JP3267552B2 - 歯科用ハンドピースの速度制御装置 - Google Patents
歯科用ハンドピースの速度制御装置Info
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Description
速度を、切換えによって回転特性を切換えできると共に
滑らかな回転特性が得られるようにした歯科用ハンドピ
ースの速度制御装置に関する。
制御は、フットコントローラ等の操作体を踏み込むと、
該踏み込み量に応じて直線的に回転速度が変化するもの
で、前記操作体に組み込まれた可変抵抗器等の抵抗値特
性のみによって制御していたものである。
ンドピースを使用しての歯の治療を行うに際して、治療
目的に応じてハンドピースの回転速度を高速回転を重点
的に使用して治療を行う場合や、低速回転を重点的に使
用して治療を行う場合がある。
制御装置にあっては、低速から高速へと一定の速度で移
行するものであることから、前記した特定の範囲の回転
速度域を重点的に変化させることができないので、歯科
医の希望する回転速度での治療に対応できないといった
問題があった。
もので、その目的とするところは、治療目的に合わせて
ハンドピースの回転速度調整を行うことができ、また、
急激な回転数の変化がないため使用感が向上することか
ら、歯科医の疲労軽減を図ることができる歯科用ハンド
ピースの速度制御装置を提供せんとするにある。
ースの速度制御装置は前記した目的を達成せんとするも
ので、その請求項1の手段は、操作力に応じた信号を送
出する操作体と、ハンドピースの回転速度を標準、低
速、高速の特性を選択するための切換えスイッチと、前
記操作体よりの信号と前記切換えスイッチよりの特性選
択信号とによって、高速選択時にはFF−(FF−入
力) 2 /定数2の二次関数の演算を行って滑らかに上方
に膨らむ曲線を作成し、また、低速選択時には定数2+
(入力−定数2) 2 /定数1の二次関数の演算を行って
滑らかに下方に膨らむ曲線を作成する演算を行い、さら
に、標準選択時には一次関数の演算を行って直線を作成
する演算を行う演算部と、該演算部よりの出力でハンド
ピースにおけるバルブ等のアクチュエータを駆動する出
力回路とを具備し、定数1=FF−定数2であり、ま
た、FFは8ビット分解能で最大値(16進数)である
ことを特徴とする。
記操作体に一定量以上の操作力が作用した時に出力を送
出することを特徴とする。
ピースの速度制御装置の実施の形態を図面と共に説明す
る。図1は回路ブロックを示し、1はフットコントロー
ラ等の操作体にして、足で踏み込み量によって抵抗値が
変化し、あるいは出力電圧が変化するものである。
の3つのスイッチからなる切換えスイッチ、3は前記3
つの切換えスイッチ2の各スイッチ21〜23に対応し
て設けられた論理部にして、高速用スイッチ21にはF
F−(FF−入力)2 /定数2の関数が接続され、ま
た、低速用スイッチ23には定数2+(入力−定数
2))2 /定数1の関数が接続されるようになってい
る。なお、定数1=FF−定数2である。なお、FFは
8ビット分解能で最大値(16進数)である。
3よりの演算式(例えば、2次関数)とを演算する演算
部にして、高速用スイッチ21を操作した場合には、操
作体1の信号変化に伴って図2の特性図における曲線a
となるような演算を行い、また、低速用スイッチ23を
操作した場合には、操作体1の信号変化に伴って図2の
特性図における曲線bとなるような演算を行うものであ
る。なお、標準用スイッチ22を操作した場合には、操
作体1よりの出力に従った出力を送出する。
ドピース6におけるバルブ等のアクチュエータを駆動す
るための出力回路である。なお、演算部4は前記操作部
1よりの踏み込み量が一定以上となって一定以上の信号
を送出しないと、演算を行い出力を送出しないように構
成されている。
する。今、歯科医が標準の切換えスイッチ2の標準用ス
イッチ22を操作し、かつ、操作体1を押圧すると、該
操作体1よりの信号に比例した出力が演算部4より図2
のc曲線に基づて送出され、従って、出力回路5を介し
てハンドピース6のアクチュエータを制御する。
要視した治療を行う場合には、切換えスイッチ2の低速
用スイッチ23を操作する。この状態で操作体1を押圧
して信号を送出すると、該操作体1よりの信号と、前記
低速用スイッチ23と接続された論理部3からの演算式
が演算部4に送出されるので、該演算部4において図2
のbの曲線(低速部分では緩やかに出力が増加する)に
基づいた信号が送出される。従って、出力回路5は操作
体1の押圧量に伴ったb曲線の出力を送出しハンドピー
ス6は低速域を重視した回転速度で制御される。
重要視した治療を行う場合には、切換えスイッチ2の高
速用スイッチ21を操作する。この状態で操作体1を押
圧して信号を送出すると、該操作体1よりの信号と、前
記高速用スイッチ21と接続された論理部3からの演算
式が演算部4に送出されるので、該演算部4において図
2のaの曲線(高速部分では緩やかに出力が増加する)
に基づいた信号が送出される。従って、出力回路5は操
作体1の押圧量に伴ったa曲線の出力を送出しハンドピ
ース6は高速域を重視した回転速度で制御される。
一定値以上(図2において入力が1.2V以上、この時
の出力は2V)に達しなければ演算しないようにすれ
ば、誤って操作体1に触れただけではハンドピース6は
