JP2926183B2 - 農業用塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents

農業用塩化ビニル系樹脂組成物

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、農業用塩化ビニル系樹脂組成物に関し、詳
しくは、重合性二重結合を有するヒンダードピペリジル
化合物を共重合させた塩化ビニル系樹脂に、可塑剤、安
定剤及び必要に応じて他の添加剤を含有せしめてなる、
農業用塩化ビニル系樹脂組成物に関する。
塩化ビニル系樹脂は、耐候性に優れ、強度が大きくま
た透明性が良好である等の特徴があり、広範な用途に用
いられている。特に、可塑剤を配合した軟質製品は加工
が容易であり、農業用フィルム、シート等として汎用さ
れている。
しかしながら、塩化ビニル系樹脂は熱及び光に対する
安定性に劣り、加熱成形加工を行う際に、主として脱塩
化水素に起因する熱分解を起こしやすい欠点があり、こ
のため、加工製品の機械的性質の低下、色調の悪化等の
著しい不都合を招くことが多かった。これらの欠点を解
消するために、従来から種々の熱安定剤が単独であるい
は組み合わせて用いられており、加熱成形加工時の安定
化についてはほぼ満足すべき結果が得られている。
また、塩化ビニル系樹脂は比較的耐候性が良好ではあ
るが、屋外で長時間使用される農業用塩化ビニル系樹脂
組成物においては色調の悪化、強度の低下、透明性の低
下などの問題を生じ、その実用性を大きく損なうことが
多かった。
このため、農業用塩化ビニル系樹脂組成物においては
光安定剤の使用が不可欠であり、従来、ベンゾフェノン
系、ベンゾトリアゾール系等の紫外線吸収剤あるいは2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン誘導体に代表されるヒ
ンダードアミン系の光安定剤が添加されていた。これら
の添加型の光安定剤を用いることにより、初期の耐候性
は比較的満足しえるまでに改善され、特に、ヒンダード
アミン系の光安定剤はその効果が大きく、近年、広く使
用されつつある。
しかしながら、これらの添加型の光安定剤は樹脂表面
へブリードあるいはブルームしやすく、また、雨水によ
り抽出されたりするために長期間に渡って有効に作用す
ることができなかった。
このため、長期間に渡って耐候性の良好な塩化ビニル
系樹脂組成物を開発することが強く望まれていた。
本発明者等は上記の現状に鑑み鋭意検討を重ねた結
果、塩化ビニル系樹脂に、可塑剤、安定剤及び必要に応
じて他の添加剤を含有せしめてなる農業用塩化ビニル系
樹脂組成物において、該塩化ビニル系樹脂として、塩化
ビニル及び塩化ビニルに対して0.01〜10重量%の次の一
般式(I)で表されるヒンダードアミン化合物を必須構
成成分とする単量体混合物から製造された塩化ビニル系
樹脂を用いることにより、上記の欠点が解消されること
を見出した。
(式中、R1は水素原子またはアルキル基を示す。
Zは−O−または−N(R4)−を示す。
R2は水素原子またはメチル基を示し、R3は水素原子 示す。R4は水素原子またはアルキル基を示す。R5は直接
結合手、 を示す。) 以下、上記要旨をもってなる本発明についてさらに詳
細に説明する。
上記一般式(I)で表されるヒンダードアミン化合物
において、R1またはR4で表されるアルキル基としては、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イ
ソブチル、ヘキシル、オクチル、ベンジル等があげられ
る。
従って、上記一般式(I)で表されるヒンダードアミ
ン化合物の代表例としては次に示す化合物があげられ
る。
本発明で用いられる塩化ビニル系樹脂は、塩化ビニル
系を主単量体とし、上記一般式(I)で表されるヒンダ
ードアミン化合物を含む単量体混合物を共重合させるこ
とにより製造され、その他に、酢酸ビニル、(メリ)ア
クリル酸アルキルエステル等が共重合成分として含まれ
ていても良い。
上記一般式(I)で表されるヒンダードアミン化合物
の量は塩化ビニルに対して0.01〜10重量%、好ましくは
0.1〜5重量%である。
重合は周知の方法で行うことができる。例えば、懸濁
重合、乳化重合、塊状重合、溶液重合等の塩化ビニル系
樹脂を製造するための通常の方法を適用することができ
る。
塩化ビニル系樹脂の重合度は特に限定されないが、平
