JP2929808B2 - テープ収納器及びその成形用金型 - Google Patents

テープ収納器及びその成形用金型

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JP2929808B2
JP2929808B2 JP31702991A JP31702991A JP2929808B2 JP 2929808 B2 JP2929808 B2 JP 2929808B2 JP 31702991 A JP31702991 A JP 31702991A JP 31702991 A JP31702991 A JP 31702991A JP 2929808 B2 JP2929808 B2 JP 2929808B2
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与志信 武田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対向する雌型と雄型と
の間に形成される空隙(キャビティ)に一次注入材料と
二次注入材料とを順次充填することにより二色成形され
る、オーディオ、ビデオ等の磁気テープを収納するテー
プ収納器及びその成形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テープカセットは、リールに巻
回された状態の磁気テープを、一対の略箱状の収納器体
からなるテープ収納器内に収納して概略構成されてい
る。そして、この収納器体を射出成形する場合には、収
納器体の外表面を形成するキャビ型と収納器体の内面を
形成するコア型との間のキャビティ内に、キャビ型内を
流通してきた溶融樹脂をゲートを介して供給することに
より、製品を成形している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この場合、
通常の形式のゲートを収納器体の外表面に対応するキャ
ビ型に設けると、成形された収納器体の外表面に凹凸形
状のゲート跡が残り、みばえが悪いという問題があり、
特に、二色成形品である収納器体の窓部成形用の二次注
入材料(透明樹脂)を注入するゲート位置については、
透明樹脂が目につきやすいため、外観上問題がないこと
が望まれている。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、成形品の外表面にゲート
跡が形成されることがなく、外観上問題が生じない上
に、容易にかつ円滑に成形することができるテープ収納
器及びその成形用金型を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、表面側に形成された凹所とこ
の凹所の一部を切り欠いて窓部を形成する開口部とが形
成されてなる略箱状の遮光性樹脂部と、上記遮光性樹脂
部の開口部に嵌め込まれた凸部と上記凹所に充填された
部分とを有する透光性樹脂部とを備えたテープ収納器で
あって、上記透光性樹脂部の凸部と上記遮光性樹脂部の
開口部との間に間隙が形成されていると共に上記透光性
樹脂部は凹所に充填された部分で遮光性樹脂部と連結さ
れていて、上記凸部の壁面から透光性樹脂が充填された
ものである。
【0006】また、本発明の請求項2は、対向する雌型
と雄型との間に形成される空隙に一次注入材料と二次注
入材料とを順次充填することにより、表面側に形成され
た凹所とこの凹所の一部を切り欠いて窓部を形成する開
口部とが形成されてなる略箱状の遮光性樹脂部と、上記
遮光性樹脂部の開口部に嵌め込まれた凸部と上記凹所に
充填された部分とを有する透光性樹脂部とを備え、上記
透光性樹脂部の凸部と上記遮光性樹脂部の開口部との間
に間隙が形成されていると共に上記透光性樹脂部は凹所
に充填された部分で遮光性樹脂部と連結されていて、上
記凸部の壁面から透光性樹脂が充填されてなるテープ収
納器を成形する成形用金型において、上記雌型に上記凹
所及び凸部を形成する移動型体が型開閉方向に移動自在
に設けられると共に、上記雄型に上記間隙を構成する透
光性樹脂部の凸部から透光性樹脂を供給するゲートが形
成されたものである。
【0007】さらに、本発明の請求項3は、対向する雌
型と雄型との間に形成される空隙に一次注入材料と二次
注入材料とを順次充填することにより、表面側に形成さ
れた凹所とこの凹所の一部を切り欠いて窓部を形成する
開口部とが形成されてなる略箱状の遮光性樹脂部と、上
記遮光性樹脂部の開口部に嵌め込まれた凸部と上記凹所
に充填された部分とを有する透光性樹脂部とを備え、上
記透光性樹脂部の凸部と上記遮光性樹脂部の開口部との
間に間隙が形成されていると共に上記透光性樹脂部は凹
所に充填された部分で遮光性樹脂部と連結されていて、
