JP5972203B2 - Fm−cwレーダ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、FM−CWレーダ装置に関するものである。
FM−CWレーダ装置は、低周波から高周波へと周波数が一定期間上昇変化するUpチャープ期間と、高周波から低周波へと周波数が一定期間下降変化するDownチャープ期間とを切り換えて繰り返す送信波を目標物に照射することにより、それぞれの期間における送信波と目標物での反射波とから得られるビート信号のピーク周波数の和と差から、目標物までの距離と相対速度とを算出する。
このFM−CWレーダ装置は、構成の容易さ、ベースバンドでの信号処理が比較的低周波数の帯域で容易に行えることなどから、昨今では、低価格化を狙ったミリ波帯の衝突防止レーダ装置などに多く使用されている。
ところで、FM−CWレーダ装置の主要構成要素である送受信モジュールは、システム側からの要求により、Upチャープ期間とDownチャープ期間とのそれぞれにおいて得られるビート信号のピーク周波数およびピークレベルのUp・Down間の偏差を、一定範囲内に収めるよう仕様化されている。
つまり、FM−CWレーダ装置の出荷検査調整時においては、送受信モジュールが、各温度において測定されたUpチャープ期間とDownチャープ期間とのそれぞれにおけるビート信号のピーク周波数およびピークレベルのUp・Down間の偏差がシステムの要求規格内に入っているか否か判定し、規格外のものは検査不合格品として扱われる。
特開2010−276372号公報
FM−CWレーダ装置では、電圧制御発振器(VCO)を用いて送信波である周波数変調をかけたCW波(連続波)を発生するが、このVCOに印加する電圧の変動やVCO自体の電圧・発振周波数の非直線性、ヒステリシス特性によるUpチャープ期間とDownチャープ期間での非対称性が、分解能低下やUp・Down間での偏差増大等の性能劣化を引き起こす。
この影響を小さくするため、例えば特許文献1に示されるように、ディジタルアナログ変換器(DAC)を用いてVCOへの印加電圧を生成することで、電圧変動や非線形性を考慮した電圧印加を可能とし、かつ、Up・Down独立の補正電圧データを保持するようにしている。
しかし、送受信モジュール単体での対策にも限界あり、特にUp・Down間での偏差増大については、送受信モジュールの検査歩留まり低下の主要因となっており、早急な対策が望まれている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、レーダ装置としての検出精度を向上させるとともに、送受信モジュールへの要求を緩和し検査歩留まりの改善を可能にするFM−CWレーダ装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、目標物に照射する送信波の周波数を、低周波から高周波へと一定期間上昇変化させるUpチャープ期間と、高周波から低周波へと一定期間下降変化させるDownチャープ期間とを切り換えて繰り返えさせる送信処理と、それぞれの期間における送信波と目標物での反射波とから得られるビート信号のピーク周波数の和と差から、目標物の距離と相対速度とを算出する計測処理とをプログラム制御によって実施する信号処理部を備えるFM−CWレーダ装置において、前記信号処理部は、装備する不揮発性メモリに、出荷検査調整時に複数の距離、複数の温度にて測定された前記Upチャープ期間と前記Downチャープ期間とにおける前記ビート信号のピーク周波数の偏差データを格納する手段と、前記計測処理を行う際に、前記不揮発性メモリに格納された前記ピーク周波数の偏差データを補正データとして利用する手段とを設けたことを特徴とする。
本発明によれば、送受信モジュールの設計値や出荷検査調整時に得られた測定結果を不揮発性メモリに格納しておき、それを実際の運用時に実施される計測処理時に補正データとして利用するようにしたので、レーダ装置としての検出精度を向上させるとともに、送受信モジュールへの要求を緩和し検査歩留まりの改善を可能にするという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施の形態によるFM−CWレーダ装置を説明するために用いる一般的なFM−CWレーダ装置の構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示す主回路部(マイコン)において計測処理を行う従来の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、図1に示すベースバンドアンプを構成するアナログフィルタの利得周波数特性によるピークレベル偏差の影響を説明する特性図である。 