JP2926230B2 - 下水用ポンプシステム - Google Patents

下水用ポンプシステム

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JP2926230B2
JP2926230B2 JP5066988A JP6698893A JP2926230B2 JP 2926230 B2 JP2926230 B2 JP 2926230B2 JP 5066988 A JP5066988 A JP 5066988A JP 6698893 A JP6698893 A JP 6698893A JP 2926230 B2 JP2926230 B2 JP 2926230B2
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聖治 河口
保正 石橋
惠昭 渡▲邉▼
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    • Y02A20/20Controlling water pollution; Waste water treatment

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下水管路内を汚水が自
然流下するように、下水管路の途中にて汚水を一旦汲み
上げる下水用ポンプシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】汚水を下水処理場に送給する場合には、
自然流下が経済的である。しかし、下水管路が長距離に
わたる場合には、自然流下だけでは、下水処理場におい
て地中の深い場所に汚水が送給される。このために、通
常、下水管路の途中に数カ所のマンホールが配置され
て、各マンホール内に汚水を汲み上げるためのポンプシ
ステムが設置されている。各ポンプシステムによって汲
み上げられた汚水は、再度、自然流下によって送給され
る。
【0003】マンホール内に配置されるポンプシステム
には、マンホール内に流入した汚水に旋回を与えて水中
ポンプによって汲み上げるポンプシステムが開発されて
いる。このポンプシステムでは、汚水が旋回しつつ流入
する旋回凹部が設けられた予旋回槽がマンホール底部に
設置される。この予旋回槽における各旋回凹部内の汚水
は、それぞれの旋回凹部内に配置された各水中ポンプに
よって汲み上げられて、マンホールの内壁に沿って鉛直
状態で配置された吐出管へと吐出される。水中ポンプ
は、予旋回槽における各旋回凹部内に吸引口が浸漬され
るようにマンホール内に吊り下げられており、この水中
ポンプとマンホール内に配管された吐出管とが、吐出管
連結金具によって連結されている。この吐出管連結金具
は、予旋回槽における旋回凹部に隣接して設けられた支
持台部によって支持されている。
【0004】このようなポンプシステムでは、汚水が旋
回流になって旋回凹部内に流入するようになっているた
めに、汚水内に混入した異物がマンホールの底部に堆積
するおそれがなく、従って、マンホール内における悪臭
の発生が抑制される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、予旋回
槽における各旋回凹部内に汚水が旋回流となって流入す
るようにするためには、各旋回凹部に隣接して汚水が貯
留される領域が必要になる。このために、水中ポンプか
ら吐出される汚水が流入する吐出管は、マンホール内に
おいて汚水が貯留される領域とは反対側の領域に配置す
る必要がある。
【0006】通常、マンホールは規格化されており、マ
ンホール内の最大内径に対して、地表に露出した開口部
の内径は小さくなっている。例えば、マンホールの最大
内径が1500mmの場合には、開口部の内径は900
mmになっている。一対の旋回凹部を有する予旋回槽の
長さは、マンホールの内径にほぼ等しく、1500mm
程度になっている。また、予旋回槽には水中ポンプと吐
出管とを連結する吐出管連結金具の支持台部が設けられ
ているために、この予旋回槽の幅寸法も、1500mm
程度になっており、予旋回槽を内径が900mmの開口
部からマンホール内に搬入することはできない。
【0007】予旋回槽をマンホール内に搬入するために
は、マンホールを施工する際に、マンホールの底部が形
成された状態で、先に吐出管連結金具の支持台部を有す
る予旋回槽をそのマンホール底部内に搬入し、その後
に、開口部を有するマンホールの上部を形成することが
行われている。しかし、この場合には、マンホールの施
工を一旦中断して予旋回槽を据え付けなければならな
い。通常、マンホールは土木業者が施工するのに対し
て、予旋回槽の据え付けは水中ポンプの製造業者が行う
ために、それぞれの業者間において、仕事の段取りを調
整する必要がある。特に、各業者において必要とする機
械等が異なるために、土木業者が使用する機械等を一旦
搬出して、予旋回槽等の据え付けのための機械を現場に
搬入し、予旋回槽の据え付けが終了した時点で予旋回槽