上記凸部の壁面から透光性樹脂が充填されてなるテープ
収納器を成形する成形用金型において、上記雌型に上記
凹所を形成する第1可動型体が型開閉方向に移動自在に
設けられ、かつ上記雄型に上記凸部を形成する第2可動
型体が型開閉方向に移動自在に設けられると共に上記間
隙を構成する透光性樹脂部の凸部から透光性樹脂を供給
するゲートが形成されたものである。
【0008】
【作用】本発明のテープ収納器にあっては、透光性樹脂
部の凸部と遮光性樹脂部の開口部との間に形成された間
隙部分から透光性樹脂部に透光性樹脂を充填することに
より、ゲート跡を成形品の裏面側の凸部に位置させるこ
とができ、成形品の外表面側から透光性樹脂のゲート跡
が目立たず、しかも成形に際して透光性樹脂部の凸部と
遮光性樹脂部の開口部との間に間隙が形成されているた
めに透光性樹脂を充填しても遮光性樹脂部が熱で歪んだ
り滲んだりするおそれもない。
【0009】また、本発明の請求項2のテープ収納器の
成形用金型にあっては、雌型に設けられた移動型体によ
って、少なくとも凹所を閉塞した状態で、略箱状の遮光
性樹脂部に遮光性樹脂を充填した後、上記移動型体を雄
型から離間する方向に移動させて凸部及び凹所の空間を
確保し、この空間に雄型に形成したゲートから透光性樹
脂を充填する。
【0010】さらに、本発明の請求項3のテープ収納器
の成形用金型にあっては、雌型に設けられた第1可動型
体と雄型に設けられた第2可動型体によって、凸部及
それに連なる凹所を閉塞した状態で、略箱状の遮光性樹
脂部に遮光性樹脂を充填した後、第1、第2可動型体を
互いに開く方向に移動させて、上記凸部及び凹所の空間
を確保し、この空間に雄型に形成したゲートから透光性
樹脂を充填する。
【0011】
【実施例】以下、図1ないし図3に基づいて本発明の実
施例を説明する。
【0012】図1は本発明のテープ収納器の上側の収納
器体の一例を示す平面図、図2は上記収納器体を二色成
形するための成形用金型の一例を示す断面図である。上
記収納器体1は、略箱状の遮光性樹脂部2に窓部3が形
成され、この遮光性樹脂部2の表面側に上記窓部3に連
なる凹所4が形成され、かつこれらの凹所4と窓部3に
透光性樹脂が充填されて透光性樹脂部5が形成されると
共に、上記窓部3に充填された透光性樹脂部5の裏面縁
部と上記遮光性樹脂部2の窓部3を構成する垂直壁部6
との間に間隙7が形成されてなるものである。
【0013】また、上記成形用金型は、固定型板に装着
され、かつ上記収納器体1の裏面側を形成する雄型10
と、上記固定型板に対して接近、離間自在に設けられた
可動型板に装着され、かつ上記収納器体1の表面側を形
成する雌型11とを備えてなり、この雌型11には、上
記窓部3を形成する第1移動型体12と、上記凹所4を
形成する第2移動型体13とがそれぞれ型開閉方向に移
動自在に設けられている。そして、上記第2移動型体1
3は第1移動型体12に対して所定距離離間可能に連結
されており、この第1移動型体12には、型開閉方向に
移動するための油圧シリンダが連結されている。さら
に、上記雄型10には、上記遮光性樹脂部2の裏面側か
ら遮光性樹脂を供給する一次成形用のゲートと、上記透
光性樹脂部5の窓部3の裏面縁部あるいは窓部3の上記
垂直壁部6に対向する垂直壁部8から透光性樹脂を供給
する二次成形用のゲート14とがそれぞれ形成されてい
る。なお、上記雄型10には、成形終了後に成形品を突
き出す突き出しピンが装着されている。
【0014】上記のように構成された射出成形用金型を
用いて収納器体1を二色成形する場合には、まず、型締
状態において、上記油圧シリンダを駆動すると、第1移
動型体12が雄型10側に移動すると共に、第1移動型
体12が所定距離移動した段階で、この第1移動型体1
2の移動に追随して第2移動型体13が移動を開始し、
最終的に、透光性樹脂部5となる窓部3と凹所4の空間
を閉塞する。この状態で、上記一次成形用のゲートから
遮光性樹脂を供給して遮光性樹脂部2を成形する。
【0015】次いで、上記油圧シリンダを駆動して、第
1移動型体12を雌型11側に戻し、続いて第2移動型
体13を第1移動型体12の移動に連動して雌型11側
に戻すことにより、透光性樹脂部5となる窓部3と凹所
4の空間を形成する(図2参照)。そして、この空間に
二次成形用のゲート14から透光性樹脂を供給して透光
性樹脂部5を成形する。さらに、二次成形が完了してキ
ャビティ内の製品が冷却固化した後に、型開工程に移
り、固定型板に対して可動型板を引き離す。この場合、
製品は固定型板の雄型10に付着した状態で、型開が行
われるから、固定型側の突き出しピンを作動して、上記
製品を雄型10から突き出して離型させる。なお、上記
