JP2933924B2 - 遊技機および優遇措置処理方法 - Google Patents

遊技機および優遇措置処理方法

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JP2933924B2 JP10262733A JP26273398A JP2933924B2 JP 2933924 B2 JP2933924 B2 JP 2933924B2 JP 10262733 A JP10262733 A JP 10262733A JP 26273398 A JP26273398 A JP 26273398A JP 2933924 B2 JP2933924 B2 JP 2933924B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定入賞口への入
賞により抽選遊技を実行し、その結果に応じて、遊技者
に有利な価値を発生させる遊技機、および、それに用い
られる優遇措置処理方法に係り、特に、抽選の結果当た
りが生じた後にも、当たりが発生しやすくすることがで
きる遊技機、および、それに用いられる優遇措置処理方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機としては、例えば、可
変表示装置の表示図柄が特定の組合わせになると、可変
入賞装置が開放と閉塞を所定回数繰り返し、入賞し易い
遊技者に有利なフィーバー遊技を実行するようにしたい
わゆるフィーバー機が存在している。
【0003】可変表示装置の表示図柄が特定の組合わせ
になる確率である大当たり確率は、通常、1/120〜
1/130である。そのため、遊技者は、フィーバー遊
技を実行後に、再びフィーバー遊技になるまでに、大当
たり確率を基準にすれば、可変表示装置を120〜13
0回分程度稼動することを覚悟する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のパチンコ機では、フィーバー遊技を実行後
に、再びフィーバー遊技になるまでに、可変表示装置
が、例えば、平均して20秒ごとに稼動した場合でも、
前述した120〜130回の稼動回数を考えると、40
分以上待つ覚悟が必要である。
【0005】ところが、遊技者にとって、この待ち時間
は退屈なものといえる。そのため、遊技者としては、フ
ィーバー遊技を実行後に再びフィーバー遊技になるまで
の待ち時間に、可変表示装置をどれだけ多くの回数稼動
させるかに興味が向くのみで、新たな興趣を呼び起こす
ことが期待できない。すなわち、遊技性の低い時間が長
く続くことになる。その結果、遊技者の遊技への興味を
失なわせることになるという問題があった。
【0006】発明の目的は、当たりのでた後に、さらに
当たりが出易い状況を作ると共に、その当たりの出易い
状況を明示して、遊技者の当たりへの期待を繋ぎ止め
て、遊技への興味を持続させることが規定できる遊技機
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の実施態様によれば、遊技盤面上に打ち出さ
れた球の特定入賞口への入賞に基づき、図柄の組合わせ
が予め定めた当たりの組合わせパターンであるか否かで
当たり外れを決める抽選遊技を行って遊技者に有利な特
別価値を発生させ得る遊技機において、前記入賞が通知
されると、複数の図柄群の中から図柄パターンを選択す
る抽選遊技を実行する手段と、その結果を表示し、当た
りの場合、当たりの図柄パターンに含まれる図柄を優遇
図柄として一時的に記憶すると共に、これを表示する手
段と、優遇図柄について、一定の限度内で次以降の抽選
により選択された図柄パターンが、その図柄パターンを
構成するいずれかの図柄を優遇図柄と置換すると当たり
となる場合、優遇図柄を含む図柄パターンによる当たり
とする手段と、優遇措置が前記限度に達したとき、優遇
措置を解除する手段とを備えることを特徴とする遊技機
が提供される。
【0008】また、本発明の他の態様によれば、遊技盤
面上に打ち出された球の特定入賞口への入賞に基づき、
図柄の組合わせが予め定めた当たりの組合わせパターン
であるか否かで当たり外れを決める抽選遊技を行って遊
技者に有利な特別価値を発生させ得る遊技機における優
遇措置処理方法において、入賞が通知されると、複数の
