JPH0983879A - 車載カメラ装置 - Google Patents
車載カメラ装置Info
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- JPH0983879A JPH0983879A JP7264745A JP26474595A JPH0983879A JP H0983879 A JPH0983879 A JP H0983879A JP 7264745 A JP7264745 A JP 7264745A JP 26474595 A JP26474595 A JP 26474595A JP H0983879 A JPH0983879 A JP H0983879A
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Landscapes
- Optical Filters (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車室内に搭載する車載カメラについて、直射
日光による偏光フィルタの劣化、並びにフロントガラス
からの映り込みを防止すると共に、路面からの反射光の
低減を図る。 【解決手段】 偏光膜22を平面ガラス板23と赤外光
カットフィルタ24で挟持することにより偏光フィルタ
21を構成し、偏光フィルタ21をレンズ25と固体撮
像素子27の間に設置する。
日光による偏光フィルタの劣化、並びにフロントガラス
からの映り込みを防止すると共に、路面からの反射光の
低減を図る。 【解決手段】 偏光膜22を平面ガラス板23と赤外光
カットフィルタ24で挟持することにより偏光フィルタ
21を構成し、偏光フィルタ21をレンズ25と固体撮
像素子27の間に設置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車に搭載す
るカメラに関するものである。
るカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年自動車にCCDカメラ(固体撮像素
子を使ったカメラ)を搭載し、走行道路の白線認識や障
害物検知などによる自動車の安全走行に関する試みがな
されている。図5はこの種のカメラ1の構成の例を示す
図であり、図において、2はレンズ部分、3はCCD、
4はレンズ2とCCD3の間に配置された赤外線カット
フィルタである。
子を使ったカメラ)を搭載し、走行道路の白線認識や障
害物検知などによる自動車の安全走行に関する試みがな
されている。図5はこの種のカメラ1の構成の例を示す
図であり、図において、2はレンズ部分、3はCCD、
4はレンズ2とCCD3の間に配置された赤外線カット
フィルタである。
【0003】このカメラ1を自動車に搭載する場合、特
に自車の前方監視を行う場合には、カメラは車室内のル
ームミラー付近に取り付けられるのが通例である。これ
はカメラの位置が高いため、自車の直近から遠方まで見
通せることと、車室内であるため、カメラを防水構造と
する必要がないためである。
に自車の前方監視を行う場合には、カメラは車室内のル
ームミラー付近に取り付けられるのが通例である。これ
はカメラの位置が高いため、自車の直近から遠方まで見
通せることと、車室内であるため、カメラを防水構造と
する必要がないためである。
【0004】図6はこのカメラ1の装着例を示す図であ
り、図において、5は自動車の天井、6は自動車のフロ
ントガラス、7はダッシュボード、7aはダッシュボー
ドの上面部、8は太陽である。以上のようなものにおい
て、太陽8の入射光L0は、ダッシュボード7の上面部
7aで反射し、L1となってフロントガラス6の内面に
入射し、ここで再び反射されてL2となり、これがカメ
ラのレンズ2に入射する。その結果、カメラ1で本来得
られるべき画像のコントラストを著しく低下させてしま
う、いわゆるフロントガラスからの映り込み問題が発生
していた。これはダッシュボード7の上面部7aに地図
帳とかタオルなど反射率の高いものを置いた場合、特に
顕著である。この対策として、従来偏光フィルタをレン
ズ2の前に取り付けてフロントガラス6からの反射光L
2をカットする方法がよく知られていた。
り、図において、5は自動車の天井、6は自動車のフロ
ントガラス、7はダッシュボード、7aはダッシュボー
ドの上面部、8は太陽である。以上のようなものにおい
て、太陽8の入射光L0は、ダッシュボード7の上面部
7aで反射し、L1となってフロントガラス6の内面に
入射し、ここで再び反射されてL2となり、これがカメ
ラのレンズ2に入射する。その結果、カメラ1で本来得
られるべき画像のコントラストを著しく低下させてしま
う、いわゆるフロントガラスからの映り込み問題が発生
していた。これはダッシュボード7の上面部7aに地図
帳とかタオルなど反射率の高いものを置いた場合、特に
顕著である。この対策として、従来偏光フィルタをレン
ズ2の前に取り付けてフロントガラス6からの反射光L
2をカットする方法がよく知られていた。
【0005】図7はこの従来例を示す図であり、図にお
いて、9はレンズの前方に取り付けた偏光フィルタであ
る。なお、この偏光フィルタ9は、薄いプラスチックシ
ート(ポリビニールアルコール)に沃素を配向させて吸
着した偏光板を2枚の透明平面ガラスでサンドイッチ構
造としたものである。図8はこの偏光フィルタの断面構
造を示したものであり、10は偏光膜、11はそれを保
護するための透明平面ガラスで、この透明平面ガラス1
1で偏光膜10を挟んで接着し、一体としたものであ
る。
いて、9はレンズの前方に取り付けた偏光フィルタであ
る。なお、この偏光フィルタ9は、薄いプラスチックシ
ート(ポリビニールアルコール)に沃素を配向させて吸
着した偏光板を2枚の透明平面ガラスでサンドイッチ構
造としたものである。図8はこの偏光フィルタの断面構
造を示したものであり、10は偏光膜、11はそれを保
護するための透明平面ガラスで、この透明平面ガラス1
1で偏光膜10を挟んで接着し、一体としたものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の車載カメラ装置
は以上のように構成されているので、反射光は除去でき
るが、偏光フィルタがレンズの前方に配置されているた
め、日光の直射を受けることがあり、紫外線による劣化
をきたし、偏光フィルタとしての機能が低下してしま
う。更に、この偏光フィルタにより、ゴースト像が発生
し易くなるという問題点があった。図9は偏光フィルタ
によるゴースト像発生のメカニズムを説明する図であ
り、図において、CCD3のX点に結像した結像光の一
部がこの面で反射し、それがレンズ2前面に配置した偏
光フィルタ9の裏面で反射され、それがレンズ2に再入
射し、本来の結像点であるX点と対称の位置Y点にゴー
スト像を発生させてしまう。これは輝度の高い像ほど顕
著に現われるので、車載カメラの場合のように夜間対向
車のヘッドライトや街灯など輝度の高い光源が画角内に
入り込む機会の多いカメラにあっては無視できない問題
であった。
は以上のように構成されているので、反射光は除去でき
るが、偏光フィルタがレンズの前方に配置されているた
め、日光の直射を受けることがあり、紫外線による劣化
をきたし、偏光フィルタとしての機能が低下してしま
う。更に、この偏光フィルタにより、ゴースト像が発生
し易くなるという問題点があった。図9は偏光フィルタ
によるゴースト像発生のメカニズムを説明する図であ
り、図において、CCD3のX点に結像した結像光の一
部がこの面で反射し、それがレンズ2前面に配置した偏
光フィルタ9の裏面で反射され、それがレンズ2に再入
射し、本来の結像点であるX点と対称の位置Y点にゴー
スト像を発生させてしまう。これは輝度の高い像ほど顕
著に現われるので、車載カメラの場合のように夜間対向
車のヘッドライトや街灯など輝度の高い光源が画角内に
入り込む機会の多いカメラにあっては無視できない問題
であった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、フロントガラスからの映り込み
を防止すると共に、使用する偏光フィルタの劣化防止及
び偏光フィルタ使用により発生するゴースト像の発生を
防止するための車載用カメラを得ることを目的とする。
ためになされたもので、フロントガラスからの映り込み
を防止すると共に、使用する偏光フィルタの劣化防止及
び偏光フィルタ使用により発生するゴースト像の発生を
防止するための車載用カメラを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る車載カメラ装置は、平面ガラス板と赤外光カットフィ
ルタで偏光膜を挟持し一体化した偏光フィルタを、レン
ズと固体撮像素子の間に設置したものである。
る車載カメラ装置は、平面ガラス板と赤外光カットフィ
ルタで偏光膜を挟持し一体化した偏光フィルタを、レン
ズと固体撮像素子の間に設置したものである。
【0009】この発明の請求項2に係る車載カメラ装置
は、2枚の赤外光カットフィルタで偏光膜を挟持し一体
化した偏光フィルタを、レンズと固体撮像素子の間に設
置したものである。
は、2枚の赤外光カットフィルタで偏光膜を挟持し一体
化した偏光フィルタを、レンズと固体撮像素子の間に設
置したものである。
【0010】この発明の請求項3に係る車載カメラ装置
は、偏光膜とプラスチック薄板による赤外光カットフィ
ルタを重ね、両者を平面ガラス板で挟持してなる偏光フ
ィルタを、レンズと固体撮像素子の間に設置したもので
ある。
は、偏光膜とプラスチック薄板による赤外光カットフィ
ルタを重ね、両者を平面ガラス板で挟持してなる偏光フ
ィルタを、レンズと固体撮像素子の間に設置したもので
ある。
【0011】この発明の請求項4に係る車載カメラ装置
は、レンズの光軸を回転軸とする偏光フィルタの回転角
を水平面からの反射光を除去できる角度に設置したもの
