JP2935419B2 - Fmレーダ装置 - Google Patents

Fmレーダ装置

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JP2935419B2
JP2935419B2 JP8305037A JP30503796A JP2935419B2 JP 2935419 B2 JP2935419 B2 JP 2935419B2 JP 8305037 A JP8305037 A JP 8305037A JP 30503796 A JP30503796 A JP 30503796A JP 2935419 B2 JP2935419 B2 JP 2935419B2
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    • G01S13/345Systems for measuring distance only using transmission of continuous waves, whether amplitude-, frequency-, or phase-modulated, or unmodulated using transmission of continuous, frequency-modulated waves while heterodyning the received signal, or a signal derived therefrom, with a locally-generated signal related to the contemporaneously transmitted signal using triangular modulation

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物標の位置を検知
するFMレーダ装置に係り、特に、高速移動する物標の
位置を正確に検知することができるようにしたFMレー
ダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周波数変調されたFM信号を送受信し、
受信信号と送信信号に関連する信号とを混合して得られ
るビート信号に基づいて物標を検知するFMレーダ装置
は、例えば、特開平5−180931号、特開平8−2
11145号、特開平7−128440号、特開平6−
242230号公報、特開平4−142486号、特開
平5−150035号公報等にて開示されている。
【0003】特開平5−180931号公報では、ビー
ト信号を周波数に応じて増幅率が比例的に変化する増幅
器、例えば周波数の4乗に比例する利得特性をもつ増幅
器により増幅したうえで検波するFMレーダ装置が開示
されている。また、検波信号のスペクトルレベルに基づ
いて、F−θ特性により物標の方向を検知する手法が開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】FMレーダ装置に対し
て物標が静止している場合は、ビート信号の周波数は物
標との距離に対応した値(相対距離に比例した値)にな
る。しかし、FMレーダ装置を搭載した車両や飛行機等
の移動体と物標との間に相対速度がある場合、特にFM
レーダ装置に対して物標が高速移動している場合は、受
信信号の周波数がドップラシフトするためにビート信号
の周波数は物標との距離(相対距離)に対応した本来の
値から多少ずれてしまう。
【0005】また、ビート信号を周波数に応じて変化す
る増幅率で増幅する場合は、このドップラシフトによっ
て、本来の周波数での増幅率とは異なる増幅率で増幅さ
れ、増幅信号のスペクトルレベルが本来のスペクトルレ
ベルから多少ずれてしまう。特に、周波数の4乗に比例
するような変化の大きい増幅率で増幅する場合であって
物標が高速移動しているときは、ドップラシフトによる
周波数のずれに伴って当該ずれた周波数の4乗に比例す
る増幅率で増幅されるので、本来のスペクトルレベルか
ら大きくずれてしまう。これでは、増幅信号のスペクト
ルレベルに基づいて検知した物標の方向が本来の値から
ずれてしまう。
【0006】本発明は、上記した従来技術の課題を解決
するためになされたものであって、その目的は、FMレ
ーダ装置に対して物標が高速移動している場合にも、物
標の位置を正確に検知することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るFMレー
