JP3279474B2 - 光分岐モジュール - Google Patents

光分岐モジュール

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JP3279474B2 JP06500496A JP6500496A JP3279474B2 JP 3279474 B2 JP3279474 B2 JP 3279474B2 JP 06500496 A JP06500496 A JP 06500496A JP 6500496 A JP6500496 A JP 6500496A JP 3279474 B2 JP3279474 B2 JP 3279474B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信用の光心線に
試験光を送入するための光分岐モジュールに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】光ファイバネットワークにおいて、例え
ば、光ケーブルを光コネクタ接続により光ファイバ心線
へ分岐接続するには、多数の局内外光ファイバを成端し
て大群構成とする光配線架が使用される。特に加入者系
伝送路に用いられる光配線架としては、FTM(Fib
er Termination Module)が用い
られる。図5および図6は、FTMに適用された従来の
光配線架を示す図であり、図中、符号1はフレーム、2
は端子板、3は光コネクタ、4は光分岐モジュールであ
る。
【0003】前記フレーム1は、水平に配置された仕切
板5によって等間隔の複数段に仕切られた棚状に形成さ
れており、前記光分岐モジュール4を収納する段が複数
段形成されている。このフレーム1の各段の同一側開口
部には、該開口部を略覆う端子板2が固定されている。
この端子板2には前記光コネクタ3の取り付け用の穴6
が複数並べて連設され、この穴6内にSC形の光コネク
タ3が2個づつ配置・固定されている。この光コネクタ
3は、外側に局内光ファイバ心線7が接続される図示し
ないSC形端子が複数配置され、内側に局外光ファイバ
心線が接続される図示しない複数のSC形端子が前記局
内光ファイバ心線7用の端子に対応する位置に配置され
ている。
【0004】以下、光分岐モジュール4の基本構成を図
9に示す。図9に示すように、光分岐モジュール4内に
は、光カプラ9、光フィルタ4d、および光ファイバ4
cを切り替え接続するための光コネクタ10等の光部品
が収納される。光線路の試験・管理を行うには、まず、
試験対象となる心線を収納する光分岐モジュールを心線
選択装置4aにて選択し、光パルス試験装置4bから送
出された試験光(光パルス)を、光カプラ9を経由して
測定対象となる局外側の光ファイバ4cへ送出し、さら
に、当該光ファイバ4cで発生する後方散乱光を光カプ
ラ9を経由して光パルス試験装置4bの受光部で受光
し、次いで、受光された後方散乱光の波形を解析するこ
とにより光線路の損失異常をモニタする。
【0005】図7、図8に沿って、従来の4心用光分岐
モジュールについて説明すれば、この光分岐モジュール
は、全体として薄板状のパッケージであり、図示しない
開閉蓋により開閉可能である。光分岐モジュール4の後
面側(図7、図8左側)には、局外光ケーブル(成端ケ
ーブル)Kから導出された4心テープコード8aと、心
線選択装置から導出された1本の8心テープコード8b
が導入される。光分岐モジュール4内には、4個のファ
イバ形光カプラ9が収納されており、心線選択装置側の
テープコード8bは、8心MTコネクタ10により、光
カプラ9側の8心テープコードに接続される。
【0006】次に、局外光ケーブル(成端ケーブル)側
のテープコード8aは、4心MTコネクタ10により、
光カプラ9側のテープコード(図示せず)に接続され
る。一方、光カプラ9の局内側のポートから導出される
1本の4心テープコードは、光コード8wとしてパッケ
ージ外部へ導出され、さらに、側板に固定された多心単
心分岐器Fにて単心光ファイバ8yへ分岐される。分岐
された各単心光ファイバ8yの先端は、SC形プラグへ
成端されており、フレーム1の端子板2に固定されたS
C形光アダプタ3へ接続される。
【0007】この光分岐モジュール4は、前記フレーム
1の各段に、例えば13.5mm幅で、一段に50個程
度設けられる。光分岐モジュール4の内部には、光コー
ド8wと、該光コード8wに接続された光カプラ9と、
テープコード8a、8bと光コード8wとを接続切り替
え可能に光接続するMTコネクタ10(Mechani
cally Transferable)とが収納され
ている。光分岐モジュール4の収納時に上側となる側部
には、フレーム1の各段の上部に架設された吊り下げレ
ール11から吊り下げるための吊り下げ部材12が取り
付けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な光分岐モジュール4の場合、部品点数が多い上、収容
心線数の増大や実装密度の高度化の要求に鑑みて各段に
十分な広さが確保されていないため、狭隘な空間におい
て光コネクタ3等の光部品の取付作業を行なわねばなら
ず、作業性が極めて悪かった。また、特定の1個の光分
岐モジュール4の交換においても、その光分岐モジュー
ル4の近傍の光分岐モジュール4も取り外して作業者の
手が入る程度の空間を確保する必要があり、光配線架の
高密度化に伴い作業に困難をきたすようになってきた。
【0009】すなわち、心線の切り替えに際して光分岐
モジュール4内に収納されたMTコネクタ10を切り替
えるために光ファイバ切替接続システムを使用する場合
には、図8に示すように、該当の光分岐モジュール4を
フレーム1から引き出して棚に載置し、引き出した光分
岐モジュール4内を開放して、内部からMTコネクタ1
0を引き出すが、光分岐モジュール4内のMTコネクタ
10の引き出し時には、光コード8wなどに接続されて
いる前記光カプラ9やフィルタ等(図示せず)の光部品
まで一緒に引き出すこととなり、活線状態では光通信に
影響を与えることなく作業を行うことが困難になってい
た。
【0010】前記光配線架にあっては、収容心線数の増
大に伴いさらなる実装密度の向上の要求があるが、前述
した光分岐モジュール4を引き出すための各光分岐モジ
ュール間の空間やMTコネクタ10で接続切り替えする
ための作業場所を確保する必要があるため、実装密度の
向上には限界があった。
【0011】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、光分岐モジュールを載置するような引出用の作業
スペースを削減して実装密度を向上することができると
ともに、接続切り替え等の作業時に光通信に与える影響
を可及的に軽減することができる光分岐モジュールを提
供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の光分岐モ
ジュールは、前記課題を解決するため、多心の光ファイ
バを光コネクタ接続により単心光ファイバへ分岐接続す
るための光分岐モジュールであって、一端部に支持した
分岐接続用光コネクタと、光ファイバおよび該光ファイ
バに取り付けた光部品を収納する本体と、該本体の他端
部において本体に対して分離、一体化可能に設けられ、
光ファイバ同士を切り替え可能に光接続する切替用光コ
ネクタを着脱自在に支持するコネクタホルダが設けられ
てなる引出ケースとを備え、前記コネクタホルダは前記
引出ケースの前記本体に対して分離、一体化される前部
に対する後端部に設けられており、しかも引出ケースの
前記コネクタホルダ近傍には光ファイバを引出ケースの
内外に挿通するための挿通口を開口したことを前記課題
の解決手段とした。請求項2記載の発明の発明は、請求
項1記載の光分岐モジュールにおいて、前記引出ケース
は、前記本体の他端部に突設されているレールによっ
て、本体に対して接近離間自在にガイドされていること
を特徴とする。
【0013】請求項記載の光分岐モジュールは、請求
項1又は2記載の光分岐モジュールにおいて、切替用光
コネクタによって光接続される少なくとも1以上の光フ
ァイバが、光スイッチで選択されることにより光パルス
試験装置で発振した試験光が送入される選択用光ファイ
バであり、該選択用光ファイバを介して接続された光ス
イッチを本体に隣設したことを前記課題の解決手段とし
た。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の光分岐モジュールの
実施の形態を、図1から図4を参照して説明する。図中
符号20は、本実施の形態の光分岐モジュール(以下、
「光分岐モジュール」と略称する)である。前記光分岐
モジュール20は、図1から図3に示すように、一端部
に分岐接続用光コネクタ30を支持し、4心または8心
の複数本のテープコード36、37(光ファイバ、コー
ド化された光ファイバテープ)および該テープコード3
6、37に取り付けた図示しない光部品を収納する薄板
状の本体28と、該本体28の他端部において本体28
に対して分離可能に設けられ、前記テープコード36に
成端側のテープコード35を切り替え可能に光接続する
切替用光コネクタとしてのMTコネクタ34や、テープ
コード37に光スイッチ38と接続された選択用テープ
コード39(選択用光ファイバ)を光接続するMTコネ
クタ40を着脱自在に支持するコネクタホルダ24が設
けられてなる引出ケース22とを備えた構成とされ、光
配線架25内に横並びに複数配列されるようになってい
る。
【0015】光分岐モジュール20の後端部(図1左
側)には、手動操作することにより光配線架25の前後
方向(図1左下から右上方向、図2左右方向)に光分岐
モジュール20を移動し、かつ光配線架25に設置され
ている固定部26と係合、係合解除可能に構成された止
め具27が突設されている。止め具27は、光分岐モジ
ュール20を光配線架25に差し込む際に、先端が固定
部26の図示しない止め穴に挿入されたならば、さら
に、先端を押し込むことにより拡径して固定部26と係
合して、光分岐モジュール20とを仮留めするようにな
っている。
【0016】光分岐モジュール20の前半分は、テープ
コード36、37および図示しない光コネクタ等の光部
品を収納する本体28とされている。この本体28の前
面には、本体28内において単心分岐したテープコード
36、37を単心光ファイバ29と接続するための分岐
接続用光コネクタとしての周知のSC型光アダプタ30
が取り付けられている。この光アダプタ30は、位置決
め用リングスリーブが内蔵された単心ファイバ用の接続
端子が8連とされたものであって、光分岐モジュール2
0を光配線架25に収納した際に光配線架25前面に露
出するようになっている。
【0017】本体28の後部には、前記引出ケース22
を該本体28に対して接近離間自在にガイドするレール
31aが突設されている。このレール31aは、光分岐
モジュール20を光配線架25内に収納した際に光配線
架25の前後方向と平行となるように設置されている。
このレール31aには、引出ケース22の上部(図1、
図2、図3、図4上側)に突設された係合突起31bを
本体28の前後方向にスライド移動自在に吊り下げるよ
うになっている。レール31aは、仕切板25aによっ
て仕切られた光配線架25の各段に設置されて光スイッ
チ38を支持するスイッチ支持板25bの下部に取り付
けたガイド部材25cに本体28をスライド移動可能に
吊り下げる吊止部材としても機能する。また、本体28
の後部には、爪32が突設されている。この爪32は、
引出ケース22の前部に開口された穴33と係脱するこ
とにより、本体28に対する引出ケース22の移動を規
制、許可するようになっている。
【0018】引出ケース22の一方の側板22aの内面
には、テープコード36、37の余長を規定以上の湾曲
半径に維持する概略半円状の半径維持板22bが突設さ
れている。前記コネクタホルダ24は、一方の側板22
aが引出ケース22の後端部に突設された部分に設けら
れている。このコネクタホルダ24は、MTコネクタ3
3、40をそれぞれ2個、計4個を横並びに配列させて
支持するようになっている。コネクタホルダ24は、前
記挿通口23の中央部に位置している(図3参照)。コ
ネクタホルダ24の両側部に開口する挿通口23は、常
時開口されてテープコード36、37を引出ケース22
内部に対して挿通、引き出し自在になっている。コネク
タホルダ24には、MTコネクタ34同士、MTコネク
タ40同士が互いに隣設するように支持される。MTコ
ネクタ34同士の支持領域とMTコネクタ40同士の支
持領域との間は、隔壁等で仕切ってもよい。
【0019】選択用テープコード39は、光スイッチ3
8で選択されることにより、光パルス試験装置が発振し
た試験光が送入されるようになっている。光スイッチ3
8には、光配線架25の同一の段に配列した各光分岐モ
ジュール20の選択用テープコード39が接続されてい
る。光スイッチ38は、スイッチ支持板25b上に載置
され、後面から選択用テープコード39が接続されるよ
うになっている。各選択用テープコード39は、光スイ
ッチ38の下側に配列された光分岐モジュール20に接
続されている。したがって、選択用テープコード39は
コネクタホルダ24の上側から導入されるので、選択用
テープコード39に接続されるテープコード37は、挿
通口23のコネクタホルダ24下側に開口する部分に挿
通されるようになっている。なお、成端側のテープコー
ド35は下方からコネクタホルダ24に導入されるの
で、該テープコード35に接続されるテープコード36
は、挿通口23のコネクタホルダ24の上側に開口する
部分に挿通されるようになっている。
【0020】テープコード36、37は、本体28後面
に固定されたブーツ41を介して本体28外に導出され
ており、引張力等の外力がブーツ41によって支持され
て本体28内の光部品に外力が作用しないようになって
いる。また、引出ケース22内に収納したテープコード
36、37は、MTコネクタ34、40における接続余
長としての機能と、引出ケース22を本体28に対して
引き出す際の引出余長としての機能を兼ねるようになっ
ている。
【0021】以下、本実施の形態の光分岐モジュール2
0の作用および効果を説明する。前記光分岐モジュール
20は、光配線架25に対して前記光アダプタ30を光
配線架25の前面側として、光配線架25の後面側から
挿入するようになっている。
【0022】光配線架25に収納した光分岐モジュール
20において、テープコード37と選択用テープコード
39との間の接続切り替えを行うには、まず、光配線架
25後側においてコネクタホルダ24からMTコネクタ
