JP3347847B2 - 作業機械の操作装置 - Google Patents

作業機械の操作装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等の作業
機械の種々の駆動部を操作する作業機械の操作装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】作業機械には、油圧ショベル、油圧クレ
ーン等種々のものがあり、それらはそれぞれ種々の駆動
部を備え、当該駆動部を駆動することにより所望の作業
を行なうようになっている。例えば、油圧ショベルに
は、油圧ポンプを駆動するためのエンジンのエンジンコ
ントロール装置、油圧ポンプの吐出油により駆動される
ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダ、
旋回モータ、走行モータのようなアクチュエータのコン
トロールバルブ、および上記油圧ポンプのおしのけ容積
可変機構を駆動するレギュレータ等の各種駆動部が備え
られ、これら駆動部を選択的に駆動することにより掘削
等の所望の作業を実行する。さらに、他の駆動部とし
て、ブレーカ、クラッシャー、振動杭打ち装置等のアタ
ッチメントのコントロールバルブが油圧ショベルに取り
付けられ、これらを用いて作業を行なう場合もしばしば
ある。このような作業機械の各駆動部は、それらに対応
する操作レバーにより駆動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】作業機械には、通常の
作業には使用されず、特殊な用途にのみ使用される駆動
部がある。油圧ショベルの例では、上記各アタッチメン
トがこれに相当する。このように、使用頻度が少ない駆
動部に対しても油圧ショベルにはこれを操作する操作手
段を備えておかねばならず、当該操作手段のための運転
室内のスペースが必要である。
【0004】又、通常使用される駆動部であっても、予
め設定されている操作量と駆動量の関係以外の関係で駆
動部を駆動して作業を行ないたい要望が頻繁に発生す
る。例えば、省エネルギや微操作による作業を行なう場
合、エンジン回転数をエンジンレバーで低回転数に設定
しておき、当該エンジン回転数に基づいて作業を行なう
が、この作業中、作業状態に応じ回転数を増減させて適
切な作業を行ないたいときがある。さらに、予め定めら
れた設定値を連続的に調整することにより駆動部を作業
に適切な速度や力で駆動したい場合もある。これらの場
合も、その要望に沿うためには別途それぞれに操作手段
を設ける必要があり、そのためのスペースが必要であっ
た。
【0005】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、スペースを要することなく種々の駆動部を
任意に操作することができる作業機械の操作装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、複数の駆動部を駆動して所要の作業を行
なう作業機械において、人が操作することにより当該操
の操作量に応じて操作信号を出力する操作手段と、前
記各駆動部中の少なくとも二つの駆動部のうちから前記
操作信号を与える駆動部を択一的に選択して所要の接続
を行う選択手段とを設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】操作手段を操作すると、操作量に応じた操作信
号が出力される。この操作信号は、選択手段で択一的に
選択された少なくとも二つの駆動部のうちの一つに対し
て与えられ、当該駆動部を操作量に応じて駆動する。選
択手段で他の駆動部を択一的に選択すると、上記操作手
段で当該他の駆動部を操作量に応じて駆動する。したが
って、本発明の作業機械の操作装置によれば、少なくと
も二つの駆動部に対して別個に操作手段を設ける必要は
なく、同じ操作手段によりこれらの駆動部を所望の操作
量で選択的に駆動することができる。そのため、スペー
スを要することなく種々の駆動部を任意に操作すること
ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の第1の実施例に係る油圧ショベル
の操作装置のブロック図である。この図で、1は図示さ
れていないエンジンの燃料噴射量を調整するガバナ、2
はガバナ1を駆動するエンジンコントロールモータ、3
はエンジンの目標回転数を設定するエンジンレバー、3
aはエンジンレバーの操作に応じた電気信号を出力する
信号発生装置、4は図示されていないブレーカの駆動を
