JP2932116B2 - クリーニング部・現像剤供給部ユニット体 - Google Patents
クリーニング部・現像剤供給部ユニット体Info
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
剤を除去,収納するためのクリーニング部と、新規現像
剤を供給するための現像剤供給部とが一体化されたクリ
ーニング部・現像剤供給部ユニット体に関する。
除去した残留現像剤の回収作業や、現像部への新規現像
剤の供給作業等は、ユーザにとって煩しい作業であり、
前記クリーニング部・現像剤供給部ユニット体は、一度
で前記回収,供給作業が終了するため作業性がよいとい
う利点がある。
部ユニット体の概略構成を示す断面図であり、1はベル
ト状の感光体、2は感光体1を支持するローラ、3はク
リーニング部・現像剤供給部ユニット体(以下、CTM
と略す)、4はCTM3の現像剤供給室、5はCTM3
のクリーニング室、6は感光体1表面に形成された静電
潜像を現像剤(トナー)によって顕像化する公知の現像
部、7は現像剤供給室4に設けられて新規トナーを現像
部6へ送るための搬送手段、8と9はクリーニング室5
に設けられたクリーニングブレードとシャッタである。
で感光体1の表面に接し、感光体1表面の残留トナー等
を除去し、かつ除去した残留トナーをクリーニング室5
内のトナー回収部5aへ導くため板状をしている。また
シャッタ9は、クリーニング室5のケース10に形成さ
れた開口部10aを開閉するため回転軸11に設けられ
ている。さらに回転軸11にはクリーニングブレード8
に付着した残留トナーをトナー回収部5a方向へ送るた
めのブラシ12が設けられている。
であり、クリーニング室5のケース10側壁に回転軸1
1を受ける軸受13が固定されている。回転軸11は、
図示しない駆動源によって回転されて、シャッタ9とブ
ラシ12を回転させる。
所定位置にセットされると、図5の状態から回転軸11
を中心に時計方向へ回転され、ケース10の開口部10
aを開放し、またCTM3が画像形成装置から外される
時に図5の状態に再び戻り、開口部10aを閉鎖する。
て、クリーニング室5のトナー回収室5aに収納された
トナーが、回転軸11と軸受13との間の隙間Gを通っ
てCTM3の外へ流出してしまい、トナーによる汚染が
問題となる。このため図7に示したように、シャッタ9
の側壁と軸受13の間にスポンジ体14を介在させ、ト
ナーの流出通路(隙間G)をシールすることが考えられ
たが、シャッタ9の開閉時の回転によって、図8に示し
たように、スポンジ体14の一部がシャッタ9と回転軸
11との間に入り込み、シャッタ9の回転に対して摩擦
抵抗が負荷として加わり、特に、シャッタ9が閉りにく
くなるという問題が生じた。
ナーがトナー回収部5a内で舞い上がり、ケース10の
開口部10aから外部へ流出するという問題があった。
そこで図9に示したように、シャッタ9の外側にスポン
ジ体15を設け、回収したトナーの矢印A方向の流れを
阻止することが考えられたが、シャッタ9の開閉時にス
ポンジ体15とケース10内壁とが摺動するので摩擦抵
抗が負荷として加わり、特に図10に示したシャッタ9
の閉鎖移動時にスポンジ体15が変形して、シャッタ9
が閉りにくくなるという問題が生じた。
を与えることなく、回収したトナーの外部への流出を防
止することができるCTMを提供することにある。
め、本発明は、感光体表面の残留トナーを除去し、除去
した残留トナーを開口部を経て収納するためのクリーニ
ング部と、現像部にトナーを供給するための現像剤供給
部とが一体化されたクリーニング部・現像剤供給部ユニ
ット体であって、前記クリーニング部に設けられた回転
軸に、前記開口部を開閉するシャッタを設けるととも
に、回転軸の一部に除去された残留トナーをクリーニン
グ部内部へ送るブラシ体を設け、前記シャッタにクリー
ニング部のケース内面に対して弾性体を介して接触する
弾性部材からなる現像剤シール体を設け、さらに前記回
転軸を回転可能に支持する軸受に、軸受と回転軸との間
隙をシールドするために、弾性体とこの弾性体に固着さ
れた薄板とからなる現像剤流出防止体を設け、前記弾性
体を軸受内に配し、かつ前記薄板を前記シャッタ側に配
設したことを特徴とする。
設けられた回転軸に、クリーニング部の開口部を開閉す
るシャッタを設けるとともに、回転軸の一部に除去され
た残留トナーをクリーニング部内へ送るブラシ体を設
け、さらに前記シャッタにクリーニング部のケース内面
と接して回収トナーの流れを阻止するための現像剤シー
ル体を設けるという各部材の関連が簡素化された構造に
おいて、前記回転軸の軸受に弾性体からなる現像剤流出
防止体を設けて、回転軸と軸受間の回収トナーの外部流
出通路をシールし、かつ現像剤流出防止体の弾性体に固
定された薄板が弾性体の変形を防止するので、弾性体の
変形による回転軸の回動への悪影響を防ぐことができ、
しかも、前記現像剤シール体の弾性部材は、弾性板を介
してシャッタに設けられるので、弾性部材にケース内面
との摺動時に大きな摩擦抵抗力が加わっても弾性板の変
形で逃げられ、シャッタの開閉動作を円滑にすることが
できるため、各部位においてトナーの外部流出を防止す
ることができるとともに、シャッタ,ブラシ体,現像剤
シール体の回動を円滑にすることができる。
する。尚、図5〜図10に基づいて説明した部材に対応
する部材には同一符号を付して詳しい説明を省略する。
断面図、図2は第1実施例の概略構成を示す断面図であ
り、この第1実施例と、図5,図7に基づいて説明した
従来例とが異なるところは、回転体であるシャッタ9の
側壁と、軸受13の凹部13aの側部との間に介在した
スポンジあるいはフェルトからなる弾性体20のシャッ
