JP2934807B2 - 建設機械の旋回装置 - Google Patents
建設機械の旋回装置Info
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- JP2934807B2 JP2934807B2 JP6095457A JP9545794A JP2934807B2 JP 2934807 B2 JP2934807 B2 JP 2934807B2 JP 6095457 A JP6095457 A JP 6095457A JP 9545794 A JP9545794 A JP 9545794A JP 2934807 B2 JP2934807 B2 JP 2934807B2
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- Japan
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- oil supply
- supply pipe
- cap
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- oil
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/027—Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for venting gearboxes, e.g. air breathers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
油口部に給油管を取付け、その給油管の先端部に、内周
壁にスリットを設けたキャップをはめこませた建設機械
の旋回装置に関する。
軌道式の走行体1の上部には旋回輪3を介して旋回体2
が旋回自在に装架されている。旋回体2の前部には作業
機5が取付けられており、一側方部には運転室4が設置
されている。
ある油圧モータ6のハウジング7とリングギヤ8の上面
部とは互いに結合されている。ハウジング7には、図5
に示すように減速機用潤滑油の給油口9が設けられてお
り、その給油口9には給油管10がねじばめにより取付
けられている。給油管10の先端部にはキャップ11が
ねじばめされており、そのキャップ11の内周壁には、
図6に示すようにブリーザ機能を与えるスリット11a
が設けられている。図5に示すように、ハウジング7と
リングギヤ8との接合面部には、潤滑油が外部に漏出す
るのを防止するOリング12が取付けられている。
結合させたハウジング7のフランジ7aには、レベルゲ
ージ13用のパイプ14がねじ込まれている。フランジ
7aとリングギヤ8との合わせ面部にはOリング15が
取付けられており、レベルゲージ13を挿入した穴の合
わせ面部にはOリング16が取付けられている。
が回転すると、減速機内の潤滑油が攪拌されるとともに
遠心力で外側に押し出され、給油管10内に飛散する。
上述した図6の給油管10では、減速機の回転による潤
滑油の飛沫がキャップ11の底まで届かないように、長
い給油管が必要となる。キャップ11の底に潤滑油が付
着すると、減速機の空気が外部に出る時に潤滑油も一緒
に出る。また、図7に示すレベルゲージ13側にブリー
ザ手段を設け、レベルゲージ用のパイプ14を油圧モー
タ6のハウジング7に取付けると、レベルゲージ13を
挿入した穴の合わせ面部にOリング16を取付ける必要
がある。
出願人の出願にかかわる実開平4−126956号公報
には、図8に示すように、スリット17bをそなえたキ
ャップ17の底部に、給油管10の内周面との間に小さ
い隙間を形成する筒状突起17aを設けた旋回装置が開
示されている。
7aをそなえたキャップ17はプラスチック等の固い材
料から成り、給油管10にねじばめされるので、給油管
10の内周面との隙間をあまり小さくすることができな
いため、潤滑油の飛沫がキャップの底面にゆかないよう
にすることができない。この発明は、給油管の長さが比
較的短かくても、潤滑油の飛沫が外部へ漏れ出ることを
極めて容易に防止できる旋回装置を提供することを目的
とする。
め、この発明は、減速機用潤滑油の給油口部に給油管を
取付け、その給油管の先端部に、内周壁にスリットを設
けたキャップをはめ込ませた建設機械の旋回装置におい
て、キャップの底部に、給油管内側に突出する筒状突起
を設け、その筒状突起に、給油管の内周面との間に小さ
い隙間を形成する弾性部材を取付けたことを特徴とす
る。さらに、キャップの底面と内周面と筒状突起とで形
成される環状溝に、油分と空気とを分離するフィルタを
おさめてある。
起の端面および弾性部材に当ってはね返り、また、給油
管の内周面と弾性部材との間の隙間が小さいので、潤滑
油の飛沫が直接キャップの底面まで届くことを防止でき
る。さらに、フィルタにより空気に含まれる油分が分離
されるので、潤滑油の漏出を一層防止できる。
明する。給油管10の先端部にはキャップ17がねじば
めされている。このキャップ17の底部には、給油管1
0内側に突出する筒状突起17aが形成され、内周壁に
はスリット17bが設けられている。筒状突起17aに
は、給油管10の内周面との間に小さい隙間を形成する
ゴム等の弾性材から成るリング18が取付けられてい
る。リング18の取付けは、図示のように筒状突起17
aに設けた環状溝にはめ込ませるか、接着等による。
する潤滑油の飛沫は、筒状突起部17aの端面およびリ
ング18に当ってはね返される。また、リング18は弾
性部材であり、変形できるので、給油管10の内周面と
の隙間を可及的に小さくすることができるので、潤滑油
の飛沫がキャップ17の底面まで届くことを防止でき
る。なお、図示してないが、リング18の数箇所に穴を
あけて減速機内部の空気の導通をさせる場合には、キャ
ップ17をねじ込める範囲で給油管10の内周面との隙
間を可及的に小さくすることができる。
状突起17aとで形成される環状溝に、油分と空気とを
分離するフィルタ19をおさめたこの発明の他の実施例
を示す。フィルタ19により空気に含まれる油分が分離
される。
場合でも、潤滑油の飛沫が外部へ漏れ出ることを容易に
防止することができる。また、請求項2によれば、空気
に含まれる油分を分離できるので、潤滑油の漏出を一層
防止することができる。
図、
の取付け部分を示す断面側面図、
ゲージの取付け部分を示す断面側面図、
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 減速機用潤滑油の給油口部に給油管を取
付け、その給油管の先端部に、内周壁にスリットを設け
たキャップをはめ込ませた建設機械の旋回装置におい
て、キャップの底部に給油管内側に突出する筒状突起を
設け、その筒状突起に、給油管の内周面との間に小さい
隙間を形成する弾性部材を取付けたことを特徴とする旋
回装置。 - 【請求項2】 キャップの底面と内周面と筒状突起とで
形成される環状溝に、油分と空気とを分離するフィルタ
をおさめた請求項1記載の旋回装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6095457A JP2934807B2 (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 建設機械の旋回装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6095457A JP2934807B2 (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 建設機械の旋回装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07279199A JPH07279199A (ja) | 1995-10-24 |
JP2934807B2 true JP2934807B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=14138215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6095457A Expired - Fee Related JP2934807B2 (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 建設機械の旋回装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2934807B2 (ja) |
-
1994
- 1994-04-11 JP JP6095457A patent/JP2934807B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07279199A (ja) | 1995-10-24 |
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