図柄群の中から図柄パターンを選択する抽選遊技を実行
して、その結果を表示し、当たりの場合、当たりの図柄
パターンに含まれる図柄を優遇図柄として一時的に記憶
すると共に、これを表示し、優遇図柄について、一定の
限度内で次以降の抽選により選択された図柄パターン
が、その図柄パターンを構成するいずれかの図柄を優遇
図柄と置換すると当たりとなる場合、優遇図柄を含む図
柄パターンによる当たりとし、優遇措置が前記限度に達
したとき、優遇措置を解除することを特徴とする遊技機
の優遇措置処理方法が提供される。
【0009】前述した本発明によれば、当たり(フィー
バーともいう)終了後に、次のフィーバー遊技までの
間、引き続き当たりが出易くでき、遊技性を大幅に向上
することができる。しかも、一旦当たりが出ると、その
当たりにおける図柄パターンに含まれる特定の図柄が、
優遇措置の対象となる優遇図柄として副表示装置に表示
され、次に、その図柄のリーチが出れば、当たりが約束
されるため、遊技者の当たりへの期待を増大させる効果
がある。また、リーチ後の外れによる失望感を低減する
こともできる。そのため、遊技継続の意思を持続させる
効果が期待できる。このため、当たりが出た後、次の当
たりが出るまでの時間、遊技者が退屈することがない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。以下の実施の形態では、本
発明をパチンコ機に適用した場合について説明する。し
かし、本発明は、パチンコ機に限られず、同様に機能す
る他の遊技機にも適用可能である。例えば、アレンジボ
ール機など遊技媒体として球を用いる各種のゲーム機に
適用することができる。
【0011】本発明の第1の実施の形態に係る遊技機の
適用例であるパチンコ機の一例について、図1および図
2を参照して説明する。
【0012】図2に示すように、本発明が適用されるパ
チンコ機10は、遊技者が操作してパチンコ球を打ち出
すためのハンドル14と、打ち出されたパチンコ球によ
って遊技を行う遊技盤面11と、遊技に供するためのパ
チンコ球および賞として付与されるパチンコ球を保持す
る前皿15と、余剰のパチンコ球を貯溜するための下皿
16とを有する。
【0013】また、遊技盤面11の略中央の領域には、
抽選遊技を表示するための主表示装置20および副表示
装置21と、優遇措置の限度(優遇限度)を表示するた
めの限度表示装置23とが設けられている。主表示装置
20の下部には、可動片49を備えた価値発生装置40
が配置されている。
【0014】さらに、本発明に係るパチンコ機は、図1
に示すように、動作を制御する制御系を構成するものと
して、制御装置30を備えている。制御装置30は、遊
技盤面11の裏側等の機体内に取り付けられている。ま
た、制御装置30には、遊技場内の他のコンピュータと
接続するための通信制御装置(図示せず)が接続され
る。
【0015】さらに、制御装置30には、遊技の雰囲気
を盛り上げるための装置として、種々の照明を行うため
のイルミネーション装置60と、種々の音響効果、メッ
セージ等を発生するための音響装置90とが接続され
る。イルミネーション装置60と音響装置90とは、制
御装置30からの信号によって、種々の雰囲気生成を行
う。例えば、リーチ、当たり等に際して、その旨を遊技
者に報知するための手段として機能し、それぞれに対応
する照明および音響を生成する。
【0016】遊技盤面11には、一定パターンに配置さ
れ、ハンドル14によって打ち出されたパチンコ球を弾
発させつつ案内する釘群11aと、遊技盤面11に沿っ
て落下するパチンコ球を受け入れる各種開口が設けられ
ている。開口としては、遊技盤面11の略中央部に配置
される特定入賞口12と、価値発生装置40の入賞機構
41の入口401と、その他の各種入賞口およびアウト
口等とが配置されている。各入賞口は、それぞれパチン
コ球がそこに入ると、予め定めた球数のパチンコ球が前
皿15に払い出される。
【0017】パチンコ機は、一般に、遊技者がハンドル
14を回転操作することにより遊技盤面11上にパチン
コ球を打ち出し、この打球の入賞により払い出される賞
球の獲得数を楽しむ遊技装置である。特に、例示したパ
チンコ機10は、遊技盤面11上の特定入賞口12への
入賞に基づき、主表示装置20によって表示されて行わ