実施例では、第2移動型体13を第1移動型体12に対
して所定距離離間可能に連結して、一次成形時に二次成
形用樹脂の全充填空間を閉塞する構成で説明したが、こ
れに限らず、図2において、第1、第2移動型体12、
13を一体の型体として、一次成形時には、ゲート14
が開口する部分(窓部)に空間が形成されるような構成
としてもよい。
【0016】このようにして得られた上側の収納器体1
は、別に成形された下側の収納器体と一対で使用され内
部に磁気テープが収納される。この場合、上記収納器体
1にあっては、二次成形で形成された透光性樹脂部5の
外表面にゲート跡が見当たらず、二次成形用のゲート跡
は、透光性樹脂部5の窓部3の裏面縁部に形成されるた
め、外側から製品を見た場合に、二次成形用のゲート跡
が目立ちにくく、見ばえが良好になる。
【0017】また、図3は上記収納器体1を二色成形す
るための成形用金型の他の一例を示す断面図であり、こ
の成形用金型においては、雌型11に、上記凹所4及び
窓部3を形成する第1可動型体20が型開閉方向に移動
自在に設けられ、かつ上記雄型10に、上記窓部3を形
成する第2可動型体21が型開閉方向に移動自在に設け
られている。そして、この構成により、一次成形時に
は、上記各可動型体20、21を互いに密着させて透光
性樹脂部5となる窓部3と凹所4の空間を閉塞し、この
状態で、上記一次成形用のゲートから遮光性樹脂を供給
して遮光性樹脂部2を成形すると共に、二次成形時に
は、両可動型体20、21を互いに引き離して透光性樹
脂部5となる窓部3と凹所4の空間を形成し(図3参
照)、この空間に二次成形用のゲート14から透光性樹
脂を供給して透光性樹脂部5を成形する。
【0018】なお、上記各実施例においては、固定型板
に雄型10を、かつ可動型板に雌型11をそれぞれ設け
た構成で説明したが、これと反対に雄型を可動型板に、
かつ雌型を固定型板にそれぞれ装着した構成でもよい。
そして、この場合には、可動側の雄型に形成された二次
成形用のゲート14に、該雄型の内部に形成されかつ雄
型と雌型との合わせ面(パーティングライン)に達する
連通路(ランナー)を接続することにより、雌型(固定
型板)側に形成された溶融樹脂通路に連絡するようにし
て、二次成形用の透光性樹脂を供給する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
は、表面側に形成された凹所とこの凹所の一部を切り欠
いて窓部を形成する開口部とが形成されてなる略箱状の
遮光性樹脂部と、上記遮光性樹脂部の開口部に嵌め込ま
れた凸部と上記凹所に充填された部分とを有する透光性
樹脂部とを備えたテープ収納器であって、上記透光性樹
脂部の凸部と上記遮光性樹脂部の開口部との間に間隙が
形成されていると共に上記透光性樹脂部は凹所に充填さ
れた部分で遮光性樹脂部と連結されていて、上記凸部の
壁面から透光性樹脂が充填されたものであるから、成形
品の外表面にゲート跡が形成されることがなく、ゲート
跡を成形品の裏面側に突出する凸部に位置させることが
でき、成形品の外表面側から透光性樹脂部を透過して目
視できても裏面の凸部の壁面であるためにゲート跡が目
立たないようにでき、かつ外方から見た見ばえが極めて
良好で意匠性に優れた製品を得ることができる。しかも
成形に際して透光性樹脂部の凸部と遮光性樹脂部の開口
部との間に間隙が形成されているために透光性樹脂を充
填しても遮光性樹脂部が熱で歪んだり滲んだりするおそ
れもない。
【0020】また、本発明の請求項2は、対向する雌型
と雄型との間に形成される空隙に一次注入材料と二次注
入材料とを順次充填することにより、表面側に形成され
た凹所とこの凹所の一部を切り欠いて窓部を形成する開
口部とが形成されてなる略箱状の遮光性樹脂部と、上記
遮光性樹脂部の開口部に嵌め込まれた凸部と上記凹所に
充填された部分とを有する透光性樹脂部とを備え、上記
透光性樹脂部の凸部と上記遮光性樹脂部の開口部との間
に間隙が形成されていると共に上記透光性樹脂部は凹所
に充填された部分で遮光性樹脂部と連結されていて、上
記凸部の壁面から透光性樹脂が充填されてなるテープ収
納器を成形する成形用金型において、上記雌型に上記凹
所及び凸部を形成する移動型体が型開閉方向に移動自在
に設けられると共に、上記雄型に上記間隙を構成する透
光性樹脂部の凸部から透光性樹脂を供給するゲートが形
成されたものであるから、雌型に設けられた移動型体に
よって、少なくとも凹所を閉塞した状態で、略箱状の遮
光樹脂部に遮光樹脂を充填した後、上記移動型体を雄型
から離間する方向に移動させて、上記凸部及び凹所の空
間を確保し、この空間に雄型に形成したゲートから透光
性樹脂を充填することにより、外観上ゲート跡が目立た
ない製品を容易にかつ円滑に成形することができる。し
