JPH07154888A - 電気音響変換装置 - Google Patents

電気音響変換装置

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Publication number
JPH07154888A
JPH07154888A JP32615893A JP32615893A JPH07154888A JP H07154888 A JPH07154888 A JP H07154888A JP 32615893 A JP32615893 A JP 32615893A JP 32615893 A JP32615893 A JP 32615893A JP H07154888 A JPH07154888 A JP H07154888A
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JP
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concha
unit case
electroacoustic transducer
case body
antitragus
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Withdrawn
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JP32615893A
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Inventor
Kouji Touno
耕治 投野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耳珠及び対珠の突出量或いは耳甲介腔の深さ
の個人差を吸収して最適な状態での装着を可能とすると
ともに、装着状態での音響特性の調整を可能とした電気
音響変換装置を提供する。 【構成】 電気音響変換器が内蔵されるとともに耳介2
の耳珠6と対珠7との間に位置する耳甲介腔4の凹部に
収納し得る形状に構成され、耳甲介腔4の凹部に収納し
た状態において外周部24が耳珠6と対珠7の先端の2
点で当接することによって保持されるユニットケース本
体21の背面部に、このユニットケース本体21を耳甲
介腔4に装着した状態において耳介2の珠間切痕8に沿
って延在して内側面の一部が耳介2の表面と当接する突
設部22を設け、ユニットケース本体21と突設部22
とを相対的に回動自在とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耳介の凹部である耳甲
介腔に嵌合するようにして装着されるヘッドホン装置、
イヤホン装置等の電気音響変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に携帯型ラジオ受信機或いは携帯型
テープレコーダ、携帯型ディスクプレイヤー等の携帯型
記録再生装置には、受信放送或いは再生音を周囲に迷惑
を及ぼさずかつより良好な音質で聞き得るようにするた
め、耳介の耳珠と対珠との間に位置する耳甲介腔の凹部
に直接装着するようにしたイヤホン装置等の電気音響変
換装置が接続される。
【0003】従来の耳介挿入型イヤホン装置は、振動板
を含む電気音響変換器を内蔵したイヤホン本体の一端面
に音道を形成した耳介挿入部を設け、この耳介挿入部を
耳介の耳甲介腔に連続するさらに内方の外耳道にまで挿
入するようにして装着するように構成されていた。した
がって、かかる耳介挿入型イヤホン装置は、耳甲介腔へ
の装着時の圧迫感を免れ得ず、また外耳道への押し込み
量によっては外耳道等に痛みや違和感を強く感じるとと
もに良好な音質も保持されないといった問題点があっ
た。
【0004】このため、出願人は、装着時の痛み或いは
違和感等の発生を防止し、安定した状態で装着されると
ともに再生音質等の音響特性が良好に保持される耳介装
着型の電気音響変換装置を提供した。(特公昭63−4
2999号「電気音響変換装置」)すなわち、この先願
電気音響変換装置10Aは、図8に示すように、振動
板、磁気回路部等からなる電気音響変換器が内蔵され耳
介の凹部である耳甲介腔の凹部に収納し得る形状とされ
た略ボタン型のユニット部11と、このユニット部11
の背面側の下端部から延設されて電気音響変換器からの
外部接続用コード13を導出するコード導出部12とか
ら構成されている。
【0005】かかる耳介装着型電気音響変換装置が装着
される人の耳1の構成については、上記先願明細書にお
いても詳述されているが、図10を参照してこれを再述
すると、下方部分に耳垂3が連続する耳介2の凹部であ
る耳甲介腔4の底部には外耳孔5が開口している。この
耳甲介腔4の開口部の前後位置には、それぞれ耳珠6と
対珠7とが相対向して突出していることによって、耳甲
介腔4は内方において幅広となっている。
【0006】耳珠6と対珠7との間には、下方部に向か
って切れ込むとともに内方部分が湾曲した立ち上がり面
として構成される珠間切痕8が連続している。耳甲介腔
4の内径Rは、約10mm〜20mm程度の範囲にあ
り、耳珠6と対珠7との対向間隔Lは、約4mm〜12
mm程度の範囲にあり、また耳珠4の先端付近における
耳甲介腔4の深さは約7mm〜14mm程度の範囲にあ
る。
【0007】したがって、上述した先願電気音響変換装
置10Aにおいては、耳甲介腔4の凹部に収納し得る形
状に構成されるユニット部11が外径寸法を14mm〜
18mm、厚み寸法を5.5mm〜7.5mmに形成さ
れている。したがって、この先願電気音響変換装置10
Aを図8(b)に示すように、耳甲介腔4の凹部に装着
した状態においては、ユニット部11の外周部の少なく
とも2点A、Bにおいて耳珠6と対珠7とにより保持さ
れる。
【0008】また、コード導出部12は、ユニット部1
1を耳甲介腔4の凹部に収納した状態において、耳珠6
と対珠7との保持点A、Bより下方部に位置した1点C
で必要に応じて当接されるように構成されている。した
がって、かかる先願電気音響変換装置10Aにおいて
は、3点支持可能な構造によって耳介2に装着されるこ
とによって、外耳孔5を圧迫すること無く安定かつ確実
な状態で耳介2の一部に装着される。
【0009】以上のように、耳甲介腔4に対する装着性
の向上を図った先願電気音響変換装置10Aではある
が、耳介2に装着された状態において珠間切痕6に延在
する導出部12は、ユニット部11の中心位置から突出
形成されている。一方、上述したように、耳珠6と対珠
7とは、その対向間隔Lが約4mm〜12mm程度の範
囲にあるが、それらの突出量M、Nの個人差も大きく、
耳珠6の突出量Mと対珠7の突出量Nとは、一般にM>
Nにある。したがって、この電気音響変換装置10Aを
耳介2に装着した状態においては、コード導出部12が
耳珠6に当たり気味となって不快感を生じさせることも
あった。
【0010】このようなコード導出部12の耳珠6への
当たりを解消するため、例えば図9に示した電気音響変
換装置10Bが提供されている。すなわち、この電気音
響変換装置10Bは、同図(a)に示すように、ユニッ
ト部11の中心線l1 に対してコード導出部12の中心
線l2 を外周部側にx分ずらしてユニット部11の背面
側にコード導出部12を突出形成してなる。
【0011】以上のように構成した電気音響変換装置1
0Bを、耳介2に装着することによって、同図(b)に
示すように、コード導出部12が幾分対珠7側へ寄るた
め、コード導出部12の耳珠6への当たが解消されるこ
とになる。しかしながら、かかる電気音響変換装置10
Bにおいても、耳珠6と対珠7の突出量の個人差を吸収
してコード導出部12の耳珠6への当たりを確実に解消
することは困難であった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】一方、電気音響変換装
置の設計に際しては、耳甲介腔4の大きさの個人差につ
いても充分考慮しなければならない。上述したように、
耳甲介腔4の内径Rは、約10mm〜20mm程度のバ
ラツキがあり、電気音響変換装置10A或いは10Bの
いずれにおいても、例えばやや小径に形成されたユニッ
ト部11を、大きめの耳甲介腔4を有する人が装着した
場合には、装着位置によっては密着性が悪くなって低音
域の再生特性が悪くなるといった問題点が生じることが
あった。また、やや大径に形成されたユニット部11を
小さめの耳甲介腔4を有する人が装着した場合には、装
着位置によっては長時間使用していると耳が痛くなると
いった問題点が生じることがあった。
【0013】上述した問題点はやや特殊なケースではあ
るが、電気音響変換装置10の使用例として、例えばユ
ニット部11を耳甲介腔4の内部に深く装着することに
よって、このユニット部11の外周部と耳甲介腔4とを
より強く密着させて再生音の漏出を少なくし、低音域を
強調しながら楽音を聞くことがある。また、この方法と
は逆に、ユニット部11を耳甲介腔4の内部に浅さめに
装着することによって、いわゆる軽い音で楽音を長時間
ゆったりと聞くこともある。
【0014】このように、耳当たり状態を調整したり、
装着状態を調整して音質特性を調整するため、従来で
は、耳甲介腔4の内部へ装着したユニット部11を適宜
回動していた。しかしながら、かかる方法ではユニット
部11の外周部が耳甲介腔4にこすれて痛みを感じた
り、緩く装着した場合には装着状態が充分保持されない
といった問題点が生じることがある。
【0015】したがって、本発明は、耳珠及び対珠の突
出量の個人差、或いは耳甲介腔の深さの個人差を吸収し
て最適な状態での装着を可能としかつ装着状態によって
音響特性の調整も可能とした電気音響変換装置を提供す
ることを目的に提案されたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係る電気音響変換装置は、電気音響変換器が内蔵さ
れるとともに耳介の耳珠と対珠との間に位置する耳甲介
腔の凹部に装着し得る形状に構成され、耳甲介腔に装着
した状態において、外周部が耳珠と対珠の先端の2点に
当接することによって保持されるユニットケース本体
と、このユニットケース本体の背面部に設けられ、ユニ
ットケース本体を耳甲介腔に装着した状態において、耳
介の珠間切痕に延在して内側面の一部が耳介の表面と当
接する突設部とを備え、この突設部とユニットケース本
体とを、相対的に回動自在に構成したことを特徴とす
る。
【0017】また、本発明に係る電気音響変換装置は、
ユニットケース本体の外周部に、耳甲介腔の凹部に収納
した状態において、耳介の対珠側に位置する部分を外側
へと膨出させる膨出部を形成したことを特徴とする。
【0018】本発明に係る電気音響変換装置は、突設部
の回動支点部を、ユニットケース本体の背面部の中心位
置より外周側に偏位した位置に設けことを特徴とする。
【0019】本発明に係る電気音響変換装置は、ユニッ
トケース本体の突設部の回動支点部に近接した外周部
に、外周側に膨出する膨出部を形成したことを特徴とす
る。
【0020】本発明に係る電気音響変換装置は、ユニッ
トケース本体の背面部に回動自在に設けた突設部を、電
気音響変換器の外部接続用コードを導出するコード導出
部として構成したことを特徴とする。
【0021】
【作用】以上のように構成した本発明に係る電気音響変
換装置によれば、耳甲介腔の凹部に収納した状態におい
て、ユニットケース本体は、相対する外周部の2点が耳
珠と対珠の先端の内部側に当接することによって保持さ
れるとともに、突設部の内側面の1点が珠間切痕の下方
部分の耳介の表面と当接することによって、全体として
ユニットケース本体と突設部とにより耳介の一部を3点
で挟持する。ユニットケース本体を耳甲介腔の凹部に収
納した状態で、このユニットケース本体の背面部に回動
自在に突設された突設部を回転方向に調動することによ
って、突設部と耳珠或いは対珠との当たり具合が調節さ
れる。したがって、耳珠及び対珠の突出量の個人差によ
るバラツキが吸収され、ユニットケース本体の外周部が
耳甲介腔にこすりながら調動されることは無く、突設部
と耳珠或いは対珠との当たり具合が最適な状態に調節さ
れる。
【0022】ユニットケース本体を耳甲介腔の凹部に収
納した状態で、突設部が延在する珠間切痕と略々直角位
置の対珠側に対応位置するユニットケース本体の外周部
に膨出形成された膨出部は、耳甲介腔内における円周方
向の位置を適宜設定することによって、耳甲介腔の深さ
の個人差によるバラツキを吸収し、電気音響変換装置を
極めて安定した状態で耳甲介腔の凹部に装着されるよう
にする。
【0023】回動支点がユニットケース本体の外周側に
やや偏位した位置に設けられた突設部は、回転方向に調
動することによって、耳甲介腔内に収納したユニットケ
ース本体に対する引出し方向が調整され、耳珠或いは対
珠との当たり具合が調節される。
【0024】回動支点がユニットケース本体の外周側に
やや偏位した位置に設けられた突設部と、この突設部に
近接してユニットケース本体の外周部に膨出形成された
膨出部とは、耳甲介腔内に収納されたユニットケース本
体に対して突設部を回転方向に調動することによって、
耳甲介腔内における相対する位置が調動され、耳珠及び
対珠の突出量の個人差によるバラツキを吸収するととも
に、耳甲介腔の深さの個人差によるバラツキを吸収して
電気音響変換装置を最適な状態で耳甲介腔に装着保持す
るようにする。
【0025】3点支持構造の1点を構成するとともに珠
間切痕に延在するようにして突出された突出部を、電気
音響変換器の外部接続用コード導出部として構成したこ
とにより、コードは比較的安定した状態で引き出され、
耳甲介腔に装着されたユニットケース本体が遊動するこ
とは無い。
【0026】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について図面
を参照して詳細に説明する。図1乃至図4に示した本発
明の第1の実施例は、例えば携帯型テープレコーダ等に
接続され耳介2の凹部である耳甲介腔4に嵌合するよう
にして装着される電気音響変換装置20Aであって、こ
の電気音響変換装置20Aは、電気音響変換器を内蔵す
るとともに背面部にはコード導出部材支持部27が一体
に形成されたユニットケース本体21と、コード導出部
材支持部27に支持されてユニットケース本体21の背
面部側に回転自在に設けられるコード導出部材22と、
このコード導出部材22を介してユニットケース本体2
1から導出されるコード23と、ユニットケース本体2
1の放音面側の外周部に被着されるゴムリング24と、
放音面を閉塞するようにして組み付けられるパンチング
メタル25と、コード導出部材22の基端部を覆うよう
にしてユニットケース本体21の背面部に形成されたコ
ード導出部材支持部27に被着されるキャップ部材26
とによって外装部材を構成している。
【0027】ユニットケース本体21は、合成樹脂材
料、例えばABS樹脂を材料にして漏斗状の内部空間を
有する略々ボタン形に形成され、パンチングメタル25
によって閉塞される大径の開口部側が放音面として構成
されるとともに小径の背面部側には略筒状のコード導出
部材支持部27が一体に形成されている。このユニット
ケース本体21は、コード導出部材支持部27が突設さ
れた部分から長軸方向の外周部に亘る背面部が、実施例
電気音響変換装置20Aを耳甲介腔4の内方の湾曲した
立上り面に略対応した角度、例えば35°の傾斜角を持
った円弧状周面として形成されている。なお、ユニット
ケース本体21の放音面を構成する大径の開口部には、
図1に示すように、後述するゴムリング24或いはヨー
ク31を取り付けるため、段部が形成されている。
【0028】コード導出部材支持部27は、周壁の一部
に周面方向の長溝として構成されたコード導出溝28が
設けられた全体略筒状に形成されており、図2及び図3
に示すように、ユニットケース本体21の背面部の中心
OAより外周側にy宛偏位して中心OBが位置するよう
にしてこのユニットケース本体21と一体に形成されて
いる。また、コード導出部材支持部27の先端面には、
外側に向かって突出する係合部30Aを有する複数のフ
ック状の係合片30が軸方向に突出形成されている。
【0029】ユニットケース本体21に内蔵される電気
音響変換器は、図1に示すように、ヨーク31と、マグ
ネット32、プレート部材33及び抵抗環34とから構
成される磁気回路部と、ボイスコイル35及び振動板3
6とから構成される振動系とによって構成されている。
ヨーク31は、ユニットケース本体21の開口部の内径
とほぼ等しい外径を有していて外周部分がこのユニット
ケース本体21の開口部に接合固定されるとともに、中
央部分にはコード導出部材支持部27側へと膨出する凹
陥部31Aが形成されている。また、このヨーク31の
外周部分には、フランジ部31Bが全周に亘って立ち上
がり形成されている。
【0030】マグネット32は、ヨーク31の凹陥部3
1Aの内径よりもやや小径のドーナツ型に形成されてお
り、その中心穴32Aを凹陥部31Aに穿設した中心穴
31Cと一致させるようにして一側面が凹陥部31Aの
内面に接合固定されている。このマグネット32の他方
側面には、リング状のプレート部材33がその中心穴3
3Aをマグネット32の中心穴32Aと一致させるよう
にして接合固定されている。
【0031】プレート部材33の外径は、ヨーク31の
凹陥部31Aの内径よりもやや小径とされており、この
プレート部材33の外周端面とヨーク31の凹陥部31
Aの内面との対向空間部が磁気ギャップHとして構成さ
れる。なお、ヨーク31、マグネット32及びプレート
部材33の各中心穴31C、32A、33Aによって構
成される中心穴には抵抗環34が嵌挿されている。
【0032】この磁気ギャップHには、振動系を構成す
る環状のボイスコイル35が介挿配置されている。そし
て、このボイスコイル35には、ヨーク31及びプレー
ト部材33と対向するようにして振動板36が固着され
ている。この振動板36は、例えば厚さが6mm程度の
ポリエステルフィルムが用いられ、外周部が絶縁リング
36Aを介してヨーク31の立ち上がりフランジ部31
Bの内周壁に全周に亘って接合固着されることによって
ユニットケース本体21の開口部を閉塞している。
【0033】また、この振動板13の前面側には、パン
チングメタル25がユニットケース本体21の開口部に
組み付けられている。パンチングメタル25は、中央部
分が膨出する断面円弧状を呈するとともに比較的大きな
メッシュが形成されており、振動板13を保護しかつ防
振機能を奏する。さらに、このパンチングメタル25の
前面側には、基布からなる防塵用の保護膜37が接合さ
れている。
【0034】ユニットケース本体21の開口部及びヨー
ク31の立ち上がりフランジ部31Bをしっかりと結合
保持するようにして、天然ゴム或いはエラストマーによ
って形成されたゴムリング24が嵌着されている。この
ゴムリング24を嵌着したユニットケース本体21は、
上述した従来の電気音響変換装置10Aと同様に、その
外径寸法が、約14mm乃至18mmの範囲とされ、ま
た厚み寸法が、約5.5mm乃至7.5mmの範囲で構
成されている。
【0035】コード導出部材22は、合成樹脂材料、例
えばABS樹脂材料によって成形され、一端側にはユニ
