JP2923746B2 - 下水用ポンプシステムの予旋回槽 - Google Patents

下水用ポンプシステムの予旋回槽

Info

Publication number
JP2923746B2
JP2923746B2 JP47296A JP47296A JP2923746B2 JP 2923746 B2 JP2923746 B2 JP 2923746B2 JP 47296 A JP47296 A JP 47296A JP 47296 A JP47296 A JP 47296A JP 2923746 B2 JP2923746 B2 JP 2923746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manhole
tank
sewage
swirling
swirl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP47296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09184192A (ja
Inventor
功一 田村
聖治 河口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to JP47296A priority Critical patent/JP2923746B2/ja
Publication of JPH09184192A publication Critical patent/JPH09184192A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2923746B2 publication Critical patent/JP2923746B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水管路の途中に
て水中ポンプによって汚水を圧送する下水用ポンプシス
テムにおいて、水中ポンプにて汚水を吸い上げる際に、
汚水を旋回流とするために、マンホールの底部に設置さ
れて使用される予旋回槽に関する。
【0002】
【従来の技術】下水管路では、通常、下水管路の途中に
数カ所のマンホールが設けられて、各マンホール内に汚
水を圧送するための水中ポンプが設置された下水用ポン
プシステムがある。水中ポンプによって圧送される汚水
は、下流側のマンホールや処理場などへ送給される。
【0003】このような下水用ポンプシステムでは、マ
ンホール内に設けられた水中ポンプによって、マンホー
ル内に流入した汚水を吸い上げる際に、汚水に旋回流を
生じさせて、マンホールの底部に汚泥等を滞留させない
ように、予旋回槽が、マンホールの底部に設置されるこ
ともある。最近では、マンホールが形成された後に、樹
脂製の予旋回槽が、マンホールの底部に据えつけられる
ことが多くなってきている。予旋回槽には、例えば一対
の凹部が設けられており、各凹部内に、各水中ポンプが
吸い込み口を挿入した状態でそれぞれ配置される。そし
て、マンホール内に流入した汚水が所定レベルに達する
と、一方の水中ポンプが運転されて、凹部内に流入した
汚水が、運転される水中ポンプによって吸い上げられ
る。この場合、水中ポンプの設置側と越流堰部よりも外
側との間に水位差が生じ、これにより、旋回流が発生す
る。この旋回流が、マンホール底部の滞留物を洗い流し
て凹部内に落とし込む。凹部内に落とし込まれた異物
は、汚水とともに水中ポンプによって吸い上げられる。
従って、汚水内に混入した異物がマンホールの底部に堆
積するおそれがなく、マンホール内における悪臭の発生
が抑制される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】樹脂製の予旋回槽は、
マンホール内に容易に搬入し得るように、複数に分割さ
れるようになっており、また、分割されたそれぞれの部
分は、薄くて軽量になっている。しかも、凹部内に流入
する汚水が旋回流になるように、予旋回槽には、流入
溝、越流堰部等が形成されており、複雑な形状になって
いる。このために、マンホールの底部に予旋回槽を据え
つけると、マンホールの底面と予旋回槽との間に空隙が
形成された状態になる。予旋回槽をマンホールの底部に
強固に固定するために、マンホールの底部にコンクリー
トを打設し、その上に予旋回槽を据えつけることもある
が、この場合にも、コンクリートと予旋回槽との間に空
隙が形成される。
【0005】このように、予旋回槽の下側に空隙が形成
されていると、その空隙内に汚水が流入して滞留するこ
とにより、悪臭が発生するおそれがある。また、マンホ
ール内を流下する汚水のしずくが予旋回槽に落下する
と、大きな衝撃音が発生するおそれもある。さらには、
予旋回槽上に作業員が乗ると、予旋回槽が破損するおそ
れもある。
【0006】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、マンホールの底面との間に空隙が
形成されることなく、マンホールの底部に据えつけるこ
とができる下水用ポンプシステムの予旋回槽を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の下水用ポンプシ
ステムの予旋回槽は、マンホール内の下部に設置された
水中ポンプにてマンホール内に流入する汚水を圧送する
下水用ポンプシステムに使用されており、マンホール内
に流入した汚水が水中ポンプにて吸い上げる際に旋回す
るように、マンホール内の底部に設置される樹脂製の予
旋回槽であって、マンホールの底版にそれぞれ固定され
る一対の凹部が設けられた予旋回槽本体部と、この予旋
回槽本体部の各凹部が埋め込まれるようにコンクリート
製の台座部が形成された後に、予旋回槽本体部の側方に
て台座部の上面を覆うように配置されて予旋回槽本体部
に取り付けられるように、予旋回槽本体部とは別体にな
った分割体とを具備し、この分割体に、台座部の上面と
分割体との間にモルタル等を充填するための貫通孔が設
けられていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0009】図1は、本発明の予旋回槽が設けられた下
水用ポンプシステムの一例を示す縦断面図である。この
予旋回槽20は、図1に示すように、マンホール10の
底部に据え付けられている。このマンホール10の上端
面には、マンホール10の内径よりも小さな内径を有す
る開口部12が地表に露出するように設けられている。
マンホール10の底部には、コンクリート製の底版11
