JP2931424B2 - 無線操縦作業車の障害物検知自動停止装置 - Google Patents

無線操縦作業車の障害物検知自動停止装置

Info

Publication number
JP2931424B2
JP2931424B2 JP3037473A JP3747391A JP2931424B2 JP 2931424 B2 JP2931424 B2 JP 2931424B2 JP 3037473 A JP3037473 A JP 3037473A JP 3747391 A JP3747391 A JP 3747391A JP 2931424 B2 JP2931424 B2 JP 2931424B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
radio
obstacle
contact detection
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3037473A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04276804A (ja
Inventor
武寛 曽我
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Diesel Engine Co Ltd filed Critical Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Priority to JP3037473A priority Critical patent/JP2931424B2/ja
Publication of JPH04276804A publication Critical patent/JPH04276804A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2931424B2 publication Critical patent/JP2931424B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線操縦により無人走
行しながら作業を行う、無線操縦ゴルフボール集球機
や、無線操縦防除機や、無線操縦刈取機等において、車
体が障害物に衝突した場合の安全装置に関する技術であ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から無線操縦作業車に関する技術
は、特開平2−222613号公報の如き技術が公知と
されている。また、無線操縦作業車の障害物検知自動停
止装置に関しても、特開平2−282567号公報に記
載の如き技術が公知とされているのである。
【0003】
【発明が解決すべき課題】上記の如く、無線操縦作業車
に関する技術は公知とされているのであるが、該無線操
による作業中においては、オペレーターが遠くで操作
しているので、小さな障害物が見えないのである。該障
害物を知らずに無線操縦作業車をそのまま直進させる
と、衝突した場合の衝撃が課題となるので、この衝撃に
耐えるように車体を強固に構成する必要があるのであ
る。また、衝突の相手である障害物を傷つけてしまうの
である。該障害物を検出するのに超音波センサー等の非
接触式のセンサーを用いることにより、衝突前に停止す
ることができるのであるが、信号処理の機構が複雑とな
り、高価となるという不具合があったのである。また、
非接触型のセンサーでは、全ての障害物に対して検出可
能とすることが困難であるという不具合があったのであ
る。本発明は、このような不具合を解消し、接触はする
のであるが、早めに障害物を検出し、無線操縦作業車の
動力を切断し、停止状態となってから衝撃吸収装置3の
部分が障害物に衝突することにより、衝撃を緩和せんと
するものである。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明の解決すべき課題は以上
の如くであり、次に該課題を解決する為の手段を説明す
る。請求項1においては、無線操縦作業車が前方障害物
と接触した際に、無線操縦又は手動の前進指示信号に抗
して車体を停止させるように構成した障害物検知自動停
止装置において、メインフレーム9から前方へ突出され
た接触検知部1を設け、該接触検知部1は後端を枢支軸
7により枢支し、該枢支軸7より接当アーム6を突出
し、該接当アーム6が接触検知センサー2に接触する方
向に突出付勢バネ4を常時付勢し、前記接触検知部1と
メインフレーム9との間に衝撃吸収装置3を配置し、接
触検知部1が障害物に接当することにより、該接当アー
ム6の部 分が接触検知センサー2から離れ、車体停止信
号が駆動部へ出力され、車体停止動作に至った後に、枢
支軸7を中心に回動した接触検知部1がメインフレーム
9の先端に設けた衝撃吸収装置3に衝突すべく構成した
ものである。請求項2においては、請求項1記載の無線
操縦作業車の障害物検知自動停止装置において、接触検