ダ装置は、ビート信号を周波数に応じて変化する増幅率
で増幅する増幅器と、この増幅器からの増幅信号または
この増幅信号に基づく信号のスペクトルレベルを、物標
の速度によるドップラシフトがない場合のビート信号を
増幅したときのスペクトルレベルに補正する補正手段
と、を備え、この補正手段で補正されたスペクトルレベ
ルに基づいて物標の位置を検知することを特徴とする。
【0008】増幅信号またはこの増幅信号に基づく信号
のスペクトルレベルを、物標の速度によるドップラシフ
トがない場合のビート信号を増幅したときのスペクトル
レベルに補正することで、FMレーダ装置に対して物標
が静止している場合の本来のスペクトルレベルを得るこ
とができる。この補正されたスペクトルレベルに基づい
て物標の位置を検知することで、物標の位置を正確に検
知することができる。
【0009】請求項2では、請求項1記載のFMレーダ
装置において、増幅器は、ビート信号を周波数の4乗に
比例する増幅率で増幅することを特徴とする。
【0010】レーダ方程式を考慮してビート信号を周波
数の4乗に比例する利得特性をもつ増幅器で増幅するこ
とで、物標までの距離が遠くなるほどその反射信号の受
信レベルひいてはビート信号のレベルが低下することを
補償(距離減衰補償)することができる。
【0011】また、この増幅器からの増幅信号またはこ
の増幅信号に基づく信号のスペクトルレベルを、物標の
速度によるドップラシフトがない場合のビート信号を増
幅したときのスペクトルレベルに補正することで、周波
数の4乗に比例する増幅率で増幅する場合でもドップラ
シフトに基づく周波数のずれによる増幅率の変化の影響
を無くすることができ、本来の増幅信号またはこの増幅
信号に基づく信号のスペクトルレベルを得ることができ
る。
【0012】請求項3では、請求項1〜2記載のFMレ
ーダ装置において、前記FMレーダ装置は、三角波で周
波数変調されたFM信号を送信するFM−CWレーダ装
置からなり、前記補正手段は、FM信号の周波数上昇区
間または周波数下降区間での増幅信号またはこの増幅信
号に基づく信号のスペクトルレベルがピークとなる該ス
ペクトルレベルを、このピークとなるピーク周波数にお
ける前記増幅器の増幅率と、周波数上昇区間と周波数下
降区間の両ピーク周波数の平均値における前記増幅器の
増幅率と、に基づいてドップラシフトがない場合のビー
ト信号を増幅したときのスペクトルレベルに補正するこ
とを特徴とする。
【0013】三角波で周波数変調されたFM信号を送信
するFM−CWレーダ装置からなるので、周波数上昇区
間および周波数下降区間のピーク周波数の平均値を求め
ることで、簡単に相対距離に対応する本来の周波数を算
出することができる。
【0014】増幅信号またはこの増幅信号に基づく信号
のスペクトルレベルがピークとなる該スペクトルレベル
を、ピーク周波数における増幅率と、本来の周波数にお
ける増幅率と、に基づいて本来のスペクトルレベルに補
正するので、該スペクトルレベルをこれらの増幅率の比
で割り算する等の簡単な演算で補正することができる。
従って、物標が高速移動している場合にも、高速で演算
してFMレーダ装置を搭載した車両等の運転手に物標の
位置をすばやく報知することができる。
【0015】請求項4では、請求項1〜3記載のFMレ
ーダ装置において、前記補正手段は、前記増幅器からの
増幅信号またはこの増幅信号に基づく信号のスペクトル
レベルを、ノイズ成分を除去してから物標の速度による
ドップラシフトがない場合のビート信号を増幅したとき
のスペクトルレベルに補正することを特徴とする。
【0016】路面反射やクラッタなどによるノイズ成分
を例えば実験などにより求めておき、このノイズ成分を
除去してから補正することで、物標に正確に対応したス
ペクトルレベルに補正することができ、物標の検知精度
をより高めることができる。
【0017】例えば、本発明のFMレーダ装置は、少な
くとも2つのビームをその一部が重複するように順次送
信し、各ビームをそれぞれ送信したときに得られる各増
幅信号またはこの各増幅信号に基づく各信号のスペクト
ルレベルに基づいて物標の方向を検知する構成とするこ
とで、高速移動する物標の方向を正確に検知することが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態に基づいて説明する。
【0019】図2は、レーダ装置本体1の基本的な構成
を示しており、三角波発生器2から搬送波が掃引発振器
3に与えられ、この掃引発振器3から所定の掃引周波数
をもったFM信号が分配器4を通してサーキュレータ5
に与えられてアンテナANTから電波として物標Oに向
けて発射されるようになっている。
【0020】また、アンテナANTによって受信される
物標Oからの反射波がサーキュレータ5を通してミキサ
6に与えられ、そこで分配器4から与えられる送信波と
混合させて物標Oとの相対距離に応じた両者の周波数差
によるビート信号を生じさせ、そのビート信号が周波数
の4乗に比例する利得特性をもった増幅器7に与えられ
て距離減衰補償、すなわち物標までの距離が遠くなるほ
どその反射信号の受信レベルひいてはビート信号のレベ
ルが低下することの補償がなされたうえで、そのとき検
知された物標Oに対する距離信号(増幅信号)Sとして
とり出されるようになっている。
【0021】この距離信号Sの周波数分析は、複数のB
PF(バンドパスフィルタ、帯域フィルタ)や、FFT
(高速フーリエ変換)等の演算処理手法を用いて行うこ
とができ、距離信号Sのスペクトル分布を得ることがで
きる。
【0022】例えば、距離信号SをAD変換して高速フ
ーリエ変換器を通してマイクロコンピュータに入力し
(または、マイクロコンピュータにて高速フーリエ変換
し)、各種演算を行う場合、補正手段を有するマイクロ
コンピュータでは、FM信号の周波数上昇区間での距離
信号Sのスペクトルレベルがピークとなる該スペクトル
レベルSupを、このピークとなるピーク周波数fupにお
ける増幅器7の増幅率Gupと、周波数上昇区間と周波数
下降区間の両ピーク周波数の平均値fcenterにおける増
幅器7の増幅率Gcenterと、の比に基づいてドップラシ
フトがない場合のビート信号を増幅したときのスペクト
ルレベルScenterに補正する。一例として、Scenter=
Sup×Gcenter/Gupという演算で求める。一例とし
て、Scenter=Sup×(fcenter/fup)4 という演算
で求める。図12は増幅信号のスペクトルレベルを補正
する説明図であり、図12(A)は増幅器7の増幅率の
周波数特性を示し、図12(B)は補正前後の増幅信号
のスペクトルレベルを示している。物標が遠ざかってい
る場合の例である。
【0023】または、FM信号の周波数下降区間での増
幅信号のスペクトルレベルがピークとなる該スペクトル
レベルSdownを、このピークとなるピーク周波数fdown
における増幅器7の増幅率Gdownと、周波数上昇区間と
周波数下降区間の両ピーク周波数の平均値fcenterにお
ける増幅器7の増幅率Gcenterと、の比に基づいてドッ
プラシフトがない場合のビート信号を増幅したときのス
ペクトルレベルScenterに補正する。一例として、Sce
nter=Sdown×Gcenter/Gdownという演算で求める。
一例として、Scenter=Sdown×(fcenter/fdown)
4 という演算で求める。対数を用いた演算を行ってもよ
い。増幅器7の増幅率の周波数特性については、予めマ
イクロコンピュータのメモリに記憶しておいてもよい。
【0024】ここで、平均値fcenter=(fup+fdow
n)/2であり、周波数上昇区間および周波数下降区間
のピーク周波数の平均値fcenterを求めることで、ドッ
プラシフトがない場合の物標との相対距離に対応する本
来の周波数を算出することができ、この本来の周波数か
ら物標までの本来の距離を求めることができる。なお、
fdpr =(fup−fdown)/2により、物標の相対速度
に比例した周波数を得ることができ、これにより物標の
相対速度を求めることができる。
【0025】いま、レーダ監視エリア内に相対距離が各
々異なる複数の物標が存在する場合、レーダ装置本体1
からは各物標までの距離にそれぞれ応じた周波数で、そ
れぞれの物標からの反射波に比例した振幅の信号が混在
した状態の距離信号Sが得られる。
【0026】そのときのスペクトルは、図3に示すよう
に、複数の周波数成分を含んでいる。なお、この場合
は、物標が4つある場合を示している。このような場合
は、ビート信号を周波数分析して複数のピーク周波数を
求め、FM信号の周波数上昇区間と周波数下降区間でそ
れぞれ前記ピーク周波数を該周波数の大きさの順序に整
列し、その順序に対応して周波数上昇区間と周波数下降