れる抽選遊技が当たりの場合には、価値発生装置40の
可動片49の開放動作により遊技者に有利な特別価値状
態が発生するように、制御装置30のプログラムに従っ
て動作する機種の遊技機である。
【0018】制御装置30は、図1に示すように、コン
ピュータで構成され、制御のための処理を実行する中央
処理装置(CPU)31と、CPU31が実行するプロ
グラムおよび処理に用いるデータを格納する第1のメモ
リ32と、CPU31が使用する第2のメモリ33と、
インタフェース34とを有する。
【0019】第1のメモリ32に格納されるプログラム
としては、抽選遊技を実行する抽選実行手段と、第1の
判定手段と、第1の当たり処理手段と、第2の判定手段
と、第2の当たり処理手段と、外れ処理手段とを実現す
るプログラムがある(図5参照)。各手段の処理の内容
については後述する。
【0020】主表示装置20は、抽選遊技について、例
えば、スロットマシンのリールの回転を模擬した表示を
行うことができる。そして、遊技結果について、「当た
り」とする場合には、9個の図柄の配置のうち、いずれ
かの一列に同じ図柄が揃うようにした「当たりパター
ン」を表示する。一方、外れについては、当たりパター
ンを含まない図柄パターンの表示を行う。
【0021】抽選結果を表示する際には、いずれの列の
図柄も揃っていない状態を表示する。なお、いずれかの
列で、当たりとなる図柄パターンを構成する二つの図柄
が揃った場合には、「リーチ」になったとして、特別の
表示、音響効果の発生を行うようにしてもよい。
【0022】当たりを構成する図柄パターンとしては、
例えば、同じ数字、記号、図形が揃う場合、数字が特定
の順に並ぶ場合、記号、図形が特定の組合わせとなる場
合等が挙げられる。なお、この抽選遊技において模擬す
る遊技対象は、スロットマシンに限られない。カードゲ
ーム、ルーレット等の画面で表現できる各種遊技を模擬
の対象とすることができる。
【0023】前記主表示装置20には、例えば、ドット
マトリクス形式でカラー表示ができる表示装置が用いら
れる。例えば、液晶、CRT等のディスプレイが用いら
れる。また、主表示装置20は、カラーに限定されるも
のではなく、モノクロであってもよい。また、抽選遊技
結果を表示するためであれば、他の形態の表示装置を用
いることができる。
【0024】なお、主表示装置20は、遊技結果の表示
としては、単に結果を示すのみでなく、結果にいたる過
程についても表示することができる。また、抽選遊技の
背景表示、抽選遊技を行っていない場合の背景表示、各
種メッセージの表示等を行うことにも用いることができ
る。
【0025】副表示装置21は、主表示装置20の上方
に配置されている。主表示装置20において表示される
図柄を表示できるものであればよい。本実施の形態で
は、1つの図柄を表示することを想定しているが、複数
の図柄を表示するようにしてもよい。この副表示装置2
1は、図柄を表示できるものであればよく、例えば、主
表示装置20と同様に、液晶ディスプレイ等のドットマ
トリクス型表示装置を用いることができる。なお、図柄
として、数字、記号等の限られた図柄の場合には、それ
を表示するためのセグメントを備えたセグメント型の表
示装置であってもよい。
【0026】限度表示装置23は、本実施の形態におけ
る優遇措置の限度を示す。本実施の形態では、一つの図
柄について優遇措置を受けられる回数nを表示してい
る。すなわち、この限度表示装置23に、例えば、図3
(a)に示すように、「1」が表示されていれば、1回
の優遇措置を受けることができ、図4(b)に示すよう
に、「2」が表示されていれば、2回の優遇措置を受け
ることができることを示す。
【0027】この限度表示装置23の表示は、後述する
ように、優遇措置を受けるごとに−1されて表示され
る。また、後述するように、二つ以上の図柄が優遇措置
の対象となる場合には、この限度表示装置23を予め想
定した図柄数分設けるか、それぞれを一つの限度表示装
置23で表示するようにすることができる。表示可能な
図柄数を超えて、優遇措置対象となるものについては、
切り捨てるようにするか、いずれかの図柄の限度に加算
するように構成することができる。これらの限度を示す
情報は、いずれも、例えば、メモリ33に格納されて保
存される。
【0028】特定入賞口12は、いわゆるチャッカーと