図4は、実施例1として図1に示す主回路部(マイコン)において本実施の形態による計測処理を行う構成を示す機能ブロック図である。 図5は、出荷検査調整時に不合格となるケースを説明する特性図である。 図6は、実施例2として図1に示す主回路部(マイコン)において本実施の形態による計測処理を行う構成を示す機能ブロック図である。 図7は、出荷検査調整時に不揮発性メモリに格納する補正値テーブルの一例を示す図である。 図8は、実施例2による計測処理手順を説明するフローチャートである。
以下に、本発明にかかるFM−CWレーダ装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態
図1は、本発明の一実施の形態によるFM−CWレーダ装置を説明するために用いる一般的なFM−CWレーダ装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態によるFM−CWレーダ装置は、ミリ波のレーダ装置であるが、図1に示す例で言えば、信号処理部6において、レーダ装置としての検出精度を向上させるとともに、ミリ波送受信モジュール3への要求を緩和し検査歩留まりの改善を可能にする方策を施したものである。
まず、理解を容易にするために、図1を参照して一般的なFM−CWレーダ装置の構成と動作について簡単に説明する。図1に示すように、ミリ波のFM−CWレーダ装置は、一般に、送信アンテナ1および受信アンテナ2を、ミリ波送受信モジュール3に接続した構成である。ミリ波送受信モジュール3は、高周波回路4と、ベースバンドアンプ5と、信号処理部6と、制御回路7と、周囲温度モニタ8とを備えている。
高周波回路4は、基本要素として、電圧制御発振器(VCO)11と、方向性結合器12と、ミキサ13とを備えている。なお、高周波回路4の各要素は、マイクロウェイブモノリシックIC(MMIC:Microwave Monolithic IC)で構成されている。また、信号処理部6は、主回路部(マイコン)15と、ディジタルアナログ変換器(DAC)16と、アナログディジタル変換器(ADC)17とを備えている。
主回路部15は、マイクロコンピュータで構成されており、以降、単に「マイコン15」と記す。マイコン15は、主に、制御回路7との間で各種の制御信号の授受を行いながら当該FM−CWレーダ装置における送信処理と計測処理とを、プログラム制御によって実施する。マイコン15には、周囲温度を取り込む周囲温度モニタ8が接続されている。
マイコン15は、送信指令として、ディジタル三角波電圧信号を生成し出力する。このディジタル三角波電圧信号は、DAC16にてアナログ三角波電圧信号へ変換され、VCO変調電圧としてVCO11に印加される。
VCO11は、信号処理部6から送信指令として印加されるVCO変調電圧に従って送信高周波信号を発生する。この送信高周波信号は、周波数が、一定期間内に上昇変化する上昇変調信号と一定期間内に下降変化する下降変調信号とからなる周波数変調された連続信号(FM−CW信号)である。このFM−CW信号は、大部分が方向性結合器12から送信アンテナ1に供給され、残りがローカル信号としてミキサ13に供給される。
送信アンテナ1に供給されたFM−CW信号は、送信アンテナ1からミリ波の電波となって目標物に向けて照射される。そして、目標物での反射波は、受信アンテナ2に捕捉され、受信信号としてミキサ13に入力される。
ミキサ13は、受信アンテナ2からの受信信号と方向性結合器12からのローカル信号とをミキシング(周波数変換)してダウンコンバートし、両者の周波数差を周波数に持つビート信号を出力する。このビート信号は、ベースバンドアンプ5にて適宜レベルに増幅され、ADC17にてディジタル化され、マイコン15に入力される。
図2は、図1に示す主回路部(マイコン)において計測処理を行う従来の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、従来のマイコン15は、周波数分析手段18と目標検出手段19と距離・速度算出手段20とによって計測処理を行う。すなわち、マイコン15は、入力したビート信号における上昇変調期間(つまり、Upチャープ期間)での周波数と下降変調期間(つまり、Downチャープ期間)での周波数とから(周波数分析手段18の動作)、目標物体(目標検出手段19の動作)までの距離と相対速度とを求める(距離・速度算出手段20の動作)。
