重さに耐えられず
に破損し、単結晶が落下してしまうという問題があっ
た。
【0012】単結晶の落下等の事故の発生を防ぎ、安全
に引き上げを行うためには、シリコン強度(約16kg
f/mm2 )から算出して、ネックの直径を約6mm以
上とする必要がある。そのため、最近ではより径の大き
いネックを形成する方法やネックを形成せずに単結晶を
引き上げる方法等、大重量の単結晶を引き上げるため種
々の方法が検討されている。しかし、単結晶が重くなる
と、種結晶自体及び種結晶の先端に成長するネック等が
引き上げる単結晶の重さに耐えられても、種結晶を保持
する黒鉛製の種結晶保持具が単結晶の重さに耐えられな
いという問題が生ずる。
【0013】上記問題を解決するために最近では、炭素
繊維により強化された黒鉛製の種結晶保持具が使用され
つつある。
【0014】図5(a)は炭素繊維クロス強化黒鉛製の
種結晶保持具を模式的に示した斜視図であり、(b)は
その断面図である。
【0015】この種結晶保持具45は、大口径の空洞4
51aを有する大口径円筒部451、小口径の空洞45
3aを有する小口径円筒部453、及びこれら大口径円
筒部451と小口径円筒部453とを接続する中間部4
52により構成され、中間部452の内壁面452bは
傾斜面となっている。また、大口径円筒部451の内壁
面にはネジ溝451bが形成され、引き上げ軸14の先
端部を螺着することができるようになっている。大口径
円筒部451の形状は、引き上げ軸14の先端と結合す
る構成であればよく、ネジ溝451bが形成されていな
い場合もある。
【0016】この種結晶保持具45に種結晶46が装着
されるが、この種結晶46は種結晶保持具45に形成さ
れた空洞451a、452a、453aの形状と合致し
た外形を有している。
【0017】種結晶保持具45は炭素繊維クロスにより
強化された黒鉛により構成されており、以下の方法によ
り製造される。すなわち、まず炭素繊維クロスに樹脂を
含浸させた後これらを積層し、炭素繊維クロスを含有す
る樹脂製の積層体を形成する。次に、不活性雰囲気中で
前記積層体を高温で加熱することにより炭化(黒鉛化)
する。この段階でピッチ等への前記積層体の浸漬と炭化
工程とを複数回繰り返す場合もある。次に、炭素繊維ク
ロス強化黒鉛を種結晶保持具45の形状に切り出して空
洞451a、452a、453aを形成した後、研磨等
の加工処理を施すことにより種結晶保持具45の製造を
終了する。
【0018】上記工程を経て製造された種結晶保持具4
5は、強化用の炭素繊維クロスが水平方向に積層されて
いるため、垂直方向あるいは積層方向と直交する水平方
向の力に対しては大きな強度を有するが、、積層方向の
引張り強度は小さい。従って、大重量の単結晶17(図
4)を引き上げようとすると、大重量の単結晶17の荷
重により生ずる種結晶46を介して内壁452bへ作用
する応力により、繊維層間に破断が発生してしまう場合
があるという課題があった。
【0019】また、種結晶保持具として、炭素繊維クロ
スが水平方向に積層された炭素繊維クロス強化黒鉛も使
用されているが、この場合には繊維層間方向が垂直方向
になるため、垂直方向の強度が小さく、単結晶の荷重に
より破断が発生してしまう場合がある。
【0020】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、大重量の単結晶を引き上げる際にも破断が発生しな
い構成の炭素繊維クロス強化黒鉛製種結晶保持具を提供
することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る単結晶引き上げ用種結晶保
持具は、種結晶の外形に合致する形状の空洞を有する炭
素繊維強化黒鉛製の単結晶引き上げ用種結晶保持具にお
いて、少なくとも下部外周部に円周方向に炭素繊維が巻
装され、その他の部分には垂直方向に炭素繊維が配列さ
れていることを特徴としている。
【0022】単結晶引き上げの際の単結晶による荷重
は、前記種結晶保持具に装着された前記種結晶を介して
前記種結晶保持具の傾斜した内壁面(以下、中間部内壁
面と記す)にかかり、内圧が発生する。前記種結晶保持
具の前記種結晶と接する中間部内壁面には垂直方向に繊
維クロスが配列した炭素繊維クロス強化黒鉛(以下、垂
直配列の炭素繊維クロス強化黒鉛と記す)が使用されて
おり、内圧のうち垂直方向の成分に対しては前記垂直配
列の炭素繊維クロスが十分大きな強度を発揮する。一
方、繊維層間の耐引張り強度は小さいので、前記内圧の