40を離脱する。この際、接続作業に必要なテープコー
ド37の余長をMTコネクタ40のコネクタホルダ24
からの離脱とともに引出ケース22から引き出す。引出
ケース22を引き出した際には、テープコード36、テ
ープコード37に引張力が作用するが、これら引張力は
ブーツ41によって支持されるので、本体28内の光部
品や光アダプタ30に引張力が作用することは無い。な
お、引出ケース22を光配線架25の後側に引き出し、
さらに、引出ケース22からテープコード36、37を
MTコネクタ34、40ごと取り出すことにより、作業
性を一層向上させることができる。
【0023】次に、MTコネクタ40によって目的のテ
ープコード37と選択用テープコード39の組を接続し
た後、再びMTコネクタ40をコネクタホルダ24に戻
し、引き出されたテープコード37の余長を挿通口23
から引出ケース22内に押し込む。こうすることによ
り、引出ケース22内に挿通されたテープコード37は
引出ケース22の内面形状および半径維持板22b等に
よって、規定以上の湾曲半径を維持して適切に湾曲して
収納される。MTコネクタ40の取り出しに際し、引出
ケース22を本体28に対して引き出した場合には、爪
32と穴33とを係合させるだけで、本体28と引出ケ
ース22とを容易に一体化することができる。
【0024】成端側のテープコード35とテープコード
36とを接続切り替え可能に接続するMTコネクタ34
について接続切り替え等を行う場合には、MTコネクタ
34をコネクタホルダ24から離脱するとともにテープ
コード36を引出ケース22から引き出し、作業終了後
にMTコネクタ34をコネクタホルダ24に再装着する
とともにテープコード36を挿通口23から引出ケース
22に押し込んで再収納する。
【0025】したがって、本発明の光分岐モジュール2
0によれば、テープコード36、37が引出ケース22
に対して引き出し、再収納自在になっているので、コネ
クタホルダ24に支持したMTコネクタ34、40によ
るテープコード36、37同士の接続切り替え等の作業
を光分岐モジュール20全体を光配線架25から引き出
すことなく行うことができ、作業能率が大幅に向上する
とともに、本体28内の光部品や光アダプタ30におけ
る光接続に影響を与えることなく作業を行うことができ
る。加えて、特に、テープコード37について作業を行
う場合には、テープコード37の引き出しや再収納が極
めて容易であるので、作業能率が向上する。
【0026】また、光配線架25の後面においては、各
光分岐モジュール20のコネクタホルダ24が揃ってい
る上、成端側のテープコード35と選択用テープコード
39、テープコード36とテープコード37がそれぞれ
対向する方向からコネクタホルダ24に導入される組を
構成し、さらにMTコネクタ34、40がコネクタホル
ダ24に横並びに配列支持されるので、目的のテープコ
ード35、36、37、39の選択が容易であって、光
配線架25の組み立てや接続切り替え等の作業能率が一
層向上する。このため、一部のMTコネクタ34、40
について接続切り替えを行なう場合に、残りのMTコネ
クタ34、40に振動等の影響を与えることを防止でき
る。
【0027】また、光スイッチ38と、この光スイッチ
38に選択用テープコード39を介して光接続された光
分岐モジュール20とが隣設して配置されているので、
選択用テープコード39が短縮して、光配線架25全体
を省スペース化することができるとともに、選択用テー
プコード39と試験対象のテープコード37との接続が
分かりやすくなって、光試験の能率が向上する。
【0028】
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光分岐モ
ジュールによれば、多心の光ファイバを光コネクタ接続
により単心光ファイバへ分岐接続するための光分岐モジ
ュールであって、一端部に支持した分岐接続用光コネク
タと、光ファイバおよび該光ファイバに取り付けた光部
品を収納する本体と、該本体の他端部において本体に対
して分離、一体化可能に設けられ、光ファイバ同士を切
り替え可能に光接続する切替用光コネクタを着脱自在に
支持するコネクタホルダが設けられてなる引出ケースと
を備え、前記コネクタホルダは前記引出ケースの前記本
体に対して分離、一体化される前部に対する後端部に設
けられており、しかも引出ケースの前記コネクタホルダ
近傍に光ファイバを引出ケースの内外に挿通するための
挿通口を開口したことにより、切替用光コネクタのコネ
クタホルダへの着脱が容易である上、挿通口を介して接
続余長を引出ケースから引き出し、再収納できるので、
接続切り替えの作業能率が向上するといった優れた効果
を奏する。
【0030】請求項記載の光分岐モジュールによれ
ば、請求項1又は2記載の光分岐モジュールであって、
切替用光コネクタによって光接続される少なくとも1以
上の光ファイバが、光スイッチで選択されることにより
