JP2931219B2 - 光ファイバケーブル成端用モジュール - Google Patents
光ファイバケーブル成端用モジュールInfo
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- Optical Integrated Circuits (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Description
試験、監視を行うための光信号を合分波する光部品、特
に光ファイバケーブル成端用モジュールに関するもので
ある。
モジュールの構成図である。1は単心コネクタ列部、2
は光合分波器、4は接続部、7は光ファイバテープ心
線、8は光ファイバテープ心線、12は光ファイバテー
プコード、13は光ファイバコード、14は内部に光合
分波部と接続部とを有している光ファイバケーブル成端
用モジュール本体、15は光ファイバテープコードを光
ファイバコードに分離する分離部、16は収納棚の一部
であって分離部を縛り付けるための分離部固定部であ
る。図3に示すように、従来は、単心コネクタ列部1と
光ファイバケーブル成端用モジュール本体14とが分離
しており、光ファイバテープコード12、光ファイバテ
ープ心線を光ファイバ心線に分離する分離部15、光フ
ァイバコード13によって接続していた。光ファイバテ
ープコード12は、光ファイバケーブル成端用モジュー
ル本体14の中に収納された接続部4を取り出す際に、
光ファイバケーブル成端用モジュール本体14を引き出
すための余長を有している。この構造では、光ファイバ
ケーブル成端用モジュール本体14を引き出すときに単
心コネクタ列部1近傍の光ファイバ心線へ過大な力が加
わることを避けるため、分離部15を収納棚の一部であ
る分離部固定部16に縛り付けることによって固定する
必要がある。従って、収納棚に数百もの多数の光ファイ
バケーブル成端用モジュールを収納する時の作業性低下
の原因となっている。さらに、収納棚へ光ファイバケー
ブル成端用モジュールを収納する際の作業スペース確保
のため、光ファイバケーブル成端用モジュール間に隙間
を空ける必要があり、実装密度を制限する原因にもなっ
ていた。
棚に数百もの多数の光ファイバケーブル成端用モジュー
ルを収納する際の作業能率を改善するとともに、収納棚
への光ファイバケーブル成端用モジュールの実装密度を
向上させることを目的とし、より具体的には光ファイバ
ケーブル成端用モジュール中に収納された接続部を取り
出す機能を確保したままで単心コネクタ列部と光ファイ
バケーブル成端用モジュール本体とを一体化した光ファ
イバケーブル成端用モジュールを提供することを目的と
する。
ーブル成端用モジュール中に収納された接続部を取り出
す機能を確保したままで光ファイバケーブル成端用モジ
ュールの単心コネクタ列部と光ファイバケーブル成端用
モジュール本体とを一体化することを最も主要な特徴と
する。従来の技術とは、接続部を取り出すための余長の
確保を単心コネクタ列部と光ファイバケーブル成端用モ
ジュール本体との間から光ファイバ固定部と接続部との
間に変更することにより従来の機能は確保して一体化し
たことが異なる。
光ファイバケーブル成端用モジュールは、光ファイバ心
線を1心ずつ接続できる単心用コネクタを複数個並べた
単心コネクタ列部を一体化して有するケース部を備え、
収納棚に収納することにより該収納棚の光ケーブルと接
続する光ファイバケーブル成端用モジュールであって、
前記ケース部は、単心の光ファイバおよび複数の光ファ
イバをテープ状に並べて一体化した光ファイバテープ心
線と、光信号を合分波するための光導波路とからなる光
合分波部と、光ファイバテープ心線を前記ケース部に固
定するための光ファイバ固定部と、光ファイバケーブル
および光ファイバケーブル試験器類に接続される光ファ
イバコードと接続するコネクタを有する接続部と、光フ
ァイバ固定部を接続部に接続し、引き出すために必要な
長さを有する光ファイバコード部とを収納または固定す
るとともに、前記の構成部のうち前記接続部のみを引き
出すことができる構造を有することを特徴とする。
ケーブル成端用モジュールは、第1の解決手段に従う光
ファイバ成端用モジュールにおいて、前記ケース部は、
壁面に単心コネクタ列部を固定し、内部に光合分波部お
よび光ファイバ固定部を固定し、かつ光ファイバコード
部を変形可能な状態で収納できるケース部本体と、接続
部を収納し該接続部のみを引き出すことができるように
ケース部本体から分離可能に設けられたケース部分離部
とを有することを特徴とする。
への収納手段では、単心コネクタ列部と光ファイバケー
ブル成端用モジュール本体とを一体化し、従来の分離部
を縛る作業を省略している。一方、接続部を取り出す手
段は、接続部を取り出すための余長の確保を単心コネク
タ列部と光ファイバケーブル成端用モジュール本体との
間から光ファイバ固定部と接続部との間に変更すること
により実現している。従って、本発明の目的である接続
部を取り出す機能は確保して、収納棚に数百もの多数の
光ファイバケーブル成端用モジュールを収納する時の作
業性を向上することが可能となる。
に説明する。
ケーブル成端用モジュールを説明する概略構成図であっ
て、(A)は側面図、(B)は上面図である。1は単心
コネクタ列部、2は光合分波部、3は光ファイバ固定
部、4は接続部、5は光ファイバコード部、6は光ファ
イバ心線、7,8は光ファイバテープ心線、9はケース
部本体、10はケース部分離部、11は整理部である。
単心コネクタ列部1は光ファイバ心線6を1心ずつ接続
できる単心用コネクタを複数個並べたものである。単心
コネクタ列部1は、単心の光ファイバ6および複数の光
ファイバをテープ状に並べて一体化した光ファイバテー
プ心線7と光信号を合分波するための光導波路とからな
る光合分波部2に接続する。光合分波器2からの光ファ
イバテープ心線7は、光ファイバ固定部3に光ファイバ
テープ心線の機械的強度を高めるための(図示しない)
補強チューブとともに固定される。光ファイバ固定部3
は接続部4に光ファイバコード部5を介して接続する。
接続部4は図示しない光ファイバケーブルとこの光ファ
イバケーブルおよび図示しない光ファイバケーブル試験
器類に接続される光ファイバコードと接続するコネクタ
を有する。光ファイバコード部5は光ファイバコードを
接続部を取り出す時に変形できるように光ファイバテー
プ心線の機械的強度を高めるためのチューブにより補強
し、かつ引き出すために必要な長さを有するようにした
ものである。上述の光ファイバケーブルは光ファイバテ
ープ心線8を介して接続部4に接続している。これらの
構成部はケース部に収納している。ケース部はケース部
本体9とケース部分離部10から成る。すなわち、単心
コネクタ列部1はケース部壁面に固定し、光合分波部2
および光ファイバ固定部3をケース部内で固定し、光フ
ァイバコード部が変形可能な状態でケース部本体9に収
納している。接続部4はケース部本体9から分離できる
ケース部分離部10に収納している。接続部4の取り出
し収容を行う際、ケース部本体9内に収容されている光
ファイバコード部5が滑らかに移動できるようにするた
めの整理部11を設けてある。また、図2は光合分波部
2、光ファイバ固定部3、光ファイバ心線6の流れを示
した部分構成図である。図中、21は通信光が通る伝送
装置側の光導波路、22はパルス試験器や各種試験保守
用光源の光が通る光導波路、23は通信光が通る光ケー
ブル側の光導波路、24は通信光の一部を試験器の受光
部に導くための光導波路、25は通信光と試験光とを合
分波するための光導波型カプラである。
を差し込むことにより収納棚に光ファイバケーブル成端
用モジュールを収納することが実現でき、かつケース部
分離部10をケース部本体9から分離することにより接
続部を取り出すことが実現できる。その効果としては、
従来の技術に比べて収納棚に数百もの多数の光ファイバ
ケーブル成端用モジュールを収納する時の作業性が向上
する改善があった。さらに、従来は、作業性の悪化のた
めに収納棚への光ファイバケーブル成端用モジュールの
実装密度は制限されており、光ファイバケーブル成端用
モジュール間に1.5mmの隙間を必要としていたが、
構造の一体化による作業性向上によって、隙間無く収納
することができ、収納棚への光ファイバケーブル成端用
モジュールの実装密度向上も図られた。
ための余長の確保を単心コネクタ列部と光ファイバケー
ブル成端用モジュール本体との間から光ファイバ固定部
と接続部との間に変更したことにより接続部を取り出す
機能は確保し、単心コネクタ列部と光ファイバケーブル
成端用モジュール本体とを一体化したことにより光ファ
イバケーブル成端用モジュールを収納する際の作業を改
善するとともに、収納棚への光ファイバケーブル成端用
モジュール実装密度を向上させる効果がある。
の概略構成図であり、(A)は側面図、(B)は上面図
である。
線の流れを示した部分構成図である。
概略構成図である。
導波路 23 通信光が通る光ケーブル側の光導波路 24 通信光の一部を試験器の受光部に導くための光導
波路 25 通信光と試験光とを合分波するための光導波型カ
プラ
Claims (2)
- 【請求項1】光ファイバ心線を1心ずつ接続できる単心
用コネクタを複数個並べた単心コネクタ列部を一体化し
て有するケース部を備え、収納棚に収納することにより
該収納棚の光ケーブルと接続する光ファイバケーブル成
端用モジュールであって、前記ケース部は、単心の光フ
ァイバおよび複数の光ファイバをテープ状に並べて一体
化した光ファイバテープ心線と、光信号を合分波するた
めの光導波路とからなる光合分波部と、光ファイバテー
プ心線を前記ケース部に固定するための光ファイバ固定
部と、光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブル試
験器類に接続される光ファイバコードと接続するコネク
タを有する接続部と、光ファイバ固定部を接続部に接続
し、引き出すために必要な長さを有する光ファイバコー
ド部とを収納または固定するとともに、前記の構成部の
うち前記接続部のみを引き出すことができる構造を有す
ることを特徴とする光ファイバケーブル成端用モジュー
ル。 - 【請求項2】前記ケース部は、壁面に単心コネクタ列部
を固定し、内部に光合分波部および光ファイバ固定部を
固定し、かつ光ファイバコード部を変形可能な状態で収
納できるケース部本体と、接続部を収納し該接続部のみ
を引き出すことができるようにケース部本体から分離可
能に設けられたケース部分離部とを有することを特徴と
する請求項1に記載の光ファイバケーブル成端用モジュ
ール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6280615A JP2931219B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 光ファイバケーブル成端用モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6280615A JP2931219B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 光ファイバケーブル成端用モジュール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08146238A JPH08146238A (ja) | 1996-06-07 |
JP2931219B2 true JP2931219B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=17627516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6280615A Expired - Lifetime JP2931219B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 光ファイバケーブル成端用モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2931219B2 (ja) |
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-
1994
- 1994-11-15 JP JP6280615A patent/JP2931219B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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---|---|
JPH08146238A (ja) | 1996-06-07 |
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