ットケース本体21のコード導出部材支持部27の外径
よりもやや大径とされた水平方向の嵌合穴38Aが形成
された回転支点部38と、一端が嵌合穴38Aに連通す
るコード導出穴39Aが貫通して設けられた高さ方向の
コード導出部39とから構成されている。また、回転支
点部38は、その厚み寸法がコード導出部材支持部27
の軸方向の長さ寸法とほぼ等しく形成されている。
【0036】このコード導出部材22は、コード導出穴
39Aをコード導出溝28と連通させるようにして、嵌
合穴38Aをコード導出部材支持部27の外周部に嵌合
することによってユニットケース本体21の背面部から
下方側へと突出するようにして組み合わされる。また、
このコード導出部材22は、図1に示すように、回転支
点部38と係合片30の係合凸部30Aとの間に抜止め
リング40を嵌着することによって、コード導出部材支
持部27の外周部からの脱落が防止される。
【0037】上述したように、コード導出部材支持部2
7は、ユニットケース本体21の背面部に、中心部より
外周側に偏位した位置に一体に突出形成されている。し
たがって、このコード導出部材支持部27に回転自在に
支持されるコード導出部材22は、図2に示すように、
ユニットケース本体21の背面部において、中心部より
外周側に偏位した位置から下方部へと突出する。
【0038】そして、ユニットケース本体21に内蔵さ
れた電気音響変換器から引き出される外部接続用コード
23は、図1に示すように、ユニットケース本体21の
内部において抜け止め用の結び目23Aが作られた後、
コード導出部材支持部27のコード導出溝28を介して
コード導出部材22のコード導出穴39Aを挿通されて
外部へと引き出される。
【0039】ところで、コード導出部材支持部27の外
周部には、リブ状のストッパー41が一体に突設されて
おり、一方コード導出部材22の回動支点部38の嵌合
穴38の一部には、例えば60°の角度範囲で円弧状の
ガイド凹部42が凹設されている。そして、これらスト
ッパー41とガイド凹部42とは、コード導出穴39A
とコード導出溝28とを連通させるようにして、コード
導出部材22とコード導出部材支持部27とを組み合わ
せた状態において相対係合する。
【0040】例えば、ストッパー41をガイド凹部42
の最下部に位置させた状態においては、図3(a)に示
すように、ユニットケース本体21の中心OAを通過す
る水平中心線Jとコード導出部材22の回動中心OBと
中心OAを通過する中心線Kとの相対する角度がα1と
なっている。この状態で実施例電気音響変換装置20A
を耳甲介腔4の凹部に装着した場合には、ユニットケー
ス本体21の背面から突設されたコード導出部材22
は、コード導出部39が対珠7と最も接近して位置す
る。
【0041】次に、ユニットケース本体21を固定した
状態で、同図(b)に示すように、コード導出部材22
を反時計方向に移動させた場合には、ユニットケース本
体21の中心OAを通過する水平中心線Jとコード導出
部材22の回動中心OBと中心OAを通過する中心線K
との相対する角度がα2となる。したがって、実施例電
気音響変換装置20Aを耳甲介腔4の凹部に装着した場
合には、ユニットケース本体21の背面から突設された
コード導出部材22のコード導出部39は、耳珠6と対
珠7とのほぼ中間に位置することになる。
【0042】さらに、ユニットケース本体21を固定し
た状態で、ストッパー41をガイド凹部42の最上部に
位置させるまでコード導出部材22を反時計方向に移動
させた場合には、同図(c)に示すように、ユニットケ
ース本体21の中心OAを通過する水平中心線Jとコー
ド導出部材22の回動中心OBと中心OAを通過する中
心線Kとの相対する角度がα3となる。したがって、実
施例電気音響変換装置20Aを耳甲介腔4の凹部に装着
した場合には、ユニットケース本体21の背面から突設
されたコード導出部材22のコード導出部39は、耳珠
6側に位置することになる。なお、ユニットケース本体
21の中心OAを通過する水平中心線Jとコード導出部
材22の回動中心OBと中心OAを通過する中心線Kと
の相対する角度α1乃至α3は、α1≠0、α3−α1
=60°に設定されている。
【0043】以上のようにしてコード導出部材22を回
転自在に支持したコード導出部材支持部27には、装飾
用のキャップ部材26が被着される。キャップ部材26
は、エラストマーによって断面略紡錘形に形成されてお
り、内周面には係合凸部26Aが一体に突設されてい
る。したがって、このキャップ部材26をコード導出部
材支持部27に強く押し込むことによって、係合凸部2
6Aが回転支点部38の外周面に凹設した係合凹部38
Bとが相対係合し、コード導出部材22の回転支点部分
を被着する。そして、キャップ部材26は、後述するコ
ード導出部材22を回転動作させる際に、このコード導