称されるものであり、パチンコ球の入賞を検知する特定
入賞検知器として機能する入賞検知スイッチ13を備え
ている。入賞検知スイッチ13は、入賞球を検知してO
Nになると、その入賞信号を制御装置30に出力すべ
く、当該制御装置30に接続されている。この入賞検知
スイッチ13は、制御装置30による抽選遊技の起動手
段として機能する。入賞検知スイッチ13としては、例
えば、光センサ、近接センサ、磁気センサ等の各種セン
サにより構成すればよい。
【0029】遊技盤面11には、保留表示器80が設け
られている。この保留表示器80は、制御装置30が抽
選遊技の処理を実行している場合に、新たに特定入賞口
12に球が入賞したとき、その入賞に基づく抽選遊技を
行う権利の保留回数を表示するものである。この種の保
留表示器80には、例えば、LEDで構成される数値表
示器を用いることができる。
【0030】この保留表示器80は、制御装置30から
の保留表示信号に基づき、制御装置30に記憶された権
利保留回数をリアルタイムに表示するよう設定されてい
る。通常、保留表示器80は、複数回の保留に対応する
ように構成され、具体的には、4個の表示ランプを有
し、抽選遊技を行う権利は4回まで保留表示可能となっ
ている。すなわち、権利保留回数に相当する数の表示ラ
ンプがリアルタイムに点灯すべく制御されるものであ
る。
【0031】なお、保留されていた抽選遊技を行う権利
が実行された場合、その実行回数が権利保留回数から減
算されて制御装置30が有するメモリ33に更新記憶さ
れ、その残りの保留数が点灯した表示ランプの数で新た
に表示されるようになっている。また、権利が最高数の
4つまで保留されている状態では、さらに特定入賞口1
2にパチンコ球が入っても、この入賞により発生すべき
権利は破棄されるように設定されている。
【0032】価値発生装置40は、球がそこに入ると入
賞する入賞機構41と、当該入賞機構41の入口401
を開閉する可動機構45とを有する。可動機構45は、
例えば、入賞機構41の入口401の開閉に用いられる
可動片(アタッカ)49と、この可動片49を開閉駆動
するソレノイド48と、ソレノイド48の開閉動作を制
御する開閉制御装置46とを備えている。
【0033】開閉制御装置46は、例えば、制御装置3
0のようなコンピュータで構成することができる。もち
ろん、コンピュータに限られない。例えば、プログラマ
ブルロジックアレー等のロジック回路で構成することも
できる。この開閉制御装置46は、制御装置30からの
指示を受けて、価値発生装置40の動作を制御する。
【0034】なお、開閉制御装置46には、可動片の開
閉の状態、すなわち、開閉周期、開閉回数等の規定する
開閉モードを設定するためのモード設定部47を備える
ことができる。このモード設定部47には、制御装置3
0から指示される開閉モードが設定される。
【0035】前記開閉周期は、開時間と、次の開時間ま
での閉時間とで定まる。もっとも、1回だけ開く場合に
は、開時間のみが規定されれば足りる。また、開時間お
よび閉時間を機構的に定めることとすれば、回数で開閉
状態を設定することができる。すなわち、開閉回数を多
くすれば、それだけ入賞可能な数が増加する。したがっ
て、モードを開時間の合計および経過制限時間で設定
し、開閉周期および回数を、それが設定された開時間と
なるように、かつ、経過制限時間内に価値発生動作が終
了するように、適宜設定するようにしてもよい。この設
定は、制御装置30によって行われる。
【0036】なお、本実施の形態では、当たりにランク
を設けていないので、開閉モードが一つであるので、モ
ード設定部47を必要としない。したがって、本実施の
形態では、このモード設定部47を省略してよい。もち
ろん、モード設定部47を設けておいて、開閉モードを
固定的に設定するようにしてもよい。
【0037】本実施の形態では、入賞機構41における
可動片49の開閉は、一定周期で、予め定めた特定回
数、例えば、16回開閉することが設定される。ここで
の当たりは、いわゆる「大当たり」または「フィーバ
ー」に相当し、非常に多くの球が入賞可能となる。
【0038】また、制御装置30の出力する抽選結果信
号72は、価値発生装置40の有する可動片49の開閉
動作を制御するための開閉制御装置46に入力される。
開閉制御装置46は、予め設定された周期および開閉回
