JP2925997B2 - ストレッチフィルム包装機におけるフィルム挟持装置 - Google Patents

ストレッチフィルム包装機におけるフィルム挟持装置

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JP2925997B2 JP3231996A JP3231996A JP2925997B2 JP 2925997 B2 JP2925997 B2 JP 2925997B2 JP 3231996 A JP3231996 A JP 3231996A JP 3231996 A JP3231996 A JP 3231996A JP 2925997 B2 JP2925997 B2 JP 2925997B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フィルム端縁が
挟持された状態で物品の上側を覆った供給フィルムを物
品の下側へ折り込んで物品を包装するストレッチフィル
ム包装機において、このフィルム折込み時にフィルムを
挟持する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平5−319402号公報に示す包
装機においては、包装部に供給されたフィルムが物品受
台上のトレイ(物品)により持ち上げられる時や、この
トレイの下側にフィルムが折り込まれる初期など、フィ
ルムに大きな伸長力が加えられる場合、カム機構(カム
板及び従動アーム等)によりフィルムが大きな力で挟持
されるので、フィルムが確実に把持されてその抜け落ち
を防止することができる。一方、その後のフィルム折込
み途中ではフィルムに対する挟持力をさほど必要としな
いため、前記カム機構による挟持が解除されるととも
に、ソレノイドや電磁ブレーキのみによりフィルムが挟
持されてその挟持力が小さくなっている。
【0003】このようにソレノイドや電磁ブレーキを利
用しているので、フィルムに対する挟持を解除するタイ
ミング制御が行い易くなる。また、小さい挟持力である
ので、前記タイミング制御を例え正確に行うことができ
ないために折込部材との当接によりフィルムに過大な力
がかかっても、フィルムが容易に抜ける。従って、折込
部材との当接によるフィルムの破損を防止することがで
きるとともに、このフィルムの伸長力によりトレイが必
要以上に圧接されて破損することも防止することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フィルムに対
する挟持力については、カム機構による挟持の場合はも
ちろんのこと、ソレノイドや電磁ブレーキによる挟持の
場合も、一定であるので、フィルム折込み途中で挟持力
が小さ過ぎると、フィルムの種類またはトレイの大きさ
や形状や強度などが異なる場合、包装後のフィルムに十
分な張りが得られず、しわが生じることも起こり得た。
【0005】本発明は、フィルム挟持装置を改良して、
物品やフィルムの損傷を防止するとともに、良好な包装
状態を得ることを目的にしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一発明にかかるストレ
ッチフィルム包装機は、フィルム端縁が挟持された状態
で物品の上側を覆った供給フィルムを物品の下側へ折り
込んで物品を包装するものであって、前記フィルム端縁
を挟持する状態と挟持解除する状態とを取り得るように
駆動する挟持部材と、この挟持部材を駆動させる駆動源
と、この駆動源から挟持部材への駆動伝達系に設けた駆
動伝達手段とを有している。この駆動伝達手段は、前記
駆動源側からの駆動力を挟持部材側へ出力する際にその
出力を駆動制御手段により制御できるものである。
【0007】第二発明は、第一発明に下記の構成を加え
ている。駆動伝達手段は、駆動源側からの駆動力を挟持
部材側へ出力する際に、その出力入切タイミング及び出
力切換えタイミングを駆動制御手段により制御できるも
のである。
【0008】第三発明は、第一発明または第二発明に下
記の構成を加えている。相対向両フィルム端縁が相対向
両挟持部材により挟持された供給フィルムを伸長し得る
ようにこの両挟持部材の間隔を調節できる予備伸長機構
と、この予備伸長機構による両挟持部材の予備伸長動作
に対応して駆動伝達手段を制御する駆動制御手段とを備
えている。
【0009】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施形態にかかる
ストレッチフィルム包装機のフィルム挟持装置を図面を
参照して説明する。
【0010】〔図1及び図2に示すストレッチフィルム
包装機の概略について〕下記の説明において、図1及び
図2に示すように、包装部Sを水平に交差するフィルム
引出し方向Qを前後方向とし、このフィルム引出し方向
Qで相対向する両側のうち、上流側を後側とし下流側を
前側とする。また、このフィルム引出し方向Qに対し直
交する水平方向を左右方向とし、この左右方向で相対向
する両側のうち、一方を左側とし他方を右側とする。
【0011】フィルム折込装置1内の包装部Sにおいて
左右の可動板2が機枠3上の各支持ローラ4により左右
方向へ水平に移動し得るようになっている。この左右両
可動板2上に左右の折込部材5が軸6を中心に水平方向
へ回動可能に支持されて前方へ延設されている。後折込
部材9の左右両端部9aが機枠3上のレール10に沿っ
て前後方向へ移動し得るように支持されている。図示は
しないが、メインモータにより回転するカムに連動して
前後方向へ往復移動するレバーがこの左右両端部9aに
連結されている。前記左右両可動板2には長孔11が前
後方向へ延びるように形成され、後折込部材9の左右両
端部9aにあるガイドピン12がこの長孔11に係合さ
れている。このガイドピン12と左右の折込部材5との
間でリンク13の両端部が回動可能に支持されている。
そして、前記レバーの往復移動により後折込部材9が前
後方向へ移動すると、両ガイドピン12が長孔11に沿
って移動するとともに、リンク13を介して左右の折込
部材5が互いに開閉する。後折込部材9の前方で左右両
機枠3間に前折込部材14が取着されている。
【0012】なお、詳述しないが、15は包装部Sに隣
接して前折込部材14の前方にあるヒータ、16は前記
フィルム折込装置1の上方にある搬出ベルトである。1
7,18はそれぞれフィルム給出部であって、いずれか
のものがフィルム給出位置Pに対応するようになってい
る。19,20は搬出ベルト16の上方で設置されたフ
ィルム巻取ロールであって、幅サイズの小さいフィルム
21が第一のフィルム巻取ロール19から引き出されて
第一のフィルム給出部17に挟持されているとともに、
幅サイズの大きいフィルム22が第二のフィルム巻取ロ
ール20から引き出されて第二のフィルム給出部18に
挟持されている。23はこのフィルム給出位置Pと同一
高さの水平面上で移動するフィルム引出し体であって、
フィルム給出部17,18に対し接近または離間してフ
ィルム21,22を包装部Sに引き出すようになってい
る。24は前記フィルム折込装置1の下方で設置された
物品搬送コンベヤ、25はこの物品搬送コンベヤ24と
フィルム折込装置1内の包装部Sとの間で上下動する物
品受台であって、この搬送コンベヤ24上に載せた物品
26(トレイに収容物を入れたもの)が最下降状態の物
品受台25に向けて搬送されるようになっている。
【0013】〔図3〜13に示すフィルム挟持装置27
の詳細について〕 図1に示すように、このフィルム挟持装置27は、前記
後折込部材9の下方に設置された後挟持部材28と、前
記左右両可動板2に取り付けられた左右の横挟持部材2
9と、前記前折込部材14の下方に設置された前記フィ
ルム引出し体23が兼用される前挟持部材とを備えてい
る。
【0014】(図3及び図4に示す前挟持部材としての
フィルム引出し体23)前記左右両機枠3の内側に回動
軸30が支持され、この左右両回動軸30には摺動筒3
1が軸線方向へ移動可能にかつ一体回動可能に挿嵌され
ている。この左右両摺動筒31は、左右方向へ延設され
た支持板32の左右両端部32aに対し回動可能に嵌合
されている。この支持板32の下側に板状固定挟持部3
6が形成されている。この支持板32の中央部には支持
筒37が支軸39に対して回動可能に支持され、この支
持筒37には櫛歯状の中央可動挟持部38が取着されて
いる。同じく支持板32にはこの支持筒37内に挿通さ
れた支軸39が回動可能に支持され、中央可動挟持部3
8の左右両側でこの支軸39に対し一体回動可能に固着
された支持筒39aには、櫛歯状の横可動挟持部40が
取着されている。この左右両横可動挟持部40は一体回
動するとともに、この中央可動挟持部38と左右両横可
動挟持部40とは別々に回動し、固定挟持部36の下側
に対し開閉可能になっている。
【0015】前記左右両機枠3の内側には回転ベルト4
1が両プーリ42間に掛け渡され、前記フィルム引出し
体23の支持板32の左右両端部32aにこの回転ベル
ト41が連結されている。そして、この回転ベルト41
の回転に伴い、フィルム引出し体23がその摺動筒31
を介して回動軸30に沿って移動し、前述したようにフ
ィルム給出部17,18に対し接近または離間してフィ
ルム21,22を包装部Sに引き出す。
【0016】(前記フィルム引出し体23に対する駆動
伝達系Rの部分構成)前記支持筒37及び一方の支持筒
39aにはそれぞれ連動レバー43,44が取着されて
いる。支持板32に取着された取付板45には複数の案
内ローラ46,47が支持され、中央可動挟持部38に
連動する連動レバー43と一方の摺動筒31との間に連
動ワイヤ48が前記両案内ローラ46を介して連結され
ているとともに、左右両横可動挟持部40に連動する連
動レバー44と他方の摺動筒31との間に連動ワイヤ4
9が前記両案内ローラ47を介して連結されている。前
記左右両回動軸30にはそれぞれ連動レバー50,51
が取着されている。この連動レバー50,51にはそれ
ぞれ連動ワイヤ52,53の一端部52a,53aが連
結されている。前記連動レバー43,44及び回動軸3
0を付勢する板ばね54及び引張コイルばね55によ
り、中央可動挟持部38及び左右両横可動挟持部40が
固定挟持部36に対し開くように付勢されて各連動ワイ
ヤ48,49,52,53の弛みを防止している。
【0017】(図5に示す後挟持部材28及びこれに対
する駆動伝達系Rの部分構成)後挟持部材28は、固定
挟持体56と、その下方で四節回転機構58に支持され
た可動挟持体57とを有している。この可動挟持体57
の下側には一対の腕部57a,57bが取着されてい
る。この四節回転機構58においては、前記機枠3に取
着された取付板59に一対のL状レバー60,61が固
定中心軸62,63により回動可能に支持され、この両
レバー60,61の第一腕部60a,61aに対し前記
可動挟持体57の両腕部57a,57bが永久中心軸6
4,65により回動可能に支持されている。両レバー6
0,61の第二腕部60b,61b間に連動ロッド66
が連結されている。一方の第二腕部61bには連動ワイ
ヤ67の一端部67aが連結されている。一方の第一腕
部60aに連結された引張コイルばね68により、可動
挟持体57が固定挟持体56に対し開くように付勢され
て連動ワイヤ67の弛みを防止している。
【0018】(図6〜9に示す横挟持部材29及びこれ
に対する駆動伝達系Rの部分構成)前記フィルム折込装
置1にあってその左右両折込部材5を支持する左右両可
動板2上で、上側挟持体69が固定レール70に対し左
右方向へ移動可能に支持されている。この左右両上側挟
持体69の相対向内縁下側に挟持部69aが取着されて
いる。この上側挟持体69に連結固定されて吊下された
ブラケット71は、第一取付板71aと第二取付板71
bと第三取付板71cとを順次組み合わせたものであっ
て、その第三取付板71cに対しレバー72が軸73に
より回動可能に支持されている。このレバー72の第一
腕部72aには上側挟持体69の下方で下側挟持体74
が取着されている。このレバー72の第二腕部72bに
連動ワイヤ75の一端部75aが連結されている。第一
腕部72aに連結された引張コイルばね76により、下
側挟持体74が上側挟持体69に対し開くように付勢さ
れて連動ワイヤ75の弛みを防止している。
【0019】(図6〜9に示す横挟持部材29に対する
予備伸長機構77)前記左右両上側挟持体69の下方で
左右両可動板2上にガイドロッド78が取着され、左右
両上側挟持体69の下側に取着された係止部79にこの
ガイドロッド78が挿通されて左右両上側挟持体69が
互いに接近離間する左右方向へガイドロッド78に沿っ
て移動可能になっている。このガイドロッド78の外周
に巻装された圧縮コイルばね80により、左右両上側挟
持体69がその係止部79で押されて互いに接近する方
向へ付勢されている。
【0020】前記左右両ブラケット71の第二取付板7
1bにカム板81が連結固定されて吊下され、左右両機
枠3から突出するガイドレール82に対しこのカム板8
1が左右方向へ移動可能に支持されている。この左右両
カム板81には上下方向へ延びる一対のカム溝83,8
4が左右方向へ並設されている。図示しないが、前記物
品受台25(図1参照)とともに上下動する左右両カム
ホロア85が左右両カム板81の両カム溝83,84の
うち一方のものに係入可能になっている。
【0021】(図10〜13に示す駆動伝達系Rの部分
構成及びその駆動伝達手段87)この駆動伝達系Rは、
減速機付き電動モータ86(駆動源)の回転駆動力を駆
動伝達手段87を介して前記フィルム引出し体23(前
挟持部材)と後挟持部材28と左右両横挟持部材29と
に伝達するものである。この駆動伝達手段87は、フィ
ルム引出し体23の中央可動挟持部38を駆動するトル
ク伝達変換部88と、フィルム引出し体23の横可動挟
持部40を駆動するトルク伝達変換部89と、後挟持部
材28を駆動するトルク伝達変換部90と、左右両横挟
持部材29を駆動するトルク伝達変換部91,92とか
らなる。
【0022】この駆動伝達手段87としての各トルク伝
達変換部88,89,90,91,92においては、図
13に示すように、連結ボス93(原動部)の外周で軸
受94により円形状の連動リング95a(従動部)が回
転可能に支持され、この連結ボス93の外周から突設さ
れた連動板部93aと連動リング95aの内周との間に
は、電気的伝達媒体としての磁性粉体が充填された間隙
96が設けられている。前記減速機付き電動モータ86
の出力軸86aに連結された一本の伝達軸97は、この
連結ボス93に挿嵌されて一体回転可能に固定されてい
る。連動リング95a内には間隙96を包囲して円形状
のコイル98(電気的制御部)が埋設されている。そし
て、コイル98に所定の直流電圧が印加されて所定電流
が流れると、コイル98の周りに発生する磁束により、
間隙96内の磁性粉体が鎖状につながり、この鎖状磁性
粉体の連結力により、連結ボス93の回転駆動力が連動
リング95aに対し所定トルク(所定電流にほぼ比例)
で出力される。この電流を遮断すると、磁束が消滅して
磁性粉体が自由な状態になり、連結ボス93の回転駆動
力が連動リング95aに出力されなくなる。図12に示
すように、この連動リング95aには円形状の連動板9
5b(従動部)が一体回転可能に取着されている。
【0023】図3,4に示す前記フィルム引出し体23
に対する駆動伝達系Rの部分構成において、中央可動挟
持部38に連動する連動ワイヤ52と、左右両横可動挟
持部40に連動する連動ワイヤ53とは、それぞれ、チ
ューブ99,100に挿通され、この連動ワイヤ52,
53の一端部52a,53a側でこのチューブ99,1
00の一端部が固定されている。また、このチューブ9
9,100の他端部が前記トルク伝達変換部88,89
の付近で固定され、この他端部から引き出された連動ワ
イヤ52,53の他端部52b,53bがトルク伝達変
換部88,89の連動板95bに連結されている。
【0024】図5に示す前記後挟持部材28に対する駆
動伝達系Rの部分構成において、可動挟持体57に連動
する連動ワイヤ67がチューブ101に挿通され、この
連動ワイヤ67の一端部67a側でこのチューブ101
の一端部が固定されている。また、このチューブ101
の他端部が前記トルク伝達変換部90の付近で固定さ
れ、この他端部から引き出された連動ワイヤ67の他端
部67bがトルク伝達変換部90の連動板95bに連結
されている。
【0025】図6〜9に示す左右両横挟持部材29に対
する駆動伝達系Rの部分構成において、下側挟持体74
に連動する連動ワイヤ75がチューブ102に挿通さ
れ、この連動ワイヤ75の一端部75a側でこのチュー
ブ102の一端部が固定されている。また、この両チュ
ーブ102の他端部が前記両トルク伝達変換部91,9
2の付近で固定され、この両他端部から引き出された連
動ワイヤ75の他端部75bが両トルク伝達変換部9
1,92の連動板95bに連結されている。
【0026】前記各トルク伝達変換部88,89,9
0,91,92においては、連動板95bの外周に係止
ロッド103が連結され、この係止ロッド103の外周
に巻装された圧縮コイルばね104により、連動ワイヤ
52,53,67,75が緩む方向へ付勢されている。
【0027】また、前記各トルク伝達変換部88,8
9,90,91,92において連動板95bの外周に係
止凹部105が形成されているとともに、この各係止凹
部105に対応して一本の係止軸106が前記伝達軸9
7に対し平行に架設され、この各連動板95bの回動に
伴い、係止凹部105が係止軸106に係止されて連動
板95bが一定以上回動しないようになっている。
【0028】〔図10に示す駆動制御手段としてのコン
トローラ107について〕コントローラ107は制御ボ
ックス(図示せず)に内蔵され、この制御ボックスの外
側にはコントローラ107に接続された入力操作部10
8が設けられている。詳述しないが、このコントローラ
107は、中央処理装置(CPU)と、所定のプログラ
ム等を予め記憶した読出し専用メモリ(ROM)と、C
PUの演算結果等を一時記憶するランダムアクセスメモ
リ(RAM)と、予め記憶されたデータを保存するバッ
クアップRAM等を備え、これらと外部入力回路及び外
部出力回路とをバスにより接続してなる論理演算回路と
して構成されている。
【0029】そして、このコントローラ107は、図1
0に示すように、前記減速機付き電動モータ86や各ト
ルク伝達変換部88,89,90,91,92等(他は
図示せず)に接続され、入力操作部108による設定入
力データ(例えば、各トルク伝達変換部88,89,9
0,91,92に対する出力データとしての通電量や出
力入切タイミングとしての通電タイミング及び通電解除
タイミングや出力切換えタイミングとしての通電量切換
えタイミング等)に基づき、包装機全体を駆動制御し、
下記の包装が行われる。前記バックアップRAMには、
物品ごとに、コード番号、物品寸法、使用するフィルム
幅、通電量、通電タイミング、通電解除タイミング、通
電量切換えタイミング等の条件を記憶でき、コード番号
に基づき、記憶された条件で包装機を駆動制御すること
も可能である。
【0030】〔前記フイルム挟持装置27を中心とした
包装作用について〕図14に示す概略的タイミングチャ
ートを参照して包装作用を説明する。なお、図14中、
物品受台25とフイルム引出し体23と折込部材5,9
については経過時間に対する各部の動作状態を示し、中
央可動挟持部38と横可動挟持部40と下側挟持体74
と可動挟持体57については各部に対応するトルク伝達
変換部88,89,91,92 ,90への通電量を示
す。
【0031】(タイミングチャートA→Bの範囲)A位
置になる前においては、図1,3に示すフイルム引出し
体23が第一のフイルム給出部17に接近し始めてい
る。また、図4(a)(b)の想像線で示すように、こ
のフイルム引出し体23で中央可動挟持部38と左右両
横可動挟持部40とが固定挟持部36に対し開いてい
る。
【0032】A位置で、フイルム引出し体23が第一の
フイルム給出部17にほぼ至るとともに、図10,13
に示す両トルク伝達変換部88,89に通電されると、
減速機付き電動モータ86により伝達軸97とともに回
転する連結ボス93の回転駆動力が、連動リング95a
に対し所定トルクで出力される。そのため、図11,1
2に示す両連動板95bが圧縮コイルばね104の弾性
力に抗して回動し、両連動ワイヤ52,53を引く。そ
して、この両連動ワイヤ52,53を引く力は、図3,
4に示す両回動軸30と両摺動筒31とを介して両連動
ワイヤ48,49に伝達され、中央可動挟持部38と左
右両横可動挟持部40とが固定挟持部36に対し閉じ
る。従って、それらの間でフイルム21の前端縁21a
が挟持される。その後、フイルム引出し体23が第一の
フイルム給出部17から離れ、B位置で包装部Sにフイ
ルム21が引き出される。このフイルム21の引出し寸
法は物品26の前後方向寸法に応じて設定される。
【0033】A→Bの範囲で、物品26(図1参照)が
物品搬送コンベヤ24により最下降状態の物品受台25
に向けて移動し、物品受台25上で停止する。なお、例
えば、使用されるフイルムの幅サイズが小さい場合に
は、図1に示すように第一のフイルム給出部17がフイ
ルム給出位置Pに対応しているとともに、これに連動し
てフイルム折込装置1の両可動板2が図2に示すように
左右の折込部材5とともに狭い間隔Lで設定されてい
る。
【0034】(タイミングチャートB→Dの範囲)B位
置で、図10,13に示す各トルク伝達変換部90,9
1,92にも通電されると、連結ボス93の回転駆動力
が連動リング95aに対し所定トルクで出力される。そ
のため、図11,12に示す各連動板95bが圧縮コイ
ルばね104の弾性力に抗して回動し、各連動ワイヤ6
7,75を引く。そして、この連動ワイヤ67を引く力
は、図5に示す後挟持部材28で四節回転機構58に伝
達され、可動挟持体57が固定挟持体56に対し閉じ
る。従って、第一のフイルム給出部17の直前でフイル
ム21の後部(切断後の後端縁21b)がこの両挟持体
56,57間により挟持される。また、この両連動ワイ
ヤ75を引く力は、図6〜8に示す左右両横挟持部材2
9でレバー72に伝達され、下側挟持体74が上側挟持
体69の挟持部69aに対し閉じる。従って、フイルム
21の左右両端縁部21cがこの両挟持体69,74間
により挟持される。
【0035】一方、B位置で、物品受台25が上昇し始
め、カムホロア85が物品受台25とともに上昇して予
備伸長機構77におけるカム板81の外側カム溝83
(第一フイルム給出部17がフイルム給出位置Pに対応
している場合)に係入され、C位置で物品受台25の上
昇力によりカム溝83を押圧し始める。すると、カム板
81とブラケット71とを介して上側挟持体69が図
6,9に示す圧縮コイルばね80の弾性力に抗して下側
挟持体74とともに移動し、下記D位置に至る手前で左
右の左右両横挟持部材29間の間隔Lが最も広がる。従
って、フイルム21の左右両端縁21cが予備伸長され
る。
【0036】そして、前述したように前左右各端縁21
a,21c及び後部(切断後の後端縁21b)が挟持さ
れたフイルム21に向けて下側から物品受台25上の物
品26が上昇する。
【0037】下記D位置までは、前記予備伸長状態が維
持されているとともに、物品受台25がさらに上昇す
る。 (タイミングチャートD→Eの範囲)まず、D位置で、
トルク伝達変換部91,92に対する通電量が減少する
と、連結ボス93から連動リング95aに出力される所
定トルクも小さくなる。従って、左右両横挟持部材29
でフイルム21の左右両端縁21cを挟持する上下両挟
持体69,74の挟持力が小さくなる。
【0038】その後、前左右各端縁21a,21c及び
後部(切断後の後端縁21b)が挟持されたフイルム2
1の下側に物品受台25上の物品26が当たって上昇
し、フイルム21が伸長される。
【0039】(タイミングチャートE→Fの範囲)次
に、E位置においては、フイルム折込装置1で後折込部
材9が前折込部材14に向けて前進し、左右両折込部材
5が互いに閉じ始める。そして、物品受台25がさらに
上昇すると、物品受台25とともに上昇するカッター1
09(図1参照)により、フイルム21の後部(切断後
の後端縁21b)が後挟持部材28と第一のフイルム給
出部17との間で切断される。F位置で、物品受台25
が最も上昇すると、物品26の上側をフイルム21が覆
う。また、このF位置付近で、各折込部材5,9がフイ
ルム21に当接し始める。
【0040】(タイミングチャートF位置)前記F位置
では、トルク伝達変換部88,89,90に対する通電
量が減少すると、連結ボス93から連動リング95aに
出力される所定トルクも小さくなる。従って、フイルム
引出し体23で固定挟持部36と中央可動挟持部38及
び左右両横可動挟持部40とによりフイルム21の前端
縁21aを挟持する挟持力が小さくなるとともに、後挟
持部材28で固定挟持体56と可動挟持体57とにより
フイルム21の後端縁21bを挟持する挟持力が小さく
なる。
【0041】(タイミングチャートG位置)次に、G位
置においては、フイルム折込装置1の各折込部材5,9
が物品26の下側でフイルム21に対し次第にくい込
む。
【0042】この折込み動作と同調して、G位置で、ト
ルク伝達変換部90に対する通電が解除されると、連結
ボス93から連動リング95aに所定トルクが出力され
なくなる。そのため、連動板95bが圧縮コイルばね1