制御回路7は、マイコン15からの制御指示に従い、高周波回路4内の各MMICに供給する各種の制御電圧を制御する。具体的には、高周波回路4内の各MMICは、製造ロットによってバラツキがあるので、出荷検査調整時において当該モジュールの製品毎に、個々に調整して決定した制御電圧値を制御回路7を用いてマイコン15内の不揮発性メモリ21に格納しておき、実際の運用時にマイコン15が不揮発性メモリ21から各制御電圧値を個別に読み出し、制御回路7を介して高周波回路4内の各MMICに供給するようになっている。
さて、以下、図1〜図8を参照して、本実施の形態に関わる部分について、実施例1〜7として説明する。
<実施例1>
図3は、図1に示すベースバンドアンプを構成するアナログフィルタの利得周波数特性によるピークレベル偏差への影響を説明する特性図である。図4は、実施例1として図1に示す主回路部(マイコン)において本実施の形態による計測処理を行う構成を示す機能ブロック図である。
図3(a)では、運用時において送受信した場合のキャリア周波数の変化が示されている。送信信号22および受信信号23は、それぞれ、周波数が、低周波から高周波へと一定期間内上昇変化するUpチャープ期間24と、高周波から低周波へと一定期間内下降変化するDownチャープ期間25とを切り換えて繰り返す。運用時には相対速度があるので、受信信号23にドップラーシフトが現れている。
図3(b)はビート信号のピーク周波数(ビート周波数)の変化特性を示し、図3(c)はベースバンドアンプを構成するアナログフィルタの利得周波数特性を示し、図3(d)はビート信号のピークレベル差の変化特性を示している。図3(b)〜(d)では、アナログフィルタのカットオフ周波数前後に相当する距離を動いている目標物を捕捉した場合、Upチャープ期間でのビート信号のピークレベルPupとDownチャープ期間でのビート信号のピークレベルPdnとに差が生じてしまうことが示されている。
つまり、相対速度がゼロでない場合、図3に示すように、ビート信号のUpチャープ期間でのピーク周波数fupと、Downチャープ期間でのピーク周波数fdnとが異なってくる。そのピーク周波数fup、fdnの一方または両方が、図3(c)(d)に示すように、アナログフィルタの利得平坦域外となる場合、フィルタ特性によるレベル差の影響によって、同一目標物であっても、そのピークレベルPup、Pdnに差が生ずる。
一般に、ビート信号のUpチャープ期間でのピークレベルPupとDownチャープ期間でのピークレベルPdnとの差(ピークレベル偏差)が一定範囲内にあることを、目標物と認識する条件としている。
そこで、本実施例1では、図3に示した問題点に鑑み、出荷検査調整時においてアナログフィルタの利得周波数特性の設計値データを不揮発性メモリ21に格納し、運用時の計測処理時においてその不揮発性メモリ21に格納した設計値データをピークレベル偏差の補正に利用できるように、計測処理を行う構成を、図4に示すように、図2に示した構成に、Up・Downレベル偏差補正手段26が追加された構成とした。
すなわち、図4において、Up・Downレベル偏差補正手段26は、周波数分析手段18が分析したUpチャープ期間とDownチャープ期間でのビート信号のピーク周波数を用いて目標検出手段19が目標物を検出する処理を実行する前に、周波数分析手段18が分析したUpチャープ期間とDownチャープ期間でのビート信号のピーク周波数に存在するUp・Downレベル偏差を、不揮発性メモリ21に格納してあるアナログフィルタの利得周波数特性の設計値データを用いて補正するようになっている。
したがって、実施例1によれば、目標物自体の認識精度を向上させることができる。
なお、出荷検査調整時には、諸々の調整値や補正データが、制御回路7がマイコン15からの制御指示に従って不揮発性メモリ21に格納する。その際に、制御回路7はマイコン15からの制御指示に従ってアナログフィルタの利得周波数特性の設計値データを不揮発性メモリ21に格納する。この点は、以下に示す実施例2〜7において同様である。
<実施例2>
図5は、出荷検査調整時に不合格となるケースを説明する特性図である。図6は、実施例2として図1に示す主回路部(マイコン)において本実施の形態による計測処理を行う構成を示す機能ブロック図である。図7は、出荷検査調整時に不揮発性メモリに格納する補正値テーブルの一例を示す図である。図8は、実施例2による計測処理手順を説明するフローチャートである。