数にしたがって、可動片49の開閉駆動を制御する。
【0039】次に、本発明の遊技機の動作の流れについ
て、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0040】制御装置30は、後述する入賞検知スイッ
チ13の出力する入賞検知信号71の入力を監視する
(ステップ101)。また、制御装置30は、入賞検知
スイッチ13から入賞検知信号71が入力されるごと
に、抽選実行手段として抽選処理を行う(ステップ10
2)。すなわち、抽選実行手段は、複数種の図柄の組合
わせからなる図柄パターンを選択することにより抽選を
行い、その結果を出力する。
【0041】抽選は、図示しない乱数発生手段により無
作為抽選を行う。無作為抽選における当たりは、予め定
めた確率によって定まる。この場合の当たりには、複数
の当たりの可能性がある。なお、本実施の形態では、当
たりにランクを設けていない。しかし、当たりにランク
を設けることもできる。制御装置30は、抽選結果を抽
選結果信号72として出力する。
【0042】また、本実施の形態では、スロットマシン
を模擬して、複数種の図柄を三つのリール対応に用意
し、抽選結果に対応して、三つの図柄からなるパターン
を、当たり、外れのそれぞれについて複数組み合わせて
ある。具体的には、3行3列で表示される図柄の組み合
わせを図柄パターンとする。
【0043】この場合、予め定めた一列になる配列、例
えば、横方向の3行および斜めの2列のいずれかに同じ
図柄が少なくとも二つ一列に並ぶパターンとなる図柄の
組合わせを「リーチパターン」として用意する。例え
ば、*を任意の図柄として、(7、7、*)、(1、
*、1)、(*、9,9)のようなパターンがこれに該
当する。
【0044】また、リーチパターンの内、全ての図柄が
同じである図柄の組合わせを「当たりパターン」として
用意する。例えば、(7、7、7)、(1、1、1)、
(9、9、9)のようなパターンがこれに該当する。そ
の他の図柄の組合わせを「外れパターン」として用意す
る。これらの図柄パターンは、予めメモリ32に格納し
ておく。
【0045】次に、制御装置30は、第1の判定手段と
して、まず、抽選により選択された図柄パターンが、い
わゆる「リーチ」状態になるかを判定する(ステップ1
03)。具体的には、抽選により選択された図柄パター
ンが、一列に並んで当たりを構成し得る二つの図柄を含
むかを判定し、含まない場合には、外れと判定して、外
れ処理(ステップ119)に移行する。また、含む場合
には、リーチ処理(ステップ104)に移行する。
【0046】制御装置30は、リーチ処理として、抽選
により選択された図柄パターンのうち、一列に並んで当
たりを構成し得る二つの図柄を主表示装置20の画面に
表示し、残りの図柄については、不特定状態とする(ス
テップ104)。例えば、図3(a)に示すように表示
する。この場合、左右の2列は、図柄を停止させて表示
し、不特定の中央の列は、図柄が順次移動するように見
えるように表示する。また、これと共に、イルミネーシ
ョン装置60および音響装置90に指示を与えて、リー
チ期間中、予め定めた照明および音響を発生させる。
【0047】また、制御装置30は、第1の判定手段と
して、抽選の結果選択された図柄パターンのうち、いず
れかの図柄を、前記副表示装置21に表示される優遇図
柄と置換した場合に当たりとなるかを判定する(ステッ
プ105)。例えば、三つが全て同じ図柄であれば当た
りであると決められている場合には、二つの図柄が副表
示装置21に表示されている図柄と同じであれば、当た
りとなると判定する。すなわち、優遇措置を実行する。
図3(a)は、その一例である。
【0048】判定は、抽選結果の図柄パターンを構成す
る図柄コードと、副表示装置21に表示されている図柄
を示す情報(コード)とを比較して行う。図柄を置換し
て当たりとなる場合には、第1の当たり処理(ステップ
106〜111)に移行する。なお、本実施の形態で
は、置換処理しなくても本来当たりとなっている図柄パ
ターンについても、同様に処理する。一方、ここで、置
換処理しても当たりとならない図柄パターンについて
は、次の、第2の判定手段による当たり判定処理(ステ
ップ112)に移行する。
【0049】制御装置30は、第1の当たり処理手段と