である。
は、レンズの光軸を回転軸とする偏光フィルタの回転角
を水平面からの反射光を除去できる角度に設置したもの
である。
【0012】
実施の形態1.以下、この発明の一実施形態を図につい
て説明する。図1は本発明による偏光フィルタ21を示
す断面図である。図において、22は偏光膜で、薄いプ
ラスチックシート(ポリビニールアルコール)に沃素を
配向させて吸着させたものである。23は偏光膜22保
護用の平面ガラス板、24は平面ガラス板に金属イオン
を混入又は蒸着させて700μm以上の赤外光を透過さ
せないための赤外光カットフィルタであり、このフィル
タ24と平面ガラス板23で偏光膜22をサンドイッチ
する状態で接着し一体化する。即ち赤外光カットフィル
タ24は偏光膜22の保護板の機能も有する。この様に
して構成したフィルタ21は赤外光カットと偏光カット
の2つの機能をもつフィルタとなる。
て説明する。図1は本発明による偏光フィルタ21を示
す断面図である。図において、22は偏光膜で、薄いプ
ラスチックシート(ポリビニールアルコール)に沃素を
配向させて吸着させたものである。23は偏光膜22保
護用の平面ガラス板、24は平面ガラス板に金属イオン
を混入又は蒸着させて700μm以上の赤外光を透過さ
せないための赤外光カットフィルタであり、このフィル
タ24と平面ガラス板23で偏光膜22をサンドイッチ
する状態で接着し一体化する。即ち赤外光カットフィル
タ24は偏光膜22の保護板の機能も有する。この様に
して構成したフィルタ21は赤外光カットと偏光カット
の2つの機能をもつフィルタとなる。
【0013】このように、赤外光をカットするのは、C
CDが人間の目に感じない赤外域にも感光性があり、一
方レンズは可視光域で収差がなくなるよう設計されてい
るので、赤外光に対しては焦点ずれを生じ、効果的に映
像の鮮明度を悪化させるので、これを防止するためであ
る。又、特に車載カメラ装置においては、夜間対向車の
ヘッドライトのように多量の赤外光を含む光源が画角内
に入射した場合、画面全体のコントラストを著しく低下
させるので、これを防ぐ意味からも必要となる。
CDが人間の目に感じない赤外域にも感光性があり、一
方レンズは可視光域で収差がなくなるよう設計されてい
るので、赤外光に対しては焦点ずれを生じ、効果的に映
像の鮮明度を悪化させるので、これを防止するためであ
る。又、特に車載カメラ装置においては、夜間対向車の
ヘッドライトのように多量の赤外光を含む光源が画角内
に入射した場合、画面全体のコントラストを著しく低下
させるので、これを防ぐ意味からも必要となる。
【0014】次に、偏光フィルタがガラスや水面からの
反射光を除去できる原理について説明すると、偏光フィ
ルタは光学的に見ると非常に微細な一枚の平行格子の構
造をしており、この格子と平行に振動する光は透過でき
るが、直交する方向に振動する光は透過できない特性を
もっている。一方、ガラスや水面からの反射光は光の振
動方向が一方向のみの偏光となっているため、この振動
方向と直交する状態に偏光フイルタを置けば、反射光を
除去できる。反射面の角度が変化すれば、それに応じて
偏光フィルタを光軸を中心に回転させなければならな
い。一般のスチル写真カメラ用として市販されている偏
光フィルタはこの理由から回転できる構造となってお
り、例えば縦に配置されたショーウインドーのガラスの
反射光を除去する場合と、水面からの反射光を除去する
場合とでは偏光フィルタを90°回転させる必要があ
る。しかし、本発明の主旨である自動車のフロントガラ
スの映り込み防止については、フロントガラスからの反
射は水平方向のみであるから、この方向だけの反射光を
除去するよう偏光フィルタを固定的に設置できる。従っ
て車載カメラについては偏光フィルタを外部から回転さ
せる必要がなく、カメラ内部に設置することが可能であ
る。
反射光を除去できる原理について説明すると、偏光フィ
ルタは光学的に見ると非常に微細な一枚の平行格子の構
造をしており、この格子と平行に振動する光は透過でき
るが、直交する方向に振動する光は透過できない特性を
もっている。一方、ガラスや水面からの反射光は光の振
動方向が一方向のみの偏光となっているため、この振動
方向と直交する状態に偏光フイルタを置けば、反射光を
除去できる。反射面の角度が変化すれば、それに応じて
偏光フィルタを光軸を中心に回転させなければならな
い。一般のスチル写真カメラ用として市販されている偏
光フィルタはこの理由から回転できる構造となってお
り、例えば縦に配置されたショーウインドーのガラスの
反射光を除去する場合と、水面からの反射光を除去する
場合とでは偏光フィルタを90°回転させる必要があ
る。しかし、本発明の主旨である自動車のフロントガラ
スの映り込み防止については、フロントガラスからの反
射は水平方向のみであるから、この方向だけの反射光を
除去するよう偏光フィルタを固定的に設置できる。従っ
て車載カメラについては偏光フィルタを外部から回転さ
せる必要がなく、カメラ内部に設置することが可能であ
る。
【0015】図2は本発明による偏光フィルタ21を組
み込んだ車載カメラを示す図であり、図において、25
はレンズであり、図2ではレンズは1枚で描いてあるが
実際には3〜5枚のレンズで構成された組合せレンズで
ある。26は被写体の明るさに応じてレンズ25の有効
径を変化させ、画面の明るさとほぼ一定に保つための絞
り装置であり、このような絞り装置26はレンズ群の中
に組み込まれている。27はCCDで、レンズ25によ
りこのCCD27面上に結像し、光電変換される。偏光
フィルタ21はレンズ25とCCD27の間に設置す
る。なおこの偏光フィルタ21は上述の通り、水平面か
らの反射光を除去出来る方向に固定する。又、天候とか
時刻によっては、道路面が反射して白線や先行車が見え
にくい場合があるが、路面はフロントガラスと同じ水平
面であるから、結局フロントガラスからの映り込み防止
と同時に路面の反射も低減でき、鮮明な画像を得ること
が出来る。
み込んだ車載カメラを示す図であり、図において、25
はレンズであり、図2ではレンズは1枚で描いてあるが
実際には3〜5枚のレンズで構成された組合せレンズで
ある。26は被写体の明るさに応じてレンズ25の有効
径を変化させ、画面の明るさとほぼ一定に保つための絞
り装置であり、このような絞り装置26はレンズ群の中
に組み込まれている。27はCCDで、レンズ25によ
りこのCCD27面上に結像し、光電変換される。偏光
フィルタ21はレンズ25とCCD27の間に設置す
る。なおこの偏光フィルタ21は上述の通り、水平面か
らの反射光を除去出来る方向に固定する。又、天候とか
時刻によっては、道路面が反射して白線や先行車が見え
にくい場合があるが、路面はフロントガラスと同じ水平
面であるから、結局フロントガラスからの映り込み防止
と同時に路面の反射も低減でき、鮮明な画像を得ること
が出来る。
【0016】更に、偏光フィルタ21をカメラに取り込
む場合には、赤外光カットフィルタ24側又は平面ガラ
ス23側のどちらの面をレンズ25側に向けてもよい。
む場合には、赤外光カットフィルタ24側又は平面ガラ
ス23側のどちらの面をレンズ25側に向けてもよい。
【0017】実施の形態2.なお上記実施形態では、偏
光フィルタの構成を、片側に赤外光カットフィルタ、も
う一方の側を平面ガラスとしたが、図3に示すように、
両側共、赤外光カットフィルタ24で構成してもよい。
これにより、ガラスの種類を一種類で済ますことがで
き、部品点数の減少を図ることができ、製造工程上有利
となる。
光フィルタの構成を、片側に赤外光カットフィルタ、も
う一方の側を平面ガラスとしたが、図3に示すように、
両側共、赤外光カットフィルタ24で構成してもよい。
これにより、ガラスの種類を一種類で済ますことがで
き、部品点数の減少を図ることができ、製造工程上有利
となる。
【0018】実施の形態3.又、上記赤外光カットフィ
ルタ24は上述の通り、ガラス板に赤外光カット特性を
持たせたものとしたが、これをトリアセテートなどのプ
ラスチック薄板で行ってもよく、この場合は図4に示す
ように偏光膜22とプラスチック赤外光カットフィルタ
28を重ね、それらを両側から平面ガラス板23で挟ん
で全体を接着し、一体化してもよい。これにより、ガラ
スよりなる赤外光カットフィルタが不要となりコスト的
に有利となる。
ルタ24は上述の通り、ガラス板に赤外光カット特性を
持たせたものとしたが、これをトリアセテートなどのプ
ラスチック薄板で行ってもよく、この場合は図4に示す
ように偏光膜22とプラスチック赤外光カットフィルタ
28を重ね、それらを両側から平面ガラス板23で挟ん
で全体を接着し、一体化してもよい。これにより、ガラ
スよりなる赤外光カットフィルタが不要となりコスト的
に有利となる。
【0019】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1〜4に
よる車載カメラ装置によれば、偏光フィルタと赤外光カ
ットフィルタを一体となし、これをカメラに内蔵するよ
うに構成したので、直射日光による偏光フィルタの劣化
やゴースト像の発生を伴うことなく、フロントガラスか
らの映り込みを防止できる。又、フロントガラスからの
映り込み以外に路面反射も低減でき、白線や先行車など
が鮮明に撮影できる。
よる車載カメラ装置によれば、偏光フィルタと赤外光カ
ットフィルタを一体となし、これをカメラに内蔵するよ
うに構成したので、直射日光による偏光フィルタの劣化
やゴースト像の発生を伴うことなく、フロントガラスか
らの映り込みを防止できる。又、フロントガラスからの
映り込み以外に路面反射も低減でき、白線や先行車など
が鮮明に撮影できる。
【図1】 この発明の実施の形態1による車載カメラ装
置における偏光フィルタ部分を示す断面図である。
置における偏光フィルタ部分を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による車載カメラ装