知部1により操作される接触検知センサー2を、障害物
に接触しない状態では常時押圧されて接点が閉となって
いる常時閉接点式スイッチとしたものである。
【0005】
【作用】次に本発明の作用を説明する。無線操縦作業車
の車体が障害物に近接すると、まず接触検知部1が障害
物に接触し、枢支軸7を中心に下方へ回動されて、該接
触検知部1の回動により接当アーム6が上方へ逃げ回動
する。該接当アーム6と突出付勢バネ4により押圧され
て、ONとなっていた常時閉接点式スイッチがOFFと
なり、前進電磁クラッチと後進電磁クラッチのどちらを
もOFFとする。これにより、エンジンからの動力が、
動力伝達機構に介装されたウォームギアの部分で摩擦力
により制動を掛けられて停止するのである。停止信号が
出て、停止作業が開始されてから、接触検知部1が衝撃
吸収装置3に衝突するのであるから、その衝撃は小さく
なり、すぐに車体は停止するので、衝撃吸収装置3もバ
ンパー11も接触検知部1も破損度が低いのである。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。図1はゴル
フボール集球機を付設した無線操縦作業車の側面図、図
2は本発明の無線操縦作業車の障害物検知自動停止装置
の側面図、図3は同じく平面図、図4は本発明の制御装
置のフローチャート図、図5は本発明の障害物検知自動
停止装置の電気回路図である。図1において、ゴルフボ
ール集球機を装着した無線操縦作業車の構成を説明す
る。無線操縦作業車は前輪17を1輪として操向輪とし
ている。そして後輪20を駆動輪として2輪としてい
る。前記前輪17の前部には、ゴルフボールに乗り上げ
ることの無いように、ボール寄せ板16が配置されてい
る。また後輪20にもボール寄せ板19が配置されてい
る。また集球タンク15を支持する作業車輪21の前に
もボール寄せ板18が配置されている。該集球タンク1
5の後部にゴルフボール集球装置14が牽引されて回転
している。該ゴルフボール集球装置14は多数の係止部
付き突杆により構成されており、この間にゴルフボール
が挟持されると落下せずに上方まで保持された状態で上
昇し、掻き落とし板25の部分で掻き落とされて、集球
タンク15内に集球されるように構成している。このよ
うな無線操縦作業車にゴルフボール集球機を牽引した状
態で、ゴルフ練習場において、無線操縦走行をさせてい
ると、何度も練習場のネット壁支柱に、無線操縦作業車
が衝突するのである。本発明は、このように衝突して
も、車体に大きな衝撃を与えることなく、スムーズに停
止するように構成したものである。
【0007】本発明は、このように構成された無線操縦
作業車の前部に、前進時に障害物に衝突した場合にも停
止するように、接触検知部1と接触検知センサー2を設
けたものである。次に図2と図3において、接触検知部
1と接触検知センサー2の具体的な構成について説明す
る。無線操縦作業車には、側方に突出する障害物との衝
突を回避する為の側方安全フレーム10が突設されてい
る。該側方安全フレーム10の前端部分と、メインフレ
ーム9・9が溶接固定されており、該溶接固定部分の側
方安全フレーム10から上方へ、左右の位置にセンサー
取付ブラケット12・12を立設している。該センサー
取付ブラケット12・12に架設して、U字型の接触検
知部1を枢支軸7により枢支して配置している。該接触
検知部1の幅は、無線操縦作業車の全幅を被覆する程度
の幅としている。該接触検知部1が枢支軸7に枢支され
た部分から、更に突出して接触検知センサー2に接当す
る接当アーム6が突出されている。該接当アーム6よ
り、突出付勢バネ4が常時、接触検知部1を突出する側
に付勢すべく介装されている。5は無線操縦作業車のボ
ンネットであり、13は無線操縦受信装置のアンテナで
ある。該受信装置へは、図5に示す送信装置26から電
波が送信されるのである。また、図5において示す如
く、障害物に接触しない状態では常時押圧されて接点が
閉となっている常時閉接点式スイッチにより構成された
接触検知センサー2の信号は、コントローラ27に送信
されて、該コントローラ27からの信号により、前進用
電磁クラッチ28と、後進用電磁クラッチ29の両方を
OFFとすることにより機体を停止するのである。
【0008】また、枢支軸7の側方に本発明の要部であ
る接触検知センサー2が付設されている。接触検知セン
サー2は、障害物に接触しない状態では常時押圧されて
接点が閉となっている常時閉接点式スイッチにより構成
されており、突出付勢バネ4により付勢された接当アー
ム6が接触検知センサー2のセンサー杆2aを常時押し
込んで、常時閉接点式スイッチを閉としている。そし
て、障害物に接触検知部1が接当すると、初めて接触検
知部1が回動し、接当アーム6が逃げて接触検知センサ
ー2が開となるのである。本発明においては、該接触検
知センサー2を障害物に接触しない状態では常時押圧さ
れて接点が閉となっている常時閉接点式スイッチにより
構成したことにより、接触検知部1が障害物に衝突した
際には、該接当アーム6の部分が接触検知センサー2か
