JP2936679B2 - 樹脂封止型半導体装置の製造方法及び封止用金型 - Google Patents

樹脂封止型半導体装置の製造方法及び封止用金型

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、樹脂封止型半導体装置の製造方法に関す
る。
〔従来の技術〕
樹脂封止型半導体装置は、第3図(a),(b)に示
すようにリードフレーム1のアイランド1a上に搭載され
た半導体チップ5を樹脂2により封止されている。この
場合、リードフレーム1のアウタリード部1cは、樹脂2
より外部に露出されている。
従来の樹脂封止型半導体装置の製造方法は、リードフ
レーム1上の半導体チップ5を封止用金型に内包し、金
型内に樹脂2を圧入して金型をある一定温度に保ち樹脂
2を硬化させて行なわれている。この際、リードフレー
ム1を金型内に固定するために、封止用金型の上下に
は、リードフレーム押えピン4a,4bが内方に向けて取付
けてあり、リードフレーム押えピン4a,4bによりリード
フレーム1を上下から挾持し、この状態で樹脂2を金型
内に圧入していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の樹脂封止型半導体装置の製造方法にお
いては、リードフレーム1を上下のピン4a,4bで押えて
固定するため、リードフレーム1の上下方向の位置ずれ
は発生しないが、リードフレームの横方向へのずれを押
えることができず、そのため、樹脂内部での横方向位置
にばらつきが生じるという問題点があった。
本発明の目的は樹脂内部でのリードフレームの横ずれ
を防止する樹脂封止型半導体装置の製造方法及び封止用
金型を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明に係る樹脂封止型半
導体装置の製造方法は、リードフレーム位置決め工程
と、樹脂注入工程とを有し、リードフレ」ムのアイラン
ド上に搭載された半導体チップを樹脂封止する樹脂封止
型半導体装置の製造方法であって、 リードフレーム位置決め工程は、封止用金型内でのリ
ードフレームの上下方向及び横方向の位置決めを行う処
理であって、前記リードフレームの上下方向及び横方向
の位置決めは、封止用金型に設けたリードフレーム押え
ピンにてリードフレームを圧下して、封止用金型に左右
対称に設けた傾斜部の対に、アイランド先端の対向する
両角部を突き当てることにより行うものであり、 樹脂注入工程は、封止用金型内に樹脂を注入し、半導
体チップを樹脂にて被覆するものである。
また本発明に係る封止用金型は、半導体チップを樹脂
封止する封止用金型であって、 前記半導体チップを搭載するリードフレームを前記封
止用金型内に固定するための押えピンと、 前記リードフレームの先端両角部に接する傾斜部とを
有するものである。
〔作用〕
リードフレームのアイランドは、封止用金型内で上下
方向及び横方向の位置決めがされる。したがって、樹脂
内でのリードフレームの横ずれが生じることはない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図により説明する。
(実施例1) 第1図(a)は、本発明の実施例1を示す横断面図、
第1図(b)は、同縦断面図、第1図(c)は、樹脂封
止後の半導体装置を示す平面図、第1図(d)は、傾斜
部を示す斜視図である。
図において、封止用金型は、上金型6aと下金型6bとの
組合せからなり、対をなす上金型6aと下金型6bとを型締
めすることにより、金型内に樹脂を注入するキャビティ
が形成されるもので、キャビティ内に、リードフレーム
1のアイランド1a上に搭載された半導体チップ5が内包
される。
封止用金型のうち下金型6bは、第1図(d)に示すよ
うにアイランド1aに向き合う角部両端に、内法に向けて
下傾する傾斜部3が設けてある。下金型6bの左右角部内
端に設けられた傾斜部3,3は、左右対称に形成されてい
る。
一方、封止用金型のうち上金型6a側には、アイランド
1aの先端を下方に圧下するリードフレーム押えピン4a,4
aが下向きに設けられている。
本発明により樹脂封止を行うにあたっては、まず、上
金型6aと下金型6bとの間に、リードフレーム1のアイラ
ンド1a上に搭載された半導体チップ5を内包し型締めを
行う。
本発明では、型締めの際に、リードフレーム1のアイ
ランド1a先端が上金型6aのリードフレーム押えピン4aに