置を示す構成図である。
置を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による車載カメラ装
置における偏光フィルタ部分を示す断面図である。
置における偏光フィルタ部分を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による車載カメラ装
置における偏光フィルタ部分を示す断面図である。
置における偏光フィルタ部分を示す断面図である。
【図5】 従来の車載カメラ装置を示す構成図である。
【図6】 車載カメラ装置の装着例を示す構成図であ
る。
る。
【図7】 従来の車載カメラ装置を示す構成図である。
【図8】 従来の車載カメラ装置における偏光フィルタ
部分を示す断面図である。
部分を示す断面図である。
【図9】 従来の車載カメラ装置における動作を説明す
るための図である。
るための図である。
21 偏光フィルタ、22 偏光膜、23 平面ガラス
板、24 赤外光カットフィルタ、25 レンズ、27
固体撮像素子、28 プラスチック薄板による赤外光
カットフィルタ。
板、24 赤外光カットフィルタ、25 レンズ、27
固体撮像素子、28 プラスチック薄板による赤外光
カットフィルタ。
Claims (4)
- 【請求項1】 外部からの光をレンズにより固体撮像素
子面上に結像する車載カメラ装置において、偏光膜を平
面ガラス板と赤外光カットフィルタで挟持してなる偏光
フィルタを、上記レンズと上記固体撮像素子の間に設置
したことを特徴とする車載カメラ装置。 - 【請求項2】 外部からの光をレンズにより固体撮像素
子面上に結像する車載カメラ装置において、偏光膜を二
枚の赤外光カットフィルタで挟持してなる偏光フィルタ
を、上記レンズと上記固体撮像素子の間に設置したこと
を特徴とする車載カメラ装置。 - 【請求項3】 外部からの光をレンズにより固体撮像素
子面上に結像する車載カメラ装置において、偏光膜とプ
ラスチック薄板による赤外光カットフィルタを重ね、両
者を平面ガラス板で挟持してなる偏光フィルタを、上記
レンズと上記固体撮像素子の間に設置したことを特徴と
する車載カメラ装置。 - 【請求項4】 レンズの光軸を回転軸とする偏光フィル
タの回転角は水平面からの反射光を除去できる角度に設
置したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
か1項に記載の車載カメラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7264745A JPH0983879A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 車載カメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7264745A JPH0983879A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 車載カメラ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0983879A true JPH0983879A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17407597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7264745A Pending JPH0983879A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 車載カメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0983879A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998058290A1 (fr) * | 1997-06-16 | 1998-12-23 | San-Yu Sen-I Co., Ltd. | Adaptateur pour jumelles et son procede de fabrication |
JP2001094842A (ja) * | 1999-09-22 | 2001-04-06 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車載カメラにおける室内映り込み防止方法 |
US7369172B2 (en) | 2003-11-12 | 2008-05-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Vehicular camera |
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