が設けられており、その底版11上に本発明の予旋回槽
20が据えつけられる。
【0010】マンホール10の下部には、一対の水中ポ
ンプ30が設置されるようになっている。各水中ポンプ
30は、マンホール10内に配置された各一対のガイド
パイプ41に沿ってそれぞれ昇降されるようになってお
り、各ガイドパイプ41に沿って下降された各水中ポン
プ30の吐出口31は、マンホール10の下部に設けら
れた一対の排出管42に、予旋回槽20上に設置された
連結管44によって、それぞれ接続されるようになって
いる。マンホール10内には、所定のレベル位置に設け
られた3つのレベルスイッチ43がそれぞれ設けられて
おり、レベルスイッチ43によって、各水中ポンプ30
の駆動がそれぞれ制御されるようになっている。マンホ
ール10の周面には、マンホール10内に下水を流入さ
せる流入口(図示せず)が設けられている。
【0011】図2はマンホールの下部に設けられた下水
用ポンプシステムの予旋回槽20の平面図、図3はその
分解平面図、図4は分解された予旋回槽20の縦断面
、図5は予旋回槽20をマンホール10の底部に設置
した状態の縦断面図である。この予旋回槽20は、マン
ホール10の底部に設けられた底版11の上面中央に配
置される予旋回槽本体部21と、この予旋回槽本体部2
1の一方の側方に配置される予旋回槽本体部21とは別
体となった分割体である半月板22と、予旋回槽21の
他方の側方に配置される予旋回槽本体部21とは別体と
なった分割体である仕切り板23とを有している。予旋
回槽本体部21、半月板22、および仕切り板23は、
例えば、繊維強化プラスチック(FRP)によってそれ
ぞれ成形されている。
【0012】予旋回槽本体部21、半月板22、および
仕切り板23は、図5に示すように、マンホール10の
底部に設けられたコンクリート製の底版11上に据えつ
けられる。
【0013】予旋回槽本体部21の長手方向に沿った一
方の側縁部には、半月板22がボルト止めされる直線状
に延びるフランジ部21gが設けられている。予旋回槽
本体部21の他方の側縁部には、仕切り板23がボルト
止めされる直線状に延びるフランジ部21hが設けられ
ている。仕切り板23が取り付けられるフランジ部21
hは、半月板22が取り付けられるフランジ部21gよ
りも下方に位置している。予旋回槽本体部21の長手方
向の各端部における側縁部は、マンホール10の内周面
に沿った円弧状になっている。
【0014】予旋回槽本体部21における各凹部21b
の内部には、図1に示すように、マンホール10の下部
にそれぞれ設置される各水中ポンプ30の吸い込み口3
2がそれぞれ挿入されるようになっている。各凹部21
bの底面中央部には、ボルト孔21kがそれぞれ設けら
れており、各ボルト孔21kを挿通するアンカーボルト
16によって各凹部21bがマンホール10の底版11
に固定される。
【0015】各凹部21bには、半月板22が取り付け
られる予旋回槽本体部21の一方のフランジ部21gに
向かってそれぞれの接線方向に沿って延びる流入溝21
dがそれぞれ設けられている。一方の凹部21bに連通
する流入溝21dは、長手方向の一方の端部の円弧状に
なった側縁部に近接して、予旋回槽本体部21の幅方向
に沿って設けられており、他方の凹部21bに連通する
流入溝21dは、マンホール10の軸心部に近接して、
予旋回槽本体部21の幅方向に沿って設けられている。
各流入溝21dは、半月板22が取り付けられるフラン
ジ部21gから凹部21bの底面に向かって傾斜した状
態になっており、フランジ部21g側になるにつれて開
口幅が広くなっている。
【0016】半月板22に隣接するフランジ部21gに
は、上方に立ち上がった一対の越流堰部21cが、各流
入溝21dが設けられた部分を除いて、長手方向に沿っ
てそれぞれ設けられている。一方の越流堰部21cは、
予旋回槽本体部21の端部から中央部近傍に設けられた
流入溝21dまで直線状に延びており、その流入溝21
dの側縁部に沿って、凹部21b側に屈曲した状態にな
っている。他方の越流堰部21cは、予旋回槽本体部2
1の長手方向中央部から他方の凹部21bの流入溝21
dまで直線状に延びており、その流入溝21dの側縁部
に沿って凹部21b側に屈曲した状態になっている。そ
して、この越流堰部21cには、予旋回槽本体部21に
おける長手方向の中央部を、各凹部21bの間を通って
幅方向に延びる隔壁部21eが連続している。この隔壁
部21eの上面は、越流堰部21cの上面と等しいレベ
ルになっており、仕切り板23が取り付けられるフラン
ジ部21hにまで延びている。
【0017】各越流堰部21cと、仕切り板23が取り
付けられるフランジ部21hと、隔壁部21eとによっ
て囲まれた領域は、凹部21bの周囲を覆う傾斜状態に
なった流入部21aにそれぞれなっている。
【0018】予旋回槽本体部21のフランジ部21gに
取り付けられる半月板22は、マンホール10内周面と
予旋回槽本体部21との間の弓形状の領域に嵌合される
ように、直線状の側縁と円弧状になった側縁とによって
囲まれた弓形状になっている。この半月板22には、予
旋回槽本体部21におけるフランジ部21gに重なる直
線状のフランジ部22aが、直線状に延びる側縁部に沿
って設けられている。このフランジ部22aは、予旋回
槽本体部21のフランジ部21gと重ねられて、両者が
一体となるようにボルト止めされるようになっている。
【0019】半月板22には、フランジ部22aから円
弧状の周縁部にかけて、順次、上方に位置するように傾
斜した傾斜部22bが設けられている。傾斜部22bの
円弧状になった周縁部は、下側に向かって垂直に屈曲さ
れており、その下端部には、ほぼ水平に外方に突出した
フランジ部22cが設けられている。
【0020】半月板22の傾斜部22bにおける長手方
向の中央部の外周縁部である上部には、貫通孔22dが
設けられている。この貫通孔22dは、内径が80mm
以上になっている。
【0021】予旋回槽本体部21における他方のフラン
ジ部21hに取り付けられる仕切り板23は、マンホー
ル10内周面と予旋回槽本体部21との間の弓形状の領
域に嵌合されるように、直線状の側縁と円弧状になった
側縁とによって囲まれた弓形状になっている。この仕切
り板23は、長手方向に沿った側縁部にフランジ部23
aが設けられており、また、予旋回槽本体部21の隔壁
部21eに連続するように、長手方向の中央部に、幅方
向に沿って延びる隔壁部23bが設けられている。仕切
り板23のフランジ部23aは、予旋回槽本体部21の
フランジ部21hに重ねられて、両者が一体となるよう
