JP2928919B2 - 粘度指数向上剤 - Google Patents

粘度指数向上剤

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘度指数向上剤に
関する。更に詳しくは、コーキング物の生成量が少ない
粘度指数向上剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境保護の機運が高まり、自
動車の省燃費性がより一層要求されてきている。自動車
の省燃費性を向上させるには、エンジン油に粘度指数向
上剤を添加してマルチグレード化する方法がある。日本
国内では、ディーゼルエンジン自動車に使用されている
エンジン油の30%近くは、粘度指数向上剤を添加した
マルチグレード油になっている。このマルチグレード油
には、エチレン・プロピレン共重合体からなる粘度指数
向上剤(以下OCP系粘度指数向上剤と略す。)が使用
されている。しかし、今後、さらに省燃費性が要求され
た場合、エンジン油の低粘度化が要求される。この場
合、エンジン油としては、粘度指数が高いことおよび高
温高せん断粘度(以下TBS粘度と略す。)が低いこと
が望ましい。しかしOCP系粘度指数向上剤では、粘度
指数が低い、高温高せん断粘度が高いという欠点があ
り、省燃費性の向上には寄与しない。一方、アルキルメ
タクリレート重合体からなる粘度指数向上剤(以下PM
A系粘度指数向上剤と略す。)を使用したエンジン油
は、OCP系粘度指数向上剤を使用した場合と比べて粘
度指数が高い、TBS粘度が低いということから現行の
OCP系粘度指数向上剤を使用したエンジン油よりさら
に優れた省燃費性が期待できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、PMA系粘度
指数向上剤を使用したエンジン油は、コーキング量が多
いという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、コーキング量がOCP系粘度指数向上剤と比
べ、同等以下に少ないPMA系粘度指数向上剤を見いだ
し本発明に至った。すなわち本発明は、アルキルメタク
リレート(a1)と共役ジエン、アセチレン、置換アセ
チレン、アルキルビニルエーテルおよびアルキルアリル
エーテルの群から選ばれる1種以上の単量体(a2)と
を必須構成成分として含有する共重合体(A)からな
り、(A)が(a1)と(a2)または(a1)と(a
2)と他のラジカル重合性単量体からなる単量体類を鉱
物油または溶剤中でラジカル重合することにより得られ
る共重合体であることを特徴とする粘度指数向上剤であ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に於て用いられるアルキル
メタアクリレート(a1)としては、通常、炭素数1〜
22の直鎖または分枝アルキル基を有するメタクリレー
ト(メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブ
チルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレー
ト、デシルメタクリレート、ドデシルメタクリレート、
トリデシルメタクリレート、テトラデシルメタクリレー
ト、ペンタデシルペタクリレート、ヘキサデシルメタク
リレート、オクタデシルメタクリレートなど)が挙げら
れる。これら各種のメタクリレートのうち好ましいの
は、炭素数が1〜10のアルキル基を有するアルキルメ
タクリレートであり、特に好ましいのは、炭素数が1〜
4のアルキル基を有するアルキルメタクリレートと炭素
数が8〜10のアルキル基を有するアルキルメタクリレ
ートの併用である。これらの割合は、炭素数が1〜4の
アルキル基を有するアルキルメタクリレートと炭素数が
8〜10のアルキル基を有するアルキルメタクリレート
の重量比が通常3:97〜20:80、好ましくは5:
95〜15:85である。
【0006】単量体(a2)は共役ジエン、アセチレ
ン、置換アセチレン、アルキルビニルエーテルおよびア
ルキルアリルエーテルの群から選ばれる1種以上のもの
である。共役ジエンとしてはブタジエン、イソプレン及
びクロロプレンなどが挙げられる。置換アセチレンとし
ては、プロピン、1−ブチン、1−ペンチン、1−ヘキ
シンなどのアルキルアセチレン類;フェニルアセチレ
ン、p−メチルフェニルアセチレンなどのアリールアセ
チレン類が挙げられる。アルキルビニルエーテルとして
は通常、炭素数1〜18の直鎖または分岐アルキル基を
有するアルキルビニルエーテル、例えばメチルビニルエ
ーテル、エチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテ
ル、ブチルビニルエーテル、アミルビニルエーテル、ヘ
キシルビニルエーテル、ヘプチルビニルエーテル、オク
チルビニルエーテル、ノニルビニルエーテル、デシルビ
ニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、トリデシルビ
ニルエーテル、テトラデシルビニルエーテル、ペンタデ
シルビニルエーテル、ヘキサデシルビニルエーテル及び
オクタデシルビニルエーテルなどが挙げられる。アルキ
ルアリルエーテルとしては通常、炭素数1〜18の直鎖
または分岐アルキル基を有するアルキルアリルエーテ
ル、例えばメチルアリルエーテル、エチルアリルエーテ
ル、プロピルアリルエーテル、ブチルアリルエーテル、
アミルアリルエーテル、ヘキシルアリルエーテル、ヘプ
チルアリルエーテル、オクチルアリルエーテル、ノニル
アリルエーテル、デシルアリルエーテル、ドデシルアリ
ルエーテル、トリデシルアリルエーテル、テトラデシル
アリルエーテル、ペンタデシルアリルエーテル、ヘキサ
デシルアリルエーテル及びオクタデシルアリルエーテル
などが挙げられる。これらのうち好ましいものは、ブタ
ジエン、イソプレン、アリールアセチレン、炭素数が1
〜8のアルキル基を有するアルキルビニルエーテルおよ
び、炭素数が1〜8のアルキル基を有するアルキルアリ
ルエーテルである。
【0007】本発明に於て、共重合体(A)は、(a
1)および(a2)以外に他のラジカル重合性単量体
(b)を構成成分として含有することができる。(b)
は炭素原子と水素原子からなる単量体、または炭素原
子、水素原子と酸素原子からなる単量体であり、(b)
としては、炭素数1〜22のアルキル基を有するアルキ
ルアクリレート(メチルアクリレート、エチルアクリレ
ート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリ
レート、デシルアクリレート、イソデシルアクリレー
ト、ドデシルアクリレート、トリデシルアクリレート、
テトラデシルアクリレート、ヘキサデシルアクリレー
ト、オクタデシルアクリレートなど);アルキル基の炭
素数1〜30の不飽和モノまたはポリカルボン酸エステ
ル類(ブチルクロトネート、オクチルクロトネート、ド
デシルクロトネート、ジブチルマレエート、ジオクチル
フマレート、ジラウリルマレエート、ジステアリルフマ
レート、ジオクチルイタコネート、ジラウリルイタコネ
ートなど);ビニル芳香族化合物(スチレン、ビニルト
ルエンなど);ビニルエステル類(酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニルなど);アルファオレフィン類(デセン、
ドデセンなど);カルボン酸化合物類(無水マレイン
酸、メタアクリル酸、クロトン酸、イタコン酸など);
及びアクロレインが挙げられる。これらのうち好ましい
ものは、炭素数1〜22のアルキル基を有するアルキル
アクリレートおよびビニル芳香族化合物であり、特に好
ましいものは、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシ
ルアクリレートおよびスチレンである。
【0008】さらに本発明に於て、共重合体(A)は、
構成成分として、必要に応じて窒素原子、硫黄原子から
選ばれる1種以上の原子を有する単量体(c)を1種以
上含有してもよい。この場合には、粘度指数向上剤に清
浄分散性や抗酸化性などを付与でき好ましい。(c)と
しては、N−ビニルピロリドン、N−ビニルチオピロリ
ドン、ビニルピリジン、N,N−ジアルキルアミノアル
キル(メタ)アクリレート(アルキル基の炭素数は通常
1〜4)、N,N−ジアルキルアミノアルキル(メタ)
アクリルアミド(アルキル基の炭素数は、通常1〜
4)、ビニルイミダゾール、モルフォリノアルキレン
(メタ)アクリレート等や、アミノフェノチアジン、N
−アリールフェニレンジアミン、アミノカルバゾール、
アミノチアゾール、アミノインドール、アミノピロー
ル、アミノイミダゾリン、アミノメルカプトチアゾー
ル、アミノピペリジン残基を有する(メタ)アクリレー
ト誘導体などが挙げられる。これらのうち好ましいもの
は、N−ビニルピロリドン、N,N−ジアルキルアミノ
アルキル(メタ)アクリレート(アルキル基の炭素数は
通常1〜4)、N,N−ジアルキルアミノアルキル(メ
タ)アクリルアミド(アルキル基の炭素数は、通常1〜
4)およびN−アリールフェニレンジアミン残基を有す
る(メタ)アクリレート誘導体である。
【0009】本発明における共重合体(A)は、通常の
方法によって容易に得ることができる。例えば前記した
単量体類を鉱物油や溶剤中でラジカル重合することによ
り得られる。この場合、重合触媒としてアゾ系(例え
ば、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスバレロニト
リルなど)や過酸化物系(例えば、ベンゾイルパーオキ
シド、クミルパーオキシド、ラウリルパーオキシドな
ど)を用いることができる。
【0010】共重合体(A)は、単量体(a1)および
(a2)に必要により単量体(b)および/または
(c)を重合することにより得られた重合体にさらに単
量体(c)を過酸化物系重合触媒でグラフト重合を行う
ことにより得ることができる。
【0011】共重合体(A)は、単量体(a1)、(a
2)および(b)を共重合することにより得られた共重
合体において、単量体(b)がカルボン酸化合物類(無
水マレイン酸、メタアクリル酸、クロトン酸、イタコン
酸など)である場合、(ポリ)アミン類でアミド化、イ
ミド化変性させることができる。また、単量体(b)が
アクロレインである場合、(ポリ)アミン類でマンニッ
ヒ縮合変性させることができる。また、共重合体(A)
は、単量体(a1)および(a2)に必要により単量体
(b)および/または(c)を重合することにより得ら
れた重合体に過酸化物系重合触媒で非ビニル化合物(例
えば、フェノチアジン類、イミダゾール類、チアゾール
類、ベンゾチアゾール類、トリアゾール類、チアゾリン
ジン類、ピリミジン類、ピペラジン類、ピロリジノン
類、オキサゾール類、チオモルフォリン類など)をグラ
フト付加変性させることができる。
【0012】共重合体(A)の重量平均分子量(Mw)
は増粘効果、せん断安定性の観点から通常、1万〜50
万であり、駆動系潤滑油(マニュアルトランスミッショ
ン油、デファレンシャルギヤ油、オートマチックトラン
スミッション油など)に用いられる場合には、好ましく
はMwが2〜15万であり、作動油(建設機械の作動
油、パワーステアリング油、ショックアブソーバー油な
ど)に用いられる場合には、好ましくはMwは3〜20
万であり、エンジン油(ガソリン用、ディーゼル用等)
に用いられる場合には、好ましくはMw13〜50万で
ある。尚、本重量平均分子量は、ゲルパーミュエーショ
ンクロマトグラフィーによるポリスチレンに換算した分
子量である。
【0013】共重合体(A)の重量平均分子量(Mw)
と空気中、220℃、10分間の加熱後の(A)の重量
平均分子量(Mw2)は下記式(1)を満たすものであ
る場合、コーキング量の低減の観点から好ましい。 Mw2/Mw≦0.7 (1)
【0014】本発明における単量体(a1)の使用量
は、コーキング量の低減効果の観点から、重合体(A)
に基づいて通常30〜99.99重量%であり、好まし
くは40〜99.9重量%である。単量体(a2)の使
用量は、コーキング量の低減効果及び酸化安定性の観点
から、重合体(A)に基づいて通常0.01〜10重量
%である。好ましくは、0.1〜5重量%である。単量
体(b)の使用量は、重合体(A)に基づいて、通常7
0重量%以下であり、好ましくは60重量%以下であ
る。(b)の使用量が70重量%を超えると、コーキン
グ量が多くなる。単量体(c)の使用量は、通常20重
量%以下であり、好ましくは10重量%以下である。
(c)の使用量が20重量%を超えると、コーキング量
が多くなる。
【0015】本発明の粘度指数向上剤には、更に流動点
降下剤を含有していることが好ましい。この流動点降下
剤としては、ポリメタクリレートの従来公知のものが使
用される。例えば、アルキル基の炭素数が10〜20の
メタクリレート系のもの、又これらメタクリレート系の
もので組成や分子量が異なる2種類以上のものを組み合
わせたもの(例えば、特開昭54−70305等に記載
のもの)や、更には非常に高分子量のもの(例えばUS
P5229021に記載のものなど)等が挙げられる。
流動点降下剤の含有量は、重合体(A)100重量部に
対し流動点降下剤は通常30重量部以下、好ましくは1
〜20重量部である。
【0016】本発明の粘度指数向上剤は、他の任意成
分、例えば清浄剤(スルフォネート系、サリシレート
糸、フェネート糸、ナフテネート糸のもの等)、分散剤
(イソブテニルコハク酸イミド系、マンニッヒ縮合物系
等)、抗酸化剤(ジンクジチオフォスフェート、アミン
系、ピンダードフェノール系等)、油性剤(脂肪酸系、
脂肪酸エステル系等)、摩擦摩耗調整剤(モリブデンジ
チオフォスフェート、モリブデンカーバメイト等)、極
圧剤(硫黄リン系、クロル系等)を含んでいても良い。
本発明の粘度指数向上剤が使用される基油としては、通
常50ニュートラル油〜300ニュートラル油の様な粘
度範囲にあるものである。具体的な例としては通常の鉱
物油が挙げられる。又、本発明の粘度指数向上剤が添加
され使用されるものとしては合成潤滑油(デセンオリゴ
マー等の炭化水素糸のもの、トリメチロールプロパン、
ペンタエリスリトール、ヘキサメチレンジオール等のア
ルコール類と脂肪酸とのエステル類やアジピン酸と脂肪
族アルコールとのエステルに代表されるエステル系のも
の等)が挙げられる。更にはモービル・ルーブ・ディワ
キシングと呼ばれるプロセスで製造されるもので、具体
的には合成ゼオライト触媒などによりワックスを分解・
除去したMLDW油が挙げられる。
【0017】
【実施例】以下に実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0018】実施例1 攪拌装置、加熱装置、温度計、窒素吹き込み管を備えた
反応器に、鉱物油を150g、単量体としてメチルメタ
クリレート10g、イソデシルメタクリレート10g、
ドデシルメタクリレートとトリデシルメタクリレートと
の混合物(ドバノールから製造したもの、以下12/1
3MAと略す)35g、テトラデシルメタクリレートと
ペンタデシルメタクリレートとの混合物(ドバノールか
ら製造したもの、以下14/15MAと略す)35gお
よびイソプレン0.5g、触媒としてアゾビスバレロニ
トリル0.2g仕込み、窒素置換を行った後に密閉下7
0℃で4時間重合反応を行った。その結果、重量平均分
子量(Mw)が30万の共重合体からなる本発明の粘度
指数向上剤1を得た。また、得られた共重合体を空気
下、220℃、10分間加熱した後の共重合体の重量平
均分子量(Mw2)は、17万であり、(Mw2/M
w)=0.57であった。
【0019】実施例2 単量体としてイソプレン0.5gをブタジエン0.5g
に変える以外は、実施例1と同様な方法で重合を行い、
重量平均分子量(Mw)が31万の共重合体からなる本
発明の粘度指数向上剤2を得た。また、得られた共重合
体を空気下、220℃、10分間加熱した後の共重合体
の重量平均分子量(Mw2)は、18万であり、(Mw
2/Mw)=0.58であった。
【0020】実施例3 単量体としてイソプレン0.5gをフェニルアセチレン
0.5gに変える以外は、実施例1と同様な方法で重合
を行い、重量平均分子量(Mw)が29万の共重合体か
らなる本発明の粘度指数向上剤3を得た。また、得られ
た共重合体を空気下、220℃、10分間加熱した後の
共重合体の重量平均分子量(Mw2)は、18万であ
り、(Mw2/Mw)=0.62であった。
【0021】実施例4 単量体としてメチルメタクリレート10g、2−エチル
ヘキシルメタクリレート45g、イソデシルメタクリレ
ート45g、イソプレン0.5gを使用した以外は、実
施例1と同様な方法で重合を行い、重量平均分子量(M
w)が27万の共重合体からなる本発明の粘度指数向上
剤4を得た。また、得られた共重合体を空気下、220
℃、10分間加熱した後の共重合体の重量平均分子量
(Mw2)は、14万であり、(Mw2/Mw)=0.
52であった。
【0022】実施例5 単量体としてブチルメタクリレート10g、2−エチル
ヘキシルメタクリレート45g、イソデシルメタクリレ
ート45g、イソプレン0.5gを使用した以外は、実
施例1と同様な方法で重合を行い、重量平均分子量(M
w)が27万の共重合体からなる本発明の粘度指数向上
剤5を得た。また、得られた共重合体を空気下、220
℃、10分間加熱した後の共重合体の重量平均分子量
(Mw2)は、14万であり、(Mw2/Mw)=0.
52であった。
【0023】実施例6 単量体としてメチルメタクリレート10g、2−エチル
ヘキシルメタクリレート90g、イソプレン0.5gを
使用した以外は、実施例1と同様な方法で重合を行い、
重量平均分子量(Mw)が34万の共重合体からなる本
発明の粘度指数向上剤6を得た。また、得られた共重合
体を空気下、220℃、10分間加熱した後の共重合体
の重量平均分子量(Mw2)は、16万であり、(Mw
2/Mw)=0.47であった。
【0024】実施例7 単量体としてメチルメタクリレート10g、2−エチル
ヘキシルメタクリレート45g、2−エチルヘキシルア
クリレート45g、イソプレン0.5gを使用した以外
は、実施例1と同様な方法で重合を行い、重量平均分子
量(Mw)が28万の共重合体からなる本発明の粘度指
数向上剤7を得た。また、得られた共重合体を空気下、
220℃、10分間加熱した後の共重合体の重量平均分
子量(Mw2)は、18万であり、(Mw2/Mw)=
0.64であった。
【0025】実施例8 単量体としてメチルメタクリレート5g、2−エチルヘ
キシルメタクリレート45g、2−エチルヘキシルアク
リレート45g、ブチルアクリレート5g、イソプレン
0.5gを使用した以外は、実施例1と同様な方法で重
合を行い、重量平均分子量(Mw)が26万の共重合体
からなる本発明の粘度指数向上剤8を得た。また、得ら
れた共重合体を空気下、220℃、10分間加熱した後
の共重合体の重量平均分子量(Mw2)は、17万であ
り、(Mw2/Mw)=0.65であった。
【0026】実施例9 単量体としてメチルメタクリレート10g、イソデシル
メタクリレート10g、12/13MA35g、14/
15MA35g、2−エチルヘキシルアクリレート10
g、イソプレン0.5gを使用した以外は、実施例1と
同様な方法で重合を行い、重量平均分子量(Mw)が3
6万の共重合体からなる本発明の粘度指数向上剤9を得
た。また、得られた共重合体を空気下、220℃、10
分間加熱した後の共重合体の重量平均分子量(Mw2)
は、22万であり、(Mw2/Mw)=0.61であっ
た。
【0027】実施例10 単量体としてメチルメタクリレート10g、14/15
MA40g、2−エチルヘキシルアクリレート50g、
N−(4−アニリノフェニル)メタクリルアミド2g、
イソプレン0.5gを使用した以外は、実施例1と同様
な方法で重合を行い、重量平均分子量(Mw)が33万
の共重合体からなる本発明の粘度指数向上剤10を得
た。また、得られた共重合体を空気下、220℃、10
分間加熱した後の共重合体の重量平均分子量(Mw2)
は、22万であり、(Mw2/Mw)=0. 67であ
った。
【0028】実施例11 攪拌装置、加熱装置、温度計、窒素吹き込み管を備えた
反応器に、鉱物油を150g、単量体としてメチルメタ
クリレート10g、14/15MA40g、2−エチル
ヘキシルアクリレート50g、およびイソプレン0.5
g、触媒としてアゾビスバレロニトリル0.2g仕込
み、窒素置換を行った後に密閉下、70℃で4時間重合
反応を行った。さらに、t−ブチルパーベンゾエート
0.2g、N−ビニルピロリドン2gを仕込み、130
℃、2時間グラフト重合を行った。その結果、重量平均
分子量(Mw)が32万の共重合体からなる本発明の粘
度指数向上剤11を得た。また、得られた共重合体を空
気下、220℃、10分間加熱した後の共重合体の重量
平均分子量(Mw2)は、21万であり、(Mw2/M
w)=0.66であった。
【0029】実施例12 単量体としてメチルメタクリレート10g、イソデシル
メタクリレート10g、ドデシルメタクリレートとトリ
デシルメタクリレートとの混合物(ドバノールから製造
したもの、以下12/13MAと略す)40g、テトラ
デシルメタクリレートとペンタデシルメタクリレートと
の混合物(ドバノールから製造したもの、以下14/1
5MAと略す)40gおよびn−プロピルビニルエーテ
ル0.5g、を使用した以外は、実施例1と同様な方法
で重合を行い、重量平均分子量(Mw)が31万の共重
合体からなる本発明の粘度指数向上剤12を得た。ま
た、得られた共重合体を空気下、220℃、10分間加
熱した後の共重合体の重量平均分子量(Mw2)は、1
8万であり、(Mw2/Mw)=0.58であった。
【0030】実施例13 単量体としてn−プロピルビニルエーテル0.5gをイ
ソブチルビニルエーテル0.5gに変える以外は、実施
例12と同様な方法で重合を行い、重量平均分子量(M
w)が30万の共重合体からなる本発明の粘度指数向上
剤13を得た。また、得られた共重合体を空気下、22
0℃、10分間加熱した後の共重合体の重量平均分子量
(Mw2)は、18万であり、(Mw2/Mw)=0.
60であった。
【0031】実施例14 単量体としてn−プロピルビニルエーテル0.5gをエ
チルビニルエーテル0.5gに変える以外は実施例12
と同様な方法で重合を行い、重量平均分子量(Mw)が
30万の共重合体からなる本発明の粘度指数向上剤14
を得た。また、得られた共重合体を空気下、220℃、
10分間加熱した後の共重合体の重量平均分子量(Mw
2)は、17万であり、(Mw2/Mw)=0.57で
あった。
【0032】実施例15 単量体としてメチルメタクリレート10g、2−エチル
ヘキシルメタクリレート45g、イソデシルメタクリレ
ート45g、n−プロピルビニルエーテル0.5gを使
用した以外は実施例12と同様な方法で重合を行い、重
量平均分子量(Mw)が28万の共重合体からなる本発
明の粘度指数向上剤15を得た。また、得られた共重合
体を空気下、220℃、10分間加熱した後の共重合体
の重量平均分子量(Mw2)は、15万であり、(Mw
2/Mw)=0.54であった。
【0033】実施例16 単量体としてブチルメタクリレート10g、2−エチル
ヘキシルメタクリレート45g、イソデシルメタクリレ
ート45g、n−プロピルビニルエーテル0.5gを使
用した以外は実施例12と同様な方法で重合を行い、重
量平均分子量(Mw)が26万の共重合体からなる本発
明の粘度指数向上剤16を得た。また、得られた共重合
体を空気下、220℃、10分間加熱した後の共重合体
の重量平均分子量(Mw2)は、14万であり、(Mw
2/Mw)=0.54であった。
【0034】実施例17 単量体としてメチルメタクリレート10g、2−エチル
ヘキシルメタクリレート90g、n−プロピルビニルエ
ーテル0.5gを使用した以外は、実施例12と同様な
方法で重合を行い、重量平均分子量(Mw)が35万の
共重合体からなる本発明の粘度指数向上剤17を得た。
また、得られた共重合体を空気下、220℃、10分間
加熱した後の共重合体の重量平均分子量(Mw2)は、
17万であり、(Mw2/Mw)=0.49であった。
【0035】実施例18 単量体としてメチルメタクリレート10g、2−エチル
ヘキシルメタクリレート45g、2−エチルヘキシルア
クリレート45g、n−プロピルビニルエーテル0.5
gを使用した以外は、実施例12と同様な方法で重合を
行い、重量平均分子量(Mw)が29万の共重合体から
なる本発明の粘度指数向上剤18を得た。また、得られ
た共重合体を空気下、220℃、10分間加熱した後の
共重合体の重量平均分子量(Mw2)は、18万であ
り、(Mw2/Mw)=0.62であった。
【0036】実施例19 単量体としてメチルメタクリレート5g、2−エチルヘ
キシルメタクリレート45g、2−エチルヘキシルアク
リレート45g、ブチルアクリレート5g、n−プロピ
ルビニルエーテル0.5gを使用した以外は、実施例1
2と同様な方法で重合を行い、重量平均分子量(Mw)
が27万の共重合体からなる本発明の粘度指数向上剤1
9を得た。また、得られた共重合体を空気下、220
℃、10分間加熱した後の共重合体の重量平均分子量
(Mw2)は、17万であり、(Mw2/Mw)=0.
63であった。
【0037】実施例20 単量体としてメチルメタクリレート10g、14/15
MA40g、2−エチルヘキシルアクリレート50g、
N−(4−アニリノフェニル)メタクリルアミド2g、
n−プロピルビニルエーテル0.5gを使用した以外
は、実施例12と同様な方法で重合を行い、重量平均分
子量(Mw)が34万の共重合体からなる本発明の粘度
指数向上剤20を得た。また、得られた共重合体を空気
下、220℃、10分間加熱した後の共重合体の重量平
均分子量(Mw2)は、22万であり、(Mw2/M
w)=0.65であった。
【0038】実施例21 単量体の一つであるイソプレン0.5gを、n−プロピ
ルビニルエーテル0.5に変える以外は、実施例11と
同様に重合を行い、重量平均分子量(Mw)が32万の
共重合体からなる本発明の粘度指数向上剤21を得た。
また、得られた共重合体を空気下、220℃、10分間
加熱した後の共重合体の重量平均分子量(Mw2)は、
20万であり、(Mw2/Mw)=0.63であった。
【0039】実施例22 単量体としてn−プロピルビニルエーテル0.5gをn
−プロピルアリルエーテル0.5gに変える以外は、実
施例12と同様な方法で重合を行い、重量平均分子量
(Mw)が33万の共重合体からなる本発明の粘度指数
向上剤22を得た。また、得られた共重合体を空気下、
220℃、10分間加熱した後の共重合体の重量平均分
子量(Mw2)は、20万であり、(Mw2/Mw)=
0.61であった。
【0040】実施例23 単量体としてn−プロピルビニルエーテル0.5gをイ
ソブチルアリルエーテル0.5gに変える以外は、実施
例12と同様な方法で重合を行い、重量平均分子量(M
w)が34万の共重合体からなる本発明の粘度指数向上
剤23を得た。また、得られた共重合体を空気下、22
0℃、10分間加熱した後の共重合体の重量平均分子量
(Mw2)は、21万であり、(Mw2/Mw)=0.
62であった。
【0041】比較例1 単量体としてイソプレン0.5gを使用しないこと以外
は、実施例1と同様な方法で重合を行い、重量平均分子
量(Mw)が33万の共重合体からなる粘度指数向上剤
比較1を得た。また、得られた共重合体を空気下、22
0℃、10分間加熱した後の共重合体の重量平均分子量
(Mw2)は、27万であり、(Mw2/Mw)=0.
82であった。
【0042】比較例2 単量体としてn−プロピルビニルエーテル0.5gを使
用しないこと以外は、実施例12と同様な方法で重合を
行い、重量平均分子量(Mw)が32万の共重合体から
なる粘度指数向上剤比較2を得た。また、得られた共重
合体を空気下、220℃、10分間加熱した後の共重合
体の重量平均分子量(Mw2)は、27万であり、(M
w2/Mw)=0.84であった。
【0043】比較例3 エチレン・プロピレン共重合体からなるOCP系粘度指
数向上剤(三井石油化学工業製、オルフュースM−12
10)を粘度指数向上剤比較3とした。
【0044】使用例1〜23及び比較使用例1〜3 エンジン油の重量に基づいて、本発明の粘度指数向上剤
1〜23、粘度指数向上剤比較1〜3を4〜5重量%お
よびCDグレードディーゼルエンジンオイル用DIパッ
ケージ5重量%を、溶剤精製油A(粘度指数100の1
50ニュートラル油)と溶剤精製油B(粘度指数100
の200ニュートラル油)に加え、エンジン油1〜21
および比較1〜3を作成した。その際、100℃動粘度
を10.2cStに、かつ−20℃のCCS粘度を30
00cPになるよう、粘度指数向上剤の配合量を4〜5
重量%の範囲で、粘度指数向上剤および溶剤精製油A,
Bの配合量を調整した。これらのエンジン油を以下の方
法でパネルコーキング試験よび酸化安定試験を実施し
た。その結果を表1に示した。また、省燃費性に関係す
るTBS粘度(150℃、せん断速度10/秒)およ
び粘度指数を表2に示した。
【0045】(パネルコーキング試験の方法)上記エン
ジン油1〜23および比較1〜3をパネルコーキング試
験法Fed−791Bに従い、パネル温度300℃、エ
ンジン油温度100℃で4時間パネルコーキング試験を
実施した。試験後、パネルをペンタンで洗浄後、コーキ
ング量を重量法で測定した。
【0046】(酸化安定性試験の方法)上記エンジン油
1〜21および比較1〜3をJIS−K2514に従
い、165.5℃で96時間酸化安定性試験を実施し
た。試験前後でのエンジン油の全酸価の増加量を測定し
た。
【0047】
【表1】
【0048】表1からわかるように、本発明の共役ジエ
ン、置換アセチレン、アルキルビニルエーテル、アルキ
ルアリルエーテルを導入したメタクリレート系重合体か
らなる粘度指数向上剤を使用したエンジン油(使用例1
〜23)は、共役ジエン、置換アセチレン、アルキルビ
ニルエーテル、アルキルアリルエーテルを導入していな
いメタクリレート系重合体からなる粘度指数向上剤を使
用したエンジン油(比較使用例1、2)と比べコーキン
グ量が著しく低減できており、従来コーキング量が少な
いといわれいるOCP系粘度指数向上剤を使用した場合
(比較使用例3)と比べ同等以下のコーキング量となっ
ている。
【0049】
【表2】
【0050】表2からわかるように、本発明の粘度指数
向上剤を使用したエンジン油(使用例1〜23)は、比
較使用例3のOCP系粘度指数向上剤を使用したエンジ
ン油に比べ、TBS粘度が低く、粘度指数が高い。
【0051】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明の粘度指数向上剤を使用したエンジン油は、従来のO
CP系粘度指数向上剤したエンジン油と比べコーキング
量が同等以下に低減でき、かつ、OCP系粘度指数向上
剤を使用した場合と比べ、TBS粘度が低いことおよび
粘度指数が高いことから今後の自動車の省燃費性の要求
に対応できる優れたエンジン油を提供することができ
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C10N 30:08 40:25 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C10M 145/14 C10M 143/00 - 143/12 C10N 30:02 C10N 30:04 C10N 40:25 C08F 297/02 CA(STN) WPI/L(QUESTEL)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルキルメタクリレート(a1)と共役
    ジエン、アセチレン、置換アセチレン、アルキルビニル
    エーテルおよびアルキルアリルエーテルの群から選ばれ
    る1種以上の単量体(a2)とを必須構成成分として含
    有する共重合体(A)からなり、(A)が(a1)と
    (a2)または(a1)と(a2)と他のラジカル重合
    性単量体からなる単量体類を鉱物油または溶剤中でラジ
    カル重合することにより得られる共重合体であることを
    特徴とする粘度指数向上剤。
  2. 【請求項2】 他のラジカル重合性単量体が炭素原子と
    水素原子または炭素原子、水素原子と酸素原子からなる
    他のラジカル重合性単量体(b)である請求項1記載の
    向上剤。
  3. 【請求項3】 共重合体(A)が構成成分として窒素原
    子、硫黄原子から選ばれる1種以上の原子を有する単量
    体(c)を含有している請求項1または2記載の向上
    剤。
  4. 【請求項4】 アルキルメタクリレート(a1)と共役
    ジエン、アセチレン、置換アセチレン、アルキルビニル
    エーテルおよびアルキルアリルエーテルの群から選ばれ
    る1種以上の単量体(a2)とを必須構成成分として含
    有する共重合体(A)からなり、(A)が(a1)と
    (a2)および必要により炭素原子と水素原子または炭
    素原子、水素原子と酸素原子からなる他のラジカル重合
    性単量体(b)および/または窒素原子、硫黄原子から
    選ばれる1種以上の原子を有する単量体(c)を重合す
    ることにより得られた重合体にさらに単量体(c)を過
    酸化物系重合触媒でグラフト重合して得られた共重合体
    であることを特徴とする粘度指数向上剤。
  5. 【請求項5】 (a2)がアセチレン、置換アセチレ
    ン、アルキルビニルエーテルおよびアルキルアリルエー
    テルの群から選ばれる請求項1〜4のいずれか記載の向
    上剤。
  6. 【請求項6】 (A)中の(a1)の含量が30〜9
    9.99重量%であり、(a2)の含量が0.01〜1
    0重量%である請求項1〜5のいずれか記載の向上剤。
  7. 【請求項7】 (A)の重量平均分子量が1万〜50万
    であり、(A)の重量平均分子量(Mw)と空気中、2
    20℃、10分間の加熱後の該(A)の重量平均分子量
    (Mw2)が下記式(1)を満たすものである請求項1
    〜6のいずれか記載の向上剤。 Mw2/Mw≦0.7 (1)
  8. 【請求項8】 さらに流動点降下剤(B)を含有し、
    (A)100重量部に対し、(B)が1〜20重量部で
    ある請求項1〜7のいずれか記載の向上剤。
  9. 【請求項9】 鉱物油、合成潤滑油またはMLDW油か
    らなる基油に請求項1〜8のいずれか記載の向上剤を含
    有させてなることを特徴とする駆動系潤滑油、作動油ま
    たはエンジン油。
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