タ9側に、ポリエチレンテレフタレートフィルム等から
なる0.1mm程度の厚さの薄板21を両面粘着テープ
等の適宜手段によって固着し、薄板21の径を弾性体2
0の径より大きくして、薄板21の外周部が軸受13の
外側を摺動するようにした現像剤流出防止体22を設置
した構成にある。
の変形が防止されるので、弾性体20の変形がシャッタ
9やブラシ12の回転を阻止してしまうことがなくな
り、しかも回転軸11と軸受13との間の隙間Gが弾性
体20で確実にシールドされることになる。
す断面図であり、この第2実施例と図9,図10に基づ
いて説明した従来例とが異なるところは、シャッタ9に
一端が固定されたポリエチレンテレフタレートフィルム
等からなる弾性板25の他端に、ケース10内壁と摺動
するスポンジあるいはフェルトからなる弾性部材26を
固定してなる現像剤シール体27を設けた構成である。
ース10内壁と接触してシャッタ9とケース10間の隙
間をシールドすることによって、クリーニング室5内の
回収トナーの流れAを阻止でき、外部へトナーが流出す
ることを防止できる。またシャッタ9は、図3に示した
ケース10の開口部10aを閉鎖した状態から図4に示
した開口部10aを開放した状態への移動、さらには開
放状態から閉鎖状態への移動に際し、弾性部材26とケ
ース10内壁との摺動による摩擦抵抗が大きくなっても
弾性板25が撓んで逃げるので弾性部材26が無理な変
形をせず、シャッタ9の円滑な開閉動作が行われること
になる。
成を効果的に採用したものが請求項1に係る発明のCT
Mの構成となり、CTMの構成部材の動作に支障を与え
ることなく、CTMのトナーの外部への流出を防ぐシー
ルド性をより向上させることができる。
現像剤シール体,現像剤流出防止体などを設置しても、
トナーシャッタ,ブラシ体,現像剤シール体の回転動作
に支障を与えることなく、除去,回収したトナーの外部
流出を各部位において確実に防止することができる等の
効果を有するCTMを提供できる。
面図である。
ある。
ある。
面図である。
る。
めの構造を示す断面図である。
る。
給部ユニット体)、 4…現像剤供給室、 5…クリ
ーニング室、 6…現像部、 8…クリーニングブ
レード、 9…シャッタ、 10…ケース、 10a
…開口部、 11…回転軸、 12…ブラシ、 13…
軸受、 20…弾性体、 21…薄板、22…現像剤流
出防止体、25…弾性板、 26…弾性部材、 27…
現像剤シール体。
Claims (1)
- 【請求項1】 感光体表面の残留現像剤を除去し、除去
した残留現像剤を開口部を経て収納するためのクリーニ
ング部と、現像部に現像剤を供給するための現像剤供給
部とが一体化されたクリーニング部・現像剤供給部ユニ
ット体であって、前記クリーニング部に設けられた回転
軸に、前記開口部を開閉するシャッタを設けるととも
に、回転軸の一部に除去された残留現像剤をクリーニン
グ部内部へ送るブラシ体を設け、前記シャッタにクリー
ニング部のケース内面に対して弾性体を介して接触する
弾性部材からなる現像剤シール体を設け、さらに前記回
転軸を回転可能に支持する軸受に、軸受と回転軸との間
隙をシールドするために、弾性体とこの弾性体に固着さ
れた薄板とからなる現像剤流出防止体を設け、前記弾性
体を軸受内に配し、かつ前記薄板を前記シャッタ側に配
設したことを特徴とするクリーニング部・現像剤供給部
ユニット体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3301841A JP2932116B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | クリーニング部・現像剤供給部ユニット体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3301841A JP2932116B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | クリーニング部・現像剤供給部ユニット体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05142935A JPH05142935A (ja) | 1993-06-11 |
JP2932116B2 true JP2932116B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=17901807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3301841A Expired - Lifetime JP2932116B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | クリーニング部・現像剤供給部ユニット体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2932116B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2875464B2 (ja) * | 1993-11-11 | 1999-03-31 | 株式会社リコー | 感光体クリーニング装置 |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP3301841A patent/JP2932116B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05142935A (ja) | 1993-06-11 |
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