JP2936575B2 - ヘッドホン - Google Patents
ヘッドホンInfo
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- JP2936575B2 JP2936575B2 JP1058346A JP5834689A JP2936575B2 JP 2936575 B2 JP2936575 B2 JP 2936575B2 JP 1058346 A JP1058346 A JP 1058346A JP 5834689 A JP5834689 A JP 5834689A JP 2936575 B2 JP2936575 B2 JP 2936575B2
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- duct
- headphone
- duct portion
- micro speaker
- hole
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- Headphones And Earphones (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、人間の耳孔に収まるように超小型化され、
重低音再生に好適なヘッドホンに関するものである。
重低音再生に好適なヘッドホンに関するものである。
従来の技術 近年、ヘッドホンはテープレコーダ、ラジオ等の再生
機器の小型化に伴ない、人間の耳孔に収まる超小型のも
のが開発されている。
機器の小型化に伴ない、人間の耳孔に収まる超小型のも
のが開発されている。
以下図面を参照しながら従来のヘッドホンの一例につ
いて説明する。
いて説明する。
第４図，第５図は従来のヘッドホンを示すものであ
る。第４図において、１はヘッドホン本体、２はヘッド
ホン本体１に取り付けられたキャップ、３はコード４を
保持するためにヘッド本体１に取り付けられたゴムキャ
ップである。コード４は再生機器に接続される。
る。第４図において、１はヘッドホン本体、２はヘッド
ホン本体１に取り付けられたキャップ、３はコード４を
保持するためにヘッド本体１に取り付けられたゴムキャ
ップである。コード４は再生機器に接続される。
第５図は第４図の断面図を示すもので、５はコード４
に接続されヘッドホン本体１の内部に収容された超小型
スピーカであり、ヘッドホン本体１のコード導出用のダ
クト1Aには孔６が設けられている。
に接続されヘッドホン本体１の内部に収容された超小型
スピーカであり、ヘッドホン本体１のコード導出用のダ
クト1Aには孔６が設けられている。
以上のように構成されたヘッドホンについて、以下そ
の動作について説明する。
の動作について説明する。
再生機器からの電気信号はコード４を伝って超小型ス
ピーカ５に入り音となる。音はキャップ２に開けられた
無数の孔から外部へ出るが、一部はヘッドホン本体１の
ダクト1Aの空洞を通って、そのダクト1A部分に設けた孔
６から出て行くことにより、音がヘッドホン本体１の空
洞を通過する時に低音が強調される。
ピーカ５に入り音となる。音はキャップ２に開けられた
無数の孔から外部へ出るが、一部はヘッドホン本体１の
ダクト1Aの空洞を通って、そのダクト1A部分に設けた孔
６から出て行くことにより、音がヘッドホン本体１の空
洞を通過する時に低音が強調される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の構成では、ヘッド
ホン本体１の空洞の長さが充分に確保できないので、低
音を充分に強調することができないし、長くすれば耳に
取付きにくくなったり、邪魔になるという問題点を有し
ていた。
ホン本体１の空洞の長さが充分に確保できないので、低
音を充分に強調することができないし、長くすれば耳に
取付きにくくなったり、邪魔になるという問題点を有し
ていた。
本発明は上記問題点に鑑み、超小型の形状のままま
で、低音を強調することができるヘッドホンを提供する
ことを目的とするものである。
で、低音を強調することができるヘッドホンを提供する
ことを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のヘッドホンは、内
部に超小型スピーカが収容され、その超小型スピーカに
接続するコードを導出するダクト部を設けたヘッドホン
本体と、このヘッドホン本体のダクト部の開口端より挿
入され、ダクト部の壁面と係合しかつダクト部の開口端
から遠い側の端部がダクト部内部に突設した壁面と係合
することによってダクト部の内部空洞を縦に仕切って超
小型スピーカを含む空間と含まない空間とに２分する仕
切板と、ダクト部の開口端に取付けられて空洞を密閉す
るコード保持用のゴムキャップとを備え、仕切板にはダ
クト部の開口端付近に２分された空洞を連通する透孔を
設け、ダクト部には、２分された空洞のうち超小型スピ
ーカを含まない方の空間を開口端から遠い側において外
部に通じる透孔を設けたことを特徴とするものである。
部に超小型スピーカが収容され、その超小型スピーカに
接続するコードを導出するダクト部を設けたヘッドホン
本体と、このヘッドホン本体のダクト部の開口端より挿
入され、ダクト部の壁面と係合しかつダクト部の開口端
から遠い側の端部がダクト部内部に突設した壁面と係合
することによってダクト部の内部空洞を縦に仕切って超
小型スピーカを含む空間と含まない空間とに２分する仕
切板と、ダクト部の開口端に取付けられて空洞を密閉す
るコード保持用のゴムキャップとを備え、仕切板にはダ
クト部の開口端付近に２分された空洞を連通する透孔を
設け、ダクト部には、２分された空洞のうち超小型スピ
ーカを含まない方の空間を開口端から遠い側において外
部に通じる透孔を設けたことを特徴とするものである。