04の弾性力により回動して連動ワイヤ67が緩めら
れ、可動挟持体57が固定挟持体56に対し開く。従っ
て、フイルム21の後端縁21bに対する挟持が解除さ
れる。
【0043】(タイミングチャートH位置)次に、H位
置においては、フイルム折込装置1で後折込部材9及び
左右両折込部材5が物品26の下側にくい込んで物品2
6を受けるとともにフイルム21を折り込む。物品25
は下降し始める。
【0044】この折込み動作と同調して、H位置で、ト
ルク伝達変換部89,91,92に対する通電が解除さ
れると、連結ボス93から連動リング95aに所定トル
クが出力されなくなる。そのため、連動板95bが圧縮
コイルばね104の弾性力により回動して連動ワイヤ5
3,75が緩められ、左右両横可動挟持部40が固定挟
持部36に対し開くとともに、左右の下側挟持体74が
左右の上側挟持体69に対し開く。従って、フイルム2
1の前端縁21aの左右両部及び左右両端縁21cに対
する把持が解除される。
【0045】(タイミングチャートI位置)次に、I位
置においては、フイルム折込装置1で後折込部材9及び
左右両折込部材5が閉じ、物品26が後折込部材9上に
載せられた状態で、物品26の下側で三方からのフイル
ム21の折込みが完了する。そして、搬出ベルト16が
回転し始めると、物品26が搬出ベルト16により上方
から押さえられた状態で前方へ搬出され始め、前折込部
材14により物品26の下側に対するフイルム21の前
部折り込みが始まる。
【0046】この折込み動作と同調して、I位置で、ト
ルク伝達変換部88に対する通電が解除されると、連結
ボス93から連動リング95aに所定トルクが出力され
なくなる。そのため、連動板95bが圧縮コイルばね1
04の弾性力により回動して連動ワイヤ52が緩めら
れ、中央可動挟持部38が固定挟持部36に対し開く。
従って、フイルム21の前端縁21aの中央部に対する
把持が解除される。
【0047】(タイミングチャートI→Aの範囲)さら
に、搬出ベルト16が回転し、後折込部材9上に載せら
れた物品26がヒータ15に向けて搬出されてフイルム
21の前部折り込みが完了する。物品26はヒータ15
上でストッパ110(図1参照)により停止し、物品2
6の下側でフイルム21の重ね合わせ部が熱により密着
される。
【0048】(使用されるフイルムの幅サイズが大きい
場合)図1に示す第二のフイルム給出部18がフイルム
給出位置Pに対応するとともに、これに連動してフイル
ム折込装置1の左右両可動板2が左右の折込部材5とと
もに広い間隔Lで設定される。その場合、左右両横挟持
部材29の上下両挟持体69,74やカム板81やブラ
ケット71等も左右両可動板2とともに一体的に広げら
れる。カムホロア85が物品受台25とともに上昇する
と、このカムホロア85が予備伸長機構77におけるカ
ム板81の両カム溝83,84のうち内側のカム溝84
に係入され、前述した予備伸長動作が行われる。基本的
包装作用は前述した場合と同様であるが、各トルク伝達
変換部88,89,90,91,92に対する通電量、
通電タイミング、通電解除タイミング、通電量切換えタ
イミング等が物品26に応じて変更される。
【0049】本実施形態は下記(イ)〜(ヘ)の特徴
(後記する他の技術的思想以外)を有する。 (イ) 図10に示すように、駆動伝達手段87として
の各トルク伝達変換部88,89,90,91,92
は、減速機付き電動モータ86側から回転駆動力をフィ
ルム引出し部23(前挟持部材)や後挟持部材28や左
右両横挟持部材29側へ出力する際に、その出力をコン
トローラ107により制御できるものである。従って、
フィルム21に対する挟持力を容易に変更することがで
きる。
【0050】例えば、図14に示すタイミングチャート
において、フィルム引出し体23の中央可動挟持部38
及び左右両横可動挟持部40ではA→Fの範囲で、左右
両横挟持部材29の下側挟持体74ではB→Dの範囲
で、後挟持部材28の可動挟持体57ではB→Fの範囲
で、コイル98(図13参照)への励磁電流量である通
電量をTm に増加している。従って、前述したように、
フィルム引出し体23によりフィルム21が包装部Sに
引き出される場合、物品26の上昇によりフィルム21
が伸長される場合、並びに、予備伸長機構77によりフ
ィルム21が予備伸長される場合に、フィルム前端縁2
1aとフィルム後部(切断後の後端縁21b)とフィル
ム左右両端縁21cに対する挟持力は、それらが抜けな
いように設定されるので、フィルム21に十分な張りを
与えることができる。
【0051】また、図14に示すタイミングチャートに
おいて、フィルム引出し体23の中央可動挟持部38で
はF→Iの範囲で、フィルム引出し体23の左右両横可
動挟持部40ではF→Hの範囲で、左右両横挟持部材2
9の下側挟持体74ではD→Hの範囲で、後挟持部材2
8の可動挟持体57ではF→Gの範囲で、コイル98へ
の励磁電流量である通電量をTs に減少させている。従
って、前述したように、各折込部材5,9,14がフィ
ルム21に当接して折り込む際に、前記フィルム前端縁