の据え付けのための機械を搬出し、その後に、再度、土
木機械を現場に搬入しなければならず、作業に多大の手
間を要する。
【0008】これに対して、一旦、マンホールが完成し
た後に、マンホールの開口部が設けられた上部を取り外
して、予旋回槽をマンホール内に搬入し、その後にマン
ホール上部を取り付ける方法も実施されている。しか
し、この場合にも、マンホールの上部の取り外しおよび
取り付け作業が煩わしいという問題がある。
【0009】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、マンホールが完成した後に予旋回
槽をマンホール内の所定位置に据えつけることができる
下水用ポンプシステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の下水用ポンプシ
ステムは、マンホール内に流入する汚水を汲み上げる下
水用ポンプシステムであって、マンホール内に流入した
汚水が旋回しつつ内部に流入する旋回凹部を有し、この
マンホールにおける開口部を通してマンホール内に搬入
され得る大きさに構成されていて、マンホール内に開口
部を通して搬入されてその底部に設置される予旋回槽
と、この予旋回槽における旋回凹部内に下部吸引口が位
置するように旋回凹部内に配置された水中ポンプと、こ
の水中ポンプの吐出口と、マンホールの内周面に沿って
配置された吐出管とを連結する吐出管連結金具と、マン
ホールの開口部を通してこのマンホール内に搬入される
ように前記予旋回槽とは分離して構成されており、前記
吐出管連結金具を支持するように該マンホールの底部に
おける所定位置に設置される支持台と、マンホールの開
口部を通してこのマンホール内に搬入されるように前記
予旋回槽とは分離して構成されており、該予旋回槽の旋
回凹部内に汚水を案内するようにマンホール内にて該予
旋回槽に取り付けられるガイド板と、を具備するもので
あり、そのことにより上記目的が達成される。
【0011】
【作用】本発明の下水用ポンプシステムでは、水中ポン
プの吐出口とマンホールの内周面に沿って配置された吐
出管とを連結する吐出管連結金具が、旋回凹部を有する
予旋回槽とは分離されてマンホールの底部に設置された
支持台によって支持されている。従って、支持台と予旋
回槽とは、マンホールが形成された後に、マンホールに
おける開口部を通して、それぞれ別個に搬入することが
できる。予旋回槽における流入溝に汚水を流入させるた
めのガイド板は、予旋回槽とは分離した状態で、マンホ
ールの開口部からマンホール内に搬入されて予旋回槽に
取り付けられる。予旋回槽に取り付けられたガイド板は
汚水を予旋回槽における旋回凹部へと旋回されつつ導入
される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1は、本発明の下水用ポンプシステムの
縦断面図、図2はそのポンプシステムの平面図である。
このポンプシステムは、図1に示すように、マンホール
10の底部に据え付けられている。
【0014】このマンホール10は、内径が1500m
mの円筒状をしており、このマンホール10の上端面に
は、内径が900mmの一対の開口部12が地表に露出
するように設けられている。マンホール10の周面にお
ける上下方向の中程には、汚水をマンホール10内へと
流入させる流入管13(図2参照)が支持されている。
また、この流入管13が取り付けられたマンホール10
の周面とは反対側部分には、流出管14が取り付けられ
ている。この流出管14は、マンホール10の内周面に
沿って鉛直状態で取り付けられた一対の吐出管60に連
結されている。各吐出管60は、後述するように、それ
ぞれ吐出管連結金具50を介して水中ポンプ30に連結
されている。
【0015】本発明のポンプシステムは、図2に示すよ
うに、マンホールの底部に配置される予旋回槽20を有
している。この予旋回槽20は、マンホール10の内径
方向に沿って長く延びており、例えば、繊維強化プラス
チック(FRP)によって成形されている。予旋回槽2
0における長手方向の寸法は、マンホール10の内径よ
り若干短く、1480mmになっている。
【0016】予旋回槽20の長手方向の各側部には、図
2に示すように、凹状に窪んだ一対の旋回凹部21およ
び21が設けられている。各旋回凹部21における流入
管13配置側の側方には、各旋回凹部21から離れるに
つれて順次上側になるように傾斜した越流堰部23が設
けられている。この越流堰部23におけるマンホール1
0内周面との対向面は鉛直状態になっている。また、越
流堰部23には、この越流堰部23を貫通して各旋回凹
部21に連通する流入溝22が設けられている。各流入
溝22は各旋回凹部21のほぼ接線方向に延びている。
【0017】各旋回凹部21の間には、幅方向に延びる
隔壁部24が設けられている。この隔壁部24の上面
は、越流堰部23の上面と等しいレベルになっている。
さらに、この隔壁部24には越流堰部23とは反対側に
延出する遮蔽板27が、着脱可能に取り付けられてい