かも成形に際して透光性樹脂部の凸部と遮光性樹脂部の
開口部との間に間隙が形成されているために透光性樹脂
を充填しても遮光性樹脂部が熱で歪んだり滲んだりする
おそれもない。さらに、本発明の請求項3は、上記雌型
上記凹所を形成する第1可動型体が型開閉方向に移動
自在に設けられ、かつ上記雄型に上記凸部を形成する第
2可動型体が型開閉方向に移動自在に設けられると共に
上記間隙を構成する透光性樹脂部の凸部から透光性樹脂
を供給するゲートが形成されたものであるため雌型に
設けられた第1可動型体と雄型に設けられた第2可動型
体によって、凸部及びそれに連なる凹所を閉塞した状態
で、略箱状の遮光樹脂部に遮光樹脂を充填した後、上記
第1、第2可動型体を互いに開く方向に移動させて、上
記凸部及び凹所の空間を確保し、この空間に雄型に形成
したゲートから透光性樹脂を充填することにより、外観
上問題が生じない製品を容易にかつ円滑に成形すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープ収納器の上側の収納器体の一例
を示す平面図である。
【図2】上記収納器体を二色成形するための成形用金型
の一例を示す断面図である。
【図3】上記収納器体を二色成形するための成形用金型
の他の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 収納器体 2 遮光性樹脂部 3 窓部 4 凹所 5 透光性樹脂部 6 垂直壁部 7 間隙 10 雄型 11 雌型 12 第1移動型体 13 第2移動型体 14 ゲート 20 第1可動型体 21 第2可動型体

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面側に形成された凹所とこの凹所の一
    部を切り欠いて窓部を形成する開口部とが形成されてな
    る略箱状の遮光性樹脂部と、上記遮光性樹脂部の開口部
    に嵌め込まれた凸部と上記凹所に充填された部分とを有
    する透光性樹脂部とを備えたテープ収納器であって、上
    記透光性樹脂部の凸部と上記遮光性樹脂部の開口部との
    間に間隙が形成されていると共に上記透光性樹脂部は凹
    所に充填された部分で遮光性樹脂部と連結されていて、
    上記凸部の壁面から透光性樹脂が充填されたことを特徴
    とするテープ収納器。
  2. 【請求項2】 対向する雌型と雄型との間に形成される
    空隙に一次注入材料と二次注入材料とを順次充填するこ
    とにより、表面側に形成された凹所とこの凹所の一部を切り欠いて
    窓部を形成する開口部とが形成されてなる略箱状の遮光
    性樹脂部と、上記遮光性樹脂部の開口部に嵌め込まれた
    凸部と上記凹所に充填された部分とを有する透光性樹脂
    部とを備え、上記透光性樹脂部の凸部と上記遮光性樹脂
    部の開口部との間に間隙が形成されていると共に上記透
    光性樹脂部は凹所に充填された部分で遮光性樹脂部と連
    結されていて、上記凸部の壁面から透光性樹脂が充填さ
    れてなるテープ収納器 を成形する成形用金型において、 上記雌型に上記凹所及び凸部を形成する移動型体が型開
    閉方向に移動自在に設けられると共に、上記雄型に上記
    間隙を構成する透光性樹脂部の凸部から透光性樹脂を供
    給するゲートが形成されたことを特徴とするテープ収納
    器の成形用金型。
  3. 【請求項3】 対向する雌型と雄型との間に形成される
    空隙に一次注入材料と二次注入材料とを順次充填するこ
    とにより、表面側に形成された凹所とこの凹所の一部を切り欠いて
    窓部を形成する開口部とが形成されてなる略箱状の遮光
    性樹脂部と、上記遮光性樹脂部の開口部に嵌め込まれた
    凸部と上記凹所に充填された部分とを有する透光性樹脂
    部とを備え、上記透光性樹脂部の凸部と上記遮光性樹脂
    部の開口部との間に間隙が形成されていると共に上記透
    光性樹脂部は凹所に充填された部分で遮光性樹脂部と連
    結されていて、上記凸部の壁面から透光性樹脂が充填さ
    れてなるテープ収納器 を成形する成形用金型において、 上記雌型に上記凹所を形成する第1可動型体が型開閉方
    向に移動自在に設けられ、かつ上記雄型に上記凸部を形
    成する第2可動型体が型開閉方向に移動自在に設けられ
    ると共に上記間隙を構成する透光性樹脂部の凸部から透
    光性樹脂を供給するゲートが形成されたことを特徴とす
    るテープ収納器の成形用金型。
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