均重合度500〜4000、特に700〜3000のものが好ましい。
また、本発明で用いられる塩化ビニル系樹脂はヒンダ
ードアミン化合物が所望の量となるような割合で共重合
されたものでも、あるいは、ヒンダードアミン化合物を
比較的高濃度に含有する共重合体と、ヒンダードアミン
化合物を含まない樹脂とのブレンドであっても良い。
本発明で用いられる可塑剤としては、ジブチルフタレ
ート、ブチルベンジルフタレート、ジヘプチルフタレー
ト、ジオクチルフタレート、ジイソノニルフタレート、
ジイソデシルフタレート、ジラウリルフタレート、ジシ
クロヘキルフタレート、ジオクチルテレフタレート、等
のフタレート系、ジオクチルアジペート、ジイソルノニ
ルアジペート、ジイソデシルアジペート、ジ(ブチルジ
グリコール)アジペート等のアジペート系、トリフエニ
ルホスフェート、トリクレジルホスフェート、トリキシ
レニルホスフェート、トリス(イソプロピルフェート)
ホスフェート、トリエチルホスフェート、トリブチルホ
スフェート、トリオクチルホスフェート、トリ(ブトキ
シエチル)ホスフェート、オクチルジフエニルホスフェ
ート等のホスフェート系、その他ポリエステル系、テト
ラヒドロフタレート系、アゼレート系、セバケート系、
ステアリン酸系、クエン酸系、トリメリテート系があげ
られる。特にフタレート系及びホスフェート系が本発明
において有効である。
これら可塑剤の添加量は樹脂100重量部に対して20〜9
0重量部、好ましくは30〜80重量部である。
本発明において用いられる安定剤としては、カルボン
酸、有機リン酸類またはフェノール類の金属(リチウ
ム、カリウム、ナトリウム、カルシウム、バリウム、マ
グネシウム、ストロンチウム、亜鉛、カドミウム、錫、
セシウム、アルミニウム、有機錫等)塩、有機錫メルカ
プタイド化合物、無機金属化合物、有機ホスファイト化
合物、エポキシ化合物、純有機系安定化助剤等があげら
れる。
上記カルボン酸、有機リン酸類またはフェノール類の
金属塩を構成するカルボン酸としては、カプロン酸、ペ
ラルゴン酸、ラウリン酸、2−エチルヘキシル酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、ウンデシレン酸、リシノール
酸、リノール酸、リノレイン酸、ネオデカン酸、オレイ
ン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキ
システアリン酸、12−ケトステアリン酸、クロロステア
リン酸、フェニルステアリン酸、アラキン酸、ベヘン
酸、エルカ酸、ブラシジル酸等の脂肪族カルボン酸及び
獣脂脂肪酸、やし油脂肪酸、大豆油脂肪酸及び綿実油脂
肪酸のごとき天然油脂から得られる混合脂肪酸;安息香
酸、クロロ安息香酸、トルイル酸、サリチル酸、第三ブ
チル安息香酸、第三オクチルサリチル酸等の芳香族カル
ボン酸;マレイン酸、アジピン酸等の二価カルホン酸ま
たはその半エステル等にあげられ、有機リン酸類として
は、モノまたはジオクチルリン酸、モノまたはジドデシ
ルリン酸、モノまたはジオクタデシルリン酸、モノまた
はジ(ノニルフェニル)リン酸、ホスホン酸ノニルフェ
ニルエステル、ホスホン酸ステアリルエステル等があげ
られ、フェノール類としては、フェノール、クレゾー
ル、シクロヘキシルフェノール、ノニルフェノール、ド
デシルフェノール等があげられる。
これら金属塩の添加量は樹脂100重量部に対して0.01
〜10重量部、好ましくは0.1〜5重量部である。
有機錫メルカプタイド化合物としては、モノまたはジ
メチル錫、モノまたはジブチル錫あるいはモノまたはジ
オクチル錫のイソオクチルチオグリコレートまたはイソ
オクチルメルカプトプロピオネート等があげられる。
これら有機錫メルカプタイド化合物の添加量は樹脂10
0重量部に対して0.01〜5重量部、好ましくは0.05〜3
重量部である。
上記無機金属化合物としては、上記金属の酸化物、水
酸化物、炭酸塩、リン酸塩、ピロリン酸塩、合成ハイド
ロタルサイトのような上記金属の複塩化合物、ゼオライ
ト類等があげられる。
これら無機金属化合物の添加量は樹脂100重量部に対
して0.01〜10重量部、好ましくは0.1〜5重量部であ
る。
上記有機ホスファイト化合物としては、トリフェニル
ホスファイト、トリス(2,4−ジ第三ブチルフェニル)
ホスファイト、トリス(ノニルフェニル)ホスファイ
ト、トリス(モノ及びジノニルフェニル)ホスファイ
ト、ジフェニルデシルホスファイト、トリオクチルホス
ファイト、フェニルジオクチルホスファイト、トリオク
チルホスファイト、ジイソデシルペンタエリスリトール
ジホスファイト、ジステアリルペンタエリスリトールジ
ホスファイト、ビス(2,4−ジ第三ブチルフェニル)ペ
ンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2,6−ジ第
三ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトール
ジホスファイト、テトラ(トリデシル)ビスフェノール
Aジホスファイト、テトラ(C12〜C15混合アルキル)ビ
スフェノールAジホスファイト、ヘキサ(トリデシル)
−1,1,3−トリス(3−第三ブチル−4−ヒドロキシ−
6−メチルフェニル)ブタントリホスファイト、ジフェ
ニルアシドホスファイト、ビス(ノニルフェニル)アシ
ドホスファイト等があげられる。
これら有機ホスファイト化合物の添加量は樹脂100重
量部に対して0.01〜10重量部、好ましくは0.1〜5重量
部である。
上記エポキシ化合物としては、ビスフェノール型及び
ノボラック型のエポキシ樹脂、エポキシ化大豆油及びエ
ポキシ化アマニ油等の天然油脂のエポキシ化物、エポキ
シ化アマニ油脂肪酸オクチル等のエポキシ化不飽和脂肪
酸のアルキルエステル、ビニルシクロヘキセンジエポキ
シド等の脂環式エポキシ化合物等があげられる。
これらエポキシ化合物の添加量は樹脂100重量部に対
して0.01〜10重量部、好ましくは0.1〜5重量部であ
る。
上記純有機系安定化助剤としては、ペンタエリスリト
ール、ジペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトー
ルアジペート、マンニトール、ソルビトールのごとき多
価アルコール類;ジベンゾイルメタン、ベンゾイルアセ
トン、ステアルイルベンゾイルメタン、デヒドロ酢酸等
のβ−ジケトン化合物:2,6−ジメチル−1,4−ジヒドロ
ピリジン−3,5−ジカルボン酸ジドデシルエステル、2
−フェニルインドール、メラミン等の有機含窒素化合物
等があげられる。
これら純有機系安定化助剤の添加量は樹脂100重量部
に対して0.001〜5重量部、好ましくは0.005〜3重量部
である。
これらの安定剤は目的に応じて単独であるいは二種以
上を組み合わせて用いることができ、一般的には、有機
酸の金属塩/有機ホスファイト化合物/エポキシ化合物
の組合せで用いられていることが好ましい。
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明す
る。
実施例1−1〜1−10及び比較例1−1〜1−3 塩化ビニル100重量部及び表−1記載のヒンダードア
ミン化合物0.3重量部を用い、通常の懸濁重合により重
合度1000の塩化ビニル共重合体を製造した。
上記の塩化ビニル共重合体100重量部、ジオクチルフ
タレート47重量部、トリキシレニルホスフェート3重量
部、ステアリン酸亜鉛0.8重量部、ホスホン酸ノニルフ
ェニルエステルバリウム塩0.8重量部、テトラ(C12-15
混合アルキル)ビスフェノールAジホスファイト0.8重
量部、ビスフェノールAジグリシジルエーテル3重量
部、メチレンビスステアリン酸アミド0.5重量部及びソ
ルビタンモノパルミテート2重量部をとり、混練ロール
で厚さ0.1mmのフィルムを作成した。
このフィルムを用い、ウェザロメーターによる耐候性
の試験を行った。
また、比較例として、重合度1000の塩化ビニル樹脂に
表−1記載のヒンダードアミン0.3重量部を添加したも
のについても同様に試験した。
結果を表−1に示す。
表−1 実施例2−1〜2−9及び比較例2−1〜2−3 塩化ビニル100重量部及び表−2記載のヒンダードア
ミン化合物1重量部を用い、通常の懸濁重合により重合
度1400の塩化ビニル共重合体を製造した。
上記の塩化ビニル共重合体30重量部、重合度1400の塩
化ビニル重合体70重量部、ジオクチルフタレート45重量
部、トリクレジルホスフェート5重量部、カルシウムス
テアレート0.4重量部、亜鉛ステアレート0.5重量部、モ
ノ/ジステアリルリン酸亜鉛塩0.5重量部、オクチルジ
フェニルホスファイト1.5重量部、ビスフェノールAジ
グリシジルエーテル3重量部、ジベンゾイルメタン0.02
重量部及びメチレンビスステアリン酸アミド0.5重量を