制御するコントロールバルブ、5はコントロールバルブ
4を駆動する比例電磁弁である。
【0009】6はペダル、6aはペダル6の操作量に応
じた電気信号を発生する信号発生装置、7は「オフ」、
「アクセル」、「ブレーカ」の3つの設定位置を有する
選択部、8は制御装置である。制御装置8は、選択部7
の設定に応じて切り換えられる切換部81、信号発生装
置3aからの信号と切換部81からの信号のうち大きな
方の信号を選択する最大値選択部82、最大値選択部8
2の信号に応じてエンジンコントロールモータを制御す
るエンジンコントロールモータ制御部83、および比例
電磁弁5を制御する比例電磁弁制御部84で構成されて
いる。選択部7および切換部81により選択装置が構成
される。
【0010】図2は図1に示す装置を備えた油圧ショベ
ルの運転室内の平面図である。この図で、10は運転室
を示す。101L、101Rはブームシリンダ、アーム
シリンダ、バケットシリンダ、旋回モータ等の油圧アク
チュエータの操作レバー、102はスイッチパネル、1
03はキースイッチ、104は後部トレイ、105はパ
イロット回路をロックするパイロットコントロールシャ
ットオフレバー、106L、106Rはダンパ付き操作
レバー、107はシートである。運転室10の前部に図
1に示すペダル6が設置され、油圧ショベルのオペレー
タの足により操作される。
【0011】次に本実施例の動作を説明する。油圧アク
チュエータを微操作して作業を行なう場合、エンジンレ
バー3は低回転数位置にセットされ、選択部7で「アク
セル」が選択される。この選択により、切換部81は最
大値選択部82側に切り換えられる。信号発生装置3a
は、セットされた回転数に応じた電気信号を出力してい
る。ペダル6が操作されない場合、エンジンコントロー
ルモータ制御部83にはエンジンレバー3で設定された
低い目標回転数に応じた信号が入力され、これに応じて
エンジンコントロールモータ2が駆動してガバナ1が調
整され、エンジンは低い回転数で回転し、図示されてい
ない油圧ポンプからは低流量の圧油が吐出される。これ
により、油圧アクチュエータは低速で駆動されてオペレ
ータによる微操作を可能にする。
【0012】この状態で、オペレータが油圧アクチュエ
ータを、より一層早い速度で駆動したい場合、ペダル6
を踏み込むと、信号発生装置6aからはその踏み込み量
に応じた信号が出力され、この信号は最大値選択部82
において信号発生装置3aからの信号と比較され、前者
の信号が後者の信号を超えると、エンジンコントロール
モータ制御部83は前者の信号(ペダル6による信号)
に基づいてエンジンコントロールモータ2を駆動する。
これにより、エンジン回転数はペダル6の踏み込み量に
応じて増加し、微操作作業中であっても油圧ポンプの吐
出流量を増加させ、油圧アクチュエータを早い速度で駆
動することができる。
【0013】又、油圧ショベルにアタッチメントとして
ブレーカが取り付けられた場合、選択部7で「ブレー
カ」を選択すると、切換部81は比例電磁弁制御部84
側へ切り換えられる。この状態で、ブレーカを操作すべ
くオペレータがペダル6を踏み込むと、信号発生装置6
aからペダル6の踏み込み量に応じた信号が発生し、当
該信号に応じて比例電磁弁制御部84が比例電磁弁5を
駆動する。これにより、コントロールバルブ4が駆動さ
れ、その駆動量に応じてブレーカが駆動される。即ち、
ブレーカはペダル6の踏み込み量に応じて駆動される。
【0014】上記の構成により、本実施例では、エンジ
ン回転数の制御とブレーカの駆動に対してそれぞれ操作
手段を設ける必要をなくし、1つのペダルによりエンジ
ン回転数の制御とブレーカの駆動を選択的に行なうこと
ができる。
【0015】図3は本発明の第2の実施例に係る油圧シ
ョベルの操作装置のブロック図である。この図で、図1
に示す部分と同一部分には同一符号が付してある。9は
選択装置、80は図1に示す制御装置8に相当する制御
装置である。選択装置9は、図1に示す選択部7と切換
部81とを一体に構成した装置であり、切換部分は信号
により切り換えられる構成であってもよいし、機械的に
切り換えられる構成であってもよい。制御装置80は図
1に示す制御装置8における切換部81を除いた構成と
なっている。本実施例の動作および効果は図1に示す装
置の動作および効果に準じるので、説明は省略する。
【0016】図4は本発明の第3の実施例に係る油圧シ
ョベルの操作装置のブロック図である。この図で、6は
ペダル、6aはその信号発生装置、9は選択装置であ
り、これらは図3に示すものと同じである。11はブー
