JP2929549B2 - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
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- JP2929549B2 JP2929549B2 JP5669290A JP5669290A JP2929549B2 JP 2929549 B2 JP2929549 B2 JP 2929549B2 JP 5669290 A JP5669290 A JP 5669290A JP 5669290 A JP5669290 A JP 5669290A JP 2929549 B2 JP2929549 B2 JP 2929549B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は複写機又はプリンター等として用いられる電
子写真装置において、静電潜像を形成する電子写真感光
体に関し、特に、耐久安定性に優れた電子写真感光体に
関する。
子写真装置において、静電潜像を形成する電子写真感光
体に関し、特に、耐久安定性に優れた電子写真感光体に
関する。
[従来の技術] 従来から、複写機又はプリンター等として用いられる
電子写真装置に搭載される電子写真感光体としては無機
系のCdS,ZnO,TiO,Se,Se−Te及びa−Si等が知られてい
る。近年、複写機又はプリンター市場の拡大に伴ない、
安価で量産性に優れた有機系の感光体が注目され始めて
おり、その感度等の初期特性は無機系のものを上回るま
でに進歩して来た。また、有機系の材料の特徴として、
種々の化学改質等によって広い範囲に亙る機能を付加で
きる点が挙げられ、その特性の向上及び最適化を容易に
行ない得るという利点を有する。
電子写真装置に搭載される電子写真感光体としては無機
系のCdS,ZnO,TiO,Se,Se−Te及びa−Si等が知られてい
る。近年、複写機又はプリンター市場の拡大に伴ない、
安価で量産性に優れた有機系の感光体が注目され始めて
おり、その感度等の初期特性は無機系のものを上回るま
でに進歩して来た。また、有機系の材料の特徴として、
種々の化学改質等によって広い範囲に亙る機能を付加で
きる点が挙げられ、その特性の向上及び最適化を容易に
行ない得るという利点を有する。
有機系感光体の一般的形態は導電性基体上に、有機材
料である電荷輸送材及び電荷発生材を樹脂等により結着
させて成膜したものである。その特性上、電荷輸送層と
電荷発生層とを分離積層した機能分離型の感光層が特に
優れており、その実用例が多い。また、有機系感光体に
おいて、導電性基板と感光層と間の密着性、電荷の注入
性制御等の向上の為に、導電性基体と感光層との間に中
間層を設ける場合が多い。
料である電荷輸送材及び電荷発生材を樹脂等により結着
させて成膜したものである。その特性上、電荷輸送層と
電荷発生層とを分離積層した機能分離型の感光層が特に
優れており、その実用例が多い。また、有機系感光体に
おいて、導電性基板と感光層と間の密着性、電荷の注入
性制御等の向上の為に、導電性基体と感光層との間に中
間層を設ける場合が多い。
以上の様な特徴及び利点を有する有機系感光体である
が、無機系感光体に比べて劣る点として、耐久性の低い
点が挙げられる。有機系感光体は無機材料に比べて柔軟
であることから、物理的な摩耗や損傷に弱い。また、化
学的安定性も無機材料に比べてまだ低く、特に耐久使用
時に帯電プロセスによって生成するオゾン等の活性なコ
ロナ生成物の影響を大きく受ける。有機感光体を形成す
る有機光導電材料や樹脂は前記活性なコロナ生成物の作
用により、酸化、付加、分解又は劣化等の化学的変化を
生じ易い。このような変化を受けた有機感光体において
は、感度の低下、残留電位の蓄積、キャリア移動度の低
下及び帯電能の低下等が起こる。また、コロナ生成物又
は有機感光体とコロナ生成物との反応物又はそれらとの
複合体等が電荷授与体又は電荷供与体として作用する場
合に、キャリアの生成や注入による感度増加、帯電能低
下又は暗減衰の増加等が起こる。
が、無機系感光体に比べて劣る点として、耐久性の低い
点が挙げられる。有機系感光体は無機材料に比べて柔軟
であることから、物理的な摩耗や損傷に弱い。また、化
学的安定性も無機材料に比べてまだ低く、特に耐久使用
時に帯電プロセスによって生成するオゾン等の活性なコ
ロナ生成物の影響を大きく受ける。有機感光体を形成す
る有機光導電材料や樹脂は前記活性なコロナ生成物の作
用により、酸化、付加、分解又は劣化等の化学的変化を
生じ易い。このような変化を受けた有機感光体において
は、感度の低下、残留電位の蓄積、キャリア移動度の低
下及び帯電能の低下等が起こる。また、コロナ生成物又
は有機感光体とコロナ生成物との反応物又はそれらとの
複合体等が電荷授与体又は電荷供与体として作用する場
合に、キャリアの生成や注入による感度増加、帯電能低
下又は暗減衰の増加等が起こる。
以上述べたコロナ生成物による有機感光体の劣化はコ
ロナ生成物を発生している装置の動作時には、感光体全
面への影響として現れてくる。また、装置停止時におい
ても、コロナ帯電器にはNOx,HNO3等のコロナ生成物が残
留しており、帯電器近傍の感光体の部分的劣化として現
れてくる。いずれの場合にも、複写又はプリント画像に
変動を生じるが、感光体全面の劣化時には、画像全面の
濃度変化や画像ボケを生ずる。一方、部分的劣化時に
は、部分的濃度ムラ等を生じてしまう。このような化学
的劣化を生じた有機感光体は交換しなければならないこ
とから、複写機又はプリンターのランニングコストの増
加並びにサービス性及びメンテナンス性の低下に反映さ
れてしまう。
ロナ生成物を発生している装置の動作時には、感光体全
面への影響として現れてくる。また、装置停止時におい
ても、コロナ帯電器にはNOx,HNO3等のコロナ生成物が残
留しており、帯電器近傍の感光体の部分的劣化として現
れてくる。いずれの場合にも、複写又はプリント画像に
変動を生じるが、感光体全面の劣化時には、画像全面の
濃度変化や画像ボケを生ずる。一方、部分的劣化時に
は、部分的濃度ムラ等を生じてしまう。このような化学
的劣化を生じた有機感光体は交換しなければならないこ
とから、複写機又はプリンターのランニングコストの増
加並びにサービス性及びメンテナンス性の低下に反映さ
れてしまう。
この事実は有機感光体本来の利点である低コストや扱
い易さといった点と相反する問題である。そのために従
来から数々の解決法が提案されている。例えば特開昭57
−122444号公報、特開昭58−120260号公報に示された劣
化防止剤を感光層に添加する方法等がある。しかし、い
ずれの方法においても完全な対策とはなっておらず、特
に高画質を要求されるグラフィック画像や写真画像を複
写もしくはプリントする装置においては、実用性の十分
に高い有機感光体が未だ得られていなかった。
い易さといった点と相反する問題である。そのために従
来から数々の解決法が提案されている。例えば特開昭57
−122444号公報、特開昭58−120260号公報に示された劣
化防止剤を感光層に添加する方法等がある。しかし、い
ずれの方法においても完全な対策とはなっておらず、特
に高画質を要求されるグラフィック画像や写真画像を複
写もしくはプリントする装置においては、実用性の十分
に高い有機感光体が未だ得られていなかった。
[発明が解決すべき課題] 本発明はコロナ生成物に起因する有機感光体の劣化を
防止することを目的とし、特にコロナ生成物によるキャ
リア注入の増加に起因する帯電能低下や画像ムラを防止
することを目的とする。
防止することを目的とし、特にコロナ生成物によるキャ
リア注入の増加に起因する帯電能低下や画像ムラを防止
することを目的とする。
本発明者等の研究から得られた知見によると、以下の
事実が判明した。すなわち前記コロナ生成物による有機
感光体の劣化の中で、コロナ生成物自体又は感光層を構
成する有機材料とコロナ生成物との間で生成した反応物
又は複合体が電子授与体または電子供与体として作用す
ることがあるという事実である。有機感光体中に、前記
電子授与体または電子供与体が生成・混入すると、それ
らはキャリアの発生能や注入性を発揮する。その結果と
して感光体の感度変化や暗減衰の増加、帯電能の低下等
を引き起こす。
事実が判明した。すなわち前記コロナ生成物による有機
感光体の劣化の中で、コロナ生成物自体又は感光層を構
成する有機材料とコロナ生成物との間で生成した反応物
又は複合体が電子授与体または電子供与体として作用す
ることがあるという事実である。有機感光体中に、前記
電子授与体または電子供与体が生成・混入すると、それ
らはキャリアの発生能や注入性を発揮する。その結果と
して感光体の感度変化や暗減衰の増加、帯電能の低下等
を引き起こす。
また、以上述べたキャリアの発生又は注入は特に感光
層と導電性基体との界面において著しい弊害を伴ってい
ることが示唆された。
層と導電性基体との界面において著しい弊害を伴ってい
ることが示唆された。
[課題を解決するための手段] そこで本発明の目的を効果的に達成する為に、感光層
と導電性基体との界面において、侵入して来たコロナ生
成物を不活性化する方策を試みた処、これが有効な解決
法となり得ることが判った。
と導電性基体との界面において、侵入して来たコロナ生
成物を不活性化する方策を試みた処、これが有効な解決
法となり得ることが判った。
具体的には、感光層と導電性基体との間にアニリン系
誘導体(A)と芳香族スルホン酸類(B)とを含む層を
設けることである。アニリン系誘導体の具体例は後記の
通りである。
誘導体(A)と芳香族スルホン酸類(B)とを含む層を
設けることである。アニリン系誘導体の具体例は後記の
通りである。
本発明におけるアニリン系誘導体(A)とは、芳香族
アミン類であって、その窒素原子に結合している水素原
子が2個共に炭素原子と結合した構造の化合物群に対す
る総称であって、2個の炭素原子が互に環を形成してい
るものをも包含する。以下に具体的に説明する。
アミン類であって、その窒素原子に結合している水素原
子が2個共に炭素原子と結合した構造の化合物群に対す
る総称であって、2個の炭素原子が互に環を形成してい
るものをも包含する。以下に具体的に説明する。
A−1 N,N−ジ置換アニリン類 A−2 N,N−ジ置換アミノジフェニル類 A−3 N,N−ジ置換アミノナフタレン類 A−4 N,N−ジ置換アミノアントラセン類 A−5 N,N−ジ置換アミノフェナントレン類 A−6 N,N−ジ置換アミノピレン類 A−7 N,N−ジ置換アミノアントラキノン類 A−8 ピペラジルベンゼン及びその芳香核置換体 A−9 N,N−ジ置換ジベンゾ−α−ピロン類 A−10 N,N−ジ置換フルオリノン類 (以上の一般式において、符号は次の意味を表わす: R1及びR2はアルキル基、アリール基、シクロアルキル
基、アラルキル基;アルコキシ基、アリーロキシ基、シ
クロアルコキシ基;複素環;又はR1とR2とが互に環を形
成していてもよい。X及びYは水素原子、ハロゲン、ア
ルキル基、アリール基、シクロアルキルキル基;複素
環;アルコキシ基、アリーロキシ基、シクロアルコキシ
基;−NR1R2;−COOR1であり、互に同一でも別異でもよ
い)。
基、アラルキル基;アルコキシ基、アリーロキシ基、シ
クロアルコキシ基;複素環;又はR1とR2とが互に環を形
成していてもよい。X及びYは水素原子、ハロゲン、ア
ルキル基、アリール基、シクロアルキルキル基;複素
環;アルコキシ基、アリーロキシ基、シクロアルコキシ
基;−NR1R2;−COOR1であり、互に同一でも別異でもよ
い)。
上記各群の化合物として好ましいものは次の通りであ
る。
る。
A−1 N,N−ジメチルアミノ−p−トルエン、N,N−ジエチルア
ミノ−p−トルエン、N−メチル−N−(p−アニシ
ル)−p−トルエン、N−エチル−N−(p−アニシ
ル)−p−トルエン、N,N−ジ−p−アニスアニリン、
N,N−ジ−p−アニスアニリン、N,N−ジ−p−フェネチ
ルアニリン、p−ビス(N,N−ジメチルアミノ)ベンゼ
ン、p−ビス(N,N−ジエチルアミノ)ベンゼン; A−2 4−(N,N−ジメチルアミノ)−ビフェニル、 4−(N,N−ジエチルアミノ)−ビフェニル、 4−(N,N−ジベンジルアミノ)−ジフェニル; A−3 1−(N,N−ジメチルアミノ)−ナフタレン、 1−(N,N−ジエチルアミノ)−ナフタレン、 2−(N,N−ジメチルアミノ)−5−ナフトエ酸メチ
ル、2−(N,N−ジエチルアミノ)−5−ナフトエ酸メ
チル; A−4 1−(N,N−ジメチルアミノ)−アントラセン、1−
(N,N−ジエチルアミノ)−アントラセン; A−5 1−(N,N−ジメチルアミノ)−フェナントレン、1−
(N,N−ジエチルアミノ)−フェナントレン; A−6 2−(N,N−ジメチルアミノ)−ピレン、2−(N,N−ジ
エチルアミノ)−ピレン; A−7 1−(N,N−ジメチルアミノ)−アントラキノン、1−
(N,N−ジエチルアミノ)−アントラキノン; A−8 ピペラジルベンゼン; A−9 6−(N,N−ジメチルアミノ)−ジベンゾ−α−ピロ
ン、6−(N,N−ジエチルアミノ)−ジベンゾ−α−ピ
ロン; A−10: 2−(N,N−ジメチルアミノ)−フルオレノン、2−
(ジエチルアミノ)−フルオレノン。
ミノ−p−トルエン、N−メチル−N−(p−アニシ
ル)−p−トルエン、N−エチル−N−(p−アニシ
ル)−p−トルエン、N,N−ジ−p−アニスアニリン、
N,N−ジ−p−アニスアニリン、N,N−ジ−p−フェネチ
ルアニリン、p−ビス(N,N−ジメチルアミノ)ベンゼ
ン、p−ビス(N,N−ジエチルアミノ)ベンゼン; A−2 4−(N,N−ジメチルアミノ)−ビフェニル、 4−(N,N−ジエチルアミノ)−ビフェニル、 4−(N,N−ジベンジルアミノ)−ジフェニル; A−3 1−(N,N−ジメチルアミノ)−ナフタレン、 1−(N,N−ジエチルアミノ)−ナフタレン、 2−(N,N−ジメチルアミノ)−5−ナフトエ酸メチ
ル、2−(N,N−ジエチルアミノ)−5−ナフトエ酸メ
チル; A−4 1−(N,N−ジメチルアミノ)−アントラセン、1−
(N,N−ジエチルアミノ)−アントラセン; A−5 1−(N,N−ジメチルアミノ)−フェナントレン、1−
(N,N−ジエチルアミノ)−フェナントレン; A−6 2−(N,N−ジメチルアミノ)−ピレン、2−(N,N−ジ
エチルアミノ)−ピレン; A−7 1−(N,N−ジメチルアミノ)−アントラキノン、1−
(N,N−ジエチルアミノ)−アントラキノン; A−8 ピペラジルベンゼン; A−9 6−(N,N−ジメチルアミノ)−ジベンゾ−α−ピロ
ン、6−(N,N−ジエチルアミノ)−ジベンゾ−α−ピ
ロン; A−10: 2−(N,N−ジメチルアミノ)−フルオレノン、2−
(ジエチルアミノ)−フルオレノン。
これらの中でも好ましいものは上記のA−1及びA−
2に例示された化合物である。
2に例示された化合物である。
芳香族スルホン酸類(B)の具体例は後記の様なもの
である。これら芳香族スルホン酸化合物の特徴は強い電
子受容性により、感光層及び前記アニリン誘導体上の電
荷を引き抜き、導電性基体へ移動させることにより、感
度の向上や耐久使用によるチャージアップ防止に有効な
点である。
である。これら芳香族スルホン酸化合物の特徴は強い電
子受容性により、感光層及び前記アニリン誘導体上の電
荷を引き抜き、導電性基体へ移動させることにより、感
度の向上や耐久使用によるチャージアップ防止に有効な
点である。
本発明において、アニリン系誘導体(A)及び芳香族
スルホン酸類(B)を導電性基板と感光層との間に導入
するには、前記アニリン系誘導体(A)及び芳香族スル
ホン酸類(B)を適当な有機溶剤に溶かしたものを塗布
方式によって成膜する手段を例示できる。単独で成膜困
難な化合物は適当な樹脂を結着剤とした中間層として塗
布方式によって成膜することもできる。
スルホン酸類(B)を導電性基板と感光層との間に導入
するには、前記アニリン系誘導体(A)及び芳香族スル
ホン酸類(B)を適当な有機溶剤に溶かしたものを塗布
方式によって成膜する手段を例示できる。単独で成膜困
難な化合物は適当な樹脂を結着剤とした中間層として塗
布方式によって成膜することもできる。
本発明における芳香族スルホン酸(A)とは芳香環に
スルホン酸基(SO3H)が結合した化合物群の総称であっ
て、芳香環は単環、縮合環又は多環の何れでもよく、キ
ノン構造でもよい。
スルホン酸基(SO3H)が結合した化合物群の総称であっ
て、芳香環は単環、縮合環又は多環の何れでもよく、キ
ノン構造でもよい。
以下に具体的に説明する。
B−1:ベンゼンスルホン酸類 B−2:ナフタレンスルホン酸類 B−3:フルオレンスルホン酸類 B−4:フェナントレンスルホン酸類 B−5:アントラキノンスルホン酸類 B−6:ベンゾアントロンスルホン酸類 (以上の化合物において、符号は次の意味を表わす; X及びYは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ア
リール基、アラルキル基、アルコキシ基、アリーロキシ
基、−COOR1であり、互に同一でも別異でもよい)。
リール基、アラルキル基、アルコキシ基、アリーロキシ
基、−COOR1であり、互に同一でも別異でもよい)。
上記各群の化合物として好ましいものは次の通りであ
る: B−1:p−トルエンスルホン酸 B−2:1−ナフタレンスルホン酸。
る: B−1:p−トルエンスルホン酸 B−2:1−ナフタレンスルホン酸。
アニリン系誘導体(A)及び芳香族スルホン酸類
(B)を導入する量は感光体単位面積当りで0.1〜500mg
/m2である。この数値は化合物(A)の窒素原子上の電
子密度にもよるが、より好ましくは、1〜300mg/m2であ
る。これよりも少ない場合には、コロナ生成物等の不活
性化能が不足し、他方、多い場合には、感度劣化や残留
電位上昇等の弊害を生ずる。
(B)を導入する量は感光体単位面積当りで0.1〜500mg
/m2である。この数値は化合物(A)の窒素原子上の電
子密度にもよるが、より好ましくは、1〜300mg/m2であ
る。これよりも少ない場合には、コロナ生成物等の不活
性化能が不足し、他方、多い場合には、感度劣化や残留
電位上昇等の弊害を生ずる。
また、アニリン系誘導体(A)と芳香族スルホン酸類
(B)との混合比率はコロナ生成物の不活性化能と感度
の低下との兼ね合いであるが、芳香族スルホン酸を意図
した場合に0.5/10〜200/10の間で好ましい結果を得た。
(B)との混合比率はコロナ生成物の不活性化能と感度
の低下との兼ね合いであるが、芳香族スルホン酸を意図
した場合に0.5/10〜200/10の間で好ましい結果を得た。
結着樹脂と共に中間層として成膜する際には、例えば
以下の様な結着樹脂が一般に用いられる:ポリエステル
樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート樹脂、ポ
リウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、アル
キッド樹脂、メラミン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビ
ニルブチラール樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、
スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−アクリル系
共重合体、セルロース、変性セルロース樹脂、ポリアミ
ノ酸、カゼイン、ゼラチン等が挙げられる。
以下の様な結着樹脂が一般に用いられる:ポリエステル
樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート樹脂、ポ
リウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、アル
キッド樹脂、メラミン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリビ
ニルブチラール樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、
スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−アクリル系
共重合体、セルロース、変性セルロース樹脂、ポリアミ
ノ酸、カゼイン、ゼラチン等が挙げられる。
これら中間層の厚さは通常0.01〜10μm、好ましくは
0.1〜3μmである。また、中間層は導電性顔料、酸化
防止剤又は界面活性剤等を含んでも良い。
0.1〜3μmである。また、中間層は導電性顔料、酸化
防止剤又は界面活性剤等を含んでも良い。
本発明の電子写真感光体の製造に用いられる電荷輸送
材料は有機感光体一般に用いられている多環芳香族化合
物又は含窒素化合物で十分であり、具体的には、後の頁
に示すようなフェナンスレン誘導体、アントラセン誘導
体、トリフェニルメタン誘導体、トリフェニルアミン誘
導体、カルバゾール誘導体、フルオレノン誘導体、ピラ
ゾリン誘導体、ヒドラゾン誘導体、トリアゾール誘導
体、オキサゾール誘導体、イミダゾール誘導体、オキサ
ジアゾール誘導体及びスチルベン誘導体等である。
材料は有機感光体一般に用いられている多環芳香族化合
物又は含窒素化合物で十分であり、具体的には、後の頁
に示すようなフェナンスレン誘導体、アントラセン誘導
体、トリフェニルメタン誘導体、トリフェニルアミン誘
導体、カルバゾール誘導体、フルオレノン誘導体、ピラ
ゾリン誘導体、ヒドラゾン誘導体、トリアゾール誘導
体、オキサゾール誘導体、イミダゾール誘導体、オキサ
ジアゾール誘導体及びスチルベン誘導体等である。
本発明に用いられる電荷発生材料は以下のようなもの
である: フタロシアニン顔料、多環キノン顔料、トリスアゾ顔
料、ビスアゾ顔料、ジスアゾ顔料、アゾ顔料、インジゴ
顔料、キナクリドン顔料、アスレニウム塩染料、スクワ
リリウム染料、シアニン染料、ピリリウム染料、チオピ
リリウム染料、キサンテン色素、キノンアミン色素、ト
リフェニルメタン色素、スチリル色素、セレン、セレン
・テルル、アモルファスシリコン(α−Si)、硫化カド
ミウム等が挙げられる。
である: フタロシアニン顔料、多環キノン顔料、トリスアゾ顔
料、ビスアゾ顔料、ジスアゾ顔料、アゾ顔料、インジゴ
顔料、キナクリドン顔料、アスレニウム塩染料、スクワ
リリウム染料、シアニン染料、ピリリウム染料、チオピ
リリウム染料、キサンテン色素、キノンアミン色素、ト
リフェニルメタン色素、スチリル色素、セレン、セレン
・テルル、アモルファスシリコン(α−Si)、硫化カド
ミウム等が挙げられる。
本発明における感光体は導電性基体と感光層の中間に
アニリン系誘導体(A)及び芳香族スルホン酸類(B)
の両者を含有する積層体とから成る。感光層は前記電荷
輸送材料及び電荷発生材料とそれらを成膜するための結
着樹脂を基本的構成要素として含有する。層構成には、
単層型と積層型とが存在するが、後者がより一般的であ
る。単層型の場合には、前記電荷輸送材料、電荷発生材
料及び結着樹脂を単一層中に適切な割合で混合する必要
に迫られる。積層型の場合には、電荷輸送材と電荷発生
材とをそれぞれ別個に結着樹脂で成膜してなる各層を積
層し、電荷輸送層と電荷発生層を形成させる。この際
に、導電性基体側にどちらの層が形成されても良いが、
電荷発生層を先に形成させるのが一般的である。さらに
電荷輸送層に電荷発生材、電荷発生層に電荷輸送材が含
有されても良い。
アニリン系誘導体(A)及び芳香族スルホン酸類(B)
の両者を含有する積層体とから成る。感光層は前記電荷
輸送材料及び電荷発生材料とそれらを成膜するための結
着樹脂を基本的構成要素として含有する。層構成には、
単層型と積層型とが存在するが、後者がより一般的であ
る。単層型の場合には、前記電荷輸送材料、電荷発生材
料及び結着樹脂を単一層中に適切な割合で混合する必要
に迫られる。積層型の場合には、電荷輸送材と電荷発生
材とをそれぞれ別個に結着樹脂で成膜してなる各層を積
層し、電荷輸送層と電荷発生層を形成させる。この際
に、導電性基体側にどちらの層が形成されても良いが、
電荷発生層を先に形成させるのが一般的である。さらに
電荷輸送層に電荷発生材、電荷発生層に電荷輸送材が含
有されても良い。
成膜のための結着樹脂としては、一般にポリエステル
樹脂、ポリアリレート樹脂、アクリル樹脂、アクリロニ
トリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂、スチ
レン−ブタジエン共重合体、スチレン−アクリル系共重
合体などが用いられる。
樹脂、ポリアリレート樹脂、アクリル樹脂、アクリロニ
トリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂、スチ
レン−ブタジエン共重合体、スチレン−アクリル系共重
合体などが用いられる。
積層型の場合に電荷発生材の結着樹脂に対する重量比
率は0.5/1〜10/1であり、好ましくは1/1〜5/1である。
また電荷発生層の膜厚は、0.01〜5μmであり、好まし
くは0.05〜3μmである。同様に電荷輸送層の電荷輸送
材と結着樹脂との重量比率は通常5/10〜50/10、好まし
くは7/10〜30/10である。また、電荷輸送層の厚さは通
常5〜50μm、好ましくは10〜30μmである。
率は0.5/1〜10/1であり、好ましくは1/1〜5/1である。
また電荷発生層の膜厚は、0.01〜5μmであり、好まし
くは0.05〜3μmである。同様に電荷輸送層の電荷輸送
材と結着樹脂との重量比率は通常5/10〜50/10、好まし
くは7/10〜30/10である。また、電荷輸送層の厚さは通
常5〜50μm、好ましくは10〜30μmである。
本発明の感光体を構成する導電性基体としては、アル
ミニウム、鉄、銅、亜鉛、ニッケル、クロム、チタン、
インジウム等の金属及びそれらの合金又はプラスチック
もしくは紙等に金属等で導電処理したものを用いること
ができる。導電処理としては、導電材料を基体上に蒸着
する方法、結着樹脂に含有または分散させて基体上に成
膜する方法等が一般的である。結着樹脂に含有又は分散
させる導電材料としては、上記金属または合金の粉末、
カーボン、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化アンチモン、酸化
ケイ素等の粉末や導電性プラスチック等が用いられる。
また導電性基体の形状としては、フィルム状、シート状
又はベルト状、円筒状、円柱状などがある。
ミニウム、鉄、銅、亜鉛、ニッケル、クロム、チタン、
インジウム等の金属及びそれらの合金又はプラスチック
もしくは紙等に金属等で導電処理したものを用いること
ができる。導電処理としては、導電材料を基体上に蒸着
する方法、結着樹脂に含有または分散させて基体上に成
膜する方法等が一般的である。結着樹脂に含有又は分散
させる導電材料としては、上記金属または合金の粉末、
カーボン、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化アンチモン、酸化
ケイ素等の粉末や導電性プラスチック等が用いられる。
また導電性基体の形状としては、フィルム状、シート状
又はベルト状、円筒状、円柱状などがある。
本発明における感光体の成膜法としては、一般の塗布
方法が用いることができる。すなわち、前記感光体材料
は結着樹脂などと共に適当な溶剤に分散又は溶解させて
液状にして用いられる。これらの液はスプレー塗布、浸
漬塗布、ブレード塗布、マイヤーバー塗布、ローラー塗
布、スピンナー塗布、カーテン塗布などの適宜の塗布方
法によって成膜され得る。
方法が用いることができる。すなわち、前記感光体材料
は結着樹脂などと共に適当な溶剤に分散又は溶解させて
液状にして用いられる。これらの液はスプレー塗布、浸
漬塗布、ブレード塗布、マイヤーバー塗布、ローラー塗
布、スピンナー塗布、カーテン塗布などの適宜の塗布方
法によって成膜され得る。
本発明の電子写真感光体は複写機、プリンター等に装
着できる外、ファクシミリシステムの出力機構にも使用
できる。以下に図面に基づいて本発明の応用例を説明す
る。
着できる外、ファクシミリシステムの出力機構にも使用
できる。以下に図面に基づいて本発明の応用例を説明す
る。
第1図に本発明のドラム型感光体を用いた一般的な転
写式電子写真装置の概略構成を示す。
写式電子写真装置の概略構成を示す。
第1図において、1は像担持体としてのドラム型感光
体であり、軸1aを中心に矢印方向に所定の周速度で回転
駆動される。該感光体1はその回転過程で、帯電手段2
によって、その周面に正又は負の所定電位の均一帯電を
受け、次いで露光部3において、不図示の像露光手段に
より、光像露光L(スリット露光、レーザービーム走査
露光等)を受ける。これにより、感光体周面に露光像に
対応した静電潜像が順次形成される。その静電潜像は次
いで現像手段4でトナー現像され、そのトナー現像像が
転写手段5により、不図示の給紙部から感光体6と転写
手段5との間に感光体1の回転と同期取りされて給送さ
れた転写材Pの面に順次転写される。像転写を受けた転
写材Pは感光体面から分離されて像定着手段8へ導入さ
れて像定着を受け、複写物(コピー)として機外へプリ
ントアウトされる。
体であり、軸1aを中心に矢印方向に所定の周速度で回転
駆動される。該感光体1はその回転過程で、帯電手段2
によって、その周面に正又は負の所定電位の均一帯電を
受け、次いで露光部3において、不図示の像露光手段に
より、光像露光L(スリット露光、レーザービーム走査
露光等)を受ける。これにより、感光体周面に露光像に
対応した静電潜像が順次形成される。その静電潜像は次
いで現像手段4でトナー現像され、そのトナー現像像が
転写手段5により、不図示の給紙部から感光体6と転写
手段5との間に感光体1の回転と同期取りされて給送さ
れた転写材Pの面に順次転写される。像転写を受けた転
写材Pは感光体面から分離されて像定着手段8へ導入さ
れて像定着を受け、複写物(コピー)として機外へプリ
ントアウトされる。
像転写後の感光体1の表面はクリーニング手段6によ
って転写残りトナーの除去を受けて清浄面化されて繰り
返して像形成に使用される。
って転写残りトナーの除去を受けて清浄面化されて繰り
返して像形成に使用される。
感光体1の均一帯電手段2としてはコロナ帯電装置が
一般に広く使用されている。また、転写装置5として
も、コロナ転写手段が広く一般に使用されている。電子
写真装置として、上述の感光体、現像手段及びクリーニ
ング手段等の構成要素のうち、複数のものを装置ユニッ
トとして一体に結合して構成し、このユニットを装置本
体に対して着脱自在に構成しても良い。例えば、感光体
1とクリーニング手段6とを一体化して単一の装置ユニ
ットとし、装置本体のレール等の案内手段を用いて着脱
自在の構成にしても良い。この際に、上記の装置ユニッ
トの方に帯電手段及び/又は現像手段を伴って構成して
も良い。
一般に広く使用されている。また、転写装置5として
も、コロナ転写手段が広く一般に使用されている。電子
写真装置として、上述の感光体、現像手段及びクリーニ
ング手段等の構成要素のうち、複数のものを装置ユニッ
トとして一体に結合して構成し、このユニットを装置本
体に対して着脱自在に構成しても良い。例えば、感光体
1とクリーニング手段6とを一体化して単一の装置ユニ
ットとし、装置本体のレール等の案内手段を用いて着脱
自在の構成にしても良い。この際に、上記の装置ユニッ
トの方に帯電手段及び/又は現像手段を伴って構成して
も良い。
また、光像露光Lは電子写真装置を複写機又はプリン
ターとして使用する場合には、原稿からの反射光、透過
光又は原稿を読み取り信号化し、この信号によってレー
ザービームの走査、発光ダイオードアレイの駆動又は液
晶シャッターアレイの駆動等によって行なわれる。
ターとして使用する場合には、原稿からの反射光、透過
光又は原稿を読み取り信号化し、この信号によってレー
ザービームの走査、発光ダイオードアレイの駆動又は液
晶シャッターアレイの駆動等によって行なわれる。
また、ファクシミリのプリンターとして使用する場合
には、光像露光Lは受信データをプリントする為の露光
になる。第2図はこの場合の1例をブロック図で示した
ものである。
には、光像露光Lは受信データをプリントする為の露光
になる。第2図はこの場合の1例をブロック図で示した
ものである。
第2図において、コントローラ11は画像読み取り部10
とプリンター19を制御する。コントローラ11の全体はCP
U17によって制御されている。画像読み取り部からの読
み取りデータは送信回路13を通して相手局に送信され
る。
とプリンター19を制御する。コントローラ11の全体はCP
U17によって制御されている。画像読み取り部からの読
み取りデータは送信回路13を通して相手局に送信され
る。
相手局から受けたデータは受信回路12を通してプリン
ター19に送られる。画像メモリ16には、所定の画像デー
タが記憶される。プリンタコントローラ18はプリンター
19を制御している。14は電話である。
ター19に送られる。画像メモリ16には、所定の画像デー
タが記憶される。プリンタコントローラ18はプリンター
19を制御している。14は電話である。
回線15から受信された画像(回線を介して接続された
リモート端末からの画像情報)は受信回路12で復調され
た後に、CPU17で画像情報の復号処理が行なわれて順次
画像メモリ16に格納される。そして、少なくとも1頁分
の画像が画像メモリ16に格納されると、その頁の画像記
録を行なう。CPU17は画像メモリ16から1頁分の画像情
報を読み出してプリンタコントローラ18に復号化された
1頁分の画像情報を送出する。プリンタコントローラ18
はCPU17からの1頁分の画像情報を受け取ると、その頁
の画像情報記録を行なうべく、プリンター19を制御す
る。なお、CPU17はプリンター19による記録中に次の頁
分の受信を行なっている。
リモート端末からの画像情報)は受信回路12で復調され
た後に、CPU17で画像情報の復号処理が行なわれて順次
画像メモリ16に格納される。そして、少なくとも1頁分
の画像が画像メモリ16に格納されると、その頁の画像記
録を行なう。CPU17は画像メモリ16から1頁分の画像情
報を読み出してプリンタコントローラ18に復号化された
1頁分の画像情報を送出する。プリンタコントローラ18
はCPU17からの1頁分の画像情報を受け取ると、その頁
の画像情報記録を行なうべく、プリンター19を制御す
る。なお、CPU17はプリンター19による記録中に次の頁
分の受信を行なっている。
以上の様に、画像の受信と記録とが行なわれる。
以上の様に、画像の受信と記録とが行なわれる。
実施例1 下記化合物(A)10重量部、化合物(B)3重量部、
可溶性ポリアミド[商品名:アミランCM−8000(東レ
製)]90重量部、メタノール780重量部及びエタノール4
20重量部を撹拌下に溶解した。
可溶性ポリアミド[商品名:アミランCM−8000(東レ
製)]90重量部、メタノール780重量部及びエタノール4
20重量部を撹拌下に溶解した。
次に、前記溶液を外径80mm×長さ380mmのアルミニウ
ム製シリンダー上に浸漬塗布し、80℃で15分間の乾燥に
よって膜厚0.5μmの中間層とした。
ム製シリンダー上に浸漬塗布し、80℃で15分間の乾燥に
よって膜厚0.5μmの中間層とした。
次に、下記フタロシアニン顔料20重量部、 ポリカーボネート樹脂(ビスフェノールA型:分子量▲
▼=13000)10重量部及びシクロヘキサノン500重量
部を1mm径のガラスビーズを収容したサンドミルを用
い、25℃の一定温において、800回転/分の速度で30分
間混合分散を行なった。シクロヘキサノン300重量部に
よってミル内容物を洗い出しつつガラスビーズを分離し
た後に、3000回転/分の遠心沈降処理を行なった。内容
物をメチルエチルケトン500重量部によって希釈し、電
荷発生層用の分散液とした。この分散液を前記中間層上
にスプレー塗布した後、90℃で5分間の乾燥条件におい
て厚さ0.12μmの電荷発生層を形成させた。
▼=13000)10重量部及びシクロヘキサノン500重量
部を1mm径のガラスビーズを収容したサンドミルを用
い、25℃の一定温において、800回転/分の速度で30分
間混合分散を行なった。シクロヘキサノン300重量部に
よってミル内容物を洗い出しつつガラスビーズを分離し
た後に、3000回転/分の遠心沈降処理を行なった。内容
物をメチルエチルケトン500重量部によって希釈し、電
荷発生層用の分散液とした。この分散液を前記中間層上
にスプレー塗布した後、90℃で5分間の乾燥条件におい
て厚さ0.12μmの電荷発生層を形成させた。
さらに、下記スチルベン化合物30重量部、 ポリカーボネート樹脂(ビスフェノールA型:▲▼
=16000)30重量部、ジクロロエタン150重量部及びジク
ロロメタン150重量部を撹拌下に溶解した。この溶液を
前記電荷発生層上に浸漬塗布した後に、110℃で90分間
の乾燥によって膜厚17.5μmの電荷輸送層とし、感光体
ドラムを得た。
=16000)30重量部、ジクロロエタン150重量部及びジク
ロロメタン150重量部を撹拌下に溶解した。この溶液を
前記電荷発生層上に浸漬塗布した後に、110℃で90分間
の乾燥によって膜厚17.5μmの電荷輸送層とし、感光体
ドラムを得た。
比較例1 実施例1において、中間層に前記アニリン系誘導体
(A)及び芳香族スルホン酸類(B)の何れをも含まな
い点以外には、同様の手順により感光体ドラムを得た。
(A)及び芳香族スルホン酸類(B)の何れをも含まな
い点以外には、同様の手順により感光体ドラムを得た。
<耐久試験による特性変動評価> 耐耐試験には、複写機[商品名:NP−3525キャノン
製)]を用いた。該複写機に前記感光体ドラムを装着し
た後に駆動させ、現像位置に配置した電位測定センサー
によって、感光体の暗電位(Vd)が−800Vとなる様に一
次帯電グリッドバイアスを調整した。さらに、ベタ白原
稿を用いた際の感光体の明電位(Vl)が−100Vになる様
に原稿読み取り用ハロゲンランプの電圧を調整した。
製)]を用いた。該複写機に前記感光体ドラムを装着し
た後に駆動させ、現像位置に配置した電位測定センサー
によって、感光体の暗電位(Vd)が−800Vとなる様に一
次帯電グリッドバイアスを調整した。さらに、ベタ白原
稿を用いた際の感光体の明電位(Vl)が−100Vになる様
に原稿読み取り用ハロゲンランプの電圧を調整した。
以上の初期設定後にベタ白原稿を用いてA4サイズ横流
しの連続耐久試験を通紙10000枚まで行なった。耐久試
験後にもVd及びVlを再測定し、さらにVd=−800Vにグリ
ッドバイアスを再調整した際のVlを測定した。
しの連続耐久試験を通紙10000枚まで行なった。耐久試
験後にもVd及びVlを再測定し、さらにVd=−800Vにグリ
ッドバイアスを再調整した際のVlを測定した。
その結果、比較例1の感光体では、Vd低下が120V、Vl
低下が40Vであったのに対し、実施例1の感光体では、V
d低下が20V、Vl低下が10Vという小巾に留まること及び
電位の変動巾も少ないことが判った。また、初期のVl設
定に必要な光量も比較例1におけるよりも少なく、感度
低下も少ないことが判明した。これは良好な感光体が得
られたことを示す。以上の結果を第1表にまとめて示
す。
低下が40Vであったのに対し、実施例1の感光体では、V
d低下が20V、Vl低下が10Vという小巾に留まること及び
電位の変動巾も少ないことが判った。また、初期のVl設
定に必要な光量も比較例1におけるよりも少なく、感度
低下も少ないことが判明した。これは良好な感光体が得
られたことを示す。以上の結果を第1表にまとめて示
す。
また、上記耐久試験前後におけるハーフトーン画像の
濃度変化及び画像ムラの発生如何を評価した。比較例1
においては、耐久後の画像濃度の低下及び濃度ムラが生
じたが、実施例1においては通紙10000枚の耐久使用後
でも、安定したハーフトーン画像が得られた。結果を第
1表に併せて示す。
濃度変化及び画像ムラの発生如何を評価した。比較例1
においては、耐久後の画像濃度の低下及び濃度ムラが生
じたが、実施例1においては通紙10000枚の耐久使用後
でも、安定したハーフトーン画像が得られた。結果を第
1表に併せて示す。
実施例2 実施例1において、中間層形成用の液の調合時に、化
合物A及び化合物Bとして下記構造の化合物Aを5重量
部及び化合物Bを5重量部用いた以外には同様にして感
光体ドラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施例
1におけると同様に良好であり、その詳細を第1表に示
す。
合物A及び化合物Bとして下記構造の化合物Aを5重量
部及び化合物Bを5重量部用いた以外には同様にして感
光体ドラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施例
1におけると同様に良好であり、その詳細を第1表に示
す。
実施例3 実施例1において、中間層形成用の液の調合時に、化
合物A及び化合物Bとして、下記構造の化合物Aを5重
量部及び化合物Bを5重量部用いた以外には同様にして
感光体ドラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施
例1におけると同様に良好であり、その詳細は第1表に
まとめた。
合物A及び化合物Bとして、下記構造の化合物Aを5重
量部及び化合物Bを5重量部用いた以外には同様にして
感光体ドラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施
例1におけると同様に良好であり、その詳細は第1表に
まとめた。
実施例4 実施例1において、中間層形成用の液の調合時に、化
合物A及び化合物Bとして、下記構造の化合物Aを5重
量部及び化合物Bを10重量部用いた以外には同様にして
感光体ドラムを作成し、その耐久評価を行なった。結果
は実施例1におけると同様に良好であり、その詳細は第
1表の通りである。
合物A及び化合物Bとして、下記構造の化合物Aを5重
量部及び化合物Bを10重量部用いた以外には同様にして
感光体ドラムを作成し、その耐久評価を行なった。結果
は実施例1におけると同様に良好であり、その詳細は第
1表の通りである。
実施例5 実施例1において、中間層形成用の液の調合時に、化
合物A及び化合物Bとして、下記構造の化合物Aを5重
量部及び化合物Bを7重量部用いた以外には同様にして
感光体ドラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施
例1におけると同様に良好であり、その詳細は第1表に
まとめた。
合物A及び化合物Bとして、下記構造の化合物Aを5重
量部及び化合物Bを7重量部用いた以外には同様にして
感光体ドラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施
例1におけると同様に良好であり、その詳細は第1表に
まとめた。
実施例6 実施例1において、中間層形成用の液の調合時に化合
物A及び化合物Bとして下記構造の化合物Aを5重量部
及び化合物Bを5重量部用いた以外には同様にして感光
体ドラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施例1
同様に良好であり、その詳細は第1表の通りである。
物A及び化合物Bとして下記構造の化合物Aを5重量部
及び化合物Bを5重量部用いた以外には同様にして感光
体ドラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施例1
同様に良好であり、その詳細は第1表の通りである。
実施例7 実施例1において、可溶性ポリアミドの代りに熱硬化
性ポリウレタン、すなわち、三官能ポリエーテルポリオ
ール[商品名:ニッポラン800(日本ポリウレタン
製)]50重量部、ブロックイソシアネート[商品名:コ
ロネート240(日本ポリウレタン製)]50重量部を用
い、溶媒としては、実施例1におけるメタノール及びエ
タノールの代りにシクロヘキサノン600重量部、メチル
エチルケトン200重量部を用いた以外には同様にして液
調製を行なった。また、塗工後の乾燥を180℃40分間で
行なった以外には同様の手順で感光体ドラムを作成し
た。評価結果は第1表に見られる様に良好であった。
性ポリウレタン、すなわち、三官能ポリエーテルポリオ
ール[商品名:ニッポラン800(日本ポリウレタン
製)]50重量部、ブロックイソシアネート[商品名:コ
ロネート240(日本ポリウレタン製)]50重量部を用
い、溶媒としては、実施例1におけるメタノール及びエ
タノールの代りにシクロヘキサノン600重量部、メチル
エチルケトン200重量部を用いた以外には同様にして液
調製を行なった。また、塗工後の乾燥を180℃40分間で
行なった以外には同様の手順で感光体ドラムを作成し
た。評価結果は第1表に見られる様に良好であった。
比較例2 実施例7において、化合物A及びBを含まない以外に
は同様の操作で作成した感光体ドラムを評価したが、第
1表に示す様に、結果は良くなかった。
は同様の操作で作成した感光体ドラムを評価したが、第
1表に示す様に、結果は良くなかった。
実施例8 実施例1において、中間層形成用の液の調合時に化合
物A及び化合物Bとして、下記構造の化合物Aを5重量
部及び化合物Bを5重量部用いた以外は同様にして感光
体ドラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施例1
同様に良好であり、その詳細は第1表の通りである。
物A及び化合物Bとして、下記構造の化合物Aを5重量
部及び化合物Bを5重量部用いた以外は同様にして感光
体ドラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施例1
同様に良好であり、その詳細は第1表の通りである。
実施例9 実施例1において、中間層形成用の液の調合時に化合
物A及び化合物Bとして下記構造の化合物Aを6重量部
及び化合物Bを10重量部用いた以外には同様の感光体ド
ラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施例1同様
に良好であり、その詳細を第1表に示す。
物A及び化合物Bとして下記構造の化合物Aを6重量部
及び化合物Bを10重量部用いた以外には同様の感光体ド
ラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施例1同様
に良好であり、その詳細を第1表に示す。
実施例10 実施例1において、中間層形成用の液の調合時に化合
物A及び化合物Bとして下記構造の化合物Aを5重量
部、化合物Bを7重量部用いた以外には同様にして感光
体ドラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施例1
同様に良好であり、その詳細は第1表の通りである。
物A及び化合物Bとして下記構造の化合物Aを5重量
部、化合物Bを7重量部用いた以外には同様にして感光
体ドラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施例1
同様に良好であり、その詳細は第1表の通りである。
実施例11 実施例1において、中間層形成用の液の調合時に化合
物A及び化合物Bとして下記構造の化合物Aを5重量部
及び化合物Bを7重量部用いた以外には同様にして感光
体ドラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施例1
におけると同様に良好であり、その詳細を第1表に示
す。
物A及び化合物Bとして下記構造の化合物Aを5重量部
及び化合物Bを7重量部用いた以外には同様にして感光
体ドラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施例1
におけると同様に良好であり、その詳細を第1表に示
す。
実施例12 実施例1において、中間層形成用の液の調合時に化合
物A及び化合物Bとして下記構造の化合物Aを5重量部
及び化合物Bを10重量部用いた以外には同様にして感光
体ドラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施例1
におけると同様に良好であり、その詳細を第1表に示
す。
物A及び化合物Bとして下記構造の化合物Aを5重量部
及び化合物Bを10重量部用いた以外には同様にして感光
体ドラム作成及び耐久評価を行なった。結果は実施例1
におけると同様に良好であり、その詳細を第1表に示
す。
<画像評価> ハーフトーン画像において、その濃度低下又は感光体
1回転分の範囲における画像の濃度ムラをマクベス濃度
計で測定した結果を次の様に区分した。
1回転分の範囲における画像の濃度ムラをマクベス濃度
計で測定した結果を次の様に区分した。
○ :0.05以下 × :0.1〜0.3 ××:0.3超過 [発明の効果] 本発明の感光体は導電性基体と感光層との間にアニリ
ン誘導体及び芳香族スルホン酸を含む層を有することに
より、耐久使用時の電位低下並びに画像の濃度変化及び
ムラの何れをも殆ど生じない。すなわち、本発明感光体
を用いれば、コピー又はプリントの多数回繰り返しによ
っても、安定した画質を実現することができる外、ファ
クシミリシステムにおいても同様な効果を奏することが
できる。
ン誘導体及び芳香族スルホン酸を含む層を有することに
より、耐久使用時の電位低下並びに画像の濃度変化及び
ムラの何れをも殆ど生じない。すなわち、本発明感光体
を用いれば、コピー又はプリントの多数回繰り返しによ
っても、安定した画質を実現することができる外、ファ
クシミリシステムにおいても同様な効果を奏することが
できる。
第1図は本発明の感光体を装着した一般的な転写式電子
写真装置の概略構成図、第2図は該電子写真装置をプリ
ンターとして使用したファクシミリのブロック図であ
る。 1……ドラム型感光体 2……帯電手段 3……露光部 4……現像手段 5……転写手段 6……クリーニング手段 8……像定着手段 10……画像読み取り部 11……コントローラ 12……受信回路 13……送信回路 14……電話 15……回線 16……画像メモリ 17……CPU 18……プリンタコントローラ 19……プリンター
写真装置の概略構成図、第2図は該電子写真装置をプリ
ンターとして使用したファクシミリのブロック図であ
る。 1……ドラム型感光体 2……帯電手段 3……露光部 4……現像手段 5……転写手段 6……クリーニング手段 8……像定着手段 10……画像読み取り部 11……コントローラ 12……受信回路 13……送信回路 14……電話 15……回線 16……画像メモリ 17……CPU 18……プリンタコントローラ 19……プリンター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 5/00 - 5/16
Claims (3)
- 【請求項1】導電性基体上に少なくとも電荷発生材と電
荷輸送材とを含む感光層を有する電子写真感光体におい
て、該導電性基体と感光層との間にアニリン系誘導体
(A)及び芳香族スルホン酸類(B)を含む層が存在す
ることを特徴とする電子写真感光体。 - 【請求項2】アニリン系誘導体(A)及び芳香族スルホ
ン酸類(B)の合計存在量が感光体の単位面積当り0.1
〜500mg/m2であることを特徴とする請求項1に記載の電
子写真感光体。 - 【請求項3】アニリン系誘導体(A)と芳香族スルホン
酸類(B)との間の重量比率が前者/後者=0.5/10〜20
0/10の範囲にあることを特徴とする請求項1又は2に記
載の電子写真感光体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5669290A JP2929549B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 電子写真感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5669290A JP2929549B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 電子写真感光体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03259155A JPH03259155A (ja) | 1991-11-19 |
JP2929549B2 true JP2929549B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=13034503
Family Applications (1)
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-
1990
- 1990-03-09 JP JP5669290A patent/JP2929549B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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