ら離れる方向にあるので、接触検知部1に掛かる衝撃が
接触検知センサー2に伝達されないという利点があるの
である。
【0009】また、接触検知部1により接当アーム6が
接触検知センサー2を開放し、電磁クラッチをOFFと
し、後輪20の駆動力を断って停止を開始してから後
に、接触検知部1がメインフレーム9の先端に設けた衝
撃吸収装置3に衝突するので、該接触検知部1と衝撃吸
収装置3の衝撃は大きくないのである。故に、バンパー
11の破損度も低いのである。図4においては、本発明
無線操縦作業車の障害物検知自動停止装置のフローチ
ャートが図示されている。接触検知部1が障害物を検知
した場合には、電磁クラッチをOFFとして、エンジン
から後輪20への動力伝達を断絶し、次にウォームギア
伝動機構が作用するブレーキをも作動する。そして無線
操縦操作により前進操作をOFFとする。次に一定時間
即ち、t秒間経過しないと前進操作は不可能としてい
る。これにより安全性の向上を図っているのである。ま
た他の方法として、安全性を向上する為に、一旦接触検
知センサー2により電磁クラッチをOFFとする操作を
行った後は、一旦無線操縦操作を、後進か中立かに操作
しない限りは、前進への操作を不可能に構成することも
可能である。
【0010】
【発明の効果】本発明は、以上の如く構成したので、次
のような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如
く、無線操縦作業車が前方障害物と接触した際に、無線
操縦又は手動の前進指示信号に抗して車体を停止させる
ように構成した障害物検知自動停止装置において、メイ
ンフレーム9から前方へ突出された接触検知部1を設
け、該接触検知部1は後端を枢支軸7により枢支し、該
枢支軸7より接当アーム6を突出し、該接当アーム6が
接触検知センサー2に接触する方向に突出付勢バネ4を
常時付勢し、前記接触検知部1とメインフレーム9との
間に衝撃吸収装置3を配置し、接触検知部1が障害物に
接当することにより、該接当アーム6の部分が接触検知
センサー2から離れ、車体停止信号が駆動部へ出力さ
れ、車体停止動作に至った後に、枢支軸7を中心に回動
した接触検知部1がメインフレーム9の先端に設けた衝
撃吸収装置3に衝突すべく構成したので、無線操縦作業
車の停止作業を開始した後に衝撃吸収装置3に接触検知
部1を接当させることにより、無線操縦作業車の車体へ
の衝撃力を弱めることが出来るのである。その結果、障
害物検知自動停止装置でありながら、車体をそれほど強
固に作る必要がなく、また相手障害物を傷つけることも
無くなったのである。また障害物の中でも軟らかいもの
に衝突した場合にも、安全確認を接触検知部1により行
うことが出来るのである。
【0011】また、請求項2の如く、障害物に接触しな
い状態では常時押圧されて接点が閉となっている常時閉
接点式スイッチにより構成したことにより、該接触検知
センサー2が故障して断線した場合にも、常時閉接点式
スイッチがOFFとなったと同様の状態が発生するの
で、車体が停止することとなり、安全側に作用するので
ある。また接触検知センサー2を、障害物に接触しない
状態では常時押圧されて接点が閉となっている常時閉接
点式スイッチにより構成したことにより、センサー杆2
aのストロークを大きく取ることが出来るのである。ま
た、衝突時においては、接当アーム6がセンサー杆2a
から離れる方向にあるので、衝撃が押圧時常時閉接点式
スイッチに掛かることが無く、接触検知センサー2を破
壊することが無いのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴルフボール集球機を付設した無線操縦作業車
の側面図である。
【図2】本発明の無線操縦作業車の障害物検知自動停止
装置の側面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】本発明の制御装置のフローチャート図である。
【図5】本発明の障害物検知自動停止装置の電気回路図
である。
【符号の説明】
1 接触検知部 2 接触検知センサー 3 衝撃吸収装置 4 突出付勢バネ 5 ボンネット 6 接当アーム 7 枢支軸 9 メインフレーム 10 側方安全フレーム

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線操縦作業車が前方障害物と接触した
    際に、無線操縦又は手動の前進指示信号に抗して車体を
    停止させるように構成した障害物検知自動停止装置にお
    いて、メインフレーム9から前方へ突出された接触検知
    部1を設け、該接触検知部1は後端を枢支軸7により枢
    支し、該枢支軸7より接当アーム6を突出し、該接当ア
    ーム6が接触検知センサー2に接触する方向に突出付勢
    バネ4を常時付勢し、前記接触検知部1とメインフレー
    ム9との間に衝撃吸収装置3を配置し、接触検知部1が
    障害物に接当することにより、該接当アーム6の部分が
    接触検知センサー2から離れ、車体停止信号が駆動部へ