ムレバー、12はアームレバー、13はバケットレバ
ー、14は旋回レバーであり、それらの信号発生装置が
符号11a〜14aで示されている。15は制御装置で
あり、選択装置9以外に、特性信号出力部151〜15
4、ゲイン出力部155および乗算部157で構成され
ている。S1 、S2 、S3 、S4 はそれぞれブーム用コン
トロールバルブ、アーム用コントロールバルブ、バケッ
ト用コントロールバルブ、旋回モータ用コントロールバ
ルブ(これらの図示は省略されている)への出力信号を
示す。
【0017】各特性信号出力部151〜154、および
ゲイン出力部155はマイクロコンピュータのメモリ又
は関数発生器で構成されており、これら特性信号出力部
151〜154は各レバーの操作量に応じて図示の特性
に従う信号を出力し、又、ゲイン出力部155はペダル
6の踏み込み量に応じて図示の特性に従う信号を出力す
る。なお、ゲイン出力部155は選択装置9からの信号
が「0」である場合(選択装置9によりペダル6が選択
されていない場合、又は選択されていてもペダル6の踏
み込み量が0である場合)数値「1」を出力する。
【0018】次に、本実施例の動作を説明する。選択装
置9でゲイン出力部155が選択されていない場合(各
コントロールバルブの通常操作の場合)、ゲイン出力部
155から各乗算部157へ出力される信号は「1」で
あるので、各信号S1 〜S4は各レバー11〜14の操
作量に対する各特信号性出力部151〜154の特性に
従った信号となり、この信号に応じて各コントロールバ
ルブが操作され、対応する各油圧アクチュエータが駆動
される。
【0019】一方、選択装置9でゲイン出力部155が
選択されている場合、油圧ショベルのオペレータがペダ
ル6を踏み込むと、この踏み込み量に応じて信号発生装
置6aから信号が出力され、この信号は選択装置9を経
てゲイン出力部155に入力され、ゲイン出力部155
からは入力信号に対応する数値(ゲイン)が出力され
る。この数値は、各乗算部157で各特性信号出力部1
51〜154からの信号に乗算され、これにより、信号
1 〜S4 は特性信号出力部151〜154の出力信号
より増大した信号となる。
【0020】上記のように構成したので、本実施例で
は、1つのペダルで、さきの実施例のようなエンジン回
転数の調整やブレーカの駆動等の操作の外に、各油圧ア
クチュエータを、各レバーの操作量に対して通常の速度
より早い速度で駆動させることができる。即ち、油圧ア
クチュエータのオペレータが作業の状況に対応すべく操
作レバーの効き(操作レバーのストロークに対するコン
トロールバルブの変位の大きさ)を大きくしたい場合、
ペダル6を踏み込むことでそれを達成することができ
る。そして、ペダル6の踏み込み量によって操作レバー
の効きの大きさを調整することができる。
【0021】なお、本実施例の説明では、各レバーの操
作信号に対して同時に同一のゲインを与える例について
説明したが、これに限ることはなく、特定のレバーに対
してのみゲインを与えるようにしても良いし、又、各レ
バーに対応して特定の異なるゲインを与えるようにする
こともできる。
【0022】図5は本発明の第4の実施例に係る油圧シ
ョベルの操作装置のブロック図である。この図で、6は
ペダル、6aはその信号発生装置、9は選択装置であ
り、これらは図3に示すものと同じである。本実施例で
は、油圧ショベルに搭載された図示されていない油圧ポ
ンプ(可変容量型)のおしのけ容積可変機構の傾転量を
ペダル6によっても調整可能とするものである。当該お
しのけ容積可変機構は図示されていない油圧シリンダに
より駆動され、この油圧シリンダは図示の電磁弁24
A、24Bを選択的に駆動することにより一方又は他方
へ変位しておしのけ容積可変機構の傾転量を増減させ
る。図示の250Aは電磁弁24A、24Bを制御する
制御装置であり、この制御装置250A、各電磁弁24
A、24B、および上記油圧シリンダによって、おしの
け容積可変機構のレギュレータが構成される。上記制御
装置250Aについては、特開平4−258418号公
報に詳細に説明されているので、本実施例では以下の概
略説明に留める。
【0023】図5で、18は上記おしのけ容積可変機構
の実際の傾転量を検出する傾転角センサ、19は油圧ポ
ンプの吐出圧と油圧ショベルの負荷の最大圧力との差を
検出する差圧センサ、20はエンジンの回転数を検出す
る回転数センサ、21はエンジンのガバナレバーの操作
位置を検出するポテンショメータ、22は油圧ショベル
の走行モータの操作量に比例するパイロット圧を検出す