作用 本発明は上記した構成によって、超小型スピーカから
発生した音はダクト中を通り、仕切板のダクト部の開口
端付近に設けた透孔からダクト中の超小型スピーカを含
まない方の空間を通り、開口端から遠い側の透孔から外
部に出ていくことにより、ヘッドホン本体のダクト部を
長くせずに超小型スピーカから発生した音がダクト空洞
を通過する距離を長くして低音を強調することができ
る。
発生した音はダクト中を通り、仕切板のダクト部の開口
端付近に設けた透孔からダクト中の超小型スピーカを含
まない方の空間を通り、開口端から遠い側の透孔から外
部に出ていくことにより、ヘッドホン本体のダクト部を
長くせずに超小型スピーカから発生した音がダクト空洞
を通過する距離を長くして低音を強調することができ
る。
実 施 例 以下、本発明のヘッドホンについて実施例の図面と共
に説明する。
に説明する。
第１図，第２図および第３図は本発明の一実施例を示
しており、11はヘッドホン本体であり、超小型スピーカ
16を収納するスピーカ取付部11Aとダクト部11Bを有して
いる。12は上記スピーカ取付部11Aに外嵌されたキャッ
プであり、多数の音孔を有している。13は上記ヘッドホ
ン本体11のダクト部11Bの開口に嵌合される中介体であ
り、仕切板13Aを有している。14は上記中介体13を介し
て上記ダクト部11Bの開口に取着されるゴムキャップで
あり、上記超小型スピーカ16に電気信号を加えるためコ
ード15を保持するようになっている。上記ダクト部11B
の上方位置には透孔17を有している。
しており、11はヘッドホン本体であり、超小型スピーカ
16を収納するスピーカ取付部11Aとダクト部11Bを有して
いる。12は上記スピーカ取付部11Aに外嵌されたキャッ
プであり、多数の音孔を有している。13は上記ヘッドホ
ン本体11のダクト部11Bの開口に嵌合される中介体であ
り、仕切板13Aを有している。14は上記中介体13を介し
て上記ダクト部11Bの開口に取着されるゴムキャップで
あり、上記超小型スピーカ16に電気信号を加えるためコ
ード15を保持するようになっている。上記ダクト部11B
の上方位置には透孔17を有している。
上記ヘッドホン本体11のダクト部11Bの内面には相対
向して溝18A,18Bが形成されており、かつダクト部11Bの
内部空洞を２分するための壁面19が突設されている。一
方、上記中介体13の仕切板13Aには先端に上記壁面19に
係合する爪20が設けられ、根元部には透孔21が設けられ
ている。上記中介体13はダクト部13Aの開口に嵌合され
ることにより、その仕切板13Aが溝18A,18Bにガイドさ
れ、その仕切板13A先端の爪20が上記ダクト部13A内に突
設した壁面19に係合される。これにより、上記ダクト部
11Bの内部空洞は縦方向に２分され、上記仕切板13Aに設
けた透孔21により連通され、ダクト部13Aに設けた外部
に通じる透孔17までの距離が約２倍に延長される。次
に、上記ゴムキャップ14を中介体13に取り付けることに
より、ヘッドホン本体11のダクト部空洞がダクト開口端
で密閉される。
向して溝18A,18Bが形成されており、かつダクト部11Bの
内部空洞を２分するための壁面19が突設されている。一
方、上記中介体13の仕切板13Aには先端に上記壁面19に
係合する爪20が設けられ、根元部には透孔21が設けられ
ている。上記中介体13はダクト部13Aの開口に嵌合され
ることにより、その仕切板13Aが溝18A,18Bにガイドさ
れ、その仕切板13A先端の爪20が上記ダクト部13A内に突
設した壁面19に係合される。これにより、上記ダクト部
11Bの内部空洞は縦方向に２分され、上記仕切板13Aに設
けた透孔21により連通され、ダクト部13Aに設けた外部
に通じる透孔17までの距離が約２倍に延長される。次
に、上記ゴムキャップ14を中介体13に取り付けることに
より、ヘッドホン本体11のダクト部空洞がダクト開口端
で密閉される。
本実施例において、超小型スピーカ16から発生した音
はキャップ12を通って外へ出る。一部の音はヘッドホン
本体11のダクト空洞に入って行き、仕切板13Aの端に設
けられた透孔21を通り、ヘッドホン本体11のダクト端で
折り返してヘッドホン本体11のダクト部11Bの背面に開
けられた透孔17から出て行く。よって、本実施例によれ
ば、ヘッドホン本体の空洞を仕切板で二つに仕切ること
により、その空洞長が長くなり、ダクト部の長さを長く
しなくても音の通過する距離を長くして低音の強調をす
ることができる。
はキャップ12を通って外へ出る。一部の音はヘッドホン
本体11のダクト空洞に入って行き、仕切板13Aの端に設
けられた透孔21を通り、ヘッドホン本体11のダクト端で
折り返してヘッドホン本体11のダクト部11Bの背面に開
けられた透孔17から出て行く。よって、本実施例によれ
ば、ヘッドホン本体の空洞を仕切板で二つに仕切ること
により、その空洞長が長くなり、ダクト部の長さを長く
しなくても音の通過する距離を長くして低音の強調をす
ることができる。
発明の効果 以上のように本発明は、ヘッドホン本体のダクト部内
に、ダクト部の壁面と係合しかつダクト部の開口端から
遠い側の端部がダクト部内部に突設した壁面と係合する
ことによってダクト部の内部空洞を縦に仕切って超小型
スピーカを含む空間と含まない空間とに２分する仕切板
をダクト部の開口端より挿入し、この開口端にコード保
持用のゴムキャップを取付けて空洞を密閉し、仕切板に
はダクト部の開口端付近に２分された空洞を連通する透
孔を設け、ダクト部の超小型スピーカを含まない方の空
間を開口端から遠い側において透孔を通じて外部に連通
させることにより、ヘッドホン本体のダクト部を長くせ
ずに音の通路を長くすることができ、低音を強調するこ
とができる。