る。この遮蔽板27は、越流堰部23を越えて流入する
汚水が、一方の旋回凹部21内の旋回流によって他方の
旋回凹部21内に流入することを防止して、各旋回凹部
21内にて旋回流を強めている。
【0018】予旋回槽20は、マンホール10の底部に
打設されたコンクリート80内に各旋回凹部21が埋め
込まれており、これにより、マンホール10の底部に据
え付けられている。
【0019】予旋回槽20の越流堰部23には、この越
流堰部23とマンホール10内周面との間の弓形状の領
域に嵌合されるガイド板26が、越流堰部23にボルト
止めされている。このガイド板26は、越流堰部23に
隣接する部分が、この越流堰部23を貫通する流入溝2
2の底面と同レベルになっており、越流堰部23から離
れるに連れて順次上側になるように傾斜した状態になっ
ている。
【0020】図2に示すように、各旋回凹部21の内部
には、マンホール10内にそれぞれ垂下された水中ポン
プ30および30がそれぞれ配置されている。各水中ポ
ンプ30は、下端部に鉛直状態になった吸引管31を有
しており、この吸引管31の下端面における吸引口32
が、各旋回凹部21の底面とは間隙をあけた状態で配置
されている。
【0021】各水中ポンプ30の吐出口33は、予旋回
槽20における各旋回凹部21よりも越流堰部23部か
ら離れる方向へと延出しており、この吐出口33に、吐
出管連結金具50がそれぞれ連結されている。各吐出管
連結金具50は、水中ポンプ30の吐出口33に一方の
端部が連結されており、この端部から水平方向に延出し
て、他方の端部開口が上方を向くように湾曲されてい
る。そして、この上方に向いた開口部12に、汚水が通
流される各吐出管60の下端部がそれぞれ連結されてい
る。各吐出管連結金具50は、予旋回槽20とは別体に
なった支持台70上に載せられて、例えばボルトによっ
て固定されている。
【0022】各支持台70は、予旋回槽20とは分離し
て構成されており、例えば、鋼製のフレーム材によって
箱状に枠組みされて直方体状になっている。従って、予
旋回槽20における幅方向寸法は、610mm程度であ
って、マンホール10における開口部12の内径900
mmよりも十分に小さくなっている。
【0023】各支持台70は、マンホール10の底部に
設けられたコンクリート80上に、アンカーボルト71
によってそれぞれ固定されている。吐出管連結金具50
は、この支持台70上に、例えばボルトによって固定さ
れている。
【0024】各吐出管連結金具50には、一対のガイド
パイプ54および54の下端部がそれぞれ支持されてい
る。各ガイドパイプ54の下端部は、吐出管連結金具5
0における水中ポンプ30の近接位置において、水平状
態の軸心線を挟んだ幅方向の各側部に配置された支持部
によって支持されている。対をなす各ガイドパイプ54
には一方の水中ポンプ30に取り付けられたスライドガ
イド34が、それぞれスライド可能に取り付けられてお
り、水中ポンプ30をマンホール10の底部に据えつけ
る際に、各水中ポンプ30が一対のガイドパイプ54に
案内されて下方へとスライドされる。
【0025】このような構成のポンプシステムは、マン
ホール10が製造された後に、そのマンホール10の底
部に据え付けられる。ポンプシステムの据え付けは、ま
ず、予旋回槽20が、マンホール10の開口部12を通
して搬入される。予旋回槽20の幅寸法は、610mm
であって、開口部12の内径900mmよりも十分に短
くなっているために、予旋回槽20の長手方向を鉛直状
態として、マンホール10内に搬入することができる。
【0026】マンホール10内に搬入された予旋回槽2
0は、マンホール10の底部における所定位置に配置す
る。次に、各支持台70をマンホール10内に開口部1
2を通して搬入し、予旋回槽20に対して所定の位置と
なるようにマンホール10の底部に配置して、アンカー
ボルト71によって固定する。そして、各支持台70上
に吐出管連結金具50を取り付けてボルトによって固定
し、各吐出管連結金具50に各吐出管60を連結し、さ
らに、これらの吐出管60に1本の流出管14を取り付
ける。その後に、各吐出管連結金具50にガイドパイプ
54の下端部を連結する。各ガイドパイプ54の上端部
は、マンホール10の内周面に固定される。
【0027】このような状態で、マンホール10の底部
にコンクリート80が打設される。コンクリート80
は、予旋回槽20における各旋回凹部21の周囲に施工
されて、その上面が予旋回槽20における各流入溝22
底面にほぼ等しい水平レベルとされる。
【0028】次に、ガイド板26および遮蔽板27をマ
ンホール10内に搬入して、ガイド板26を予旋回槽2
0の越流堰部23にボルト止めするとともに、遮蔽板2
7を予旋回槽20の隔壁部24にボルト止めする。
【0029】その後、対をなすガイドパイプ54および
54に、各水中ポンプ30に設けられたスライドガイド
34が係合されて、各スライドガイド34をガイドパイ
プ54に沿って下降させることにより、それぞれの水中