光パルス試験装置で発振した試験光が送入される選択用
光ファイバであり、該選択用光ファイバを介して接続さ
れた光スイッチを本体に隣設したことにより、選択用光
ファイバと試験対象の光ファイバとの接続作業が容易に
なる上、選択用光ファイバを短縮することが可能とな
り、光分岐モジュールや光スイッチの設置スペースを省
スペース化することができるといった優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光分岐モジュールの実施の形態を示
す斜視図である。
【図2】 本発明の光分岐モジュールの実施の形態を示
す正面図である。
【図3】 本発明の光分岐モジュールの実施の形態を示
す側面図である。
【図4】 本発明の光分岐モジュールの実施の形態の作
用を示す正面図である。
【図5】 光配線架を示す側面図である。
【図6】 光配線架を示す正面図である。
【図7】 従来の光分岐モジュールを示す側面図であ
る。
【図8】 従来の光分岐モジュールを示す図であって、
MTコネクタでの接続切り替えを示す側面図である。
【図9】 光分岐モジュールの基本構成を示す略図であ
る。
【符号の説明】
20…光分岐モジュール(光分岐モジュール)、21…
光ファイバ、22…引出ケース、23…挿通口、24…
コネクタホルダ、29…単心光ファイバ、31a…レー
ル、32…切替用光コネクタ(MTコネクタ)、35…
多心の光ファイバ(テープコード)、36…光ファイバ
(テープコード)、37…光ファイバ(テープコー
ド)、39…光ファイバ(選択用テープコード)、40
…切替用光コネクタ(MTコネクタ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 茂則 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フ ジクラ 佐倉工場内 (72)発明者 細谷 英行 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フ ジクラ 佐倉工場内 (72)発明者 美馬 隆司 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 黒岩 真人 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 中尾 直樹 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 海老原 孝 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−5532(JP,A) 特開 平9−197138(JP,A) 特開 平9−33733(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 G02B 6/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多心の光ファイバ(35、39)を光コ
    ネクタ接続により単心光ファイバ(29)へ分岐接続す
    るための光分岐モジュール(20)であって、 一端部に支持した分岐接続用光コネクタ(30)と、光
    ファイバ(36、37)および該光ファイバに取り付け
    た光部品を収納する本体(28)と、該本体の他端部に
    おいて本体に対して分離、一体化可能に設けられ、光フ
    ァイバ同士を切り替え可能に光接続する切替用光コネク
    タ(34、40)を着脱自在に支持するコネクタホルダ
    (24)が設けられてなる引出ケース(22)とを備
    え、 前記コネクタホルダは前記引出ケースの前記本体に対し
    て分離、一体化される前部に対する後端部に設けられて
    おり、しかも引出ケースの前記コネクタホルダ近傍には
    光ファイバを引出ケースの内外に挿通するための挿通口
    (23)を開口したことを特徴とする光分岐モジュー
    ル。
  2. 【請求項2】 前記引出ケースは、前記本体の他端部に
    突設されているレール(31a)によって、本体に対し
    て接近離間自在にガイドされていることを特徴とする請
    求項1記載の光分岐モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の光分岐モジュール
    であって、 前記切替用光コネクタによって光接続される少なくとも
    1以上の光ファイバが、光スイッチ(38)で選択され
    ることにより光パルス試験装置で発振した試験光が送入
    される選択用光ファイバ(39)であり、該選択用光フ
    ァイバを介して接続された光スイッチを本体に隣設した
    ことを特徴とする光分岐モジュール。
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