区間のピーク周波数を対に組み合わせてスペクトルレベ
ルの補正を行い、各物標までの距離等を求めてもよい。
この組合せの手法については、特開平5−142337
号公報を参考にすることができる。
【0027】図4に示す構成を用いて周波数分析を行っ
てもよい。距離信号Sの有する周波数範囲全体を複数の
周波数帯域ごとに分割し、それぞれ分割された帯域の各
チャンネルCH1〜CHnに対応する帯域フィルタ81
〜8nを並設し、その各フィルタ出力を検波器91〜9
nによってそれぞれ検波させ、その各検波出力をスイッ
チSWの切換えによってAD変換器10を通してマイク
ロコンピュータ11に順次読み込ませ、そこで予め設定
されたしきい値を用いたレベル判定を行わせることによ
り、各チャンネルの周波数帯域に応じた距離範囲内に物
標があるか否かの検知をそれぞれ行わせることができ
る。このような手法をとることにより、レーダ監視エリ
ア内にある複数の物標をそれぞれの相対距離をもって個
別的に検知することができるようになる。
【0028】そして、補正手段を有するマイクロコンピ
ュータ11では、FM信号の周波数上昇区間または周波
数下降区間での距離信号Sのスペクトルレベルがピーク
となる該スペクトルレベルを、このピークとなるピーク
周波数における増幅器7の増幅率と、周波数上昇区間と
周波数下降区間の両ピーク周波数の平均値における増幅
器7の増幅率と、の比に基づいてドップラシフトがない
場合のビート信号を増幅したときのスペクトルレベルに
補正する。
【0029】次に、路面反射やクラッタなどのノイズ除
去の原理について、以下説明する。
【0030】レーダ装置本体1から出力される距離信号
Sのスペクトル分布は、真の物標Oからの反射波による
場合は、図5に示すように、比較的急峻なパルス状とな
るが、平坦路における路面からの反射波による場合は、
図6に示すように、比較的広い周波数帯域にわたってな
だらかに山形に変化するようになる。
【0031】それは、道路の種類によらずほぼ一定とな
るので、その路面反射波による増幅器7の出力データを
チャンネル分けしてマイクロコンピュータ11に予め記
憶させておき、マイクロコンピュータ11において距離
信号Sに基づく各チャンネルの出力データからその記憶
された路面反射分のデータを減ずるような演算処理を施
すようにすれば、路面反射の影響を有効に抑制すること
ができるようになる。自車速度が増すと道路や地面との
相対速度が増すことから、ノイズ成分を自車速度(自ら
の速度)に応じて予め求めて記憶しておき、自車速度に
応じたノイズ除去を行って検知精度を高めるようにして
もよい。
【0032】また、上り坂状態の路面からの反射波によ
る場合や、搬送波周波数が極めて高いFM波を送信した
ときの浮遊雨雪粒からの反射波(クラッタ)による場合
のスペクトル分布は図7に示すように比較的なだらかな
山形となり、図5に示す真の物標Oからの反射波による
ものとは明らかに異なる特性となっている。
【0033】従って、マイクロコンピュータ11におい
て、全チャンネルのデータ平均とチャンネル同士間の各
データの差(または比)および隣接チャンネル同士間の
各データの差(または比)をそれぞれ算出し、その結果
が予め設定されているしきい値以上であれば物標、そう
でないならクラッタなどによるノイズと判別してノイズ
除去を行わせるようにしてもよい。
【0034】次に、物標の方向を検知するための原理に
ついて、以下説明する。
【0035】一般に、図8に示すように、2つのレーダ
装置LA,LBにおける各アンテナANT−a,ANT
−bからそれぞれ発射されるビームB1,B2の一部が
重なり合うように各ビームB1,B2の発射方向を設定
し、そのビームが重なり合うエリア内にある物標Oを各
レーダ装置LA,LBによってそれぞれ検知したときの
各レーダ出力信号Sa,Sbのレベルをla,lbと
し、その各レベルの差と和との比(la−lb)/(l
a+lb)をFとすると、そのF値と物標Oの方向角θ
との間には図9に示すような一定のS字特性の関係にあ
ることが知られている。
【0036】従って、予めFとθとの関係を実測などに
よって求めておき、そのF−θ特性をメモリに記憶させ
ておくようにすれば、各レーダ装置LA,LBによって
同一の物標Oをそれぞれ検知したときの各出力信号S
a,Sbのレベルla,lbによってF値を算出するこ
とにより、そのときの物標Oの方向角θを求めることが
できるようになる。
【0037】ここでは、特に各レーダ装置LA,LBの
ビームB1,B2が重なり合うエリア内に複数の物標が
存在しても、それら各物標の方向をそれぞれ個別的に検
知することができるようにしている。
【0038】図10に、複数物標を個別的にそれぞれの
物標方向とともに検知することができるようにしたとき
の基本的な構成を示している。
【0039】ここでは、図4に示す構成による物標の個
別検知機能をもったFMレーダ装置をマイクロコンピュ
ータ11を共用するように2台並設し、一方側Aにおけ
るレーダ装置本体1aのアンテナANT−aから発射さ
れるビームB1と他方側Bにおけるレーダ装置本体1b
のアンテナANT−bから発射されるビームB2とが一
部重なるように各アンテナによるビームの発射方向が設
定されている。また、A,B側における各対応する帯域
フィルタ81〜8nは、それぞれ互いに同一の周波数帯
域となるように設定されている。
【0040】このように構成されたものにあって、まず
先にレーダ装置本体1a側を動作状態(このときレーダ
装置本体1b側は不動作)としたときの各チャンネルご
との出力信号をマイクロコンピュータ11に読み込ませ
て物標の検知を行わせる。次に、レーダ装置本体1b側
を動作状態(このときレーダ装置本体1a側は不動作)
としたときの各チャンネルごとの出力信号をマイクロコ
ンピュータ11に読み込ませて物標の検知を行わせる。
【0041】その結果、マイクロコンピュータ11で
は、A,B両側の同一チャンネルにおいて物標がそれぞ
れ検知されているチャンネルをわり出す。次に、その各
チャンネル出力信号のレベルを、物標Oの速度によるド
ップラシフトがない場合のビート信号を増幅器7にて増
幅したときのレベルに補正する。そして、この補正され
たレベルに基づいて前述のようにF値を算出し、そのF
値に従って予め内部メモリに設定されているテーブルか
ら対応するθ値を読み出して、そのチャンネルにおける
検知物標の方向角を求めるようにする。
【0042】なお、その際、物標がそれぞれ検知されて
いるチャンネルの番号によって検知物標までの距離が求
められることになる。また、同一チャンネルにおいて物
標がそれぞれ検知状態にあるチャンネルが複数あると
き、すなわち各々異なる距離範囲にわたって複数の物標
が検知されているときには、各組ごとにF値を求めて方
向角をわり出すための処理をそれぞれ行うことによって
各物標の方向が個別的に求められる。各組の作り方につ
いては、前記した特開平5−142337号公報を参考
にすることができる。
【0043】図1は本発明を実施するためのFMレーダ
装置の構成例を示すもので、ここでは全体の構成の簡素
化を図るために1台のレーダ装置本体1のみを設けてア
ンテナスイッチANT−SWを切り換えることにより、
2つのアンテナANT−a,ANT−bからビームB
1,B2を交互に発射させることができるようにしてい
る。
【0044】なお、ここでは、三角波発生器2として
は、周波数50kHzの方形波信号を発生する方形波発
振器21と、その方形波信号を三角波信号に変換する波
形変換器22と、その三角波信号を掃引発振器3におけ
る発振周波数が直線的に変化するように補正する直線性
補正器23とからなっている。掃引発振器3では、掃引
幅400MHzのFM波(FM信号)を発生する。
【0045】また、図4に示す帯域フィルタ群81〜8
n,検波器群91〜9nおよび切換スイッチSWの構成
に代えて、マイクロコンピュータ11からDA変換器1
2を通して順次与えられる各チャンネル指定信号に応じ
て多段階に分けられた周波数信号を順次発生する掃引発
振器13と、その掃引発振周波数信号とレーダ装置本体
1から出力される距離信号Sとを混合するミキサ14
と、そのミキサ14の出力信号をろ波する帯域フィルタ
8と、そのフィルタ出力を増幅器15を通して検波する
検波器9とからなる構成をとるようにしている。
【0046】このように構成されたものでは、マイクロ
コンピュータ11の制御下で、先ず、アンテナスイッチ
ANT−SWがa接点側に閉じられたうえで、アンテナ
ANT−aから所定方向にビームB1の発射がなされ
る。
【0047】このとき、物標の検知能力距離範囲を1〜
100mとしたとき、距離信号Sの周波数範囲は0.2
67〜26.7MHzとなる。また、マイクロコンピュ
ータ11からDA変換器12にチャンネル指定が出さ
れ、そのチャンネルに適した直流電圧信号が掃引発振器
