JP2004276733A - 車載カメラ搭載構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、車載カメラ搭載構造に関し、車載カメラをフロントガラスにまで突出させることなく、良好な車載カメラの視界を確保することが可能な車載カメラ搭載構造を提供する。
【解決手段】車載カメラ4と、車載カメラ4のレンズ前方に配置した反射鏡6と、を備え、車載カメラ4が反射鏡6により反射された車外前方の像を撮影する車載カメラ搭載構造であって、車載カメラ4を車体ルーフ1に配置すると共に、反射鏡6を車載カメラ4の下方に配置してなる。
【選択図】 図2
【解決手段】車載カメラ4と、車載カメラ4のレンズ前方に配置した反射鏡6と、を備え、車載カメラ4が反射鏡6により反射された車外前方の像を撮影する車載カメラ搭載構造であって、車載カメラ4を車体ルーフ1に配置すると共に、反射鏡6を車載カメラ4の下方に配置してなる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車内から車外前方の像を撮影する車載カメラ搭載構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車内から車外前方の像を撮影する車載カメラをオーバヘッドコンソール内に設けた車載カメラ搭載構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。この車載カメラ搭載構造において、車載カメラは、オーバヘッドコンソール内前部にレンズが車体前方を向くように配置されている。従って、かかる構造によれば、車内から車外前方の道路状況等を直接に車載カメラで撮影することが可能となる。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−208377号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の構造では、車載カメラのレンズが直接に車外前方を向くようにするための搭載上の制約から、車載カメラがフロントガラスの上端部にまで突出しているため、オーバヘッドコンソールをフロントガラスの上端部に延出することが必要である。このため、車体室内のルーフ前部の意匠性が損なわれ、車両の商品性が著しく低下するという問題点がある。
【0005】
本発明は、このような状況を鑑みてなされたもので、車載カメラをレンズが直接には車外前方を向かないように配置することにより、車載カメラをフロントガラスにまで突出させることなく、良好なカメラ視界を確保することが可能な車載カメラ搭載構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明に係る車載カメラ搭載構造は、次のような手段を採用する。
【0007】
即ち、請求項1記載の発明は、車載カメラと、該車載カメラのレンズ前方に配置した反射鏡と、を備え、前記車載カメラが前記反射鏡により反射された車外前方の像を撮影する車載カメラ搭載構造であって、前記車載カメラを車体ルーフに配置すると共に、前記反射鏡を前記車載カメラの下方に配置したことを特徴とする。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、車載カメラの下方に配置された反射鏡によって車外前方の像が車載カメラのレンズへ向けて反射され、反射鏡により反射された車外前方の像が車体ルーフに配置された車載カメラによって撮影される。かかる構造においては、車載カメラで直接に車外前方の像を撮影する必要がなく、車載カメラをフロントガラスにまで突出させることは不要である。また、車体ルーフに配置された車載カメラとその下方に配置された反射鏡とを用いて車外前方の撮影が行われるため、良好なカメラ視界が確保される。
【0009】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記車載カメラは、ルーフ補強部材に取り付けられていると共に、前記反射鏡は、前記ルーフ補強部材とオーバヘッドコンソールとの間の空間に配置されていることを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、ルーフ補強部材とオーバヘッドコンソールとの間の空間に配置された反射鏡によって車外前方の像が車載カメラのレンズへ向けて反射され、反射鏡により反射された車外前方の像がルーフ補強部材に取り付けられた車載カメラによって撮影される。
【0011】
また、請求項3記載の発明は、車載カメラと、該車載カメラのレンズ前方に配置した反射鏡と、を備え、前記車載カメラが前記反射鏡により反射された車外前方の像を撮影する車載カメラ搭載構造であって、前記車載カメラをインストルメントパネルに配置すると共に、前記反射鏡を前記車体ルーフの前部を内装するルーフ内装部材に配置したことを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明によれば、ルーフ前部を内装するルーフ内装部材に配置した反射鏡によって車外前方の像が車載カメラのレンズへ向けて反射され、反射鏡により反射された車外前方の像がインストルメントパネルに配置された車載カメラによって撮影される。かかる構造においては、車載カメラで直接に車外前方の像を撮影する必要がなく、車載カメラをフロントガラスにまで突出させることは不要である。また、インストルメントパネルに配置された車載カメラとルーフ内装部材に配置された反射鏡とを用いて車外前方の撮影が行われるため、良好なカメラ視界が確保される。
【0013】
また、請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項記載の発明において、前記反射鏡は、凸面鏡であることを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明によれば、反射鏡は凸面鏡であるため、反射鏡から車載カメラのレンズへ向けて像として反射される車外前方の領域を拡大することができ、カメラ視界を十分に確保することができる。
【0015】
また、請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一項記載の発明において、前記車載カメラ及び前記反射鏡はそれぞれ、ステレオ視を実現すべく、互いに一対一で対応するように複数設けられていることを特徴とする。
【0016】
請求項5記載の発明によれば、車外前方領域のステレオ撮影を実現することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両に設けられた車載カメラ搭載構造の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1及び図2は、本発明に係る車載カメラ搭載構造の第1の実施形態を説明するものである。図1は、第1の実施形態に係る車載カメラ搭載構造の斜視図である。図2(a)は、第1の実施形態に係る車載カメラ搭載構造の下方から見た際の平面図である。図2(b)は、図2(a)に示す車載カメラ搭載構造のA−A断面図である。
【0019】
本実施形態において車両は、車体ルーフ1と、車体ルーフ1に設けられたフランジ1aに取り付け固定されたフロントガラス2と、を備えている。車体ルーフ1の内面には、車体ルーフ1の端部を補強するためのルーフヘッダリインフォースメント3が接合されている。ルーフヘッダリインフォースメント3は、車幅方向に延在している。ルーフヘッダリインフォースメント3は、車体ルーフ1との間に閉塞空間3aが形成されるように、側断面形状が車体上側を開口する略コ字状となるように形成されている。
【0020】
車体ルーフ1とルーフヘッダリインフォースメント3との間の閉塞空間3aには、車載カメラ4が配置されている。車載カメラ4は、レンズが車体下方を向くように、ルーフヘッダリインフォースメント3の下面部に取り付け固定されている。ルーフヘッダリインフォースメント3の下面部には、車載カメラ4が外部を撮影することができるように開口部が設けられている。尚、車載カメラ4としては、例えば、CCDカメラが用いられる。
【0021】
車体ルーフ1の下方には、オーバヘッドコンソール5が設けられている。オーバヘッドコンソール5には、室内灯及び室内灯をON/OFFするスイッチやECT車載器等が設けられている。オーバヘッドコンソール5は、車体下方へ向けて突出した筐体構造を有し、車体ルーフ1の前部中央近傍に配置されている。
【0022】
ルーフヘッダリインフォースメント3の下面とオーバヘッドコンソール5の前端面との間には、空間5aが形成される。空間5aには、反射鏡6が配置されている。反射鏡6は、ルーフヘッダリインフォースメント3の下面に取り付け固定されている。反射鏡6は、車外前方の像を車載カメラ4のレンズへ向けて反射するように、反射面が斜め上方を向くように傾斜して設置されている。尚、反射鏡6は、車載カメラ4に一体的に固定されていてもよく、また、オーバヘッドコンソール5の端面に取り付けられてもよい。
【0023】
車体ルーフ1の前部には、上記した空間5aが閉塞されるようにルーフヘッダライニング7が設けられている。ルーフヘッダライニング7は、車幅方向に延在しており、車体ルーフ1の前部を内装するための部材である。ルーフヘッダライニング7には、空間5aに配置された反射鏡6が車外前方の像を反射することができるように開口部7aが設けられている。
【0024】
また、車載カメラ4には、信号線9を介して画像処理ECU8が接続されている。画像処理ECU8は、例えば、車体ルーフ1と車体ルーフ1を内装する部材との間に配置される。画像処理ECU8は、車載カメラ4で撮影された画像を画像処理する装置である。画像処理ECU8の画像処理によって得られる情報としては、例えば、先行車両との車間距離、車線との位置関係及び障害物の有無等が挙げられる。
【0025】
本実施形態の車載カメラ搭載構造において、車外前方の像は、ルーフヘッダリインフォースメント3の下面とオーバヘッドコンソール5の前端面との間の空間5aに配置された反射鏡6によって車載カメラ4のレンズへ向けて反射され、その後、ルーフヘッダリインフォースメント3にレンズが下方を向くように取り付け固定された車載カメラ4によって撮影される。かかる構造においては、車載カメラ4が直接に車外前方の像を撮影する必要はなく、即ち、レンズを車外前方へ向ける必要がないので、車載カメラ4がフロントガラス2の上端部にまで突出することはない。
【0026】
このため、車載カメラ4がフロントガラス2にまで突出している際にはその突出部分を覆うために必要となる専用カバーの設置やオーバヘッドコンソール5の延出は不要である。従って、本実施形態においては、車室内の車体ルーフ1前部の意匠性が損なわれることがなく、車両の商品性が低下するのを防止することができる。
【0027】
また、車載カメラ4がフロントガラス2にまで突出している際には車載カメラ4を突出した位置に配設するうえで必要となるブラケット部材は不要である。本実施形態において、車載カメラ4は、車体ルーフ1に接合される既存のルーフヘッダリインフォースメント3に固定されている。従って、本実施形態の車載カメラ搭載構造においては、車載カメラ4がフロントガラス2にまで突出している構造と比較して、部品点数を削減することができる。
【0028】
また、車外前方の像を車載カメラ4のレンズに向けて反射する反射鏡6は、上記の如く、ルーフヘッダリインフォースメント3の下面とオーバヘッドコンソール5の前端面との間の空間5aに配置されており、車室内の比較的高い位置に設けられている。このため、本実施形態においては、車外前方の良好なカメラ視界は確保される。
【0029】
従って、本実施形態の車載カメラ搭載構造によれば、車載カメラ4をフロントガラス2にまで突出させることなく、即ち、車体ルーフ1の車室内前部の意匠性を損なうことなく、良好な車載カメラ4の視界を確保することが可能となっている。
【0030】
尚、上記の第1の実施形態においては、ルーフヘッダリインフォースメント3が特許請求の範囲に記載した「ルーフ補強部材」に相当している。
【0031】
次に、本発明に係る車載カメラ搭載構造の第2の実施形態について説明する。図3(a)は、第2の実施形態に係る車載カメラ搭載構造の下方から見た際の平面図である。図3(b)は、図3(a)に示す車載カメラ搭載構造のB−B断面図である。尚、第1の実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
【0032】
本実施形態の車載カメラ搭載構造は、2個の車載カメラ22,23と、2個の反射鏡24,25と、を有している。
【0033】
車載カメラ22,23は、車室内の前方に設けられているインストルメントパネル21の上部に互いに所定距離Xだけ離間して配置されている。車載カメラ22は反射鏡24へレンズが向くように設置され、車載カメラ23は反射鏡25へレンズが向くように設置されている。また、車載カメラ22,23に接続する画像処理ECU8は、インストルメントパネル21内に配置されている。
【0034】
反射鏡24,25は、ルーフヘッダライニング7に設けられた開口部に互いに所定距離Yだけ離間して配置されている。尚、反射鏡24,25は、ルーフヘッダライニング7の表面に配置することとしてもよい。反射鏡24は、車外前方の像を車載カメラ22のレンズへ向けて反射するように、また、反射鏡25は、車外前方の像を車載カメラ23のレンズへ向けて反射するように、反射面が斜め下方を向くように傾斜してそれぞれ設置されている。反射鏡24,25は、車体前方が凸となる凸面鏡により構成されている。
【0035】
即ち、車載カメラ22,23及び反射鏡24,25はそれぞれ、互いに一対一で対応するように設けられている。具体的には、車載カメラ22が反射鏡24に、車載カメラ23が反射鏡25にそれぞれ対応している。また、車載カメラ22,23及び反射鏡24,25は、車外前方の略同一領域を異なる視点で撮影することができるように構成されている。
【0036】
本実施形態の車載カメラ搭載構造によれば、車外前方の像は、ルーフヘッダライニング7に配置された反射鏡24,25によって車載カメラ22,23のレンズへ向けて反射され、その後、インストルメントパネル21に配置された車載カメラ22,23によって撮影される。かかる構造においては、車載カメラ22,23が直接に車外前方の像を撮影する必要はなく、即ち、レンズを車外前方へ向ける必要がないので、車載カメラ22,23がフロントガラス2の上端部にまで突出することはない。
【0037】
このため、本実施形態においては、車載カメラ22,23がフロントガラス2にまで突出している際にはその突出部分を覆うために必要となる専用カバーの設置やオーバヘッドコンソール5の延出は不要であり、従って、上記した第1の実施形態と同様に、車室内の車体ルーフ1前部の意匠性が損なわれることがなく、車両の商品性が低下するのを防止することができる。また、本実施形態においては、車載カメラ22,23がフロントガラス2にまで突出している際には車載カメラ22,23を突出した位置に配設するうえで必要となるブラケット部材は不要であり、従って、上記した第1の実施形態と同様に、部品点数を削減することができる。
【0038】
また、車外前方の像を車載カメラ22,23のレンズに向けて反射する反射鏡24,25は、上記の如く、ルーフヘッダライニング7に配置されており、車室内の比較的高い位置に設けられている。このため、車外前方の良好なカメラ視界は確保される。
【0039】
従って、本実施形態の車載カメラ搭載構造によれば、車載カメラ22,23をフロントガラス2にまで突出させることなく、即ち、車体ルーフ1の車室内前部の意匠性を損なうことなく、良好な車載カメラ22,23の視界を確保することができる。
【0040】
ところで、車載カメラと反射鏡が遠く離れるほど、反射鏡から車載カメラに入射する車外前方領域が狭くなって、十分なカメラ視界を得ることができなくなる。この点、本実施形態においては、車載カメラ22,23と反射鏡24,25が比較的遠く離れているが、反射鏡24,25が、車体前方が凸となる凸面鏡により構成されている。この場合、反射鏡24,25から車載カメラ22,23のレンズへ向けて像として反射される車外前方の領域は拡大される。従って、本実施形態の車載カメラ搭載構造においては、カメラ視界を十分に確保することができる。尚、反射鏡を凸面鏡とする構成は、第1の実施形態においても適用することが可能である。
【0041】
また、車載カメラ22,23及び反射鏡24,25は、それぞれ互いに一対一で対応するように2対設けられ車外前方の略同一領域を異なる視点で撮影することができるように構成されている。この場合、車外前方の像はステレオ撮影され得る。即ち、本実施形態においては、車外前方領域のステレオ視を実現することができる。ステレオ画像は、画像処理ECU8において各車載カメラ22,23による画像を処理することにより得られる。ステレオ画像によれば、車外前方の像を立体的な情報として得ることができる。尚、車載カメラ及び反射鏡をそれぞれ、ステレオ視を実現すべく、互いに一対一で対応するように複数設ける構成は、第1の実施形態においても適用することが可能である。
【0042】
尚、上記の第2の実施形態においては、ルーフヘッダライニング7が特許請求の範囲に記載した「ルーフ内装部材」に相当している。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、請求項1乃至3記載の発明によれば、車載カメラをフロントガラスにまで突出させることなく、良好な車載カメラの視界を確保することができる。
【0044】
請求項4記載の発明によれば、反射鏡から車載カメラのレンズへ向けて像として反射される車外前方の領域を拡大することができ、カメラ視界を十分に確保することができる。
【0045】
また、請求項5記載の発明によれば、車外前方領域のステレオ撮影を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る車載カメラ搭載構造の斜視図である。
【図2】(a)第1の実施形態に係る車載カメラ搭載構造の下方から見た際の平面図である。
(b)(a)に示す車載カメラ搭載構造のA−A断面図である。
【図3】(a)第2の実施形態に係る車載カメラ搭載構造の下方から見た際の平面図である。
(b)(a)に示す車載カメラ搭載構造のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 車体ルーフ
3 ルーフヘッダリインフォースメント
4,22,23 車載カメラ
5 オーバヘッドコンソール
6,24,25 反射鏡
7 ルーフヘッダライニング
21 インストルメントパネル
【発明の属する技術分野】
本発明は、車内から車外前方の像を撮影する車載カメラ搭載構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車内から車外前方の像を撮影する車載カメラをオーバヘッドコンソール内に設けた車載カメラ搭載構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。この車載カメラ搭載構造において、車載カメラは、オーバヘッドコンソール内前部にレンズが車体前方を向くように配置されている。従って、かかる構造によれば、車内から車外前方の道路状況等を直接に車載カメラで撮影することが可能となる。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−208377号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の構造では、車載カメラのレンズが直接に車外前方を向くようにするための搭載上の制約から、車載カメラがフロントガラスの上端部にまで突出しているため、オーバヘッドコンソールをフロントガラスの上端部に延出することが必要である。このため、車体室内のルーフ前部の意匠性が損なわれ、車両の商品性が著しく低下するという問題点がある。
【0005】
本発明は、このような状況を鑑みてなされたもので、車載カメラをレンズが直接には車外前方を向かないように配置することにより、車載カメラをフロントガラスにまで突出させることなく、良好なカメラ視界を確保することが可能な車載カメラ搭載構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明に係る車載カメラ搭載構造は、次のような手段を採用する。
【0007】
即ち、請求項1記載の発明は、車載カメラと、該車載カメラのレンズ前方に配置した反射鏡と、を備え、前記車載カメラが前記反射鏡により反射された車外前方の像を撮影する車載カメラ搭載構造であって、前記車載カメラを車体ルーフに配置すると共に、前記反射鏡を前記車載カメラの下方に配置したことを特徴とする。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、車載カメラの下方に配置された反射鏡によって車外前方の像が車載カメラのレンズへ向けて反射され、反射鏡により反射された車外前方の像が車体ルーフに配置された車載カメラによって撮影される。かかる構造においては、車載カメラで直接に車外前方の像を撮影する必要がなく、車載カメラをフロントガラスにまで突出させることは不要である。また、車体ルーフに配置された車載カメラとその下方に配置された反射鏡とを用いて車外前方の撮影が行われるため、良好なカメラ視界が確保される。
【0009】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記車載カメラは、ルーフ補強部材に取り付けられていると共に、前記反射鏡は、前記ルーフ補強部材とオーバヘッドコンソールとの間の空間に配置されていることを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、ルーフ補強部材とオーバヘッドコンソールとの間の空間に配置された反射鏡によって車外前方の像が車載カメラのレンズへ向けて反射され、反射鏡により反射された車外前方の像がルーフ補強部材に取り付けられた車載カメラによって撮影される。
【0011】
また、請求項3記載の発明は、車載カメラと、該車載カメラのレンズ前方に配置した反射鏡と、を備え、前記車載カメラが前記反射鏡により反射された車外前方の像を撮影する車載カメラ搭載構造であって、前記車載カメラをインストルメントパネルに配置すると共に、前記反射鏡を前記車体ルーフの前部を内装するルーフ内装部材に配置したことを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明によれば、ルーフ前部を内装するルーフ内装部材に配置した反射鏡によって車外前方の像が車載カメラのレンズへ向けて反射され、反射鏡により反射された車外前方の像がインストルメントパネルに配置された車載カメラによって撮影される。かかる構造においては、車載カメラで直接に車外前方の像を撮影する必要がなく、車載カメラをフロントガラスにまで突出させることは不要である。また、インストルメントパネルに配置された車載カメラとルーフ内装部材に配置された反射鏡とを用いて車外前方の撮影が行われるため、良好なカメラ視界が確保される。
【0013】
また、請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項記載の発明において、前記反射鏡は、凸面鏡であることを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明によれば、反射鏡は凸面鏡であるため、反射鏡から車載カメラのレンズへ向けて像として反射される車外前方の領域を拡大することができ、カメラ視界を十分に確保することができる。
【0015】
また、請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一項記載の発明において、前記車載カメラ及び前記反射鏡はそれぞれ、ステレオ視を実現すべく、互いに一対一で対応するように複数設けられていることを特徴とする。
【0016】
請求項5記載の発明によれば、車外前方領域のステレオ撮影を実現することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両に設けられた車載カメラ搭載構造の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1及び図2は、本発明に係る車載カメラ搭載構造の第1の実施形態を説明するものである。図1は、第1の実施形態に係る車載カメラ搭載構造の斜視図である。図2(a)は、第1の実施形態に係る車載カメラ搭載構造の下方から見た際の平面図である。図2(b)は、図2(a)に示す車載カメラ搭載構造のA−A断面図である。
【0019】
本実施形態において車両は、車体ルーフ1と、車体ルーフ1に設けられたフランジ1aに取り付け固定されたフロントガラス2と、を備えている。車体ルーフ1の内面には、車体ルーフ1の端部を補強するためのルーフヘッダリインフォースメント3が接合されている。ルーフヘッダリインフォースメント3は、車幅方向に延在している。ルーフヘッダリインフォースメント3は、車体ルーフ1との間に閉塞空間3aが形成されるように、側断面形状が車体上側を開口する略コ字状となるように形成されている。
【0020】
車体ルーフ1とルーフヘッダリインフォースメント3との間の閉塞空間3aには、車載カメラ4が配置されている。車載カメラ4は、レンズが車体下方を向くように、ルーフヘッダリインフォースメント3の下面部に取り付け固定されている。ルーフヘッダリインフォースメント3の下面部には、車載カメラ4が外部を撮影することができるように開口部が設けられている。尚、車載カメラ4としては、例えば、CCDカメラが用いられる。
【0021】
車体ルーフ1の下方には、オーバヘッドコンソール5が設けられている。オーバヘッドコンソール5には、室内灯及び室内灯をON/OFFするスイッチやECT車載器等が設けられている。オーバヘッドコンソール5は、車体下方へ向けて突出した筐体構造を有し、車体ルーフ1の前部中央近傍に配置されている。
【0022】
ルーフヘッダリインフォースメント3の下面とオーバヘッドコンソール5の前端面との間には、空間5aが形成される。空間5aには、反射鏡6が配置されている。反射鏡6は、ルーフヘッダリインフォースメント3の下面に取り付け固定されている。反射鏡6は、車外前方の像を車載カメラ4のレンズへ向けて反射するように、反射面が斜め上方を向くように傾斜して設置されている。尚、反射鏡6は、車載カメラ4に一体的に固定されていてもよく、また、オーバヘッドコンソール5の端面に取り付けられてもよい。
【0023】
車体ルーフ1の前部には、上記した空間5aが閉塞されるようにルーフヘッダライニング7が設けられている。ルーフヘッダライニング7は、車幅方向に延在しており、車体ルーフ1の前部を内装するための部材である。ルーフヘッダライニング7には、空間5aに配置された反射鏡6が車外前方の像を反射することができるように開口部7aが設けられている。
【0024】
また、車載カメラ4には、信号線9を介して画像処理ECU8が接続されている。画像処理ECU8は、例えば、車体ルーフ1と車体ルーフ1を内装する部材との間に配置される。画像処理ECU8は、車載カメラ4で撮影された画像を画像処理する装置である。画像処理ECU8の画像処理によって得られる情報としては、例えば、先行車両との車間距離、車線との位置関係及び障害物の有無等が挙げられる。
【0025】
本実施形態の車載カメラ搭載構造において、車外前方の像は、ルーフヘッダリインフォースメント3の下面とオーバヘッドコンソール5の前端面との間の空間5aに配置された反射鏡6によって車載カメラ4のレンズへ向けて反射され、その後、ルーフヘッダリインフォースメント3にレンズが下方を向くように取り付け固定された車載カメラ4によって撮影される。かかる構造においては、車載カメラ4が直接に車外前方の像を撮影する必要はなく、即ち、レンズを車外前方へ向ける必要がないので、車載カメラ4がフロントガラス2の上端部にまで突出することはない。
【0026】
このため、車載カメラ4がフロントガラス2にまで突出している際にはその突出部分を覆うために必要となる専用カバーの設置やオーバヘッドコンソール5の延出は不要である。従って、本実施形態においては、車室内の車体ルーフ1前部の意匠性が損なわれることがなく、車両の商品性が低下するのを防止することができる。
【0027】
また、車載カメラ4がフロントガラス2にまで突出している際には車載カメラ4を突出した位置に配設するうえで必要となるブラケット部材は不要である。本実施形態において、車載カメラ4は、車体ルーフ1に接合される既存のルーフヘッダリインフォースメント3に固定されている。従って、本実施形態の車載カメラ搭載構造においては、車載カメラ4がフロントガラス2にまで突出している構造と比較して、部品点数を削減することができる。
【0028】
また、車外前方の像を車載カメラ4のレンズに向けて反射する反射鏡6は、上記の如く、ルーフヘッダリインフォースメント3の下面とオーバヘッドコンソール5の前端面との間の空間5aに配置されており、車室内の比較的高い位置に設けられている。このため、本実施形態においては、車外前方の良好なカメラ視界は確保される。
【0029】
従って、本実施形態の車載カメラ搭載構造によれば、車載カメラ4をフロントガラス2にまで突出させることなく、即ち、車体ルーフ1の車室内前部の意匠性を損なうことなく、良好な車載カメラ4の視界を確保することが可能となっている。
【0030】
尚、上記の第1の実施形態においては、ルーフヘッダリインフォースメント3が特許請求の範囲に記載した「ルーフ補強部材」に相当している。
【0031】
次に、本発明に係る車載カメラ搭載構造の第2の実施形態について説明する。図3(a)は、第2の実施形態に係る車載カメラ搭載構造の下方から見た際の平面図である。図3(b)は、図3(a)に示す車載カメラ搭載構造のB−B断面図である。尚、第1の実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
【0032】
本実施形態の車載カメラ搭載構造は、2個の車載カメラ22,23と、2個の反射鏡24,25と、を有している。
【0033】
車載カメラ22,23は、車室内の前方に設けられているインストルメントパネル21の上部に互いに所定距離Xだけ離間して配置されている。車載カメラ22は反射鏡24へレンズが向くように設置され、車載カメラ23は反射鏡25へレンズが向くように設置されている。また、車載カメラ22,23に接続する画像処理ECU8は、インストルメントパネル21内に配置されている。
【0034】
反射鏡24,25は、ルーフヘッダライニング7に設けられた開口部に互いに所定距離Yだけ離間して配置されている。尚、反射鏡24,25は、ルーフヘッダライニング7の表面に配置することとしてもよい。反射鏡24は、車外前方の像を車載カメラ22のレンズへ向けて反射するように、また、反射鏡25は、車外前方の像を車載カメラ23のレンズへ向けて反射するように、反射面が斜め下方を向くように傾斜してそれぞれ設置されている。反射鏡24,25は、車体前方が凸となる凸面鏡により構成されている。
【0035】
即ち、車載カメラ22,23及び反射鏡24,25はそれぞれ、互いに一対一で対応するように設けられている。具体的には、車載カメラ22が反射鏡24に、車載カメラ23が反射鏡25にそれぞれ対応している。また、車載カメラ22,23及び反射鏡24,25は、車外前方の略同一領域を異なる視点で撮影することができるように構成されている。
【0036】
本実施形態の車載カメラ搭載構造によれば、車外前方の像は、ルーフヘッダライニング7に配置された反射鏡24,25によって車載カメラ22,23のレンズへ向けて反射され、その後、インストルメントパネル21に配置された車載カメラ22,23によって撮影される。かかる構造においては、車載カメラ22,23が直接に車外前方の像を撮影する必要はなく、即ち、レンズを車外前方へ向ける必要がないので、車載カメラ22,23がフロントガラス2の上端部にまで突出することはない。
【0037】
このため、本実施形態においては、車載カメラ22,23がフロントガラス2にまで突出している際にはその突出部分を覆うために必要となる専用カバーの設置やオーバヘッドコンソール5の延出は不要であり、従って、上記した第1の実施形態と同様に、車室内の車体ルーフ1前部の意匠性が損なわれることがなく、車両の商品性が低下するのを防止することができる。また、本実施形態においては、車載カメラ22,23がフロントガラス2にまで突出している際には車載カメラ22,23を突出した位置に配設するうえで必要となるブラケット部材は不要であり、従って、上記した第1の実施形態と同様に、部品点数を削減することができる。
【0038】
また、車外前方の像を車載カメラ22,23のレンズに向けて反射する反射鏡24,25は、上記の如く、ルーフヘッダライニング7に配置されており、車室内の比較的高い位置に設けられている。このため、車外前方の良好なカメラ視界は確保される。
