JP2929650B2 - 自動車用撮像装置 - Google Patents

自動車用撮像装置

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JP2929650B2
JP2929650B2 JP2061999A JP6199990A JP2929650B2 JP 2929650 B2 JP2929650 B2 JP 2929650B2 JP 2061999 A JP2061999 A JP 2061999A JP 6199990 A JP6199990 A JP 6199990A JP 2929650 B2 JP2929650 B2 JP 2929650B2
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Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の前方の物体を撮影するための撮像
装置に関するものである。
(従来の技術) 画像処理技術の進歩に伴って、様々な画像処理装置が
自動車に応用されつつある。
例えば、特開昭61−155908号公報等には、自動車の前
方に向けて撮像手段を固定し、該撮像手段が撮影した画
像に基づいて撮像手段と前車の間の車間距離を計測する
装置が提案されている。
また、特開昭59−128693号公報等には、自動車の前方
に向けて撮像手段を固定し、該撮像手段が撮影した画像
に基づいて自動車が走行レーンの中を正しく走行してい
るか否かを判断する装置が提案されている。
さらに、特開昭61−135842号公報等には、自動車の前
方に向けて二つの撮像手段を固定し、二つの撮像手段が
撮影したステレオ画像に基づいて自動車の前方に位置す
る物体を検出する装置が提案されている。
(発明が解決しようとする課題) 前述したような画像処理装置が正しく動作するために
は、自動車の前方の画像が常にクリアに撮影される必要
がある。このため、自動車用撮像装置には、撮像手段に
ゴミやホコリおよび雨滴等が付着し難いようにする必要
がある。
そこで、本発明は撮像手段がゴミやホコリおよび雨滴
等の影響を受けにくくすることを第一の技術的課題とす
る。
また、画像処理装置が正しく動作するためには、自動
車の前方の画像が画像処理に適していることが必要であ
る。例えば、ステレオ画像を用いる画像処理装置等にお
いては、二つの撮像手段によって撮影される画像の視差
ができるだけ大きい方が好ましい。
そこで、本発明は撮像手段によって得られる視差をで
きるだけ大きくすることを第二の技術的課題とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 前述した第一,第二の技術的課題を達成するために講
じた共通の技術的手段は、自動車の前方から後方へ向け
て徐々に流路面積が減少するとともに略V字状に対向す
る二壁面を有する貫通した空気流路を形成し、前記二壁
面の一面に撮像手段の受光板を略面一に配設し、前記二
壁面の他面に自動車の前方の様子を前記撮像手段に撮影
させるための反射板を略面一に配設したことである。
また、前述した第二の技術的課題を達成するために講
じた技術的手段は、請求項1において、自動車のボデー
両側面におのおの突き出し、ミラーハウジングとステー
を有するバックミラーを備え、前記空気流路は、前記ス
テーと前記ミラーハウジングとの間に形成され、前記二
壁面の一面を前記ステーの表面にて形成し、前記二壁面
の他面を前記ミラーハウジングの表面にて形成し、前記
ステーの内部に前記撮像手段を埋設したことである。
(作用) 前述した共通の技術的手段によれば、反射板と撮像手
段の受光板が、貫通した空気流路内の略V字状に対向す
る二壁面に各々配設される。貫通した空気流路内は自動
車の前方から後方へ向けて徐々に流路面積が減少してい
るので、自動車が前方へ向かって走行すると、貫通した
空気流路内を空気が流通する際のオリフィス効果によ
り、反射板と撮像手段の受光板の表面部に高速の空気流
が発生する。この空気流によって撮像手段の受光板と反
射板にはゴミやホコリおよび雨滴等が付着し難くなる。
また、自動車の走行前に撮像手段の受光板や反射板に付
着していたゴミやホコリおよび雨滴等は、自動車の走行
により発生した空気流によって吹き飛ばされる。
このように、前述した共通の技術的手段によれば、撮
像手段がゴミやホコリおよび雨滴等の影響を受けにくく
なり、第一の技術的課題が達成される。
また、前述した第二の技術的手段によれば、二つのバ
ックミラーに反射板が取り付けられる。二つのバックミ
ラーは自動車のボデー両側面におのおの突出している。
従って、反射板を通して得られるステレオ画像は、ボデ
ーの幅を限界まで利用した視差の大きな画像となる。
このように、前述した第二の技術的手段によれば、撮
像手段によって得られる視差をできるだけ大きくするこ
とができ、第二の技術的課題が達成できる。
(実施例) 以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施例装置に
ついて説明する。
第4図は本発明が適用された自動車1の斜視図であ
る。自動車1のボデー2の両側には、二つのバックミラ
ー3Lと3Rが固定されている。二つのバックミラー3Lと3R
は左右対称である点を除いて全く同じ構成なので、以下
の説明ではバックミラー3Rのみを説明することにする。
第1図はバックミラー3Rの斜視図である。バックミラ
ー3Rは、ミラーハウジング31とステー32を備える。ステ
