JP2932116B2 - クリーニング部・現像剤供給部ユニット体 - Google Patents

クリーニング部・現像剤供給部ユニット体

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JP2932116B2
JP2932116B2 JP3301841A JP30184191A JP2932116B2 JP 2932116 B2 JP2932116 B2 JP 2932116B2 JP 3301841 A JP3301841 A JP 3301841A JP 30184191 A JP30184191 A JP 30184191A JP 2932116 B2 JP2932116 B2 JP 2932116B2
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unit
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cleaning unit
shutter
rotating shaft
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茂美 神田
一正 石川
昌彦 上條
廣司 齋藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体表面の残留現像
剤を除去,収納するためのクリーニング部と、新規現像
剤を供給するための現像剤供給部とが一体化されたクリ
ーニング部・現像剤供給部ユニット体に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置において、感光体表面から
除去した残留現像剤の回収作業や、現像部への新規現像
剤の供給作業等は、ユーザにとって煩しい作業であり、
前記クリーニング部・現像剤供給部ユニット体は、一度
で前記回収,供給作業が終了するため作業性がよいとい
う利点がある。
【0003】図5は従来のクリーニング部・現像剤供給
部ユニット体の概略構成を示す断面図であり、1はベル
ト状の感光体、2は感光体1を支持するローラ、3はク
リーニング部・現像剤供給部ユニット体(以下、CTM
と略す)、4はCTM3の現像剤供給室、5はCTM3
のクリーニング室、6は感光体1表面に形成された静電
潜像を現像剤(トナー)によって顕像化する公知の現像
部、7は現像剤供給室4に設けられて新規トナーを現像
部6へ送るための搬送手段、8と9はクリーニング室5
に設けられたクリーニングブレードとシャッタである。
【0004】クリーニングブレード8は、ローラ2部分
で感光体1の表面に接し、感光体1表面の残留トナー等
を除去し、かつ除去した残留トナーをクリーニング室5
内のトナー回収部5aへ導くため板状をしている。また
シャッタ9は、クリーニング室5のケース10に形成さ
れた開口部10aを開閉するため回転軸11に設けられ
ている。さらに回転軸11にはクリーニングブレード8
に付着した残留トナーをトナー回収部5a方向へ送るた
めのブラシ12が設けられている。
【0005】図6は回転軸11の軸受部分を示す断面図
であり、クリーニング室5のケース10側壁に回転軸1
1を受ける軸受13が固定されている。回転軸11は、
図示しない駆動源によって回転されて、シャッタ9とブ
ラシ12を回転させる。
【0006】シャッタ9は、CTM3が画像形成装置の
所定位置にセットされると、図5の状態から回転軸11
を中心に時計方向へ回転され、ケース10の開口部10
aを開放し、またCTM3が画像形成装置から外される
時に図5の状態に再び戻り、開口部10aを閉鎖する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のCTM3におい
て、クリーニング室5のトナー回収室5aに収納された
トナーが、回転軸11と軸受13との間の隙間Gを通っ
てCTM3の外へ流出してしまい、トナーによる汚染が
問題となる。このため図7に示したように、シャッタ9
の側壁と軸受13の間にスポンジ体14を介在させ、ト
ナーの流出通路(隙間G)をシールすることが考えられ
たが、シャッタ9の開閉時の回転によって、図8に示し
たように、スポンジ体14の一部がシャッタ9と回転軸
11との間に入り込み、シャッタ9の回転に対して摩擦
抵抗が負荷として加わり、特に、シャッタ9が閉りにく
くなるという問題が生じた。
【0008】また従来のCTM3において、回収したト
ナーがトナー回収部5a内で舞い上がり、ケース10の
開口部10aから外部へ流出するという問題があった。