図5において、図5(a)では、出荷検査調整時において送受信した場合のキャリア周波数の変化が示されている。出荷検査調整時では相対速度はゼロであるので、受信信号23にドップラーシフトは現れていない。
出荷検査調整時では、図5(b)に示すビート信号のピーク周波数(ビート周波数)の変化特性と、図5(c)に示すビート信号のピークレベル差の変化特性とが問題になる。前記したように、出荷検査調整時においては、ミリ波送受信モジュール3の性能検査として、図5(b)に示す、Upチャープ期間におけるビート信号のピーク周波数fupと、Downチャープ期間におけるビート信号のピーク周波数fdnとの間の偏差|fup−fdn|が所定値以内に収まるか否かが判定される。また、図5(c)に示す、Upチャープ期間におけるピークレベルPupと、Downチャープ期間におけるピークレベルPdnとの間の偏差|Pup−Pdn|が所定値以内に収まるか否かが判定される。規格外のものは検査不合格品として扱われるが、ミリ波送受信モジュール3の単体での対策では解決困難であり、検査歩留まり低下の主要因となっていた。
製品毎に検査・調整することで三角波電圧信号の補正データを生成しているが、Upチャープ期間およびDownチャープ期間でのビート信号のピーク周波数fup、fdnの偏差|fup−fdn|、ピークレベルPup、Pdnの偏差|Pup−Pdn|はゼロにできない。
そこで、実施例2では、図5に示した問題点に鑑み、出荷検査調整時に測定されたピーク周波数偏差|fup−fdn|、およびピークレベル偏差|Pup−Pdn|の各測定データをマイコン15内の不揮発性メモリ21に格納しておき、計測処理時において補正に利用できるように、計測処理を行う構成を、図6に示すように、図2に示した構成に、Up・Downレベル偏差補正手段26とUp・Down周波数偏差補正手段27とを追加した構成とした。
図7では、(1)Up・Downレベル偏差補正用データと、(2)Up・Down周波数偏差補正用データとが示されている。網掛け部が測定結果であり、その他のデータは線形近似にて算出したものである。
図7に示すように、出荷検査調整時に、複数の距離、複数の温度における、(1)Up・Downレベル偏差補正用データと、(2)Up・Down周波数偏差補正用データとを得ることで、補正値は温度と距離によるマトリックスデータに展開された形で不揮発性メモリ21に格納される。よって、計測処理時においては、Up・Downレベル偏差補正手段26およびUp・Down周波数偏差補正手段27が極め細かな補正を実行できることが期待される。
次に、図8では、出荷前の検査調整時でのデータ収集処理手順(A)と、出荷後の製品運用時での計測処理手順(B)とが示されている。
出荷前の検査調整時でのデータ収集処理手順(A)では、Up・Downレベル偏差の補正とUp・Down周波数偏差の補正とに用いるデータを複数の距離、複数の温度において測定し(ステップST1)、それに基づき補正値テーブルを、例えば図7に示す形式で作成し(ステップST2)、不揮発性メモリ21に格納する(ステップST3)。
出荷後の製品運用時での計測処理手順(B)では、トリガ信号が入力するのを監視し(ステップST4)、トリガ信号が入力すると(ステップST4:Yes)、周囲温度モニタ8が出力する温度モニタ値を取り込み(ステップST5)、補正値の準備として、その取り込んだ温度モニタ値に応じた目標検出距離毎の、Up・Downレベル偏差補正値とUp・Down周波数偏差補正とを計算しておく(ステップST6)。そして、送信指令である三角波電圧信号をVCO11に対して出力し変調を開始する(ステップST7)。
ベースバンドアンプ5から受信信号であるビート信号を受け取ると、まず、周波数分析手段18にて、上昇変調期間(Upチャープ期間)での周波数と下降変調期間(Downチャープ期間)での周波数とが求められる(ステップST8)。すると、Up・Downレベル偏差補正手段26が、不揮発性メモリ21に格納された補正値テーブルからUp・Downレベル偏差補正用データを読み出し、周波数分析手段18が分析したUpチャープ期間とDownチャープ期間でのビート信号のピーク周波数に存在するUp・Downレベル偏差を補正する(ステップST9)。
その結果、目標検出手段19は、Up・Downレベル偏差が補正されたUpチャープ期間とDownチャープ期間でのビート信号のピーク周波数を用いて目標検出を行うことになるので、目標物自体の認識精度の向上が期待される(ステップST10)。