に、ダクト部の壁面と係合しかつダクト部の開口端から
遠い側の端部がダクト部内部に突設した壁面と係合する
ことによってダクト部の内部空洞を縦に仕切って超小型
スピーカを含む空間と含まない空間とに２分する仕切板
をダクト部の開口端より挿入し、この開口端にコード保
持用のゴムキャップを取付けて空洞を密閉し、仕切板に
はダクト部の開口端付近に２分された空洞を連通する透
孔を設け、ダクト部の超小型スピーカを含まない方の空
間を開口端から遠い側において透孔を通じて外部に連通
させることにより、ヘッドホン本体のダクト部を長くせ
ずに音の通路を長くすることができ、低音を強調するこ
とができる。
第１図は本発明の一実施例におけるヘッドホンの断面
図、第２図は同ヘッドホンの分解斜視図、第３図は同ヘ
ッドホンの外観背面図、第４図は従来のヘッドホンの外
観背面図、第５図は同ヘッドホンの断面図である。 11……ヘッドホン本体、11B……ダクト部、12……キャ
ップ、13A……仕切板、14……ゴムキャップ、15……コ
ード、16……超小型スピーカ、17,21……透孔。
図、第２図は同ヘッドホンの分解斜視図、第３図は同ヘ
ッドホンの外観背面図、第４図は従来のヘッドホンの外
観背面図、第５図は同ヘッドホンの断面図である。 11……ヘッドホン本体、11B……ダクト部、12……キャ
ップ、13A……仕切板、14……ゴムキャップ、15……コ
ード、16……超小型スピーカ、17,21……透孔。
フロントページの続き (72)発明者 樋口 厚一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−95388（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−51895（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−127192（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04R 1/10
Claims (1)
- 【請求項１】内部に超小型スピーカが収容され、その超
小型スピーカに接続するコードを導出するダクト部を設
けたヘッドホン本体と、 このヘッドホン本体のダクト部の開口端より挿入され、
上記ダクト部の壁面と係合しかつ上記ダクト部の開口端
から遠い側の端部が上記ダクト部内部に突設した側面と
係合することによって上記ダクト部の内部空洞を縦に仕
切って上記超小型スピーカを含む空間と含まない空間と
に２分する仕切板と、 上記ダクト部の開口端に取付けられて上記空洞を密閉す
る上記コード保持用のゴムキャップとを備え、 上記仕切板には上記ダクト部の開口端付近に上記２分さ
れた空洞を連通する透孔を設け、上記ダクト部には、２
分された空洞のうち上記超小型スピーカを含まない方の
空間を上記開口端から遠い側において外部に連通する透
孔を設けたことを特徴とするヘッドホン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1058346A JP2936575B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | ヘッドホン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1058346A JP2936575B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | ヘッドホン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02237392A JPH02237392A (ja) | 1990-09-19 |
| JP2936575B2 true JP2936575B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=13081762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1058346A Expired - Fee Related JP2936575B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | ヘッドホン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2936575B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012074850A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Jvc Kenwood Corp | ヘッドホン |
| JP6570294B2 (ja) * | 2015-04-09 | 2019-09-04 | フォスター電機株式会社 | イヤホン |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6251895U (ja) * | 1985-09-18 | 1987-03-31 | ||
| JPS62127192U (ja) * | 1986-02-05 | 1987-08-12 | ||
| JPS6395388U (ja) * | 1986-12-11 | 1988-06-20 |
-
1989
- 1989-03-10 JP JP1058346A patent/JP2936575B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02237392A (ja) | 1990-09-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |