JP2935776B2 - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2935776B2 JP25295992A JP25295992A JP2935776B2 JP 2935776 B2 JP2935776 B2 JP 2935776B2 JP 25295992 A JP25295992 A JP 25295992A JP 25295992 A JP25295992 A JP 25295992A JP 2935776 B2 JP2935776 B2 JP 2935776B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転治療部材を有す
るマッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にマッサージは、施療部位に力を除
々に加えて行き、強く押している時間を持続した後、急
激に力を抜くといったマッサージ師のもみパターンに近
いものがよく、また施療部位や時間経過によってもみパ
ターンに変化をつけるとさらによいとされている。
【0003】これに対して、回転治療部材の各回転位置
に対応して駆動手段であるモータの回転速度を変化させ
て、回転治療部材の速度を変化するものが提案されてい
る(特願平3-088321号) 。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この提案例
は、所望のもみパターンを実現するために低速から高速
まで広範囲でしかも高応答のモータの速度制御が要求さ
れ、しかも使用者に不快感を与えないように速度変動が
小さい速度制御が要求される。また、モータの検出速度
をブラシレスモータの磁極検出のように粗い位置検出器
で行う場合、低速状態では検出速度が更新される時間間
隔が長くなるので速度応答性を早くするとオーバーシュ
ートやアンダーシュートが大きくなり速度変動が生じて
使用者に不快感を与えるという欠点がある。
【0005】一方、速度応答性を遅くすると設定速度の
変化に追従できず、また高速で回転できない等の問題が
発生する。その結果、回転速度の広範囲において良好な
速度応答特性を得るには、高応答なモータおよび高分解
能な位置検出器が必要となるので、マッサージ機が高価
になるという欠点があった。
【0006】したがって、この発明の目的は、比較的簡
単かつ安価で使用者に不快感を与えることなく広範囲に
おいて良好な速度応答性を得ることができるマッサージ
機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のマッサージ機
は、駆動軸に偏心して取付けられた回転治療部材と、前
記駆動軸を回転駆動する駆動手段と、前記回転治療部材
の回転位置を検出する回転位置検出手段と、前記回転治
療部材の各回転位置に対する前記回転治療部材の設定速
度の対応関係を予め記憶した記憶部を有し前記回転位置
検出手段より得られた回転位置に対応する前記設定速度
を出力する速度設定手段と、前記回転治療部材の回転速
度を検出する速度検出手段と、前記速度設定手段より出
力された前記設定速度と前記速度検出手段より得られた
検出速度との差を演算する演算回路を有し前記差が零に
なるように前記駆動手段を制御する速度制御手段とを備
え、前記速度制御手段は前記差を零にするための応答速
度を決める制御ゲインの可変手段を有し、前記設定速度
に応じて前記制御ゲインを変化させることを特徴とする
ものである。
【0008】請求項2のマッサージ機は、請求項1にお
いて、前記設定速度が一定値より大きいとき前記可変手
段により前記制御ゲインを大きくし、前記設定速度が前
記一定値より小さいとき前記制御ゲインを小さくするも
のである。請求項3のマッサージ機は、請求項1におい
て、前記設定速度が一定のときは前記可変手段により前
記制御ゲインを小さくし、前記設定速度が変化するとき
は前記制御ゲインを大きくするものである。
【0009】請求項4のマッサージ機は、請求項1にお
いて、前記設定速度が一定値より大きいかまたは前記設
定速度が変化するとき前記可変手段により前記制御ゲイ
ンを大きくし、前記設定速度が前記一定値より小さくか
つ前記設定速度が一定のとき前記制御ゲインを小さくす
るものである。
【0010】
【作用】請求項1のマッサージ機によれば、駆動手段の
動作により回転治療部材が偏心回転し、回転治療部材の
表面に施療部位を押し当てることにより施療部位のマッ
サージが行われる。また記憶部に記憶された回転治療部
材の回転位置に対応する設定速度に、速度設定手段によ
り駆動手段を制御することにより所望のもみパターンが
得られる。
【0011】この場合、前記速度制御手段は設定速度と
検出速度との差を零にするための応答速度を決める制御
ゲインの可変手段を有し、前記設定速度に応じて前記制
御ゲインを変化させるようにしたため、低速、高速、加
速、減速等の各設定速度の状態に応じて制御ゲインを選
択できるので、各設定速度で最適な速度応答性が得られ
る。したがって駆動手段の速度は記憶部の速度パターン
にすみやかに追従し、しかも使用者に不快感を与える速
度変動を小さくすることができる。そのうえ構成が比較
的簡単でかつ安価にできる。
【0012】請求項2のマッサージ機によれば、請求項
1において、前記設定速度が一定値より大きいとき前記
可変手段により前記制御ゲインを大きくし、前記設定速
度が前記一定値より小さいとき前記制御ゲインを小さく
したため、請求項1の作用のほか、回転治療部材が人体
を施療する低速状態では、制御ゲインを小さくすること
で速度応答性を遅くして速度変動を小さくするので使用
者に不快な振動を抑え、一方人体を施療しない高速状態
では制御ゲインを大きくして速度応答性を早くするので
速度パターンに速やかに追従できる。
【0013】請求項3のマッサージ機によれば、請求項
1において、前記設定速度が一定のときは前記可変手段
により前記制御ゲインを小さくし、前記設定速度が変化
するときは前記制御ゲインを大きくしたため、請求項1
の作用のほか、設定速度が変化するときは速度応答性を
速くでき追従性を良くできるとともに、速度過渡期であ
るので速度が変動しても使用者は不快と感じにくい。一
方、設定速度が一定のときは速度変動を抑えることがで
き、したがって速度パターンに対する追従性を損なわな
いで速度変動による不快感を抑制できる。
【0014】請求項4のマッサージ機によれば、請求項
1において、前記設定速度が一定値より大きいかまたは
前記設定速度が変化するとき前記可変手段により前記制
御ゲインを大きくし、前記設定速度が前記一定値より小
さくかつ前記設定速度が一定のとき前記制御ゲインを小
さくしたため、請求項1の作用のほか、回転治療部材が
人体を施療する低速状態であっても設定速度が変化すれ
ば制御ゲインを大きくし、設定速度が変化しなければ制
御ゲインを小さくするきで低速時の速度応答性を速くし
てしかも追従性を良くでき、一方人体を施療しない高速
状態では制御ゲインを大きくするので速度パターンに対
する追従性がさらに良くなる。
【0015】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図8に
より説明する。すなわち、このマッサージ機は、回転治
療部材1と、駆動手段2と、回転位置検出手段3と、速
度設定手段4と、速度検出手段5と、速度制御手段11
とを有する。回転治療部材1は、駆動軸6に偏心して取
付けられている。実施例では駆動軸6に取付けられた一
対の偏心かつ傾斜した円板状として形成されたものであ
り、図2のように椅子8の背もたれ9に配設されて椅子
8に座った人体の背中を直接施療する。
【0016】駆動手段2は、駆動軸6を回転駆動する。
実施例では図2に示すように椅子の背もたれ9の背面に
取付けられ、ブラシレスモータ(図示せず)と、減速機
(図示せず)と、タイミングベルト(図示せず)とを有
する公知の手段で構成され、回転治療部材1の駆動軸6
を回転する。回転位置検出手段3は、回転治療部材1の
回転位置を検出する。実施例では駆動軸6に取付けられ
たアブソリュートエンコーダから得られるBCDコード
から駆動軸6の回転位置を検出している。
【0017】速度設定手段4は、回転治療部材1の各回
転位置に対する回転治療部材1の設定速度の対応関係を
予め記憶した記憶部10を有し、回転位置検出手段3よ
り得られた回転位置に対応する設定速度を出力する。記
憶部10はもみパターンを設定するもので、回転位置検
出手段3より得た回転位置に対応して予め設定された駆
動手段2の回転速度の速度パターンを複数種類記憶して
いる。これは操作入力回路12により回転治療部材1の
各回転位置に対する回転治療部材1の設定速度の対応関
係のデータを記憶部10に書き込むことにより行う。そ
して、複数種類の速度パターンから操作入力回路12に
より選択された駆動手段2の速度パターンを速度設定手
段4に指令し、速度設定手段4より速度制御手段11に
速度指令を出力する。操作入力回路12は回転治療部材
1の施療内容を指示するもので、たとえば駆動手段2の
回転方向を切り換えてもみ上げ、もみ下げ等の制御を速
度設定手段4を通して行い、また上述の記憶部10に指
令を与える。
【0018】速度検出手段5は回転治療部材1の回転速
度を検出する。たとえば駆動手段2がブラシレスモータ
の場合の磁極位置を検出する検出手段の検出信号や、モ
ータに取付けられたエンコーダのエンコーダ信号の周期
からモータの検出速度を求める。速度制御手段11は、
速度設定手段5より出力された設定速度と速度検出手段
5より得られた検出速度との差を演算する演算回路を有
し、その差が零になるように駆動手段2を制御する。そ
して、前記差を零にするための応答速度を決める制御ゲ
インの可変手段を有し、設定速度に応じて制御ゲインを
変化できるようにし、かつ設定速度が一定値より大きい
とき制御ゲインを大きくし、設定速度が前記一定値より
小さいとき制御ゲインを小さくしている。
【0019】実施例ではPI制御等の公知の手段により
設定速度の速度指令に駆動手段2の速度を追従させて、
設定速度と検出速度とが一致するように駆動手段2を制
御している。演算回路はたとえば設定速度と検出速度の
差を比例,積分演算し、演算結果に相当する電圧をブラ
シレスモータに印加し、設定速度になるように制御す
る。図6はブラシレスモータを駆動手段2とした制御ブ
ロックであり、図中、Sは演算子、Sωは設定速度、ω
はモータ速度、C1 は比例ゲイン、C2 は積分ゲイン、
Rはモータコイル抵抗、Lはモータインダクタンス、K
tはトルク定数、Jはモータおよび負荷の慣性、TLは
負荷トルクである。またこの実施例において制御ゲイン
は比例ゲインおよび積分ゲインである。制御ゲインの可
変手段は、たとえば演算回路がアナログ回路である場合
にはオペアンプのゲインを決める抵抗を切り換えるアナ
ログスイッチ等である。また演算回路がマイコンのデジ
タル演算である場合には制御演算で使用する制御ゲイン
に相当する変数の切り換え手段を用いる。なお設定速度
を一定値と比較する手段としてコンパレータ等を用いる
ことができる。
【0020】電源回路13は商用電源を直流に変換して
速度制御手段11等に電力を供給する。動作について説
明する。図3は駆動軸6の回転位置すなわち回転治療部
材1の回転位置に対する回転治療部材1の人体側への突
出量を示し、回転治療部材1の偏心量等によって決まる
が、簡単のため正弦波にしている。図4は駆動軸6の回
転位置に対する駆動手段2の回転速度の関係、すなわち
回転治療部材1の回転位置に対するその回転速度の関係
であり、これは記憶部10に設定されている速度パター
ンを示す。図3および図4から時間に対する回転治療部
材1の人体側への突出量すなわちもみ圧力は図5に示す
ようになる。なお、記憶部10には複数種類の速度パタ
ーンが記憶されているので、別の速度パターンを選択す
ることにより、別のもみパターンのマッサージを行うこ
とができる。
【0021】図7は設定速度に駆動手段2の速度を追従
させる際の制御ゲインに対する速度応答性をステップ応
答波形で説明するものであり、設定速度Sωが回転位置
に対する速度パターンにしたがって速度aから速度bに
変化した場合の検出速度ωを示している。すなわち、検
出速度Q1 は制御ゲインが大の場合で検出速度ωは速度
aから速度bに変化した設定速度Sωに速やかに追従す
るが、オーバーシュートおよびアンダーシュートが発生
しており速度変動が生じる。検出速度Q2 は制御ゲイン
が小さい場合で検出速度Q1 と比較して追従するのに時
間を要するが検出速度ωは滑らかに変化する。なお負荷
が大きいとゲイン不足により設定速度Sωに追従できな
くなる。
【0022】このような駆動手段2の速度応答性におい
て、図4に対応する図8に示すように、速度制御手段1
1は設定速度が予め定められた一定値cより大きいとき
制御ゲインを大きくし、設定速度が一定値cより小さい
とき制御ゲインを小さくしている。すなわち、速度パタ
ーンの範囲Aで制御ゲインを大きく、範囲Bで制御ゲイ
ンを小さくして、使用者に不快感を与えることなく速度
応答性を良好にしている。
【0023】この実施例によれば、駆動手段2の動作に
より回転治療部材1が偏心回転し、回転治療部材1の表
面に施療部位を押し当てることにより施療部位のマッサ
ージが行われる。また記憶部10に記憶された回転治療
部材1の回転位置に対応する設定速度に、速度設定手段
11により駆動手段2を制御することにより所望のもみ
パターンが得られる。
【0024】この場合、速度制御手段11は設定速度と
検出速度との差を零にするための応答速度を決める制御
ゲインの可変手段を有し、設定速度に応じて制御ゲイン
を変化させるようにしたため、低速、高速、加速、減速
等の各設定速度の状態に応じて制御ゲインを選択できる
ので、各設定速度で最適な速度応答性が得られる。した
がって駆動手段2の速度は記憶部の速度パターンにすみ
やかに追従し、しかも使用者に不快感を与える速度変動
を小さくすることができる。そのうえ構成が比較的簡単
でかつ安価にできる。
【0025】また、設定速度が一定値より大きいとき可
変手段により前記制御ゲインを大きくし、設定速度が前
記一定値より小さいとき制御ゲインを小さくしたため、
回転治療部材1が人体を施療する低速状態では、制御ゲ
インを小さくすることで速度応答性を遅くして速度変動
を小さくするので使用者に不快な振動を抑え、一方人体
を施療しない高速状態では制御ゲインを大きくして速度
応答性を早くするので速度パターンに速やかに追従でき
る。
【0026】この発明の第2の実施例を図9により説明
する。すなわち、このマッサージ機は、設定速度が一定
のときは制御ゲインが小さくなり、設定速度が変化する
ときは制御ゲインが大きくなるように、速度制御手段の
可変手段により制御ゲインを制御するものである。実施
例では設定速度の変化の有無を、速度設定手段4から速
度制御手段11に回転位置の変化ごとに出力する速度指
令が前回の速度指令の設定速度と異なっているか否かに
より判断し、前回の速度指令値と異なれば制御ゲインを
大きくし、等しければ制御ゲインを小さくする。その結
果、図で範囲Aの位置で制御ゲインを大きくし、範囲B
で制御ゲインを小さくすることとなる。その他は、第1
の実施例と同様である。
【0027】この実施例によれば、設定速度が変化する
ときは速度応答性を速くでき追従性を良くできるととも
に、速度過渡期であるので速度が変動しても使用者は不
快と感じにくい。一方、設定速度が一定のときは速度変
動を抑えることができ、したがって速度パターンに対す
る追従性を損なわないで速度変動による不快感を抑制で
きる。
【0028】この発明の第3の実施例を図10により説
明する。すなわち、このマッサージ機は、設定速度が一
定値より大きいかまたは設定速度が変化するとき制御ゲ
インが大きくなり、設定速度が前記一定値より小さくか
つ設定速度が一定のとき制御ゲインが小さくなるよう
に、速度制御手段の可変手段により制御ゲインを制御す
るものである。すなわち、範囲Aでは速度パターンの位
置で制御ゲインが大きくなり、範囲Bでは制御ゲインが
小さくなる。その他は第1の実施例と同様である。
【0029】この実施例によれば、回転治療部材1が人
体を施療する低速状態であっても設定速度が変化すれば
制御ゲインを大きくし、設定速度が変化しなければ制御
ゲインを小さくするので、低速時の速度応答性を速くし
て追従性を良くでき、一方人体を施療しない高速状態で
は制御ゲインを大きくするので速度パターンに対する追
従性がさらに良くなる。
【0030】
【発明の効果】請求項1のマッサージ機によれば、前記
速度制御手段は設定速度と検出速度との差を零にするた
めの応答速度を決める制御ゲインの可変手段を有し、前
記設定速度に応じて前記制御ゲインを変化させるように
したため、低速、高速、加速、減速等の各設定速度の状
態に応じて制御ゲインを選択できるので、各設定速度で
最適な速度応答性が得られる。したがって駆動手段の速
度は記憶部の速度パターンにすみやかに追従し、しかも
使用者に不快感を与える速度変動を小さくすることがで
きる。そのうえ構成が比較的簡単でかつ安価にできると
いう効果がある。
【0031】請求項2のマッサージ機によれば、請求項
1において、前記設定速度が一定値より大きいとき前記
可変手段により前記制御ゲインを大きくし、前記設定速
度が前記一定値より小さいとき前記制御ゲインを小さく
したため、請求項1の効果のほか、回転治療部材が人体
を施療する低速状態では、制御ゲインを小さくすること
で速度応答性を遅くして速度変動を小さくするので使用
者に不快な振動を抑え、一方人体を施療しない高速状態
では制御ゲインを大きくして速度応答性を早くするので
速度パターンに速やかに追従できる。
【0032】請求項3のマッサージ機によれば、請求項
1において、前記設定速度が一定のときは前記可変手段
により前記制御ゲインを小さくし、前記設定速度が変化
するときは前記制御ゲインを大きくしたため、請求項1
の効果のほか、設定速度が変化するときは速度応答性を
速くでき追従性を良くできるとともに、速度過渡期であ
るので速度が変動しても使用者は不快と感じにくい。一
方、設定速度が一定のときは速度変動を抑えることがで
き、したがって速度パターンに対する追従性を損なわな
いで速度変動による不快感を抑制できる。
【0033】請求項4のマッサージ機によれば、請求項
1において、前記設定速度が一定値より大きいかまたは