回転することはないので、安全性を高めることができ
る。
た信号を送出する操作体と、ハンドピースの回転速度を
標準、低速、高速等の特性を選択するための切換えスイ
ッチを選択した後に、操作体を操作することにより、前
記選択されたスイッチに接続されている論理部の演算式
に基づいて演算部で演算して、高速重視の緩やかな曲線
によって、あるいは低速重視の緩やかな曲線によってハ
ンドピースの回転速度が制御されるので、治療目的に合
わせてハンドピースの回転速度調整を行うことができ、
また、急激な回転数の変化がないため使用感が向上する
ことから、歯科医の疲労軽減を図ることができる。
値以上に達しなければ演算を行わずに出力を送出しない
ので、誤って操作体に触れただけではハンドピースは回
転することはないので、安全性を高めることができる等
の効果を有するものである。
置を示す回路ブロックである。
特性図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 操作力に応じた信号を送出する操作体
と、 ハンドピースの回転速度を標準、低速、高速の特性を選
択するための切換えスイッチと、 前記操作体よりの信号と前記切換えスイッチよりの特性
選択信号とによって、高速選択時にはFF−(FF−入
力) 2 /定数2の二次関数の演算を行って滑らかに上方
に膨らむ曲線を作成し、また、低速選択時には定数2+
(入力−定数2) 2 /定数1の二次関数の演算を行って
滑らかに下方に膨らむ曲線を作成する演算を行い、さら
に、標準選択時には一次関数の演算を行って直線を作成
する演算を行う演算部と、 該演算部よりの出力でハンドピースにおけるバルブ等の
アクチュエータを駆動する出力回路とを具備し、定数1=FF−定数2であり、また、FFは8ビット分
解能で最大値(16進数)であることを 特徴とする歯科
用ハンドピースの速度制御装置。 - 【請求項2】 前記出力回路は、前記操作体に一定量以
上の操作力が作用した時に出力を送出するようにしたこ
とを特徴とする請求項1記載の歯科用ハンドピースの速
度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16212198A JP3267552B2 (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 歯科用ハンドピースの速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP16212198A JP3267552B2 (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 歯科用ハンドピースの速度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11347049A JPH11347049A (ja) | 1999-12-21 |
JP3267552B2 true JP3267552B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16212198A Expired - Fee Related JP3267552B2 (ja) | 1998-06-10 | 1998-06-10 | 歯科用ハンドピースの速度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3267552B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012131625A2 (fr) | 2011-03-31 | 2012-10-04 | Centre National De La Recherche Scientifique | Procede de fabrication par frittage flash d'une piece de forme complexe et dispositif pour la mise en œuvre d'un tel procede. |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101054072B1 (ko) | 2009-05-19 | 2011-08-03 | 박성백 | 임플란트 시술용 전동기기 |
-
1998
- 1998-06-10 JP JP16212198A patent/JP3267552B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012131625A2 (fr) | 2011-03-31 | 2012-10-04 | Centre National De La Recherche Scientifique | Procede de fabrication par frittage flash d'une piece de forme complexe et dispositif pour la mise en œuvre d'un tel procede. |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11347049A (ja) | 1999-12-21 |
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