13に与えられる。
【0048】掃引発振器13では、チャンネル指定信号
に従って31.3〜57.466MHzの周波数範囲内
で267kHzごとに分割された99種の周波数信号を
発振する。
【0049】その掃引発振器13から出力される周波数
信号と距離信号Sとがミキサ14において混合され、そ
の混合出力が通過周波数帯域57.733〜58.0M
Hzの帯域フィルタ8でろ波され、そのろ波された周波
数信号が増幅器15を通して検波器9により検波され、
その検波された直流電圧信号がAD変換器10を通して
マイクロコンピュータ11に読み込まれる。
【0050】その際、マイクロコンピュータ11はDA
変換器12に与えられるチャンネル指定を1〜99まで
順次変えていき、その各チャンネル指定ごとにAD変換
器10の出力データを読み込んで内部メモリに逐次格納
していく。
【0051】図11に各チャンネルごとにおける掃引発
振器13の発振周波数fc,距離信号Sの周波数範囲f
s,物標までの距離範囲Lの関係を示している。
【0052】FM信号の周波数上昇区間についての上記
動作が終了すると、FM信号の周波数下降区間につい
て、前述と同様にして1〜99チャンネルにおける各デ
ータを内部メモリに格納する。
【0053】次に、マイクロコンピュータ11は、アン
テナスイッチANT−SWをb接点側に閉成してアンテ
ナANT−bから所定方向にビームB2を発射し、前述
と同様にして1〜99チャンネルにおける各データを内
部メモリに格納する。FM信号の周波数上昇区間につい
ての上記動作が終了すると、FM信号の周波数下降区間
について、前述と同様にして1〜99チャンネルにおけ
る各データを内部メモリに格納する。
【0054】このようにして、アンテナANT−a,A
NT−bの2グループの各1〜99チャンネル分のデー
タが格納し終わると、マイクロコンピュータ11は各グ
ループごとに前述した路面反射やクラッタなどのノイズ
除去の処理をなしたうえで、各チャンネルにおける物標
の検知を個別的に行い、その結果、物標の検知状態にあ
るチャンネルの選出を行う。
【0055】ビート信号を周波数分析してビート信号に
ついて1〜99チャンネル分の所定の単位周波数間隔毎
のスペクトル分布を得ているのであるが、特開平7−1
28440号公報では、ビート信号を周波数分析してビ
ート信号の所定の単位周波数間隔毎のスペクトル分布を
得る周波数分析手段と、該スペクトル分布からスペクト
ルレベルが所定のレベル以上の極大値となる極大スペク
トルの周波数を求める極大スペクトル検出手段と、該極
大スペクトルの周波数の前後にわたる所定の周波数幅内
における前記スペクトル分布のレベル重心の周波数を求
めるレベル重心検出手段と、該レベル重心の周波数を物
標の相対距離に対応する周波数として物標の相対距離を
求める距離検出手段と、を備えたFMレーダ装置が開示
されている。極大スペクトルの検出は、例えば所定レベ
ル以上のスペクトルレベルを有し、且つその前後にわた
る周波数のスペクトルレベルが増加傾向から減少傾向に
転じるようなスペクトルを検出することにより行われ
る。
【0056】この極大スペクトル検出手段とレベル重心
検出手段と距離検出手段とをマイクロコンピュータ11
に備えて物標の相対距離を求めてもよく、レベル重心の
周波数をピーク周波数とし、このピーク周波数でのスペ
クトルレベルを、スペクトル分布を2次曲線で近似した
曲線から算出して、補正の演算に用いてもよい。また、
ピーク周波数でのスペクトルレベルの算出については、
前述の特開平7−128440号公報に開示されている
ように、物標の相対距離に対応する周波数近傍における
スペクトル分布を例えば正規分布であると仮定し、離散
的なスペクトルデータから重心周波数のスペクトルレベ
ル(これは正規分布の頂点のレベルとなる)を求めるよ
うにすることも可能である。また、物標の相対距離に対
応する周波数近傍における一般的なスペクトル分布を予
め実験等に基づいて設定しておき、その設定したスペク
トル分布とビート信号の離散的なスペクトルデータとを
比較・対応させることにより、重心周波数のスペクトル
レベルを推定することも可能である。更に、一般に、物
標の相対距離に対応する周波数近傍における離散的なス
ペクトルデータのスペクトルレベルの総和は、スペクト
ル分布の頂点のスペクトルレベルに略比例するので、極
大スペクトルの周波数を中心とする所定の周波数幅内に