して、主表示装置20にリーチ状態で表示されている図
柄を、副表示装置21に表示されている図柄と組合わせ
て当たり状態とする(ステップ106)。すなわち、優
遇措置を実行する。具体的には、未定状態であった図柄
を副表示装置21に表示されている図柄として、主表示
装置20に当たりの図柄パターンを表示する当たり表示
を行わせる(ステップ107)。図3(b)は、その一
例である。それと共に、価値発生装置40を駆動させ
て、価値発生状態とする(ステップ108)。
【0050】ここで、リーチ状態で表示されている図柄
パターンが本来の当たりである場合についても行う。こ
の場合は、本質的には優遇措置ではない。ただし、これ
を遊技者から見た場合、いずれの場合にも、あたかも優
遇措置が採られたかのように見える。なお、本来の当た
りの場合には、通常の当たり処理を行うだけとしてもよ
い。
【0051】また、当たり表示と共に、前述したイルミ
ネーション装置60および音響装置90を起動して、当
たり表示期間中、予め定めた当たりに対する祝福のため
の照明および音響を発生させる。それと共に、優遇措置
による当たりであることを強調するため、置換された図
柄の表示態様を変更する。例えば、図3(b)に示すよ
うに、他の図柄より大きく表示したり、輝度を変えた
り、点滅表示したり、色を変えたり等の種々の変更態様
により表示することができる。
【0052】さらに、制御装置30は、第1の当たり処
理手段として、前記当たり処理の後、後述するメモリ3
3に一時的に格納される、前記優遇措置を行うために副
表示装置21に残留させてある優遇図柄を特定する情報
の記憶を解除すると共に、前記副表示装置21における
図柄の表示を消去させる処理を行う(ステップ109、
110、111)。
【0053】すなわち、限度表示装置23に表示される
と共に、メモリ33の優遇回数を記録してある領域に設
定されているnについて、(n−1)の演算を行って、
nを更新する(ステップ109)。この更新により、限
度表示装置23の表示も−1した数字となる(図3
(a),(b)参照)。その後、メモリ33の優遇回数
を記録してある領域のみの値を見て、優遇措置が終わり
であるのかを判定する(ステップ110)。
【0054】この場合、n=0であれば、優遇措置が終
わりと判定し、n>0であれば、優遇措置を続けると判
定する。n=0の場合は、リセットを行う(ステップ1
11)。すなわち、優遇図柄を示す情報としてメモリ3
3に格納された図柄パターンを特定する情報を消去する
と共に、副表示装置21における当該図柄の表示を消去
させる処理を行う。
【0055】図3(b)は、優遇図柄が消去され、優遇
限度を示す優遇回数の表示が「0」となった例である。
なお、優遇図柄の消去を、当たり発生表示と同期して行
うことにより、あたかも、副表示装置21に表示されて
いた図柄が主表示装置20に取り込まれたかのように表
示することができて、遊技性を向上する上で好ましい。
【0056】また、優遇図柄の優遇回数を全て1回とす
ることもできる。その場合には、優遇回数の設定、優遇
回数の更新等の処理は不要である。
【0057】次に、制御装置30は、第2の判定手段と
して、前記第1の判定手段による判定の結果、図柄の置
換によっては当たりとならない場合に、抽選結果が当た
りであるか外れであるかを判定する(ステップ11
2)。当たりの場合には、当たり処理(ステップ11
3)に移行する。外れの場合には、外れ処理として外れ
表示を行う(ステップ119)。すなわち、当たりとな
らない図柄を表示する。
【0058】第2の当たり処理手段は、当たり判定を受
けて、当たり処理を行う(ステップ113)。この場合
の当たり処理は、前記優遇図柄を含まない当たり図柄パ
ターンにより当たり表示を行うと共に、価値発生装置4
0を駆動させる(ステップ114)。そして、前述した
ステップ107の場合と同様に、当たりを祝福するため
の照明および音響の発生をイルミネーション装置60お
よび音響装置90に行わせる。図4(a)は、当たり表
示の一例である。
【0059】さらに、第2の当たり処理手段は、当たり
となっている図柄パターンを構成する図柄から一つの図
柄を選定して、その図柄を示す情報をメモリ33に格納
すると共に、副表示装置21に表示させる処理を行う
(ステップ115)。図4(b)は、副表示装置21に