て下方に圧下され、そのピン圧力でリードフレーム1が
下金型6b側に押込まれ、アイランド1aの先端角部1cが下
金型6bの傾斜部3に突き当たる。下金型6bの傾斜部3,3
は左右対称であるため、アイランド1aの先端角部1bが突
き当たることにより、リードフレーム1の横方向の位置
決めが行われ、かつリードフレーム1がピン4aで圧下さ
れることにより、リードフレーム1の上下方向の位置決
めが行われる。
リードフレーム1の金型内での位置決めが行われた
後、上金型6aと下金型6bとの間に樹脂2が注入され、ア
イランド1a上の半導体チップ5が樹脂2で被覆されて樹
脂封止が完了する。1cは、樹脂2の外部に露出したアウ
タリード部である。
本発明によれば、リードフレームの上下及び横方向の
位置決めがなされて樹脂封止がなされるため、樹脂封入
の際、リードフレーム1の樹脂2内部での横ずれのばら
つきがない樹脂封止型半導体装置を製造することができ
る。
上記実施例について発明者等の実験により得られてい
る内容を具体的に示すと、まず第1図(c)に示したX
−X′の樹脂幅を8mm、Y−Y′のリードフレームの幅
を6.6mmとした構造にて樹脂封入を実験した結果、封入
直前のリードフレームの横ずれが0.7mm以内にあれば、
封入後のリードフレームの位置は、ほぼ中心に修正され
た状態となる結果が得られている。
(実施例2) 第2図(a)は、本発明の実施例2を示す横断面図、
第2図(b)は、同縦断面図、第2図(c)は、樹脂封
止型半導体装置を示す平面図である。
本実施例は、上金型6aに傾斜部3を設け、下金型6b側
からリードフレーム押えピン4a,4bでリードフレーム1
を押上げてアイランド1aの先端角部1bを上金型6aの傾斜
部3に突き当てて位置決めを行うものである。
本実施例によれば、放熱板等への実装を可能とするこ
とができ、実施例1のものに比べ応用面を広げることが
できるという利点を有する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、リードフレーム
のアイランド先端の横方向の位置決めを行うため、リー
ドフレームの横ずれを少なくすることができ、これによ
り製造歩留を向上でき、より安価な樹脂封止型半導体装
置を製造できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は、本発明の実施例1を示す横断面図、第
1図(b)は、同縦断面図、第1図(c)は、同平面
図、第1図(d)は、傾斜部を示す斜視図、第2図
(a)は、本発明の実施例2を示す横断面図、第2図
(b)は、同縦断面図、第2図(c)は、同平面図、第
3図(a)は、従来例を示す縦断面図、第3図(b)
は、同平面図である。 1……リードフレーム、1a……アイランド 1b……アイランドの先端角部 2……樹脂、3……傾斜部 4a,4b……リードフレーム押えピン 5……半導体チップ 6a……上金型、6b……下金型

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リードフレーム位置決め工程と、樹脂注入
    工程とを有し、リードフレ」ムのアイランド上に搭載さ
    れた半導体チップを樹脂封止する樹脂封止型半導体装置
    の製造方法であって、 リードフレーム位置決め工程は、封止用金型内でのリー
    ドフレームの上下方向及び横方向の位置決めを行う処理
    であって、前記リードフレームの上下方向及び横方向の
    位置決めは、封止用金型に設けたリードフレーム押えピ
    ンにてリードフレームを圧下して、封止用金型に左右対
    称に設けた傾斜部の対に、アイランド先端の対向する両
    角部を突き当てることにより行うものであり、 樹脂注入工程は、封止用金型内に樹脂を注入し、半導体
    チップを樹脂にて被覆するものであることを特徴とする
    樹脂封止型半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】半導体チップを樹脂封止する封止用金型で
    あって、 前記半導体チップを搭載するリードフレームを前記封止
    用金型内に固定するための押えピンと、 前記リードフレームの先端両角部に接する傾斜部とを有
    することを特徴とする封止用金型。
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