次いで、Up・Down周波数偏差補正手段27は、不揮発性メモリ21に格納された補正値テーブルからUp・Down周波数偏差補正用データを読み出し、目標検出手段19にて検出された目標物におけるUp・Down周波数偏差を補正する(ステップST11)。
斯くして、距離・速度算出手段20は、Up・Down周波数偏差が補正された目標物データを用いて目標物の速度と相対速度とを算出することになるので、目標物との相対速度検出精度の向上が期待される(ステップST12)。以上の計測処理を終了すると、ステップST4に戻り、次のトリガ信号入力を監視する。
実施例2よれば、目標物自体の認識精度と、目標物との相対速度検出精度とをそれぞれ向上させることができる。また、ミリ波送受信モジュール3に要求される周波数偏差規格およびレベル偏差規格を緩和させることができ、それによって生産歩留まりの改善が期待される。
<実施例3>
実施例3では、出荷検査調整時に複数の距離、複数の温度において測定されたUpチャープ期間とDownチャープ期間とにおけるけるビート信号のピーク周波数fup、fdnの偏差データを不揮発性メモリ21に格納し、計測処理時において、不揮発性メモリ21に格納されたピーク周波数fup、fdnの偏差データを補正データとして利用する。この場合の計測処理の構成は、図6において、Up・Downレベル偏差補正手段26を省いた構成となる。
実施例3によれば、目標物との相対速度検出の精度向上と、ミリ波送受信モジュール3に要求されるビート信号のピーク周波数fup、fdnの偏差規格の緩和とが図れる。
<実施例4>
実施例4では、出荷検査調整時に複数の距離、複数の温度において測定されたUpチャープ期間とDownチャープ期間とにおけるビート信号のピークレベルPup、Pdnの偏差データを不揮発性メモリ21に格納し、計測処理時において、不揮発性メモリ21に格納されたピークレベルPup、Pdnの偏差データを補正データとして利用する。この場合の計測処理の構成は、Up・Downレベル偏差補正手段26を備える図4に示す構成となる。
実施例4によれば、目標物自体の認識精度向上と、ミリ波送受信モジュール3に要求されるビート信号のピークレベルPup、Pdnの偏差規格の緩和とが図れる。
<実施例5>
実施例5では、出荷検査調整時に複数の距離、複数の温度において測定されたUpチャープ期間とDownチャープ期間とにおけるビート信号のピークレベル偏差データおよびベースバンドアンプ5を構成するアナログフィルタの利得周波数特性の設計値データを不揮発性メモリ21に格納し、計測処理時において、不揮発性メモリ21の格納されたピークレベル偏差データおよび利得周波数特性の設計値データを補正データとして利用する。この場合の計測処理の構成は、Up・Downレベル偏差補正手段26およびUp・Down周波数偏差補正手段27を備える図4に示す構成となる。
実施例5によれば、目標物自体の認識精度向上と、ミリ波送受信モジュール3に要求されるビート信号のピークレベルPup、Pdnの偏差規格の緩和とが図れる。
<実施例6>
実施例6では、出荷検査調整時に複数の距離、複数の温度において測定されたUpチャープ期間とDownチャープ期間とにおけるビート信号のピーク周波数偏差データおよびベースバンドアンプ5を構成するアナログフィルタの利得周波数特性の設計値データを不揮発性メモリ21に格納し、計測処理時において、不揮発性メモリ21の格納されたピーク周波数偏差データおよび利得周波数特性の設計値データを補正データとして利用する。この場合の計測処理の構成は、Up・Downレベル偏差補正手段26およびUp・Down周波数偏差補正手段27を備える図6に示す構成となる。
実施例6によれば、目標物自体の認識精度向上と、目標物との相対速度検出の精度向上と、ミリ波送受信モジュール3に要求されるビート信号のピーク周波数fup、fdnの偏差規格の緩和とが図れる。
<実施例7>
実施例7では、出荷検査調整時に複数の距離、複数の温度において測定されたUpチャープ期間とDownチャープ期間とにおけるビート信号のピーク周波数偏差データ、ピークレベル偏差データおよびベースバンドアンプ5を構成するアナログフィルタの利得周波数特性の設計値データを不揮発性メモリ21に格納し、計測処理時において、不揮発性メモリ21の格納されたピーク周波数偏差データ、ピークレベル偏差データおよび利得周波数特性の設計値データを補正データとして利用する。この場合の計測処理の構成は、Up・Downレベル偏差補正手段26およびUp・Down周波数偏差補正手段27を備える図6に示す構成となる。