当たり図柄を表示した例である。
【0060】ここで、当たり図柄が、予め定めた特定の
図柄の場合、優遇回数nを予め定めた2以上の数値に設
定する。この優遇回数nは、図柄によって変えてもよ
い。例えば、「6」の場合2とし、「7」の場合5とす
る。図柄に関わらずn=5に設定してもよい。特定の図
柄以外の図柄については、n=1に設定する。この場合
には、1回のみ優遇措置を受けられる。
【0061】以上により、制御装置30は、抽選遊技を
制御する。前述した実施の形態では、当たりの後、当た
り図柄パターンに含まれる図柄について優遇措置が受け
られる。このため、遊技者のリーチヘの期待を増大させ
る効果がある。しかも、副表示装置21に表示されてい
る図柄について、リーチ状態となると、必ず当たりとな
るため、当たりが出た後、次の当たりまでの期間でも、
通常より高い確率で当たりが出ることが期待できること
になる。
【0062】しかも、本実施の形態では、図柄が副表示
装置21に表示されている間、入賞しなければ、そのま
ま図柄の表示が継続され、また、入賞して抽選が行われ
ても、外れの場合には、図柄が消去されないので、権利
が引き続き保留できる。また、副表示装置21に表示さ
れていない図柄により当たりとなった場合には、図柄が
新しい当たりの図柄に入れ替わって、新たに権利が生じ
ることになる。
【0063】なお、異なる図柄により当たりとなった場
合に、優遇回数を+1するようにしてもよい。また、図
6に示すように、副表示装置21に、先の図柄の外に新
たに当たりとなった図柄を併せて表示するようにしても
よい。この場合には、副表示装置21に表示されている
複数の図柄のいずれについてリーチとなっても優遇措置
を受けられる利点がある。したがって、遊技性をよりー
層増大することができる。
【0064】また、特定の図柄の場合、予め設定された
n回の抽選遊技に対して有効であるため、特定の図柄が
残留表示されている間、優遇措置を受けられる。これ
は、遊技者に希望を持たせることができて、従来の遊技
機のように、一旦大当たりした後は、なかなか当たらな
いという問題を解決することができる。一方、外れの場
合に、残留されている図柄を消去するようにしてもよ
い。
【0065】以上述べた本実施の形態では、当たりにラ
ンクを設けていないが、当たりにランクを設けるように
してもよい。例えば、7を第1ランクの当たり、3を第
2ランクの当たり、9を第3ランクの当たりとして設定
することもできる。このランクに対応して、遊技者に提
供する特別価値の程度を変化させるようにすることがで
きる。例えば、後述する可動片の開閉回数を、「7」の
場合16回とし、「3」の場合12回とし、「9」の場
合8回とするように設定することができる。
【0066】この場合、制御装置30は、当たりのラン
ク、または、抽選結果が外れであることを表した抽選結
果信号72を出力する。この抽選結果信号72は、当た
りのランクを示しており、開閉モードの指示をも兼ねて
いる。
【0067】前述した実施の形態では、主表示装置20
において、スロットマシンのリールを模擬して、3行3
列に図柄を表示している例を示したが、本発明は、これ
に限られない。
【0068】例えば、3行3列の各要素において、図柄
を個別に変化させて表示することができる。この例を、
図7に示す。図7の例は、主表示装置20の表示の仕方
を除いては、前述した実施の形態と同様に構成される。
また、主表示装置30の表示形態を3行3列に表示する
のではなく、単に、3つの図柄を表示して、それらの組
合わせで当たり外れを決めるようにしてもよい。
【0069】前述した実施の形態では、優遇図柄のう
ち、特に、複数回の優遇措置を受け得る図柄について予
め定められている。しかし、本発明は、これに限定され
ない。例えば、プログラムを書き換えて、または、プロ
グラムとは別にデータを与えることにより、さらに、制
御装置30に入力装置を設け、これにより、設定するこ
とができるようにすることができる。
【0070】このように、優遇図柄を可変設定とするこ
とにより、機種、開店日、遊技島等の各種の条件によっ
て、優遇図柄を適宜、変更設定することができる。した
がって、遊技者にとっては、常に新たな気持ちでパチン
コ遊技を行うことができ、遊技場側にとっては、優遇図