出部材22一体となってコード導出部材支持部27の外
周部を回動する。
【0044】なお、このようにキャップ部材26は、コ
ード導出部材22と一体的に回動するようにしたが、コ
ード導出部材支持部27にきつく嵌着することによって
回動されないようにする場合は、コード導出部材支持部
27に支持されて60°の角度範囲で回転するコード導
出部材22を側方部へと突出させるため、周面方向に長
いガイド溝が形成される。また、コード導出部材22の
回転支点部38には、抜止めリング40との接合面にク
リック凸部38Cが突設されている。これに対して、抜
止めリング40には、回転支点部38との接合面に60
°の角度範囲で図示しないクリック凹部が凹設されてい
る。したがって、コード導出部材22は、クリック凸部
38Cがクリック凹部に選択的に相対係合することによ
って、任意の位置で係止保持される。
【0045】以上のように構成された実施例電気音響変
換装置20Aは、図4に示すように、ユニットケース本
体21の放音面側を嵌挿するようにして耳甲介腔4の凹
部に装着されることによって、従来の電気音響変換装置
10と同様に、ユニットケース本体21の外周部の少な
くとも2点A、Bにおいて耳珠6と対珠7の先端の内側
部分で保持される。また、この装着状態においては、突
設部22は、コード導出部39が耳珠6と対珠7間の珠
間切痕8に沿って下方へと導かれ、その内側面が耳珠6
と対珠7との保持点A、Bより下方部に位置した耳垂3
の表面側の1点Cで当接される。
【0046】そして、耳甲介腔4に装着した状態におい
て、電気音響変換装置20Aは、ユニットケース本体2
1の放音面が湾曲面として構成されることによって、外
耳道5に嵌入することなく耳甲介腔4の凹部内において
のみ収納され、外耳道5に痛みが生じるといったことは
無い。このように、電気音響変換装置20Aは、ユニッ
トケース本体21の相対する外周部の2点A、Bが耳珠
6と対珠7の先端の内部側で当接するとともに突設部2
2の内側面の1点Cが珠間切痕8の下方部分の耳垂3の
表面側と当接することによって、ユニットケース本体2
1と突設部22とによって耳介2の一部を3点で挟持し
てしっかりと装着される。
【0047】特に、突設部22のコード導出部39と耳
垂3の表面側との当接点Cは、ユニットケース本体21
を保持する耳珠6と対珠7との当接点A、Bよりも下方
に位置するため、ユニット本体21が耳珠6と対珠7を
支点として回動することによって耳甲介腔4から抜け落
ちる方向に対してしっかりと係止する。
【0048】ところで、対珠7の突出量が大きい人の場
合、耳介2に装着された電気音響変換装置20Aは、図
4(a)に示すように、コード導出部材22の回転支点
部38が対珠7に当たるため気になったり、長時間使用
していると痛くなってくるといった問題がある。したが
って、実施例電気音響変換装置20Aにおいては、ユニ
ットケース本体21を耳甲介腔4の凹部に装着した状態
のまま、ユニットケース本体21対してコード導出部材
22を時計方向へと回転してやや前方側へと移動操作す
ることによって、同図(b)に示すように、回転支点部
38と対珠7との当たりが解消される。
【0049】この場合、ユニットケース本体21と耳珠
6と対珠7の先端の内側との当接点A、Bは変化せず、
突設部22のコード導出部39の内側面と耳垂3との当
接点Cの位置がユニットケース本体21の外周に沿った
前記2点A、Bの下方部で変わることになり、依然とし
て電気音響変換装置20Aは、ユニットケース本体21
と突設部22とによって耳介2の一部を3点で挟持する
ことからしっかりと装着される。
【0050】なお、耳珠6の突出量が大きく、耳介2に
装着した電気音響変換装置20Aのコード導出部材22
の回転支点部38が耳珠6に当たる人の場合には、ユニ
ットケース本体21対してコード導出部材22を反時計
方向へと回転してやや後方側へと移動操作することによ
って、回転支点部38と耳珠6との当たりが解消され
る。このように、実施例電気音響変換装置20Aにおい
ては、ユニットケース本体21を耳甲介腔4の凹部に装
着した状態のまま、ユニットケース本体21に対してコ
ード導出部材22を回転操作して導出位置を調動するこ
とが可能とされるため、耳珠6或いは対珠7との当たり
を無くして良好な状態での装着が可能となる。
【0051】図5乃至図8は、本発明に係る電気音響変
換装置の第2の実施例装置20Bを示し、上述した第1
の実施例電気音響変換装置20Aと同一部材若しくは相
当部材については、同一符号を付すことによって、その
説明は省略する。この第2の実施例装置20Bは、ユニ
ットケース本体21の外周部を構成するゴムリング24
の一部に周面方向に突出する膨出部45が膨出形成され
たことに特徴を有している。なお、この膨出部45は、
ユニットケース本体21の外周部に一体に形成してもよ