ー32は二つの連結部32aと32bを備える。連結部32aと32b
の間には、溝部32cが形成されている。溝部32cの内面に
は、反射板33と透明板34が接着固定されている。反射板
33と透明板34は互いにほぼ向かい合う位置に固定されて
いる。
第2図に第1図のA−A断面図を示す。ステー32の内
部には、テレビカメラ35が埋め込まれている。テレビカ
メラ35は、カメラハウジング351の内部に、撮像素子352
とレンズ353を備えている。透明板34はチリやホコリお
よび雨滴等がレンズ353に触れることないように、カメ
ラハウジング351の開口部を気密的に密閉している。
テレビカメラ35は反射板33の方向を向いている。反射
板33が自動車の前後方向に対して斜めに固定されている
ので、テレビカメラ35は反射板33を通して自動車の前方
の様子を撮影できる。反射板33はボデイ2の右側面から
突出した位置に固定されているので、テレビカメラ35に
よって得られる画像はボデー2の右側面いっぱいの位置
から眺めた画像となる。それゆえに、左右のバックミラ
ー3L,3Rに組み込まれたテレビカメラ35から得られるス
テレオ画像は、ボデー2の幅を限界まで利用した画像と
なり、最も視差が大きくなる。
溝部32cはV字状に形成されている。溝部32cは開口面
積が大きい開口部32dと開口面積が小さい開口部32eを備
えている。そして、開口部32dが自動車1前方側に位置
し、開口部32eが自動車1の後方側に位置している。従
って、自動車1が前進すると、開口部32dから開口部32e
に向けて空気が流れる。この時、開口部32eの面積が開
口部32dに比べて小さくなっているので、開口部32eを空
気が通過する際のオリフィス効果により、溝部32cの中
には高速の空気流が発生する。
発生した空気流は、反射板33や透明板34に沿って高速
で流れる。従って、反射板33や透明板34にはチリやホコ
リおよび雨滴等が付着しにくい。また、自動車1が停止
している間に付着したチリやホコリおよび雨滴等は、高
速の空気流によって吹き飛ばされ、反射板33や透明板34
の表面から除去される。従って、テレビカメラ35がゴミ
やホコリおよび雨滴等の影響を受けにくくなり、自動車
1の前方の画像が常にクリアに撮影できる。
第3図にバックミラー3Rを格納した様子を示す。バッ
クミラー3Rを格納している間、ミラーハウジング31が透
明板34を覆い隠すので、例えば駐車時等にバックミラー
3Rを格納すれば、透明板34やテレビカメラ35が破損する
おそれがない。
以上に述べたように、本実施例装置によれば自動車1
の前方の画像が常にクリアに得られるので様々な画像処
理装置を好適に動作させることができる。また、左右の
バックミラー3L,3Rから得られる画像は視差が大きいの
で、ステレオ画像を利用した画像処理装置を好適に動作
させることもできる。
〔発明の効果〕
請求項(1)記載の発明によれば、撮像手段がゴミや
ホコリおよび雨滴等の影響を受けにくくなり、常にクリ
アな前方視界が得られる。
請求項(2)記載の発明によれば、撮像手段によって
得られる視差をできるだけ大きくすることができ、ステ
レオ画像を利用した画像処理装置を好適に動作させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された自動車用バックミラーの斜
視図である。 第2図は第1図のA−A断面図である。 第3図はミラーハウジングを格納した様子を描いた自動
車用バックミラーの断面図である。 第4図は本発明が適用された自動車を描いた斜視図であ
る。 1……自動車、2……ボデー、 3L,3R……バックミラー、 31……ミラーハウジング、 32……ステー、 32c……溝部(空気流路) 32e……開口部、 33……反射板、 34……透明板(撮像手段の受光板)、 35……テレビカメラ(撮像手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−40644(JP,U) 実開 昭60−58446(JP,U) 実開 昭62−56364(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 1/00 B60R 1/06 B60R 1/10 B60R 21/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の前方から後方へ向けて徐々に流路
    面積が減少するとともに略V字状に対向する二壁面を有
    する貫通した空気流路を形成し、前記二壁面の一面に撮
    像手段の受光板を略面一に配設し、前記二壁面の他面に
    自動車の前方の様子を前記撮像手段に撮影させるための
    反射板を略面一に配設したことを特徴とする自動車用撮
    像装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、自動車のボデー両側面
    におのおの突き出し、ミラーハウジングとステーを有す
    るバックミラーを備え、前記空気流路は、前記ステーと
    前記ミラーハウジングとの間に形成され、前記二壁面の
    一面を前記ステーの表面にて形成し、前記二壁面の他面
    を前記ミラーハウジングの表面にて形成し、前記ステー
    の内部に前記撮像手段を埋設したことを特徴とする自動
    車用撮像装置。
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