JP2930802B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部を加熱室とした内
箱の外面に加熱室内を照らすためのランプを配設した構
造の加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】加熱調理器、例えば電子レンジでは、図
6に示すように、外箱1に配設された内箱2の内部を加
熱室3とし、この加熱室3内に収容された食品を、マグ
ネトロン4により高周波加熱するようにしている。
【0003】かかる電子レンジでは、一般に、加熱室3
内を照明するランプ5が設けられている。このランプ5
は内箱2の外上面に配設された箱形の取付枠6内に配設
され、内箱2に形成された小孔7群を通じて加熱室3内
を照明する。
【0004】ところで、ランプ5はその点灯により発熱
するが、そのランプ5の熱によって外箱1の上面が熱せ
られると、手を触れたとき熱く感ずるので、これを避け
るために、内箱2の外面を覆っている断熱シート8を取
付枠6にも被せてランプ5の熱が外箱1の上面に伝わる
ことのないようにしている。
【0005】この場合、取付枠6の上面に、断熱のため
の板材を複数枚、図6の例では2枚の板材9,10を重
ねて配置し、これにより取付枠6から断熱シート8に至
るまでの熱抵抗を高めて取付枠6から断熱シート8への
熱伝導量を減少させるようにしている。
【0006】ここで、従来では、両板材9,10のう
ち、上側の板材10を金属板により構成する一方、下側
の板材9をマイカ板により構成して、取付枠6から金属
板10への熱伝導を極力少なくすると共にランプ5のリ
ード線(図示せず)と金属板製の板材10との間を電気
的に絶縁するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子レンジ
では、外箱1内にマグネトロン4などの電気部品に送風
してそれらを冷却するための冷却ファン装置11が設け
られているが、図6に示す従来構造のものでは、取付枠
6と断熱シート8との間の隙間が僅かであるため、冷却
ファン装置11からの風が取付枠6の周囲を通り難く、
取付枠6の冷却が十分に行うことができないという問題
があった。このため、取付枠6の温度はかなり高くなる
ので、従来では、上述したように、取付枠6の上面に板
材を複数枚重ね設けて熱抵抗を高め、断熱シート8への
伝熱量が極力少なくなるようにして外箱1上面の温度上
昇を防止しているのである。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、冷却ファン装置からの風
がランプの取付枠の周りを流れるようにして、その風に
より取付枠およびランプを冷却することができ、取付枠
とこれを覆う断熱シートとの間の熱抵抗を高めるために
板材を何枚も重ねて設けなくとも済む加熱調理器を提供
するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱調理器は、
外箱内に配設され内部を加熱室とした内箱と、前記外箱
内に配設された電気部品を冷却するための冷却ファン装
置と、前記内箱の外面に取り付けられた取付枠の内側に
配設され前記加熱室内に光を照射するランプと、前記取
付枠上に配設された支え部材と、前記内箱の外面を覆う
と共に前記取付枠を前記支え部材の上から覆う断熱体と
を具備し、前記支え部材の少なくとも一端部を前記取付
枠から突出するように延長して該支え部材の延長部分と
前記内箱の外面との間に前記冷却ファン装置からの風を
通すための空間を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0010】この場合、支え部材を電気絶縁材により形
成して該支え部材に切欠部を設け、この切欠部にランプ
のリード線を引っ掛け保持するようにしても良い。
【0011】
【作用】支え部材と内箱の外面との間に比較的大きな空
間が形成されるので、その空間を冷却ファンからの風が
通るようになり、その風により取付枠およびランプが冷
却される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を電子レンジに適用した一実施
例につき、図1ないし図4を参照しながら説明する。
【0013】まず、図1に示すように、電子レンジの外
箱21には内箱22が配設されており、この内箱22の
内部は加熱室23とされている。そして、図2にも示す
ように、内箱22の外側面には、加熱室23内に高周波
を供給するマグネトロン24が配設されている。
【0014】上記マグネトロン24が位置する空間は機
械室25とされ、この機械室25の背方にはモータ26
および該モータ26により駆動される送風ファン27か
らなる冷却ファン装置28が配設されている。この冷却
ファン装置28は、外箱21の背面部に形成された多数
の小孔よりなる吸気孔29から外気を吸引して前記マグ
ネトロン24などの機械室25内に配設された電気部品
に送風してこれら電気部品を冷却するためのものであ
る。そして、冷却ファン装置28から送り出されてマグ
ネトロン24などを冷却した風は内箱22の上下両側の
空間を通って機械室25とは反対側に流れ、外箱21の
側面に形成された吐気孔(図示せず)から外部に排出さ
れるようになっている。
【0015】さて、内箱22の外上面には、下面を開放
した箱形の取付枠30が固定されている。この取付枠3
0の内部には、両端が取付枠30の両側面に支持された
ランプ、例えばハロゲンランプからなる照明用のランプ
31が配設されている。そして、内箱22の上面のう
ち、取付枠30が取り付けられた部位には多数の小孔3
2が形成されており、ランプ31はその小孔32を介し
て加熱室23内に臨んでいる。かかるランプ31は調理
運転時に点灯され、小孔32群を介して加熱室23内を
照明する。
【0016】上記取付枠30の上面には、図3にも示す
ように、支え部材としてのマイカ板製の支え板33が配
設されている。この支え板33は前後左右の各端部が取
付枠30から突出しているが、特に一端部たる前端部は
外箱1の前面部近くまで前方に長く延長されている。そ
して、この支え板33の前方への延長部分と内箱22の
外上面との間には、取付枠30から外箱21の前面部に
亘る前後方向に幅広の比較的大きな空間34が形成され
ている。
【0017】一方、内箱22にはその外上面を覆う断熱
体例えばグラスウール製の断熱シート35が装着されて
おり、この断熱シート35は取付枠30を支え板33の