ポンプ30が予旋回槽20における各旋回凹部21内に
配置される。
【0030】このようにして、各水中ポンプ30が旋回
凹部21内に配置されると、各ガイドパイプ54がマン
ホール10から取り出されて、各水中ポンプ30におけ
る吐出口33と各吐出管連結金具50の一方の端部とが
連結される。その後に、各ガイドパイプ54が再度マン
ホール10内に搬入されて、各水中ポンプ30のスライ
ドガイド34と係合状態とする。そして、各ガイドパイ
プ54の下端部を各吐出管連結金具50における所定の
支持部に支持させる。各ガイドパイプの上端部はマンホ
ール10の内周面に固定される。
【0031】このようにしてマンホール10の底部に据
え付けられたポンプシステムでは、流入管13から流入
する汚水が、ガイド板26上に貯留され、さらに越流堰
部24の上方のレベルにまで汚水が貯留されると、各水
中ポンプ30が駆動される。各水中ポンプ30の駆動に
よって、それぞれの旋回凹部21内に貯留された汚水が
各水中ポンプ30によって吸引されて、それぞれの吐出
管連結金具50内を通って各吐出管60および流出管1
4内へと通流される。
【0032】各旋回凹部21内の汚水が吸引されると、
越流堰部24とマンホール10内周面との間のガイド板
26上に貯留された汚水が、ガイド板26に沿って各流
入溝22内へと進入し、それぞれの旋回凹部21内へと
流入する。各流入溝22は円筒状をしたそれぞれの旋回
凹部21に対してほぼ接線方向に延びているために、各
流入溝22を通ってそれぞれの旋回凹部21内に流入す
る汚水は、各旋回凹部21内にて旋回流になる。これに
より、汚水とともにマンホール10内に流入した異物
は、旋回流によって各旋回凹部21内へと確実に流入し
て、各水中ポンプ30によって確実に汲み上げられる。
汲み上げられた汚水は、自然流下によって、次のマンホ
ール、あるいは下水処理場へと送給される。
【0033】なお、各水中ポンプ30の保守、点検に際
しては、各ガイドパイプ54に沿って水中ポンプ30が
引き上げられる。
【0034】
【発明の効果】本発明の下水用ポンプシステムは、この
ように、旋回凹部が設けられた予旋回槽と、旋回凹部内
に配置された水中ポンプに連結される吐出管連結金具の
支持台とが分離されており、さらに、予旋回槽における
旋回凹部内に汚水が流入するように案内するガイド板
も、予旋回槽とは分離されて構成されてマンホールの開
口部を通して搬入できるようになっているために、それ
ぞれをマンホールの開口部内にて連結することが可能に
なる。従って、本発明の下水用ポンプシステムでは、マ
ンホールが完成した後に据え付けることができ、ポンプ
システムの据え付けおよびマンホールの製造の作業性が
著しく向上する。マンホールの開口部を通して搬入され
てマンホール内にて予旋回槽に取り付けられたガイド板
は、旋回槽内における旋回凹部内に汚水を導入するよう
になっているために、汚水内の異物も、確実に旋回凹部
内に導入されて、水中ポンプによってマンホール外へと
排出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の下水用ポンプシステムの縦断面図であ
る。
【図2】その下水用ポンプシステムの要部を示す平面図
である。
【符号の説明】
10 マンホール 12 開口部 13 流入管 14 流出管 20 予旋回槽 21 旋回凹部 22 流入溝 23 越流堰部 24 隔壁部 26 ガイド板 27 遮蔽板 30 水中ポンプ 31 吸引管 32 吸引口 50 吐出管連結金具 60 吐出管 70 支持台

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホール内に流入する汚水を汲み上げ
    る下水用ポンプシステムであって、 マンホール内に流入した汚水が旋回しつつ内部に流入す
    る旋回凹部を有し、マンホール内径より小さい径のこの
    マンホールにおける開口部を通してマンホール内に搬入
    され得る大きさに構成されていて、マンホール内に開口
    部を通して搬入されてその底部に設置される予旋回槽
    と、 この予旋回槽における旋回凹部内に下部吸引口が位置す
    るように旋回凹部内に配置された水中ポンプと、 この水中ポンプの吐出口と、マンホールの内周面に沿っ
    て配置された吐出管とを連結する吐出管連結金具と、 マンホールの開口部を通してこのマンホール内に搬入さ
    れるように前記予旋回槽とは分離して構成されており、
    前記吐出管連結金具を支持するように該マンホールの底
    部における所定位置に設置される支持台と、 マンホールの開口部を通してこのマンホール内に搬入さ
    れるように前記予旋回槽とは分離して構成されており、
    該予旋回槽の旋回凹部内に汚水を案内するようにマンホ
    ール内にて該予旋回槽に取り付けられるガイド板と、 を具備する下水用ポンプシステム。
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