る圧力センサ、23は油圧ポンプの吐出圧を検出する圧
力センサである。制御装置250Aは、目標差圧設定部
251a、加算部251b、演算部251cより成るロ
ードセンシング制御部251、トルク制御部252、最
小値選択部253、およびサーボ制御部254で構成さ
れている。
【0024】ロードセンシング制御部251では、目標
差圧設定部251aに設定された差圧と差圧センサ19
で検出された実際の差圧とが加算部251bで比較さ
れ、両者の差に基づいてこの差をなくすための傾転量が
演算部251cで演算される。一方、トルク制御部25
2は、回転センサ20、ポテンショメータ21、圧力セ
ンサ22の検出値を入力してエンジンストールを防止す
るための目標トルクを演算し、この目標トルクに圧力セ
ンサ23の検出値の逆数を乗じることにより所要の傾転
量が演算される。最小値選択部253はロードセンシン
グ制御部251の出力とトルク制御部252の出力のう
ち少ない方の傾転量を選択し、サーボ制御部254は、
最小値選択部253で選択された傾転量と傾転角センサ
18で検出された実際の傾転量とを比較して両者の差が
許容範囲内になるように電磁弁24A、24Bの一方を
駆動する。これにより、油圧ショベルの負荷に対して油
圧ポンプを適正な傾転量で駆動することができる。
【0025】ところで、油圧ショベルのオペレータは作
業内容や周囲の状況に応じて油圧アクチュエータの駆動
速度を通常の速度以外の速度としたい場合がある。本実
施例は、さきの各実施例において用いられたペダル6に
より、別途操作手段を設けなくても上記の要望に対応す
ることができるものである。即ち、本実施例では、目標
差圧設定部251aに設定される目標差圧をペダル6の
踏み込み量に応じて任意に変更する。これにより、ロー
ドセンシング制御部251から出力される傾転量を変更
して油圧ポンプの吐出流量、ひいては油圧アクチュエー
タの駆動速度をオペレータの感覚に沿った速度に変える
ことができる。
【0026】図6は本発明の第5の実施例に係る油圧シ
ョベルの操作装置のブロック図である。この図で、図5
に示す部分と同一部分には同一符号が付してある。25
0Bはさきの第4の実施例の制御装置250Aに相当す
る制御装置、255は制御装置250Bにおいて、最小
値選択部253とサーボ制御部254との間に介在する
最小値選択部である。
【0027】本実施例では、ペダル6の踏み込み量に応
じた信号が傾転量信号として最小値選択部255に入力
されることとなり、ここで、最小値選択部253からの
出力信号と比較されるので、ペダル6により油圧ポンプ
の最大傾転角を制限することができることとなり、別途
操作手段を設けなくてもペダル6を用いて、例えば、油
圧ショベルの微操作時、踏み込み量を調整することによ
り、より一層微妙な操作を行なうことができる。
【0028】図7は本発明の第6の実施例に係る油圧シ
ョベルの操作装置のブロック図である。この図で、図5
に示す部分と同一部分には同一符号が付してある。25
0Cはさきの第4の実施例の制御装置250Aに相当す
る制御装置、256は制御装置250Cにおいて、最小
値選択部253とトルク制御部252との間に介在する
最大値選択部である。
【0029】本実施例では、ペダル6の踏み込み量に応
じた信号が傾転量信号として最大値選択部256に入力
され、ここで、トルク制御部252からの出力信号と比
較されることになるので、ペダル6による傾転量信号は
油圧ショベルのトルクに基づく信号と同等の信号とな
る。これにより、別途操作手段を設けなくてもペダル6
を用いて、例えば、掘削作業等において限度いっぱいに
力を使用している場合、さらに大きな力を短時間使用し
たいときペダル6を踏み込むことにより傾転量を大きく
して目的を達成することができる。又、作業を行なって
いない場合、ペダル6の踏み込みにより傾転量を大きく
して予め吐出流量を大きくしてくことによりき、次の作
業開始時に操作レバーを操作したとき、直ちに必要流量
を得ることもできる。
【0030】なお、上記各実施例の説明では、作業機械
として油圧ショベルを例示して説明したが、本発明を他
の作業機械に適用できるのは明らかである。さらに、選
択装置や制御装置はマイクロコンピュータにより構成す
ることができるのも明らかである。さらに又、上記各実
施例の説明では、操作手段としてペダルを例示して説明
したが、これは操作レバーでもよいし、又、通常の操作
レバーに一体に設置された操作部であってもよい。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の作業機械の操作装置では、複数の駆動部を駆動して所