にボルト止めさている。
【0022】仕切り板23の隔壁部23bにおける円弧
状になった周縁側の端部上面には、貫通孔23cが設け
られている。この貫通孔23cも、内径が80mm以上
になっている。
【0023】仕切り板23における隔壁部23bの各側
方には、マンホール内に設けられる排出管42と水中ポ
ンプ30とを繋ぐ連結管44を支持するための台部23
eがそれぞれ設けられている。各台部23eは、それぞ
れ上面が水平になっている。各台部23eの周囲は、円
弧状になった周縁部になるにつれて順次上側になるよう
に傾斜した傾斜部23fになっており、その傾斜部23
fの円弧状になった周縁部は、下方に向かって垂直に屈
曲されている。そして、その垂直に屈曲された部分の下
端部には、ほぼ水平に外方に突出したフランジ部23g
が設けられている。
【0024】予旋回槽20は、マンホール10が完成し
た後に、マンホール10の下部に据え付けられる。この
場合、予旋回槽20を強固に固定するために、マンホー
ル10の下部に、予旋回槽21をアンカーボルト16で
底版11に固定した後に、コンクリートを流し込み、台
座部14が形成される。半月板22および仕切り板23
は、予旋回槽本体部21からそれぞれ分離された状態
で、マンホール10の開口部12からマンホール10内
に搬入される。
【0025】マンホール10内に搬入された半月板22
および仕切り板23は、予旋回槽本体部21の各側方
に、それぞれ配置される。そして、予旋回槽本体部21
の一方のフランジ部21hに、仕切り板23の直線状に
延びるフランジ部23aが重ねられて、コンクリート製
の台座部14の上面に、重ねられた各フランジ部21h
および23aが、ボルトによって一体化される。また、
予旋回槽本体部21の他方のフランジ部21gに、半月
板22の直線状に延びるフランジ部22aを重ねて、ボ
ルトによって一体化される。
【0026】このような状態になると、半月板22に設
けられた貫通孔22d、および、仕切り板23の隔壁部
23b上面に設けられた貫通孔23cから、それぞれモ
ルタル17が注入される。各貫通孔22dおよび23c
から注入されるモルタル17は、コンクリート製の台座
部14上面と、半月板21および仕切り板22との間に
それぞれ充填されるとともに、台座部14上面と予旋回
槽本体部21との間にも充填される。
【0027】この場合、各貫通孔22dおよび23c
は、半月板22および仕切り板23の上部に位置してい
るために、各貫通孔22dおよび23cから注入される
モルタル17は、自重によって下方に流下し、台座部1
4上面と、半月板22、予旋回槽本体部21、および仕
切り板23との間に、空隙が形成されることなく、確実
に充填される。
【0028】このようにして、予旋回槽20の下側にモ
ルタル17が充填されると、仕切り板23の台部23e
上に連結管44が設置されて、その連結管44に、マン
ホール10内に配管された排出管42がそれぞれ連結さ
れる。
【0029】その後、対をなすガイドパイプ41に沿っ
て、各水中ポンプ30を下降させることにより、それぞ
れの水中ポンプ30の吸い込み口32が予旋回槽20に
おける予旋回槽本体部21の各凹部21b内に挿入され
るとともに、各水中ポンプの吐出口31が、連結管44
にそれぞれ接続されて、各水中ポンプ30が所定の状態
に配置される。
【0030】このような状態で、マンホール10内に所
定のレベルまで汚水が貯留されたことがレベルスイッチ
43によって検出されると、いずれか一方の水中ポンプ
30が駆動される。水中ポンプ30が駆動されると、そ
の水中ポンプ30の吸い込み口32が挿入された凹部2
1b内の汚水が、水中ポンプ30によって吸い上げられ
る。
【0031】水中ポンプ30によって凹部21b内の汚
水が吸い上げられると、越流堰部21cによって、水中
ポンプ30の設置側と、越流堰部21cよりも外側との
間に水位差が生じ、流入溝21dの長手方向に沿った流
れが発生する。この水流は、台部23eおよび傾斜部2
3f上を旋回し、それらの上の滞留物を洗い流す。そし
て、洗い流された滞留物等の異物は、汚水とともに凹部
21b内に落とし込まれて、汚水とともに、水中ポンプ
30によって吸い上げられ、水中ポンプ30の吐出口3
1から排出管42に排出される。
【0032】排出管42から排出される汚水は、下流側
のマンホール、あるいは下水処理場へと圧送される。
【0033】予旋回槽20とコンクリート製の台座部1
4との間には、モルタル17が充填されて空隙が形成さ
れない状態になっている。従って、マンホール10内に
貯留される汚水が、予旋回槽20と台座部14との間に
浸入して滞留するおそれがない。また、マンホール10
内に流入する汚水のしずくが予旋回槽20上に落下して
も大きな衝撃音が発生するおそれもない。さらに、水中
ポンプ30等の保守、点検等に際して、作業員が予旋回
槽20上に乗っても、予旋回槽20は破損するおそれが
ない。
【0034】なお、マンホール10内に設置される一対
の水中ポンプ30は、通常、交互に運転されるようにな
っている。また、仕切り板23の隔壁部23bは、流入
溝21dより流入する汚水が、他方の凹部21b内に流
入することを防止しており、これにより、汚水の旋回流
が強められる。
【0035】
【発明の効果】本発明の下水用ポンプシステムの予旋回
槽は、このように、マンホールの底部に据えつけられた
際に、貫通孔からその下方にモルタルを注入することが
できるために、予旋回槽の下方に空隙が形成されるおそ
れがない。従って、予旋回槽の下方に汚水が浸入して滞
留するおそれがなく、悪臭の発生が抑制され、しかも、
汚水のしずくが落下しても大きな衝撃音が発生するおそ
れもない。さらには、作業員が予旋回槽上に乗っても破
損するおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の予旋回槽が設けられた下水用ポンプシ
ステムの縦断面図である。
【図2】その予旋回槽の平面図である。
【図3】その予旋回槽を分解した状態を示す平面図であ
る。
【図4】その予旋回槽を分解した状態を示す縦断面図で
ある。
【図5】その予旋回槽をマンホールの底部に据えつけた
状態の縦断面図である。
【符号の説明】
10 マンホール 11 底版 12 開口部 14 台座部 16 アンカーボルト 20 予旋回槽 21 予旋回槽本体部 21b 凹部 21c 越流堰部 21d 流入溝 21e 隔壁部 22 半月板 22d 貫通孔 23 仕切り板 23c 貫通孔 30 水中ポンプ 31 吐出口 32 吸い込み口 42 排出管 43 レベルスイッチ 44 連結管