い。
【0052】膨出部45は、図5に示すように、ユニッ
トケース本体21の背面部に一体に突設されたコード導
出部材支持部27に近接したユニットケース本体21の
外周部に形成される。また、この膨出部45の膨出方向
は、コード導出部材22の突出方向に対して略々直角方
向、換言すれば実施例電気音響変換装置20Bを耳甲介
腔4の内部に収納した状態において、対珠7側に位置す
るように、ユニットケース本体21の外周部に膨出形成
されている。上述したように、耳甲介腔4の凹部の内径
は、約10mm〜20mmの範囲にあるため、ユニット
ケース本体21は直径が約14mm〜18mmの範囲で
形成されている。
【0053】したがって、外周部に膨出部45を形成す
ることによって、ユニットケース本体21の直径の一部
は、耳甲介腔4の凹部の内径よりも大となる部分が生じ
る。しかしながら、耳甲介腔4の凹部は、珠間切痕8と
対向する側が上方へと開放されており、この部分に膨出
部45を対応位置させることによって、ユニットケース
本体21を耳甲介腔4の凹部への収納は可能とされ、格
別の支障は無い。
【0054】以上のように構成された実施例電気音響変
換装置20Bにおいては、図6に示すように、ユニット
ケース本体21に対してコード導出部材22を回転操作
することによって、このコード導出部材22と膨出部4
5の円周方向の相対する角度を調動することができる。
例えば、同図(a)の状態は、ストッパー41をガイド
凹部42の最下部に位置させた状態であって、この実施
例電気音響変換装置20Bを耳甲介腔4の凹部に装着し
てコード導出部材22を珠間切痕8に沿って下方へと引
出した場合には、膨出部45は対珠7に最も接近した状
態に位置する。また、同図(b)の状態は、ストッパー
41をガイド凹部42の最上部に位置させた状態であっ
て、この実施例電気音響変換装置20Bを耳甲介腔4の
凹部に装着してコード導出部材22を珠間切痕8に沿っ
て下方へと引出た場合には、膨出部45は対珠7から最
も離間した状態に位置する。
【0055】したがって、コード導出部材22と膨出部
45の円周方向の相対する角度を調動することによっ
て、ユニットケース本体21を耳甲介腔4の凹部にやや
きつめに装着したり、やや緩めに装着することが可能と
される。すなわち、電気音響変換装置20Bは、その膨
出部45を、図7(a)に示すように耳介2の対珠7に
対応位置するようにして耳甲介腔4の凹部にユニットケ
ース本体21を装着すると、同図(b)に示すように、
膨出部45が対珠7の内面によって押圧されることによ
って全体として外耳孔5に向かって深く装着される。こ
のため、耳甲介腔4の内径が比較的大きい人の場合であ
っても、耳甲介腔4の凹部に収納されたユニットケース
本体21はしっかりと保持される。また、ユニットケー
ス本体21は、外耳孔5に向かって深く装着されること
によって、再生音の漏出を少なくすることができ、低音
域が強調された楽音を聞くことができる。
【0056】一方、その膨出部45を、図8(a)に示
すように耳介2の対珠7から離間するようにして耳甲介
腔4の凹部にユニットケース本体21を装着すると、ユ
ニットケース本体21は、同図(b)に示すように、膨
出部45が対珠7の内面によって押圧されることもな
く、全体として外耳孔5への進入量も少ない。このた
め、耳甲介腔4の内径が比較的小さい人の場合であって
も、耳甲介腔4の凹部に収納されたユニットケース本体
21はしっかりと保持される。また、ユニットケース本
体21は、耳甲介腔4の凹部に浅く装着されることによ
って、いわゆる軽い音で楽音を聞くことができる。
【0057】なお、上述した各実施例電気音響変換装置
20においては、ユニットケース本体21の背面部に突
出されたコード導出部材22を、珠間切痕8に沿って下
方へと延在して耳垂3の表面に当接する当接部として構
成したが、本発明は係る構成に限定されるものでは無
く、コード導出部材22はユニットケース本体21と一
体に形成し、当接部としての突設部をユニットケース本
体21の背面部に回転自在に設けてもよい。勿論、この
突設部は、ユニットケース本体21の外周部が耳珠6及
び対珠7の先端とそれぞれ当接する当接部の下方部にお
いて、耳垂3の表面に当接するように構成される。
【0058】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る電気音響変換装置によれば、耳甲介腔の凹部に収納さ
れることによって耳珠と対珠の先端の内側がそれぞれ当
接されることによって2点で保持されるユニットケース
本体の背面部に、このユニットケース本体を耳甲介腔の
凹部に収納した状態において、珠間切痕に沿って延在す
る突設部を相対して回転自在に設け、この突設部の内側
面が耳垂の表面に当接して第3の保持部を構成するよう
にしたことにより、耳珠或いは対珠の突出量の個人差に
よるバラツキがあっても、突設部を調動することによっ
て最適な状態で装着することができる。したがって、耳
当たりによる不快感を無くし、また良好な音響で楽音等
を聞くことができる。
【0059】また、本発明に係る電気音響変換装置によ
れば、ユニットケース本体の外周部に膨出部を形成し、
このユニットケース本体を耳甲介腔の凹部に収納した状
態において珠間切痕に沿って延在する突設部との相対す
る角度を調動自在に構成したことにより、ユニットケー
ス本体を耳甲介腔の凹部にややきつめ或いは緩めに装着
することができ、好みの音響特性で楽音を楽しむことが
できる。また、耳甲介腔の凹部の大きさの個人差のバラ
ツキも、膨出部の位置を調動することによって吸収する
ことができ、良好な状態で楽音等を聞くことができると
ともに、装着状態が確実に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気音響変換装置の第1の実施例
装置の縦断面図である。
【図2】同電気音響変換装置の水平断面図である。
【図3】同電気音響変換装置におけるコード導出部材を
ユニットケース本体に対して回転操作する状態の説明す
る図である。
【図4】同電気音響変換装置を耳甲介腔の凹部に装着し
た状態の説明図で、同図(a)はユニットケースと対珠
との当たり状態を示した図であり、同図(b)はユニッ
トケースと対珠との当たり状態を解除した状態を示した
図である。
【図5】本発明に係る電気音響変換装置の第2の実施例
装置の水平断面図である。
【図6】同電気音響変換装置におけるコード導出部材を
ユニットケース本体に対して回転操作する状態の説明す
る図である。
【図7】同電気音響変換装置を耳甲介腔の凹部にきつめ
に装着した状態の説明図で、同図(a)は正面図、同図
(b)その断面図である。
【図8】同電気音響変換装置を耳甲介腔の凹部に緩めに
装着した状態の説明図で、同図(a)は正面図、同図
(b)その断面図である。た状態を示す。
【図9】従来の電気音響変換装置を示し、同図(a)は
電気音響変換装置の単体の背面図であり、同図(b)は
同電気音響変換装置を耳甲介腔の凹部に装着した状態の
説明図である。
【図10】他の従来の電気音響変換装置を示し、同図
(a)は電気音響変換装置の単体の背面図であり、同図
(b)は同電気音響変換装置を耳甲介腔の凹部に装着し
た状態の説明図である。
【図11】本発明の説明に供する耳介の正面図である。
【符号の説明】
1・・・耳 2・・・耳介 3・・・耳垂 4・・・耳甲介腔 5・・・外耳孔 6・・・耳珠 7・・・対珠 8・・・珠間切痕 20・・・電気音響変換装置 21・・・ユニットケース本体 22・・・コード導出部材 23・・・コード 27・・・コード導出部材支持部 31・・・ヨーク 36・・・振動板 38・・・回転支点部 39・・・コード導出部 45・・・膨出部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気音響変換器が内蔵されるとともに耳
    介の耳珠と対珠との間に位置する耳甲介腔の凹部に装着
    し得る形状に構成され、耳甲介腔に装着した状態におい
    て、外周部が耳珠と対珠の先端の2点に当接することに
    よって保持されるユニットケース本体と、 このユニットケース本体の背面部に設けられ、ユニット
    ケース本体を耳甲介腔に装着した状態において、耳介の
    珠間切痕に延在して内側面の一部が耳介の表面と当接す
    る突設部とを備え、 この突設部とユニットケース本体とを、相対的に回動自
    在に構成したことを特徴とする電気音響変換装置。
  2. 【請求項2】 ユニットケース本体には、耳甲介腔の凹
    部に収納した状態において、耳介の対珠側に位置する外
    周部に、外周側に膨出する膨出部を形成したことを特徴
    とする請求項1記載の電気音響変換装置。
  3. 【請求項3】 突設部の回動支点部は、ユニットケース
    本体の背面部の中心位置より外周側に偏位した位置に設
    けられたことを特徴とする請求項1記載の電気音響変換
    装置。
  4. 【請求項4】 ユニットケース本体には、突設部の回動
    支点部に近接した外周部に、外周側に膨出する膨出部が
    形成されたことを特徴とする請求項3記載の電気音響変
    換装置。
  5. 【請求項5】 ユニットケース本体の背面部に回動自在
    に設けた突設部は、電気音響変換器の外部接続用コード
    を導出するコード導出部として構成されたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれか1に記載の電気音
    響変換装置。
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