【0039】
従って、本実施形態の車載カメラ搭載構造によれば、車載カメラ22,23をフロントガラス2にまで突出させることなく、即ち、車体ルーフ1の車室内前部の意匠性を損なうことなく、良好な車載カメラ22,23の視界を確保することができる。
【0040】
ところで、車載カメラと反射鏡が遠く離れるほど、反射鏡から車載カメラに入射する車外前方領域が狭くなって、十分なカメラ視界を得ることができなくなる。この点、本実施形態においては、車載カメラ22,23と反射鏡24,25が比較的遠く離れているが、反射鏡24,25が、車体前方が凸となる凸面鏡により構成されている。この場合、反射鏡24,25から車載カメラ22,23のレンズへ向けて像として反射される車外前方の領域は拡大される。従って、本実施形態の車載カメラ搭載構造においては、カメラ視界を十分に確保することができる。尚、反射鏡を凸面鏡とする構成は、第1の実施形態においても適用することが可能である。
【0041】
また、車載カメラ22,23及び反射鏡24,25は、それぞれ互いに一対一で対応するように2対設けられ車外前方の略同一領域を異なる視点で撮影することができるように構成されている。この場合、車外前方の像はステレオ撮影され得る。即ち、本実施形態においては、車外前方領域のステレオ視を実現することができる。ステレオ画像は、画像処理ECU8において各車載カメラ22,23による画像を処理することにより得られる。ステレオ画像によれば、車外前方の像を立体的な情報として得ることができる。尚、車載カメラ及び反射鏡をそれぞれ、ステレオ視を実現すべく、互いに一対一で対応するように複数設ける構成は、第1の実施形態においても適用することが可能である。
【0042】
尚、上記の第2の実施形態においては、ルーフヘッダライニング7が特許請求の範囲に記載した「ルーフ内装部材」に相当している。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、請求項1乃至3記載の発明によれば、車載カメラをフロントガラスにまで突出させることなく、良好な車載カメラの視界を確保することができる。
【0044】
請求項4記載の発明によれば、反射鏡から車載カメラのレンズへ向けて像として反射される車外前方の領域を拡大することができ、カメラ視界を十分に確保することができる。
【0045】
また、請求項5記載の発明によれば、車外前方領域のステレオ撮影を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る車載カメラ搭載構造の斜視図である。
【図2】(a)第1の実施形態に係る車載カメラ搭載構造の下方から見た際の平面図である。
(b)(a)に示す車載カメラ搭載構造のA−A断面図である。
【図3】(a)第2の実施形態に係る車載カメラ搭載構造の下方から見た際の平面図である。
(b)(a)に示す車載カメラ搭載構造のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 車体ルーフ
3 ルーフヘッダリインフォースメント
4,22,23 車載カメラ
5 オーバヘッドコンソール
6,24,25 反射鏡
7 ルーフヘッダライニング
21 インストルメントパネル
Claims (5)
- 車載カメラと、該車載カメラのレンズ前方に配置した反射鏡と、を備え、前記車載カメラが前記反射鏡により反射された車外前方の像を撮影する車載カメラ搭載構造であって、
前記車載カメラを車体ルーフに配置すると共に、前記反射鏡を前記車載カメラの下方に配置したことを特徴とする車載カメラ搭載構造。 - 前記車載カメラは、ルーフ補強部材に取り付けられていると共に、前記反射鏡は、前記ルーフ補強部材とオーバヘッドコンソールとの間の空間に配置されていることを特徴とする請求項1記載の車載カメラ搭載構造。
- 車載カメラと、該車載カメラのレンズ前方に配置した反射鏡と、を備え、前記車載カメラが前記反射鏡により反射された車外前方の像を撮影する車載カメラ搭載構造であって、
前記車載カメラをインストルメントパネルに配置すると共に、前記反射鏡を車体ルーフの前部を内装するルーフ内装部材に配置したことを特徴とする車載カメラ搭載構造。 - 前記反射鏡は、凸面鏡であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載の車載カメラ搭載構造。
- 前記車載カメラ及び前記反射鏡はそれぞれ、ステレオ視を実現すべく、互いに一対一で対応するように複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項記載の車載カメラ搭載構造。
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