実施例7によれば、目標物自体の認識精度向上と、目標物との相対速度検出の精度向上と、ミリ波送受信モジュール3に要求されるビート信号のピーク周波数fup、fdnの偏差規格およびピークレベルPup、Pdnの偏差規格の緩和とが図れる。
以上のように、本発明にかかるFM−CWレーダ装置は、レーダ装置としての検出精度を向上させるとともに、送受信モジュールへの要求を緩和し検査歩留まりの改善を可能にするFM−CWレーダ装置として有用である。
1 送信アンテナ、2 受信アンテナ、3 ミリ波送受信モジュール、4 高周波回路、5 ベースバンドアンプ、6 信号処理部、7 制御回路、8 周囲温度モニタ、11 電圧制御発振器(VCO)、12 方向性結合器、13 ミキサ、15 主回路部(マイコン)、16 ディジタルアナログ変換器(DAC)、17 アナログディジタル変換器(ADC)、18 周波数分析手段、19 目標検出手段、20 距離・速度算出手段、21 不揮発性メモリ、24 Upチャープ期間、25 Downチャープ期間、26 Up・Downレベル偏差補正手段、27 Up・Down周波数偏差補正手段。

Claims (6)

  1. 目標物に照射する送信波の周波数を、低周波から高周波へと一定期間上昇変化させるUpチャープ期間と、高周波から低周波へと一定期間下降変化させるDownチャープ期間とを切り換えて繰り返えさせる送信処理と、それぞれの期間における送信波と目標物での反射波とから得られるビート信号のピーク周波数の和と差から、目標物との距離と相対速度とを算出する計測処理とをプログラム制御によって実施する信号処理部を備えるFM−CWレーダ装置において、
    前記信号処理部は、
    装備する不揮発性メモリに、出荷検査調整時に複数の距離、複数の温度にて測定された前記Upチャープ期間と前記Downチャープ期間とにおける前記ビート信号のUp・Down周波数偏差補正用データを、出荷検査調整時の測定結果と、測定データから線形近似にて算出したデータとからなり温度と距離によるマトリックスデータに展開された形で格納する手段と、
    前記計測処理を行う際に、前記不揮発性メモリに格納された前記Up・Down周波数偏差補正用データを補正データとして補正を実行する手段と
    を設けたことを特徴とするFM−CWレーダ装置。
  2. 目標物に照射する送信波の周波数を、低周波から高周波へと一定期間内上昇変化させるUpチャープ期間と、高周波から低周波へと一定期間内下降変化させるDownチャープ期間とを切り換えて繰り返えさせる送信処理と、それぞれの期間における送信波と目標物での反射波とから得られるビート信号のピーク周波数の和と差から、目標物との距離と相対速度とを算出する計測処理とをプログラム制御によって実施する信号処理部を備えるFM−CWレーダ装置において、
    前記信号処理部は、
    装備する不揮発性メモリに、出荷検査調整時に複数の距離、複数の温度にて測定された前記Upチャープ期間と前記Downチャープ期間とにおける前記ビート信号のUp・Downレベル偏差補正用データを、出荷検査調整時の測定結果と、測定データから線形近似にて算出したデータとからなり温度と距離によるマトリックスデータに展開された形で格納する手段と、
    前記計測処理を行う際に、前記不揮発性メモリに格納された前記Up・Downレベル偏差補正用データを補正データとして補正を実行する手段と
    を設けたことを特徴とするFM−CWレーダ装置。
  3. 目標物に照射する送信波の周波数を、低周波から高周波へと一定期間上昇変化させるUpチャープ期間と、高周波から低周波へと一定期間下降変化させるDownチャープ期間とを切り換えて繰り返えさせる送信処理と、それぞれの期間における送信波と目標物での反射波とから得られるビート信号のピーク周波数の和と差から、目標物との距離と相対速度とを算出する計測処理とをプログラム制御によって実施する信号処理部を備えるFM−CWレーダ装置において、
    前記信号処理部は、
    装備する不揮発性メモリに、出荷検査調整時に複数の距離、複数の温度にて測定された前記Upチャープ期間と前記Downチャープ期間とにおける前記ビート信号の前記Up・Down周波数偏差補正用データおよびUp・Downレベル偏差補正用データを、出荷検査調整時の測定結果と、測定データから線形近似にて算出したデータとからなり温度と距離によるマトリックスデータに展開された形で格納する手段と、
    前記計測処理を行う際に、前記不揮発性メモリに格納された前記Up・Down周波数偏差補正用データおよび前記Up・Downレベル偏差補正用データを補正データとして補正を実行する手段と
    を設けたことを特徴とするFM−CWレーダ装置。
  4. 目標物に照射する送信波の周波数を、低周波から高周波へと一定期間上昇変化させるUpチャープ期間と、高周波から低周波へと一定期間下降変化させるDownチャープ期間とを切り換えて繰り返えさせる送信処理と、それぞれの期間における送信波と目標物での反射波とから得られるビート信号のピーク周波数の和と差から、目標物との距離と相対速度とを算出する計測処理とをプログラム制御によって実施する信号処理部を備えるFM−CWレーダ装置において、
    前記信号処理部は、
    装備する不揮発性メモリに、出荷検査調整時に複数の距離、複数の温度にて測定された前記Upチャープ期間と前記Downチャープ期間とにおける前記ビート信号のUp・Downレベル偏差補正用データを、出荷検査調整時の測定結果と、測定データから線形近似にて算出したデータとからなり温度と距離によるマトリックスデータに展開された形で格納し、入力段においてダウンコンバートされた受信信号を増幅するベースバンドアンプを構成するアナログフィルタの利得周波数特性の設計値データを格納する手段と、
    前記計測処理を行う際に、前記不揮発性メモリに格納された前記Up・Downレベル偏差補正用データおよび前記利得周波数特性の設計値データを補正データとして補正を実行する手段と
    を設けたことを特徴とするFM−CWレーダ装置。
  5. 目標物に照射する送信波の周波数を、低周波から高周波へと一定期間上昇変化させるUpチャープ期間と、高周波から低周波へと一定期間下降変化させるDownチャープ期間とを切り換えて繰り返えさせる送信処理と、それぞれの期間における送信波と目標物での反射波とから得られるビート信号のピーク周波数の和と差から、目標物との距離と相対速度とを算出する計測処理とをプログラム制御によって実施する信号処理部を備えるFM−CWレーダ装置において、
    前記信号処理部は、
    装備する不揮発性メモリに、出荷検査調整時に複数の距離、複数の温度にて測定された前記Upチャープ期間と前記Downチャープ期間とにおける前記Up・Down周波数偏差補正用データを、出荷検査調整時の測定結果と、測定データから線形近似にて算出したデータとからなり温度と距離によるマトリックスデータに展開された形で格納し、入力段においてダウンコンバートされた受信信号を増幅するベースバンドアンプを構成するアナログフィルタの利得周波数特性の設計値データを格納する手段と、
    前記計測処理を行う際に、前記不揮発性メモリに格納された前記Up・Down周波数偏差補正用データおよび前記利得周波数特性の設計値データを補正データとして補正を実行する手段と
    を設けたことを特徴とするFM−CWレーダ装置。
  6. 目標物に照射する送信波の周波数を、低周波から高周波へと一定期間上昇変化させるUpチャープ期間と、高周波から低周波へと一定期間下降変化させるDownチャープ期間とを切り換えて繰り返えさせる送信処理と、それぞれの期間における送信波と目標物での反射波とから得られるビート信号のピーク周波数の和と差から、目標物との距離と相対速度とを算出する計測処理とをプログラム制御によって実施する信号処理部を備えるFM−CWレーダ装置において、
    前記信号処理部は、
    装備する不揮発性メモリに、出荷検査調整時に複数の距離、複数の温度にて測定された前記Upチャープ期間と前記Downチャープ期間とにおける前記Up・Down周波数偏差補正用データ、前記ビート信号のUp・Downレベル偏差補正用データを、出荷検査調整時の測定結果と、前記測定データから線形近似にて算出したデータとからなり温度と距離によるマトリックスデータに展開された形格納し、入力段においてダウンコンバートされた受信信号を増幅するベースバンドアンプを構成するアナログフィルタの利得周波数特性の設計値データを格納する手段と、
    前記計測処理を行う際に、前記不揮発性メモリに格納された前記Up・Down周波数偏差補正用データ、前記Up・Downレベル偏差補正用データおよび前記利得周波数特性の設計値データを補正データとして補正を実行する手段と
    を設けたことを特徴とするFM−CWレーダ装置。
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