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホール内の下部に設置された水中ポ
    ンプにてマンホール内に流入する汚水を圧送する下水用
    ポンプシステムに使用されており、マンホール内に流入
    した汚水が水中ポンプにて吸い上げる際に旋回するよう
    に、マンホール内の底部に設置される樹脂製の予旋回槽
    であって、マンホールの底版にそれぞれ固定される一対の凹部が設
    けられた予旋回槽本体部と、 この予旋回槽本体部の各凹部が埋め込まれるようにコン
    クリート製の台座部が形成された後に、予旋回槽本体部
    の側方にて台座部の上面を覆うように配置されて予旋回
    槽本体部に取り付けられるように、予旋回槽本体部とは
    別体になった分割体とを具備し、 この分割体に、台座部の上面と分割体との間にモルタル
    等を充填するための 貫通孔が設けられていることを特徴
    とする下水用ポンプシステムの予旋回槽。
JP47296A 1996-01-08 1996-01-08 下水用ポンプシステムの予旋回槽 Expired - Lifetime JP2923746B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP47296A JP2923746B2 (ja) 1996-01-08 1996-01-08 下水用ポンプシステムの予旋回槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP47296A JP2923746B2 (ja) 1996-01-08 1996-01-08 下水用ポンプシステムの予旋回槽

