JP2936996B2 - オフセット印刷用新聞印刷用紙 - Google Patents

オフセット印刷用新聞印刷用紙

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフセット印刷用の新
聞印刷用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】新聞印刷は長い間凸版印刷方式で行われ
てきたが、最近オフセット印刷方式への転換が進み、日
本国内では1988年以後、オフセット印刷機の方が台
数が上回るようになり、この傾向にはさらに拍車がかか
ると見られている。オフセット印刷は通常PS版と呼ば
れる刷版を作成し、刷版に湿し水とインキを供給して印
刷する方式である。刷版は平版であり、刷版上で印字部
(画像部)は親油性の表面となるように処理され、非画
像部は親水性の表面になるように処理されている。この
刷版に湿し水とインキを供給すると、画像部にはインキ
が非画像部には水が付着した状態となり、この刷版よ
り、ブランケットを介して紙にインキを転移させて印刷
する。刷版に湿し水とインキを供給する方式として、始
めに湿し水を供給し、次いでインキを供給するコンベン
ショナル方式(AD方式)と、インキと湿し水を懸濁し
て供給するインキトレイン方式(ITD)方式がある。
ITD方式は、湿し水がAD方式より多くなる。
【0003】オフセット印刷用紙には以下の理由によ
り、一般的に、紙粉が少ないこと、表面強度が強い
こと、表面に耐水性があること、が要求されている。
即ち、紙粉がブランケットに堆積したり、インキに混入
したりして、印刷にカスレが生じたりするので、紙粉が
少ないことが要求される。また、オフセットインキはタ
ック性が強いので、紙の表面強度が弱いと、填料、繊維
などがインキにとられ、上記と同様にブランケット汚れ
などを引き起こす。さらに、湿し水が紙の表面に付着す
るので、耐水性が要求される。
【0004】新聞印刷のオフセット化、高速化に対し
て、紙の特性を改善すべく、紙層構造の面からの改良を
図った先行技術として、特開平3−227500号、特
開平4−361686号が挙げられる。しかし、これら
はパルプ原料、製造装置などの面で制限を受けるもので
あり、現在のパルプ原料、抄紙機で直ちに適用できるも
のでもない。
【0005】一方、従来から新聞印刷紙にも澱粉の表面
塗工が行われているので、表面塗工材料の面からの改善
も当然考えられるが、これまでに、新聞印刷のオフセッ
ト化、高速化に特に対応した表面塗工材料に関しては文
献・特許が開示されていない。新聞印刷紙ではなく、一
般的なオフセット印刷用紙に関しては、表面塗工材料の
改良についての先行特許が開示されている。
【0006】その一例として、特開平1−162895
号を挙げる。ここには「水溶性高分子物質を塗工すれ
ば、紙粉及び表面強度の問題は改善するが、高度の印刷
適性の要求に対しては、酢酸エステル化タピオカ澱粉を
酵素変性したものが好ましい」ことが記載されている。
しかし、湿し水に水溶性高分子物質の表面サイズ剤が溶
解し、粘着性物質となり、ブランケット汚れ、印刷機の
ロールへの付着などが起こるという問題は完全には解決
しない。
【0007】特開平5−59689号にはポリビニルア
ルコールを表面サイズ剤として用いる場合の粘着トラブ
ルを防止するため、ポリエチレンオキサイド系の重合物
を添加している。 しかし、ポリビニルアルコールはも
ともと澱粉よりも粘着トラブルを発生し易いし、高価な
薬品を添加しなくてはならないという不利もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、新聞印刷の速度
は益々向上し、毎時12万部という超高速印刷も行われ
ている。このような超高速印刷においては、湿し水に溶
解したサイズ剤の粘着物トラブルとして、単に上記のよ
うなブランケット汚れなどをもたらすだけでなく、ブラ
ンケットへの紙の巻き付きなども起こすことになる。こ
の巻き付きは印刷の開始または終了時に起こり易く、ま
た、開始・終了時の湿し水の使い方、ブランケット圧胴
の脱着のタイミング等により発生し易さが異なる。一般
的にオフセット印刷適性を向上させる従来の方法も、超
高速の新聞印刷に対しては効果が少なかったり、むしろ
逆効果であったりするので、超高速の新聞オフセット印
刷に対して特に適した表面サイズ方法を提案することが
本発明の課題である。
【0009】また、表面サイズ剤が湿し水に溶解し、こ