21aとフィルム後部(切断後の後端縁21b)とフィ
ルム左右両端縁21cに対する挟持力は、それらが抜け
得るように設定されるので、物品26やフィルム21の
損傷を防止することができる。
【0052】(ロ) 上記駆動伝達手段87は、減速機
付き電動モータ86側からの回転駆動力をフィルム引出
し体23(前挟持部材)や後挟持部材28や左右両横挟
持部材29側へ出力する際に、通電量、通電タイミン
グ、通電解除タイミング、通電量切換えタイミングをコ
ントローラ107により制御できるものである。例え
ば、図14に示すタイミングチャートにおいては、A位
置とB位置とD位置とF〜I位置とで、通電量、通電タ
イミング、通電解除タイミング、通電量切換えタイミン
グの制御を行っている。従って、これらの制御が容易に
なり、物品26に応じてさらに正確なフィルム張り調整
が可能となる。
【0053】(ハ) 上記(イ)の各トルク伝達変換部
88,89,90,91,92にあっては、連結ボス9
3と連動リング95aとを連動し得る電気的伝達媒体と
しての磁性粉体(間隙96内に充填)を利用している。
このような磁性粉体方式では、静トルクと動トルクとに
差がなく、安定したトルクを得ることができる。また、
スリップ回転の大小にかかわらず伝達トルクはたえず一
定していることはもちろん、反復運転時にも極めて安定
している。
【0054】(ニ) 駆動源としての減速機付き電動モ
ータ86を直接制御せず、駆動伝達系Rの途中にある駆
動伝達手段87を制御している。従って、フィルム引出
し体23(前挟持部材)や後挟持部材28や左右両横挟
持部材29などの制御対象が複数あってそれらの制御条
件(通電量、通電タイミング、通電解除タイミング、通
電量切換えタイミング)が異なる場合でも、一つの減速
機付き電動モータ86を各制御対象に対する駆動源とし
て兼用でき、フィルム挟持装置27の構造を簡単にする
ことができる。
【0055】(ホ) 相対向する左右両横挟持部材29
により挟持されたフィルム21を伸長し得る予備伸長機
構77を備えている。従って、包装後のフィルム21に
十分な張りを有する良好な包装状態を得ることができ
る。
【0056】(へ) 上記予備伸長機構77による左右
両横挟持部材29の予備伸長動作に対応して駆動伝達手
段87をコントローラ107により制御している。従っ
て、この予備伸長動作によりフィルム21に大きな伸長
力が加えられた場合でも、駆動伝達手段87の制御(通
電量、通電タイミング、通電解除タイミング、通電量切
換えタイミング)により、物品26やフィルム21の損
傷を防止するとともに、包装後のフィルム21に十分な
張りを有する良好な包装状態を得ることができる。
【0057】前記実施形態以外にも下記(イ)〜(ロ)
のように構成してもよい。 (イ) フィルム引出し方向Qに対し直交する方向の両
側にある両横挟持部材29に予備伸長機構77を設ける
ばかりではなく、フィルム引出し方向Qの両側にあるフ
ィルム引出し体23(前挟持部材)や後挟持部材28に
も同様な予備伸長機構を設ける。
【0058】(ロ) フィルム引出し体23によるフィ
ルム供給装置に代えて、ベルト搬送によるフィルム供給
装置に変更する。 〔他の技術的思想〕各実施形態から把握できる技術的思
想(請求項以外)を効果と共に記載する。
【0059】(イ) 請求項1または請求項2または請
求項3に記載した駆動伝達手段(87)は、駆動源(8
6)側から駆動力が伝達される原動部(93)と、この
原動部(93)からの駆動力を挟持部材(23,28,
29)側へ伝達する従動部(95a,95b)と、この
原動部(93)と従動部(95a,95b)とを連動し
得る電気的伝達媒体(間隙96内の磁性粉体)と、この
電気的伝達媒体(96)を制御する電気的制御部(9
8)とを備え、この電気的伝達媒体(96)は、電気的
制御部(98)に印加される電気的信号に応じて原動部
(93)から従動部(95a,95b)への伝達駆動力
(出力)を変更できるものである。従って、フィルム
(21)に対する挟持力を容易に変更することができ
る。
【0060】(ロ) 請求項1または請求項2または請
求項3または上記(イ)において、フィルム折込み動作
に対応して挟持部材(23,28,29)によるフィル
ム挟持力を小さくするように、駆動源(86)側からの
駆動力を挟持部材(23,28,29)側へ伝達する出
力を制御する駆動制御手段(107)を備えた。従っ
て、物品(26)やフィルム(21)の損傷を防止する
ことができる。
【0061】(ハ) 請求項3において、予備伸長動作
終了後に挟持部材(23,28,29)によるフィルム
挟持力を小さくするように、駆動源(86)側からの駆
動力を挟持部材(23,28,29)側へ伝達する出力
を制御する駆動制御手段(107)を備えた。従って、
物品(26)やフィルム(21)の損傷を防止すること
ができる。
【0062】(ニ) 請求項3において、予備伸長動作
終了後にフィルム折込み動作に対応して挟持部材(2
3,28,29)によるフィルム挟持力を小さくするよ
うに、駆動源(86)側からの駆動力を挟持部材(2
3,28,29)側へ伝達する出力を制御する駆動制御