うち繊維層間に作用する成分が問題となるが、前記種結
晶保持具の少なくとも前記下部外周部には円周方向に炭
素繊維が巻装(以下、円周配列の炭素繊維クロスと記
す)されているので、該円周配列の炭素繊維クロスによ
り繊維層間に作用する力に対抗することができ、層間剥
離が発生することはない。
【0023】従って、上記種結晶保持具を使用すること
により、大口径、大重量の単結晶の引き上げが可能とな
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る単結晶引き上
げ用種結晶保持具の実施の形態を図面に基づいて説明す
る。なお、従来と同一機能を有する構成部分には同一の
符号を付すこととする。
【0025】実施の形態に係る種結晶保持具が装備され
る単結晶引き上げ装置は特に限定されるものではなく、
CZ法に用いられる単結晶引き上げ装置(図3)であっ
てもよく、溶融層法に用いられる単結晶引き上げ装置で
あってもよい。また、実施の形態に係る種結晶保持具は
12インチ以上の大口径、大重量の単結晶の引き上げに
用いることを前提としている。
【0026】図1(a)は、実施の形態に係る種結晶保
持具を模式的に示した断面図であり、(b)はその底面
図である。
【0027】この炭素繊維クロス強化黒鉛製の種結晶保
持具15は、大口径の空洞151aを有する大口径円筒
部151、小口径の空洞153aを有する小口径円筒部
153、及びこれら大口径円筒部151と小口径円筒部
153とを接続する中間部152により構成され、中間
部152の空洞152aを構成する内壁面152bは傾
斜面となっている。また、大口径円筒部151の内壁面
にはネジ溝151bが形成され、引き上げ軸14の先端
部を螺着することができるようになっている。大口径円
筒部151には必ずしもネジ溝151bが形成されてい
なくてもよく、引き上げ軸14の先端と結合が可能な構
成であればよい。また、図1において内壁面152bの
垂直断面形状は直線となっているが、必ずしも直線であ
る必要はなく、円弧等の曲線であってもよい。
【0028】この種結晶保持具15は、2種類の炭素繊
維クロス強化黒鉛部分により構成されており、下部外周
部154は円周配列の炭素繊維クロス強化黒鉛で構成さ
れ、その他の部分は垂直配列の炭素繊維クロス強化黒鉛
で構成されている。
【0029】この種結晶保持具15を製造する方法の一
例は以下の通りである。すなわち、まず、図5に示した
形状の種結晶保持具45を製造した後、下部外周部15
4に相当する部分を切り取り、炭素化を行う際に使用す
るフェノール樹脂等の樹脂を含浸させた炭素繊維クロス
を下部外周部154に巻き付けて炭化を行い円周配列の
炭素繊維クロス強化黒鉛とする。
【0030】この種結晶保持具15に装着される種結晶
16は、種結晶保持具15に形成された空洞151a、
152a、153aの形状と合致する外形を有してい
る。
【0031】単結晶17(図3)を引き上げる際には、
単結晶17の重量Wが種結晶16を介して内壁面152
bにかかり、そのために内圧が発生する。内壁面152
bを含む部分は、垂直配列の炭素繊維クロス強化黒鉛で
構成されているため、内圧に起因する垂直方向の力に対
しては大きな強度を有するが、繊維層間方向の力に対す
る強度は小さい。しかし、図1に示した種結晶保持具1
5の下部外周部154は円周配列の炭素繊維クロス強化
黒鉛で構成されているため、内部に存在する垂直配列の
炭素繊維クロス強化黒鉛の繊維層間に作用する力に対抗
することができる。そのため、内部の垂直配列の炭素繊
維クロス強化黒鉛部分に層間剥離が生ずることはない。
従って、この種結晶保持具15を用いることにより、大
口径で、大重量の単結晶を引き上げることができる。
【0032】円周配列の炭素繊維クロス強化黒鉛で構成
された下部外周部154は、垂直配列の炭素繊維クロス
強化黒鉛部分の繊維層間剥離を防止するために十分な強
度を有する必要があり、そのために下部外周部154は
中間部152よりも高い位置、すなわち大口径円筒部1
51の一部に及んでいることが望ましい。通常、下部外
周部154の高さ(f)は、小口径円筒部153及び中
間部152の高さ(e)より1〜30mm程度高いのが
好ましく、その厚さ(g)は、大口径円筒部151の厚
さ((b−a)/2)の5〜50%程度であるのが好ま
しい。
【0033】上記実施の形態においては、下部外周部1
54が円周配列の炭素繊維クロス強化黒鉛で構成されて
いるが、別の実施の形態においては、下部外周部154