要の作業を行なう作業機械において、特に、人が操作す
ることにより当該操作の操作量に応じて操作信号を出力
する操作手段と、前記各駆動部中の少なくとも二つの駆
動部のうちから前記操作信号を与える駆動部を択一的に
選択して所要の接続を行う選択手段とを設けているの
で、同じ操作手段によりこれらの駆動部を所望の操作量
で選択的に駆動することができて、スペースを要するこ
となく種々の駆動部を任意に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る油圧ショベルの操
作装置のブロック図である。
【図2】図1に示すペダルを設置した運転室の平面図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例に係る油圧ショベルの操
作装置のブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施例に係る油圧ショベルの操
作装置のブロック図である。
【図5】本発明の第4の実施例に係る油圧ショベルの操
作装置のブロック図である。
【図6】本発明の第5の実施例に係る油圧ショベルの操
作装置のブロック図である。
【図7】本発明の第6の実施例に係る油圧ショベルの操
作装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 ガバナ 2 エンジンコントロールモータ 3 エンジンレバー 4 コントロールバルブ 5 比例電磁弁 6 ペダル 7 選択部 8 制御装置 81 切換部 82 最大値選択部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−100455(JP,U) 実開 昭61−58273(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/22 F15B 11/08 G05B 24/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の駆動部を駆動して所要の作業を行
    なう作業機械において、人が操作することにより当該操
    の操作量に応じて操作信号を出力する操作手段と、前
    記各駆動部中の少なくとも二つの駆動部のうちから前記
    操作信号を与える駆動部を択一的に選択して所要の接続
    を行う選択手段とを設けたことを特徴とする作業機械の
    操作装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記操作手段は、足
    踏みペダルであることを特徴とする作業機械の操作装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記操作手段は、他
    の駆動部の操作レバーに設けられていることを特徴とす
    る作業機械の操作装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記選択手段で選択
    される前記少なくとも二つの駆動部の一つは、エンジン
    コントロール装置であることを特徴とする作業機械の操
    作装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記選択手段で選択
    される前記少なくとも二つの駆動部の一つは、油圧ポン
    プのおしのけ容積可変機構を駆動するレギュレータであ
    ることを特徴とする作業機械の操作装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記選択手段で選択
    される前記少なくとも二つの駆動部の一つは、コントロ
    ールバルブであることを特徴とする作業機械の操作装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記コントロールバ
    ルブは、前記操作手段からの操作信号に応じて駆動され
    ることを特徴とする作業機械の操作装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、前記コントロールバ
    ルブは、当該コントロールバルブの操作レバーの操作量
    に前記操作手段からの操作信号に応じたゲインを乗じた
    値に応じて駆動されることを特徴とする作業機械の操作
    装置。
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