とり、混練ロールで厚さ0.1mmのフィルムを作成した。
このフィルムを用い、ウェザロメーターによる耐候性
の試験を行った。
また、比較例として、重合度1400の塩化ビニル樹脂に
表−2記載のヒンダードアミン0.3重量部を添加したも
のについても同様に試験した。
結果を表−2に示す。
表−2 実施例3−1〜3−7及び比較例3−1〜3−3 塩化ビニル100重量部及び表−3記載のヒンダードア
ミン化合物0.2重量部を用い、通常の懸濁重合により重
合度1400の塩化ビニル共重合体を製造した。
上記の塩化ビニル共重合体100重量部、ジオクチルフ
タレート45重量部、トリクレジルホスフェート5重量
部、亜鉛ステアレート0.8重量部、モノ/ジステアリル
リン酸亜鉛塩0.2重量部、ホスホン酸ノニルフェニルエ
ステルバリウム塩0.5重量部、テトラ(C12-15混合アル
キル)ビスフェノールAジホスファイト1重量部、ビス
フェノールAジグリシジルエーテル3重量部、ジベンゾ
イルメタン0.04重量部、メチレンビスステアリン酸アミ
ド0.5重量部及び2−ヒドロキシ−4−オクトキシベン
ゾフェノン0.1重量部をとり、混練ロールで厚さ0.1mmの
フィルムを作成した。
このフィルムを用い、ウェザロメーターによる耐候性
の試験を行った。
また、比較例として、重合度1400の塩化ビニル樹脂に
表−3記載のヒンダードアミン0.2重量部を添加したも
のについても同様に試験した。
結果を表−3に示す。
表−3 実施例4−1〜4−5及び比較例4−1〜4−3 塩化ビニル100重量部及び表−4記載のヒンダードア
ミン化合物0.3重量部を用い、通常の懸濁重合により重
合度1000の塩化ビニル共重合体を製造した。
上記の塩化ビニル共重合体100重量部、ジオクチルフ
タレート45重量部、トリキシレニルホスフェート5重量
部、モノ/ジステアリルリン酸亜鉛塩0.1重量部、ステ
アリン酸亜鉛0.6重量部、ステアリン酸カルシウム0.1重
量部、ホスホン酸ノニルフェニルエステルカルシウム塩
0.9重量部、テトラ(C12-15混合アルキル)ビスフェノ
ールAジホスファイト0.5重量部、オクチルジフェニル
ホスファイト0.3重量部、エポキシ化大豆油1重量部、
メチレンビスステアリン酸アミド0.5重量部、ゾルビタ
ンモステアレート2重量部及び2−(2−ヒドロキシ−
5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール0.1重量部を
とり、混練ロールで厚さ0.1mmのフィルムを作成した。
このフィルムを用い、ウェザロメーターによる耐候性
の試験を行った。
また、比較例として、重合度1000の塩化ビニル樹脂に
表−4記載のヒンダードアミン0.3重量部を添加したも
のについても同様に試験した。
結果を表−4に示す。
表−4 〔発明の効果〕 上記の結果から、本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は
ヒンダードアミン化合物を共重合したことによりその耐
候性が著しく改善され、長期間に渡ってその物性を保持
しているので屋外での過酷な条件下で使用される農業用
塩化ビニル系樹脂組成物として極めて好適であることが
明らかである。
これに対し、ヒンダードアミン化合物を添加した組成
物は比較的短期間の安定化効果しか示さずその結果が不
十分であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 27/06 C08F 214/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩化ビニル系樹脂に、可塑剤、安定剤及び
    必要に応じて他の添加剤を含有せしめてなる農業用塩化
    ビニル系樹脂組成物であって、該塩化ビニル系樹脂が、
    塩化ビニル及び塩化ビニルに対して0.01〜10重量%の次
    の一般式(I)で表されるヒンダードアミン化合物を必
    須構成成分とする単量体混合物から製造されたものであ
    ることを特徴とする、農業用塩化ビニル系樹脂組成物。 (式中、R1は水素原子またはアルキル基を示す。 Zは−O−または−N(R4)−を示す。 R2は水素原子またはメチル基を示し、R3は水素原子 示す。R4は水素原子またはアルキル基を示す。R5は直接
    結合手、 を示す。)
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