JP3318442B2 - ヘッドホン - Google Patents

ヘッドホン

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JP3318442B2
JP3318442B2 JP16808294A JP16808294A JP3318442B2 JP 3318442 B2 JP3318442 B2 JP 3318442B2 JP 16808294 A JP16808294 A JP 16808294A JP 16808294 A JP16808294 A JP 16808294A JP 3318442 B2 JP3318442 B2 JP 3318442B2
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vent hole
headphone
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housings
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Inventor
亨 岡村
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アイワ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デザインの自由度が向
上する密閉型のヘッドホンに関する。
【0002】
【従来の技術】耳を覆うハウジングを有する密閉型のヘ
ッドホンにおいては、ハウジングに音響特性を調整する
ための空気抜き孔が設けられているのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のヘッ
ドホンでは、ハウジングの外側にある空気抜き孔が外部
に露出しており、外観が悪いという問題があった。ま
た、ヘアピンなどのような細い棒状のものが入り込み、
内部を破損することもある。一方、この空気抜き孔を別
部品で隠したヘッドホンもあるが、これでは構成が複雑
でコストアップになるという問題があった。
【0004】そこで本発明は、上述したような課題を解
決したものであって、簡単な構成で外観を向上させ、異
物の侵入を防止することが可能なヘッドホンを提案する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明においては、スピーカユニットが収納された
一対のハウジングと、一対のハウジングを一体にするヘ
ッドバンドと、ハウジングとヘッドバンドとを連結する
ハンガーとを有し、ハウジングに音響特性を調整するた
めの空気抜き孔が設けられたヘッドホンにおいて、空気
抜き孔がハンガーの内側に配置され、空気抜き孔が外部
から隠蔽されていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】図1及び図2に示すように、スピーカユニット
(図示せず)が内蔵されたハウジング11R,11Lに
ハンガー12R,12Lが係止ピン16,17で回転自
在に取り付けられている。ハウジング11R,11Lの
側壁部19には、図3に示すように空気抜き孔18が設
けられ、これがハンガー12R,12Lの係止部15A
の内側に配置されている。このヘッドホン1では、他の
部品を使用することなく空気抜き孔18を外部から隠蔽
できるので、外観が向上すると共にコストダウンが可能
になる。
【0007】
【実施例】続いて、本発明に係るヘッドホンの実施例に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明によるヘッドホン1の構成
を示す正面図である。このヘッドホン1は、スピーカユ
ニット(図示せず)が内蔵された2個のハウジング11
R,11Lと、ハウジング11R,11Lに回転自在に
取り付けられたハンガー12R,12Lと、両方のハン
ガー12R,12Lを連結するヘッドバンド13とで構
成されている。ハウジング11R,11Lはドーム状に
成形されており、内側には耳当部14R,14Lが取り
付けられている。
【0009】ハンガー12R,12Lは、図2に示すよ
うに下部側が2股に分かれて係止部15A,15Bが形
成されている。そして、一方の係止部15Aの先端に
は、ハウジング11R,11Lに設けられた係止ピン1
6が回転自在に挿入され、もう一方の係止部15Bの先
端には係止ピン17が突設され、これがハウジング11
R,11Lに回転自在に挿入されている。これによっ
て、ハウジング11R,11Lが使用者の側方に回転自
在となり、各使用者に合った角度で使用される。
【0010】さて、このヘッドホン1のハウジング11
R,11Lには、図3にも示すようにハンガー12R,
12Lの内側に位置する空気抜き孔18が設けられてい
る。本例では、ハンガー12R,12Lの係止部15A
の内側にあるハウジング11R,11Lの側壁部19に
空気抜き孔18が設けられている。空気抜き孔18の内
側にはダンパ布20が貼り付けられており、ここから塵
埃などが入らないようになっている。この空気抜き孔1
8によって、ハウジング11R,11L内の空気が内部
にこもらなくなり、音響効果が向上する。
【0011】このヘッドホン1においては、空気抜き孔
18がハンガー12R,12Lの内側に配置され、外部
から隠蔽されているので外観が向上する。また、空気抜
き孔18を隠蔽するために他の部品を必要としないから
部品点数を削減してコストダウンが可能になる。
【0012】上述の実施例では、ハンガー12R,12
Lの係止部15Aの内側に空気抜き孔18を配置した場
合について説明したが、図4に示すようにハンガー12
R,12Lに突部21を設け、その内側に空気抜き孔1
8を配置することもできる。本例では係止部15Aに突
部21が設けられている。この突部21は、図5に示す
ようにハウジング11R,11Lの上部側にかかるまで
突出しており、ハウジング11R,11Lには突部21
を挿入する凹部22が設けられている。そして、凹部2
2の底壁部23に空気抜き孔18が設けられ、その内側
にダンパ布20が貼り付けられている。
【0013】このヘッドホン1においても、空気抜き孔
18がハンガー12R,12Lの突部21で外部から隠
蔽されているので、外観が向上する。また、空気抜き孔
18を隠蔽するのに他の部品を使用する必要がないの
で、コストダウンが可能になる。なお、空気抜き孔18
はハンガー12R,12Lの内側であれば任意の位置に
設けることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はスピーカ
ユニットが収納された一対のハウジングと、一対のハウ
ジングを一体にするヘッドバンドと、ハウジングとヘッ
ドバンドとを連結するハンガーとを有し、ハウジングに
音響特性を調整するための空気抜き孔が設けられたヘッ
ドホンにおいて、空気抜き孔がハンガーの内側に配置さ
れ、空気抜き孔が外部から隠蔽されていることを特徴と
するものである。
【0015】したがって、本発明によれば他の部品を使
用することなく空気抜き孔を外部から隠蔽することがで
きるので、外観が向上すると共に異物の侵入も防止で
き、更にコストダウンが可能になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヘッドホン1の正面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】ヘッドホン1の変形例の側面図である。
【図5】図4のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 ヘッドホン 11R,11L ハウジング 12R,12L ハンガー 13 ヘッドバンド 15A,15B 係止部 18 空気抜き孔 20 ダンパ部 21 突部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカユニットが収納された一対のハ
    ウジングと、上記一対のハウジングを一体にするヘッド
    バンドと、上記ハウジングと上記ヘッドバンドとを連結
    するハンガーとを有し、上記ハウジングに音響特性を調
    整するための空気抜き孔が設けられたヘッドホンにおい
    て、 上記空気抜き孔が上記ハンガーの内側に配置され、上記
    空気抜き孔が外部から隠蔽されていることを特徴とする
    ヘッドホン。
  2. 【請求項2】 上記ハンガーに突部が設けられ、上記空
    気抜き孔が上記突部の内側に配置されていることを特徴
    とする請求項1記載のヘッドホン。
JP16808294A 1994-07-20 1994-07-20 ヘッドホン Expired - Fee Related JP3318442B2 (ja)

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JP4062824B2 (ja) * 1999-07-13 2008-03-19 ソニー株式会社 ヘッドフォン
JP5297957B2 (ja) * 2009-09-16 2013-09-25 株式会社オーディオテクニカ ヘッドホン
JP7258343B2 (ja) * 2019-05-20 2023-04-17 株式会社オーディオテクニカ ヘッドホン

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