れがインキとの凝集物を形成するという別の問題が存在
する。この凝集物が粘着性が高いと各所のロールに付着
し、ひいては紙の汚れを引き起こす。そして、本発明者
らの研究によれば、耐水性の表面サイズ剤や、耐水化剤
はインキと混ざった時には、かえって高い粘着性の凝集
物を形成してしまうという傾向があることが解った。例
えば、鹸化度の高いPVAは耐水性を向上するが、イン
キとの凝集物は増大する。近年、インキを循環使用する
キーレスオフセット印刷方式が増加したため、上記のイ
ンキと表面サイズ剤の凝集物の問題はより重要な問題と
なりつつある。更には、サテライト印刷機によるカラー
印刷では、一胴で複数色の印刷を行うので、トータルと
して紙に供給させる湿し水が多くなり、上記の粘着トラ
ブルが発生し易い環境となる。本発明は、紙粉対策と共
に、カラー印刷やキーレスオフセット印刷にも適した表
面サイズの方法、即ち、表面強度を向上する一方で、表
面サイズ剤がインキと混合した場合でも粘着性凝集物が
形成されにくいサイズ方法を提案することも課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、下記の構成を採る。即ち、本発明の第1
の発明は、下記A〜Cの条件を満たしたオフセット印刷
用新聞印刷用紙である。 A:カチオン含有基置換度が0.03以上のカチオン化
澱粉を表面サイズ剤として使用すること B:前記カチオン化澱粉を、30℃、20%水溶液とし
て測定した場合のB型粘度が20〜100cpとなるま
で酵素変性処理して使用すること C:前記の酵素変性処理されたカチオン化澱粉表面サイ
ズ剤の塗布量が両面合計の乾燥固形分換算で0.05〜
1.5g/m2であること
【0011】本発明の第2の発明は、第1の発明におい
て、酵素変性処理されたカチオン化澱粉表面サイズ剤の
塗布量が両面合計の乾燥固形分換算で0.1〜0.3g/
m2であることを特徴とするものである。
【0012】本発明の第3の発明は、第1または第2の
発明において、澱粉表面サイズ剤が表裏各面の側から、
紙層表面から全厚みの10%以上の深さまで浸透して存
在していることを特徴とするものである。
【0013】本発明の第4の発明は、30℃、20%水
溶液として測定した場合のB型粘度が20〜100cp
となるまで酵素変性処理した、カチオン含有基置換度
0.03以上のカチオン化澱粉を表面サイズ剤として使
用し、該表面サイズ剤を澱粉濃度で3〜15%の水溶液
として、JIS P8122に規定するサイズ度30秒
以下の原紙に、オンマシンコーターで塗布することを特
徴とする、オフセット印刷用新聞印刷用紙の製造方法で
ある。
【0014】本発明の新聞印刷用紙の原料パルプとして
は、化学パルプ(NBKP、LBKPなど)、機械パル
プ(GP、CGP、RGP、TMPなど)、古紙パルプ
(DIPなど)のいずれでも良く、またこれらを適宜の
割合で混合したものであっても良い。また、本発明の新
聞印刷用紙の米坪は40〜60g/m2(好ましくは43〜
46g/m2)である。
【0015】本発明の澱粉系表面サイズ剤の原料の澱粉
は、小麦、甘蔗、馬鈴薯、玉蜀黍、米、タピオカのいず
れでも良い。これらの原料をカチオン化処理し、カチオ
ン化澱粉としたものを酵素変性して製造される。
【0016】本発明で使用されるカチオン化澱粉とは製
紙業界、塗料業界で一般にカチオン化澱粉と呼ばれてい
るものであれば何でも良く、澱粉分子のOH基に、3級
アミノ基または4級アミノ基などのカチオン基を有する
化合物をエーテル化反応させて得られるものであれば良
い。3級アミノ基または4級アミノ基を含有する物質と
して、例えば、下に記載した式1〜式2のような物質が
挙げられる。
【0017】
【化1】
【0018】
【化2】
【0019】なお、上記式1、式2において、Xはハロ
ゲン原子を示し、R123 は各々炭素数1〜4のアル
キル基を示し、R12は環を形成してもよく、nは1〜
3の整数を示す。
【0020】前記カチオン化澱粉に対する本発明の酵素
変性処理は、従来一般に行われている酵素変性処理より
も充分に行われ、処理後の澱粉糊液の粘度が、30℃、
20%濃度においてB型粘度計で測定した場合に、20
〜100cp(センチポイズ)となるようにする必要が
ある。酵素としてはアミラーゼを使用する。酵素変性処
理の条件としては、カチオン化澱粉を10〜45重量%
の水性スラリーとし、対澱粉固形分で0.01〜0.5
重量%のアミラーゼを添加し、撹拌しつつ60〜90℃
に10〜120分間加熱保持し、次いで100℃以上に
加熱して酵素を失活させる。また、PHを変化させて失
活する方法も可能である。かくして得られた酵素変性澱
粉は、サイズプレス塗工機または、ゲートロール塗工機
などにより、紙の両面に塗布されるが、塗布液の澱粉濃
度は3〜15重量%程度とするのが好ましい。
【0021】このように、充分に低粘度となるように処
理された澱粉系表面サイズ剤を用いれば、前記した本発
明の課題が解決されるのである。即ち、湿し水に溶解し
た表面サイズ剤がブランケットへ付着することが少な
く、また、ブランケットに付着しても、紙の巻き付きト
ラブルを起こすことがない。更には、インキと凝集物を
形成することが少なく、仮に形成しても、粘着性が低い
ので、トラブルには至らないのである。
【0022】本発明の澱粉系サイズ剤の塗布量は表裏両
面合計の乾燥固形分で0.05〜1.5g/m2である必要
がある。0.05g/m2未満では、充分な表面強度を得る
ことができず、1.5g/m2を越えると、前記した種々の
粘着トラブルを発生する傾向がある。特に好ましいのは
両面合計の乾燥固形分で0.1〜0.3g/m2である。こ
の範囲であれば、粘着トラブルがないのは勿論のこと、
表面強度、インキ受理性などの値が最適の範囲となる。
【0023】本発明の表面サイズ剤は、極表面だけに集
中して存在させるのではなく、紙層に浸透させ、表裏両
面側とも表面より全厚さの10%以上の深さまで浸透し
て存在している必要がある。最大では50%(厚さ方向
の中央)まで浸透させても良い。従来より、表面サイズ
剤は表面付近に集中して存在する方が良いとされて来た
が、それは、表面サイズ剤の機能を効率良く発現するた
めの手法である。超高速印刷が進むと、前記した粘着ト
ラブルを防止することが極めて重要な要求となり、その
ためには、表面サイズ剤を表面に偏在させずに、やや紙
層内部に浸透させることが必要である。本発明の酵素変
性澱粉サイズ剤をより確実に十分な深さまで浸透させる
ためには、表面サイズ剤塗工前の原紙のサイズ度がJI
S P8122に規定するステキヒトサイズ度で30秒
以下であることが好ましい。また、本発明の澱粉表面サ
イズ剤に必要に応じて少量の高分子系表面サイズ剤を混
合することが可能である。
【0024】以上に記載したように、本発明では充分に
低粘度化された(即ち分子量が小さい)澱粉を使用する
ので、表面強度が向上しにくい方向にある。そこで、本
発明では、パルプ繊維に強固に付着し、また、填料とパ
ルプを結着させる力が強いカチオン化澱粉を使用するこ
とが必要となる。この目的からして、カチオン含有基の
置換度は0.03以上であることが必要である。置換度
とは、グルコース残基1つあたりの、カチオン基導入量
であり、0.03というのは、100個のグルコース残
基のうち3個のカチオン基があることを意味する。
【0025】
【実施例】
<紙の製造>機械パルプ40重量%、NBKP20重量
%、脱墨古紙パルプ40重量%から成る混合パルプを使
用し、ツインワイヤー抄紙機により抄紙し、オンマシン
ロールコーターで下記表面サイズ剤を両面に塗布・乾燥
し、米坪43g/m2の新聞印刷用紙を製造した。表面サイ
ズ剤の塗布量は両面合計の乾燥固形分換算で0.25g/
m2であった。上記紙の各物性値は表1に記載した。なお、
サイズ剤塗布前の原紙サイズ度はJIS P8122の
ステキヒト法で20秒であった。
【0026】<カチオン化澱粉の製造>澱粉原料として
タピオカ澱粉を使用し、下記に示される<式3>のカチ
オン化剤(3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル−トリ
メチルアンモニウムクロライド)により85℃60分間
のエーテル化反応をさせて置換度0.06のカチオン化
澱粉を製造した。この他、反応時間を変えて、置換度が
0.01、0.03のものも作成した。
【0027】
【化3】
【0028】<表面サイズ剤の製造>上記カチオン化タ
ピオカ澱粉(置換度0.06)を30%水分散液とし、
酵素としてαアミラーゼを対澱粉で0.05重量%添加
し、撹拌しながら70℃で90分(実施例1)の変成処
理を行った。その後110℃に温度を上げ、酵素を失活
させた。得られた糊液を冷却、希釈し30℃、20%に
おいてB型粘度計で粘度を測定した所、50CPであっ
た。また、その他の実施例としては、酵素量、変成時間
を変化させることにより、表1に記載した各種の粘度の
酵素変性澱粉を作成した。また、置換度の異なるものに
ついても、同様に酵素変成処理し表1に記載した。
【0029】
【表1】
【0030】<評価方法> ・ブランケット接着時間 温度20℃、相対湿度100%の条件下で調湿した試料
を、ブランケットゴム(金陽社NP−74)とスチール
板との間に挟み、10Kg/cm2にて30秒間プレスする。
これにより、ブランケットに接着した試料が自重ではが
れ落ちるまでの時間を測定する。この値は少ないほど好
ましく、180秒以上では不可である。 ・インキとの凝集物の生成 表面サイズ剤の10%溶液0.5mlと新聞用オフセッ
トインク(東洋インキWKNKOP墨−3)0.5ml
とをRI印刷試験器で5分間練る。この時に生成する凝
集物の量を目視により評価する。○は全く生成しない
か、生成量が少ないもの、△は生成量がやや目立ち、実
用上問題があるもの、×は生成量が多く、使用できない
もの。 ・インキとの凝集物のふきとり易さ 上記により生成した凝集物を、温水または灯油で浸した
布でふき取り、その時のふき取り易さを評価する。(下
記評価で、1,2は問題がある) 5−−極めて簡単にふき取れる 4−−簡単にふき
取れる 3−−若干の抵抗があるがふき取れる 2−−ややふき取りにくい 1−−ふき取りに
くい ・表面強度 RI印刷試験器により測定 ・サイズ剤の浸透深さ 紙の断面にヨード液を浸し、澱粉の呈色反応を光学顕微
鏡で観測することにより測定する。紙の全厚さをtμ、
表面側からの浸透深さをxμ、裏面からの浸透深さをy
μとすると、各面側からの浸透深さは夫々(x/t)×
100%、(y/t)×100%で表す。
【0031】
【発明の効果】本発明により、表面サイズ剤によるブラ
ンケットなどの粘着物による汚れがなくなり、かつ、表
面サイズ剤とインキとの粘着性凝集物によるブランケッ
トの汚れも軽減する。従って、本発明により、より高速
の新聞印刷が可能となり、また、印刷開始・停止時のブ
ランケットへの過去の巻き付きがなくなり、カラー印
刷、キーレスオフセット印刷にも適した新聞印刷用紙が
得られる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−363301(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D21H 19/10,19/54,21/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記A〜Cの条件を満たしたオフセット印
    刷用新聞印刷用紙 A:カチオン含有基置換度が0.03以上のカチオン化
    澱粉を表面サイズ剤として使用すること B:前記カチオン化澱粉を、30℃、20%水溶液とし
    て測定した場合のB型粘度が20〜100cpとなるま
    で酵素変性処理して使用すること C:前記の酵素変性処理されたカチオン化澱粉表面サイ
    ズ剤の塗布量が両面合計の乾燥固形分換算で0.05〜
    1.5g/m2であること
  2. 【請求項2】酵素変性処理されたカチオン化澱粉表面サ
    イズ剤の塗布量が両面合計の乾燥固形分換算で0.1〜
    0.3g/m2であることを特徴とする請求項1記載の新聞
    印刷用紙
  3. 【請求項3】澱粉表面サイズ剤が表裏各面の側から、紙
    層表面から全厚みの10%以上の深さまで浸透して存在
    していることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の新聞印刷用紙
  4. 【請求項4】30℃、20%水溶液として測定した場合
    のB型粘度が20〜100cpとなるまで酵素変性処理
    した、カチオン含有基置換度0.03以上のカチオン化
    澱粉を表面サイズ剤として使用し、該表面サイズ剤を澱
    粉濃度で3〜15%の水溶液として、JIS P812
    2に規定するサイズ度30秒以下の原紙に、オンマシン
    コーターで塗布することを特徴とする、オフセット印刷
    用新聞印刷用紙の製造方法
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JP3921096B2 (ja) * 2002-02-13 2007-05-30 王子コーンスターチ株式会社 低粘度両性澱粉を用いた表面サイズプレス紙
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