JP2930471B2 - 警音装置 - Google Patents

警音装置

Info

Publication number
JP2930471B2
JP2930471B2 JP4098808A JP9880892A JP2930471B2 JP 2930471 B2 JP2930471 B2 JP 2930471B2 JP 4098808 A JP4098808 A JP 4098808A JP 9880892 A JP9880892 A JP 9880892A JP 2930471 B2 JP2930471 B2 JP 2930471B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
horn
control valve
air tank
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4098808A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05273982A (ja
Inventor
孝一郎 渡辺
和幸 勝山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP4098808A priority Critical patent/JP2930471B2/ja
Publication of JPH05273982A publication Critical patent/JPH05273982A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2930471B2 publication Critical patent/JP2930471B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、警音装置に関し、特に
空気圧にて吹鳴する自動車用エアホーンに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】空気圧を動力にして吹鳴するエアホーン
は、ホーンボタンを押すと起動する電動コンプレッサが
発生する空気圧で直接駆動したり、あるいは、車両に搭
載されたエアタンクにガソリンスタンドで定置式のコン
プレッサから圧搾空気を蓄圧しておき、これを動力にし
て駆動することが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前者の方式
は、電動コンプレッサが起動してからエアホーンを吹鳴
駆動するのに十分な空気圧にまで達するのにタイムラグ
があるため、音圧の立上がりが鈍くなり、短時間だけ吹
鳴したい時には音圧が十分に高まらないという不都合が
ある。また、後者の方式は、音圧の立上がりはシャープ
になるが、実用上十分な容量を得るうえには比較的大き
なエアタンクの設置スペースを要する。
【0004】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、音
圧の立上がりをシャープにし、かつ設置スペースが小さ
くて済むように改善された警音装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、空気圧にて吹鳴するエアホーンを有する警
音装置の構成を、エアホーンに接続された圧搾空気を蓄
圧するエアタンクと、エアタンクに所定圧力の空気を供
給する電動コンプレッサと、エアホーンとエアタンクと
の間を開閉する第1の制御弁と、エアタンクと電動コン
プレッサとの間を開閉する第2の制御弁と、エアホーン
を吹鳴させる操作ボタンと、操作ボタンによるホーン吹
鳴操作開始時にエアタンクの圧搾空気をエアホーンに供
給すべく第1の制御弁を開放すると共に第2の制御弁を
開放し、操作ボタンによるホーン吹鳴操作終了後に第1
の制御弁を閉止した上で所定時間電動コンプレッサの運
転を継続してエアタンクに蓄圧した後に第2の制御弁を
閉止する制御回路とを有するものとすることによって達
成される。
【0006】
【作用】このような構成によれば、ホーンボタンを押す
とエアタンクに蓄圧された空気がエアホーンに供給され
る。従って、エアホーンは応答遅れがなく吹鳴する。そ
してホーン吹鳴操作終了後も所定時間コンプレッサの運
転が継続されるので、次回の吹鳴操作時に要する空気圧
がエアタンクに蓄圧される。
【0007】
【実施例】以下に本発明の構成を添付の図面に示された
具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明に基づく自動車の警音装置
の概略構成を示している。本装置は、空気圧にて吹鳴す
るエアホーン1と、エアホーン1を駆動するための空気
圧を発生するべく電動機2によって駆動されるコンプレ
ッサ3と、コンプレッサ3からの圧搾空気を蓄圧して所
定圧力の空気をエアホーン1に供給するエアタンク4
と、エアホーン1とエアタンク4との間を開閉して空気
の流れを断続する第1制御弁5aと、エアタンク4とコ
ンプレッサ3との間を開閉して空気の流れを断続する第
2制御弁5bと、これら第1および第2の制御弁5a・
5bを開閉操作すると共に電動機2への通電を制御する
制御回路6と、実質的にエアホーン1の吹鳴操作を行う
ホーンボタン7とからなっており、車載バッテリー8か
ら供給される電力によって作動するようになっている。
【0009】なお、エアタンク4の容量は、コンプレッ
サ3の起動時にエアホーン1の吹鳴の駆動を直ちに立ち
上げるだけの空気圧を供給し得る容量に設定されてい
る。
【0010】制御回路6は、ホーンボタン7の操作開始
と同時に電動機2を起動し、かつホーンボタン7の操作
終了後、CRタイマ回路などを用いて所定時間電動機2
の運転を継続させる電動機駆動回路と、ホーンボタン7
の操作に同期して第1制御弁5aの開閉を操作すると共
に、CRタイマ回路などを用いてホーンボタン7の操作
開始から所定時間後に第2制御弁5bを開放し、かつホ
ーンボタン7の操作終了から電動機2と同様に所定時間
第2制御弁5bを開放する弁駆動回路とからなってい
る。
【0011】次に本装置の作動要領について説明する。
ホーンボタン7を操作しない状態に於ては、後記するよ
うにしてエアタンク4にはエアホーン1の吹鳴操作時に
要する空気圧が蓄圧されている。
【0012】ホーンボタン7を押すと、第1制御弁5a
が開放してエアタンク4の内圧がエアホーン1に供給さ
れてエアホーン1が吹鳴する。それと同時に電動機2が
起動してコンプレッサ3が圧搾空気の吐出を開始する。
そして電動機2の起動から幾分か遅れて第2制御弁5b
が開放してコンプレッサ3の吐出圧がエアタンク4を経
由してエアホーン1に供給されるので、エアホーン1は
吹鳴し続ける。
【0013】一般に、電動コンプレッサが起動してから
エアホーンを吹鳴駆動するのに十分な空気圧にまで達す
るのにタイムラグがあるが、エアタンク4から供給され
る空気圧にて直ちにエアホーン1が吹鳴駆動されるの
で、極めて高い応答性をもって音圧が立ち上がる。そし
てエアタンク4内の空気が消費される以前にコンプレッ
サ3の吐出圧が定格に達するので、エアホーン1の吹鳴
を継続することができる。
【0014】ホーンボタン7を放すと、第1制御弁5a
が閉じられてエアホーン1へ空気圧が供給されなくな
り、エアホーン1は吹鳴を停止する。他方、電動機2
は、その後も所定時間運転状態にあり、またこの時第2
制御弁5bが開いているので、コンプレッサ3の吐出圧
がエアタンク4に蓄圧される。これによって次回の吹鳴
操作時に要する空気圧がエアタンク4に蓄圧される。
【0015】
【発明の効果】このように本発明によれば、ホーンボタ
ンを操作すると、エアタンクに予め蓄圧された空気圧が
供給されるので、コンプレッサからの空気圧の応答遅れ
がエアタンクからの空気圧によって補償される。従っ
て、音圧の立ち上がりをシャープにすることができる。
そしてホーン吹鳴操作終了後も所定時間コンプレッサの
運転が継続されるので、次回の吹鳴操作時に要する空気
圧がエアタンクに蓄圧される。またエアタンクの容量
は、コンプレッサ起動時の応答遅れを補償できる程度に
定めれば良いので、極めて小さくて済むため、構成をコ
ンパクト化し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく自動車用警音装置の概略構成図
である。
【符号の説明】 1 エアホーン 2 電動機 3 コンプレッサ 4 エアタンク 5a 第1制御弁 5b 第2制御弁 6 制御回路 7 ホーンボタン 8 車載バッテリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−32792(JP,A) 特開 平3−213449(JP,A) 特開 平2−227520(JP,A) 実開 昭60−98593(JP,U) 実開 昭52−157775(JP,U) 実開 平2−3599(JP,U) 実開 昭61−139437(JP,U) 実開 平4−1069(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10K 9/04 B60Q 5/00 670

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気圧にて吹鳴するエアホーンを有する
    警音装置であって、 前記エアホーンに接続された圧搾空気を蓄圧するエアタ
    ンクと、該エアタンクに所定圧力の空気を供給する電動
    コンプレッサと、前記エアホーンと前記エアタンクとの
    間を開閉する第1の制御弁と、前記エアタンクと前記電
    動コンプレッサとの間を開閉する第2の制御弁と、前記
    エアホーンを吹鳴させる操作ボタンと、前記操作ボタン
    によるホーン吹鳴操作開始時に前記エアタンクの圧搾空
    気を前記エアホーンに供給すべく前記第1の制御弁を開
    放すると共に前記第2の制御弁を開放し、前記操作ボタ
    ンによるホーン吹鳴操作終了後に前記第1の制御弁を閉
    止した上で所定時間前記電動コンプレッサの運転を継続
    して前記エアタンクに蓄圧した後に前記第2の制御弁を
    閉止する制御回路とを有することを特徴とする警音装
    置。
JP4098808A 1992-03-25 1992-03-25 警音装置 Expired - Fee Related JP2930471B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4098808A JP2930471B2 (ja) 1992-03-25 1992-03-25 警音装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4098808A JP2930471B2 (ja) 1992-03-25 1992-03-25 警音装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05273982A JPH05273982A (ja) 1993-10-22
JP2930471B2 true JP2930471B2 (ja) 1999-08-03

Family

ID=14229641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4098808A Expired - Fee Related JP2930471B2 (ja) 1992-03-25 1992-03-25 警音装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2930471B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4855008A (en) * 1988-05-09 1989-08-08 The Goodyear Tire & Rubber Company Expandable tire building drum

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2405842A1 (fr) * 1977-10-14 1979-05-11 Fiamm Spa Avertisseur acoustique electropneumatique notamment pour vehicule automobile
JPS56134937A (en) * 1980-03-24 1981-10-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd Electromotive brush apparatus for domestic animal
JPS58187700A (ja) * 1982-04-26 1983-11-01 Kawasaki Steel Corp 蒸気配管の暖気方法
JPH02227520A (ja) * 1989-02-28 1990-09-10 Jinichi Nishiwaki ピストン式エンジンの増トルク方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05273982A (ja) 1993-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5933690Y2 (ja) 自動車用の冷房装置
JP2002161838A (ja) 車両用始動装置
JPH0117166B2 (ja)
JP2930471B2 (ja) 警音装置
CN110254157B (zh) 一种汽车用热泵空调系统的控制方法
JPS6076429A (ja) 定速走行装置
JP2605514Y2 (ja) 自動車のサイドウィンドウ及びドアミラーの水滴除去装置
JP2002331825A (ja) エコラン制御装置及びプログラム並びに記録媒体
JPH05252602A (ja) 電動車両の始動システム
KR100422841B1 (ko) 자동차 공조 시스템의 강제 외기 모드 해제 방법
CA2147220A1 (en) Multi-type air conditioner address setting method and address setting device
JPH041323Y2 (ja)
JPS5915645A (ja) デイ−ゼルエンジンの燃料制御装置
JPH07233734A (ja) ガスタービンの燃料圧保持装置
JPH0769039A (ja) 車両用ヒートポンプ式冷暖房装置
JPH08132862A (ja) 自動車用エアコンの制御方法
JP2513507Y2 (ja) エンジン始動予熱制御装置
JPH0516653A (ja) 車両用排気装置
JPS6010894Y2 (ja) 車輌用空気調和装置
JPS6159925B2 (ja)
JPH0569724B2 (ja)
JPH0378944U (ja)
JP2507320Y2 (ja) ディ―ゼル機関の停止装置
JP2576543B2 (ja) 車両用バキュームポンプモータ制御装置
JPS6239929Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080521

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees