JP2928174B2 - プラスチック射出成形機用のハンドリングシステム並びに挿入部品を挿入する方法 - Google Patents

プラスチック射出成形機用のハンドリングシステム並びに挿入部品を挿入する方法

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JP2928174B2 JP8278623A JP27862396A JP2928174B2 JP 2928174 B2 JP2928174 B2 JP 2928174B2 JP 8278623 A JP8278623 A JP 8278623A JP 27862396 A JP27862396 A JP 27862396A JP 2928174 B2 JP2928174 B2 JP 2928174B2
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    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチック射出成
形機用のハンドリングシステムに関する。このハンドリ
ングシステムによって挿入部品が個別に、あるいはブロ
ックでプラスチック射出成形機の工具の型中空室へ挿入
され、その場合に挿入前に挿入部品をグループにまとめ
る第1のハンドリング装置が設けられ、かつグループの
挿入部品を型中空室へ挿入する第2のハンドリング装置
が設けられている。
【0002】本発明はさらに、プラスチック射出成形機
の工具の型中空室へ挿入部品を挿入する方法に関するも
のである。この方法においては挿入部品は挿入の前にグ
ループにまとめられる。
【0003】
【従来の技術】上述の種類のハンドリングシステムと方
法は、英国出願GB−A−2158003から知られて
いる。
【0004】プラスチックの対象を射出成形する場合に
噴射工程の間に部品を一緒に鋳込むことが知られてい
る。この部品は、例えば補強部材、継手、固定部品、電
気的な差込み接続部材の金属の接触部材などとすること
ができる。
【0005】プラスチックの対象を射出成形する場合に
さらに工具を使用して、その工具のの分離平面内に対応
する型中空室が配置されるようにすることが知られてい
る。その場合に射出技術的な理由から、個々の型中空室
がその中へ射出すべき対象の方位に関して異なることが
必要とされることが多い。すなわち、型中空室は例えば
中央の共通の供給通路に対して星形に方位付けされる場
合がある。
【0006】そのような場合に冒頭で挙げた種類の挿入
部品を射出成形工程前に型中空室内へ挿入したい場合に
は、各型中空室内で該当する挿入部品が型中空室のそれ
ぞれの方位において挿入されるように注意しなければな
らない。
【0007】従来知られているハンドリングシステムは
この課題を、ハンドリングシステムが各個別の型中空室
について新しい方位を占めることによって、極めて複雑
な方法で解決している。このことは著しいプログラミン
グコストを前提としており、駆動中に、特にプラスチッ
ク射出成形機のサイクル時間をできる限り短く抑えよう
とする場合に、障害をもたらす恐れがある。
【0008】例えば、多数の金属的な接触部材がプラス
チックで射出被覆される、電気的な差込み接続部材の場
合に、型中空室毎に多数の挿入部品が設けられることが
多い。その場合には、例えば4つの型中空室を設けて、
その中にそれぞれ5つの挿入部品が配置される場合があ
る。その場合には全部で20の挿入部品を短い時間で狭
い空間にそれぞれ正しい位置で、かつ所定の方位で挿入
しなければならない。
【0009】冒頭で挙げたGB−A−2158003か
らは、半導体スイッチング回路(いわゆるリードフレー
ム)を射出被覆するハンドリングシステムと方法が知ら
れている。その場合にこのリードフレームは互いに平行
かつ並べてグループで配置される。このように配置され
たリードフレームのそれぞれ1グループが型中空室内へ
移送され、その型中空室内にはすでにリードフレームに
対応する凹部が設けられている。その後1射出工程によ
って型中空室の内部で全部で14の半導体スイッチング
回路が射出成形される。この公知の方法においては、全
てのリードフレームは同じ方向に整合され、すなわち互
いに平行である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】それに対して本発明の
課題は、プラスチック射出成形機用のハンドリングシス
テムを、上述の欠点が回避されるように改良することに
ある。特に、直接プラスチック射出成形機で作業するハ
ンドリングシステムを、そのサイクル時間を短縮し、か
つ単純化しなければならない。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1〜3
に記載のシステム、又は請求項13に記載の方法を要旨
としている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明によれば、前述の課題は、
プラスチック射出成形機用のハンドリングシステムにお
いて、型中空室内の挿入部品の方位が異なること、並び
に第1のハンドリング装置が挿入部品を次のように、す
なわちグループ内の挿入部品の方位が型中空室内の挿入
部品の種々の方位に等しいように、グループにまとめる
ことによって解決される。
【0013】更に、前述の課題は、本発明によれば、プ
ラスチック射出成形機の工具の型中空室へ挿入部品を挿
入する方法において、挿入部品が型中空室内へ所定の異
なる方位で挿入され、その場合にグループ内の挿入部品
の方位を型中空室内の挿入部品の方位に等しくすること
によって解決される。
【0014】このようにして本発明の基礎となる課題は
完全に解決される。
【0015】すなわち本発明によるシステムにおいて
は、挿入部品は第1のハンドリング装置の活動によって
すでに、工具の該当する型中空室における同じグループ
内部の多数の挿入部品の方位に相当する方位で提供され
る。従って例えば従来技術の場合と変わらずに、挿入部
品が全て同一の方位で運ばれる、挿入部品のパレット上
への供給を前提とすることができる。その後第1のハン
ドリング装置が挿入部品を、挿入部品がほぼそのままで
型中空室内へ移動させ、そこに挿入されるようにグルー
プで方位付けし、場合によっては位置決めする。
【0016】従って挿入部品の位置決めと方位付けの問
題は、本来のプラスチック射出成形機の外部の領域へ移
動されて別に処理されるので、全シーケンスをより迅速
に遂行することができ、例えば工具の射出成形の際のプ
ロセス時間を、挿入部品の次のグループをすでに必要な
方法で方位付けし、かつ位置決めするために利用するこ
とができる。
【0017】本発明の好ましい実施形態においては、挿
入部品は第1のハンドリング装置へ、グループ内での数
と等しくない数で、好ましくは個々に供給される。
【0018】この手段によって、挿入部品が個々にある
いは例えば対をなして貯蔵部から供給される、従来の供
給装置を使用することが可能になる、という利点が得ら
れる。
【0019】その場合に、第1のハンドリング装置が挿
入部品を、方向付けされた完全なグループにまとめると
効果的である。
【0020】この手段によって、第1のハンドリング装
置を出た後にはグループ全体はすでに完全に型中空室の
方位に相当する方位で供給される、という利点が得られ
る。
【0021】それに対して本発明の他の実施形態におい
ては、第1のハンドリング装置が挿入部品を個別にのみ
方向付けし、かつ入れ換え装置が設けられており、この
入れ換え装置が方向付けされた個々の挿入部品を、方向
付けされた完全なグループにまとめる。
【0022】この手段によって、システム内のより高い
流れ速度が可能になるという利点が得られる。というの
は例えば個別に供給された挿入部品がそれぞれ個別に方
位付けされるので、第1のハンドリング装置を出る個別
部材の流れは、第1のハンドリング装置へ供給される個
別部材の流れに等しいからである。
【0023】その場合には特に、グループが列と行とか
らなり、入れ換え装置が第1のハンドリング装置から個
々に方位付けされて供給された挿入部品を列にしてグル
ープにまとめると効果的である。
【0024】この手段によって、第1のハンドリング装
置の下流の他のシーケンスを中間バッファなしで構成す
ることができる、という利点が得られる。というのは個
別にさらに移送される(今ではすでに方位付けされてい
る)挿入部品が順次列にしてグループにまとめられるか
らである。
【0025】他のグループの実施例においては、個別部
品は、グループ内の数に相当する数で第1のハンドリン
グ装置へ供給される。
【0026】この手段によって、挿入部品を貯蔵部から
第1のハンドリング装置へ供給する場合の手間が幾分高
くなることを計算に入れて、他のシーケンスをより高速
に構成することができる。というのは挿入部品は始めか
らグループで移送されるからである。
【0027】本発明の枠内においては特に、挿入部品が
工作物支持体またはパレット上で第1のハンドリング装
置へ供給されると効果的である。
【0028】この手段によって、標準移送装置を使用す
ることが可能となり、その標準移送装置を異なる挿入部
品用にそれぞれ適当に修正するだけで済むという、利点
が得られる。
【0029】その場合にこの実施形態の好ましい構成に
おいては、それぞれ個々の場合にどちらが好ましいかに
従って、挿入部品をパレット上で方位付けしても、ある
いはパレットごと方位付けしてもよい。
【0030】挿入部品が第1のハンドリング装置へすで
にグループで供給され、そしてそのためにパレット上に
配置されている場合には、挿入部品がパレット上で、そ
の相互の相対座標が工具内における型中空室の相互の相
対座標に相当する位置に配置されており、そして第1の
ハンドリング装置は単に挿入部品をその位置上で方位付
けする場合に、特に効果的である。
【0031】この手段によって、第1のハンドリング装
置を出た後に、型中空室内へ直接移送する、すなわち挿
入することができる、挿入部品の位置が得られる、とい
う利点がもたらされる。
【0032】特に良好な効果は、第2のハンドリング装
置が挿入部品をグループで型中空室内へ挿入することに
よって得られる。
【0033】さらに、第1と第2のハンドリング装置が
構造的に一致していると効果的である。
【0034】
【実施例】本発明の実施例を図面に示し、以下の記載に
おいて詳細に説明する。
【0035】図1において全体を符号10で示すもの
は、本発明によるハンドリングシステムである。図1に
極めて概略的に図示されているプラスチック射出成形機
11には工具12が設けられており、この工具自体には
2つの型半体12a、12bが設けられている。型半体
12a、12bには、工具12が閉鎖された状態におい
て互いに接する表面13a、13bが設けられている。
【0036】表面13a、13bには型中空室14’、
14”、いわゆるキャビティーが形成されている。工具
12が、矢印15a、15bで示すように、図1に示す
開放位置から閉鎖位置へ移動されると、表面13a、1
3bが上述したように互いに接して、型中空室14’、
14”に公知であり、従って改めて図示しない方法でプ
ラスチック材料を充填することができる。
【0037】図1の右下に、工具半体12aの表面13
が側面で示されている。図から明らかなように、型中空
室14’は所定の位置16aから16dに配置されてお
り、これらの位置は互いに所定の座標距離隔たってい
る。さらにこの図から明らかなように、型中空室14’
は、後述するような方位を有する。
【0038】図1において、工具12の左隣に第1の工
作物支持体、すなわち第1のパレット20が設けられて
いる。第1のパレット20上には4つの挿入部品21a
から21dが配置されている。挿入部品21aから21
dにおいて矢印によって、これら挿入部品が異なる方位
を有することが示唆されている。容易に理解できるよう
に、挿入部品21aから21dの方位は、表面13a内
の型中空室14’の方位に相当する。
【0039】第1のハンドリング装置25は、挿入部品
21aから21dを型中空室14’または14”内へ挿
入するために用いられる。そのために第1のハンドリン
グ装置25には第1のハンドリングアーム26が設けら
れている。第1のハンドリングアーム26は、xとyで
示すように、好ましくは多数の座標内で移動される。さ
らに第1のハンドリングアーム26は、例えば回転、揺
動など他の自由度で移動することも可能である。
【0040】挿入部品を供給するために第2の工具支持
体またはパレットが設けられており、これらは、図1に
おいて符号30、30aから30eで示されている。図
示の実施例においては、これら第2のパレット30、3
0aから30eの各々が1つの挿入部品21を支持して
いる。第2のパレット30、30aから30eは、第1
の移送方向について矢印31で示すように、第1のパレ
ット20の左隣の位置へ順次移送される。これらは次
に、挿入部品21を取り出された後に、空の第2のパレ
ット30xで示すように、再び第2の方向32へ移動さ
れ、パレット30x上には挿入部品21用の空の位置3
3が認められる。
【0041】第2のハンドリング装置35が第1のパレ
ット20と次に到着する第2のパレット30との間に設
けられている。第2のハンドリング装置35は第2のハ
ンドリングアーム36を有し、このハンドリングアーム
も同様に多数の座標/自由度に沿って移動することがで
きる。
【0042】その場合に、「挿入部品」というのは、こ
の種の挿入部品のセットと理解することもできるのは言
うまでもないことである。すなわち、例えばパレット3
0上の挿入部品21は例えば5つの同一または異なる部
品のセットからなり、例えば5つの電気的差込み接続用
の金属の接触部材である。これらは異なるソースから、
例えばパレットから、スイングコンベアから、打ち抜き
装置などから供給することができる。
【0043】図1に示す装置の作業方法は次の如くであ
る。
【0044】プラスチック射出成形機1を該当するハン
ドリングシステム10で駆動する駆動において、挿入部
品は通常のようにフィーダーから供給される。フィーダ
ーは挿入部品21を可能性に従って、大量に最もよく移
送できる形で、すなわちできるだけ積み重ねたコンパク
トな形で供給する。その後個別部品21は、すでにそれ
がフィーダーによって行われていない限りにおいて、第
2のパレット30上へ積み替えられる。その場合に第2
のパレット30には挿入部品21が同じ形で装填される
ので、挿入部品は個別に、あるいは同様に整合して多数
が第2のパレット30上に配置されている。
【0045】この形で個別部品21はハンドリングシス
テム20の作業領域へ達する。第2のハンドリングシス
テム35が挿入部品21をそれぞれ次の第2のパレット
30から取り出して、それを第1のパレット20上へ移
送する。この移送の間に挿入部品21は、工具12内の
位置16aから16dに相当する位置へ移動されるだけ
でなく、その場合に挿入部品21は同時に方位を与えら
れ、特に工具12内の型中空室14’、14”の方位に
相当する方位(例えば「右へ」、「左へ」、「上へ」、
「下へ」、「水平に対して30度左へ傾斜して」など)
を与えられる。このようにして、図1に示す第1のパレ
ット20上の挿入部品21aから21dの位置が得られ
る。
【0046】第1のハンドリング装置25は、その後挿
入部品21aから21dを第1のパレットから取り出し
て該当する型中空室14’、14”内へ移動させること
が必要であり、その場合には挿入部品21から21dの
方位を変える必要はない。
【0047】例えば挿入は、第1のパレット20が型半
体12a、12bの間隙へ進入することによって行うこ
とができるので、挿入部品21aから21dはさらにそ
れぞれ矢印15a、15b方向にわずかに該当する型中
空室14’、14”内へ挿入すればよい。このことはそ
れぞれ個別に行っても、あるいはそれぞれ多数で行って
もよい。
【0048】型半体12a、12bは挿入の後に閉鎖さ
れるので、その後射出成形工程を実施することができ
る。閉鎖移動、射出成形工程並びにそれに続く開放移動
の間に時間を節約するために、すでに4つの挿入部品2
1aから21dの次のグループを第2のハンドリング装
置35によって後続の第2のパレット30aから30d
から取り出して、第1のパレット20上へ正しい位置
で、かつ正しい方位で配置することができる。
【0049】図2に示す変形例において、シーケンスは
原理的に図1に示す装置の場合と同様である。さらに時
間を節約するために、ここでは単に、第2のパレット2
0aから20dが第1のパレット20とほぼ等しい構造
で形成されている。その場合に挿入部品はすでに最終的
な位置において、しかしまだ統一的な方位で供給され
る。その場合には、第2のハンドリングアーム136を
有する第2のハンドリングシステム135は、挿入部品
を第2のパレット20a上で方位変更するだけでよく、
位置は変更する必要がない。
【0050】その場合にはさらに、自立している構成部
品としての第1のパレット20を省くことができる。と
いうのは、第2のパレット20aから20dを第1のパ
レット20の領域へ移動させて、そこで図1に示す実施
例において第1のパレット20によるのと同様に処理す
ることができるからである。その場合には空のパレット
20xは、第2図から明らかなように、例えば90°折
曲された方向32へ再び搬出される。ここでもまた、挿
入部品がその前に占めていた位置33aから33dが認
められる。
【0051】このようにして、方位の異なる多数の型中
空室と挿入部品が設けられる工作物とを有する工具にお
いて、ハンドリング装置の著しい時間節約と単純化が達
成できることが理解される。
【0052】図3に示すハンドリングシステムにおいて
も、図1に示す実施例の場合と同様に個別パレット40
が使用され、その上にそれぞれ1つの挿入部品41が配
置されている。個別に供給される挿入部品41はまずオ
リエンテーリング(方位付け)ステーション50の領域
へ達する。オリエンテーリングステーション50には、
第1のハンドリングアーム52を有する第1のハンドリ
ング装置51が付設されている。矢印53で示すよう
に、第1のハンドリング装置51によって、オリエンテ
ーリングステーション50内にあるそれぞれの挿入部品
を方位付けすることができる。このことは、図3に示す
ように、パレット上で挿入部品だけを方位付けすること
によって行うことができる。あるいはまた、パレット全
体をその上にある挿入部品と共に方位付けすることも可
能である。
【0053】オリエンテーリングステーション50を出
た後に挿入部材は所定の方法で異なる方位を有し、これ
についてはさらに説明する。
【0054】その上に挿入部材を有するパレットは最終
的に入れ換え装置56上へ達し、図示の実施例において
は入れ換え装置上にそれぞれ2つのパレットがまとめら
れる。矢印57で示唆するように、それぞれ2つのパレ
ットが待機位置ステーションへ供給され、その待機位置
ステーション上にはそれぞれ連続する2対のパレット、
従って全部で4つのパレットが配置されている。
【0055】図3に示す待機位置ステーション58内の
4つのパレットは、例えばすでに図1と2について説明
したのと同様に4つの型中空室に対応している。符号4
1a、41b、41cおよび41dで示すものは、待機
位置ステーション58内の挿入部品の4つの方位であ
る。その場合に挿入部品41a、41bは、待機位置ス
テーション58内の全部で2行と2列からなる挿入部品
のグループの上方の列を、そして挿入部品41cと41
dが下方の列を形成する。
【0056】4つの挿入部品41aから41dは、すで
に説明した方法で第2のハンドリングアーム61を有す
る第2のハンドリング装置60によって型中空室へ挿入
することができる。このことは、好ましくは第2のハン
ドリングアーム61が4つの挿入部品41aから41d
全てをまとめて把持して、該当する4つの型中空室へま
とめて挿入することによって行われる。
【0057】システムの上流を振り返って見ると、入れ
換え装置56内ですでに2つの挿入部品41c’と41
d’を有する次の列が準備されており、4つの挿入部品
41aから41dの挿入後にこの列が待機位置ステーシ
ョン58の下方の位置へ移動されることがわかる。入れ
換え装置56の上流に、また他の2つの挿入部品41
a’と41b’が案内されており、これらは挿入部品4
1c’と41d’の入れ換え後に入れ換え装置56上へ
達し、それによってその後同様に待機位置ステーション
58のグループの上方の列へ供給される。それが行われ
ると待機位置ステーション58にはまた方位の正しい4
つの挿入部品41’から41dが装填されたことにな
る。
【0058】さらに上流では、オリエンテーリングステ
ーション50の出口にすでに、その次のグループの第1
の列41c”、41d”が方位付けされているのが見ら
れ、これらが最終的に待機位置ステーション58の下方
の列に配置されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハンドリングシステムの第1の実
施例を概略的に示す。
【図2】本発明によるハンドリングシステムの第2の実
施例を、図1と同様に示す。
【図3】本発明によるハンドリングシステムの第3の実
施例を、図1と同様に示す。
【符号の説明】
10 ハンドリングシステム 11 プラスチック射出成形機 12 工具 12a、12b 型半体 13a、13b 表面 14’、14” 型中空室 20 第1のパレット 21aから21d 挿入部品 25 第1のハンドリング装置 26 第1のハンドリングアーム 30、30aから30e 第2のパレット 35 第2のハンドリング装置 36 第2のハンドリングアーム 50 オリエンテーリングステーション 52 第1のハンドリングアーム 56 入れ換え装置 58 待機位置ステーション 61 第2のハンドリングアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/00 - 45/84 B29C 31/04 B29C 33/12

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部品(21aから21d;41aか
    ら41d)を個別に、あるいはブロックでプラスチック
    射出成形機(11)の工具(12)の型中空室(1
    4’、14”)へ挿入する、プラスチック射出成形機
    (11)用のハンドリングシステムであって、挿入部品
    (21aから21d;41aから41d)を挿入前にグ
    ループにまとめる第1のハンドリング装置(35;13
    5;51)と、グループの挿入部品(21aから21
    d;41aから41d)を型中空室(14’、14”)
    へ挿入する第2のハンドリング装置(25;60)が設
    けられている、プラスチック射出成形機用のハンドリン
    グシステムにおいて、型中空室(14’、14”)内で
    方位(21aから21d;41aから41d)が異な
    り、第1のハンドリング装置(35;135;51)が
    挿入部品(21aから21d;41aから41d)を次
    のように、すなわちグループ内の挿入部品(21aから
    21d;41aから41d)の方位が型中空室(1
    4’、14”)内の挿入部品(21aから21d;41
    aから41d)の異なる方位に等しくなるように、グル
    ープにまとめることを特徴とする、プラスチック射出成
    形機用のハンドリングシステム。
  2. 【請求項2】 挿入部品(21aから21d;41aか
    ら41d)が、グループ内の数とは等しくない数で、好
    ましくは1つずつ、第1のハンドリング装置(35;5
    1)へ供給されることを特徴とする、請求項1に記載の
    ハンドリングシステム。
  3. 【請求項3】 第1のハンドリング装置(35)が挿入
    部品(21aから21d)を、方位付けされた完全なグ
    ループにまとめることを特徴とする、請求項2に記載の
    ハンドリングシステム。
  4. 【請求項4】 第1のハンドリングシステム(51)が
    挿入部品(41aから41d)を個々にのみ方位付け
    し、個々に方位付けされた挿入部材(41aから41
    d)を方位付けされた完全なグループにまとめる入れ換
    え装置(56)が設けられていることを特徴とする、請
    求項2に記載のハンドリングシステム。
  5. 【請求項5】 グループが列と行とからなり、入れ換え
    装置(56)が、第1のハンドリング装置(51)によ
    って個々に方位付けされて供給される個別部品(41a
    から41d)を列としてグループにまとめることを特徴
    とする、請求項4に記載のハンドリングシステム。
  6. 【請求項6】 挿入部品が、グループ内の数に相当する
    数で第1のハンドリング装置(135)へ供給されるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のハンドリング装置。
  7. 【請求項7】 挿入部材(21aから21d;41aか
    ら41d)がパレット(20から20d、30から30
    e;40)上で第1のハンドリング装置(35;13
    5;51)へ供給されることを特徴とする、請求項1か
    ら6までのいずれか1項または複数項に記載のハンドリ
    ングシステム。
  8. 【請求項8】 挿入部品(21aから21d;41aか
    ら41d)が第1のハンドリング装置(35;135;
    51)によってパレット(20から20d;30から3
    0e;40)上で方位付けされることを特徴とする、請
    求項7に記載のハンドリングシステム。
  9. 【請求項9】 挿入部品が第1のハンドリング装置によ
    ってパレットと共に方位付けされることを特徴とする、
    請求項7に記載のハンドリングシステム。
  10. 【請求項10】 パレット(20から20d)がそれぞ
    れ、グループの挿入部品(21aから21d)の数と等
    しいか、あるいはその整数割りに等しい数の挿入部品
    (21aから21d)を支持することを特徴とする、請
    求項7または8に記載のハンドリングシステム。
  11. 【請求項11】 挿入部品(21aから21d)がパレ
    ット(20から20d)上で、その相互の相対座標が工
    具(12)内の型中空室(14’、14”)の相互の相
    対座標に相当する位置(33aから33d)に配置され
    ており、第1のハンドリング装置(135)は単に挿入
    部品(21aから21d)をその位置(33aから33
    d)上で方位付けすることを特徴とする、請求項10に
    記載のハンドリングシステム。
  12. 【請求項12】 第2のハンドリング装置(25;6
    0)が挿入部品(21aから21d;41aから41
    d)をグループで型中空室(14’、14”)へ挿入す
    ることを特徴とする、請求項1から11までのいずれか
    1項に記載のハンドリングシステム。
  13. 【請求項13】 第1と第2のハンドリング装置が構造
    的に一致していることを特徴とする、請求項1から12
    までのいずれか1項に記載のハンドリングシステム。
  14. 【請求項14】 挿入部品(21aから21d;41a
    から41d)が挿入前にグループにまとめられる、プラ
    スチック射出成形機(11)の工具(12)の型中空室
    (14’、14”)へ挿入部品(21aから21d;4
    1aから41d)を挿入する方法において、挿入部品
    (21aから21d;41aから41d)が異なる所定
    の方位で型中空室(14’、14”)内へ挿入され、そ
    の場合にグループ内における挿入部品(21aから21
    d;41aから41d)の方位が、型中空室(14’、
    14”)内の挿入部品(21aから21d;41aから
    41d)の方位に等しいことを特徴とする、プラスチッ
    ク射出成形機の工具の型中空室へ挿入部品を挿入する方
    法。
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