上から覆っている。ここで、支え板33は柔軟性ある断
熱シート35を垂れ下がらないように支え、空間34が
狭くならないようにしている。また、図4に示すよう
に、断熱シート35のうち、内箱22の上面を覆う部分
と支え板33を覆う部分との境界は、支え板33の左右
両端部において切断されており、この切断により空間3
4は左右両側が開口された状態になっている。そして、
この開口からランプ31のリード線31aが空間34か
ら外側に導出されて電源側へと延長されている。なお、
このリード線31aはビニル被覆が施されている。
【0018】上記構成において、調理運転が開始される
と、マグネトロン24が発振動作を開始すると共に、冷
却ファン装置28が駆動される。そして、この冷却ファ
ン装置28から送出された風はマグネトロン24、他の
電装品を冷却した後、内箱22の上下両側を通って機械
室25側からその反対側へと流れ、図示しない吐気口か
ら外部に排出される。
【0019】この場合、取付枠30の前側には比較的広
い空間34が存在していることにより、機械室25から
内箱22の上側を通って反対側へと流れる風の一部は、
空間34の右側の開口から該空間34内に流入し、左側
の開口から流出するようになる。そして、この空間34
内を流通する風により取付枠30およびランプ31が冷
却され、これらが高温度に上昇なることが防止される。
【0020】このように本実施例によれば、取付枠30
の周りに冷却ファン装置28から送り出された風を通す
ことができるので、取付枠30およびランプ31を冷却
できる。このため、取付枠30が高温度になることが防
止されるので、取付枠30上に板材を複数枚重ねて断熱
シート35側との間の熱抵抗を高めずとも、取付枠30
から断熱シート35への伝達熱量が少なくなり、部品点
数および組立工数の減少化を図ることができる。
【0021】また、風が通過する空間34を電子レンジ
本体の前面側に形成したので、使用者に対向する前面側
には熱が伝わり難くなり、やけど等の危険も防止でき
る。
【0022】図5は本発明の他の実施例を示すもので、
同図に前記一実施例と同一部分に同一符号を付して異な
る部分のみ説明する。すなわち、取付枠30上に配設さ
れた支え板36には、前後左右の各側部に切欠36a〜
36eが形成されている。そして、この切欠36a〜3
6eには、ランプ31のリード線31a,31aが引っ
掛け保持されていて、これらリード線31a,31aは
支え板36の右端部から導出されている。
【0023】このように構成した場合には、リード線3
1aが空間34内に露出する内箱22の上面に触れるこ
とがないので、リード線31aに碍管を被せて内箱22
の上面との間の絶縁を図ったりする必要がなく、しかも
支え板36は電気絶縁材料であるマイカ製であるので、
リード線31aを支え板36に引っ掛け保持させても、
両者間の絶縁を図る必要がない。
【0024】なお、上記実施例では、加熱室内を照明す
るランプを対象にして説明したが、ランプとしては照明
用ランプに限られるものではなく、例えば加熱室内に収
容された食品を加熱するための加熱用ランプであっても
良い。その他、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に
限定されるものではなく、例えば電子レンジに限られず
加熱調理器一般に広く適用して実施できる等、その要旨
を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
【0025】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば次の効果を
得ることができる。
【0026】請求項1記載の加熱調理器では、ランプの
取付枠上に配設された支え部材の少なくとも一端部を取
付枠から突出するように延長して、該支え部材の延長部
分と内箱との間に冷却ファン装置からの風を通すための
空間を形成する構成としたことにより、取付枠およびラ
ンプを前記空間を通る風により冷却することができるの
で、取付枠と断熱体との間の熱抵抗を高めるために該取
付枠に重ね設ける板材の枚数を少なくでき、部品点数お
よび組立工数を減少できる。
【0027】請求項2記載の加熱調理器では、支え部材
を電気絶縁材により形成して該支え部材に切欠部を設
け、この切欠部にランプのリード線を引っ掛け保持する
構成としたことにより、リード線が内箱に接触するおそ
れがなくなるので、リード線と内箱との間の絶縁する構
造を設けずとも済み、構成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断側面図
【図2】外箱を除去して示す斜視図
【図3】取付枠と支え板とを示す斜視図
【図4】要部の拡大斜視図
【図5】本発明の他の実施例を示す図3相当図
【図6】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
21は外箱、22は内箱、23は加熱室、24はマグネ
トロン、28は冷却ファン装置、30は取付枠、31は
ランプ、31aはリード線、33は支え板(支え部
材)、34は空間、35は断熱シート(断熱体)、36
は支え板(支え部材)、36a〜36eは切欠である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 7/02 541 F24C 7/02 511 F24C 15/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱内に配設され内部を加熱室とした内
    箱と、前記外箱内に配設された電気部品を冷却するため
    の冷却ファン装置と、前記内箱の外面に取り付けられた
    取付枠の内側に設けられ前記加熱室内に光を照射するラ
    ンプと、前記取付枠上に配設された支え部材と、前記内
    箱の外面を覆うと共に前記取付枠を前記支え部材の上か
    ら覆う断熱体とを具備し、前記支え部材の少なくとも一
    端部を前記取付枠から突出するように延長して該支え部
    材の延長部分と前記内箱の外面との間に前記冷却ファン
    装置からの風を通すための空間を形成したことを特徴と
    する加熱調理器。
  2. 【請求項2】 支え部材を電気絶縁材料により形成して
    該支え部材に切欠部を設け、この切欠部にランプのリー
    ド線を引っ掛け保持したことを特徴とする請求項1記載
    の加熱調理器。
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