そこで図9に示したように、シャッタ9の外側にスポン
ジ体15を設け、回収したトナーの矢印A方向の流れを
阻止することが考えられたが、シャッタ9の開閉時にス
ポンジ体15とケース10内壁とが摺動するので摩擦抵
抗が負荷として加わり、特に図10に示したシャッタ9
の閉鎖移動時にスポンジ体15が変形して、シャッタ9
が閉りにくくなるという問題が生じた。
【0009】本発明の目的は、各構成部材の動作に支障
を与えることなく、回収したトナーの外部への流出を防
止することができるCTMを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、感光体表面の残留トナーを除去し、除去
した残留トナーを開口部を経て収納するためのクリーニ
ング部と、現像部にトナーを供給するための現像剤供給
部とが一体化されたクリーニング部・現像剤供給部ユニ
ット体であって、前記クリーニング部に設けられた回転
軸に、前記開口部を開閉するシャッタを設けるととも
に、回転軸の一部に除去された残留トナーをクリーニン
グ部内部へ送るブラシ体を設け、前記シャッタにクリー
ニング部のケース内面に対して弾性体を介して接触する
弾性部材からなる現像剤シール体を設け、さらに前記回
転軸を回転可能に支持する軸受に、軸受と回転軸との間
隙をシールドするために、弾性体とこの弾性体に固着さ
れた薄板とからなる現像剤流出防止体を設け、前記弾性
体を軸受内に配し、かつ前記薄板を前記シャッタ側に配
設したことを特徴とする。
【0011】
【作用】前記本発明の構成によれば、クリーニング部に
設けられた回転軸に、クリーニング部の開口部を開閉す
るシャッタを設けるとともに、回転軸の一部に除去され
た残留トナーをクリーニング部内へ送るブラシ体を設
け、さらに前記シャッタにクリーニング部のケース内面
と接して回収トナーの流れを阻止するための現像剤シー
ル体を設けるという各部材の関連が簡素化された構造に
おいて、前記回転軸の軸受に弾性体からなる現像剤流出
防止体を設けて、回転軸と軸受間の回収トナーの外部流
出通路をシールし、かつ現像剤流出防止体の弾性体に固
定された薄板が弾性体の変形を防止するので、弾性体の
変形による回転軸の回動への悪影響を防ぐことができ、
しかも、前記現像剤シール体の弾性部材は、弾性板を介
してシャッタに設けられるので、弾性部材にケース内面
との摺動時に大きな摩擦抵抗力が加わっても弾性板の変
形で逃げられ、シャッタの開閉動作を円滑にすることが
できるため、各部位においてトナーの外部流出を防止す
ることができるとともに、シャッタ,ブラシ体,現像剤
シール体の回動を円滑にすることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。尚、図5〜図10に基づいて説明した部材に対応
する部材には同一符号を付して詳しい説明を省略する。
【0013】図1は本発明の第1実施例における要部の
断面図、図2は第1実施例の概略構成を示す断面図であ
り、この第1実施例と、図5,図7に基づいて説明した
従来例とが異なるところは、回転体であるシャッタ9の
側壁と、軸受13の凹部13aの側部との間に介在した
スポンジあるいはフェルトからなる弾性体20のシャッ
タ9側に、ポリエチレンテレフタレートフィルム等から
なる0.1mm程度の厚さの薄板21を両面粘着テープ
等の適宜手段によって固着し、薄板21の径を弾性体2
0の径より大きくして、薄板21の外周部が軸受13の
外側を摺動するようにした現像剤流出防止体22を設置
した構成にある。
【0014】薄板21を設けたことにより、弾性体20
の変形が防止されるので、弾性体20の変形がシャッタ
9やブラシ12の回転を阻止してしまうことがなくな
り、しかも回転軸11と軸受13との間の隙間Gが弾性
体20で確実にシールドされることになる。
【0015】図3は本発明の第2実施例の概略構成を示
す断面図であり、この第2実施例と図9,図10に基づ
いて説明した従来例とが異なるところは、シャッタ9に
一端が固定されたポリエチレンテレフタレートフィルム
等からなる弾性板25の他端に、ケース10内壁と摺動
するスポンジあるいはフェルトからなる弾性部材26を
固定してなる現像剤シール体27を設けた構成である。
【0016】現像剤シール体27は、弾性部材26がケ
ース10内壁と接触してシャッタ9とケース10間の隙
間をシールドすることによって、クリーニング室5内の
回収トナーの流れAを阻止でき、外部へトナーが流出す
ることを防止できる。またシャッタ9は、図3に示した
ケース10の開口部10aを閉鎖した状態から図4に示