に円周配列の炭素繊維強化黒鉛が使用されたものでもよ
い。この場合には、下部外周部154に相当する部分を
切り取った後、フェノール樹脂等を含浸させた連続炭素
繊維を下部外周部154に巻き付けて炭化を行えばよ
い。
【0034】図2は、さらに別の実施の形態に係る種結
晶保持具を模式的に示した断面図である。
【0035】この種結晶保持具25に形成された空洞1
51a、152a、153aの形状は、図1に示した種
結晶保持具25の場合と同様であり、これら空洞151
a・・・ の周囲は、垂直配列の炭素繊維クロス強化黒鉛で
構成されている。しかし、外周部254全体が円周配列
の炭素繊維クロス強化黒鉛、又は円周配列の炭素繊維強
化黒鉛で構成されている点が、種結晶保持具15の場合
と異なっている。
【0036】外周部254の厚さ(g)は、大口径円筒
部151の厚さ((b−a)/2)の5〜50%が好ま
しい。
【0037】図2に示した種結晶保持具25の製造方法
は、図1に示した種結晶保持具15の製造方法よりも簡
単である。すなわち、図1に示した種結晶保持具15よ
り小さい直径のものを製造した後、その周囲に樹脂を含
浸させた炭素繊維クロスを巻き付けるか、又は樹脂に含
浸させた連続炭素繊維を巻き付け、その後炭化を行うこ
とにより炭素繊維クロス強化黒鉛、又は炭素繊維強化黒
鉛とすればよい。
【0038】この場合にも、外周部254が円周配列の
炭素繊維クロス強化黒鉛で構成されているため、内部に
存在する垂直配列の炭素繊維クロス強化黒鉛部分の繊維
層間に作用する力に対抗することができる。そのため、
内部の垂直配列の炭素繊維クロス強化黒鉛部分に層間剥
離が生ずることはない。
【0039】
【実施例及び比較例】以下、実施例に係る単結晶引き上
げ用種結晶保持具を用いて単結晶(300kg)の引き
上げを行った場合、及び200kgfまでの耐荷重試験
を行った場合について説明する。また、比較例として、
図5に示した従来の単結晶引き上げ用種結晶保持具を用
いて単結晶の引き上げを行った場合についても説明す
る。
【0040】以下、その条件、及び結果(単結晶引き上
げにおける結晶落下の回数)を下記の表1〜4に示す。
なお、いずれの場合も、種結晶保持具内部の空洞と合致
する外形の種結晶を使用した。サンプルはそれぞれ30
個とした。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】
【表4】
【0045】上記表1に示した結果より明らかなよう
に、実施例1〜3の場合には、下部外周部154、又は
外周部254が円周配列の炭素繊維クロス強化黒鉛で構
成されており、その他の部分が垂直配列の炭素繊維クロ
ス強化黒鉛で構成されているので、耐荷重が大きく、単
結晶落下の確率が小さかった。一方、比較例1〜2の場
合には、種結晶保持具全体が垂直配列又は水平配列の炭
素繊維クロス強化黒鉛で構成されており、耐荷重が小さ
く、種結晶保持具に破損が発生し、該破損に起因して殆
どのものに単結晶の落下が発生した。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態に係る種結晶保持
具を模式的に示した断面図であり、(b)はその底面図
である。
【図2】別の実施の形態に係る種結晶保持具を模式的に
示した断面図である。
【図3】CZ法において使用される単結晶引き上げ装置
を模式的に示した断面図である。
【図4】(a)〜(d)は、従来の単結晶引き上げ用種
結晶の工程の一部における種結晶の近傍を模式的に示し
た部分拡大正面図である。
【図5】(a)は従来の炭素繊維クロス強化黒鉛製の種
結晶保持具を模式的に示した斜視図であり、(b)はそ
の断面図である。
【符号の説明】
15、25 種結晶保持具 151 大口径円筒部 152 中間部 153 小口径円筒部 151a、152a、153a 空洞 154 下部外周部 254 外周部 16 種結晶

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種結晶の外形に合致する形状の空洞を有
    する炭素繊維強化黒鉛製の単結晶引き上げ用種結晶保持
    具において、少なくとも下部外周部に円周方向に炭素繊
    維が巻装され、その他の部分には垂直方向に炭素繊維が
    配列されていることを特徴とする単結晶引き上げ用種結
    晶保持具。
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