前記設定速度が変化するとき前記可変手段により前記制
御ゲインを大きくし、前記設定速度が前記一定値より小
さくかつ前記設定速度が一定のとき前記制御ゲインを小
さくしたため、請求項1の効果のほか、回転治療部材が
人体を施療する低速状態であっても設定速度が変化すれ
ば制御ゲインを大きくし、設定速度が変化しなければ制
御ゲインを小さくするきで低速時の速度応答性を速くし
てしかも追従性を良くでき、一方人体を施療しない高速
状態では制御ゲインを大きくするので速度パターンに対
する追従性がさらに良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】マッサージ機の概略側面図である。
【図3】駆動軸の回転位置に対する回転治療部材の人体
側への突出量の関係図である。
【図4】駆動軸の回転位置に対する駆動手段の回転速度
の関係図である。
【図5】時間に対するもみ圧力の関係図である。
【図6】速度制御手段の制御ブロック図である。
【図7】速度制御手段のステップ応答波形図である。
【図8】駆動軸の回転位置に対する駆動手段の回転速度
における制御ゲインの関係図である。
【図9】第2の実施例の駆動軸の回転位置に対する駆動
手段の回転速度における制御ゲインの関係図である。
【図10】第3の実施例の駆動軸の回転位置に対する駆
動手段の回転速度における制御ゲインの関係図である。
【符号の説明】
1 回転治療部材 2 駆動手段 3 回転位置検出手段 4 速度設定手段 5 速度検出手段 6 駆動軸 10 記憶部 11 速度制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−319350(JP,A) 特開 平2−119860(JP,A) 実開 昭60−135122(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61H 15/00 340 A61H 15/00 370 A61H 7/00 323

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸に偏心して取付けられた回転治療
    部材と、前記駆動軸を回転駆動する駆動手段と、前記回
    転治療部材の回転位置を検出する回転位置検出手段と、
    前記回転治療部材の各回転位置に対する前記回転治療部
    材の設定速度の対応関係を予め記憶した記憶部を有し前
    記回転位置検出手段より得られた回転位置に対応する前
    記設定速度を出力する速度設定手段と、前記回転治療部
    材の回転速度を検出する速度検出手段と、前記速度設定
    手段より出力された前記設定速度と前記速度検出手段よ
    り得られた検出速度との差を演算する演算回路を有し前
    記差が零になるように前記駆動手段を制御する速度制御
    手段とを備え、前記速度制御手段は前記差を零にするた
    めの応答速度を決める制御ゲインの可変手段を有し、前
    記設定速度に応じて前記制御ゲインを変化させることを
    特徴とするマッサージ機。
  2. 【請求項2】 前記可変手段は、前記設定速度が一定値
    より大きいとき前記制御ゲインを大きくし、前記設定速
    度が前記一定値より小さいとき前記制御ゲインを小さく
    する請求項1記載のマッサージ機。
  3. 【請求項3】 前記可変手段は、前記設定速度が一定の
    ときは前記制御ゲインを小さくし、前記設定速度が変化
    するときは前記制御ゲインを大きくする請求項1記載の
    マッサージ機。
  4. 【請求項4】 前記可変手段は、前記設定速度が一定値
    より大きいかまたは前記設定速度が変化するとき前記制
    御ゲインを大きくし、前記設定速度が前記一定値より小
    さくかつ前記設定速度が一定のとき前記制御ゲインを小
    さくする請求項1記載のマッサージ機。
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WO2009019750A1 (ja) * 2007-08-03 2009-02-12 Panasonic Electric Works Co., Ltd. マッサージ機
JP6436726B2 (ja) * 2014-11-06 2018-12-12 ファミリーイナダ株式会社 駆動機構
CN105662803A (zh) * 2016-03-11 2016-06-15 陈静 一种腹部按摩器

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