した開口部10aを開放した状態への移動、さらには開
放状態から閉鎖状態への移動に際し、弾性部材26とケ
ース10内壁との摺動による摩擦抵抗が大きくなっても
弾性板25が撓んで逃げるので弾性部材26が無理な変
形をせず、シャッタ9の円滑な開閉動作が行われること
になる。
【0017】前記第1実施例と第2実施例との両方の構
成を効果的に採用したものが請求項1に係る発明のCT
Mの構成となり、CTMの構成部材の動作に支障を与え
ることなく、CTMのトナーの外部への流出を防ぐシー
ルド性をより向上させることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像剤シール体,現像剤流出防止体などを設置しても、
トナーシャッタ,ブラシ体,現像剤シール体の回転動作
に支障を与えることなく、除去,回収したトナーの外部
流出を各部位において確実に防止することができる等の
効果を有するCTMを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCTMの第1実施例における要部の断
面図である。
【図2】第1実施例の概略構成を示す断面図である。
【図3】本発明の第2実施例の概略構成を示す断面図で
ある。
【図4】図3の第2実施例の開口部開放状態の断面図で
ある。
【図5】従来のCTMの概略構成を示す断面図である。
【図6】図5のCTMの軸受部分の断面図である。
【図7】従来の軸受部分のトナーシールド構造を示す断
面図である。
【図8】図7のスポンジ体の変形状態を示す説明図であ
る。
【図9】従来のクリーニング室のトナー流を阻止するた
めの構造を示す断面図である。
【図10】図9の構造の開口部閉鎖状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
1…感光体、 3…CTM(クリーニング部・現像剤供
給部ユニット体)、 4…現像剤供給室、 5…クリ
ーニング室、 6…現像部、 8…クリーニングブ
レード、 9…シャッタ、 10…ケース、 10a
…開口部、 11…回転軸、 12…ブラシ、 13…
軸受、 20…弾性体、 21…薄板、22…現像剤流
出防止体、25…弾性板、 26…弾性部材、 27…
現像剤シール体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 廣司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平1−315770(JP,A) 特開 昭52−127239(JP,A) 実開 昭58−123458(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 13/08 G03G 15/08 - 15/08 115 G03G 21/10 - 21/12 G03G 21/16 - 21/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体表面の残留現像剤を除去し、除去
    した残留現像剤を開口部を経て収納するためのクリーニ
    ング部と、現像部に現像剤を供給するための現像剤供給
    部とが一体化されたクリーニング部・現像剤供給部ユニ
    ット体であって、前記クリーニング部に設けられた回転
    軸に、前記開口部を開閉するシャッタを設けるととも
    に、回転軸の一部に除去された残留現像剤をクリーニン
    グ部内部へ送るブラシ体を設け、前記シャッタにクリー
    ニング部のケース内面に対して弾性体を介して接触する
    弾性部材からなる現像剤シール体を設け、さらに前記回
    転軸を回転可能に支持する軸受に、軸受と回転軸との間
    隙をシールドするために、弾性体とこの弾性体に固着さ
    れた薄板とからなる現像剤流出防止体を設け、前記弾性
    体を軸受内に配し、かつ前記薄板を前記シャッタ側に配
    設したことを特徴とするクリーニング部・現像剤供給部
    ユニット体。
JP3301841A 1991-11-18 1991-11-18 クリーニング部・現像剤供給部ユニット体 Expired - Lifetime JP2932116B2 (ja)

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JPH05142935A JPH05142935A (ja) 1993-06-11
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