JP3388980B2 - 光分岐ユニット - Google Patents

光分岐ユニット

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JP3388980B2
JP3388980B2 JP00673396A JP673396A JP3388980B2 JP 3388980 B2 JP3388980 B2 JP 3388980B2 JP 00673396 A JP00673396 A JP 00673396A JP 673396 A JP673396 A JP 673396A JP 3388980 B2 JP3388980 B2 JP 3388980B2
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optical
branching unit
optical fiber
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cable
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育生 大田
真人 黒岩
直樹 中尾
孝 海老原
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、光線路に試験光を
導入する光回線アクセス装置に使用される光分岐ユニッ
トに関する。 【0002】 【従来の技術】光線路システムにおいて光回線の試験や
モニタを目的として光回線アクセス装置に使用される光
分岐ユニットとして、例えば、特開平6−18774号
公報の図15に開示されたものが知られている。この光
分岐ユニットは、配線架に所定ピッチで多数抜き差し自
在に配列し、成端した局外ケーブルと局内ケーブルとを
接続しており、局外ケーブルと局内ケーブルとを接続す
る光ファイバの接続部や試験光を導入する試験ファイバ
並びにそれらの余長等を収容している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前記光分岐
ユニットは、配線架へ配列し光通信サービスを開始した
後においては、増設や故障に伴う支障移転等の際に引き
出して、光ファイバの接続切替作業等が行われる。この
場合、局外ケーブルと局内ケーブルとを接続する光ファ
イバの接続部における接続作業が主となるが、光分岐ユ
ニット全体を引き出すと、錯綜した多数の光ファイバを
取り扱わなければならず、極めて煩雑な作業となる。し
かも、隣接する光分岐ユニットの光ファイバに曲げや側
圧を及ぼし、光ファイバの接続部における接続ロスが変
動したり、光信号のレベルが不安定になる等、光通信に
悪影響を及ぼすという問題があった。 【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、光分岐ユニット全体を引き出すことなく、局外ケー
ブルと局内ケーブルとを接続する光ファイバの接続部に
おける接続作業を容易に行うことができ、光通信に悪影
響を及ぼすことのない光分岐ユニットを提供することを
目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
を達成するため、光線路に試験光を導入する光回線アク
セス装置に使用され、配線架に所定ピッチで多数抜き差
し自在に配列し、成端した局外ケーブルと局内ケーブル
とを接続する光分岐ユニットにおいて、前記局外ケーブ
ルと局内ケーブルとを接続する光ファイバの接続部並び
に当該光ファイバの余長を収容するサブユニットと、前
記サブユニット外に当該光分岐ユニットの抜き差し方向
への前記サブユニットの引き出しを許容する前記光ファ
イバの余長部分を含み、前記サブユニットから離れた前
記光ファイバの余長部分の端部を固定する引留部材を設
け、前記引留部材を回転自在に配置した構成としたので
る。 【0006】 【0007】このとき、サブユニットは、光分岐ユニッ
トに対して抜き差し方向に引き出すと、引き出し作業が
容易である。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図4に基づいて詳細に説明する。光分岐ユニット1
は、図1に示すように、カプラ2とアダプタ3を有し、
図示しない蓋(図示せず)を備えた平板状の箱で、サブ
ユニット10が隣接配置され、上部に設けたレール1a
によって配線架に抜き差し自在に取り付けられる。 【0009】カプラ2は、通信光と試験光を合分波する
導波路型のカプラで、成端側の光ファイバ4、試験光を
導入する試験ファイバ5及び局内側ファイバ6の一端を
それぞれ接続している。ここで、光ファイバ4、試験フ
ァイバ5及び局内側ファイバ6は、例えば、それぞれ8
心のテープファイバで、光ファイバ4及び試験ファイバ
5はそれぞれ引留部材7によって光分岐ユニット1に固
定されている。このとき、光ファイバ4の引留部材7
は、長手方向の中央で回動自在にカプラ2の近傍に配置
されている。 【0010】アダプタ3は、局内側ファイバ6の単心分
離した各光ファイバ6aの他端を局内ケーブルと着脱自
在に接続するもので、各光ファイバ6aの他端に取り付
けた単心のコネクタ6bが接続されている。アダプタ3
は、光分岐ユニット1を前記配線架から抜き差しする
と、局内ケーブルの対応する光ファイバに取り付けられ
ているコネクタと着脱される。従って、局内側ファイバ
6の各光ファイバ6aは、局内ケーブルの対応する光フ
ァイバと着脱自在に接続される。 【0011】サブユニット10は、光分岐ユニット1の
レール1aの下部にスライダ10aによってスライド自
在に取り付けられ、図示しない開閉自在な蓋を有してい
る。サブユニット10は、光分岐ユニット1から延出す
る成端側の光ファイバ4を、光分岐ユニット1との間で
弛ませて所定長さ余長処理すると共に、サブユニット1
0内で更に所定長さ余長処理して収容し、その他端を接
続部11で成端ケーブル(局外ケーブル)12と接続す
る。 【0012】光分岐ユニット1は以上のように構成され
ているので、増設や故障等に伴う支障移転等の際には、
サブユニット10を、図2に矢印で示すように、前記配
線架の手前側へ引き抜く。これにより、成端ケーブル
(局外ケーブル)12と局内ケーブルとを接続する光フ
ァイバ4の接続部11並びに光ファイバ4の余長のみを
光分岐ユニット1から一括して引き出すことができる。 【0013】従って、光分岐ユニット1を使用すると、
サブユニット10のみを前記配線架から引き出せるの
で、錯綜した多数の光ファイバを取り扱うことを避ける
ことができ、成端ケーブル(局外ケーブル)12と成端
側の光ファイバ4との切替作業を簡単に行うことができ
る。しかも、隣接する光分岐ユニット1との間で不要な
干渉を生じないので、光ファイバに曲げや側圧を及ぼす
ことが避けられ、接続部11における接続ロスが変動し
たり、光信号のレベルが不安定になる等、光通信に悪影
響を及ぼすことがない。 【0014】そして、光分岐ユニット1は、切替作業が
終了したら、サブユニット10を矢印と逆方向に差し込
むだけで、切替前の状態に簡単に復帰する。ここで、光
分岐ユニットは、光ファイバ4の接続部11並びに光フ
ァイバ4の余長のみを一括して前記配線架から抜き差し
できれば、上記の態様に限定されるものではない。 【0015】即ち、図3に示す光分岐ユニット1のよう
に、光分岐ユニット1のレール1a先端にサブユニット
15をピン16により回動自在に取り付けてもよい。こ
のとき、サブユニット15は、図示のように、成端側の
光ファイバ4を過剰な曲げが作用しないように案内する
ガイド板17と光ファイバ4を固定する引留部材18を
設け、光ファイバ4の余長を図示のように取り廻して収
容する。 【0016】そして、光分岐ユニットにおいて、光ファ
イバ4の接続部11並びに光ファイバ4の余長のみを前
記配線架から一括して引き抜くときは、図4に示すよう
に、サブユニット15をピン16を中心として矢印の方
向に90゜回動する。これにより、サブユニット15
が、図示したように、光分岐ユニット1から引き出さ
れ、光ファイバ4の接続部11並びに光ファイバ4の余
長のみを一括して前記配線架から引き抜くことができ
る。 【0017】このようにして、引き抜いたサブユニット
15は、前記と逆方向に90゜回動させることにより、
簡単に光分岐ユニット1側へと差し込むことができる。
このとき、光ファイバ4は、サブユニット15を引き抜
いた状態と引き抜かない状態とで、カプラ2と引留部材
18との間における長さに殆ど変化がない。例えば、本
実施形態において、ガイド板17の曲率半径を30mm、
サブユニット15を一辺の長さが100mmの正方形とし
た場合、サブユニット15を引き抜かない状態で、カプ
ラ2と引留部材18との間の光ファイバ4の長さは13
7mmであった。一方、サブユニット15を引き抜いた状
態では、カプラ2と引留部材18との間の光ファイバ4
の長さは150mmであった。 【0018】従って、本実施形態のサブユニット15を
使用すると、前記実施形態のサブユニット10の場合に
比べて、光分岐ユニット1との間で光ファイバ4を弛ま
せる等して余長処理する必要がないので、光分岐ユニッ
ト側のスペースを大きくとることができる。 【0019】 【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、光分岐ユニット全体を引き出すことなく、局外
ケーブルと局内ケーブルとを接続する光ファイバの接続
部における接続作業を容易に行うことができ、光通信に
悪影響を及ぼすことのない光分岐ユニットが提供され
る。 【0020】このとき、サブユニットは、光分岐ユニッ
トに対して抜き差し方向に引き出すので、引き出し作業
が容易である
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の光分岐ユニットの正面図である。 【図2】図1の光分岐ユニットから引き出したサブユニ
ットを示す正面図である。 【図3】光分岐ユニットの他の実施形態を示す正面図で
ある。 【図4】図3の光分岐ユニットから引き出したサブユニ
ットを示す正面図である。 【符号の説明】 1 光分岐ユニット 1a レール 2 カプラ 3 アダプタ 4 光ファイバ 5 試験ファイバ 6 局内側ファイバ 6a 光ファイバ 6b コネクタ 7 引留部材 10 サブユニット 10a スライダ 11 接続部 12 成端ケーブル(局外ケーブル) 15 サブユニット 16 ピン 17 ガイド板 18 引留部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中尾 直樹 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 海老原 孝 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−5532(JP,A) 特開 平6−18744(JP,A) 特開 平7−72337(JP,A) 特開 平7−287129(JP,A) 特開 平7−294752(JP,A) 特開 平5−232328(JP,A) 特開 平5−232329(JP,A) 特開 平7−294750(JP,A) 特開 平7−218792(JP,A) 特開 平7−294749(JP,A) 特開 平4−291207(JP,A) 特開 昭61−55607(JP,A) 実開 平6−2303(JP,U) 実表 平6−500003(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 G02B 6/24 - 6/255 G02B 6/36 - 6/40

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 光線路に試験光を導入する光回線アクセ
    ス装置に使用され、配線架に所定ピッチで多数抜き差し
    自在に配列し、成端した局外ケーブルと局内ケーブルと
    を接続する光分岐ユニットにおいて、 前記局外ケーブルと局内ケーブルとを接続する光ファイ
    バの接続部並びに当該光ファイバの余長を収容するサブ
    ユニットと、前記サブユニット外に当該光分岐ユニット
    の抜き差し方向への前記サブユニットの引き出しを許容
    する前記光ファイバの余長部分を含み、前記サブユニッ
    トから離れた前記光ファイバの余長部分の端部を固定す
    る引留部材を設け、前記引留部材は、回転自在に配置さ
    れていることを特徴とする光分岐ユニット。
JP00673396A 1996-01-18 1996-01-18 光分岐ユニット Expired - Lifetime JP3388980B2 (ja)

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