    出力され、車体停止動作に至った後に、枢支軸7を中心
    に回動した接触検知部1がメインフレーム9の先端に設
    けた衝撃吸収装置3に衝突すべく構成したことを特徴と
    する無線操縦作業車の障害物検知自動停止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線操縦作業車の障害物
    検知自動停止装置において、接触検知部1により操作さ
    れる接触検知センサー2を、障害物に接触しない状態で
    は常時押圧されて接点が閉となっている常時閉接点式ス
    イッチとしたことを特徴とする無線操縦作業車の障害物
    検知自動停止装置。
JP3037473A 1991-03-04 1991-03-04 無線操縦作業車の障害物検知自動停止装置 Expired - Lifetime JP2931424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3037473A JP2931424B2 (ja) 1991-03-04 1991-03-04 無線操縦作業車の障害物検知自動停止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3037473A JP2931424B2 (ja) 1991-03-04 1991-03-04 無線操縦作業車の障害物検知自動停止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04276804A JPH04276804A (ja) 1992-10-01
JP2931424B2 true JP2931424B2 (ja) 1999-08-09

Family

ID=12498496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3037473A Expired - Lifetime JP2931424B2 (ja) 1991-03-04 1991-03-04 無線操縦作業車の障害物検知自動停止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2931424B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5860692B2 (ja) * 2011-12-26 2016-02-16 株式会社ダイヘン 産業用ロボットの安全装置
JP6493134B2 (ja) * 2015-10-02 2019-04-03 株式会社ダイフク 洗車機及び検知方法
JP6904539B2 (ja) * 2017-11-01 2021-07-21 国立大学法人京都大学 収穫機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04276804A (ja) 1992-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5177479A (en) Garage parking position indicator
CA2758106C (en) Method and control system for a fifth wheel coupling sliding device having a distance measurement for detecting obstructions
JP2009128064A (ja) 模擬障害物装置
JP2931424B2 (ja) 無線操縦作業車の障害物検知自動停止装置
CN103144597B (zh) 用于运行机动车的方法及机动车
JP2955078B2 (ja) 車両の衝突防止装置
WO2018113174A1 (zh) 一种无人驾驶公交车的防撞避障系统
JPH069012B2 (ja) 自動運搬システム用被駆動車両
CN103116921A (zh) 汽车便捷取、读卡门禁系统
JP7336935B2 (ja) 車両の制御システム、及び、車両の制御方法
JP4049430B2 (ja) ゴルフカート
JP2836314B2 (ja) 自走台車の衝突防止制御方法
JPH106890A (ja) 自動走行機械のバンパー
JP2002229645A (ja) 自動走行車の制御方式
JP3225092B2 (ja) 自走機械
CN108189864B (zh) 行车轨面障碍物检测及清除装置
JP3217192B2 (ja) レール探傷装置
JP2531512B2 (ja) 後方障害物検知装置
JPH09160639A (ja) 車両の走行制御装置
JPH07160335A (ja) 走行ロボットの前方障害物検出装置
JPH06187035A (ja) 無人走行車の制御装置
KR20090039634A (ko) 차량
JP2618278B2 (ja) 車間距離警報装置
JP2519014B2 (ja) 車輌の走行停止装置
JP3205923B2 (ja) 鉄道用地中探査装置