おける各スペクトルのレベルの総和を求め、その総和の
値から重心周波数のスペクトルレベルを求めることも可
能である。このようにすることで、各チャンネルのピー
ク周波数を、例えばCH3の場合は0.801MHzと
したり、1.068MHzとしたり、その中央値とした
りしてCH3のスペクトルレベルを補正するときに比べ
て、精度を向上させることができる。
【0057】そして、その選出されたチャンネルについ
て両グループにおける補正されたデータ(スペクトルレ
ベル)を用いて前述のようにF値を演算により求めて対
応する物標の方向角θをわり出し、そのチャンネル数に
応じた検知物標の距離Lのデータとその方向角θのデー
タとを表示器等の外部に出力する。
【0058】なお、特開平7−128440号公報に
は、物標の相対距離とビームの送波方向との組に対応す
るスペクトルレベルの2次元的レベル重心の位置を求
め、その求めた2次元的レベル重心の位置を物標の2次
元的相対位置として得るFMレーダ装置の開示がある
が、本発明を適用することで、物標の位置の検知精度を
高めることができる。補正手段は、マイクロコンピュー
タのハードウエアで構成してもよく、ソフトウエアで構
成してその制御プログラムをメモリに記憶しておき実行
してもよく、複雑な演算を高速で行うDSP(ディジタ
ルシグナルプロセッサ)で構成してもよい。また、FM
−CWレーダ装置の場合を中心に説明したが、上記実施
形態は本発明の一例であり、本発明は上記実施形態に限
定されない。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、増幅信号またはこの増
幅信号に基づく信号のスペクトルレベルを、物標の速度
によるドップラシフトがない場合のビート信号を増幅し
たときのスペクトルレベルに補正することで、FMレー
ダ装置に対して物標が静止している場合の本来のスペク
トルレベルを得ることができる。この補正されたスペク
トルレベルに基づいて物標の位置を検知することで、物
標の位置を正確に検知することができる。
【0060】また、レーダ方程式を考慮してビート信号
を周波数の4乗に比例する利得特性をもつ増幅器で増幅
することで、物標までの距離が遠くなるほどその反射信
号の受信レベルひいてはビート信号のレベルが低下する
ことを補償することができる。この増幅器からの増幅信
号またはこの増幅信号に基づく信号のスペクトルレベル
を、物標の速度によるドップラシフトがない場合のビー
ト信号を増幅したときのスペクトルレベルに補正するこ
とで、周波数の4乗に比例する増幅率で増幅する場合で
もドップラシフトに基づく周波数のずれによる増幅率の
変化の影響を無くすることができ、本来の増幅信号また
はこの増幅信号に基づく信号のスペクトルレベルを得る
ことができる。
【0061】また、三角波で周波数変調されたFM信号
を送信するFM−CWレーダ装置とすることで、周波数
上昇区間および周波数下降区間のピーク周波数の平均値
を求めることで、簡単に相対距離に対応する本来の周波
数を算出することができる。更に、増幅信号またはこの
増幅信号に基づく信号のスペクトルレベルがピークとな
る該スペクトルレベルを、ピーク周波数における増幅率
と、本来の周波数における増幅率と、に基づいて本来の
スペクトルレベルに補正するので、該スペクトルレベル
をこれらの増幅率の比で割り算する等の簡単な演算で補
正することができる。従って、物標が高速移動している
場合にも、高速で演算してFMレーダ装置を搭載した車
両等の運転手に物標の位置をすばやく報知することがで
きる。
【0062】また、路面反射やクラッタなどによるノイ
ズ成分を例えば実験などにより求めて記憶しておき、こ
のノイズ成分を除去してから補正することで、ノイズ成
分を不要に補正することを防止することができると共
に、物標に正確に対応したスペクトルレベルに補正する
ことができ、物標の検知精度をより高めることができ
る。
【0063】例えば、本発明のFMレーダ装置は、少な
くとも2つのビームをその一部が重複するように順次送
信し、各ビームをそれぞれ送信したときに得られる各増
幅信号またはこの各増幅信号に基づく各信号のスペクト
ルレベルに基づいて物標の方向を検知する構成とするこ
とで、高速移動する物標の方向を正確に検知することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるFMレーダ装置の一実施形態を示
す簡易ブロック図
【図2】本発明におけるレーダ装置本体の基本的な構成
例を示す簡易ブロック図
【図3】物標が複数ある場合のレーダ装置本体から出力
される距離信号の周波数スペクトル特性の一例を示す説
明図
【図4】複数物標を個別的に検知させるための基本構成
を示す簡易ブロック図
【図5】真の物標からの反射波による周波数スペクトル
特性の一例を示す説明図
【図6】平坦な路面からの反射波による周波数スペクト
ル特性の一例を示す説明図
【図7】上り坂の路面からの反射波やクラッタなどによ
る周波数スペクトル特性の一例を示す説明図
【図8】2つのレーダ装置を用いて物標の方向検知を行
わせるための基本構成を示す簡易ブロック図
【図9】F−θ特性を示す説明図
【図10】本発明によるFMレーダ装置の基本的な構成
例を示す簡易ブロック図
【図11】各チャンネルごとにおける掃引発振器13の
発振周波数fc,距離信号Sの周波数範囲fs,物標ま
での距離範囲Lの関係を示す説明図
【図12】増幅信号のスペクトルレベルを補正する説明
【符号の説明】
1…レーダ装置本体、2…三角波発生器、3…掃引発振
器、4…分配器(方向性結合器)、5…サーキュレー
タ、6…ミキサ、7…増幅器、8…帯域フィルタ、9…
検波器、10…AD変換器、11…マイクロコンピュー
タ、12…DA変換器、13…掃引発振器、14…ミキ
サ、15…増幅器。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95 JICSTファイル(JOIS) WPI(DIALOG)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数変調されたFM信号を物標に向け
    て送信し、物標からの反射信号を受信し、この受信信号
    と送信信号に関連する信号とを混合して得られるビート
    信号に基づいて物標の位置を検知するFMレーダ装置に
    おいて、 ビート信号を周波数に応じて変化する増幅率で増幅する
    増幅器と、 この増幅器からの増幅信号またはこの増幅信号に基づく
    信号のスペクトルレベルを、物標の速度によるドップラ
    シフトがない場合のビート信号を増幅したときのスペク
    トルレベルに補正する補正手段と、を備え、 この補正手段で補正されたスペクトルレベルに基づいて
    物標の位置を検知することを特徴とするFMレーダ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記増幅器は、ビート信号を周波数の4
    乗に比例する増幅率で増幅することを特徴とする請求項
    1記載のFMレーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記FMレーダ装置は、三角波で周波数
    変調されたFM信号を送信するFM−CWレーダ装置か
    らなり、 前記補正手段は、 FM信号の周波数上昇区間または周波数下降区間での増
    幅信号またはこの増幅信号に基づく信号のスペクトルレ
    ベルがピークとなる該スペクトルレベルを、このピーク
    となるピーク周波数における前記増幅器の増幅率と、周
    波数上昇区間と周波数下降区間の両ピーク周波数の平均
    値における前記増幅器の増幅率と、に基づいてドップラ
    シフトがない場合のビート信号を増幅したときのスペク
    トルレベルに補正することを特徴とする請求項1〜2記
    載のFMレーダ装置。
  4. 【請求項4】 前記補正手段は、前記増幅器からの増幅
    信号またはこの増幅信号に基づく信号のスペクトルレベ
    ルを、ノイズ成分を除去してから物標の速度によるドッ
    プラシフトがない場合のビート信号を増幅したときのス
    ペクトルレベルに補正することを特徴とする請求項1〜
    3記載のFMレーダ装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも2つのビームをその一部が重
    複するように順次送信し、各ビームをそれぞれ送信した
    ときに得られる各増幅信号またはこの各増幅信号に基づ
    く各信号のスペクトルレベルに基づいて物標の方向を検
    知することを特徴とする請求項1〜4記載のFMレーダ
    装置。
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