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09184192A JPH09184192A (ja) 1997-07-15
JP2923746B2 true JP2923746B2 (ja) 1999-07-26

Family

ID=11474740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP47296A Expired - Lifetime JP2923746B2 (ja) 1996-01-08 1996-01-08 下水用ポンプシステムの予旋回槽

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2923746B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09184192A (ja) 1997-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2923746B2 (ja) 下水用ポンプシステムの予旋回槽
JP2530724B2 (ja) 浮遊物や沈澱物を含む液体の排出装置
JP3656096B2 (ja) 水中ポンプ用の予旋回槽
JP3698824B2 (ja) マンホール内のユニット内槽設置構造
JP3655051B2 (ja) 下水用ポンプシステムにおける予旋回槽の設置方法
JPH09235777A (ja) 下水用ポンプシステムの予旋回槽
JP3603167B2 (ja) 貯留した水槽水で除砂、或いは洗浄する水槽設備
JP2005188490A (ja) サンドポンプ
JP3205895B2 (ja) ポンプの吸込水槽
JPH0621567Y2 (ja) 汲上式井戸水の砂取り装置付圧力水槽タンク
JPH10317477A (ja) 予旋回槽
KR102245809B1 (ko) 수처리조 코너 블록, 이를 포함하는 수처리조 코너 모듈 및 이를 포함하는 수처리조
JP2926230B2 (ja) 下水用ポンプシステム
US10604927B2 (en) Prerotation basin for pumping fluids from a wet well
JP2883258B2 (ja) 下水用ポンプシステム
JP2022174531A (ja) 床版用排水構造
JPH1113129A (ja) 予旋回槽
JP2009052334A (ja) 排水ポンプ装置
JPH11152792A (ja) 繊維強化プラスチック製の後付け式予旋回槽
JP2995252B2 (ja) 下水用ポンプシステム
JPH11229484A (ja) 後付け式予旋回槽
JP2004027606A (ja) 排水ポンプ装置
JP2556363Y2 (ja) 立形水中ポンプ
JPH11236728A (ja) 後付け式予旋回槽
CA3013621A1 (en) Prerotation basin for pumping fluids from a wet well

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080507

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090507

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100507

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110507

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110507

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120507

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130507

Year of fee payment: 14

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130507

Year of fee payment: 14

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130507

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130507

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140507

Year of fee payment: 15

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term