柄の種類を多くしたり、その種類を変更することで、入
客数を増やしたり、出玉率を変化させて、遊技場の売り
上げを調整することができる。
【0071】また、前述した実施の形態では、優遇限度
について、優遇措置を受けられる回数で設定している例
を示した。しかし、本発明は、これに限定されない。例
えば、優遇措置を受けられる期間(時間)を設定しても
よい。この期間としては、優遇措置開始から、一定時
間、例えば、1分、5分、10分、15分等のように設
定することができる。この場合には、タイマをセットし
て、優遇限度に達したかを判定するようにすることがで
きる。
【0072】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、当たりのでた後に、さらに当たりが出易い状況を作
ると共に、その当たりの出易い状況を明示して、遊技者
の当たりへの期待を繋ぎ止めて、遊技への興味を持続さ
せることが規定できる遊技機を提供することにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のハードウェアシステム
構成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施の形態を示すパチンコ機の要部
正面図。
【図3】本発明の一実施の形態における主表示装置、副
表示装置および限度表示装置の表示例を示す説明図。
【図4】本発明の一実施の形態における主表示装置、副
表示装置および限度表示装置の表示例を示す説明図。
【図5】本発明の一実施の形態の遊技機の動作を示すフ
ローチャート。
【図6】本発明の一実施の形態における主表示装置、副
表示装置および限度表示装置の表示の他の例を示す説明
図。
【図7】本発明の一実施の形態における主表示装置、副
表示装置および限度表示装置の表示のさらに他の例を示
す説明図。
【符号の説明】
10…遊技機 11…遊技盤面 12…特定入賞口 20…主表示装置 21…副表示装置 23…限度表示装置 30…制御装置 40…価値発生装置 41…入賞機構

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤面上に打ち出された球の特定入賞口
    への入賞に基づき、図柄の組合わせが予め定めた当たり
    の組合わせパターンであるか否かで当たり外れを決める
    抽選遊技を行って遊技者に有利な特別価値を発生させ得
    る遊技機において、 前記入賞が通知されると、複数の図柄群の中から図柄パ
    ターンを選択する抽選遊技を実行する手段と、 その結果を表示し、当たりの場合、当たりの図柄パター
    ンに含まれる図柄を優遇図柄として一時的に記憶すると
    共に、これを表示する手段と、 優遇図柄について、一定の限度内で次以降の抽選により
    選択された図柄パターンが、その図柄パターンを構成す
    るいずれかの図柄を優遇図柄と置換すると当たりとなる
    場合、優遇図柄を含む図柄パターンによる当たりとする
    手段と、 優遇措置が前記限度に達したとき、優遇措置を解除する
    手段とを備えることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】遊技盤面上に打ち出された球の特定入賞口
    への入賞に基づき、図柄の組合わせが予め定めた当たり
    の組合わせパターンであるか否かで当たり外れを決める
    抽選遊技を行って遊技者に有利な特別価値を発生させ得
    る遊技機における優遇措置処理方法において、 入賞が通知されると、複数の図柄群の中から図柄パター
    ンを選択する抽選遊技を実行して、その結果を表示し、
    当たりの場合、当たりの図柄パターンに含まれる図柄を
    優遇図柄として一時的に記憶すると共に、これを表示
    し、 優遇図柄について、一定の限度内で次以降の抽選により
    選択された図柄パターンが、その図柄パターンを構成す
    るいずれかの図柄を優遇図柄と置換すると当たりとなる
    場合、優遇図柄を含む図柄パターンによる当たりとし、 優遇措置が前記限度に達したとき、優遇措置を解除する
    ことを特徴とする遊技機の優遇措置処理方法。
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