JP2618278B2 - 車間距離警報装置 - Google Patents

車間距離警報装置

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JP2618278B2
JP2618278B2 JP1317370A JP31737089A JP2618278B2 JP 2618278 B2 JP2618278 B2 JP 2618278B2 JP 1317370 A JP1317370 A JP 1317370A JP 31737089 A JP31737089 A JP 31737089A JP 2618278 B2 JP2618278 B2 JP 2618278B2
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清 細川
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日野自動車工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は走行中車両の直前の金属物体との距離の限界
値を報知する車間距離警報装置に関する。
本発明は車間距離警報のノイズによる誤警報防止に利
用する。
〔概要〕
本発明は走行中の車両の直前の金属物体との距離を検
出し、走行速度に対応した車間距離の限界を超えたとき
に警報を送出する車間距離警報装置において、 ある閾値以下のレベルの受信信号を無効にし、さらに
設定した閾値を複数の値について切換えることにより、 車間距離警報のノイズによる誤警報を防止できるよう
にしたものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の技術としては特開昭57−172849に開示
されたものとして、超音波パルスにより検出された障害
物までの距離が所定距離以下になったときに、超音波パ
ルスの伝播時間から検出された距離と、所定距離と検出
された距離とで演算した距離とのいずれか小さい方を車
間距離として設定する装置、あるいは、特開昭58−8184
0に開示されたものとして、距離センサによる検知方向
を操舵方向に一致させ操舵輪の変更角度に対応して変化
させる装置などがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上述した従来の技術では、前方を走行し
ている車両からの信号とそれ以外の回りからの雑音とを
完全に区分することができない課題が残されている。
本発明はこのような課題を解決するもので、直前の車
両以外からの雑音を除去することができる装置を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、車両の直前の金属物体との距離を電気信号
として検出するレーダと、その車両の走行速度を電気信
号として検出する速度検出回路と、その車両の走行速度
に対応して危険のない車間距離限界閾値があらかじめ記
憶された記憶回路と、前記レーダから検出される距離お
よび前記速度検出回路から検出される走行速度を入力情
報として取込みこの入力情報および前記閾値によりその
距離が危険な程度に短いことを演算し警報を送出するプ
ログラム制御回路とを備えた車間距離警報装置におい
て、前記レーダの受信回路に、ある閾値以下のレベルの
受信信号を無効にする閾値回路を備え、この閾値回路の
設定閾値を複数の値について車速に応じて自動的に切換
える手段を備え、この手段は、前記速度検出回路が検出
する車速が低速のときはその閾値を高い値に、車速が高
速のときはその閾値を低い値に切換える手段を含むこと
を特徴とする。
〔作用〕
レーダ装置が検出した電気信号のある閾値以下のレベ
ルの信号は無効にし、車両の走行速度が定められた速度
以下の低速走行の場合には高いレベルの限界閾値に切換
えて制御を行い、定められた速度以上の高速走行の場合
には低いレベルの限界閾値に切換えて制御を行う。
この制御により、第4図(a)に示す検出用レーダパ
ルス波形に対して同図(b)に示す斜線部分の雑音成分
が入ったときに、閾値レベルがに設定されている場合
には誤った時間差Aが検出されて誤警報を発するが、閾
値レベルをに切換えておくことにより正しい時間差B
が検出されて誤警報の発生を防止することができる。
また車両の走行速度に応じて限界閾値が切換えられる
ために、一般道路では誤報を少なくし、高速道路では警
報が発生し易いように制御され安全を維持することがで
きる。
〔実施例〕
次に、本発明実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本発明実施例装置を備えた車両の走行状態を示す図
である。
車両1の運転席の屋上にはレーダアンテナ2が設けら
れ、このレーダアンテナ2は、車両1の直前を走行中の
金属物体である他の車両3に向けて電波を発し、車両1