手段(107)を備えた。従って、物品(26)やフィ
ルム(21)の損傷を防止することができる。
【0063】(ホ) 請求項3において、予備伸長機構
(77)は、互いに接近離間可能に支持した両挟持部材
(29)と、物品(26)を載せて包装部(S)へ上昇
する物品受台(25)に連動してこの両挟持部材(2
9)の間隔(L)を広げる手段(カム板81のカム溝8
3,84やカムホロア85や圧縮コイルばね80などか
らなるカム機構)とを備えた。従って、フィルム(2
1)に十分な張りを持たせた状態で折込みを行うことが
できる。
【0064】
【発明の効果】本発明にかかるストレッチフィルム包装
機によれば、物品やフィルムの損傷を防止するととも
に、包装後のフィルムに十分な張りを有する良好な包装
状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態にかかるストレッチフィルム包装
機を示す概略側断面図である。
【図2】 同包装機のフィルム折込装置を示す一部切欠
き平面図である。
【図3】 同包装機のフィルム引出し体等を示す一部切
欠き平面図である。
【図4】 (a)は図3のX1 ーX1 線部分拡大断面図
であり、(b)は図3のX2 ーX2 線部分拡大断面図で
あり、(c)は図3のX3 ーX3 線部分拡大断面図であ
る。
【図5】 上記包装機の後挟持部材等を示す図1のYー
Y線部分拡大断面図である。
【図6】 上記包装機の左右両横挟持部材及び予備伸長
機構等を示す図1の部分拡大平面図である。
【図7】 図6のZ1 ーZ1 線部分拡大断面図である。
【図8】 図6のZ2 ーZ2 線部分断面図である。
【図9】 図6のZ3 ーZ3 線部分拡大断面図である。
【図10】 駆動伝達系の各駆動伝達手段等を示す部分
拡大平面図である。
【図11】 同じく部分拡大正面図である。
【図12】 各駆動伝達手段を示す部分拡大断面図であ
る。
【図13】 各駆動伝達手段を示す部分拡大断面図であ
る。
【図14】 タイミングチャートである。
【符号の説明】
21…フィルム、23…フィルム引出し体(前挟持部
材)、26…物品、28…後挟持部材、29…左右の横
挟持部材、77…予備伸長機構、86…駆動源としての
減速機付き電動モータ、87…駆動伝達手段、107…
駆動制御手段としてのコントローラ、R…駆動伝達系。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大平 浩二 愛知県名古屋市西区中小田井4丁目380 番地 株式会社 フジキカイ 名古屋工 場内 (56)参考文献 特開 平5−319402(JP,A) 特開 昭61−287508(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 11/00 - 11/58 B65B 49/00 - 49/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム端縁(21a,21b,21
    c)が挟持された状態で物品(26)の上側を覆った供
    給フィルム(21)を物品(26)の下側へ折り込んで
    物品(26)を包装するストレッチフィルム包装機にお
    いて、 前記フィルム端縁(21a,21b,21c)を挟持す
    る状態と挟持解除する状態とを取り得るように駆動する
    挟持部材(23,28,29)と、この挟持部材(2
    3,28,29)を駆動させる駆動源(86)と、この
    駆動源(86)から挟持部材(23,28,29)への
    駆動伝達系(R)に設けた駆動伝達手段(87)とを有
    し、 この駆動伝達手段(87)は、前記駆動源(86)側か
    らの駆動力を挟持部材(23,28,29)側へ出力す
    る際にその出力を駆動制御手段(107)により制御で
    きるものであることを特徴とするストレッチフィルム包
    装機におけるフィルム挟持装置。
  2. 【請求項2】 動伝達手段(87)は、駆動源(8
    6)側からの駆動力を挟持部材(23,28,29)側
    へ出力する際に、その出力入切タイミング及び出力切換
    えタイミングを駆動制御手段(107)により制御でき
    るものであることを特徴とする請求項1に記載のストレ
    ッチフィルム包装機におけるフィルム挟持装置。
  3. 【請求項3】 相対向両フィルム端縁(21c)が相対
    向両挟持部材(29)により挟持された供給フィルム
    (21)を伸長し得るようにこの両挟持部材(29)の
    間隔(L)を調節できる予備伸長機構(77)と、 この予備伸長機構(77)による両挟持部材(29)の
    予備伸長動作に対応して駆動伝達手段(87)を制御す
    る駆動制御手段(107)とを備えたことを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のストレッチフィルム包
    装機におけるフィルム挟持装置。
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