と3との車間距離Lを電気信号として検出する。
第2図は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
本発明実施例は、車両の直前の金属物体との距離を電
気信号として検出するレーダ装置4と、その車両の走行
速度を電気信号として検出する速度検出回路9と、マイ
クロコンピュータ5とを備え、マイクロコンピュータ5
には、その車両の走行速度に対応して危険のない車間距
離限界閾値があらかじめ記憶された記憶回路11と、レー
ダ装置4から検出される距離および速度検出回路9から
検出される走行速度を入力情報として取込みこの入力情
報および前記閾値によりその距離が危険な程度に短いこ
とを演算し警報を送出するプログラム制御回路7とを備
え、さらにレーダ装置4の受信回路41に、ある閾値以下
のレベルの受信信号を無効にする閾値回路42を備え、こ
の閾値回路42の設定閾値を複数の値について切換える閾
値切換手段43を備える。
閾値切換手段43は、速度検出回路9が検出する速度に
応じて自動的に切換える手段および運転者の操作により
切換える手段を含む。
レーダアンテナ2から検出された電気信号はレーダ装
置4の受信回路41に入力し、この受信回路41の閾値回路
42がある一定値以下のレベルの受信信号を無効にし、一
方、速度検出回路9からの出力により閾値切換手段43が
車速に応じてあらかじめ定められた範囲内で閾値のレベ
ルを切換え、前方にある金属物体すなわち前方を走行す
る車両との速度に応じた距離情報を送出して、マイクロ
コンピュータ5の入力インタフェース6に導かれる。こ
の入力インタフェース6はこの電気信号を所定の情報信
号レベルに変換しプログラム制御回路7に送出する。
速度検出回路9は、図外のトランスミッションの回転
軸から車両1の走行速度を電気信号として検出する。こ
の速度検出回路9から検出された電気信号は、マイクロ
コンピュータ5の入力インタフェース10を介してプログ
ラム制御回路7に入力される。このプログラム制御回路
7に接続された記憶回路11には、第3図に示すようにあ
らかじめ車両の走行速度に対する車間距離の長短に応じ
て車両の走行状態の安全度および危険度が記憶されてい
る。
プログラム制御回路7は、レーダアンテナ2から検出
された車間距離および速度検出回路9から検出された走
行速度と、記憶回路11に記憶されている走行状態の安全
度および危険度とを比較演算し、走行状態が危険である
と演算したとき、危険信号を出力インタフェース13を介
して、タイマ14に送出する。
タイマ14には電源15が接続され、その出力にはパイロ
ットランプ17、音響器である警報ブザー18、電磁弁19の
制御入力、およびタコグラフ21の第四針ソレノイド22が
接続される。このタイマ14と電磁弁19との間には、手動
スイッチ20が設けられる。この手動スイッチ20は運転席
の他のスイッチ類と同位置に配設されている。
また電磁弁19はタイマ14から制御入力が与えられたと
き開きエアタンク23の圧縮空気を車両1の各車輪に設け
られたブレーキチャンバ25に流入させ、車両1を減速さ
せる。またタコグラフ21には、第四針ソレノイド22以外
に広く知られた走行速度を記録する第一針駆動装置26、
走行距離を記録する第二針駆動装置27、および運転者交
代を記録する第三針駆動装置28が設けられる。
次に、このように構成された本発明実施例装置の動作
について説明する。
レーダアンテナ2が受信した電波はレーダ装置4内の
受信回路41が受け取り、閾値回路42が定められた閾値以
下のレベルの受信信号を無効に、それ以上のものを入力
インタフェース6を介してプログラム制御回路7に送信
する。
また、速度検出回路9からは閾値切換手段43に対して
走行速度が常時出力され、閾値切換手段43はこの出力を
受けて、その出力により一般道路走行時のように比較的
低い速度で走行しているときには閾値レベルを第4図に
示すのレベルに自動的に設定し、高速道路走行時のよ
うに比較的高い速度で走行しているときには閾値レベル
を同図のレベルに切換える。
これによって低速での走行時の雑音による誤報が防止
され、高速時では走行の安全を優先して警報が発し易い
状態に制御される。このように車速の状態に対応して閾
値を自動的に切換え、車間距離が危険状態になった場合
にはプログラム制御回路7が危険信号を出力インタフェ
ース13を介してタイマ14に送出する。この切換えは運転
者の操作によっても行うことができる。
このような制御の中で、車両1が第3図のP点に示す
走行速度V1で他の車両3との車間距離L1で走行している
場合には、記憶回路11に記憶されている危険ゾーンにあ
るため、プログラム制御回路7は危険信号をタイマ14に
送出する。タイマ14はこの危険信号が入力すると同時
に、パイロットランプ17を点灯させて運転者に車間距離
が不十分で危険であることを知らせる。
またタイマ14は、この時点から1秒経過してもなお運
転者がこのパイロットランプ17の点灯を無視してさらに
危険ゾーンで走行を続ける場合には、警報ブザー18に電
流を与えブザー音を発する。
さらにタイマ14は、危険信号が入力してから2秒経過
してもなお運転者がパイロットランプ17の点灯および警
報ブザー18のブザー音を無視してさらに危険ゾーンで走
行する場合で運転者が手動スイッチ20を入れているとき
には、電磁弁19に制御信号を与えエアタンク23の圧縮空
気が各車輪のブレーキチャンバ25に流入し車両1は強制
的に制動される。なお運転者が強制的な制動を不要と判
断するときには、手動スイッチ20を切っておけばよい。
これにより車両1が第3図のQ点に示す走行速度V2
車間距離がL2の安全ゾーンの走行状態に移行した場合に
は、プログラム制御回路7からの危険信号が止まる。こ
の時点でパイロットランプ17が消灯し、警報ブザー18の
ブザー音が止まり、さらに電磁弁19が閉じブレーキチャ
ンバ25の圧縮空気が大気に排出されて、制動作用はなく
なる。この危険信号が送出されているときにはタコグラ
フ21の第四針ソレノイド22に電流が与えられ、図外の記
録紙に記録されて走行後の安全運行管理を推進すること
ができる。
なお上記例で述べた警報ブザーおよび電磁弁の作動開
始時点はそれぞれ危険信号発生後1秒および2秒に限ら
ず、タイマの設定を変えることにより上記時間以外の時
間を設定できる。
また上記例では、危険信号がタイマに送出されたと
き、パイロットランプ、警報ブザー電磁弁、およびタコ
グラフの4つの警報器が動作する例を示したが、これら
の警報器は4つのうちいずれか3つ以下であってもよ
い。
また上記例では、音響器として警報ブザーの例を示し
たが、ブザーに限らずチャイムその他の音響器でもよ
い。
さらに上記例では、強制的に減速させる例としてブザ
ーチャンバに圧縮空気を流入させる例を示したが、燃料
供給量を強制的に減少させて減速させることもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、車両の走行速度
に応じて車間距離限界閾値のレベルを自動または手動に
より切換えることにより、前方を走行する車両以外から
の雑音電波による警報の誤報を防止することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例装置を備えた車両の走行状態を示
す図。 第2図は本発明実施例装置の構成を示すブロック図。 第3図は本発明実施例の記憶装置に記憶される走行速度
に対する車間距離の安全度および危険度を示す図。 第4図は受信電波のノイズ成分による影響を説明する
図。 1…車両、2…レーダアンテナ、3…他の車両、4…レ
ーダ装置、5…マイクロコンピュータ、6、10…入力イ
ンタフェース、7…プログラム制御回路、9…速度検出
回路、11…記憶回路、13…出力インタフェース、14…タ
イマ、15…電源、17…パイロットランプ、18…警報ブザ
ー、19…電磁弁、20…手動スイッチ、21…タコグラフ、
22…第四針ソレノイド、23…エアタンク、25…ブレーキ
チャンバ、26…第一針駆動装置、27…第二針駆動装置、
28…第三針駆動装置、41…受信回路、42…閾値回路、43
…閾値切換手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の直前の金属物体との距離を電気信号
    として検出するレーダと、その車両の走行速度を電気信
    号として検出する速度検出回路と、その車両の走行速度
    に対応して危険のない車間距離限界閾値があらかじめ記
    憶された記憶回路と、前記レーダから検出される距離お
    よび前記速度検出回路から検出される走行速度を入力情
    報として取込みこの入力情報および前記閾値によりその
    距離が危険な程度に短いことを演算し警報を送出するプ
    ログラム制御回路とを備えた車間距離警報装置におい
    て、 前記レーダの受信回路に、ある閾値以下のレベルの受信
    信号を無効にする閾値回路を備え、 この閾値回路の設定閾値を複数の値について車速に応じ
    て自動的に切換える手段を備え、 この手段は、前記速度検出回路が検出する車速が低速の
    ときはその閾値を高い値に、車速が高速のときはその閾
    値を低い値に切換える手段を含む ことを特徴とする車間距離警報装置。
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JP2006088896A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Mitsubishi Electric Corp 車両用後側方警報装置

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